JPH049355Y2 - - Google Patents

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JPH049355Y2
JPH049355Y2 JP1987189015U JP18901587U JPH049355Y2 JP H049355 Y2 JPH049355 Y2 JP H049355Y2 JP 1987189015 U JP1987189015 U JP 1987189015U JP 18901587 U JP18901587 U JP 18901587U JP H049355 Y2 JPH049355 Y2 JP H049355Y2
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、パネル連結構造に関し、より詳細
には、例えば、密閉性が要求される容器の側壁同
士を結合し、これら容器のコーナを形成するのに
有用なパネル連結構造に関する。
<従来技術> 従来から、要冷蔵物の運搬及び貯蔵に供される
容器としては、例えば、保冷用コンテナが知られ
ている。このようなコンテナは、その使用目的の
特殊性から、各結合部分に対して十分な密閉性が
要求されており、組立てに際しては、底板と側
板、側板同士、及び側板と天板等を結合するため
に、釘止め、ビス止め、或いは接着剤による接着
等に加えて、これらの結合部分を十分に密閉する
ためのシール手段が施されている。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、結合部分の密閉性を高め、密閉状態
をできるだけ確実なものにしておくには、設備や
道具が完備している工場での組立てが好ましい。
しかし、これでは、容器が嵩高くなつて使用場所
への輸送その他不使用時の取扱いに不便であるこ
とから、近年、使用場所において迅速且つ簡単に
組立てることができ、又は分解できるコンテナの
供給が要請されている。
しかしながら、設備や道具が揃いにくい現場で
の、人手によるこうした容器の組立てでは、特
に、立設させねばならない側板同士の結合が予想
以上に困難であることから、作業能率の低下を招
き、結合部分における密閉性を確保しにくいとう
問題がある。しかも、容器の軽量化などにより、
側板が薄肉に設けられ、或いは比較的柔軟な板材
により形成されている場合には、負荷の応力が側
板同士の結合部分に集中し、コーナの結合部分を
変形させることがあることから、相当頑丈なシー
ル手段を施しておかねばならず、それだけ複雑且
つ結合力のいる構造となり、人手による組立て作
業だけでは、コーナ結合部分において十分な密閉
性を確保することは極めて困難なことであつた。
<目的> この考案は上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、コンテナ等のコーナ部分の組立て、分解を
迅速且つ容易に行なえると共に、コーナ結合部分
に十分な密閉性を確保できるパネル連結構造を提
供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するためのこの考案のパネル連
結構造としては、相隣るパネルの互いに隣接する
端部を結合してコーナを形成するパネル連結構造
において、相隣るパネルの互いに隣接する端部を
結合してコーナを形成するパネル連結構造であつ
て、コーナにて互に突き合わされた対向面部を有
する一対のコーナ部材をパネル端部にそれぞれ別
個に装着してあり、上記パネル端部に装着した一
対のコーナ部材には、連結部材を取付けてあり、
該連結部材は、コーナの外方側より連結部材に差
し込まれた締付けボルトを、上記一対のコーナ部
材間に係着させた締付けナツトに螺合させ、且つ
一対の両側部を、上記両コーナ部材の外方側から
当接させることによりコーナ部材に取付けられて
おり、連結部材の締付けボルトの回動により上記
締付けナツトを連結部材側に移動させて一対のコ
ーナ部材を連結部材側に引きつけるとともにコー
ナ部材の外方側に当接させた連結部材の両側部を
コーナ部材に圧接させて、パネル同士を近接さ
せ、上記相隣るパネル間のコーナを形成してあ
り、さらにコーナ部材間に形成した上記対向面部
を相互に密閉状になるように押し合わせてなるも
のである。
<作用> 上記構成のパネル連結構造によれば、相隣るパ
ネルの互いに隣接する端部に一対のコーナ部材が
それぞれ別個に装着され、両コーナ部材の対向面
部が互に突き合わされてコーナ部を形成してお
り、これらコーナ部材の両外面部に連結部材が角
部を中心に股がるようにして取り付けられている
状態において、連結部材に取り付けられ且つコー
ナにて突き合わされた状態にある上記両コーナ部
材に係着している締付け部材を締め付けると、上
記両コーナ部材を容易に連結部材側に引きつける
ことができる。しかも、連結部材の中央部分が上
記コーナに対応した凹入角部を有していることか
ら、両コーナ部材の外面部を連結部材に沿わせ
て、中央部の凹入角部側に更に引き付けることが
できる。
このとき、両コーナ部材の対向面部を相互に押
し合わせることができ、両コーナ部材間が十分に
密閉されるように設けることができる。同時に、
両コーナ部材のコーナ内側部分に応力集中が起こ
り、ここに両コーナ部材間の密接着をより完全な
ものとすることができる。
<実施例> 以下実施例を示す添付図面によつて詳細に説明
する。第1図は、この考案に係るパネル連結構造
Aを介して組み付けられた保冷用コンテナの平断
面図、第2図は同縦断面図である。
第1図及び第2図において、保冷用コンテナ
は、底板1の各側縁に起立させたパネルとしての
側板2,2同士、側板2,6同士を、コーナ形成
のためのパネル連結構造Aを介して連結し、架台
5上に分解可能に枠組みされているものであり、
これに天板3が組み付けられて、その全体形状と
しては方形に形成されているものである。ここに
側板2は保冷用コンテナの後部側壁及び左右側壁
として用いられ、側板6は同コンテナの前部開閉
扉部として機能するものである。
天板3、側板2、側板6の一部パネル部分6a
及び底板1については、金属製、木製、紙製、合
成樹脂製の各単独のもの、或いは、これらが適宜
積層されたものよりなり、断熱性に優れたものが
使用される。この実施例では、適宜対向配置され
て表面層を形成する金属薄板31,21,61及
び11と、この金属薄板31,31,21,2
1,61,61及び11,11間に積層されてパ
ネル部分の芯材を構成する合成樹脂の発砲体層3
2,22,62及び12とにより形成されたもの
(積水化成品工業株式会社製;商品名FMパネル)
が使用されている。
なお、発砲体層32,22,62,12として
は、耐熱性に優れると共に、自己接着性のよいス
チレン−無水マレイン酸共重合体樹脂からなる発
砲体が選ばれ、金属薄板31,21,61,11
としては、アルミ板、銅板、ステンレス板等の何
れかが選ばれている。
次いで、第3図を参照して、上記パネル連結構
造Aを説明する。ここでは、例えば、相隣る側板
2,2の互いに隣接する端部2a,2b間に介在
して、保冷用コンテナの側壁部分のコーナとなる
場合を示している。なお、端部2a,2bには、
側板2の上端から下端にかけて、側板2を補強す
るため及び、後述のコーナ部材4を例えば止定手
段としてのねじ締め7により取り付け易くするた
めの端部材81が密接状に被着されている。但
し、コーナ部材4が側板2の端部2a,2bに直
接、密接着可能に取り付けられる場合には、上記
端部材81は省略される。
第3図において、パネル連結構造Aは、コーナ
にて互に突き合せ可能の対向面部41を有する一
対のコーナ部材4,4と、コーナにて互いに突き
合わされた上記コーナ部材4,4に股がるように
して取り付けられる連結部材9と、連結部材9に
取り付けられ、締め付けにより上記両コーナ部材
4を、例えば同時に連結部材9側に引きつける締
付け部材10とを具備している。
上記端部材81、コーナ部材4、連結部材9及
び締付け部材10は、保冷用コンテナの枠部とし
ても機能することから、アルミ、鉄、ステンレス
等の金属部材又は、硬質のプラスチツク部材が好
ましい。合成樹脂としては、成形寸法精度、繰り
返し使用による疲労強度等を考慮すると、ポリプ
ロピレン樹脂を採用するのが好ましいが、ポリエ
チレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の他の合成樹
脂も採用することができる。
一対のコーナ部材4,4は、側板2の上端から
下端に沿つて設けられており、上端にて開口し且
つ中空に形成されてある角筒部材を半割した形状
に形成され、上記対向面部41を対面させた状態
で鏡面対称となるように形成されている。
コーナ部材4には、側板2に装着された端部材
81に対向すべく、対向面部41に対して略45°
の角度で屈曲された取付け面部42と、取付け面
部42に対し直角に屈曲され、コーナ部材4が端
部材81にねじ付け7られたとき、コンテナの外
面とほぼ面一となる外面部43と、外面部43か
ら延長され、外面部43に対してコーナの面取り
状に屈曲されると共に、中空内側に係止段部45
を設けた鍔部44が形成されている。
一方のコーナ部材4の係止段部45は、突き合
わせにより密接着する対向コーナ部材4の係止段
部45と協働して、後述する締付け部材10の締
付けナツト102の回り止めとして働くものであ
る。また、鍔部44は、コーナ部材4,4同士の
突き合わせにより密着する対向コーナ部材4の鍔
部44との間に、締付け部材10の締付けボルト
101の軸径より若干大きめの間〓が形成される
よう、上記外面部43からの突出長さが設定され
ているものである。
なお、コーナ部材4の対向面部41のコーナ内
側には、パツキング13が装備されており、この
パツキング13としては、上記と同じくコーナ部
材4,4同士の突き合わせにより密接着した対向
コーナ部材4のパツキング13と協働して、コー
ナにおける結合部分をより有効にシールするため
のものである。
連結部材9は、側板2の上端から下端に沿うと
共に、上記側板2の上端より若干上方に突き出る
ように設けられている。これは、天板1を組み付
けたとき、天板1の各角部をこの連結部材9の突
出部分に係合させて取り付け易くするためであ
る。また、連結部材9は、コーナに対応する略
90°の角度に屈曲されると共に、この角度を中心
にして、両側部91,91が左右対称となるよう
に形成されている。この角度には、突き合わせら
れたコーナ部材4,4の両鍔部44,44に対応
した面取り部92が形成されており、締付け部材
10の締付けボルト101が取り付けられてい
る。なお、両側部91,91は、コーナ部材4,
4がコーナにて互いに突き合わされた状態におい
て、コーナ部材4,4の両外面部43,43に股
がつて取り付けられるように設けられている。
締付け部材10は、面取り部92に外部より直
交して差し込まれると共に、回動可能で且つ抜け
落ち不能に取り付けられる締め付けボルト101
と、該締め付けボルト101に連結部材9を挾ん
で内側から嵌め込まれる締め付けナツト102と
により構成されており、締め付けボルト101
は、連結部材9の内側にて、止め輪93により止
定されている。なお、締め付けナツト102の大
きさについては、突き合わされた状態にある両コ
ーナ部材4,4の鍔部44,44に例えば同等に
係着できように調整されている。また、図中の符
号103は座金である。
次いで、第4図〜第7図に、側板2の上下端部
2c,2d、天板3の周縁端部3a、側板6の側
端部6b、底板1の周縁端部1a及びヒンジ部1
bの各端部構造を拡大して示す。
第4図において、側板6の側端部6bは、パネ
ル部分6aの側端に結合された扉開閉用のヒンジ
構造を具備している(第1図参照)。即ち、開閉
扉としてのパネル部分6aの側端には、ヒンジ6
3の一方の揺動片63aを固着した端部材82が
被着されており、ヒンジ63の他方の揺動片63
bは、扉開閉枠6cに固着されている。この扉開
閉枠6cに、上記側板2側に取り付けられてある
コーナ部材4と対応するコーナ部材4が取り付け
られている。なお、扉開閉枠6cのコンテナ内面
側には、例えば、外方向へ開くように設けられた
パネル部分6aが閉じた状態にあるとき、このパ
ネル部分6aの内側面にヒンジ63を越えて延長
される突片6dが形成されており、この突片6d
には、パネル部分6aが閉じられたとき、パネル
部分6aの内側面に圧接着してシールするパツキ
ング6eが取り付けられている。
第5図に示すように、側板2の上端部2cと天
板3の周縁端部3aには、上記端部材81と同形
状の端部材83,84が被着されており、このう
ち、端部材83には、天板3に対するパツキング
2eが装着されている。
そして、第6図から分かるように、側板2の下
端部2dには、側板2の厚み方向であつて、下端
に向けて拡張されたテーパ面を有する端部材85
が被着されており、また底板1の周縁端部1aに
は、端部材85のテーパ面に対応し、底板1の厚
み方向であつて、上端に向けて傾斜したテーパ面
を有する端部材86が被着されている。なお、端
部材85に形成されたテーパ面は、枠組みされた
側板2が、このテーパ面に対応して架台5の側端
縁に若干の角度内側に傾けられて立設されたスト
ツパ5aと、底板1の端部材86とにより挾着止
定され、容易に上方へ抜けることがないように機
能するものである。両端部材85,86には、双
方の各対応部分への組み付きが密閉状に設けられ
るためのパツキング2f,1cが装着されてい
る。
なお、側板6の上下端には、図示は省略する
が、第5図、第6図で示した端部材と同様の端部
材が装着されている。
第7図では、底板1のヒンジ部1bを示してお
り、底板1は、中央部に設けられたこのヒンジ部
1bにより、2つ折り可能に形成されている。そ
して、ヒンジ部1bの双方の揺動片を取り付けた
底板1の各折曲げ端部1e,1eには、底板1を
伸長させた際に、折曲げ部分をシールするための
パツキング1d,1dが装着されている。
次に、第8図〜第11図を参照して、保冷用コ
ンテナの組立てと共に、上記構成よりなるパネル
連結構造Aの機能につき説明する。
まず、第8図に示すように、両側端部2a,2
bにコーナ部材4を、上下端部2c,2dに端部
材83,85を夫々ねじ付けにより取り付けた3
枚の側板2と、両側端部6b,6bにコーナ部材
4を、上下端部に端部材83,85と同様の端部
材を夫々ねじ付けにより取り付けた1枚の側板1
と、上記3枚の側板2と、1枚の側板1とを適宜
コーナにて結合させる4枚の連結部材9と、1台
の架台5と、1枚の底板1、天板3とを用意す
る。
そして、組立順序としては、第9図に示すよう
に、夫々の側板2を、架台5の後部とその両側部
上に直立させ、且つ側板2の下端部2d側を架台
5のストツパ5aに内側から押し当てるようにし
て架台5に載置する(第6図参照)。この場合、
第3図示すように、相隣る側板2,2の互いに隣
接する端部2a,2bに取り付けてある一対のコ
ーナ部材4,4を架台5の所定のコーナにおいて
対応合致させ、コーナ部材4,4の両対向面部4
1,41を互いに突き合わせる。
このとき、該コーナには、上記一対のコーナ部
材4,4により、上端開口で且つ中空の略角筒状
部を形成することができ、しかも、互いに向かい
合つた鍔部44,44間には、上端から下端にか
けて所定幅のスリツトを設けることができる。即
ち、鍔部44,44により形成される。いわゆる
コーナの面取り部分には、連結部材9に取り付け
られている締付けボルト101を上端から水平状
態で嵌め入れ自在のスリツトを設けることができ
ることになる。
次いで、このようにして形成したコーナに連結
部材9を装着し、両コーナ部材4,4を連結す
る。連結部材9をコーナ部へ装着する仕方として
は、第9図の矢印Bに示すように、連結部材9の
下端を、両コーナ部材4,4により形成されたコ
ーナ部の上端部へ隣接させ、両コーナ部材4,4
の上方から差し込むようにする。
この場合、第3図から分かるように、締付け部
材10の締付けナツト102を両コーナ部材4,
4の鍔部44,44と係止段部45,45とによ
り形成される凹部に嵌め込み、同時に、コーナの
面取り部分に形成されたスリツトに締付け部材1
0の締付けボルト101を上方から嵌め込む。そ
して、連結部材9をコーナ部材4,4に、その両
側部91,91がコーナ部材4,4の両外面部4
3,43に角部を中心に股がるようにして、取り
付ける。
この状態においては、締付けナツト102をコ
ーナにて突き合わされている両コーナ部材4,4
に同等に係着させることができるので、締付けボ
ルト101を締め付けると、上記両コーナ部材
4,4を、同時に且つ容易に、連結部材9側に引
きつけることができる。しかも、連結部材9の中
央部分が上記コーナに対応した凹入角部を有して
いることから、両コーナ部材4,4の外面部4
3,43を連結部材9に沿わせて中央部の凹入角
部側に更に引き付けることができる。尚、締付け
ボルト101の締付けに際しては、締付けナツト
102が係止段部45,45に係合することにな
るので、締付けナツト102の共回りを防止する
ことができ、締付けの作業性をよくすることがで
きる。
このとき、両コーナ部材4,4の対向面部4
1,41を相互に押し合わせることができ、両コ
ーナ部材4,4間が十分に密閉されるように設け
ることができる。同時に、両コーナ部材4,4の
コーナ内側部分に応力集中が起り、ここに両コー
ナ部材4,4間の密接着をより完全にすることが
できる。
続いて、側板6を架台5の前部に立設させ、上
記側板2,2同士の場合と同様にして、両側に相
隣る側板2,2の互いに隣接する端部と、パネル
連結構造Aを介して連結固定する。
こうして、3枚の側板2と、前部開閉扉として
の1枚の側板6とをパネル連結構造Aにより組み
付けて連結固定し、架台5上に載置することがで
きる。そして、これら側板2,6により囲まれた
枠組み内底へ底板1を嵌め込む(第9図参照)。
底板1としては、ヒンジ部1bにより2つ折り
可能となつていることから(第7図参照)、枠組
み内底への弾発伸長止定が可能となり、内底に対
しての組付け、取外しが容易となる。そして、組
付けに際しては、第6図から分かるように、側板
2の下端が下方に拡がるテーパ形状となつてお
り、底板1の周縁部にこのテーパ面に対応すべく
上端に向けて傾斜するテーパ面が設けられている
ことから、枠組みされた側板2の下端を、上記テ
ーパ面に対応して立設されたストツパ5aと、底
板1の周縁部とで協働し、上方へ容易に抜けない
ように挾着止定することができ、よつて相対的
に、側板2との密閉性を良好にすることができ
る。
そして最後に、第9図に示すように、天板3を
側板2,6により囲まれた枠組みの上端部に被
せ、公知の取外し可能の取付け手段を介して、密
閉性良く取り付ける。
第10図に、こうして組み立てた保冷用コンテ
ナを斜視図で示し、第11図に、ねじ付けにより
組み立てられていた各パネル部材を、分解後、
夫々揃えて積み重ねてある状態を示す。
なお、第9図に示すように、底板1には、かけ
紐1fが取り付けられており、第11図に示した
ように、天板3,底板1,側板2及び側板6を
夫々分解して架台5上に積み重ねたものを縛るの
に有用となる。
かくして、上記実施例では、この考案に係るパ
ネル連結構造Aを保冷用コンテナの側壁部に用い
た場合について説明した。しかしながら、このほ
か、このパネル連結構造Aは、保冷用コンテナの
天板と側板、側板と底板とのコーナ結合に適用す
ることができることは言うに及ばず、間仕切り
や、簡易組立てハウス等のコーナ結合にも装備す
ることができる等、この考案の要旨を変更しない
範囲で種々の設計変更を施すことができる。
<考案の効果> 以上のように、この考案のパネル連結構造によ
れば、コーナにて突き合わされてある両コーナ部
材に係脱可能に係着している締付け部材を締めつ
けるだけで、上記両コーナ部材を連結部材側に引
きつけることができ、しかも、両コーナ部材の外
面部を連結部材に沿わせて、中心となる凹入角部
側に更に引き付けることができるので、両コーナ
部材の対向面部を相互に且つ強固に突き合わせる
ことができ、両コーナ部材間を十分に密閉するこ
とができる。同時に、両コーナ部材のコーナ内側
部分に応力集中を生じさせ、両コーナ部材間の密
接着をより完全にすることができる。
そして、一対のコーナ部材、連結部材およびボ
ルト・ナツトからなる締結部材にて、コーナを形
成するものゆえ、非常にシンプル且つ安価な構成
にてパネルの連結構造を提供できるものとなる。
従つて、コンテナ等のコーナ結合部分の組立
て、分解を迅速且つ容易に行なえると共に、コー
ナ結合部分に十分な密閉性を確保することができ
る一方、負荷により変形しやすい薄い段ボールや
合成樹脂発砲板等よりなる容器のコーナ結合にも
十分な密着性を付与することができるという特有
の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るパネル連結構造を介し
て組み付けられた保冷用コンテナの平断面図、第
2図は同縦断面図、第3図はパネル連結構造の分
解状態を示す要部拡大平断面図、第4〜第7図は
パネル連結構造の要部拡大平断面図、第8図〜第
10図はパネル連結構造を備えた保冷用コンテナ
の組立て状態を示す斜視図、第11図は分解され
た保冷用コンテナの収納状態を示す側面図であ
る。 2,6……側板、4……コーナ部材、7……ね
じ締め、9……連結部材部、10……締付け部
材、A……パネル連結構造。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 相隣るパネルの互いに隣接する端部を結合し
    てコーナを形成するパネル連結構造であつて、
    コーナにて互に突き合わされた対向面部を有す
    る一対のコーナ部材をパネル端部にそれぞれ別
    個に装着してあり、上記パネル端部に装着した
    一対のコーナ部材には、連結部材を取付けてあ
    り、該連結部材は、コーナの外方側より連結部
    材に差し込まれた締付けボルトを、上記一対の
    コーナ部材間に係着させた締付けナツトに螺合
    させ、且つ一対の両側部を、上記両コーナ部材
    の外方側から当接させることによりコーナ部材
    に取付けられており、連結部材の締付けボルト
    の回動により上記締付けナツトを連結部材側に
    移動させて一対のコーナ部材を連結部材側に引
    きつけるとともにコーナ部材の外方側に当接さ
    せた連結部材の両側部をコーナ部材に圧接させ
    て、パネル同士を近接させ、上記相隣るパネル
    間のコーナを形成してあり、さらにコーナ部材
    間に形成した上記対向面部を相互に密閉状にな
    るように押し合わせてあることを特徴とするパ
    ネル連結構造。 2 一対のコーナ部材の少なくとも一方の対向面
    部の所定部が、コーナをシールするためのパツ
    キングを備えたものである上記実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のパネル連結構造。
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