JPH05162468A - 熱転写記録材料 - Google Patents

熱転写記録材料

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JPH05162468A
JPH05162468A JP10021792A JP10021792A JPH05162468A JP H05162468 A JPH05162468 A JP H05162468A JP 10021792 A JP10021792 A JP 10021792A JP 10021792 A JP10021792 A JP 10021792A JP H05162468 A JPH05162468 A JP H05162468A
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JP
Japan
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dye
group
layer
alkyl group
shows
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Application number
JP10021792A
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English (en)
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Mitsugi Tanaka
貢 田中
Toru Kamosaki
徹 鴨崎
Seiichi Kubodera
征一 久保寺
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/392Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
    • B41M5/395Macromolecular additives, e.g. binders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子画像信号を用いて熱転写記録を行なうシス
テムにおいて、色素供与材料を受像材料の接触と引きは
がしによって生ずる帯電を防止する。 【構成】色素供与層と色素受容層の表面に少なくとも1
種の同一物質を含む色素供与材料と受像材料との組み合
せからなる熱転写記録材料において、色素供与層及び又
は色素受容層の表面が熱転写時に変性ポリシロキサン化
合物を含有することを特徴とする熱転写記録材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録に使用され
る材料に関するものであり、更に詳しくは色素供与材料
と受像材料とからなる熱転写記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラービデオカメラで電子的に形
成された画像からプリントを得るための熱転写システム
が開発されてきた。このようなプリントを得る一方法に
よれば、電子画像を先ずカラーフィルターで色分解す
る。次に色分解された各画像を電気信号に交換する。引
続きこれらの信号を操作してイエロー、マゼンタ及びシ
アンの電気信号を発生させる。次にこれらの信号を熱プ
リンタに伝達する。プリントを得るには、イエロー、マ
ゼンタ又はシアンの色素供与材料を色素受像材料に面と
面を合わせて配置する。続いてこの両者をサーマルヘッ
ドとプラテンローラとの間に挿入する。ライン型の熱ヘ
ッドを用いて、色素供与材料の裏面から加熱する。熱ヘ
ッドは多数の加熱要素を有し、イエロー、マゼンタ及び
シアンの信号に応答して逐次加熱される。引続きこの過
程を他の二色で繰り返すのである。このようにしてスク
リーン上に視えた元の画像に対応するカラーハードコピ
ーが得られる。
【0003】前述の電気信号を用いて熱的にプリントを
得る別法は、熱ヘッドの代わりにレーザを用いる方法で
ある。このシステムでは、色素供与材料は、レーザ光線
を強く吸収する材料を含有する。色素供与材料にレーザ
光線を照射すると、この吸収性材料が光エネルギーを熱
エネルギーに変換してすぐに近くの色素にその熱を伝達
し、色素を受像材料に転写するためその熱移行温度まで
加熱する。この吸収性材料は色素の下部に層をなして存
在し及び/又は色素と混合される。レーザビームは、元
の画像の形状及び色を表わす電気信号で変調され、元の
対象の色を再構成するため色素供与材料上に存在する必
要ある域の色素のみが加熱されて熱移行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、熱転写記
録方式では色素供与材料と受像材料の接触が必須であ
り、また記録後はこれらの材料を引きはがさなければな
らない。この時、これらの材料が帯電しゴミが付着し記
録表面がよごれる。また記録済の受像材料を重ねると静
電気や熱により吸着しはがれなくなる。あるいは、熱に
より色素供与層からはがれ受像材料に付着する。また帯
電した色素供与材料はしわがよりやすくなる。放電によ
り電気系に影響を与える。以上の如き課題は熱転写記録
工程の障害となる。また記録像の質を劣化させる。特開
昭61−199997号公報に記載の発明はこれらを解
決しようとするものであるが十分ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は種々検
討の結果、以下の方法で本発明の課題を解決することが
できることを見出した。
【0006】すなわち本発明は、支持体上に熱移行性色
素とバインダー樹脂を含む色素供与層を設けた色素供与
材料と、支持体上に色素受容性の高分子化合物を主成分
とする色素受容層を設けた受像材料とからなり、色素供
与層と色素受容層を接触させ、画像信号に応じた加熱に
より色素を色素供与層から色素受容層へ移行させて記録
させる、熱転写記録材料において、色素供与層及び又は
色素受容層の表面が熱転写時に一般式(1)で表わされ
る化合物を含むことを特徴とする熱転写記録材料で達成
された。 一般式(1)
【0007】
【化3】
【0008】式中、Q1 〜Q7 はアルキル基、アルコキ
シ基又はアリール基を表わす。G1 〜G3 は−Y1 −Y
2 、−Y3 −NR−Y4 −N(R0 )−Y5 、アルキル
基、アリール基又はアルコキシ基を表わす。Y1 はアル
キレン基、アリーレン基又はアラルキレン基を表わし、
2 は−Z1 −Z2 、−CO−Z3 を表わす。Z1 は−
NR−(Rは水素原子又はアルキル基を表わす)、−S
−又は−O−を表わし、Z2 は−CO−R1 、−CS−
2 、−SO2 −R3 、又は−CR4 (R5 )R6 を表
わす。Z3 は−NR7 (R8 )、−OR9 又は−SR10
を表わす。Y3、Y4 はY1 と同義である。Y5 はZ2
と同義である。R0 は水素原子又はアルキル基を表わ
し、Rは水素原子、アルキル基又はY5 を表わす。
1 、R2 、R3 はアルキル基、アリール基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基、又はアリ
ールアミノ基を表わし、R4 、R5 、R6 、R7 、R8
はH、アルキル基又はアリール基を表わし、R9 、R10
はアルキル基又はアリール基を表わす。但し、G1 、G
2 又はG3 の少なくとも1つは−Y1 −Y2 又は−Y3
−NR−Y4 −N(R0 )−Y5 を表わす。m1 は0〜
1000の整数を表わし、n1 は1〜1000の整数を
表わす。
【0009】以下に詳しく述べる。Q1 〜Q7 は炭素数
1〜10のアルキル基(例えばメチル、エチル、ブチ
ル。好ましくはメチル)、炭素数1〜10のアルコキシ
基(例えばメトキシ、エトキシ、ブトキシ。好ましくは
メトキシ)、炭素数6〜15のアリール基(例えばフェ
ニル、P−メチルフェニル)を表わす。Q1 、Q2 、Q
6 又はQ7 のなかでは好ましいものはメチル基又はメト
キシ基であり、Q3 〜Q5 のなかで好ましいものはメチ
ル基である。Y1 は炭素数1〜10のアルキレン基(例
えば−CH2 −CH2 、−CH2 CH(CH3 )−、−
CH2 CH2 CH2 −、−CH2 CH(CH3 )CH2
−、−(CH2 6 −)、炭素数6〜15のアリーレン
基(例えば−C6 4 −)、炭素数7〜16のアラルキ
レン基(例えば−CH2 6 4 −、−CH2 6 4
CH2 −)である。Y1 のなかで好ましいものは炭素数
2〜5のアルキレン基である。Z1 は−NR−(Rは水
素原子、炭素数1〜10のアルキル基、例えばメチル、
エチルを表わす。Rx のなかで好ましいものは水素原子
である。)、−S−又は−O−を表わす。Z1 のなかで
好ましいものは−NH−である。Z2 は−COR1 〔R
1 は炭素数1〜20のアルキル基(例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、t−ブチル、クロロメチ
ル、トリフルオロメチル、オクチル、フェノキシプロピ
ル、好ましくはメチルを表わす。)、炭素数6〜25の
アリール基(例えばフェニル、p−メチルフェニル、m
−クロロフェニル、ヘキサフルオロフェニル、好ましく
はフェニルを表わす。)、炭素数3〜20のヘテリル基
(5又は6員で少なくとも1個の窒素原子、イオウ原子
又は酸素原子を含むものが好ましい。例えば、2−フリ
ル、2−テトラヒドロフリル、3−ピリジル、4−ピリ
ジル、2−チェニル)、炭素数1〜10のアルコキシ基
(例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、オクトキ
シ、好ましくはメトキシ、エトキシを表わす。)、炭素
数6〜15のアリールオキシ基(例えばフェノキシ)、
炭素数1〜10のアルキルアミノ基(例えば、メチルア
ミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ)又は炭素数6〜15のアリールアミノ基(例えばフ
ェニルアミノ)〕、−CS−R2 (R2 はR1 と同
義)、−SO2 −R3 (R3 はR1 と同義)、−CR4
(R5)R6 (R4 、R5 、R6 は水素原子、炭素数1
〜10のアルキル基、例えばメチル、エチル、炭素数6
〜15のアリール基、例えばフェニルを表わす。このな
かで好ましいものは水素原子である。)を表わす。Z3
は−NR7 (R8 )(R7 、R8 は水素原子、炭素数1
〜10のアルキル基、例えばメチル、エチル、炭素数6
〜15のアリール基、例えばフェニルを表わす。)、−
OR9 (R9 は炭素数1〜10のアルキル基、例えばメ
チル、エチル、炭素数6〜15のアリール基、例えばフ
ェニルを表わす。R9 のなかで好ましいものは炭素数1
〜4のアルキル基である。)又は−SR10(R10はR9
と同義である。)を表わす。Y3 、Y4 はY1 と同義で
あり、好ましい例もY1 と同義である。Y5 はZ2 と同
義であり、好ましい例もZ2 と同義である。R0 は水素
原子又は炭素数1〜10のアルキル基、例えばメチル、
エチルを表わす。R0 のなかで好ましいものは水素原子
である。Rは水素原子、炭素数1〜10のアルキル基
(例えばメチル、エチルを表わす)又はY5 (Z2 と同
義であり好ましい例もZ2 と同義である)を表わす。R
のなかで好ましいものは水素原子又はY5 である。G1
〜G3 で表わされるアルキル基は炭素数1〜10であ
り、例えばメチル、エチル、ブチルを表わし、G1 〜G
3 で表わされるアリール基は炭素数6〜15であり、例
えばフェニルを表わし、G1 〜G3 で表わされるアルコ
キシ基は炭素数1〜10であり、例えばメトキシ、エト
キシ、ブトキシを表わす。G1 、G3 で表わされるアル
キル基、アリール基、アルコキシ基のなかで好ましいも
のはメチル基又はメトキシ基であり、G2 で表わされる
アルキル基、アリール基、アルコキシ基のなかで好まし
いものはメチル基である。m1 のなかで好ましいものは
0〜200の整数であり、n1 のなかで好ましいものは
1〜100の整数である。
【0010】一般式(1)で表わされる化合物のなかで
も特に好ましいものは一般式(2)で表わされる。 一般式(2)
【0011】
【化4】
【0012】式中、Q8 〜Q13はメチル基又はメトキシ
基を表わす。G4 は−Y6 −NH−CO−R11又は−Y
7 −N(R12)−Y8 −CO−R13を表わす。Y6 、Y
8 はアルキレン基(炭素数2〜5。例えば−CH2 −C
2 −、−CH2 −CH(CH3 )−、−CH2 CH2
CH2 −、−CH2 CH(CH3 )CH2 −)を表わ
す。R11、R13はR1 と同義である。なかでも好ましい
ものはアルキル基(炭素数1〜5。例えばメチル、エチ
ル、イソプロピル、t−ブチル)又はフェニル基であ
る。R12は水素原子又は−COR14を表わす。R14はR
11と同義であり好ましい例もR11と同義である。m2
10〜100、n2 は1〜100の整数を表わす。m1
+m2 は1〜2000であり、好ましくは10〜350
である。n1 /m2 は1/100〜1/3の範囲で、1
/100〜1/10の範囲が好ましい。
【0013】以下本発明に用いる熱転写記録材料の内容
を具体的に説明する。熱転写色素供与材料の支持体とし
ては従来公知のものがいずれも使用できる。例えばポリ
エチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、グラシン紙、コンデンサー紙、セルロースエステ
ル、弗素ポリマー、ポリエーテル、ポリアセタール、ポ
リオレフィン、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリプロピレン、ポリスルフォン、セロファン等が
挙げられる。熱転写色素供与材料の支持体の厚みは、一
般に2〜30μmである。必要に応じて下塗り層を付与
してもよい。
【0014】熱移行性色素を用いた熱転写色素供与材料
は、基本的には、支持体上に熱によって可動性になる色
素とバインダーを含有する色素供与層を有するものであ
る。この熱転写色素供与材料は、従来公知の熱によって
昇華するか可動性になる色素とバインダー樹脂とを適当
な溶剤中に溶解または分散させて塗工液を調製し、これ
を従来公知の熱転写色素供与材料用の支持体の一方の面
に、例えば約0.2〜5μm、好ましくは0.4〜2μ
mの乾燥膜厚になる塗布量で塗布乾燥して色素供与層を
形成することによって得られる。色素供与層は一層で形
成されてもよいが、多数回繰り返し使用する方法に用い
る場合等のために、2層以上の構成で形成してもよい。
この場合、各層中の色素含有量、色素/バインダー比は
それぞれ異なっていてもよい。
【0015】このような色素供与層の形成に有用である
色素としては、従来熱転写色素供与材料に使用されてい
る色素はいずれも使用できるが、本発明で特に好ましい
ものは、約150〜800程度の小さい分子量を有する
ものであり、転写温度、色相、耐光性、インキおよびバ
インダー樹脂中での溶解性、分散性などを考慮して選択
される。具体的には、例えば分散染料、塩基性染料、油
溶性染料などが挙げられるが、とりわけ、スミカロンイ
エローE4GL、ダイアニクスイエローH2G−FS、
ミケトンポリエルテルイエロー3GSL、カヤセットイ
エロー937、スミカロンレッドEFBL、ダイアニク
スレッドACE、ミトケンポリエルテルレッドFB、カ
ヤセットレッド126、ミケトンファストブリリアント
ブルーB、カヤセットブルー136などが好適に用いら
れる。また下記の一般式(Y)で表されるイエロー色素
を用いることが好ましい。
【0016】
【化5】
【0017】(式中、D1 は水素原子、アルキル基、ア
ルコキシ基、アリール基、アルコキシカルボニル基、シ
アノ基又はカルバモイル基を表わし、D2 は水素原子、
アルキル基又はアリール基を表わし、D3 はアリール基
またはヘテリル基を表わし、D4 、D5 は水素原子又は
アルキル基を表わす。上記の基はさらに置換されてもよ
い。)具体的な化合物例を以下に示す。
【0018】
【化6】
【0019】
【化7】
【0020】
【化8】
【0021】
【化9】
【0022】マゼンタ色素としては次の一般式(M)の
色素が好ましい。
【0023】
【化10】
【0024】(式中、D6 〜D10は水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリー
ルオキシ基、シアノ基、アシルアミノ基、スルホニルア
ミノ基、ウレイド基、アルコキシカルボニルアミノ基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニ
ル基、カルバモイル基、スルファモイル基、スルホニル
基、アシル基またはアミノ基を表わし、D11、D12は水
素原子、アルキル基またはアリール基を表わす。D11
12は互いに結合して環を形成してもよく、またD8
11又は/およびD2 とD12が結合して環を形成しても
よい。X、Y及びZは =C(D13)− 又は窒素原子
を表わす(D13は水素原子、アルキル基、アリール基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基を表わ
す)。またXとYが =C(D13)− の時またはYと
Zが =C(D13)− の時、2つのD13は互いに結合
して飽和ないし不飽和炭素環を形成してもよい。上記の
基はさらに置換されてもよい。)具体的な化合物例を以
下に示す。
【0025】
【化11】
【0026】
【化12】
【0027】
【化13】
【0028】
【化14】
【0029】またシアン色素としては次の一般式(C)
の色素が好ましい。
【0030】
【化15】
【0031】(式中、D14〜D21はD6 〜D10と同意で
あり、D22、D23はD11、D12と同意である。)具体的
な化合物例を以下に示す。
【0032】
【化16】
【0033】
【化17】
【0034】
【化18】
【0035】上記一般式(Y)、(M)、(C)の化合
物について、特願平1−271078号記載の退色防止
基を導入すると、光堅牢性が向上するので好ましい。
【0036】又、上記の色素と共に用いるバインダー樹
脂としては、このような目的に従来公知であるバインダ
ー樹脂のいずれも使用することができ、通常耐熱性が高
く、しかも加熱された場合に色素の移行を妨げないもの
が選択される。例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
アクリル系樹脂(例えばポリメチルメタクリレート、ポ
リアクリルアミド、ポリスチレン−2−アクリロニトリ
ル)、ポリビニルピロリドンを始めとするビニル系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂(例えば塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体)、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレ
ン、ポリフェニレンオキサイド、セルロース系樹脂(例
えばメチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、セルロースアセテート水素フタレー
ト、酢酸セルロース、セルロースアセテートプロピオネ
ート、セルロースアセテートブチレート、セルロースト
リアセテート)、ポリビニルアルコール系樹脂(例えば
ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラールなどの部
分ケン化ポリビニルアルコール)、石油系樹脂、ロジン
誘導体、クマロン−インデン樹脂、テルペン系樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン)などが用いられる。
【0037】このようなバインダー樹脂は、例えば色素
100重量部当たり約80〜600重量部の割合で使用
するのが好ましい。本発明において、上記の色素および
バインダー樹脂を溶解または分散するためのインキ溶剤
としては、従来公知のインキ溶剤が自由に使用できる。
【0038】色素供与層は、印字したとき所望の色相を
転写できるように色素を選択し、必要に応じて、色相の
異なる2相以上の色素供与層を一つの熱転写色素供与材
料に並べて形成されていてもよい。例えば、分色信号に
応じて各色の印字を繰り返してカラー写真のような画像
を形成するときには、印字したときの色相がシアン、マ
ゼンタ、イエローの各色であることが望ましく、このよ
うな色相を与える色素を含有する3つの色素供与層を並
べる。あるいは、シアン、マゼンタ、イエローに加えて
更にブラックの色相を与える色素を含有する色素供与層
を追加してもよい。なお、これら色素供与層の形成の際
にいずれかの色素供与層の形成と同時に位置検出用のマ
ークを設けると、色素供与層形成とは別のインキや印刷
工程を要しないので好ましい。色素供与材料には背面よ
り印字するときにサーマルヘッドの熱によるスティッキ
ングを防止し、滑りをよくする意味で、支持体の色素供
与層を設けない側にスティッキング防止処理を施すのが
よい。
【0039】例えば、ポリビニルブチラール樹脂とイ
ソシアネートとの反応生成物、リン酸エステルのアル
カリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、および充填剤
を主体とする耐熱スリップ層を設けるのがよい。ポリビ
ニルブチラール樹脂としては分子量が6万〜20万程度
で、ガラス転移点が80〜110℃であるもの、またイ
ソシアネートとの反応サイトが多い観点からビニルブチ
ラール部分の重量%が15〜40%のものがよい。リン
酸エステルのアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩
としては東邦化学製のガファックRD720などが用い
られ、ポリビニルブチラール樹脂に対して1〜50重量
%、好ましくは10〜40重量%程度用いるとよい。
【0040】耐熱スリップ層は下層に耐熱性を伴うこと
が望ましく、加熱により硬化しうる合成樹脂とその硬化
剤の組合せ、例えばポリビニルブチラールと多価イソシ
アネート、アクリルポリオールと多価イソシアネート、
酢酸セルロースとチタンキレート剤、もしくはポリエス
テルと有機チタン化合物などの組合せを塗布により設け
るとよい。
【0041】本発明において、熱転写受像材料に用いる
支持体は転写温度に耐えることができ、平滑性、白色
度、滑り性、摩擦性、帯電防止性、転写後のへこみなど
の点で要求を満足できるものならばどのようなものでも
使用できる。例えば、合成紙(ポリオレフィン系、ポリ
スチレン系などの合成紙)、上質紙、アート紙、コート
紙、キャストコート紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂また
はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合
成樹脂内添紙、板紙、セルロース繊維紙、ポリオレフィ
ンコート紙(特にポリエチレンで両側を被覆した紙)な
どの紙支持体、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリスチレンメタクリレー
ト、ポリカーボネート等の各種のプチスチックフィルム
またはシートとこのプラスチックに白色反射性を与える
処理をしたフィルムまたはシート、また上記の任意の組
合せによる積層体も使用できる。
【0042】熱転写受像材料には受像層が設けられる。
この受像層は、印字の際に熱転写色素供与材料から移行
してくる熱移行性色素を受け入れ、熱移行性色素が染着
する働きを有している熱移行性色素を受容しうる物質を
単独で、またはその他のバインダー物質とともに含んで
いる厚み0.5〜50μm程度の被膜であることが好ま
しい。熱移行性色素を受容しうる物質の代表例であるポ
リマーとしては次のような樹脂が挙げられる。
【0043】(イ)エステル結合を有するもの テレフタル酸、イフソタル酸、コハク酸などのジカルボ
ン酸成分(これらのジカルボン酸成分にはスルホン酸
基、カルボキシル基などが置換していてもよい)と、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノール
Aなどの縮合により得られるポリエステル樹脂:ポリメ
チルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ
メチルアクリレート、ポリブチルアクリレートなどのポ
リアクリル酸エステル樹脂またはポリメタクリル酸エス
テル樹脂:ポリカーボネート樹脂:ポリ酢酸ビニル樹
脂:スチレンアクリレート樹脂:ビニルトルエンアクリ
レート樹脂など。具体的には特開昭59−101395
号、同63−7971号、同63−7972号、同63
−7973号、同60−294862号に記載のものを
挙げることができる。また、市販品としては東洋紡製の
バイロン290、バイロン200、バイロン280、バ
イロン300、バイロン103、バイロンGK−14
0、バイロンGK−130、花王製のATR−200
9、ATR−2010などが使用できる。
【0044】(ロ)ウレタン結合を有するもの ポリウレタン樹脂など。 (ハ)アミド結合を有するもの ポリアミド樹脂など。 (ニ)尿素結合を有するもの 尿素樹脂など。 (ホ)スルホン結合を有するもの ポリスルホン樹脂など。 (ヘ)その他極性の高い結合を有するもの ポリカプロラクトン樹脂、スチレン−無水マレイン酸樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂な
ど。 上記のような合成樹脂に加えて、これらの混合物あるい
は共重合体なども使用できる。
【0045】熱転写受像材料中、特に受像層中には、熱
移行性色素を受容しうる物質として、または色素の拡散
助剤として高沸点有機溶剤または熱溶剤を含有させるこ
とができる。高沸点有機溶剤および熱溶剤の具体例とし
ては特開昭62−174754号、同62−24525
3号、同61−209444号、同61−200538
号、同62−8145号、同62−9348号、同62
−30247号、同62−136646号に記載の化合
物を挙げることができる。
【0046】本発明において、熱転写受像材料の受像層
は、熱移行性色素を受容しうる物質を水溶性バインダー
に分散して担持する構成としてもよい。この場合に用い
られる水溶性バインダーとしては公知の種々の水溶性ポ
リマーを使用しうるが、硬膜剤により架橋反応しうる基
を有する水溶性のポリマーが好ましく、中でもゼラチン
類が特に好ましい。受像層は2層以上の層で構成しても
よい。その場合、支持体に近い方の層にはガラス転位点
の低い合成樹脂を用いたり、高沸点有機溶剤や熱溶剤を
用いて色素に対する染着性を高めた構成にし、最外層に
はガラス転位点のより高い合成樹脂を用いたり、高沸点
有機溶剤や熱溶剤の使用量を必要最小限にするかもしく
は使用しないで表面のベタツキ、他の物質との接着、転
写後の他物質への再転写、熱転写色素供与材料とのブロ
ッキング等の故障を防止する構成にすることが望まし
い。受像層の厚さは全体で0.5〜50μm、特に3〜
30μmの範囲が好ましい。2層構成の場合最外層は
0.1〜2μm、特に0.2〜1μmの範囲にするのが
好ましい。
【0047】本発明において、熱転写受像材料は、支持
体と受像層の間に中間層を有してもよい。中間層は構成
する材質により、クッション層、多孔層、色素の拡散防
止層のいずれか又はこれらの2つ以上の機能を備えた層
であり、場合によっては接着剤の役目も兼ねている。色
素の拡散防止層は、特に熱移行性色素が支持体に拡散す
るのを防止する役目を果たすものである。この拡散防止
層を構成するバインダーとしては、水溶性でも有機溶剤
可溶性でもよいが、水溶性のバインダーが好ましく、そ
の例としては前述の受像層のバインダーとして挙げた水
溶性バインダー、特にゼラチンが好ましい。多孔層は、
熱転写時に印加した熱が受像層から支持体へ拡散するの
を防止し、印加された熱を有効に利用する役目を果たす
層である。
【0048】本発明において、熱転写受像材料を構成す
る受像層、クッション層、多孔層、拡散防止層、接着層
などには、シリカ、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸
カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸ア
ルミニウム、合成ゼオライト、酸化亜鉛、リトボン、酸
化チタン、アルミナなどの微粉末を含有させてもよい。
【0049】熱転写受像材料には蛍光増白剤を用いても
よい。その例としては、K.Veenkatarama
n編「The Chemistry of Synth
etic Dyes」第5巻、第8章、特開昭61−1
43752号などに記載されている化合物を挙げること
ができる。より具体的には、スチルベン系化合物、クマ
リン系化合物、ビフェニル系化合物、ベンゾオキサゾリ
ル系化合物、ナフタルイミド系化合物、ピラゾリン系化
合物、カルボスチリル系化合物、2,5−ジベンゾオキ
サゾールチオフェン系化合物などが挙げられる。蛍光増
白剤は退色防止剤と組み合わせて用いることができる。
【0050】本発明に用いる熱転写色素供与材料および
熱転写受像材料を構成する層は硬膜剤によって硬化され
ていてもよい。有機溶剤系のポリマーを硬化する場合に
は、特開昭61−199997号、同58−21539
8号等に記載されている硬膜剤が使用できる。ポリエス
テル樹脂に対しては特にイソシアネート系の硬膜剤の使
用が好ましい。水溶性ポリマーの硬化には、米国特許第
4,678,739号第41欄、特開昭59−1166
55号、同62−245261号、同61−18942
号等に記載の硬膜剤が使用に適している。より具体的に
は、アルデヒド系硬膜剤(ホルムアルデヒド等)、アジ
リジン系硬膜剤、エポキシ系硬膜剤、ビニルスルホン系
硬膜剤(N,N′−エチレン−ビス(ビニルスルホニル
アセタミド)エタン等)、N−メチロール系硬膜剤(ジ
メチロール尿素等)、あるいは高分子硬膜剤(特開昭6
2−234157号などに記載の化合物)が挙げられ
る。
【0051】熱転写色素供与材料や熱転写受像材料には
退色防止剤を用いてもよい。退色防止剤としては、例え
ば酸化防止剤、紫外線吸収剤、あるいはある種の金属錯
体がある。酸化防止剤としては、例えばクロマン系化合
物、クマラン系化合物、フェノール系化合物(例えばヒ
ンダードフェノール類)、ハイドロキノン誘導体、ヒン
ダードアミン誘導体、スピロインダン系化合物がある。
また、特開昭61−159644号記載の化合物も有効
である。
【0052】紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾー
ル系化合物(米国特許第3,533,794号など)、
4−チアゾリドン系化合物(米国特許3,352,68
1号など)、ベンゾフェノン系化合物(特開昭56−2
784号など)、その他の特開昭54−48535号、
同62−136641号、同61−88256号等に記
載の化合物がある。また、特開昭62−260152号
記載の紫外線吸収性ポリマーも有効である。金属錯体と
しては、米国特許第4,241,155号、同第4,2
45,018号第3〜36欄、同第4,254,195
号第3〜8欄、特開昭62−174741号、同61−
88256号(27)〜(29)頁、特開平1−755
68号、特開昭63−199248号等に記載されてい
る化合物がある。
【0053】有用な退色防止剤の例は特開昭62−21
5272号(125)〜(137)頁に記載されてい
る。受像材料に転写された色素の退色を防止するための
退色防止剤は予め受像材料に含有させておいてもよい
し、色素供与材料から転写させるなどの方法で外部から
受像材料に供給するようにしてもよい。上記の酸化防止
剤、紫外線吸収剤、金属錯体はこれら同士を組み合わせ
て使用してもよい。
【0054】熱転写色素供与材料や熱転写受像材料の構
成層には塗布助剤、剥離性改良、スベリ性改良、帯電防
止、現像促進等の目的で種々の界面活性剤を使用するこ
とができる。非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活
性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤を用いる
ことができる。これらの具体例は特開昭62−1734
63号、同62−183457号等に記載されている。
【0055】また、熱移行性色素を受容しうる物質、離
型剤、退色防止剤、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、その他
の疏水性化合物を水溶性バインダー中に分散する際に
は、分散助剤として界面活性剤を用いるのが好ましい。
この目的のためには、上記の界面活性剤の他に、特開昭
59−157636号の37〜38頁に記載の界面活性
剤が特に好ましく用いられる。
【0056】熱転写色素供与材料や熱転写受像材料には
マット剤を用いることができる。マット剤としては二酸
化ケイ素、ポリオレフィンまたはポリメタクリレートな
どの特開昭61−88256号(29)頁記載の化合物
の他に、ベンゾグアナミン樹脂ビーズ、ポリカーボネー
ト樹脂ビース、AS樹脂ビースなどの特開昭63−27
4944号、同63−274952号記載の化合物があ
る。
【0057】前述のように、本発明の色素供与材料は、
転写画像の形成に使用される。このようなプロセスは、
サーマルヘッドやレーザを用いて前述のように色素供与
材料を画像に従って加熱し、色素画像を受像材料に転写
して転写画像を形成することからなる。
【0058】本発明の色素供与材料は、シート形態又は
連続のロール若しくはリボンとして使用される。連続の
ロール若しくはリボンを使用する場合には、唯一種の色
素を有するか、或いは熱移行性のシアン及び/又はマゼ
ンタ及び/又はイエロー及び/又はブラックその他の色
素のような相異する色素の域を別々に有する。即ち、一
色、二色、三色、又は四色の材料が(あるいは更に多色
の材料も)、本発明の範囲内に含まれる。
【0059】本発明の好ましい実施態様では、色素供与
材料はポリエチレンテレフタレート支持体をシアン色
素、マゼンタ色素およびイエロー色素の逐次繰返し域で
塗布したものからなり、前記工程を各色毎に逐次実施し
て三色の転写画像を形成する。勿論、この工程を単色で
実施した際には、モノクロームの転写画像が得られる。
色素供与材料から受像材料に色素を熱転写するのに用い
るレーザとしては、アルゴンやクリプトンのようなイオ
ンガスレーザ、銅、金及びカドミウムのような金属蒸気
レーザ、ルビーやYAGのような固体レーザ、又は75
0〜870nmの赤外域で放出するガリウム−ヒ素のよう
な半導体レーザなどのレーザが使用できる。しかしなが
ら実際的には、小型、低コスト、安定性、信頼性、耐久
性及び変調の容易さの点で半導体レーザが有利である。
【0060】以上の如き色素供与材料と受像材料とが色
素供与層と色素受容層の両方又はいずれか一方表面に熱
転写時に含む物質として前記一般式(1)の化合物のな
かから選んで用いる。特に好ましい化合物の例は以下の
一般式(3)〜一般式(8)で表わされ、各表に表わさ
れるものである。
【0061】
【化19】
【0062】
【化20】
【0063】
【化21】
【0064】
【化22】
【0065】
【化23】
【0066】
【化24】
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】
【0071】
【表5】
【0072】
【表6】
【0073】
【表7】
【0074】
【表8】
【0075】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明
の効果を更に詳細に説明する。 実施例1 色素供与材料の作成 厚さ6μのポリエチレンテレフタレートフィルムの一方
の面に耐熱滑性処理層を設け、他方の面に下記組成の色
素供与層塗布用インクを乾燥後の色素塗布量が0.4
g/m2となるように塗布して色素供与材料を得た。
【0076】 色素供与層塗布用インク 色素(Y−10) 3g バインダー樹脂(デンカブチラール5000A 電気化学製) 2.5g 硬化剤(タケネートD110N 武田薬品製) 0.2g 化合物1 0.05g メチルエチルケトン 70ml トルエン 30ml
【0077】熱転写受像材料の作成 支持体として150μmの合成紙(ユポFPG−150
王子油化製)を用い、表面に下記組成の色素受容層塗
布用組成物を、ワイヤーバーコーテイング法により乾
燥後の厚さが8μmとなるように塗布して熱転写受像材
料を作成した。乾燥はドライヤーで仮乾燥後、温度5
0℃のオーブン中で15時間行なった。
【0078】 色素受容層塗布用組成物 ポリエステル樹脂(バイロン200 東洋紡製) 25g 硬化剤(ポリイソシアネートKP−90 大日本インキ化学製) 4g 化合物48 0.5g メチルエチルケトン 85cc トルエン 85cc
【0079】上記のようにして得られた色素供与材料と
受像材料とを色素供与層と色素受容層とが接するように
重ね合わせ、色素供与材料の支持体側から、熱ヘッドを
使用し、出力0.27W/ドット、パルス巾0.1〜1
0msec、ドット密度6ドット/mm、圧力3kg/80mmの
条件で熱転写を行ない受像材料に像状の記録画像を得
た。記録後色素供与材料と受像材料を引きはがしたが、
色素供与層がはがれて受像材料に付着(いわゆる熱融
着)したりせず、また静電気の帯電が認められずゴミの
吸着がなく、受像材料を重ね合わせても吸着しなかっ
た。
【0080】比較例−a 実施例1の色素供与層塗布用インクの組成から化合物を
除いたインクaを用い、色素供与材料aを作製し、実施
例1の受像材料から化合物を除いた塗布組成物a′を
用い色素受容材料a′を作製し実施例1の材料と組み合
せて実施例1と同様にして熱転写記録した。色素供与材
料又は色素受容材料のいずれかに本発明の化合物を含む
材料を用いた場合は熱融着がなかったが、いずれもが本
発明の化合物を含まない組み合せでは熱融着が発生し
た。
【0081】実施例2 色素供与材料−の作成 実施例1と同じ6μのPETフィルムに下記の色素供与
層塗布用インクを用い、実施例1と同様にして色素供与
材料を作製した。
【0082】 色素供与層塗布用インク 色素(M−5) 4g バインダー樹脂(デンカブチラール5000A) 3g 硬化剤(タケネートD110N) 0.15g 化合物67 0.05g マット剤(フローピースCL−2080 住友精化製) 0.05g メチルエチルケトン 65ml トルエン 35ml
【0083】受像材料−の作成 厚さ140μmの紙の両面に、それぞれ25μmの厚さ
にポリエチレンをラミネートしたレジンコート紙に下記
組成の色素受容層塗布用組成物を実施例1と同様に塗
布し受像材料を作製した。
【0084】 色素受容層塗布用組成物 ポリエステル樹脂(TP220 日本合成化学製) 25g 化合物 77 0.8g 硬化剤(ポリイソシアネートKP−90) 4g マット剤(フロービーズCL−2080) 0.5g メチルエチルケトン 100cc トルエン 100cc
【0085】上記の色素供与材料と受像材料とを用
い実施例1と同様に熱転写記録を行なった。引きはがし
たときの熱融着及び帯電は認められず、ゴミの付着はな
かった。
【0086】比較例−b 実施例2の色素供与層塗布用インク及び色素受容層塗布
用組成物から化合物を抜いた組成の組成物を用いて色
素供与材料b及び受像材料b′を実施例2と同様にして
作成した。実施例1と同様に組み合せて熱転写記録を行
ない引きはがしたところ、本発明の化合物をいずれか一
方の材料が含む場合は熱融着がおこらなかったが、いず
れもの材料が化合物を含まない場合は熱融着が発生し
た。
【0087】実施例3 実施例1の色素供与層塗布用インクの化合物をアミノ
変性シリコーンオイル(KF−857)に変更したイン
クを用いて色素供与材料を作成した。この色素供与
材料と実施例2の受像材料b′を用いて実施例1と同
様にして熱転写記録を行なった。熱融着がみとめられ
た。
【0088】実施例4 実施例1の色素供与層塗布用インクの化合物を表9A
欄記載の化合物に置き換え、実施例1の色素受容層塗布
用組成物の化合物を表9B欄記載の化合物に置き換
え、実施例1と同様のテストを行なった。表9の結果か
ら明らかなように本発明の化合物が熱融着防止に効果の
あることが分った。
【0089】
【表9】
【0090】
【発明の効果】本発明に従い、色素供与材料の色素供与
層及び又は受像材料の色素受容層の表面に本発明の化合
物を含む組み合せの熱転写記録材料を用いることによ
り、熱融着及び帯電による悪影響のない記録ができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】式中、Q〜Q13はメチル基又はメトキ
シ基を表わす。Gは−Y−NH−CO−R11又は
−Y−N(R12)−Y−CO−R13を表わす。
、Yはアルキレン基(炭素数2〜5。例えば−C
−CH−、−CH,CH(CH)−、−CH
CHCH−、−CHCH(CH)CH−)
を表わす。R11、R13はRと同義である。なかで
も好ましいものはアルキル基(炭素数1〜5。例えばメ
チル、エチル、イソプロピル、t−ブチル)又はフェニ
ル基である。R12は水素原子又は−COR14を表わ
す。R14はR11と同義であり好ましい例もR11
同義である。mは10〜100、nは1〜100の
整数を表わす。m+nは1〜2000であり、好ま
しくは10〜350である。n/mは1/100〜
1/3の範囲で、1/100〜1/10の範囲が好まし
い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】
【化19】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】
【化21】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に熱移行性色素とバインダー樹
    脂を含む色素供与層を設けた色素供与材料と、支持体上
    に色素受容性の高分子化合物を主成分とする色素受容層
    を設けた受像材料とからなり、色素供与層と色素受容層
    を接触させ、画像信号に応じた加熱により色素を色素供
    与層から色素受容層へ移行させて記録させる、熱転写記
    録材料において、色素供与層及び又は色素受容層の表面
    が熱転写時に一般式(1)で表わされる化合物を含むこ
    とを特徴とする熱転写記録材料。 一般式(1) 【化1】 式中、Q1 〜Q7 はアルキル基、アルコキシ基又はアリ
    ール基を表わす。G1 〜G3 は−Y1 −Y2 、−Y3
    NR−Y4 −N(R0 )−Y5 、アルキル基、アリール
    基又はアルコキシ基を表わす。ここで、Y1 はアルキレ
    ン基、アリーレン基又はアラルキレン基を表わし、Y2
    は−Z1 −Z2 又は−CO−Z3 を表わす。Z1 は−N
    x −(Rx は水素原子又はアルキル基を表わす)、−
    S−又は−O−を表わし、Z2 は−CO−R1 、−CS
    −R2 、−SO2 −R3 、又は−CR4 (R5 )R6
    表わす。Z3 は−NR7 (R8 )、−OR9 又は−SR
    10を表わす。Y3 、Y4 はY1 と同義である。Y5 はZ
    2 と同義である。R0 は水素原子又はアルキル基を表わ
    し、Rは水素原子、アルキル基又はY5 を表わす。
    1 、R2 、R3 はアルキル基、アリール基、アルコキ
    シ基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基、又はアリ
    ールアミノ基を表わし、R4 、R5 、R6 、R7 、R8
    はH、アルキル基又はアリール基を表わし、R9 、R10
    はアルキル基又はアリール基を表わす。但し、G1 、G
    2 又はG3 の少なくとも1つは−Y1 −Y2 、又は−Y
    3 −NR−Y4 −N(R0 )−Y5 を表わす。m1 は0
    〜1000の整数を表わし、n1 は1〜1000の整数
    を表わす。
  2. 【請求項2】 請求項1の化合物が一般式(2)で表わ
    されることを特徴とする熱転写記録材料。 一般式(2) 【化2】 式中、Q8 〜Q13はメチル基又はメトキシ基を表わす。
    4 は−Y6 −NH−CO−R11又は−Y7 −N
    (R12)−Y8 −CO−R13を表わす。Y6 、Y7 、Y
    8 はアルキレン基を表わす。R11、R13はR1と同義で
    ある。R12は水素原子又は−COR14を表わす。m2
    0〜100、n2 は1〜100の整数を表わす。
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