JPH051212Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051212Y2 JPH051212Y2 JP1985046814U JP4681485U JPH051212Y2 JP H051212 Y2 JPH051212 Y2 JP H051212Y2 JP 1985046814 U JP1985046814 U JP 1985046814U JP 4681485 U JP4681485 U JP 4681485U JP H051212 Y2 JPH051212 Y2 JP H051212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- holder
- protrusions
- claw holder
- pawl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
この考案は耕耘機の耕耘軸に爪を装着するため
耕耘軸に突設されている爪ホルダ、特に嵌入孔を
備えた形態の爪ホルダの改良に関するものであ
る。
耕耘軸に突設されている爪ホルダ、特に嵌入孔を
備えた形態の爪ホルダの改良に関するものであ
る。
[考案の技術的背景及び問題点]
従来、前記嵌入孔を備えた形態の爪ホルダは、
矩形断面の嵌入孔を形成するために、第5図に示
すようにコ字状に曲げた2枚の鋼板を組合せて溶
接成形したものと、第6図に示すように一体成形
したものとがある。この爪ホルダが耕耘軸に放射
状に溶接固定され、爪ホルダの嵌入孔に爪側の取
付部を嵌入し、セツトボルトで固定して耕耘軸に
爪が装着され耕耘作業を行なう。
矩形断面の嵌入孔を形成するために、第5図に示
すようにコ字状に曲げた2枚の鋼板を組合せて溶
接成形したものと、第6図に示すように一体成形
したものとがある。この爪ホルダが耕耘軸に放射
状に溶接固定され、爪ホルダの嵌入孔に爪側の取
付部を嵌入し、セツトボルトで固定して耕耘軸に
爪が装着され耕耘作業を行なう。
しかしながら、前記のように嵌入孔を成形した
爪ホルダに対し、爪の極めて強大で変動の激しい
トルクが繰返し加わる状態において、本来、爪と
爪ホルダとの実際の接触面は僅かであり、応力が
集中し易い状態で前記溶接成形のものは材料鋼板
の圧延方向に直角に引張応力が作用するような荷
重特に前記集中荷重で亀裂を生じ易く、又、溶接
成形前曲げ加工を行なつて形成された矩形嵌入孔
の各コーナーのうち溶接部に近い分は、溶接によ
る強い引張方向残留応力を生じることが多く、
又、前記曲げ加工を容易に行なうとコーナー面曲
率が極端に小さくなつて更に応力集中を生じ易
く、これらが重なつて亀裂発生に至ることが多か
つた。
爪ホルダに対し、爪の極めて強大で変動の激しい
トルクが繰返し加わる状態において、本来、爪と
爪ホルダとの実際の接触面は僅かであり、応力が
集中し易い状態で前記溶接成形のものは材料鋼板
の圧延方向に直角に引張応力が作用するような荷
重特に前記集中荷重で亀裂を生じ易く、又、溶接
成形前曲げ加工を行なつて形成された矩形嵌入孔
の各コーナーのうち溶接部に近い分は、溶接によ
る強い引張方向残留応力を生じることが多く、
又、前記曲げ加工を容易に行なうとコーナー面曲
率が極端に小さくなつて更に応力集中を生じ易
く、これらが重なつて亀裂発生に至ることが多か
つた。
一方、前記一体成形品においては、この成形加
工を実施し易くするために極軟鋼、あるいはそれ
に近い鋼種を用いることが多いため、本質的に軟
か過ぎて、爪の前記強大な繰返しトルクに基づく
応力が小面積の接触部に集中して嵌入孔の摩耗、
変形を生じ易く、装着した爪がガタついて来て爪
破損に至るトラブルが多かつた。
工を実施し易くするために極軟鋼、あるいはそれ
に近い鋼種を用いることが多いため、本質的に軟
か過ぎて、爪の前記強大な繰返しトルクに基づく
応力が小面積の接触部に集中して嵌入孔の摩耗、
変形を生じ易く、装着した爪がガタついて来て爪
破損に至るトラブルが多かつた。
[考案の目的]
この考案は上記問題点に鑑み創案されたもの
で、爪ホルダの内部形態を改善することで爪荷重
による変形、摩耗を抑制し、安定した爪保持を長
期間可能とする爪ホルダを提供するものである。
で、爪ホルダの内部形態を改善することで爪荷重
による変形、摩耗を抑制し、安定した爪保持を長
期間可能とする爪ホルダを提供するものである。
[考案の構成]
上記目的を達成するためにこの考案は、耕耘軸
の外周に突設され、回転方向に所定の寸法の幅を
有する爪側の取付部を支持する形態の嵌合部に前
記爪側の取付部を嵌合し止着具にて取付けて爪装
着とする爪ホルダにおいて、該爪ホルダの少なく
とも幅方向の両端に深さ方向に複数箇所、前記爪
側の取付部を当接支持する突条部を対向させて設
け、これら突条部の間の寸法を爪側の取付部の前
記寸法の幅と一致するように形成したものであ
る。
の外周に突設され、回転方向に所定の寸法の幅を
有する爪側の取付部を支持する形態の嵌合部に前
記爪側の取付部を嵌合し止着具にて取付けて爪装
着とする爪ホルダにおいて、該爪ホルダの少なく
とも幅方向の両端に深さ方向に複数箇所、前記爪
側の取付部を当接支持する突条部を対向させて設
け、これら突条部の間の寸法を爪側の取付部の前
記寸法の幅と一致するように形成したものであ
る。
[実施例]
以下、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の爪ホルダを耕耘軸に装着し
たものの縦断面図、第2図はその平面図である。
たものの縦断面図、第2図はその平面図である。
耕耘軸1の外周に半径方向に溶接により固定さ
れた爪ホルダ3は一体成形品であり、図外の爪の
鎖線で示した取付部5を包囲する形態の矩形断面
の嵌合部7を備えている。嵌合部7の深さ方向の
両端部付近、すなわち入口付近と底付近とにおい
て、他の部分より一段と嵌合部7の中心方向に環
状に突出し、矩形断面となつた突条部9a,9b
が設けられている。これらの突条部9a,9bは
爪側の取付部5を包囲してその外周に接する形
状、寸法に正確に仕上げられている。従つてこれ
らの突条部9a,9b以外の範囲は図示のように
矩形断面にやや拡大して、突条部9a,9bの内
周面よりも後方に引込んだ孔11となつている。
爪ホルダ3の側面中央付近にセツトボルト嵌入孔
13が設けられている。
れた爪ホルダ3は一体成形品であり、図外の爪の
鎖線で示した取付部5を包囲する形態の矩形断面
の嵌合部7を備えている。嵌合部7の深さ方向の
両端部付近、すなわち入口付近と底付近とにおい
て、他の部分より一段と嵌合部7の中心方向に環
状に突出し、矩形断面となつた突条部9a,9b
が設けられている。これらの突条部9a,9bは
爪側の取付部5を包囲してその外周に接する形
状、寸法に正確に仕上げられている。従つてこれ
らの突条部9a,9b以外の範囲は図示のように
矩形断面にやや拡大して、突条部9a,9bの内
周面よりも後方に引込んだ孔11となつている。
爪ホルダ3の側面中央付近にセツトボルト嵌入孔
13が設けられている。
次に上記実施例の作用について述べる。
この爪ホルダ3は嵌合部7内に、正確に爪側の
取付部5と接触するように仕上げ加工された突条
部9a,9bが設けられていることで爪を極めて
強力に保持できる。すなわち従来の爪ホルダ3は
嵌入孔の寸法精度が、前記成形方法で製作される
ことと、扁平な矩形の嵌入孔全面を正確に仕上加
工とすることの困難さとで極めてよくないために
前記のように爪と局部接触して応力が集中し易
い。
取付部5と接触するように仕上げ加工された突条
部9a,9bが設けられていることで爪を極めて
強力に保持できる。すなわち従来の爪ホルダ3は
嵌入孔の寸法精度が、前記成形方法で製作される
ことと、扁平な矩形の嵌入孔全面を正確に仕上加
工とすることの困難さとで極めてよくないために
前記のように爪と局部接触して応力が集中し易
い。
これに対し本考案の爪ホルダ3は嵌合部7の両
端の突条部9a,9bのみを正確に仕上げればよ
いので、仕上げ加工位置がよく、かつ加工面積も
僅かなため短時間で精度よく加工でき、突条部9
a,9bのほぼ全面積が有効接触面となる。これ
で爪トルクによる応力が集中する現象を避けるこ
とができて、従来のような破損、摩耗、変形が防
がれる。また、突条部9a,9bの成形は通常、
一旦ストレートな筒状体に成形した素材を、中子
とプレス型を用いて長さ方向にプレスすることで
行なう。この結果、突条部9a,9bの内径側表
面は若干ではあるが加工硬化を生じる。更に前記
のようなプレス成形であるため突条部9a,9b
の内部の結晶組織の流れ線は爪ホルダ3の長さ方
向に沿つて、突条部9a,9bでは隆起した連続
流れを形成し、いずれも爪ホルダ3の摩耗、変形
の防止に有効に作用する。
端の突条部9a,9bのみを正確に仕上げればよ
いので、仕上げ加工位置がよく、かつ加工面積も
僅かなため短時間で精度よく加工でき、突条部9
a,9bのほぼ全面積が有効接触面となる。これ
で爪トルクによる応力が集中する現象を避けるこ
とができて、従来のような破損、摩耗、変形が防
がれる。また、突条部9a,9bの成形は通常、
一旦ストレートな筒状体に成形した素材を、中子
とプレス型を用いて長さ方向にプレスすることで
行なう。この結果、突条部9a,9bの内径側表
面は若干ではあるが加工硬化を生じる。更に前記
のようなプレス成形であるため突条部9a,9b
の内部の結晶組織の流れ線は爪ホルダ3の長さ方
向に沿つて、突条部9a,9bでは隆起した連続
流れを形成し、いずれも爪ホルダ3の摩耗、変形
の防止に有効に作用する。
なお、このように突条部9a,9bを設けて爪
側の取付部5と接触させる形態は、爪ホルダ3の
全体重量を増すことなく極めて効果的に爪ホルダ
としての剛性を高める作用もある。
側の取付部5と接触させる形態は、爪ホルダ3の
全体重量を増すことなく極めて効果的に爪ホルダ
としての剛性を高める作用もある。
次に、別の実施例として第3図に第1図と同様
な縦断面図で示したように、爪ホルダ3の両端付
近の内周に突条部9a,9bを設けた上に、更に
この爪ホルダ3の外周先端部にも環状突条部15
を設けて、前記爪ホルダ3の爪支持剛性を一層向
上させることができる。
な縦断面図で示したように、爪ホルダ3の両端付
近の内周に突条部9a,9bを設けた上に、更に
この爪ホルダ3の外周先端部にも環状突条部15
を設けて、前記爪ホルダ3の爪支持剛性を一層向
上させることができる。
又、別の実施例として第4図に平面図を示すよ
うに、爪側の取付部5に三方向から当接して支持
する形態にコ字状断面とした爪ホルダ3において
も、本考案を適用して、爪ホルダ3の嵌合部7の
深さ方向両端付近に突条部9を設けて、前記と同
様な機能を発揮させて安定、強固な爪保持を長期
間続けることができる。
うに、爪側の取付部5に三方向から当接して支持
する形態にコ字状断面とした爪ホルダ3において
も、本考案を適用して、爪ホルダ3の嵌合部7の
深さ方向両端付近に突条部9を設けて、前記と同
様な機能を発揮させて安定、強固な爪保持を長期
間続けることができる。
[考案の効果]
以上より明らかなように、この考案の構成によ
れば、爪ホルダの爪嵌合部の両端付近に突条部を
設けることで爪荷重による爪ホルダの変形、摩耗
を極めて効果的に抑制し、非常に長期間安定した
爪保持ができる。しかし、爪ホルダの重量はむし
ろ減少する。
れば、爪ホルダの爪嵌合部の両端付近に突条部を
設けることで爪荷重による爪ホルダの変形、摩耗
を極めて効果的に抑制し、非常に長期間安定した
爪保持ができる。しかし、爪ホルダの重量はむし
ろ減少する。
爪ホルダの先端側の外周に突条部を設けた実施
例では、爪ホルダの先端側の強度がより一層向上
する。
例では、爪ホルダの先端側の強度がより一層向上
する。
第1図はこの考案の実施例に係る爪ホルダの縦
断面図、第2図はその平面図、第3図は別の実施
例の爪ホルダの縦断面図、第4図は更に別の実施
例の爪ホルダの平面図、第5図は従来の溶接成形
による爪ホルダの平面図、第6図は従来の一体成
形による爪ホルダの平面図である。 主要な図面符号の説明、1……耕耘軸、3……
爪ホルダ、5……(爪側の)取付部、7……嵌合
部、9……突条部、15……外周突条部。
断面図、第2図はその平面図、第3図は別の実施
例の爪ホルダの縦断面図、第4図は更に別の実施
例の爪ホルダの平面図、第5図は従来の溶接成形
による爪ホルダの平面図、第6図は従来の一体成
形による爪ホルダの平面図である。 主要な図面符号の説明、1……耕耘軸、3……
爪ホルダ、5……(爪側の)取付部、7……嵌合
部、9……突条部、15……外周突条部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 耕耘軸の外周に突設され、回転方向に所定の
寸法の幅を有する爪側の取付部を支持する形態
の嵌合部に前記爪側の取付部を嵌合し止着具に
て取付けて爪装着とする爪ホルダにおいて、該
爪ホルダの少なくとも幅方向の両端に深さ方向
に複数箇所、前記爪側の取付部を当接支持する
突条部を対向させて設け、これら突条部の間の
寸法を爪側の取付部の前記寸法の幅と一致する
ように形成したことを特徴とする爪ホルダ。 (2) 前記爪ホルダの先端側の外周に突条部を設け
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の爪ホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985046814U JPH051212Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985046814U JPH051212Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61165105U JPS61165105U (ja) | 1986-10-14 |
| JPH051212Y2 true JPH051212Y2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=30561562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985046814U Expired - Lifetime JPH051212Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051212Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493321A (ja) * | 1972-05-04 | 1974-01-12 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP1985046814U patent/JPH051212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61165105U (ja) | 1986-10-14 |
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