JPH0515531U - チヤタリング処理回路 - Google Patents

チヤタリング処理回路

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JPH0515531U
JPH0515531U JP6047091U JP6047091U JPH0515531U JP H0515531 U JPH0515531 U JP H0515531U JP 6047091 U JP6047091 U JP 6047091U JP 6047091 U JP6047091 U JP 6047091U JP H0515531 U JPH0515531 U JP H0515531U
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JP
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JP6047091U
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功 渥美
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定の安定した出力応答時間が得られ、集積
回路化による小型化も可能なチャタリング処理回路を提
供することを目的とする。 【構成】 シフトレジスタ11が、入力信号の状態を所
定のクロック信号で順次取り込むと共に、該取り込んだ
状態を順次シフトして複数の出力から出力する。論理回
路12が、シフトレジスタの複数の出力の状態を入力
し、この入力した状態が全てLレベル及びHレベルとな
ったときにそれぞれ信号を出力する。保持手段13が、
論理回路が出力する信号に応じて入力信号の状態を取り
込み保持し、この保持した状態を出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、入力信号に含まれるチャタリングを吸収してチャタリングのない信 号を出力するチャタリング処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のチャタリング回路は、スイッチ信号などのチャタリングを有する信号 により後段の回路などが誤動作するのを防止するために、従来より使用されてい る。図3はこのようなチャタリング処理回路の従来例を示し、同図において、1 は入力端子INに入力される入力信号を反転して出力するインバータ、2は抵抗 R及びコンデンサCからなり、インバータ1の出力信号を積分する積分回路、3 は積分回路2の出力信号を反転して出力端子OUTに出力するインバータである 。
【0003】 以上の構成において、その動作を各部の波形を示す図4のタイミングチャート を参照して以下説明する。今、入力端子INに図4(a)に示すようにその立上 りと立下りにおいてチャタリングを有する信号が入力されたとする。この入力信 号はインバータ1によって反転され、インバータ1の出力には、図4(b)に示 すようにこれを反転した信号が出力される。この反転信号は積分回路2でフィル タリング(積分)される。積分回路2の出力は、同図(b)に示すように時定数 CRで立下がり、これがインバータ3に入力される。
【0004】 インバータ3は所定の入力スレッショルド電圧Vthを有し、入力端子INに入 力される信号の立上り時のチャタリング期間では、積分回路2の出力はスレッシ ョルド電圧Vthまで低下しない。このため、出力端子OUTに出力されるインバ ータ3の出力信号の波形は、同図(c)に示すように、Lレベルを維持している 。
【0005】 そして、入力端子INに入力される信号が立ち上がってから所定時間経過し、 積分回路2の出力信号が入力スレッショルド電圧Vthまで低下すると、インバー タ3がLからHレベルに反転し、このことにより、インバータ3の出力である出 力端子OUTには、入力端子INに入力さた信号の立上りのチャタリングを吸収 した信号が出力される。
【0006】 また、入力端子INに入力された信号が立下ったときには、積分回路2の出力 信号は同図(b)に示すように時定数CRで立上り、入力スレッショルド電圧V th 以上になるとインバータ3がHからLレベルに反転するため、入力端子INに 入力された信号の立下りのチャタリングも吸収される。なお、図3のインバータ 1,3に代えて、信号極性などに応じてバッファICやゲートICなどを用いて 構成する場合もある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来の回路においては、インバータ1,3には、低消費電力化のために CMOSICが一般に使用されるが、このCMOSICにより図3のチャタリン グ処理回路を構成したとき、インバータ3の入力スレッショルド電圧Vthは、C MOSIC内の素子毎にその値にバラツキがあるため、図4の入力スレッショル ド電圧Vthは回路毎に相違した値となり、入力端子INに入力された信号に応じ て出力端子OUTに信号を出力するまでの遅延時間、すなわち応答遅延時間が、 回路(製品)毎にバラつくようになる。
【0008】 このような応答時間のバラツキは、チャタリング吸収効果の観点から見ると、 種々の問題を生起する。
【0009】 例えば、入力スレッショルド電圧Vthが高いときには、インバータ1の出力で ある図4(b)に示す信号がHからLレベルとなるときの応答時間が短かくなっ てチャタリング吸収効果が小さくなる。一方、LからHレベルとなるときの応答 時間が長くなってチャタリング吸収効果が大きくなるものの、入力端子INへの 信号としてスイッチ信号を入力したときには、応答時間遅れによる操作上の違和 感が生じる。
【0010】 これとは逆に、入力スレッショルド電圧Vthが低いときには、インバータ1の 出力信号がHからLレベルになるときの応答時間が長くなって操作上の違和感が 生じやすく、一方LからHレベルになるときの応答時間は短くなりチャタリング 吸収効果が小さくなる。
【0011】 また、抵抗RやコンデンサCの各定数値のバラツキも積分回路2の時定数のバ ラツキをもたらし、積分回路2の出力波形を変化させるため、応答時間のバラツ キを更に大きなものにする。
【0012】 更に、機器や電子回路スペ−スの小型化のためにゲートアレイなどで集積回路 化を図ろうとしても、抵抗RやコンデンサCを含んでいるため、これらの部品( 特にコンデンサC)は集積回路内に組み込むことが困難であるため、外付部品に しなければならず、ICパッケージには外付部品接続用の端子が必要となる。入 力信号が複数の場合には各々の入力信号毎に外付部品接続用端子が必要となり、 集積回路の所要端子数が増大してICパッケージが大型化しなければならなくな る。
【0013】 以上要するに、従来の回路では、素子のバラツキによる応答遅延時間のバラツ キが大きいため、チャタリング吸収効果が不充分になったり、操作感を損なうと いう問題があり、また、集積回路化する場合に端子数が増加してしまうためIC パッケージが大きくなってしまうといった問題があった。
【0014】 よって本考案は、上述した従来の問題点に鑑み、一定の安定した出力応答時間 が得られ、集積回路化による小型化も可能なチャタリング処理回路を提供するこ とを課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案により成されたチャタリング処理回路は、入力 信号に含まれるチャタリングを吸収してチャタリングのない信号を出力するチャ タリング処理回路であって、前記入力信号の状態を所定のクロック信号で順次取 り込むと共に、該取り込んだ状態を順次シフトして複数の出力から出力するシフ トレジスタと、該シフトレジスタの前記複数の出力の状態を入力し、該入力した 状態が全てLレベル及びHレベルとなったときにそれぞれ信号を出力する論理回 路と、該論理回路が出力する信号に応じて前記入力信号の状態を取り込み保持し 、該保持した状態を出力する保持手段とを備えることを特徴としている。
【0016】
【作用】
以上の構成において、シフトレジスタは、クロック信号により駆動され、入力 信号の状態を取り込んで複数の出力に順次出力する。論理回路は、シフトレジス タが出力する状態を入力し、複数の出力の全ての状態がLレベル及びHレベルと なったときそれぞれ信号を出力する。そして、保持手段は、論理回路が出力する 信号に応じて入力信号の状態を取り込み保持して出力する。
【0017】 これにより、入力信号の立上り或いは立下り時にチャタリングが発生しても、 論理回路はシフトレジスタの全ての出力がLレベル及びHレベルとなったときの み信号を出力するので、保持手段には、入力信号の状態が所定時間(シフトレジ スタの複数の出力に全て出力が発生する時間)以上継続して安定した後に、入力 信号の状態を取り込み保持され、その出力にチャタリングの吸収された信号が出 力される。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案によるチャタ リング処理回路の一実施例を示す図であり、同図において、11は入力端子IN に入力される信号がD(データ)入力に、クロック信号がCK(クロック)入力 にそれぞれ入力されるシフトレジスタ、12はシフトレジスタ11の複数の出力 Q1 ,Q2 …Qn が入力される論理回路である。
【0019】 論理回路12は複数の出力Q1 ,Q2 …Qn が入力されるANDゲート12a 及びNORゲート12bと、2つのゲート12a及び12bの出力が入力される ORゲート12cを有する。
【0020】 また、13は入力端子INに入力される信号がD(データ)入力に、ORゲー ト12cの出力がC(クロック)入力にそれぞれ入力されるD形フリップフロッ プ(F/F)である。シフトレジスタ11はCK入力に供給されるクロック信号 CKによって駆動され、また入力端子INに入力される信号はシフトレジスタ1 1とD形フリップフロップ13のD入力に同時に入力される。
【0021】 以上の構成において、その動作を各部の状態を示す図2のタイミングチャート を参照して以下説明する。なお、以下の説明においては、シフトレジスタ11の 出力端子数を4(n=4)としているが、この出力数は任意であってもよい。
【0022】 シフトレジスタ11に入力された図2(a)の入力信号は、図2(b)に示す クロック信号のLからHレベルになるタイミングで順次シフトされ、シフトレジ スタ11の出力Q1 〜Q4 に順次出力される。これらの出力は論理回路12のA NDゲート12aに入力され、ANDゲート12aは、n個(図2ではn=4) のシフトレジスタ11の出力が全てHレベルとなったときのみ、その出力がHレ ベルとなる。すなわち、同図(c)に示すANDゲート12aの出力信号は、入 力端子INに入力された信号がクロック信号のn回分の時間以上継続してHレベ ルとなった状態で、Hレベルとなる。
【0023】 同様に、シフトレジスタ11の出力Q1 〜Q4 はNORゲート12bにも入力 され、シフトレジスタ11のn個の出力が全てLレベルとなったときのみ、その 出力がHレベルとなる。すなわち、図2(d)に示すNORゲート12bの出力 信号は、入力端子INに入力された信号がクロック信号のn回分の時間以上継続 してLレベルとなった状態で、Hレベルとなる。
【0024】 また、図2(e)は、ANDゲート12aとNORゲート12bの論理和を出 力するORゲート12cの出力信号を示し、この出力信号は、入力端子INに入 力された信号がクロック信号のn回分の時間以上継続してHレベルまたはLレベ ルとなった状態で、Hレベルとなる。すなわち、入力端子INに入力された信号 が所定時間(クロック信号のn回分の時間)以上、安定状態を継続したときにH レベルとなる。
【0025】 上記ORゲート12cの出力信号は、D形フリップフロップ13のC入力にク ロック信号として入力される。D形フリップフロップ13は、例えばC入力に入 力される信号の立上りエッジ(LからHレベルになる時点)でそのときのD入力 に入力されている状態、すなわち入力端子INに入力された信号を取り込んで出 力Qに出力する。つまり、D形フリップフロップ13のC入力に入力されるクロ ック信号は、入力端子INに入力された信号の状態が所定時間以上継続して安定 している状態の後に、LからHレベルとなるため、図4(f)に示すように、D 形フリップフロップ13のQ出力には、入力端子INに入力された信号が安定し た後のその状態を出力することになる。
【0026】 以上から明らかなように、D形フリップフロップ13は、シフトレジスタ11 の複数の出力の状態を入力し、この入力した状態が全てLレベル及びHレベルと なったときに論理回路12がそれぞれ出力する立上り信号及び立下がり信号に応 じて入力信号の状態を取り込み保持し、該保持した状態を出力する保持手段とし て働く。
【0027】 次に、本考案の実施例におけるチャタリング吸収効果について説明する。図2 のタイミングチャートにおいて、A部は、入力端子INに入力された信号が立上 ってから安定的にHレベルとなった後に、出力QがHレベルとなることを示して いる。また、B部は、入力端子INに入力された信号が立下ってから安定的にL レベルとなった後に、出力QがLレベルとなることを示している。一方、C部や D部は、入力端子INに入力された信号が短時間に変動する異常変化を示し、こ のような状態では、出力Qは変化せずに元の状態を保持する。
【0028】 以上の動作説明より明らかなように、入力端子INに入力された信号に対する 出力Qの出力信号の応答時間は、クロック信号の周期とシフトレジスタ11の出 力数nによって設定される。従って、従来例のように素子毎に生じる入力スレッ ショルド電圧Vthのバラツキには左右されない。よって、入力端子INに入力さ れた信号がスイッチ信号などであったとしても、クロック信号の周期とシフトレ ジスタ11の出力数nを適当に設定することにより、操作上の違和感も解消され る。また、図1の回路は全てCMOSやTTL素子で構成できるので、集積回路 化が容易であり、外付部品用の端子も不要となる。
【0029】 なお図1の実施例では、D形フリップフロップ13は、C入力に入力されるク ロック信号の立上りエッジで動作するようにしたが、立下りエッジ(HからLレ ベルになる時点)で動作するようにしてもよく、この場合には、論理回路12の ORゲート12cをNORゲートに置き換えればよい。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、入力信号の立上り或いは立下り時にチャ タリングが発生しても、論理回路はシフトレジスタの全ての出力がLレベル及び Hレベルとなったときのみ信号を出力するので、保持手段には、入力信号の状態 が所定時間(シフトレジスタの複数の出力に全て同一レベルの出力が発生する時 間)以上継続して安定した後に、入力信号の状態を取り込み保持され、その出力 にチャタリングの吸収された信号が出力される。
【0031】 従って、チャタリングやノイズ等による入力信号の異常変化があった場合に、 これを吸収して出力するまでの時間は、クロック信号の周期とシフトレジスタの 出力数のみによって決まり、一定の安定した出力応答時間が得られ、また集積回 路化の際に外付部品も必要ないので小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるチャタリング処理回路の一実施例
を示す図である。
【図2】図1中の各部の波形を示すタイミングチャート
である。
【図3】従来のチャタリング処理回路の一例を示す図で
ある。
【図4】図3中の各部の波形を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
11 シフトレジスタ 12 論理回路 12a ANDゲート 12b NORゲート 12c ORゲート 13 D形フリップフロップ(保持手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に含まれるチャタリングを吸収
    してチャタリングのない信号を出力するチャタリング処
    理回路において、 前記入力信号の状態を所定のクロック信号で順次取り込
    むと共に、該取り込んだ状態を順次シフトして複数の出
    力から出力するシフトレジスタと、 該シフトレジスタの前記複数の出力の状態を入力し、該
    入力した状態が全てLレベル及びHレベルとなったとき
    にそれぞれ信号を出力する論理回路と、 該論理回路が出力する信号に応じて前記入力信号の状態
    を取り込み保持し、該保持した状態を出力する保持手段
    とを備えることを特徴とするチャタリング処理回路。
JP6047091U 1991-07-31 1991-07-31 チヤタリング処理回路 Withdrawn JPH0515531U (ja)

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JP6047091U JPH0515531U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 チヤタリング処理回路

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JP6047091U JPH0515531U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 チヤタリング処理回路

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ID=13143192

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Effective date: 19951102