JPH0514732U - 車軸駆動装置 - Google Patents

車軸駆動装置

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JPH0514732U
JPH0514732U JP6152791U JP6152791U JPH0514732U JP H0514732 U JPH0514732 U JP H0514732U JP 6152791 U JP6152791 U JP 6152791U JP 6152791 U JP6152791 U JP 6152791U JP H0514732 U JPH0514732 U JP H0514732U
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hydraulic
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oil
axle
case
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瑞哉 松藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 油圧式変速装置を内装する車軸ケース内に充
填した作動油に混入した気泡が油圧式変速装置に吸い込
まれないようにし、オイルフィルターの寿命が長くなる
ように配置する。 【構成】 車軸ケース内の上下方向で略中央にセンタセ
クションを固定して油圧式変速装置を内装した車軸駆動
装置において、油圧式変速装置の閉回路へ作動油を補給
するチェックバルブ19aをセンタセクション10内で
上向きに配置し、補給ポートCをセンタセクション10
の上面に開口させ、該補給ポートCの周囲をオイルフィ
ルター24にて覆ったものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は油圧式変速装置を内装した車軸駆動装置において、油圧式変速装置へ の作動油補給時に車軸ケース内の作動油を浄化するオイルフィルターの配置構成 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から車軸ケース内の上下方向で略中央にセンタセクションを固定して油圧 式変速装置を内装した車軸駆動装置であって、油圧式変速装置の閉回路へ作動油 を補給するチェック弁をセンタセクション内で横向きに配置して、その補給ポー トをセンタセクションの裏面に開口させると共に、オイルフィルターを該補給ポ ートを囲むようにしてセンタセクションの裏面に配置した技術は公知となってい るのである。例えば、特開平1−309821号公報の技術である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この車軸駆動装置では車軸ケース内に油圧式変速装置の作動油を充填する必要 があるが、ケース内を作動油で完全に満杯にするのは困難で、必ずエアが混入し てしまうのである。このような状態で車軸駆動装置を稼動すると作動油に気泡が 混ざりセンタセクションの裏面や補給ポート内にエア溜まりができてしまい、発 進時、油圧式変速装置の閉回路へ作動油を補給すべくチェック弁が開くと作動油 と一緒にエアが吸い込まれ、キャビテーションによる騒音や発進タイムラグが起 きていたのである。また、オイルフィルターは車軸ケース底部に配置されていた ので、底に溜まった鉄粉等の異物を直接吸い込んでしまい、すぐに目詰まりし、 短期間で交換しなければならなかったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような問題点を解消するために、車軸ケース内の上下方向で略中 央にセンタセクションを固定して油圧式変速装置を内装した車軸駆動装置におい て、油圧式変速装置の閉回路へ作動油を補給するチェックバルブをセンタセクシ ョン内で上向きに配置し、補給ポートをセンタセクションの上面に開口させ、該 補給ポートの周囲をオイルフィルタにて覆ったものである。
【0005】
【実施例】
本考案が解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、 次に添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。図1は車軸ケースの半割上 部ケースを外した状態の平面断面図、図2は車軸ケース正面断面図、図3は図1 におけるA−A矢視断面図である。
【0006】 図1、図2において全体構成から説明すると、車軸ケース内に油圧式変速装置 Eと車軸4及び両者を連動連結する動力伝達手段が内装されている。車軸ケース は、半割上部ケース1と半割下部ケース2から成り、その分割線は、前記油圧式 変速装置の出力軸即ちモータ軸の軸芯と動力伝達軸の軸芯及び車軸4の軸芯を一 直線に結ぶ仮想線と略一致するように構成している。半割上部ケース1上にリザ ーブタンク35が配置され、車軸ケース内に作動油が充填されている。油圧式変 速装置Eはセンタセクション10上に油圧ポンプPと油圧モーターMを装着した ものであり、センタセクション10は断面視L字状に構成し、下側から半割上部 ケース1にボルトにて固定され車軸ケースの上下方向の略中央に位置するように し、該センタセクション10の水平部10a上に油圧ポンプPが装着され、垂直 部10bに油圧モーターMが装着されている。
【0007】 前記該油圧ポンプPはポンプ軸11を水平部10a中央に回転自在に立設し、 該ポンプ軸11上にシリンダー21が外嵌され、該シリンダー21にピストン2 2・22・・・がポンプ軸11回りに数個配設され、該ピストン22・22・・ ・はバネに付勢されて頭部が可変斜板13に当接され、該可変斜板13は変速軸 14に固設したアーム15を回動することにより角度を変更可能とし、油圧ポン プPの圧油の吐出方向及び吐出量を調節してモーター軸16の回転方向、回転数 を変更可能としている。
【0008】 油圧モーターMはセンタセクション10の垂直部10bの外側面の中央にモー ター軸16の一側が軸支され、中央部分は車軸ケースの割面に支持され、車軸ケ ース外側に突出したモーター軸16上にブレーキドラム17が固定されている。 また、モーター軸16にはシリンダー25が外嵌され、該シリンダー25にピス トン26・26・・・がモーター軸16回りに数個配設され、該ピストン26・ 26・・・はバネに付勢されて頭部を固定斜板27に当接されている。
【0009】 また、前記モーター軸16上には刻設歯車16aが刻設され、該刻設歯車16 aにカウンター軸30上の歯車31が噛合され、該カウンター軸30に刻設した 刻設歯車30aにデフ装置Dのリングギア32が噛合されて、車軸4が駆動され るのである。
【0010】 そして、前記シリンダー21とシリンダー25の間のセンタセクション10に は吐出用と戻り油用の油路10c・10dが水平方向に穿設されて油路端はネジ 9・9にて閉じられ、油圧ポンプPと油圧モーターMの間で閉回路を形成し、該 油路10c・10dの端部には図2、図3に示すように、前記水平部10aの上 面からチェックバルブ19a・19bの挿入孔を穿設して油路10c・10dと 連通し、チェックバルブ19a・19bを上向きに配置している。チェックバル ブ19a・19bが開くことにより車軸ケース内の作動油を油路10c・10d 側へ送油可能に介装して、該チェックバルブ19a・19b上方を補給ポートC ・Cとして開口し、逆Y字状に構成した解除杆5の夫々の下端が補給ポートC・ Cに対向されている。
【0011】 該解除杆5の軸部はバネ6にて下方へ付勢され、解除杆5の軸部の上部は半割 上部ケース1に枢支されて、上端は解除レバー7基部に回動及び摺動自在に外嵌 され、その上部にピン8を挿入して係止し、前記解除レバー7基部上面にはカム 部7aを形成している。前記補給ポートC・C周囲及び解除杆5はオイルフィル ター24にて囲まれて、半割上部ケース1とセンタセクション10の水平部10 aとの間に該オイルフィルター24が介装されているのである。
【0012】 このように補給ポートC、解除杆5及びオイルフィルター24を配設すること により、解除レバー7を回動してピン8がカム部7aの深部分に落ち込むと、バ ネ6の付勢により解除杆5の下端がチェックバルブ19a・19bを押し開き、 車軸ケース内と油路10c・10d間を流通可能とし、牽引等でモーター軸16 をフリーに回転できるようにしている。また、車軸駆動装置を停止した際や、組 立初期あるいは作動油交換時において、油路10b・10c内に侵入した気泡は 集合してエア溜まりを形成するが、解除レバー7を同様に操作することによって 、補給ポートよりエア溜まりを容易にセンタセクション10外に排出することが できる。
【0013】
【作用】
閉回路内の作動油が各シリンダー21・25の回転摺動部分よりリークして負 圧となると、車軸ケース内の作動油がセンタセクション10の水平部10a上に 配置したオイルフィルター24、補給ポートC・Cよりチェックバルブ19a・ 19bが開いて、油路10b・10c内へ浄化された作動油が補給されるのであ る。
【0014】
【考案の効果】
以上のように構成したので次のような効果を奏するものである。即ち、車軸駆 動装置を稼動している際は、車軸ケース内の作動油は気泡を撹拌した状態にあっ て、稼動を停止するとそれらが集合してケース内壁にエア溜まりができるが、オ イルフィルターは車軸ケースの上下方向で略中央部に固定されたセンタセクショ ン上面に配置されるので、オイルフィルターの周囲は車軸ケース内に開放される ことになり、オイルフィルターの周辺の気泡は、オイルフィルター内に溜まるこ となく、車軸ケースの上部に移動させ易く、発進時、油圧式変速装置の閉回路へ 補給作動油と一緒にエアを吸い込まなくなって、キャビテーションによる騒音や 発進タイムラグをなくすことができたのである。また、オイルフィルターは車軸 ケース底部に溜まった鉄粉等の異物を吸い込み難くなり、目詰まりし難く、長時 間にわたり使用することができるようになったのである。
【0015】 またチェックバルブを上向きに配置してその補給ポートをセンタセクションの 上面に開口させたので、該ポート内に溜まるエアを自然に抜くことができるので ある。そして、チェックバルブの弁体がシート面の全面に当接するようになるの で、応答性が向上するとともに作動が安定するようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】車軸ケースの半割上部ケースを外した状態の平
面断面図である。
【図2】車軸ケース正面断面図である。
【図3】図1におけるA−A矢視断面図である。
【符号の説明】
C 補給ポート E 油圧式変速装置 1 半割上部ケース 2 半割下部ケース 10 センタセクション 10c・10d 油路 19a・19b チェックバルブ 24 オイルフィルター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸ケース内の上下方向で略中央にセン
    タセクションを固定して油圧式変速装置を内装した車軸
    駆動装置において、油圧式変速装置の閉回路へ作動油を
    補給するチェックバルブをセンタセクション内で上向き
    に配置し、補給ポートをセンタセクションの上面に開口
    させ、該補給ポートの周囲をオイルフィルタにて覆った
    ことを特徴とする車軸駆動装置。
JP1991061527U 1991-08-05 1991-08-05 車軸駆動装置 Expired - Fee Related JP2559643Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182557U (ja) * 1984-05-15 1985-12-04 ダイキン工業株式会社 流体トランスミツシヨン装置
JPS649820U (ja) * 1987-07-07 1989-01-19
JPH01309821A (ja) * 1988-02-03 1989-12-14 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 車軸駆動装置

Patent Citations (3)

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