JPH05101378A - 磁気記録ハード・デイスク及びその製造方法並びに薄膜磁気記録層の磁性を制御する方法 - Google Patents

磁気記録ハード・デイスク及びその製造方法並びに薄膜磁気記録層の磁性を制御する方法

Info

Publication number
JPH05101378A
JPH05101378A JP4076992A JP7699292A JPH05101378A JP H05101378 A JPH05101378 A JP H05101378A JP 4076992 A JP4076992 A JP 4076992A JP 7699292 A JP7699292 A JP 7699292A JP H05101378 A JPH05101378 A JP H05101378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
layer
underlayer
chromium
nitrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4076992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2536993B2 (ja
Inventor
David A Edmonson
デビツド・アルボイド・エドモンソン
Kenneth E Johnson
ケネス・エドモンド・ジヨンソン
James J Mayerle
ジエイムス・ジヨセフ・メイヤール
Arthur Carl Wall
アーサー・カール・ウオール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH05101378A publication Critical patent/JPH05101378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536993B2 publication Critical patent/JP2536993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/851Coating a support with a magnetic layer by sputtering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/34Sputtering
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/73Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
    • G11B5/736Non-magnetic layer under a soft magnetic layer, e.g. between a substrate and a soft magnetic underlayer [SUL] or a keeper layer
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/73Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
    • G11B5/7368Non-polymeric layer under the lowermost magnetic recording layer
    • G11B5/7373Non-magnetic single underlayer comprising chromium
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/73Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
    • G11B5/739Magnetic recording media substrates
    • G11B5/73911Inorganic substrates
    • G11B5/73913Composites or coated substrates
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/74Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
    • G11B5/82Disk carriers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気層自体を付着するプロセスの制御とは独
立的に、コバルト基材薄膜の磁気記録層の磁気特性を制
御する方法が提供される。 【構成】 本発明によれば、磁気層が後で付着されるク
ロム基材下層の真空付着プロセス(スパッタリング・プ
ロセスまたは蒸着プロセス)の間、該プロセスと共用可
能なドーパント気体をアルゴン雰囲気中に導入すること
により、上記の目的が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理の分野に関
し、特に薄膜磁気記録媒体、例えばディスク・ファイル
または直接アクセス記憶装置(DASD)の製造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気記録層の磁気特性は、固定即ち
ハード記録ディスクの如き磁気媒体が従来のデータ処理
装置において使用される如くディジタル・データの高密
度記憶において有効であるように厳密に制御されねばな
らない。
【0003】磁気材料のヒステリシス・ループの記述の
ため使用される如き薄膜磁気記録層の例示的な磁気特性
は、保磁度(Hc)、残留磁気(Mr)、残留磁気厚さ積
(MrT)、方形比(S)および保磁度方形比(S*)で
ある。
【0004】薄膜磁気記録媒体の製造における目標は、
媒体が使用されるデータ処理装置の読出し/書込み変換
ヘッドと比肩し得、かつ実際に要求されるバルク磁気特
性を得ることである。例えば、磁気膜の保磁度は、磁気
膜内部の磁化方向を反転させるため変換ヘッドに要求さ
れる磁気膜の有効度である。
【0005】当技術においては、薄膜磁気媒体の磁気特
性を制御するため多くの手段が実施されてきた。事例と
しては、薄膜磁気層直下の異なる材質の使用(例えば、
磁気下層の使用)、磁気層の厚さの変化、および磁気層
における異なる磁気合金の使用である。しかし、当技術
は、一般に、変更不能な組をなす材料および厚さの要件
が磁気層に対して規定される時、薄膜磁気層のバルク磁
気特性の制御に成功しなかった。そのあり得る例外は、
ディスク基層の種々の予熱を用いることであった。しか
し、この予熱ステップは、ディスクの残留磁気または歪
みに対する他の不整合を招くおそれがある。
【0006】参考のため本文に引用される米国特許第
4,749,459号は、薄膜磁気記録層の保磁度が制
御し得る多くの方法について記述しており、クロム下層
上に磁気膜を形成すること、および下層の厚さを制御す
ることにより磁気膜の保磁度を制御すること、磁気層中
のプラチナ量の制御、およびアルゴンと、窒素、アンモ
ニアまたは酸素と窒素の如き選択された微量の気体とを
含む大気中で磁気層をスパッタ付着を含む。
【0007】米国特許第4,231,816号、同第
4,640,775号および同第4,803,130号
は、窒素を含む選択された気体を含む大気中の金属合金
のスパッタリングについて記載している。
【0008】ワダ氏の米国特許第4,828,905号
は、酸素およびアルゴンの混合雰囲気中でCrターゲッ
トでスパッタリングすることにより、酸化クロムの中間
層2が非金属基板1上に形成される磁気記録媒体を提供
する。これは剥離抵抗性を改善する目的のため行われる
ことを知ることが重要である。
【0009】ワダ氏の特許は、中間層2KARA磁気層
4を分離する比較的厚い(通常、1000乃至1000
0オングストロームの厚さ、4欄65行参照)金属基層
3を提供する。
【0010】本願の記録ディスクの特許請求の範囲によ
れば、本願のクロム/ドーパント下層と本願の磁気記録
膜との間には、ワダ氏の比較的厚い金属基層3の如き層
があるはずのないことを記載している。このように、本
願のクロム/ドーパント下層は、その上に直接置かれた
磁気記録膜の磁気特性を制御するように働くことが保証
される。
【0011】本願の方法によれば、磁気記録膜の磁気特
性を制御するためには、クロムを基材とする下層の付着
の間に使用されるドーパント気体量を制御する別のステ
ップが含まれる。
【0012】ワダ氏の特許には、どの層のドーパント気
体量も記録媒体の磁気記録層の磁気特性を制御するよう
に制御できることを教示する方法は存在しない。
【0013】当技術で実施される薄膜磁気媒体の磁気特
性を制御するための種々の手段が一般に有効であるが、
薄膜磁気層の厚さの如きパラメータの制御と切離して、
ディスク製造プロセスの大きなラチチュードを提供する
方法で薄膜記録層の磁気特性が制御可能である、簡単な
手段に対する要求が当技術において依然として存在す
る。
【0014】
【発明の概要】本発明は、磁気膜に対する下層がアルゴ
ン雰囲気の圧力下で付着される真空デポジション・プロ
セスの間、(複数または単数の)ドーパント気体または
蒸気の導入により、薄膜磁気記録媒体の磁気特性を制御
するための信頼し得かつ反復可能な手段に関するもので
ある。本発明によるドーパント気体は、クロム基材下層
がアルゴン雰囲気の存在下で付着されるプロセスと共用
可能でなければならず、また本発明によればドーパント
気体は酸素、窒素および(または)炭素を含まねばなら
ない。事例のドーパント気体は、酸素、窒素、空気、酸
素と窒素の混合物、一酸化炭素、二酸化炭素、メタンお
よび水蒸気を含む。
【0015】次いで、磁気膜がこのドープ処理された下
層上に付着される。同じかあるいは異なるドーパントも
金属層に導入することもある。本発明は、硬質あるいは
可撓性の磁気記録媒体のいずれに使用されても、利用価
値を有する。
【0016】本発明により制御される磁気パラメータ
は、これに限定されるものではないが、保磁度(H
c)、残留磁気(Mr)および保磁度方形度(S*)であ
る。
【0017】クロム基材下層の結晶学的な結晶粒構造
は、上層コバルト基材磁気合金膜のバルク磁気特性を決
定する際主要な役割を演じることが知られている。
【0018】本発明によれば、薄膜磁気記録層の結晶学
的な結晶粒構造およびバルク磁気パラメータ即ち特性
は、一般に薄磁気膜として付着される磁気材料の種類と
は関係なく、また一般に薄磁気膜の厚さとは無関係に制
御可能である。
【0019】更に、本発明の目的および利点は、酸素、
窒素および(または)炭素を含むプロセスと共用し得る
気体または蒸気によるクロム基材下層の気相ドーピング
で行われ、そのグループは、酸素、窒素、純粋な空気、
例えば20%の酸素と80%の窒素、一酸化炭素、二酸
化炭素、メタンおよび水蒸気である。このようなクロム
基材下層の事例は、これに限定するものではなく、C
r、CrW、CrVおよびCrnBである。その後、薄
膜磁気記録層は、このドープされたCr基材下層に付着
される。
【0020】本発明は、上層の薄膜記録層のバルク磁気
特性が、磁気層上に制限を置くことなく、あるいは磁気
層が下層上に付着される付着プロセスと同時に制御でき
る非常に簡単な手段を提供する。
【0021】本発明が効用を有する薄膜磁気記録層は、
真空で付着されたコバルト基材の磁気記録層、例えばス
パッタリング付着されあるいは蒸着された薄膜である。
このようなコバルト基材の薄膜の例示的な組成は、Co
75/Pt12/Cr13である。コバルト基材の磁気
記録層で有用な他の金属は、NiおよびTaを含む。
【0022】本発明の重要な効用は、目標値の達成に必
要な如く磁気特性を増加あるいは減少させるように層の
下層のドーピングを制御することにより、コバルト基材
の記録層に対するターゲット保磁度、残留磁気および
(または)方形比特性を生じることである。
【0023】本発明の目的は、記録層のための基板部材
が真空付着されたクロム基材下層により最初に設けら
れ、この下層が、酸素、窒素、酸素と窒素の混合物、一
酸化炭素、二酸化炭素、メタンおよび水蒸気のグループ
から選択されることが望ましい酸素、窒素および(また
は)炭素を含むプロセスと共用し得るドーパント気体に
よりドープされ、次いで、薄膜磁気記録層がこのクロム
基材下層上に真空付着される、薄膜磁気記録層のバルク
磁気特性を制御する方法を提供することである。
【0024】本発明の一実施態様においては、このクロ
ム基材下層は、アルゴン・ガスおよび選択されたドーパ
ント気体または蒸気の存在下で熱間均衡加圧(HIPE
D)真空鋳造あるいは他の高純度目標部材から基板手段
上にスパッタリング付着される。
【0025】明らかなように、窒素、酸化物と窒素の混
合物、メタン、一酸化炭素または二酸化炭素のグループ
からのドーパント気体の選択は、薄膜記録層の保磁度を
減少させることを可能にするが、ドーパント気体として
酸素または水蒸気を選択することは、薄膜記録層の保磁
度を増加させることを可能にする。
【0026】また明らかなように、薄膜記録層のヒステ
リシス・ループの方形比を減少させることが要求される
場合、選択されたドーパント気体は窒素、空気、一酸化
炭素、二酸化炭素またはメタンでよい。
【0027】本発明は、薄い磁気記録膜の保磁度、残留
磁気および保磁度方形比の如き磁気特性を容易に制御す
るための方法および装置を提供する。
【0028】本発明の使用例は、ディスク・ファイルと
も呼ばれる直接アクセス記憶装置(DASD)において
使用される硬質磁気記録ディスクを作ることである。
【0029】本発明によれば、記録膜の巨視的磁気特性
は、記録膜が後で付着される下層をドープすることによ
り制御される。記録膜のその後の付着中、この記録膜の
微視的磁気特性は望むように制御される。このように、
従来のデータ処理中媒体が使用される読出し/書込み変
換ヘッドと共に使用可能である磁気特性を有する磁気記
録媒体が作られる。更に、本発明は、特定のヘッド/媒
体環境において要求される保磁度および残留磁気厚さ積
の如き磁気特性を取得するため使用可能な製造プロセス
の選択を拡張する。
【0030】本発明によれば、コバルト基材記録膜が、
クロム基材下層が付着されたプロセスと共に使用できる
ドーパントを含む下層上に付着される。下層のドーピン
グは、酸素、窒素および(または)炭素、またはその混
合物を含む小さな百分比のプロセス共用可能なドーパン
ト気体または蒸気を含むアルゴン雰囲気から下層を真空
付着することにより行われ、このドーパントは、酸素、
窒素、主要成分として窒素を、また一酸化炭素、二酸化
炭素、メタンおよび水蒸気を含む清浄空気から選択され
ることが望ましい。スパッタリング付着は、下層を付着
させる望ましい方法である。
【0031】本発明の一特徴によれば、ドーパントはま
た、磁気層中に導入されてその磁気特性の制御を助け
る。スパッタリング付着はまた、磁気層を付着させる望
ましい方法である。
【0032】当業者には容易に理解されるように、薄膜
記録層のバルク磁気特性(即ち、巨視的磁気特性)が、
薄膜中の磁気材料の種類を制御することとは独立的に、
また磁気薄膜の厚さを制御することとは独立的に制御可
能であることが望ましい。本発明は、この結果を達成す
る非常に簡単な手段を提供する。
【0033】本発明による下層のドーピングは、下層が
クロム基材ターゲットからスパッタリング付着される
時、制御された量の選択されたドーパント気体または蒸
気を真空付着チャンバ内へ導入することにより行われ
る。このドーパント気体は、付着チャンバに進入する混
合物に先立ちアルゴンのスパッタリング気体により混合
される。与えられた付着速度では、ドーパント気体のア
ルゴン・ガスに対する比率(即ち、ドーパント気体の百
分率、あるいは百万部即ちppmとして表わされる)
が、下層中に生じるドーピングの程度を決定し、また後
で付着されるコバルト基材記録膜上に下層が得ることに
なる磁気特性制御効果を決定する。
【0034】
【実施例】図1は、本発明を実施したこのような磁気記
録ハード・ディスク10の一部を示す側面図である。同
図においては、参照番号11は、当業者には中地の形式
のアルミニウム・ディスクの形態のディスクの堅固な円
盤状の非磁性基板部材を示す。周知の如く、基板部材1
1は、NiPコーティング12の如きコーティングでメ
ッキ即ちスパッタリングされることが望ましい。
【0035】本発明によれば、NiPコーティング12
は、例えば、約25乃至4000Åの範囲内、例えば約
250オングストロームの厚さに真空付着された下層コ
ーティング13で覆われる。コーティング13は、付着
プロセスの間、酸素、窒素および酸素と窒素の混合物の
グループから選択されたドーパント気体によりドープさ
れ、この混合物の主な組成は窒素であり、例えば、20
%の酸素および80%の窒素、一酸化炭素、二酸化炭
素、メタンおよび水蒸気である。下層コーティング13
は、望ましくは、アルゴン・ガス、および選択されたプ
ロセスと共用し得るドーパント気体または蒸気の存在下
でコーティング12上に付着されるスパッタリング付着
されたクロム基材コーティングである。
【0036】本発明の一特徴として、下層コーティング
13は、Cr、CrW、CrVおよびCrNbのグルー
プから選択された材料であり、Crが望ましい材料であ
る。
【0037】下層コーティング13は、真空付着された
コバルト基材の薄膜磁気記録層14で覆われる。例示的
なコバルト基材磁気膜14は、これに限定するものでは
ないが、CoPtCr、CoTaCr、CoNiCrお
よびCoTaPtCrを含む。記録層14の厚さは本発
明において重要ではないが、約25乃至1000オング
ストロームの範囲内の厚さが望ましく、厚さの一例は約
650オングストロームである。
【0038】望ましくは、薄い磁気膜14は、アルゴン
・ガスの存在下で、あるいはまたアルゴン・ガスおよび
酸素、窒素、酸素と窒素の混合物のグループから選択さ
れるドーパントの存在下で下層13上に付着されるスパ
ッタリング付着膜であることが望ましく、混合物の主な
組成は、窒素であり、例えば、20%の酸素および80
%の窒素、一酸化炭素、二酸化炭素、メタンおよび水蒸
気である。
【0039】本発明の一特徴として、薄膜磁気層14
は、Co/Pt/Crを含み、例えばCo75/Pt1
2/Cr13からなる。
【0040】当業者には周知の如く、層13と14の付
着の時間間隔において、付着チャンバ内に存在する残留
分またはドーパント気体を充分に制御することが必要で
ある。
【0041】ディスク10はまた、当業者には周知の通
り、炭素基材保護層15および潤滑層16を含む。
【0042】先に述べたように、下層13および薄い磁
気膜14がディスク10の製造中付着される望ましい手
段は、スパッタリング付着のそれである。図2はスパッ
タリング・チャンバ20の概略図であり、これにおいて
はドープされたクロム基材下層13と、ドープされある
いはドープされないコバルト基材薄膜14とが、図1の
アルミニウム基板部材11により支持されたNiPコー
ティング12上に順次スパッタリング付着されている。
【0043】図2において、アルゴンと、選択されたド
ーパント気体または蒸気、例えば窒素の混合物が多数の
ステンレス鋼の流入導管21によりチャンバ20に流入
し、このチャンバからポンプ22により減少した窒素濃
度で流出する。ディスクのNiPコーティングされたア
ルミニウム基板部材23が図2において23で示され
る。
【0044】参照番号24は、図1の下層13が当業者
には周知の方法でスパッタリング付着されるクロム基材
ターゲットを指す。下層13がスパッタリング付着され
るターゲット24は、非常に高い純度、例えば、純度が
約99.9%以上の範囲内にあることが望ましい。粉末
固化されたターゲット24を使用することができるが、
本発明の一特徴によれば、ターゲット24は、時に粉末
固化されたターゲットに見受けられる埋蔵不純物を持た
ない、高純度で均質に真空鋳造されるかあるいは均衡固
化されたターゲット(即ち、HIPEDターゲット)で
ある。このような高レベルの純度が得られる方法は、当
業者には周知のもので本発明に対しては重要でない。
【0045】参照番号24はまた、図1の磁気膜14が
下層13上に当業者には周知の方法でスパッタリング付
着されるコバルト基材ターゲットをも示す。磁気膜14
がスパッタリング付着されるターゲット24もまた、非
常に高純度であり、真空鋳造品かあるいはHIPEDタ
ーゲットであることが望ましい。
【0046】KONA高純度のターゲット、例えばCo
75/Pt12/Cr13ターゲットを用いて図1の磁
気膜14をスパッタリング付着する時、その結果はしば
しば、ディスク10が使用される変換ヘッドの要件に対
して過度に高い保磁度を有する記録膜となる。この場
合、本発明による下層13のドーピングを用いて、この
保磁度を変換ヘッドにより要求されるターゲット・レベ
ルまで減少させる。
【0047】Cr下層13の如き記録媒体下層が良好な
記録媒体ノイズ特性を生じる目的のためには異常に厚い
膜として付着され得ることは当業者の知るところであ
る。しかし、このように厚い下層構造は、低ノイズ特性
を持つ媒体を作る目的のために提供される時、この媒体
の保磁度は時に媒体の所期の用途のためには高すぎるこ
とが判る。本発明により提供される別の利点は、下層1
3のドーピングがこの高い保磁度を媒体の所期の用途に
要求される如きターゲット・レベルまで低減するため使
用できることである。
【0048】本発明の一実施例において、図1の基板部
材11は、130mmの直径および約1.9mm(75ミ
ル)の厚さでありNiPコーティング12が約12μm
の厚さの研磨されたアルミニウム(Mg)ディスクであ
った。次に、層12は、ヘッドとディスク間の境界面の
トライボロジー的性能を助け、また仕上げられたディス
クの周部の小さな磁気不均一度をもたらすため、周部の
スクラッチが与えられる。
【0049】スパッタリング付着に先立ち、NiPコー
ティングされた基板部材の脱気を行い加熱するため、石
英水銀灯が用いられた。おそらくは石英水銀灯の使用と
関連して、輻射ヒータを使用することもできる。
【0050】層13および14のスパッタリング付着
中、付着温度は約100乃至210℃の範囲内に保持さ
れ、180℃が望ましい温度であった。スパッタリング
・チャンバ20の基底圧力は、最初は略々1×10-6ド
ールより低く下げられた。このチャンバは、次にアルゴ
ン・ドーパント気体混合物で約4乃至50mトールの範
囲内、望ましくは約4乃至25mトールの圧力範囲の全
圧力まで再び充填された。付着中にターゲット24に送
られる電力は、約120.65×381mm(4.75×
15インチ)の大きさである矩形状ターゲットに対して
約1Kワットであった。
【0051】層13および14に対する最適の付着速度
は、毎分約500乃至3000オングストロームの範囲
内であり、約1000オングストローム/分が望まし
い。
【0052】クロム基材下層13が、NiP層12に対
して約250オングストロームの厚さにスパッタリング
付着され、その後約650オングストロームの厚さのC
o75/Pt12/Cr13層14のスパッタリング付
着が行われた。
【0053】ディスク10の製造は、約300オングス
トロームの厚さの炭素基材保護層15および潤滑層16
を提供することで完了した。
【0054】先に述べたように、チャンバが純アルゴン
雰囲気を含む時、あるいはチャンバが主組成としてアル
ゴンを含み、残りが選択されたプロセスで共用し得るド
ーパント気体である時、図1の薄い磁気膜14は、図2
のチャンバを用いてスパッタリング付着することができ
る。本発明において重要ではないが、窒素と酸素の混合
物の使用は、通常主組成として窒素を含み、残りが酸素
である。磁気膜14のスパッタリング付着中ドープされ
たアルゴン雰囲気を使用すると、図4に示されるよう
に、膜の磁気特性の制御を可能にする。
【0055】図3は、クロム基材下層13の付着中およ
びコバルト基材薄膜14の付着中、図2のスパッタリン
グ・チャンバ20に進入するガス流中の窒素/アルゴン
比率を変化させることにより図1の薄い磁気記録膜14
のバルク磁気特性をどのように制御できるかを示すグラ
フである。
【0056】このグラフは、下層13および磁気膜14
の付着中、3つの磁気ヒステリシス・ループのパラメー
タである方形比(S*)、保磁度(Hc)および残留磁気
厚さ積(MrT)の大きさが全てアルゴン・スパッタリ
ング気体中の窒素ドーピング成分の増加の関数として減
少することを示している。しかし、低いドーピング・レ
ベルでは、膜の保磁度は他の2つの磁気パラメータより
も早く減少する。
【0057】図3の磁気記録媒体において使用された層
の厚さは、略々本発明の典型例であった。クロム基材下
層は、約250オングストロームの厚さの純クロムであ
った。コバルト基材の磁気記録層は、約650オングス
トロームの厚さのCo75/Pt13/Cr13であっ
た。このため、MrTに示される変化はMrに生じる変化
を反映している。
【0058】本発明によれば、クロム基材下層13は先
に述べたようにドープされる必要がある。
【0059】図4は、図1のクロム基材下層13の付着
中のみ図2のスパッタリング・チャンバに進入するガス
流中の窒素/アルゴン比を変化させ、その後磁気膜14
を純アルゴン雰囲気を用いて付着させることにより、図
1の薄膜磁気記録層14の磁気特性をどのように制御で
きるかを示すグラフである。図4は、示された磁気特性
が窒素比が増加するに伴い減少することを示している。
【0060】図5は、コバルト基材薄膜14の付着中の
み図2のスパッタリング・チャンバに進入するガス流中
の窒素/アルゴン比を変化させることにより、図1の薄
膜磁気記録層14の磁気特性が制御できることを示して
いる。また、窒素比が増加するに伴い示された磁気特性
が低減することも示される。
【0061】保磁度は、3つの磁気特性、Hc、MrTお
よびS*の影響を平均的に最も強く受けるため、図6
は、窒素ドーピングが、(1)クロム基材下層13のみを
ドーピングする、(2)コバルト基材記録層14のみをド
ーピングする、および(3)層13および14の双方をド
ーピングする、の3つのドーピング可能性に対して保磁
度を持つ効果を比較するために示される。遅い変化速度
効果は、下層13のみをドーピングする時に見られ、最
も早い効果は、層13および14の双方をドーピングす
る時に得られる。一般に、層13および14の双方のド
ーピングが層13および14のそれぞれをのみドーピン
グすることにより生じる変化の和を生じるように見え
る。
【0062】透視型電子顕微鏡を用いるドープされない
下層13と窒素でドープされた下層13の顕微鏡組織分
析が、平均結晶粒度の減少が窒素のドーピングの結果生
じたことを明らかにした。
【0063】本発明の重要な効用は、当業者が図1の磁
気記録層14の保磁度を増加あるいは減少することを可
能にし、ディスク10が使用される変換ヘッドにより要
求される磁気特性に一致するように、層14のバルク磁
気特性に手を加えることをこのように可能にする。本発
明のこの特徴は図3乃至図9において示される。
【0064】図7において、上のカーブは、本発明に従
って図1のクロム基材下層13のスパッタリング付着中
アルゴンの100sccmの流速に対する酸素ドーパン
トの流速を変化させることにより、図1のコバルト基材
の薄い記録膜14の保磁度をどのように増加できるかを
示す。磁気膜14は、図7の上のカーブで示されたデー
タに対して純アルゴン雰囲気でドーピングすることなく
スパッタリング付着された。この上のカーブから、カー
ブの低ドーピング勾配部分70(即ち、略々0.1%以
下のドーピング)において保磁度に対する制御範囲が存
在することが判る。この制御域内で、アルゴンのスパッ
タリング気体の酸素ドーピング量を増すことにより、磁
気膜14の保磁度を増加させることができる。一般に、
保磁度はこのカーブの部分71で飽和する。磁気膜のM
rT特性は、酸素ドーピングを用いる時小さな変化を呈
した。当業者には明らかなように、ドーパント気体が水
蒸気(H2O)を含む時、図7に示された同じ全体的効
果が得られた。
【0065】図7の下方のカーブは、コバルト基材記録
層14の保磁度を減少させるためこの記録層のみの酸素
ドーピングをどのように使用できるかを示している。
【0066】図8は、本発明に従って、クロム基材下層
13のスパッタリング付着中および図1の磁気層14の
スパッタリング付着中、アルゴンの流速100sccm
に対して空気(即ち、20%の酸素および80%の窒素
の乾燥混合気)のドーパント流速を変化させることによ
り、図1のコバルト基材薄膜14の磁気特性がどのよう
に減少できるかを示している。同図から、保磁度の制御
範囲が保磁度カーブの略々全体にあることが判る。この
制御域内で、アルゴン・スパッタリング気体の清浄空気
ドーピング量を増すことにより、磁気膜14の保磁度を
低減させることができる。この場合、磁気膜のMrTお
よびS*CHもまた低減した。
【0067】図9は、(1)空気のドーピングを行いなが
らクロム基材下層13を付着する時、(2)空気のドーピ
ングを行いながらコバルト基材磁気薄膜14を付着する
時、および(3)層13および14の双方の空気ドーピン
グを行いながら下層13を付着した後膜14を付着する
時、アルゴンのスパッタリング雰囲気の純空気ドーピン
グ率を増すことにより得られる保磁度の減少を比較す
る。
【0068】本発明の別の重要な効用は、当業者が図1
の磁気膜14のヒステリシス・ループ方形比を低減する
ことを可能にし、またこのように、ディスク10が使用
される変換ヘッドにより要求される特性に一致するよう
に層14のバルク磁気特性に手を加えることを可能にす
る。本発明のこのような特徴は、図10乃至図12に示
される。
【0069】図10は、本発明を用いることなく磁気膜
が作られる図1に示された一般的な形式の薄い磁気膜の
比較ヒステリシス・ループである。即ち、ヒステリシス
・ループが図10に示される磁気ディスクは、ドープさ
れたクロム基材下層の使用は含まない。図10は、図1
1および図12に示される如き本発明の使用との比較の
目的のために示され、この比較は、ディスク10が使用
される変換ヘッドにより要求される特性と一致するよう
に再び磁気膜14のバルク磁気特性を変更する目的のた
め、本発明の使用が如何にして膜のヒステリシス・カー
ブの低減した方形比を生じるかを示している。
【0070】図11は、本発明により、クロム基材下層
13および薄い磁気膜14の双方が3%の窒素、97%
のアルゴン雰囲気の存在下でスパッタリング付着される
場合における薄い磁気膜14のやや小さな方形比のヒス
テリシス・ループを図10との比較により示している。
【0071】図12は、本発明により、クロム基材下層
13および薄い磁気膜14の双方が7%の窒素、93%
のアルゴン雰囲気の存在下でスパッタリング付着される
場合における図1の磁気薄膜14の小さな方形比ヒステ
リシス・ループを示している。
【0072】図13は、クロム基材下層13およびコバ
ルト基材薄膜14双方の付着中、アルゴン中のメタンの
ドーピング比を変化させることにより、如何にして図1
の薄膜磁気記録層14の保磁度が影響を受けるかを示し
ている。
【0073】図14は、記録層の保磁度を制御する際
に、プロセスと共用可能なドーパントとしての一酸化炭
素の使用もまた有効であることを示す。図14におい
て、クロム基材下層13およびコバルト基材(即ち、C
o/Pt/Cr)の薄膜14の双方の付着中、アルゴン
中のCOの示された比率が使用された。
【0074】図15乃至図17は、下層13がそれぞれ
一酸化炭素およびメタンでドープされる時記録層14に
生じる磁気的効果を示している。また、これらの図に示
された一酸化炭素に対する効果については、プロセス共
用可能なドーパントとして二酸化炭素が使用される時に
も略々妥当する。図15乃至図17においては、クロム
基材下層13のみの付着中、アルゴン中の示された比率
のドーパントCOおよびCH4が使用された。
【0075】図15乃至図17から、一般に0.06%
より多いアルゴン中のCOの高ドーピング・レベルがグ
ラフに示した磁気的効果における増加を生じる傾向があ
ることに注意すべきである。
【0076】
【発明の効果】本発明の実施態様の以上の詳細な記述か
ら判るように、本発明は、ディスクの磁気膜に対する下
層がアルゴン雰囲気の存在下で付着されるスパッタリン
グ付着プロセスの間、プロセス共用可能な(複数または
単数の)ドーパント気体または蒸気の導入により薄膜磁
気記録ディスクの磁気特性を制御するための信頼し得る
反復可能な手段を提供する。その後、この磁気膜は前記
ドープされた下層に対してスパッタリング付着される。
磁気膜はまた、(複数または単数の)ドーパント気体ま
たは蒸気の存在下で付着させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した硬質薄膜磁気記録ディスクの
一部を示す側面図である。
【図2】本発明のドープされたクロム基材下層およびド
ープされあるいはドープされないコバルト基材薄膜が、
本発明により必要とされる幾つかの目標部材の1つのみ
を示す図1および図2のアルミニウム基板部材により支
持されるNiPコーティング上にスパッタリング付着さ
れるスパッタリング・チャンバを示す概略図である。
【図3】図1の薄膜の磁気記録膜のバルク磁気特性(即
ち、Hc、MrTおよびS*)が、図1のクロム基材下層
およびコバルト基材薄膜の付着の間図2のスパッタリン
グ・チャンバに進入するガス流中の窒素/アルゴンの比
率を変化させることにより制御することが可能な方法を
示すグラフである。
【図4】図1の薄膜の磁気記録膜のバルク磁気特性が、
図1のクロム基材下層の付着のみの間図2のスパッタリ
ング・チャンバに進入するガス流中の窒素/アルゴン比
率を変化させることにより制御することが可能な方法を
示すグラフである。
【図5】図1の薄膜の磁気記録膜のバルク磁気特性が、
図1のコバルト基材薄膜の付着のみの間図2のスパッタ
リング・チャンバに進入するガス流中の窒素/アルゴン
の比率を変化させることにより制御することが可能な方
法を示すグラフである。
【図6】(1)クロム基材下層のみが図2のスパッタリン
グ・チャンバに進入するガス流中の窒素/アルゴンの比
率を変化させることによりドープされる時、(2)コバル
ト基材薄膜が図2のスパッタリング・チャンバに進入す
るガス流中の窒素/アルゴン比率を変化することにより
ドープされる時、および(3)クロム基材下層およびコバ
ルト基材薄膜の双方が、図2のスパッタリング・チャン
バに進入するガス流中の窒素/アルゴン比率を変化され
ることによりドープされる時、図1のコバルト基材薄膜
の保磁度を比較するグラフである。
【図7】(1)クロム基材下層のみが、図2のスパッタリ
ング・チャンバに進入するガス流中の酸素/アルゴン比
率を変化させることによりドープされる時、および(2)
コバルト基材薄膜のみが、図2のスパッタリング・チャ
ンバに進入するガス流の酸素/アルゴン比率を変化させ
ることによりドープされる時、図1のコバルト基材薄膜
の保磁度を比較するグラフである。
【図8】図1の薄い磁気記録膜のバルク磁気特性(即
ち、Hc、MrTおよびS*)が、図1のクロム基材下層
およびコバルト基材薄膜の付着中、図2のスパッタリン
グ・チャンバに進入するガス流の空気/アルゴン比率を
変化させることにより制御することが可能である方法を
示す図3と類似のグラフである。
【図9】(1)クロム基材下層のみが、図2のスパッタリ
ング・チャンバに進入するガス流中の空気/アルゴン比
率を変化させることによりドープされる時、(2)コバル
ト基材薄膜のみが、図2のスパッタリング・チャンバに
進入するガス流中の空気/アルゴン比率を変化させるこ
とによりドープされる時、および(3)クロム基材下層お
よびコバルト基材薄膜の双方が、図2のスパッタリング
・チャンバに進入するガス流中の空気/アルゴン比率を
変化させることによりドープされる時、図1のコバルト
基材薄膜の保磁度を比較する図6に類似するグラフであ
る。
【図10】図11および図12に示される如き本発明の
使用状態と比較する目的のため、本発明を用いない時、
即ち、ドープされないクロム基材下層を用いて図1の磁
気薄膜の例示的なヒステリシス・ループを示すグラフで
ある。
【図11】本発明により、図1のクロム基材下層および
薄い磁気膜の双方が、3%の窒素/アルゴン雰囲気の存
在下でスパッタリング付着される場合の図1の磁気薄膜
のヒステリシス・ループを示すグラフである。
【図12】本発明により、図1のクロム基材下層および
磁気薄膜の双方が7%の窒素/アルゴン雰囲気の存在下
でスパッタリング付着される場合の図1の磁気薄膜のヒ
ステリシス・ループを示すグラフである。
【図13】図1の薄膜磁気記録層の保磁度が、図1のク
ロム基材下層およびコバルト基材薄膜の付着の間アルゴ
ン中のメタンのドーピング百分比を変化させることによ
り制御することが可能である方法を示すグラフである。
【図14】図1の薄膜磁気記録層の保磁度が、図1のク
ロム基材下層およびコバルト基材薄膜記録層の付着の間
アルゴン中の一酸化炭素のドーピング・レベル比を変化
させることにより制御することが可能である方法を示す
グラフである。
【図15】図1のクロム基材下層の付着の間一酸化炭素
およびメタンのドーパント気体が使用される、薄い磁気
記録膜の保磁度の制御を示すグラフである。
【図16】図1のクロム基材下層の付着の間一酸化炭素
およびメタンのドーパント気体が使用される、残留磁気
の制御を示すグラフである。
【図17】図1のクロム基材下層の付着の間一酸化炭素
およびメタンのドーパント気体が使用される保磁度方形
比の制御を示すグラフである。
【符号の説明】
10 磁気記録ハード・ディスク 11 アルミニウム基板部材 12 NiPコーティング 13 クロム基材下層 14 コバルト基材記録層 15 炭素基材保護層 16 潤滑層 20 スパッタリング・チャンバ 21 流入導管 22 ポンプ 23 NiPコーティングされたアルミニウム基板部材 24 クロム基材ターゲット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス・エドモンド・ジヨンソン アメリカ合衆国55902 ミネソタ州ロチエ スター、 アウダツ・レイン エス.ダブ リユ.1111番地 (72)発明者 ジエイムス・ジヨセフ・メイヤール アメリカ合衆国55906 ミネソタ州ロチエ スター、キヤメルバツク・コート エヌ. イー.1637番地 (72)発明者 アーサー・カール・ウオール アメリカ合衆国55901 ミネソタ州ロチエ スター、ビラ・ロード エヌ.ダブリユ. 4117番地

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜磁気記録層の磁気特性を制御する方
    法において、 基板を提供し、 酸素、窒素または炭素、およびそのいずれかの混合物を
    含むプロセスと共用し得るドーパント気体でドープされ
    たクロム基材下層を、前記基板上に真空付着し、 前記クロム基材下層上に真空付着される薄膜磁気層の磁
    気特性を制御するように、前記クロム基材下層の前記真
    空付着中使用される前記ドーパント気体の量を制御し、 前記クロム基材下層上に前記薄膜磁気記録層を真空付着
    する各ステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記プロセス共用可能なドーパント気体
    が、酸素、窒素、酸素および窒素の混合物、一酸化炭
    素、二酸化炭素、メタンおよび水蒸気のグループから選
    択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記薄膜記録層を付着するステップが、
    ドープされないアルゴン・ガスの存在下で前記クロム基
    材下層に対して前記薄膜層をスパッタリング付着するこ
    とを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記薄膜記録層を付着するステップが、
    アルゴン・ガスと、酸素、窒素またはその混合物を含む
    ドーパント気体との存在下で前記クロム基材下層に対し
    て前記薄膜層をスパッタリング付着することを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ドーパント気体の量を制御する前記
    ステップが前記薄膜記録層のヒステリシス・ループ方形
    比を低減する目的のためであり、前記クロム基材下層を
    付着させるステップと、前記薄膜記録層を付着するステ
    ップとが、アルゴン・ガスおよび窒素ドーパント気体の
    存在下で、前記下層および前記薄膜層を付着させること
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 磁気記録ハード・ディスクにおいて、 剛直なディスク形状の非磁性基板部材と、 前記基板部材上にスパッタリング付着されたクロム基材
    下層とを設け、該下層は、酸素、窒素、酸素および窒素
    の混合物、一酸化炭素、二酸化炭素、メタンおよび水蒸
    気のグループから選択されたドーパントでドープされ、
    前記クロム基材下層は、前記クロム基材下層上にスパッ
    タリング付着される磁気記録膜の磁気特性を制御する目
    的のため、アルゴン・ガスと前記選択されたドーパント
    との存在下で前記基板部材上にスパッタリング付着さ
    れ、介在する層が存在しない時は、前記クロム基材下層
    上に直接スパッタリング付着された磁気記録膜を設けて
    なることを特徴とする磁気記録ハード・ディスク。
  7. 【請求項7】 磁気記録ハード・ディスクを製造する方
    法において、 剛直なディスク形状の非磁性基板部材を提供し、 スパッタリング付着チャンバを提供し、 アルゴン・ガスと、酸素、窒素または炭素を含むプロセ
    ス共有可能なドーパント気体との存在下で、前記基板部
    材上にスパッタリング付着されたクロム基材下層を、前
    記チャンバ内に提供し、該チャンバを用いて前記基板部
    材上に前記薄膜クロム基材下層をスパッタリング付着
    し、 前記チャンバ内にコバルト基材ターゲットを提供し、 前記チャンバを用いて薄いコバルト基材の磁気記録膜を
    前記下層上にスパッタリング付着し、 前記薄膜コバルト基材磁気記録膜の磁気特性を制御する
    ように、前記クロム基材下層の前記スパッタリング付着
    の間使用される前記ドーパント気体の量を制御する各ス
    テップを含むことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 前記プロセス共用可能なドーパント気体
    が、酸素、窒素、酸素および窒素の混合物、一酸化炭
    素、二酸化炭素、メタンおよび水蒸気のグループから選
    択されることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記下層および前記磁気膜の付着に先立
    ち、前記チャンバが略々1×10-6トールより小さな基
    底圧力まで抜気され、該チャンバは、約4乃至50mト
    ールの範囲内の圧力まで前記アルゴン・ガスと前記選択
    されたドーパント気体とで再び充填され、前記付着の
    間、約100乃至210℃の範囲内の温度が提供される
    ことを特徴とする請求項8記載の方法。
JP4076992A 1991-05-14 1992-03-31 薄膜磁気記録層の磁気特性を制御する方法 Expired - Lifetime JP2536993B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US70001091A 1991-05-14 1991-05-14
US700010 1991-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05101378A true JPH05101378A (ja) 1993-04-23
JP2536993B2 JP2536993B2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=24811848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4076992A Expired - Lifetime JP2536993B2 (ja) 1991-05-14 1992-03-31 薄膜磁気記録層の磁気特性を制御する方法

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0514308A1 (ja)
JP (1) JP2536993B2 (ja)
KR (1) KR920022217A (ja)
CN (1) CN1025388C (ja)
BR (1) BR9201559A (ja)
CA (1) CA2062154C (ja)
MY (1) MY116456A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251373A (ja) * 2004-02-02 2005-09-15 Fujitsu Ltd 磁気記録媒体、その製造方法、および磁気記憶装置
US20060110626A1 (en) * 2004-11-24 2006-05-25 Heraeus, Inc. Carbon containing sputter target alloy compositions
JP6508381B1 (ja) * 2018-03-22 2019-05-08 Tdk株式会社 磁気センサ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02244421A (ja) * 1989-03-17 1990-09-28 Hitachi Ltd 薄膜磁気デイスク及びその製造方法
JPH038119A (ja) * 1989-06-05 1991-01-16 Mitsubishi Kasei Corp 磁気記録媒体の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0827927B2 (ja) * 1987-07-09 1996-03-21 富士通株式会社 磁気記録媒体
JPH0363920A (ja) * 1989-08-01 1991-03-19 Hitachi Ltd 磁気記録媒体及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02244421A (ja) * 1989-03-17 1990-09-28 Hitachi Ltd 薄膜磁気デイスク及びその製造方法
JPH038119A (ja) * 1989-06-05 1991-01-16 Mitsubishi Kasei Corp 磁気記録媒体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR920022217A (ko) 1992-12-19
CN1066741A (zh) 1992-12-02
CA2062154A1 (en) 1992-11-15
CN1025388C (zh) 1994-07-06
BR9201559A (pt) 1993-01-05
EP0514308A1 (en) 1992-11-19
CA2062154C (en) 1997-01-21
MY116456A (en) 2004-02-28
JP2536993B2 (ja) 1996-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7384699B2 (en) Magnetic recording media with tuned exchange coupling and method for fabricating same
JPH09190945A (ja) 水平記録用磁気記録ディスク及び製造方法
CN100559476C (zh) 垂直磁记录介质及制造该垂直磁记录介质的方法
JP3988117B2 (ja) 垂直磁気記録媒体及び垂直磁気記録媒体の製造方法
US5232566A (en) Underlayer doping in thin film magnetic recording media
US5853847A (en) Magnetic recording medium and its manufacture
US6709775B1 (en) Magnetic recording medium and production method thereof and magnetic recording device
JPH07118417B2 (ja) 磁気記録媒体
JP2536993B2 (ja) 薄膜磁気記録層の磁気特性を制御する方法
US5149409A (en) Process for fabricating thin film metal alloy magnetic recording disks to selectively variable coercivities
JPS61253622A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP2006277950A (ja) 垂直磁気記録媒体
JP2000082210A (ja) 下地膜用ターゲット及び磁気記録媒体
JPH0817032A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP4522418B2 (ja) 垂直磁気記録媒体
US6826825B2 (en) Method for manufacturing a magnetic recording medium
JPH05314453A (ja) 磁気記録媒体
JPH04241222A (ja) 磁気ディスク用基板およびそれを用いた磁気記録媒体
KR20020009629A (ko) 자기 기록 매체 및 그 제조 방법과 자기 디스크 장치
JPH0721543A (ja) 磁気記録媒体
JP2006294106A (ja) 磁気記録媒体
JP2001331934A (ja) 磁気記録媒体、その製造方法、磁気記録再生装置、およびスパッタリングターゲット
EP1111595A1 (en) Base for magnetic recording medium, magnetic recording medium, method for producing the same, and magnetic recorder
JPH038121A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH04232613A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法