JPH05169502A - 射出成形機における油圧装置 - Google Patents

射出成形機における油圧装置

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JPH05169502A
JPH05169502A JP35456991A JP35456991A JPH05169502A JP H05169502 A JPH05169502 A JP H05169502A JP 35456991 A JP35456991 A JP 35456991A JP 35456991 A JP35456991 A JP 35456991A JP H05169502 A JPH05169502 A JP H05169502A
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JP
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oil
chamber
mold
mold clamping
return
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JP35456991A
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Misao Fujikawa
操 藤川
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Sodick Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】型締油室からの勢いのよい排出による作動油の
撹拌による影響を排除し、供給油及び吸込み油に空気及
び不純物が介在することを減少して、型締ラムを正常に
作動する。 【構成】オイルタンク12を、供給タンク部12c及び
戻りタンク部12dに分離する。プレフィルバルブ11
からの油路25を、吸込み油路25a及び戻し油路25
bに分岐する。供給タンク部12cに、供給油路16及
び吸込み油路25aを連通し、また戻りタンク部12d
に、戻し油路25b及びドレーン油路27を連通する。
油路25b等から排出された作動油は、通路26を通っ
て供給タンク部12cに戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機における油
圧装置に係り、特に直圧式型締装置の油圧装置に用いて
好適であり、詳しくはオイルタンク及び該タンクと型締
ラムの各油室との連通構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、直圧式型締装置を有する射出成形
装置の油圧装置として、例えば実公平3−12493号
公報に示されるものが提案されている。
【0003】該油圧装置は、図4に示すように、型締ラ
ム1を有しており、該ラム1は型締シリンダ2内に摺動
自在に嵌装されていると共に、その先端には可動金型を
取付けた可動盤が連結されている。更に、該ラム1の中
央部には小径シリンダ室(型閉油室)3が形成されてお
り、該小径シリンダ室3には型締シリンダ2に一体に形
成されかつ油路を有するブースタラム5が嵌挿されてい
る。また、型締ラム1の外周部とシリンダ2とにより型
開油室6が形成され、該ラムの後端とシリンダ後部とに
より型締油室7が形成されている。そして、型締シリン
ダ2の後端部には油室9が設けられており、該油室9と
前記型締油室7との間にはスプリング10により閉方向
に付勢されているプレフィルバルブ11が介在してい
る。
【0004】一方、オイルタンク12は、メインタンク
部12aとプレフィルタンク部12bとからなり、両タ
ンク部は仕切り板13にて仕切られていると共に、該仕
切り板13の上端をオーバフローする流路15により連
通されている。また、メインタンク部12aに設けられ
た吸込み口16aから、モータ17により駆動されるポ
ンプ19を介して各電磁切換えバルブ20,21,22
に連通され、また各切換えバルブからのドレーン油はそ
れぞれドレーン管27…によりメインタンク部12aに
戻されている。そして、プレフィルバルブ11にて区画
されている油室9とプレフィルタンク部12bとの間は
1本の連通管25により連通されている。
【0005】上記油圧装置にあっては、高速型閉じ作動
を行う際、プレフィル用切換えバルブ22によりプレフ
ィルバルブ11を開き、かつ型開閉用切換えバルブ20
により、型閉油室3内に油圧を供給すると共に型開油室
6をドレーン管27に連通する。この状態にあっては、
型締ラム1は高速で型閉じ方向(図中右方向)に移動
し、この際、型締油室7は負圧になって、該油室に連通
管25、油室9及びプレフィルバルブ11を介してプレ
フィルタンク部12bから大量の油が吸込まれる。
【0006】そして、プレフィルバルブ11を閉じると
共に、型締用切換えバルブ21に基づき、型締油室7に
圧油を供給して型締め作業を行い、この状態で射出充填
を行った後、高速型開き作業が行われる。該型開き作業
にあっては、プレフィルバルブ11を開き、かつ型開閉
用切換えバルブ20を切換えて、型開油室6に圧油を供
給すると共に、型閉油室3をドレーンする。これによ
り、型締ラム1は型開き方向(図中左方向)に高速で移
動し、この際、型締油室7の油は、プレフィルバルブ1
1、油室9及び連通管25を通って勢いよくプレフィル
タンク部12b内に戻される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した油圧装置にあ
っては、高速型閉じ時に型締油室7に吸込まれ、かつ高
速型開き時に勢いよく排出される大容量の油は、プレフ
ィルタンク部12bから吸込まれかつ該タンク部に排出
されるので、メインタンク部12aに該吸込み排出によ
る影響を与えることはないが、プレフィルタンク部12
内において、高速型開き時に急速に排出される油によ
り、該タンク部内の作動油が勢いよく撹拌されて、空気
を作動油内に巻込むと共に、底部に沈澱している不純物
を巻上げてしまう。このため、次の高速型閉じ工程にお
いて、連通管25から該プレフィルタンク部12b内の
作動油が型締油室7内に吸込まれると、作動油中の気泡
により型締ラム1の正常な作動が阻害されると共に、O
リングの破損及びバルブスティックを生ずる虞れがあ
り、射出成形機の作動不良を発生する虞れがある。
【0008】更に、メインタンク部12aにおいても、
吸込み口16から作動油が吸込まれると共に、各ドレー
ン管27からドレーン油が排出されるため、プレフィル
タンク部12b内程の大容量の油流ではないが、メイン
タンク部12a内においても作動油の撹拌が生じ、空気
の巻込み及び不純物の巻上げを生ずる虞れがある。
【0009】そこで、本発明は、プレフィルバルブを通
る作動油を吸込み用と排出用に分岐すると共に、オイル
タンクを吸込み用と排出用に分離し、もって上述課題を
解決した射出成形機における油圧装置を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、型閉油室(3)、型開油室
(6)及び型締油室(7)を備え、前記型閉油室(3)
への圧油の供給に基づき、オイルタンク(12)からの
作動油をプレフィルバルブ(11)を介して前記型締油
室(7)に吸込みながら型締ラム(1)を伸長し、また
前記型開油室(6)への圧油の供給に基づき、前記プレ
フィルバルブ(11)を介して前記型締油室(7)から
前記オイルタンク(12)に作動油を排出しながら前記
型締ラム(1)を収縮してなる、射出成形機における油
圧装置において、前記プレフィルバルブ(11)を介し
て前記型締油室(7)と前記オイルタンク(12)とを
連通する油路(25)を、オイルタンクから型締油室に
作動油を供給する吸込み油路(25a)と、型締油室か
らオイルタンクに作動油を戻す戻し油路(25b)とに
分岐し、また前記オイルタンク(12)を、供給タンク
部(12c)と戻りタンク部(12d)とに分離すると
共に、これら両タンク部を連通路(26)にて連通し、
そして前記供給タンク部(12c)に、前記各油室への
圧油の供給油路(16)を連通すると共に前記吸込み油
路(25a)を連通し、また前記戻りタンク部(12
d)に、前記各油室からのドレーン油路(27)を連通
すると共に前記戻し油路(25b)を連通してなる、こ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】以上構成に基づき、型閉油室(3)に、供給タ
ンク部(12c)から供給油路(16)を介して圧油を
供給すると、型締ラム(1)は比較的高速にて伸長す
る。この際、型締油室(7)は負圧になって、供給タン
ク部(12c)から吸込み油路(25a)及びプレフィ
ルバルブ(11)を通って作動油が吸込まれ、また型開
油室(6)からのドレーン油がドレーン油路(27)を
通って戻りタンク部(12d)に排出される。
【0012】また、型開油室(6)に、供給タンク部
(12c)から供給油路(16)を介して圧油を供給す
ると、型締ラム(1)は比較的高速にて収縮する。この
際、型締油室(7)内の作動油は、プレフィルバルブ
(11)及び戻し油路(25b)を通って勢いよく戻り
タンク部(12d)に排出されると共に、型閉油室
(3)内の作動油もドレーン油路(27)を通って戻り
タンク部(12d)に排出される。
【0013】そして、戻りタンク部(12d)に排出さ
れた作動油は、連通路(26)を通って静かに供給タン
ク部(12c)に流入する。従って、供給タンク部(1
2c)内の作動油は、戻りタンク(12d)内の排出作
動油による撹拌、就中大容量の型締油室(7)からの排
出作動油による撹拌の影響を受けることなく、静かな状
態に保たれ、吸込み油路(25a)及び供給油路(1
6)から空気巻込みのないかつ不純物のない作動油が各
油室に供給される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
オイルタンク(12)を供給タンク部(12c)と戻り
タンク部(12d)に分離し、供給タンク部(12c)
に、供給油路(16)及び型締油室(7)への吸込み油
路(25a)を連通し、かつ戻りタンク部(12d)
に、ドレーン油路(27)及び型締油室からの戻し油路
(25b)を連通したので、排出油、特に型開き作動時
に大容量で勢いよく排出される型締油室(7)からの排
出油の影響を排除して、供給タンク部(12c)の作動
油を大きな撹拌作用のない静かな状態に維持することが
でき、これにより、供給油路(16)を介して各油室に
供給される圧油並びに吸込み油路(25a)を介して型
締油室(7)に吸込まれる作動油に気泡及び不純物が介
在することを大幅に減少して、型締ラム(1)の伸縮作
動を正常に保持すると共にバルブスティック及びOリン
グ破損の発生を防止して、射出成形機の型締め、型開閉
作動の信頼性を向上することができる。
【0015】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
【0016】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0017】射出成形機における直圧式型締装置は、図
1に示すように、型締シリンダ2内に摺動自在に嵌挿さ
れている型締ラム1を有しており、該ラム1の先端には
金型30を取付け得る可動盤31が連結されている。金
型30は射出側に設けられた固定盤32に取付けられた
金型33と対向しており、両金型30,33が近接した
所定型締め状態において、両金型にて形成される空間
に、固定盤32の射出口32aから所定溶融状態にある
プラスチックが射出される。また、型締ラム1の後端は
環状に膨出してピストン部1aを形成しており、該ピス
トン部底面とシリンダ2とにより比較的大容量の型締油
室7が形成され、またピストン部前面とシリンダ2との
間にて比較的小容量の型開油室6が形成されている。更
に、型締ラム1の中央部分には所定深さの孔が形成され
ており、該孔にはシリンダ2から突出形成されているブ
ースタラム5が嵌挿されて、型閉油室3を形成してい
る。また、型締油室7に連通してプレフィルバルブ11
が設置されている。
【0018】一方、オイルタンク12は仕切り板13に
より供給タンク部12cと戻りタンク部12dとに分離
されており、該仕切り板13の上方は開放しており、戻
りタンク部12dからオーバフローした作動油を供給タ
ンク部12cに導く連通路26を形成している。そし
て、供給タンク部12cには吸込み口16aが形成され
ており、該吸込み口16aはモータ17にて駆動される
オイルポンプ19に連通している。更に、該ポンプ19
の吐出口は油圧供給油路16に連通しており、該供給油
路16は分岐されて各電磁切換えバルブ20,21,2
2に連通している。
【0019】型開閉用切換えバルブ20は3切換え位置
を有すると共に、その中立位置がABR接続となってお
り、かつ油路a及び前記ブースタラム5に形成された油
路5aを介して型閉油室3に連通していると共に、油路
bを介して型開油室6に連通している。型締用切換えバ
ルブ21は3切換え位置を有しており、入力側は供給油
路16及びドレーン油路dに連通し、かつ出力側は型締
油室7に連通する1本の油路cに連通し、また中立位置
はクローズドセンタとなっている。また、プレフィルバ
ルブ用切換えバルブ22は2切換え位置を有しており、
パイロット油路fを介してプレフィルバルブ11を開閉
制御する。そして、各切換えバルブ20,21,22の
ドレーン口はそれぞれ油路g,d,hを介してドレーン
油路27にまとめられ、該ドレーン油路27は前記戻り
タンク部12dに導かれている。
【0020】また、前記プレフィルバルブ11から延び
ている油路25は分岐されて、吸込み油路25aが供給
タンク部12cに連通し、また戻し油路25bが戻りタ
ンク部12dに連通している。更に、前記吸込み油路2
5aにはタンク部12cからプレフィルバルブ11への
作動油の流れを許容し他方向の流れを阻止するチェック
バルブ36が設置されており、また前記戻し油路25b
にはプレフィルバルブ11からタンク部12dへの作動
油の流れを許容し他方向の流れを阻止するチェックバル
ブ37が介在している。
【0021】ついで、本実施例の作用について説明す
る。型締ラム1を高速に移動する型閉じ工程にあって
は、型開閉用切換えバルブ20は左ソレノイドを励磁し
て左位置が連通するように切換えられる。この状態にあ
っては、供給油路16からの油圧が油路a及び5aを通
って型閉油室3に供給されると共に、型開油室6が油路
b,gを通ってドレーン油路27から戻りタンク部12
dに連通される。これにより、型締ラム1は高速で右方
向に移動し、可動金型30を固定金型33に近接する。
この際、型締用切換えバルブ21は中立位置にあって油
路c,dが遮断されており、またプレフィルバルブ用切
換えバルブ22は励磁状態にあって、供給油路16がパ
イロット油路fに連通してプレフィルバルブ11を開放
状態に保持している。従って、この状態では、型締ラム
後端のピストン部1aの右方向移動により、型締油室7
は負圧になるため、チェックバルブ36及び吸込み油路
25a、そしてプレフィルバルブ11を介して、供給タ
ンク部12c内の作動油が型締油室7内に大量に吸込ま
れる。
【0022】そして、両金型30,33が所定近接状態
になると、型開閉用切換えバルブ20が中立位置になる
と共に、プレフィル用切換えバルブ22がノーマル位置
となってプレフィルバルブ11が閉じられ、更に型締用
切換えバルブ21の左ソレノイドが励磁されて左位置と
なる。この状態にあっては、供給油路16からの圧油
は、油路cを通って型締油室7に供給され、型締ラム1
は強力な力にて金型30,33を締める。そして、この
状態で、射出口32aから溶融プラスチックが金型内に
射出され、射出成形が行われる。
【0023】次いで、金型が開くように型締ラム1を高
速にて移動するには、プレフィル用切換えバルブ22を
右位置に、また型締用切換えバルブ21の右ソレノイド
を励磁して右位置に切換えると共に、型開閉用切換えバ
ルブ20を右位置に切換える。この状態では、供給油路
16からの圧油が油路bを介して型開油室6に供給さ
れ、かつ型閉油室3が油路a,g及びドレーン油路27
を介して戻りタンク部12dにドレーンされて、型締ラ
ム1は左方向に比較的高速にて移動する。この際、型締
油室7は型締ラムのピストン部1aの移動により急速に
その容量を減ずるが、該油室7内の作動油は、開放状態
にあるプレフィルバルブ11及び戻し油路25bを通っ
て戻りタンク部12dに排出されると共に、油路c及び
dを通ってドレーン油路27から戻りタンク部12dに
排出される。
【0024】そして、戻りタンク部12dに排出された
作動油は、特に大容量の型締油室7から急速に排出され
るため、該タンク部12d内の作動油を激しく撹拌し、
空気の巻込み及び不純物の巻上げを生ずるが、該戻りタ
ンク部12d内の作動油は、仕切り板13上の連通路2
6からオーバフローしてゆっくりと供給タンク部12c
に戻され、供給タンク部12cに、上述した型締油室7
からの急速な排出による影響を及ぼすことはない。従っ
て、常に静かな状態にあって、空気の巻込み及び不純物
の巻上げの少ない状態にある供給タンク部12c内の作
動油が、供給油路16及び吸込み油路25aを介して各
バルブ20,21,22,11及び各油室7,6,3に
供給される。
【0025】ついで、図2に沿って、一部変更した実施
例について説明する。本実施例は、連通管25から吸込
み油路25a及び戻し油路25bへの分岐部39に、チ
ェックバルブ36,37が設置されている。また、仕切
り板13の比較的下方位置、即ち戻りタンク部12d内
において、作動油の空気の巻込み及び不純物の巻上げの
少ない位置に連通孔26が形成されており、かつ該連通
孔26部分には蝶番40により開閉自在にかつ戻りタン
ク部12dから供給タンク部12cへの作動油の流れの
みを許容するフラッタバルブ41が設置されている。更
に、戻りタンク部12d及び供給タンク部12cの底部
所定位置には不純物を吸着するマグネット42,43が
配設されている。なお、図中45は吸込み油路25aの
吸込み部分に取付けられたストレーナである。
【0026】従って、本実施例によると、型締油室7か
らプレフィルバルブ11を通って連通管25に排出され
た作動油は、チェックバルブ36により吸込み油路25
aへの流れは規制され、戻し油路25bを通って戻りタ
ンク部12dに排出される。同様に、型締油室7に負圧
が生ずると、チェックバルブ37を通る作動油の流れは
規制され、供給タンク部12c内の作動油が、吸込み油
路25aから供給される。また、戻し油路25b及びド
レーン油路27からの排出油にて戻りタンク部12dの
水頭が高くなると、フラッタバルブ41が開いて、比較
的空気の巻込み及び不純物の巻上げの少ない部分の戻り
タンク部12d内の作動油が連通孔26を通って供給タ
ンク部12cに戻される。
【0027】更に、図3(a) ,(b) に沿って、他の実施
例について説明する。本実施例は、供給タンク部12c
と戻りタンク部12dを分離する手段として、円筒状の
金網からなるストレーナ46、及び該ストレーナ46の
外径に重ねて配置されるフィルタ47を用いている。従
って、供給タンク部12cと戻りタンク部12dを連通
する連通路26は、これらストレーナ46及びフィルタ
47を通って作動油が流通する関係上、これらストレー
ナ及びフィルタ自身となる。また、ストレーナ46及び
フィルタ47の上部には所定高さを有するリング板49
が固定されており、該リング板49の上端はタンク12
の上蓋12eと気密状に密接している。なお、図中50
は、供給タンク部12cの上蓋12eに設けたエアブリ
ーザである。
【0028】以上構成に基づき、戻し油路25b及びド
レーン油路27から戻りタンク部12dに排出された作
動油は、通常状態ではその水頭差(x−y)により、ス
トレーナ46及びフィルタ47を通ってその全周面から
じんわりと、かつ気泡及び不純物を完全に除去されて供
給タンク部12cに滲出して戻される。また、フィルタ
等からの供給タンク部12cへの滲出量に対して、戻し
油路25b及びドレーン油路27からの排出量が多く、
戻りタンク部12d内の作動油が上昇してその水頭zが
リング板49部分に至ると、該リング板49は気密状に
なっているため、該リング板49内の空気は閉じ込めら
れてアキュムレータとして機能し、水頭zの上昇に伴
い、戻りタンク部12d内の油圧を上昇し、フィルタ4
7及びストレーナ46を通って供給タンク部12cへ戻
される滲出油量を増大する。これにより、フィルタ47
等が少々詰ったり、また戻り油路25bからの排出油量
が急激であっても、自動的に適正な滲出油量を保持し
て、供給タンク部12cの水頭位置を適正に保つことが
できる。
【0029】なお、上記実施例は、ストレーナ46とフ
ィルタ47を両方を用いているが、これは、ストレーナ
46等いずれか一方のみでもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形機における油圧装置を示
す図。
【図2】その一部変更したオイルタンク部分の構造を示
す断面図。
【図3】オイルタンクの他の実施例を示す図で、(a) は
正面断面図、(b) はそのB−B線による断面図。
【図4】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 型締ラム 2 型締シリンダ 3 型閉油室 5 ブースタラム 6 型開油室 7 型締油室 11 プレフィルバルブ 12 オイルタンク 12c 供給タンク部 12d 戻りタンク部 20〜22 電磁切換えバルブ 25 連通する油路(管) 25a 吸込み油路 25b 戻し油路 26 連通路 27 ドレーン油路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型閉油室、型開油室及び型締油室を備
    え、前記型閉油室への圧油の供給に基づき、オイルタン
    クからの作動油をプレフィルバルブを介して前記型締油
    室に吸込みながら型締ラムを伸長し、また前記型開油室
    への圧油の供給に基づき、前記プレフィルバルブを介し
    て前記型締油室から前記オイルタンクに作動油を排出し
    ながら前記型締ラムを収縮してなる、射出成形機におけ
    る油圧装置において、 前記プレフィルバルブを介して前記型締油室と前記オイ
    ルタンクとを連通する油路を、オイルタンクから型締油
    室に作動油を供給する吸込み油路と、型締油室からオイ
    ルタンクに作動油を戻す戻し油路とに分岐し、 また前記オイルタンクを、供給タンク部と戻りタンク部
    とに分離すると共に、これら両タンク部を連通路にて連
    通し、 そして前記供給タンク部に、前記各油室への圧油の供給
    油路を連通すると共に前記吸込み油路を連通し、また前
    記戻りタンク部に、前記各油室からのドレーン油路を連
    通すると共に前記戻し油路を連通してなる、 射出成形機における油圧装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162151A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Sumitomo Heavy Ind Ltd 射出成形機

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