JPH0513988B2 - - Google Patents

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JPH0513988B2
JPH0513988B2 JP16263983A JP16263983A JPH0513988B2 JP H0513988 B2 JPH0513988 B2 JP H0513988B2 JP 16263983 A JP16263983 A JP 16263983A JP 16263983 A JP16263983 A JP 16263983A JP H0513988 B2 JPH0513988 B2 JP H0513988B2
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JP
Japan
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acid
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polyester
copolymer
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JP16263983A
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JPS6055054A (ja
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Ryoichi Ishikawa
Kaoru Mori
Masayuki Ito
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリアミド系エラストマーとポリエ
ステル系エラストマーとを主成分とする相溶性の
改善された耐薬品性、耐熱性、反発弾性、耐寒
性、機械的性質等に優れる熱可塑性組成物に関す
るものである。 ポリアミド系エラストマーは、耐薬品性、耐摩
耗性、耐屈曲性等の優れた熱可塑性エラストマー
として各種のチユーブ、ホース、スポーツシユー
ズと底等の用途に注目されている。しかしながら
反発弾性や耐寒性が十分でなく、用途が制限され
ている。 一方、ポリエステル系エラストマーは、反発弾
性、耐熱性、耐寒性、耐摩耗性、耐屈曲性等の優
れた熱可塑性エラストマーとして各種チユーブ、
ホース、自動車部品等に幅広く使用されている
が、耐油性、耐水性をはじめとする耐薬品性が悪
く、これらの特性を要する用途には不向きであ
る。 上記欠点を改良する目的でポリアミド系エラス
トマーとポリエステル系エラストマーとのブレン
ド組成物は数多く知られている。しかし、ポリア
ミド系エラストマーとポリエステル系エラストマ
ーとは相溶性が不充分であり、それぞれを単にブ
レンドしただけでは両エラストマーの有する特徴
が十分に発揮されないばかりか、成形品の外観仕
上り不良や表面の層剥離といつた問題を有してお
り、ブレンド本来の目的を達しているとは言い難
い。 本発明者等は鋭意検討の結果、ポリアミド系エ
ラストマーとポリエステル系エラストマーのブレ
ンドに際して、更にカルボキシル基および/又は
エポキシ基含有オレフイン共重合体を配合して成
る組成物が、相溶性に優れ、ポリアミド系エラス
トマーの反発弾性や耐寒性と、ポリエステル系エ
ラストマーの耐油性、耐熱水性をはじめとする耐
薬品性とを改善すると共に、耐寒性、機械的性質
等に優れるなど、両エラストマーの有する特徴が
十分に発揮された実用性の極めて高い組成物を見
い出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、ポリアミド系エラストマー
(A)とポリエステル系エラストマー(B)とカルボキシ
ル基および/又はエポキシ基含有オレフイン共重
合体(C)とを、(A)/(B)=5/95〜95/5、(C)/{(A)
+(B)}=1/100〜100/100の重量比で配合してな
ることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物を提供す
るものである。 本発明に使用されるポリアミド系エラストマー
は、ナイロン−6、−66、−11及び−12等のポリア
ミド成分からなるハードセグメントと、ポリエス
テル成分および/又はポリエーテル成分のソフト
セグメントをもつブロツク共重合体である。 ハードセグメントであるポリアミド成分は、例
えばテレフタル酸、イソフタル酸、シユウ酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキシル
ジカルボン酸の如きジカルボン酸と、エチレンジ
アミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、デカメチレンジアミン、1,4−シ
クロヘキシルジアミン、m−キシリレンジアミン
の如きジアミンの重縮合;カプロラクタム、ラウ
ロラクタムの如き環状ラクタムの重合;アミノエ
ナント酸、アミノノナン酸、アミノウンデカン酸
の如きアミノカルボン酸の重縮合、あるいは上記
環状ラクタムとジカルボン酸とジアミンとの共重
合等により得られるものであつてこれらの出発物
質は個々に、又は混合して使用することができ
る。 ソフトセグメントであるポリエステル成分は、
ポリアミド形成成分にも使用される前記ジカルボ
ン酸又はそのエステル形成誘導体と、一般式HO
(―CH2)p――OH(式中、pは2〜12の整数を表わ
す)の脂肪族ジオール、1,4−ビス−(ヒドロ
キシメチル)−シクロヘキサン等の脂環式ジオー
ルとの重縮合により得られるものである。更にポ
リ−ε−カプロラクトンのようなラクトン化合物
も使用できる。ここでも出発物質は個々に混合し
て使用できる。 又、ソフトセグメントであるポリエーテル成分
は、出発物質として一般式 H2N(―CH2)b――O〔―(CH2)l――O〕n――〔―(
CH2)a――O〕c――(CH2)o――NH2 (式中、n、l、a及びbは少なくとも2の整
数、好ましくは2〜4の整数、cは2〜30の整
数、mは0又は2〜30の整数である。)で示され
るジアミンが使用される。例えば、一般式H2N
(―CH2)3――O〔―(CH2)4――O〕c――(―CH2
)3――NH2
(式中、cは2〜30の整数、好ましくは6〜30の
整数である)のビス−(3−アミノプロピル)−ポ
リテトラヒドロフランの混合物、H2N(―CH2)3――
O〔―(CH2)3――O〕c―――(CH2)3――NH2のビ
ス−
(3−アミノプロピル)ポリプロピレンオキサイ
ド等がある。更に、ポリ(エチレンオキサイド)
グリコール、ポリ(プロピレンオキサイド)グリ
コール、ポリ(テトラメチレンオキサイド)グリ
コールなどのポリエーテルグリコール、これらポ
リエーテルグリコール類の混合物もしくは共重合
物をも使用し得る。ここで使用されるジカルボン
酸としては前記ポリアミド成分の原料として例示
したジカルボン酸、36個の炭素原子を有する二量
化脂肪酸、該二量化脂肪酸を主成分とする重合脂
肪酸の混合物、 示される化合物等が挙げられる。 かかるポリアミド系エラストマーは、通常前記
ポリアミド成分形成化合物と、前記ポリエステル
成分形成化合物および/又は前記ポリエーテル成
分形成化合物との従来公知の通常の縮合反応によ
つて製造される。好適な方法としては、例えばポ
リエステルポリアミドエラストマーは、予めハー
ドセグメントであるポリアミドとソフトセグメン
トであるポリエステルとを溶融混合して得る方
法、ポリエーテルポリアミドエラストマーは前記
ポリアミド成分形成化合物とポリエーテルグリコ
ール類を除く前記ポリエーテル成分形成化合物と
を同時に重縮合して得る方法、ポリエーテルエス
テルポリアミドエラストマーは、前記ポリアミド
成分形成化合物とポリエーテルグリコール類とそ
の他の前記ポリエーテル成分形成化合物とを同時
に重縮合して得る方法等が挙げられる。 かかるポリアミド系エラストマーは、ソフトセ
グメントであるポリエステルブロツクおよび/又
はポリエーテルブロツクの占める割合が8〜60重
量%であるものが好ましい。 ポリアミド系エラストマーとしては、例えば
GRILAMID ELY−1256(スイス国エムス・ヘ
ミイ社製ポリエーテルポリアミドエラストマー)、
ダイアミド E41TL、E48TL、E63TL〔ダイセ
ル(株)製ポリエーテルエステルポリアミドエラスト
マー〕等が好適なものとして挙げられる。 またポリエステル系エラストマーは、アルキレ
ンテレフタレート単位を主体とする高融点ハード
セグメントと脂肪族ポリエステルおよび/又は脂
肪族ポリエーテルから成る低融点ソフトセグメン
トとのブロツク共重合体である。 アルキレンテレフタレート単位を主体とする高
融点ハードセグメントとしては、テレフタル酸
と、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ペンタメチレン
グリコール、2,2−ジメチル−トリメチレング
リコール、ヘキサメチレングリコール、デカメチ
レングリコール等のアルキレングリコールとから
なる単位を主体とするものが挙げられるが、場合
によつてジカルボン酸としてイソフタル酸、1,
5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸、ジフエニルジカルボン酸、ビス
(p−カルボキシフエニル)メタン、4,4′−ス
ルホニルジ安息香酸などの芳香族ジカルボン酸、
炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸、グリコール
としてp−キシリレングリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール等のジオール、オキシ酸としてp
−オキシ安息香酸、p−(β−ビドロキシエトキ
シ)安息香酸などを成分として少量含んでいても
さしつかえない。 また、脂肪族ポリエステルおよび/又は脂肪族
ポリエーテルから成る低融点ソフトセグメントと
しては、ポリ(エチレンオキサイド)グリコー
ル、ポリ(プロピレンオキサイド)グリコール、
ポリ(テトラメチレンオキサイド)グリコールな
どのポリエーテルグリコール、これらポリエーテ
ルグリコール類の混合物もしくは共重合体、ポリ
ε−カプロラクトン、炭素数2〜12の脂肪族ジカ
ルボン酸と炭素数2〜10の脂肪族グリコールから
製造されるポリエステル、例えばポリエチレンア
ジペート、ポリテトラメチレンアジペート、ポリ
エチレンセバケート、ポリネオペンチルセバケー
ト、ポリテトラメチレンドデカネート、ポリテト
ラメチレンアセテート、ポリヘキサメチレンアセ
テートなど、また上記脂肪族ポリエステルと脂肪
族ポリエーテルを組合せたポリエステルポリエー
テル共重合体などが挙げられる。 かかるポリエステル系エラストマーは、低融点
ソフトセグメントブロツクの分子量が通常400〜
6000、好ましくは400〜2000であり、該ソフトセ
グメントのポリエステル系エラストマー中に占め
る割合が通常5〜80重量%、好ましくは20〜70重
量%である。 これらのポリエステル系エラストマーは、従来
公知の通常の重縮合法によつて製造することがで
きる。好適な方法としては、テレフタル酸または
そのジメチルエステル、アルキレングリコール及
び低融点ソフトセグメント成分とを触媒の存在下
に約150〜250℃に加熱し、エステル化またはエス
テル交換反応を行い、次いで真空下に過剰のアル
キレングリコールを除去しつつ重縮合を行うこと
により、ポリエーテルエステルブロツク共重合体
を得る方法、あらかじめ調製した高融点ポリエス
テルセグメント形成プレポリマーおよび低融点重
合体セグメント形成プレポリマーに、それらのプ
レポリマーの末端官能基と反応するテトラメチレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート等の脂肪族ジイソシアネート;トリレン−
2,4−ジイソシアネート、トリレン−2,6−
ジイソシアネート、ジフエニルメタン−4,4′−
ジイソシアネート、m−およびp−フエニレンジ
イソシアネート、ナフタレン−1,5−ジイソシ
アネート等の芳香族ジイソシアネート;ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート等の脂環式ジイ
ソシアネート;粗製ジフエニルメタンジイソシア
ネートの如き一分子中にイソシアネート基が2以
上の化合物、トリレンジイソシアネートの二量
体、ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
トの二量体等のイソシアネート化合物や、β,γ
−エポキシプロピルエーテル、1,4−ビス
(β,γ−エポキシプロポキシ)ブタン、1,6
−ビス(エポキシエチル)−ヘキサン、2,2−
ビス〔p−(β,γ−エポキシプロポキシ)フエ
ニル〕プロパン、1−エポキシエチル−3,4−
エポキシシクロヘキサン、1−(β,γ−エポキ
シプロポキシ)−2−ベンジルオキシエタン、1
−(β,γ−エポキシプロポキシ)−2−エトキシ
エタン、1,4−ビス(β,γ−エポキシプロポ
キシ)ベンゼン等のジグリシジルエーテル化合物
等を混合反応させることによる変性ポリエーテル
エステルブロツク共重合体及び変性ポリエステル
エステルブロツク共重合体を得る方法などがあ
る。 ポリアミド系エラストマーとポリエステル系エ
ラストマーとの配合割合は目的とする物性によつ
ても異なるがポリアミド系エラストマー5〜95重
量部に対しポリエステル系エラストマー95〜5重
量部である。ポリアミド系エラストマーの配合割
合が5重量部より少ないと実質的にポリエステル
系エラストマーと同等でありまたポリエステル系
エラストマーの配合割合が5重量部より少ないと
実質的にポリアミド系エラストマーと同等の物性
しか得られないので、それぞれ好ましくない。 特に耐薬品性、耐摩耗性、耐屈曲性等の性質を
損なわずに反発弾性や耐熱性の良い樹脂組成物を
得るには、ポリアミド系エラストマー50〜95重量
部に対してポリエステル系エラストマーを50〜5
重量部の割合で配合するのがよく、また反発弾
性、耐熱性、耐寒性、耐摩耗性、耐屈曲性等の性
質を損なわずに耐油性、耐水性をはじめとする耐
薬品性の良い樹脂組成物を得るためには、ポリア
ミド系エラストマー5〜50重量部に対してポリエ
ステル系エラストマーを95〜50重量部の割合で配
合するのが良い。 一方、本発明に於いて、ポリアミド系エラスト
マー及びポリエステル系エラストマーと混合する
カルボキシル基含有オレフイン共重合体は、少な
くとも50モル%、好適には80モル%の1−オレフ
イン、例えばエチレン、プロピレン、ブテン−
1、イソブテン、ペンテン−1、ヘキセン−1、
デセン−1、4−メチルブテン−1、4−メチル
ペンテン−1、4,4−ジメチルペンテン−1、
ビニルシクロヘキサン、スチレン、α−メチルス
チレン、低級アルキル置換分で置換されたスチレ
ン又は類似物を含有すべきであり、また上記オレ
フインの混合物を使用することもできる。好適に
はエチレンとブテン−1又はプロピレンから得ら
れる共重合体が好ましく、市販されている製品と
して、例えばタフマ−A4085、タフマ−A4090、
タフマ−A20090等のタフマ−Aシリーズ〔エチ
レン−ブテン−1共重合体、三井石油化学工業(株)
製品〕及びタフマ−P0280、タフマ−P0480、タ
フマ−P0680、タフマ−P0880等のタフマ−Pシ
リーズ〔エチレン−プロピレン共重合体、三井石
油化学工業(株)製品〕が挙げられる。 上記カルボキシル基含有オレフイン共重合体
は、α,β−不飽和カルボン酸コモノマーと上記
オレフインとの直接の共重合やポリオレフイン及
びポリオレフイン共重合体へグラフト共重合する
等公知の方法によつて製造される。ここで用いる
酸成分としては、例えばアクリル酸、メタアクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸、(無水)マレ
イン酸、フマル酸及び上記カルボン酸のモノエス
テル等を例示でき、好適にはアクリル酸、メタク
リル酸及び(無水)マレイン酸を挙げることがで
きる。なかでも特に(無水)マレイン酸が好まし
い。好適な酸変性オレフイン共重合体としてはエ
チレン−ブテン−1−(無水)マレイン酸共重合
体、エチレン−プロピレン−(無水)マレイン酸
共重合体等を挙げることが出来る。 エポキシ基含有変性オレフイン共重合体は、
α,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステル
の前記オレフインとの直接の共重合やポリオレフ
イン及びポリオレフイン共重合体へグラフト共重
合する等の公知の方法によつて製造される。 ここで用いるα,β−不飽和カルボン酸のグリ
シジルエステルとは、一般式
【式】(式中、R7は水素 原子または低級アルキル基である。)で示される
1種又はそれ以上の混合物であり、例えばアクリ
ル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、エタ
クリル酸グリシジル等が挙げられ、なかでもメタ
クリル酸グリシジルが好適に使用される。 このようなカルボキシル基及び/又はエポキシ
基含有オレフイン共重合体は、それら官能基を有
するモノマーを構成成分として0.01〜20重量%含
有することが重要であり、好適には0.05〜10重量
%の範囲である。 上記オレフイン共重合体の添加量は、前記ポリ
アミド系およびポリエステル系エラストマーの総
量100重量部に対して1〜100重量部、好適には3
〜50重量部である。該オレフイン共重合体の添加
量が100重量部よりも多い場合には得られる成形
品と機械的強度、熱的性質及成形加工性等が低下
するなどして好ましくない。また1重量部よりも
少ない場合には本発明の効果が少なく、本発明を
達成することが難しい。 又、本発明の熱可塑性組成物に配合されるポリ
アミド系エラストマーとポリエステル系エラスト
マーの親和性および機械的性質をより高めるため
にエポキシ化合物を添加することも有効である。
エポキシ化合物としては分子内に1個又は2個の
エポキシ基を有するものであり、β,γ−エポキ
シプロピルエーテル、1,4−ビス(β,γ−エ
ポキシプロポキシ)ブタン、1,6−ビス(エポ
キシエチル)−ヘキサン、2,2−ビス〔p−
(β,γ−エポキシプロポキシ)フエニル〕プロ
パン、1−エポキシエチル−3,4−エポキシシ
クロヘキサン、1−(β,γ−エポキシプロポキ
シ)−2−ベンジルオキシエタン、1−(β,γ−
エポキシプロポキシ)−2−エトキシエタン、1,
4−ビス(β,γ−エポキシプロポキシ)ベンゼ
ンなどが挙げられる。 更に本発明の熱可塑性樹脂組成物は、必要に応
じて無機及び/又は有機の充填剤を添加し、剛性
等の向上をはかることが出来る。好適な充填剤と
しては、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、アラ
ミド繊維、チタン酸カリウム、アスベスト、炭化
ケイ素、セラミツク、窒化ケイ素、硫酸バリウ
ム、硫酸カルシウム、カオリン、クレー、パイロ
フイライト、ベントナント、セリサイト、ゼオラ
イト、マイカ、雲母、ネフエリンシナイト、タル
ク、アタルパルジヤイト、ウオラストナイト、
PMF、フエライト、硅酸カルシウム、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、三酸化
アンモン、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシ
ウム、酸化鉄、二硫化モリブテン、黒鉛、石こ
う、ガラスビーズ、ガラスパウダー、ガラスバル
ーン、石英、石英ガラス、などの強化充填剤を挙
げることができる。 又、本発明の熱可塑性樹脂組成物には、芳香族
ヒドロキシ誘導体、例えば2−エチルヘキシル−
p−ヒドロキシベンゾエート、スルフオン酸アミ
ド、例えばベンゼンスルフオンブチルアミドなど
の可塑剤か、他に少量の離型剤、カツプリング
剤、着色剤、滑剤、耐熱安定剤、耐候性安定剤、
発泡剤、防錆剤、難燃剤、三酸化アンチモン等の
難燃助剤等を添加してもよい。 更に、同様の必要に応じて下記の如き重合体を
混合して使用できる。これら重合体としてはエチ
レン、ブチレン、ベンテン、ブタジエン、イソプ
レン、クロロプレン、スチレン、α−メチルスチ
レン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸エステル、(メタ)アクリロ
ニトリルなどの単量体の単独重合体または共重合
体、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル、
ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリサルホ
ン、ポリアリルサルホン、ポリエーテルサルホ
ン、ポリアーリレート、ポリフエニレンオキシ
ド、ポリフエニレンサルフアイド、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、シリコーン樹脂、フエノキシ樹脂、フツ素樹
脂、ポリアリールエーテルなどの単独重合体、ラ
ンダム共重合体またはブロツク共重合体、グラフ
ト共重合体等を挙げることができる。 本発明の熱可塑性樹脂組成物の調製は種々の公
知の方法で可能である。例えば、原料を予めタン
ブラー又はヘンシエルミキサーのような混合機で
均一に混合した後、一軸又は二軸の押出機等に供
給して溶融混練した後、ペレツトとして調製する
方法がある。 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、その優れた特
性により種々の用途に利用でき、その例として
は、チユーブ、ホース、パイプ、ロツド、フイル
ム、シート、電線被覆、ワイヤー被覆、光フアイ
バー被覆、各種ブラン類、魚網、ネツト、ホツト
メルト接着剤、コンベアベルト、Vベルト、ゴル
フ・野球・サツカー・陸上競技等のスポーツシユ
ーズ底、スキー靴ギアカム軸受ベアリング、パツ
キング、ガスケツト、Oリング、フアスナー、バ
ルブ、ジヨイント、グリツプ、キヤスター、ロー
ラー、スイツチケース、クリツプ、時計バンド、
エンブレム、バトミントンのシヤトルコツク、テ
ニスラケツト部分、ガソリンタンク、ベローズ、
フロート、球技用ボール、漁業用ブイ、タンク内
面のコート、その他各種自動車部品、電子・電気
機器部品、精密機械部品等があり、さらに粉体塗
料、溶液型の接着剤、塗料等としても使用でき
る。 以下に本発明の実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。尚、例中の部は重量部を意味する。 参考例 1 (変性ポリエステルエステルブロツク共重合体
の合成) (A) ジメチルテレフタレート194部及び1,4−
ブタンジオール135部を反応容器に入れ、150℃
に加熱して均一溶液とした。この溶液を窒素気
流下で撹拌しながら触媒としてテトライソプロ
ピルチタネート0.04部を添加した。その後エス
テル交換反応が始まり、副生メタノールが留出
した。系内の温度を徐々に昇温し、220℃付近
でメタノールの留出がほとんド停止した後、系
内を徐々に真空にして縮合を進めた。250℃、
10mmHgで2時間反応を行い、生成ポリマーを
取り出し、冷却、固化後、粉砕した。生成ポリ
マーの水酸基価は17.3、酸価は0.4、極限粘土
〔η〕は0.39であつた。これをMBT−1と称
す。 (B) アジピン酸146部、1,4−ブタンジオール
114部を反応容器に入れ、140℃に加熱して均一
溶液とした。以後は上記MBT−1合成と全く
同様に合成して、ポリマーを生成させた。生成
ポリマーの水酸基価は17.3、酸価は0.4、極限
粘土〔η〕は0.29であつた。これをMBA−1
と称す。 MBT−1 70部、MBA−1 30部、フレー
ク状ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト(MDI)10.3部を予め均一に混合した。これを
シリンダー温度220℃に設定された50m/m〓同
方向回転二軸押出機に供給し、2分間の滞留時間
となる速度で連続的に混練し、変性ポリエステル
エステルブロツク共重合体ペレツトを得た。これ
を共重合体()と称す。 参考例 2 (カルボキシル基含有オレフイン共重合体の製
造) エチレン−ブテン−1共重合体(タフマ−
A4090)100重量部、1,3−ビス(tert−ブチ
ルパーオキシプロピル)ベンゼン0.5重量部及び
無水マレイン酸1重量部を均一に混合した。次い
でシリンダー温度220℃に設定した押出機で混練
し、ペレツト化を行ない、カルボキシル基含有オ
レフイン共重合体を得た。赤外スペクトルにて無
水マレイン酸のグラフト量を測定した所、この、
オレフイン共重合体はエチレン−ブテン−1共重
合体100重量部に対して0.75重量部の無水マレイ
ン酸がグラフトしていることが確認された。これ
を共重合体()と称す。 参考例 3 (エポキシ基含有オレフイン共重合体の製造) エチレン−ブテン−1共重合体(タフマ−
A4090)100重量部、ジクミルパーオキサイド0.5
重量部及びメタクリル酸グリシジルエーテル2重
量部を均一に混合した。次いでシリンダー温度
200℃に設定した2押出機で混練し、ペレツト化
を行ない、エポキシ基含有オレフイン共重合体を
得た。塩酸−メチルエチルケトン溶液によりメタ
クリル酸グリシジルエーテルのグラフト量を測定
した所、このオレフイン共重合体はエチレン−ブ
テン−1共重合体100重量部に対して1.25重量部
のメタクリルグリシジルエーテル酸がグラフトし
ていることが判明した。これを共重合体()と
称す。 実施例1〜10および比較例1〜4 ポリアミド系エラストマーとして、ラウロラク
タムの重合体をハードセグメントとし、ビス−
(3−アミノプロピル)−ポリプロピレンオキサイ
ドと炭素数36の二量化脂肪酸とから得られる重合
体をソフトセグメントとするブロツク共重合体
(エムス・ヘミー社製ポリエーテルポリアミドエ
ラストマー、GRILAMID ELY−1256)、ポリ
エステル系エラストマーとして、テレフタル酸と
テトラウメチルグリコールとから得られる重合体
をハードセグメントとし、ポリ(テトラメチレン
オキサイド)グリコールをソフトセグメントとす
るブロツク共重合体〔東洋紡績(株)社製ペルプレン
P−150B〕、参考例1で得られた共重合体
()、参考例2で得られた共重合体()および
参考例3で得られた共重合体()を第1表に示
した割合で配合したものを、40m/m押出機を用
いて220℃で混練し、ペレツト化した。そのペレ
ツトを射出成形機で成形してテストピースとし、
相溶性試験、引張試験、耐熱水性試験、耐熱性試
験を行つた。結果を第1表にまとめて示す。 第1表の結果から明らかな様に、本発明の熱可
塑性樹脂組成物は特に相溶性が良好であり、その
他の物性にも優れるものであつた。 尚、各試験は以下の如く行つた。 (1) 相溶性試験 Γ試験法−1:厚さ3mmのテストピースを繰り
返し24回折り曲げて、折り目の状態を観察評
価する。 ○:層剥離なし ×:層剥離あり Γ試験法−2:JIS K−5400に準じて、テスト
ピース表面のほぼ中央に、直交する縦横11本
ずつの平行線を1mmの間隔で引いて1cm2の中
に100個のます目ができるように碁盤目状の
切り傷をつけ、その上にセロハンテープを密
着させ、一気にはがし、テストピース表面の
層剥離の状態を観察し、剥離されなかつたま
す目の数を表示する。 (2) 引張試験:JIS K−6301に準ずる。 (3) 耐熱水性試験:100℃で20日間熱水中に浸漬
した後、100℃で2時間乾燥したテストピース
の引張破断強度保持率を測定する。 (4) 耐熱性試験:120℃で60日間放置したテスト
ピースの引張破断強度保持率を測定する。
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリアミド系エラストマー(A)とポリエステル
    系エラストマー(B)とカルボキシル基および/又は
    エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)とを、(A)/
    (B)=5/95〜95/5、(C)/{(A)+(B)}=1/100〜
    100/100の重量比で配合してなることを特徴とす
    る熱可塑性樹脂組成物。
JP16263983A 1983-09-06 1983-09-06 熱可塑性樹脂組成物 Granted JPS6055054A (ja)

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