JPH0518838B2 - - Google Patents
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- JPH0518838B2 JPH0518838B2 JP2076552A JP7655290A JPH0518838B2 JP H0518838 B2 JPH0518838 B2 JP H0518838B2 JP 2076552 A JP2076552 A JP 2076552A JP 7655290 A JP7655290 A JP 7655290A JP H0518838 B2 JPH0518838 B2 JP H0518838B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J5/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane and substituted in position 21 by only one singly bound oxygen atom, i.e. only one oxygen bound to position 21 by a single bond
- C07J5/0046—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane and substituted in position 21 by only one singly bound oxygen atom, i.e. only one oxygen bound to position 21 by a single bond substituted in position 17 alfa
- C07J5/0061—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane and substituted in position 21 by only one singly bound oxygen atom, i.e. only one oxygen bound to position 21 by a single bond substituted in position 17 alfa substituted in position 16
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- C07J5/0076—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane and substituted in position 21 by only one singly bound oxygen atom, i.e. only one oxygen bound to position 21 by a single bond substituted in position 17 alfa substituted in position 16 by a saturated or unsaturated hydrocarbon group by an alkyl group
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P29/00—Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J17/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, having an oxygen-containing hetero ring not condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07J71/00—Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton is condensed with a heterocyclic ring
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- C07J71/0015—Oxiranes at position 9(11)
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Description
本発明は、6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステ
ロイドおよびその製造方法に関する。本発明の6
−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイドは6α−フ
ルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド製造用の中間
体として有用である。 ジフロラソン二酢酸塩、フルオコルトロン、フ
ルオシノロン、アセトニド、フロオシノニド、パ
ラメサゾン、フルプレドニソロンなどの6α−フ
ルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド類は、主とし
て局所的な抗炎症剤として薬理学的価値がある。 現在の技術では6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケト
ステロイド類を生成する為にはΔ1−脱水素化す
る前にステロイドの6β−フルオロ基をエピマー
化することが必要とされている。例えば、米国特
許第3980778号、第3014938号、第3126375号およ
びJ.Am.Chem.Soc.82,4001(1960)参照。 Δ1,4−3−ケトステロイドの6β−位置にフツ素
原子をエピマー化出来ることが最も望ましいこと
である。しかし、本発明以前にはこの過程を完成
する為の方法が知られていなかつた。 この過程を完成しようと試みたが成功しなかつ
たと報告した人は他に何人かあつた。例えば、
D.H.R.Barton等はNouveau Journal De
Chimie I,315(1977)にΔ1,4−3−ケト−ステ
ロイドの6β−位置にフツ素原子をエピマー化し
ようと試みたが成功しなかつたと報告した。
Bartonは6β−フルオロΔ1,4−3−ケトステロイ
ドのエピマー化を試みるのにトリフエニルメチル
リチウムを使つた。そしてエピマー化を達成する
代りにそのフツ素原子を除去してしまつた。本発
明はこの問題を解決するものである。 H.J.RingoldとS.K.MalhotraはTetrahedron
Letters 669(1972)の中でΔ4−3−ケトステロイ
ドの脱共役結合(deconjugation)を報告した。
しかしその著者等はΔ1,4−3−ケトステロイドを
脱共役結合化する事は出来なかつたと報告した
(672頁参照)。 E.L.Shapiro等はSteroids 3183(1964)の中で
Δ1,5−3−ケトステロイドを得る為のΔ1,4−3−
ケトステロイドの脱共役結合化を報告した。しか
しその反応体はC−6位にフツ素原子を含んでい
なかつた。前記Bartonは6β−フルオロΔ1,4−3
−ケトステロイドを脱共役結合化するための試み
を報告した。そして彼は脱共役結合化を達成する
代りに脱離が生じたことを報告した。本発明の中
間体を用いる方法はこの問題を解決し、6β−フ
ルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイドの脱共役結合
化を可能にした。 米国特許第4188322号のクレームは最初にアセ
チル化又はエーテル化によつて対応する3−エノ
ール誘導体を作り、次に適当なハロゲン化剤と反
応させて9β,11β−エポキシΔ1,4−3−ケトステ
ロイドの6α−位置にフツ素原子を挿入する方法
である。 英国特許第2018258号は米国特許第4188322号の
方法と事実上同じ方法を開示している。 米国特許第4188322号と英国特許第2018258号の
二法と本発明との違いは前二者の方法はステロイ
ドにフツ素原子を導入するのにα−配位で直接
C6−位置に導入するのに対して、本発明の方法
では反対の配位すなわちβ配位でC6−位置にフ
ツ素原子を導入し続いてα−位置にエピマー化す
るものである。本発明の中間体を用いる方法のも
う1つの利点はC3−ケト基をエノールエーテル
又はエステルとして保護する必要がないことであ
る。 ポーランド特許第85557号明細書に公表されて
いる方法は酸である異性化剤を使つて6β−フル
オロΔ1,4−3−ケト−11−オキシ化ステロイドを
それに対応する6α−フルオロΔ1,4−3−ケト−
1,1−オキシ化ステロイドに異性化する方法で
ある。本発明の中間体を用いる方法では酸剤では
なく塩基剤を使つて6β−Δ1,4−3−ケトステロイ
ド()を対応する6α−フルオロΔ1,4−3−ケト
ステロイドに転換できる。更に本発明の中間体を
用いる方法は11−オキシ化ステロイドを必要とし
ない。 すなわち、6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステ
ロイドを脱共役剤と反応させて脱共役し、(2)停止
剤で停止して、本発明の中間体である式の6−
フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイドを生成し、
(3)この6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイド
を異性化剤と反応させて異性化し、(5)酸で中和す
ることからなる。ここで式中のR9および〓は下
記のように定義される。 本発明はまた、式の6−フルオロ−Δ1,5−3
−ケトステロイドを生成する過程も提供する。 本発明の中間体を用いる方法によるとΔ1,4−3
−ケトステロイドの6β−位置でフツ素原子のエ
ピマー化を行い6α−フルオロエピマーにするこ
とができる。最も代表的な抗炎症剤はΔ1,4−3−
ケトステロイド類であり更にいくつかのものは
6α−位にフツ素原子を持つている。本発明以前
は6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイドの6α
−位置にあるフツ素原子はΔ1二重結合より先に
ステロイドの中に導入しなければならなかつた。
従つて本発明は6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトス
テロイド類の合成に非常な柔軟性を与えることに
なる。 図式Aは当業者によく知られている方法によつ
てごく一般的なΔ1,4−3−ケトステロイドを出発
物質6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケト()に転換
しうることを示している。Δ1,4−3−ケトステロ
イドを対応するΔ1,5−3−ケトステロイド()
に脱共役結合化し、次にN−ハロアミドおよびフ
ツ化水素でハロゲン化して5α−ハロ−6β−フル
オロ−3−ケトステロイド()を得、これを基
脱離することにより所望の出発物質6β−フルオ
ロ−Δ1,4−3−ケト()を生成する。また6β−
フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド()は当
業者にはよく知られている。例えばD.H.R.
Barton,Nouveau Journal De Chimie I,315
(1977)とR.H.Hesse,Israel Journal
Chemistry 17,60(1978)参照)。 本発明の中間体を用いる方法が行われるのは環
AおよびBであるので、6β−フルオロ−Δ1,4−3
−ケトステロイド()の図は環AとBを主に示
し、それ以外の部分も含んだ完全なステロイドを
示していない。環Cの中のC9とC11の間にある〓
は環Cが次に示すような型の置換基を持つ事がで
きることを意味している。すなわち9β,11β−エ
ポキシ、Δ9(11)、11β−ヒトロキシ、11−ケト、
11α−ヒドロキシ、9α−フルオロ−11β−ヒドロ
キシ、および置換基なし(C9とC11に水素原子が
つく)である。環Cの置換は9β,11β−エポキシ
またはΔ9(11)が好ましい。更に9β,11β−エポキシ
がより好ましい、同様に6β−フルオロΔ1,4−3−
ケトステロイド()の化学構造式は環D又は
C17−側鎖を明示していない。例えば図式Eを見
るとわかるように環Dには実施可能な非常に沢山
の異なる型がありC17−側鎖にも実施可能な多く
の変化があるためである。重要な点は図式Eに示
されているようにC16、C17、C20および/または
C21に水酸基がある場合、水酸基が保護されるこ
とである。水酸基保護基の使用(形成と離脱)は
この技術に熟練した人々には良く知られている。 6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()は二つの異なるが類似した製造方法によつ
て所望の6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイ
ド()に転換することができる。一つはエピマ
ー化をし、次にその塩基を酸で中和する2または
3工程で行なうone−pot方法である。もう一つ
は先づ第一段階として6β−フルオロ−Δ1,4−3−
ケトステロイド()を脱共役結合化し、次に急
冷して6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイド
()中間体を単離し、次に異性化することによ
り6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()を製造するというtwo−pot方法である。 two−pot製造方法(図式A)では6β−フルオ
ロ−Δ1,4−3−ケトステロイドを脱共役剤と反応
させて脱共役する。この時使われる脱共役剤は
ORb、アセチリドまたはRαRβNもしくはこ
れらを生成するものからなるグループから選ばれ
た強塩基であり、Rbは炭素原子数1〜4のアル
キルである。RαとRβは同じ時と異なる時があ
り、水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、
シクロヘキシル基またはフエニル基である。脱共
役剤はメトキシド、エトキシド、又は三級−ブト
キシドからなるグループから選ばれるのが望まし
い。好ましいジアルキルアミド類はジエチルアミ
ドとジ−イソプロピルアミドである。もし脱共役
剤の範囲をこえる強酸基がメタノール中で使用さ
れた場合、強塩基によつてメタノールからメトキ
シドがその場で発生して作用物質となるので、
ORb等を生成するものも使用される。その場
で脱共役剤を生成することは脱共役剤を6β−フ
ルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド()と混合
することと等価である。一般に非プロトン性溶媒
が脱共役に反応に使われる。非プロトン性溶媒が
使われるのは脱共役剤によつて生成し中間生成物
エノレートをプロトン化しないからである。望ま
しい溶媒としては、例えばTHF、DMSO、ジオ
キサン、DMF、テトラメチル−尿素、ジメチル
アセトアミド、三級−ブタノールなどがあげられ
る。三級−ブタノールと三級アミルアルコールは
両方共プロトン性溶媒であるが、エノレートをプ
ロトン化しないので溶媒として適当である。溶媒
が三級−ブタノールの時はステロイドの1当量に
対し役10当量の脱共役剤が使われる。もしもつと
少量が使われるとコストは節約になるが反応時間
はより長くなる。もし10当量より多くの量が使わ
れた場合その反応は更にコスト高になるけれども
反応は更に早く進む。脱共役後その反応は停止剤
と反応させることにより停止させる。この停止剤
は陽子を供給しエノレートをプロトン化する化合
物である。停止剤としては例えば酢酸、塩化アン
モニウム水溶液、硫酸、塩酸、リン酸及び水が含
まれる。停止剤としては酢酸又は塩化アンモニウ
ム水溶液が良い。停止後もし希望であればその6
−フルオロ−Δ1,5−3−ケト中間体()を単離
することができる。6−フルオロ−Δ1,5−3−ケ
ト中間体()は異性化剤と反応させることによ
り異性化して6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステ
ロイド()を製造するのに有用である。異性化
剤にはORbまたはヒドロキシド、もしくは
ORbまたはヒドロオキシドを生成する手段か
らなる群から選ばれた化合物が含まれる。メタノ
ール中でナトリウムジエチルアミドを使用すると
そこにメトキシドを生成し、それ故メトキシドと
同等になるので、ORbまたはヒドロキシドを
生成する手段を包含される。異性化剤が陽子を除
去し、異性化が行なわれ、そしてステロイドがプ
ロトン性溶媒から陽子を獲得する。したがつて好
ましい異性化剤はメタノール中のメトキシドおよ
びエタノール中のエトキシドである。このtwo−
pot法は20〜25°で行なわれ、実施例1と参考例1
で例示されているようにTLCによつて確認する
ことができる。 異性化剤は酸で中和される。この酸は酢酸、塩
酸、硫酸、リン酸および塩化アンモニウムからな
る群から選ばれるのが望ましい。異性化剤を中和
する代りに反応混合物を水で希釈することもで
き、そしてステロイドを当業者によく知られてい
るように例えば濾過または抽出により回収するこ
とができる。 6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()はone−pot法により3段階か2段階を経て
希望する6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイ
ド()にエピマー化することができる。3段階
の製造方法は6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステ
ロイド()を次の群から選ばれる溶媒の存在下
で脱共役剤と反応させる。溶媒はTHF、
DMSO、DMF、ジエチルアセトアミド、ジオキ
サン、三級−ブタノールおよび三級アミルアルコ
ールからなる群から選ぶ。脱共役剤はORb、
アセチリド、RαRβNまたはORb、アセチリ
ド、RαRβNを生成する手段からなる群から選
ばれる。脱共役剤はメトキシド、エトキシドまた
は三級−ブトキシドであることが好ましい。ステ
ロイド()と脱共役剤との反応終了後、Rb・
OHで表わされる一級または二級アルコールとス
テロイド反応混合物を混合する。脱共役剤と一級
または二級アルコール(Rb−OH)との反応によ
つて、その場に異性化剤を生成する。その反応が
完結した時、その塩基を次の群から選ばれた酸と
反応して中和する。酸は酢酸、塩酸、硫酸、リン
酸および塩化アンモニウムからなる群から選ぶの
が好ましい。中和する代りに反応混合物を前記し
た如く希釈することもできる。 別法としては、one−pot法を二つの段階で行
なうことができる。第一はステロイド()を一
般または二級アルコール(Rb−OH)の存在下で
脱共役剤と混合し、次に前に説明したように酸で
中和するか水で希釈する。 両方のone−pot法とも反応は20〜25°で行なわ
れ、TLCで確認される。 図式Aに示されているtwo−pot法またはone−
pot法のどちらにおいても、6β−フルオロ−Δ1,4
−3−ケトステロイド()を所望の6α−異性
体()に転換する為には環Cの置換基は9β,
11−エポキシドかΔ9(11)であることが好ましい。
さらに望ましいのはその置換基が9β,11β−エポ
キシである。何故なら未知の予想外の理由によつ
て、その反応がより早く進むからである。例えば
9β,11β−エポキシド()のメタノール(メト
キシド)中でのエピマー化反応が2〜4時間で完
了するのに対し、もし9β,11β−エポキシドがな
いと同じ反応が約80〜90時間を要する。 本発明の中間体を用いる方法は6β−フルオロ
−Δ1,4−3−ケトステロイド()から6α−フル
オロ−Δ1,4−3−ケトステロイド()を製造す
るのに有用である。ここで使つた6β−フルオロ
−Δ1,4−ケトステロイド()は簡単に手に入れ
られるΔ1,4−3−ステロイド類()から容易に
得ることができる。 6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()の官能基は、局所的抗炎症活性をもつので
有用とされる多くのステロイド類と共通である。
これらの局所性抗炎症ステロイド類には例えばジ
フロラソン二酢酸塩、フルオシノニド、フルオシ
ノロンアセトニド、パラメサゾン、フルプレドニ
ソロン、フルオニルトロンなどが含まれる。これ
らの化合物に11α−ヒドロキシ、16α−ヒドロキ
シ、または9α−フルオロ基のような種々の官能
基を導入すること、アセトニドを生成すること、
9α−フルオロ−11β−ヒドロキシにΔ9(11)を転換す
ることは、当業者に公知であるように6α−フル
オロ基を導入する前か後かのいずれかで行なわれ
る。 例えば、本発明の中間体を用いる方法は6β−
フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−16β
−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3
−オン20,21−アセトニド(′)から出発して
6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−3−オン−20,21−アセトニド(′)を製造
する(実施例1〜2a参照)。この6α−フルオロ−
Δ1,4−3−ケトステロイド(′)は公知の方法
(図式B)によつて抗炎症剤として市販されてい
るジフルオラソン二酢酸塩に転換される(米国特
許第3980778号)。アセトニドを除去して(米国特
許第3725392号、実施例9〜11)、20,21−ジヒド
ロキシステロイド(′)を形成し;21−ベンゾ
エート(′)を形成し(米国特許第3725392号、
実施例12);20−ヒドロキシを酸化して20−ケト
ステロイド(′)を米国特許第3725392号、実施
例13の方法によつて生成し;11β−ヒドロキシ−
9α−ブロモ化合物(′)を生成し(米国特許第
3725392号、実施例15);エポキシド(′)を
生成し(米国特許第3725392号、実施例16);オル
トエステル(′)を生成する(米国特許第
3147249号)。またこれは米国特許第3152154号の
製造方法によつて17−アセテート(′)を生
成し、また公知方法によつてジアセテート(
′)を生成し、米国特許第3980778号の実施例8
の製造方法によつてエポキシドを開いてジフルオ
ラソン二酢酸()とする。
ロイドおよびその製造方法に関する。本発明の6
−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイドは6α−フ
ルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド製造用の中間
体として有用である。 ジフロラソン二酢酸塩、フルオコルトロン、フ
ルオシノロン、アセトニド、フロオシノニド、パ
ラメサゾン、フルプレドニソロンなどの6α−フ
ルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド類は、主とし
て局所的な抗炎症剤として薬理学的価値がある。 現在の技術では6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケト
ステロイド類を生成する為にはΔ1−脱水素化す
る前にステロイドの6β−フルオロ基をエピマー
化することが必要とされている。例えば、米国特
許第3980778号、第3014938号、第3126375号およ
びJ.Am.Chem.Soc.82,4001(1960)参照。 Δ1,4−3−ケトステロイドの6β−位置にフツ素
原子をエピマー化出来ることが最も望ましいこと
である。しかし、本発明以前にはこの過程を完成
する為の方法が知られていなかつた。 この過程を完成しようと試みたが成功しなかつ
たと報告した人は他に何人かあつた。例えば、
D.H.R.Barton等はNouveau Journal De
Chimie I,315(1977)にΔ1,4−3−ケト−ステ
ロイドの6β−位置にフツ素原子をエピマー化し
ようと試みたが成功しなかつたと報告した。
Bartonは6β−フルオロΔ1,4−3−ケトステロイ
ドのエピマー化を試みるのにトリフエニルメチル
リチウムを使つた。そしてエピマー化を達成する
代りにそのフツ素原子を除去してしまつた。本発
明はこの問題を解決するものである。 H.J.RingoldとS.K.MalhotraはTetrahedron
Letters 669(1972)の中でΔ4−3−ケトステロイ
ドの脱共役結合(deconjugation)を報告した。
しかしその著者等はΔ1,4−3−ケトステロイドを
脱共役結合化する事は出来なかつたと報告した
(672頁参照)。 E.L.Shapiro等はSteroids 3183(1964)の中で
Δ1,5−3−ケトステロイドを得る為のΔ1,4−3−
ケトステロイドの脱共役結合化を報告した。しか
しその反応体はC−6位にフツ素原子を含んでい
なかつた。前記Bartonは6β−フルオロΔ1,4−3
−ケトステロイドを脱共役結合化するための試み
を報告した。そして彼は脱共役結合化を達成する
代りに脱離が生じたことを報告した。本発明の中
間体を用いる方法はこの問題を解決し、6β−フ
ルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイドの脱共役結合
化を可能にした。 米国特許第4188322号のクレームは最初にアセ
チル化又はエーテル化によつて対応する3−エノ
ール誘導体を作り、次に適当なハロゲン化剤と反
応させて9β,11β−エポキシΔ1,4−3−ケトステ
ロイドの6α−位置にフツ素原子を挿入する方法
である。 英国特許第2018258号は米国特許第4188322号の
方法と事実上同じ方法を開示している。 米国特許第4188322号と英国特許第2018258号の
二法と本発明との違いは前二者の方法はステロイ
ドにフツ素原子を導入するのにα−配位で直接
C6−位置に導入するのに対して、本発明の方法
では反対の配位すなわちβ配位でC6−位置にフ
ツ素原子を導入し続いてα−位置にエピマー化す
るものである。本発明の中間体を用いる方法のも
う1つの利点はC3−ケト基をエノールエーテル
又はエステルとして保護する必要がないことであ
る。 ポーランド特許第85557号明細書に公表されて
いる方法は酸である異性化剤を使つて6β−フル
オロΔ1,4−3−ケト−11−オキシ化ステロイドを
それに対応する6α−フルオロΔ1,4−3−ケト−
1,1−オキシ化ステロイドに異性化する方法で
ある。本発明の中間体を用いる方法では酸剤では
なく塩基剤を使つて6β−Δ1,4−3−ケトステロイ
ド()を対応する6α−フルオロΔ1,4−3−ケト
ステロイドに転換できる。更に本発明の中間体を
用いる方法は11−オキシ化ステロイドを必要とし
ない。 すなわち、6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステ
ロイドを脱共役剤と反応させて脱共役し、(2)停止
剤で停止して、本発明の中間体である式の6−
フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイドを生成し、
(3)この6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイド
を異性化剤と反応させて異性化し、(5)酸で中和す
ることからなる。ここで式中のR9および〓は下
記のように定義される。 本発明はまた、式の6−フルオロ−Δ1,5−3
−ケトステロイドを生成する過程も提供する。 本発明の中間体を用いる方法によるとΔ1,4−3
−ケトステロイドの6β−位置でフツ素原子のエ
ピマー化を行い6α−フルオロエピマーにするこ
とができる。最も代表的な抗炎症剤はΔ1,4−3−
ケトステロイド類であり更にいくつかのものは
6α−位にフツ素原子を持つている。本発明以前
は6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイドの6α
−位置にあるフツ素原子はΔ1二重結合より先に
ステロイドの中に導入しなければならなかつた。
従つて本発明は6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトス
テロイド類の合成に非常な柔軟性を与えることに
なる。 図式Aは当業者によく知られている方法によつ
てごく一般的なΔ1,4−3−ケトステロイドを出発
物質6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケト()に転換
しうることを示している。Δ1,4−3−ケトステロ
イドを対応するΔ1,5−3−ケトステロイド()
に脱共役結合化し、次にN−ハロアミドおよびフ
ツ化水素でハロゲン化して5α−ハロ−6β−フル
オロ−3−ケトステロイド()を得、これを基
脱離することにより所望の出発物質6β−フルオ
ロ−Δ1,4−3−ケト()を生成する。また6β−
フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド()は当
業者にはよく知られている。例えばD.H.R.
Barton,Nouveau Journal De Chimie I,315
(1977)とR.H.Hesse,Israel Journal
Chemistry 17,60(1978)参照)。 本発明の中間体を用いる方法が行われるのは環
AおよびBであるので、6β−フルオロ−Δ1,4−3
−ケトステロイド()の図は環AとBを主に示
し、それ以外の部分も含んだ完全なステロイドを
示していない。環Cの中のC9とC11の間にある〓
は環Cが次に示すような型の置換基を持つ事がで
きることを意味している。すなわち9β,11β−エ
ポキシ、Δ9(11)、11β−ヒトロキシ、11−ケト、
11α−ヒドロキシ、9α−フルオロ−11β−ヒドロ
キシ、および置換基なし(C9とC11に水素原子が
つく)である。環Cの置換は9β,11β−エポキシ
またはΔ9(11)が好ましい。更に9β,11β−エポキシ
がより好ましい、同様に6β−フルオロΔ1,4−3−
ケトステロイド()の化学構造式は環D又は
C17−側鎖を明示していない。例えば図式Eを見
るとわかるように環Dには実施可能な非常に沢山
の異なる型がありC17−側鎖にも実施可能な多く
の変化があるためである。重要な点は図式Eに示
されているようにC16、C17、C20および/または
C21に水酸基がある場合、水酸基が保護されるこ
とである。水酸基保護基の使用(形成と離脱)は
この技術に熟練した人々には良く知られている。 6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()は二つの異なるが類似した製造方法によつ
て所望の6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイ
ド()に転換することができる。一つはエピマ
ー化をし、次にその塩基を酸で中和する2または
3工程で行なうone−pot方法である。もう一つ
は先づ第一段階として6β−フルオロ−Δ1,4−3−
ケトステロイド()を脱共役結合化し、次に急
冷して6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイド
()中間体を単離し、次に異性化することによ
り6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()を製造するというtwo−pot方法である。 two−pot製造方法(図式A)では6β−フルオ
ロ−Δ1,4−3−ケトステロイドを脱共役剤と反応
させて脱共役する。この時使われる脱共役剤は
ORb、アセチリドまたはRαRβNもしくはこ
れらを生成するものからなるグループから選ばれ
た強塩基であり、Rbは炭素原子数1〜4のアル
キルである。RαとRβは同じ時と異なる時があ
り、水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、
シクロヘキシル基またはフエニル基である。脱共
役剤はメトキシド、エトキシド、又は三級−ブト
キシドからなるグループから選ばれるのが望まし
い。好ましいジアルキルアミド類はジエチルアミ
ドとジ−イソプロピルアミドである。もし脱共役
剤の範囲をこえる強酸基がメタノール中で使用さ
れた場合、強塩基によつてメタノールからメトキ
シドがその場で発生して作用物質となるので、
ORb等を生成するものも使用される。その場
で脱共役剤を生成することは脱共役剤を6β−フ
ルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド()と混合
することと等価である。一般に非プロトン性溶媒
が脱共役に反応に使われる。非プロトン性溶媒が
使われるのは脱共役剤によつて生成し中間生成物
エノレートをプロトン化しないからである。望ま
しい溶媒としては、例えばTHF、DMSO、ジオ
キサン、DMF、テトラメチル−尿素、ジメチル
アセトアミド、三級−ブタノールなどがあげられ
る。三級−ブタノールと三級アミルアルコールは
両方共プロトン性溶媒であるが、エノレートをプ
ロトン化しないので溶媒として適当である。溶媒
が三級−ブタノールの時はステロイドの1当量に
対し役10当量の脱共役剤が使われる。もしもつと
少量が使われるとコストは節約になるが反応時間
はより長くなる。もし10当量より多くの量が使わ
れた場合その反応は更にコスト高になるけれども
反応は更に早く進む。脱共役後その反応は停止剤
と反応させることにより停止させる。この停止剤
は陽子を供給しエノレートをプロトン化する化合
物である。停止剤としては例えば酢酸、塩化アン
モニウム水溶液、硫酸、塩酸、リン酸及び水が含
まれる。停止剤としては酢酸又は塩化アンモニウ
ム水溶液が良い。停止後もし希望であればその6
−フルオロ−Δ1,5−3−ケト中間体()を単離
することができる。6−フルオロ−Δ1,5−3−ケ
ト中間体()は異性化剤と反応させることによ
り異性化して6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステ
ロイド()を製造するのに有用である。異性化
剤にはORbまたはヒドロキシド、もしくは
ORbまたはヒドロオキシドを生成する手段か
らなる群から選ばれた化合物が含まれる。メタノ
ール中でナトリウムジエチルアミドを使用すると
そこにメトキシドを生成し、それ故メトキシドと
同等になるので、ORbまたはヒドロキシドを
生成する手段を包含される。異性化剤が陽子を除
去し、異性化が行なわれ、そしてステロイドがプ
ロトン性溶媒から陽子を獲得する。したがつて好
ましい異性化剤はメタノール中のメトキシドおよ
びエタノール中のエトキシドである。このtwo−
pot法は20〜25°で行なわれ、実施例1と参考例1
で例示されているようにTLCによつて確認する
ことができる。 異性化剤は酸で中和される。この酸は酢酸、塩
酸、硫酸、リン酸および塩化アンモニウムからな
る群から選ばれるのが望ましい。異性化剤を中和
する代りに反応混合物を水で希釈することもで
き、そしてステロイドを当業者によく知られてい
るように例えば濾過または抽出により回収するこ
とができる。 6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()はone−pot法により3段階か2段階を経て
希望する6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイ
ド()にエピマー化することができる。3段階
の製造方法は6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステ
ロイド()を次の群から選ばれる溶媒の存在下
で脱共役剤と反応させる。溶媒はTHF、
DMSO、DMF、ジエチルアセトアミド、ジオキ
サン、三級−ブタノールおよび三級アミルアルコ
ールからなる群から選ぶ。脱共役剤はORb、
アセチリド、RαRβNまたはORb、アセチリ
ド、RαRβNを生成する手段からなる群から選
ばれる。脱共役剤はメトキシド、エトキシドまた
は三級−ブトキシドであることが好ましい。ステ
ロイド()と脱共役剤との反応終了後、Rb・
OHで表わされる一級または二級アルコールとス
テロイド反応混合物を混合する。脱共役剤と一級
または二級アルコール(Rb−OH)との反応によ
つて、その場に異性化剤を生成する。その反応が
完結した時、その塩基を次の群から選ばれた酸と
反応して中和する。酸は酢酸、塩酸、硫酸、リン
酸および塩化アンモニウムからなる群から選ぶの
が好ましい。中和する代りに反応混合物を前記し
た如く希釈することもできる。 別法としては、one−pot法を二つの段階で行
なうことができる。第一はステロイド()を一
般または二級アルコール(Rb−OH)の存在下で
脱共役剤と混合し、次に前に説明したように酸で
中和するか水で希釈する。 両方のone−pot法とも反応は20〜25°で行なわ
れ、TLCで確認される。 図式Aに示されているtwo−pot法またはone−
pot法のどちらにおいても、6β−フルオロ−Δ1,4
−3−ケトステロイド()を所望の6α−異性
体()に転換する為には環Cの置換基は9β,
11−エポキシドかΔ9(11)であることが好ましい。
さらに望ましいのはその置換基が9β,11β−エポ
キシである。何故なら未知の予想外の理由によつ
て、その反応がより早く進むからである。例えば
9β,11β−エポキシド()のメタノール(メト
キシド)中でのエピマー化反応が2〜4時間で完
了するのに対し、もし9β,11β−エポキシドがな
いと同じ反応が約80〜90時間を要する。 本発明の中間体を用いる方法は6β−フルオロ
−Δ1,4−3−ケトステロイド()から6α−フル
オロ−Δ1,4−3−ケトステロイド()を製造す
るのに有用である。ここで使つた6β−フルオロ
−Δ1,4−ケトステロイド()は簡単に手に入れ
られるΔ1,4−3−ステロイド類()から容易に
得ることができる。 6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()の官能基は、局所的抗炎症活性をもつので
有用とされる多くのステロイド類と共通である。
これらの局所性抗炎症ステロイド類には例えばジ
フロラソン二酢酸塩、フルオシノニド、フルオシ
ノロンアセトニド、パラメサゾン、フルプレドニ
ソロン、フルオニルトロンなどが含まれる。これ
らの化合物に11α−ヒドロキシ、16α−ヒドロキ
シ、または9α−フルオロ基のような種々の官能
基を導入すること、アセトニドを生成すること、
9α−フルオロ−11β−ヒドロキシにΔ9(11)を転換す
ることは、当業者に公知であるように6α−フル
オロ基を導入する前か後かのいずれかで行なわれ
る。 例えば、本発明の中間体を用いる方法は6β−
フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−16β
−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3
−オン20,21−アセトニド(′)から出発して
6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−3−オン−20,21−アセトニド(′)を製造
する(実施例1〜2a参照)。この6α−フルオロ−
Δ1,4−3−ケトステロイド(′)は公知の方法
(図式B)によつて抗炎症剤として市販されてい
るジフルオラソン二酢酸塩に転換される(米国特
許第3980778号)。アセトニドを除去して(米国特
許第3725392号、実施例9〜11)、20,21−ジヒド
ロキシステロイド(′)を形成し;21−ベンゾ
エート(′)を形成し(米国特許第3725392号、
実施例12);20−ヒドロキシを酸化して20−ケト
ステロイド(′)を米国特許第3725392号、実施
例13の方法によつて生成し;11β−ヒドロキシ−
9α−ブロモ化合物(′)を生成し(米国特許第
3725392号、実施例15);エポキシド(′)を
生成し(米国特許第3725392号、実施例16);オル
トエステル(′)を生成する(米国特許第
3147249号)。またこれは米国特許第3152154号の
製造方法によつて17−アセテート(′)を生
成し、また公知方法によつてジアセテート(
′)を生成し、米国特許第3980778号の実施例8
の製造方法によつてエポキシドを開いてジフルオ
ラソン二酢酸()とする。
【式】
【式】
【式】
図式Bは一般的な製造方法(図式A)を利用し
て、C環にΔ9(11)−官能基のあるステロイドに対
して本発明の中間体を用いる方法を行なつた場合
に、特定の6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケト−ステ
ロイド(′)が有用であることを示している。
6β−フツ素原子を6α−フツ素原子に転換した後
で一般的方法によりΔ9(11)−二重結合をブロモヒ
ドリン(′)、エポキシド(′)に転換し、
次に所望の9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−C
環官能基(′)にする。図式CはC環にある
9β,11β−エポキシド(E)官能基に行なう本発
明の中間体を用いる方法を一般的に示している。 本発明の中間体を用いる方法によつて製造しよ
うとしている生成物の一つはジフロラソン二酢酸
塩、すなわち6α,9α−ジフルオロ−11β,17α,
21−トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−
1,4−ジエン−3,20−ジオン17,21−ジアセ
テート(′)である。出発物質は6β−フルオ
ロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−16β−メチ
ルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3−オン
−20,21−アセトニド(′)である。 図式AおよびBの方法によつて出発物質(′)
からジフルオラソン二酢酸塩(′)を生成す
るために、6−フツ素原子にエピマー化して(
と)所望の環AおよびBにおける6α−フルオ
ロ−Δ1,4−3−ケト官能体を得、次に(図式B)
その側鎖を所望の17α,21−ジヒドロキシ−20−
オン(′−′)に変えΔ9(11)二重結合を9β,11β
−エポキシド(′−′)に転換し、側鎖を最
終の型である17α,21−ジヒドロキシ−20−オ
ン、17,21−ジアセテート(′−′)に転
換し、エポキシを開いて所望の9α−フルオロ−
11β−ヒドロキシ環C官能体を得る(′−
′)。 同じ出発物質(′)から図式Cの方法によつ
て同じジフルオラソン二酢酸塩を生成するため
に、図式Dの製造方法にしたがつて側鎖を所望の
17α,21−ジヒドロキシ−20−オン−21−アシレ
ート(′−β′)に変え、Δ9(11)二重結合を9β,
11β−エポキシド(β′−E′)に転換し、そして
側鎖の21−エステルを加水分解して(′)を
得る。この(′)はまつたく図式Bの化合物
と同じであり、実施例12に示されている。次に化
合物(′)を図式Bと同じ方法でジフルオラ
ソン二酢酸塩に転換する。したがつて本発明の方
法によつて出発物質(′)は二つの異なつた方
法でジフルオロソンジアセテート(′)に変
えることができる。この二つの製造方法は最後の
部分(′−′)が同じであるため幾分か重
複している。最初の部分は、一方の製造方法では
エピマー化する前にエポキシドを作るのに対し、
もう一つの製造方法ではエポキシドを作る前に
6β−フツ素原子をエピマー化する点が異なつて
いる。両方の方法とも所望の結果を得る。 下記の定義と説明は、発明の詳細な説明と特許
請求の範囲の両方を含む本明細書全体に使われて
いる術語類に対するものである。 すべての温度は摂氏温度である。 TLCは薄層クロマトグラフイーを示す。 THFはテトラヒドロフランを示す。 THPはテトラヒドロピラニルを示す。 DMSOはジメチルスルフオキシドを示す。 DMFはジメチルホルムアミドを示す。 SSBはヘキサン類の異性体混合物を示す。 DMACはジメチルアセトアミドを示す。 Salineは塩化ナトリウムの飽和水溶液を示す。 対の溶媒が使われる時は、溶媒の割合は容積/
容積(v/v)が使われる。 Rはメチルまたはエチル。 R5は塩素または臭素原子。 R9は水素またはフツ素原子。 R16は水素原子またはメチルかヒドロキシ基。 R17はメチルまたはフエニル。 R21はメチルまたはフエニル。 Rbは炭素原子数1〜5のアルキル基。 Rαは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル
基、シクロヘキシル基、フエニル基。 Rβは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル
基、シクロヘキシル基、フエニル基。 〜は付加基がαまたはβのどちらの配位でも可
能であることを示す。 〓は単結合(置換基なし)または二重結合
[Δ9(11)]、9β−11β−エポキシ、11−ケト、または
11β−ヒドロキシである。 “炭素数○〜○のアルキル”という語が使われ
ている時は、それはその場合に存在する異性体を
含む意味である。 これ以上の説明をしなくても、当業者であれば
これまでの説明で本発明を最大限に実施すること
が可能であると確信する。したがつて次にあげる
特定の実施例および参考例は単なる例であつて前
記説明をいかなる方法にも限定するものではな
い。 実施例 1 6−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,5,9(11)−トリエ
ン−3−オン20,21−アセトニド() 6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン20,21−アセトニド(、10g)と
三級ブチルアルコール(25ml)の混合物を窒素中
で20〜25°で撹拌する。カリウム三級ブトキシド
溶液(20%、16ml)を上記混合物に加え、TLC
で反応を監視しながら20〜25°でさらに撹拌する。
90分間撹拌後、反応混合物を酢酸水溶液(20%、
63ml)で処理し、次に水(100ml)の入っている
分離ロートに移す。この混合物をエチル酢酸(2
×50ml)で抽出する。このエチル酢酸抽出物を集
めて重炭酸カリウム水溶液(10%、2×100ml)
で洗滌し、水(100ml)で洗滌し、塩化ナトルウ
ムの半飽和水溶液(80ml)で洗滌する。次に無水
硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして50°に加温
しながら減圧下で蒸発乾燥する。その残留物をア
セトンで処理し、その結果残つたスラリーを濾過
する。この残留物を冷アセトンで洗滌し、70°減
圧下で乾燥すると、融点188〜192°の表題化合物
が得られる。 参考例 1 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン−20,21−アセトニド(′) 10mlメタノールに実施例1の6−フルオロ−
17α,20,21−トリヒドロキシ−16β−メチルプ
レグナ−1,5,9(11)−トリエン−3−オン20,
21−アセトニド()0.40gを加えたスラリーを
ナトリウムメトキシド(0.010g)で処理し、20〜
25°窒素下で撹拌する。反応はTLCによつて監視
する。80分撹拌後、反応混合物に酢酸のメタノー
ル溶液(10%)を加えて停止させる。このスラリ
ーを減圧によつて小容積に濃縮する。濃縮された
スラリーを冷却し、濾過する。固体を0°に冷却し
たメタノールで手早く洗滌し、60°、減圧下で乾
燥すると、融点232〜234°の表題化合物が得られ
る。 参考例 1a 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β、メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン20,21−アセトニド(′) メタノール(24ml)と6β−フルオロ−17α,
20,21−トリヒドロキシ16β−メチルプレグナ−
1,4,9(11)−トリエン−3−オン20,21−アセ
トニド(、1.0g)の混合物を20〜25°で撹拌す
る。THFにカリウムt−ブトキシド(14.5ml)
を加えたものを加えて撹拌する。24時間後生成物
()を出発物質()の50:50混合物をTLCに
よつて観察する。 90時間後TLCによつて測定してみると、反応
は95%以上完成している。次にこの反応混合物は
参考例1と同様に処理する。 参考例 2 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン(′) 一般的には米国特許第3725392号の方法に従い、
ただし出発物質を6α−フルオロ−17α,20,21−
トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,
4,9(11)−トリエン−3−オン20,21−アセトニ
ド(′、参考例1)とし、それ以外は格別の変
更なしに行なつて、表題化合物を得る。 参考例 2a 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン(′) 6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン20,21−アセトニド(、30g)、
THF(90ml)およびt−ブチルアルコール(30
ml)の混合物を20〜25°で撹拌する。カリウムt
−ブトキシドのTHF溶液(20%、105ml)を加え
てその混合物を撹拌する。10分後反応混合物を
15°まで冷却する。メタノール(60ml)を加える。
この時反応温度は25°まで上昇する。混合物を15
分間撹拌し、次に水(60ml)を加えたものを加
え、この混合物を1時間還流する。水(60ml)を
加えた混合物を減圧下で容積30mlにまで濃縮す
る。このスラリーを0〜5°に冷却し、濾過する。
固形物を60mlの水で4回、100mlの水で1回洗滌
する。この固体を50°で減圧下で乾燥すると表題
化合物が得られる。 参考例 3 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン−21−ベンゾエート(′) 一般的にいえば米国特許第3725392号さらに詳
しくは実施例12の製造方法に従つて製造する。出
発物質は6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒド
ロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−
トリエン−3−オン(′、参考例2)であるが、
それ以外は方法を変えないで表題化合物を得る。 参考例 4 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−
3,30−ジオン−21−ベンゾエート(′) 一般的にいえば米国特許第3725392号さらに詳
しくは実施例13の製造方法に従つて製造する。出
発物質を6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒド
ロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−
トリエン−3−オン−21−ベンゾエート(′、
参考例3)とする以外は方法を変えないで化合物
を得る。 参考例 5 9α−ブロモ−6α−フルオロ−11β,17α,21−
トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン21−ベンゾエート
(′) 一般的にいえば米国特許第3725392号さらに詳
しくは実施例15の製造方法に従つて製造する。出
発物質を6α−フルオロ−17α,20−ジヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3,20−ジオン、21−ベンゾエート(′、
参考例4)とする以外は方法を変えずに表題化合
物を得る。 参考例 6 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル9β,11β−オキシドプレグナ−1,4−
ジエン−3,20−ジオン(′) 一般的にいえば米国特許第3725392号さらに詳
しくは実施例16の製造方法に従つて製造するが
9α−ブロモ−6α−フルオロ−11β,17α,21−ト
リヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−
ジエン−3,20−ジオン21−ベンゾエート(′、
参考例5)から出発し、それ以外は格別の変化な
しに表題化合物を得る。 参考例 7 17α,21−(1′−メトキシ)−エチルデンジオキ
シ−6α−フルオロ−16β−メチル−9β,11β−オ
キシドプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオ
ン(′) 一般的にいえば米国特許第3147249号の製造方
法に従い、ただし6α−フルオロ−17α,21−ジヒ
ドロキシ−16β−メチル9β,11β−オキシドプレ
グナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン(′
参考例6)とメチルオルトアセテートと反応させ
て表題化合物を得る。 参考例 8 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン17−アセテート(
′) 一般的にいえば米国特許第3147249号の製造方
法に従い、ただし6α−フルオロ−17α,21−ジヒ
ドロキシ−16β−メチル9β,11β−オキシドプレ
グナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン(′
参考例6)とメチルオルトアセテートと反応させ
て表題化合物を得る。 参考例 9 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン17,21−ジアセテート
(′) 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン17−アセテート(
′、参考例8)をアセチルクロライドおよびピ
リジンと加熱すると表題化合物を得る。 参考例 10 6α,9α−ジフルオロ−11β,17α,21−トリヒ
ドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエ
ン−3,20−ジオン、17,20−ジアセテート(
′、米国特許第3980778号) 米国特許第3980778号の実施例8の製造方法に
よつて6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−
16β−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,
4−ジエン−3,20−ジオン17,21−ジアセテー
ト(′、参考例9)を表題化合物に転換する。 参考例 11 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−
1,4−ジエン、3,20−ジオン(′) 工程 1 6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン(β′) 参考例2の一般的製造方法に従い、ただし6β
−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−3−オン20,21−アセトニド(′)を出発物
質とし、それ以外は格別の変更なしに6β−フル
オロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−16β−メ
チルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3−オ
ンを得る。 工程 2 6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−3−オン、21−ベンゾエート(β′) 参考例6の一般的製造方法により、ただし6β
−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−3−オン(β′、工程1)を出発原料とし、そ
れ以外は格別に変更なしに6β−フルオロ−17α,
20,21−トリヒドロキシ−16β−メチプレグナ−
1,4,9(11)−トリエン−3−オン、20−ベンゾ
エートを得る。 工程 3 6β−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−
3,20−ジオン、21−ベンゾエート(β′) 参考例7に示した一般的製造方法により、ただ
し6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン21−ベンゾエート(β′、工程2)
を出発原料とし、それ以外は格別の変更なしに
6β−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β−
メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3,
20−ジオンを得る。 工程 4 9α−ブロモ−6β−フルオロ−11β,17α,21−
トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン21−ベンゾエート(
β′) 参考例8の一般的製造方法に従い、ただし6β
−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β−メ
チルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3,20
−ジオン21−ベンゾエート(β′、工程3)を出
発物質とし、それ以外は格別の変更なしに9α−
ブロモ−6β−フルオロ−11β,17α,21−トリヒ
ドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエ
ン−3,20−ジオン21−ベンゾエートを得る。 工程 5 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン(′) 9α−ブロモ−6β−フルオロ−11β,17α,21−
トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン−21−ベンゾエート
(β′、工程4)を3°でメチレンクロリド(106
ml)およびメタノール(222ml)と一緒に撹拌す
る。THFに溶かしたカリウム−三級ブトキシド
のTHF溶液(20%、575ml)をそのステロイド混
合物に加える。この時温度は3°から11°に上る。
1.75時間撹拌後、反応混合物を20〜25°に温め、
そしてTLCにより測定するとエピマー化は完了
したようにみえる。このスラリーを容積164mlに
まで濃縮する。水(100ml)を加え、その結果生
じたスラリーを減圧下で164mlに濃縮する。水
(431ml)をゆつくり加えてその結果生じたスラリ
ーを5°に冷却し、濾過する。固体を水で洗滌し、
55°、真空下で乾燥すると表題化合物が得られる。
て、C環にΔ9(11)−官能基のあるステロイドに対
して本発明の中間体を用いる方法を行なつた場合
に、特定の6α−フルオロ−Δ1,4−3−ケト−ステ
ロイド(′)が有用であることを示している。
6β−フツ素原子を6α−フツ素原子に転換した後
で一般的方法によりΔ9(11)−二重結合をブロモヒ
ドリン(′)、エポキシド(′)に転換し、
次に所望の9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−C
環官能基(′)にする。図式CはC環にある
9β,11β−エポキシド(E)官能基に行なう本発
明の中間体を用いる方法を一般的に示している。 本発明の中間体を用いる方法によつて製造しよ
うとしている生成物の一つはジフロラソン二酢酸
塩、すなわち6α,9α−ジフルオロ−11β,17α,
21−トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−
1,4−ジエン−3,20−ジオン17,21−ジアセ
テート(′)である。出発物質は6β−フルオ
ロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−16β−メチ
ルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3−オン
−20,21−アセトニド(′)である。 図式AおよびBの方法によつて出発物質(′)
からジフルオラソン二酢酸塩(′)を生成す
るために、6−フツ素原子にエピマー化して(
と)所望の環AおよびBにおける6α−フルオ
ロ−Δ1,4−3−ケト官能体を得、次に(図式B)
その側鎖を所望の17α,21−ジヒドロキシ−20−
オン(′−′)に変えΔ9(11)二重結合を9β,11β
−エポキシド(′−′)に転換し、側鎖を最
終の型である17α,21−ジヒドロキシ−20−オ
ン、17,21−ジアセテート(′−′)に転
換し、エポキシを開いて所望の9α−フルオロ−
11β−ヒドロキシ環C官能体を得る(′−
′)。 同じ出発物質(′)から図式Cの方法によつ
て同じジフルオラソン二酢酸塩を生成するため
に、図式Dの製造方法にしたがつて側鎖を所望の
17α,21−ジヒドロキシ−20−オン−21−アシレ
ート(′−β′)に変え、Δ9(11)二重結合を9β,
11β−エポキシド(β′−E′)に転換し、そして
側鎖の21−エステルを加水分解して(′)を
得る。この(′)はまつたく図式Bの化合物
と同じであり、実施例12に示されている。次に化
合物(′)を図式Bと同じ方法でジフルオラ
ソン二酢酸塩に転換する。したがつて本発明の方
法によつて出発物質(′)は二つの異なつた方
法でジフルオロソンジアセテート(′)に変
えることができる。この二つの製造方法は最後の
部分(′−′)が同じであるため幾分か重
複している。最初の部分は、一方の製造方法では
エピマー化する前にエポキシドを作るのに対し、
もう一つの製造方法ではエポキシドを作る前に
6β−フツ素原子をエピマー化する点が異なつて
いる。両方の方法とも所望の結果を得る。 下記の定義と説明は、発明の詳細な説明と特許
請求の範囲の両方を含む本明細書全体に使われて
いる術語類に対するものである。 すべての温度は摂氏温度である。 TLCは薄層クロマトグラフイーを示す。 THFはテトラヒドロフランを示す。 THPはテトラヒドロピラニルを示す。 DMSOはジメチルスルフオキシドを示す。 DMFはジメチルホルムアミドを示す。 SSBはヘキサン類の異性体混合物を示す。 DMACはジメチルアセトアミドを示す。 Salineは塩化ナトリウムの飽和水溶液を示す。 対の溶媒が使われる時は、溶媒の割合は容積/
容積(v/v)が使われる。 Rはメチルまたはエチル。 R5は塩素または臭素原子。 R9は水素またはフツ素原子。 R16は水素原子またはメチルかヒドロキシ基。 R17はメチルまたはフエニル。 R21はメチルまたはフエニル。 Rbは炭素原子数1〜5のアルキル基。 Rαは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル
基、シクロヘキシル基、フエニル基。 Rβは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル
基、シクロヘキシル基、フエニル基。 〜は付加基がαまたはβのどちらの配位でも可
能であることを示す。 〓は単結合(置換基なし)または二重結合
[Δ9(11)]、9β−11β−エポキシ、11−ケト、または
11β−ヒドロキシである。 “炭素数○〜○のアルキル”という語が使われ
ている時は、それはその場合に存在する異性体を
含む意味である。 これ以上の説明をしなくても、当業者であれば
これまでの説明で本発明を最大限に実施すること
が可能であると確信する。したがつて次にあげる
特定の実施例および参考例は単なる例であつて前
記説明をいかなる方法にも限定するものではな
い。 実施例 1 6−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,5,9(11)−トリエ
ン−3−オン20,21−アセトニド() 6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン20,21−アセトニド(、10g)と
三級ブチルアルコール(25ml)の混合物を窒素中
で20〜25°で撹拌する。カリウム三級ブトキシド
溶液(20%、16ml)を上記混合物に加え、TLC
で反応を監視しながら20〜25°でさらに撹拌する。
90分間撹拌後、反応混合物を酢酸水溶液(20%、
63ml)で処理し、次に水(100ml)の入っている
分離ロートに移す。この混合物をエチル酢酸(2
×50ml)で抽出する。このエチル酢酸抽出物を集
めて重炭酸カリウム水溶液(10%、2×100ml)
で洗滌し、水(100ml)で洗滌し、塩化ナトルウ
ムの半飽和水溶液(80ml)で洗滌する。次に無水
硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして50°に加温
しながら減圧下で蒸発乾燥する。その残留物をア
セトンで処理し、その結果残つたスラリーを濾過
する。この残留物を冷アセトンで洗滌し、70°減
圧下で乾燥すると、融点188〜192°の表題化合物
が得られる。 参考例 1 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン−20,21−アセトニド(′) 10mlメタノールに実施例1の6−フルオロ−
17α,20,21−トリヒドロキシ−16β−メチルプ
レグナ−1,5,9(11)−トリエン−3−オン20,
21−アセトニド()0.40gを加えたスラリーを
ナトリウムメトキシド(0.010g)で処理し、20〜
25°窒素下で撹拌する。反応はTLCによつて監視
する。80分撹拌後、反応混合物に酢酸のメタノー
ル溶液(10%)を加えて停止させる。このスラリ
ーを減圧によつて小容積に濃縮する。濃縮された
スラリーを冷却し、濾過する。固体を0°に冷却し
たメタノールで手早く洗滌し、60°、減圧下で乾
燥すると、融点232〜234°の表題化合物が得られ
る。 参考例 1a 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β、メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン20,21−アセトニド(′) メタノール(24ml)と6β−フルオロ−17α,
20,21−トリヒドロキシ16β−メチルプレグナ−
1,4,9(11)−トリエン−3−オン20,21−アセ
トニド(、1.0g)の混合物を20〜25°で撹拌す
る。THFにカリウムt−ブトキシド(14.5ml)
を加えたものを加えて撹拌する。24時間後生成物
()を出発物質()の50:50混合物をTLCに
よつて観察する。 90時間後TLCによつて測定してみると、反応
は95%以上完成している。次にこの反応混合物は
参考例1と同様に処理する。 参考例 2 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン(′) 一般的には米国特許第3725392号の方法に従い、
ただし出発物質を6α−フルオロ−17α,20,21−
トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,
4,9(11)−トリエン−3−オン20,21−アセトニ
ド(′、参考例1)とし、それ以外は格別の変
更なしに行なつて、表題化合物を得る。 参考例 2a 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン(′) 6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン20,21−アセトニド(、30g)、
THF(90ml)およびt−ブチルアルコール(30
ml)の混合物を20〜25°で撹拌する。カリウムt
−ブトキシドのTHF溶液(20%、105ml)を加え
てその混合物を撹拌する。10分後反応混合物を
15°まで冷却する。メタノール(60ml)を加える。
この時反応温度は25°まで上昇する。混合物を15
分間撹拌し、次に水(60ml)を加えたものを加
え、この混合物を1時間還流する。水(60ml)を
加えた混合物を減圧下で容積30mlにまで濃縮す
る。このスラリーを0〜5°に冷却し、濾過する。
固形物を60mlの水で4回、100mlの水で1回洗滌
する。この固体を50°で減圧下で乾燥すると表題
化合物が得られる。 参考例 3 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン−21−ベンゾエート(′) 一般的にいえば米国特許第3725392号さらに詳
しくは実施例12の製造方法に従つて製造する。出
発物質は6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒド
ロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−
トリエン−3−オン(′、参考例2)であるが、
それ以外は方法を変えないで表題化合物を得る。 参考例 4 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−
3,30−ジオン−21−ベンゾエート(′) 一般的にいえば米国特許第3725392号さらに詳
しくは実施例13の製造方法に従つて製造する。出
発物質を6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒド
ロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−
トリエン−3−オン−21−ベンゾエート(′、
参考例3)とする以外は方法を変えないで化合物
を得る。 参考例 5 9α−ブロモ−6α−フルオロ−11β,17α,21−
トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン21−ベンゾエート
(′) 一般的にいえば米国特許第3725392号さらに詳
しくは実施例15の製造方法に従つて製造する。出
発物質を6α−フルオロ−17α,20−ジヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3,20−ジオン、21−ベンゾエート(′、
参考例4)とする以外は方法を変えずに表題化合
物を得る。 参考例 6 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル9β,11β−オキシドプレグナ−1,4−
ジエン−3,20−ジオン(′) 一般的にいえば米国特許第3725392号さらに詳
しくは実施例16の製造方法に従つて製造するが
9α−ブロモ−6α−フルオロ−11β,17α,21−ト
リヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−
ジエン−3,20−ジオン21−ベンゾエート(′、
参考例5)から出発し、それ以外は格別の変化な
しに表題化合物を得る。 参考例 7 17α,21−(1′−メトキシ)−エチルデンジオキ
シ−6α−フルオロ−16β−メチル−9β,11β−オ
キシドプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオ
ン(′) 一般的にいえば米国特許第3147249号の製造方
法に従い、ただし6α−フルオロ−17α,21−ジヒ
ドロキシ−16β−メチル9β,11β−オキシドプレ
グナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン(′
参考例6)とメチルオルトアセテートと反応させ
て表題化合物を得る。 参考例 8 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン17−アセテート(
′) 一般的にいえば米国特許第3147249号の製造方
法に従い、ただし6α−フルオロ−17α,21−ジヒ
ドロキシ−16β−メチル9β,11β−オキシドプレ
グナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン(′
参考例6)とメチルオルトアセテートと反応させ
て表題化合物を得る。 参考例 9 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン17,21−ジアセテート
(′) 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン17−アセテート(
′、参考例8)をアセチルクロライドおよびピ
リジンと加熱すると表題化合物を得る。 参考例 10 6α,9α−ジフルオロ−11β,17α,21−トリヒ
ドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエ
ン−3,20−ジオン、17,20−ジアセテート(
′、米国特許第3980778号) 米国特許第3980778号の実施例8の製造方法に
よつて6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−
16β−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,
4−ジエン−3,20−ジオン17,21−ジアセテー
ト(′、参考例9)を表題化合物に転換する。 参考例 11 6α−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−
1,4−ジエン、3,20−ジオン(′) 工程 1 6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン(β′) 参考例2の一般的製造方法に従い、ただし6β
−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−3−オン20,21−アセトニド(′)を出発物
質とし、それ以外は格別の変更なしに6β−フル
オロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−16β−メ
チルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3−オ
ンを得る。 工程 2 6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−3−オン、21−ベンゾエート(β′) 参考例6の一般的製造方法により、ただし6β
−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−3−オン(β′、工程1)を出発原料とし、そ
れ以外は格別に変更なしに6β−フルオロ−17α,
20,21−トリヒドロキシ−16β−メチプレグナ−
1,4,9(11)−トリエン−3−オン、20−ベンゾ
エートを得る。 工程 3 6β−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−
3,20−ジオン、21−ベンゾエート(β′) 参考例7に示した一般的製造方法により、ただ
し6β−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキシ
−16β−メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3−オン21−ベンゾエート(β′、工程2)
を出発原料とし、それ以外は格別の変更なしに
6β−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β−
メチルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3,
20−ジオンを得る。 工程 4 9α−ブロモ−6β−フルオロ−11β,17α,21−
トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン21−ベンゾエート(
β′) 参考例8の一般的製造方法に従い、ただし6β
−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β−メ
チルプレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3,20
−ジオン21−ベンゾエート(β′、工程3)を出
発物質とし、それ以外は格別の変更なしに9α−
ブロモ−6β−フルオロ−11β,17α,21−トリヒ
ドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4−ジエ
ン−3,20−ジオン21−ベンゾエートを得る。 工程 5 6α−フルオロ−17α,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−9β,11β−オキシドプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン(′) 9α−ブロモ−6β−フルオロ−11β,17α,21−
トリヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−1,4
−ジエン−3,20−ジオン−21−ベンゾエート
(β′、工程4)を3°でメチレンクロリド(106
ml)およびメタノール(222ml)と一緒に撹拌す
る。THFに溶かしたカリウム−三級ブトキシド
のTHF溶液(20%、575ml)をそのステロイド混
合物に加える。この時温度は3°から11°に上る。
1.75時間撹拌後、反応混合物を20〜25°に温め、
そしてTLCにより測定するとエピマー化は完了
したようにみえる。このスラリーを容積164mlに
まで濃縮する。水(100ml)を加え、その結果生
じたスラリーを減圧下で164mlに濃縮する。水
(431ml)をゆつくり加えてその結果生じたスラリ
ーを5°に冷却し、濾過する。固体を水で洗滌し、
55°、真空下で乾燥すると表題化合物が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式: の6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイド。 [式中、〓は単結合または二重結合を意味し; R9は水素またはフツ素; R9-1は水素であるか、またはR11-1およびR11-2
のうち一方と一緒になつてC9およびC11間にエポ
キシを形成する;ただし、C9およびC11間が二重
結合の場合、R9-1は存在しない; R11-1およびR11-2は共に水素であるか、あるい
はR11-1およびR11-2は一緒になつて=O基を形成
し、あるいは、R11-1およびR11-2のうち一方は水
素であつて他方はR9-1と一緒になつてC9および
C11間にエポキシを形成し、あるいはR11-1および
R11-2のうち一方はβ−ヒドロキシ基であつて他
方は水素である;ただし、C9およびC11間が二重
結合の場合、R11-1およびR11-2のうち一方は水素
であつて他方は存在しない; はD環およびC17側鎖が次式 【式】【式】 【式】【式】 【式】【式】 【式】【式】 からなる群から選ばれるものであることを意味す
る(式中、Rはメチルまたはエチル、R16は水素
原子またはメチルまたはヒドロキシル基、THP
はテトラヒドロピラニルであり、〜は付加基がα
配位またはβ配位のいずれかであることを示
す。)] 2 C環の〓が9β,11β−エポキシド、Δ9(11)−二
重結合、11β−ヒドロキシ、11−ケト、11α−ヒ
ドロキシまたは9α−フルオロ−11β−ヒドロキシ
である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 C環の〓が9β,11β−エポキシド、Δ9(11)−二
重結合である特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 4 6−フルオロ−17α,20,21−トリヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−1,5,9(11)−トリ
エン−3−オン20,21−アセトニドである特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 5 1)次式 の6β−フルオロ−Δ1,4−3−ケトステロイド
()を脱共役剤と反応させて脱共役結合化し、
2)停止剤で停止化し、そして 3)6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイド
()を単離することからなる次式 の6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイドの製
造方法。 [式中、〓は単結合または二重結合を意味し; R9は水素またはフツ素; R9-1は水素であるか、またはR11-1およびR11-2
のうち一方と一緒になつてC9およびC11間にエポ
キシを形成する;ただし、C9およびC11間が二重
結合の場合、R9-1は存在しない; R11-1およびR11-2は共に水素であるか、あるい
はR11-1およびR11-2は一緒になつて=O基を形成
し、あるいは、R11-1およびR11-2のうち一方は水
素であつて他方はR9-1と一緒になつてC9および
C11間にエポキシを形成し、あるいはR11-1および
R11-2のうち一方はβ−ヒドロキシ基であつて他
方は水素である;ただし、C9およびC11間が二重
結合の場合、R11-1およびR11-2のうち一方は水素
であつて他方は存在しない; はD環およびC17側鎖が次式 【式】【式】 【式】【式】 【式】【式】 【式】【式】 からなる群から選ばれるものであることを意味す
る(式中、Rはメチルまたはエチル、R16は水素
原子またはメチルまたはヒドロキシ基、THPは
テトラヒドロピラニルであり、〜は付加基がα配
位またはβ配位のいずれかであることを示す。)] 6 脱共役剤がORb、アセチリドまたは
RαRβNもしくはORb、アセチリドまたは
RαRβNを生成する手段(ここで、Rαおよび
Rβは同一または異なり、水素原子、炭素数1〜
4のアルキル、シクロヘキシルおよびフエニルで
あり、Rbは炭素数1〜5のアルキルである。)か
らなる群から選ばれる特許請求の範囲第5項記載
の製造方法。 7 脱共役剤がメトキシド、エトキシドまたは第
三級ブトキシドもしくはこれらを生成する手段か
らなる群から選ばれる特許請求の範囲第6項記載
の製造方法。 8 溶媒が第三級ブタノール、THF、DMSO、
ジオキサン、DMF、テトラメチル尿素およびジ
メチルアセトアミドからなる群から選ばれる特許
請求の範囲第5項記載の製造方法。 9 脱共役剤および溶媒が第三級ブタノールに第
三級ブトキシドを加えたものである特許請求の範
囲第8項記載の製造方法。 10 停止剤がプロトン供給化合物である特許請
求の範囲第5項記載の製造方法。 11 停止剤が酢酸、塩化アンモニウム水溶液、
硫酸、塩酸、リン酸および水である特許請求の範
囲第8項記載の製造方法。 12 停止剤が酢酸または塩化アンモニウム水溶
液である特許請求の範囲第9項記載の製造方法。 13 6−フルオロ−Δ1,5−3−ケトステロイド
()が6−フルオロ−17α,20,21−トリヒド
ロキシ−16β−メチルプレグナ−1,5,9(11)−
トリエン−3−オン20,21−アセトニドである特
許請求の範囲第5項記載の製造方法。 14 C環の〓が9β,11b−エポキシド、Δ9(11)−
二重結合、11β−ヒドロキシ、11−ケト、11α−
ヒドロキシまたは9α−フルオロ−11β−ヒドロキ
シである特許請求の範囲第5項記載の製造方法。 15 C環の〓が9β,11β−エポキシドまたは
Δ9(11)−二重結合である特許請求の範囲第5項記
載の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US170790 | 1980-07-21 | ||
| US06/170,790 US4340538A (en) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | Process for producing 6α-fluoro-Δ1,4 -3-keto steroids |
Related Parent Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP56114340A Division JPS5753500A (en) | 1980-07-21 | 1981-07-21 | Manufacture of 6 alpha-fluoro-delta1,4-3- ketosteroid |
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|---|---|
| JPH02275896A JPH02275896A (ja) | 1990-11-09 |
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Family
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Family Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP56114340A Granted JPS5753500A (en) | 1980-07-21 | 1981-07-21 | Manufacture of 6 alpha-fluoro-delta1,4-3- ketosteroid |
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| JP56114340A Granted JPS5753500A (en) | 1980-07-21 | 1981-07-21 | Manufacture of 6 alpha-fluoro-delta1,4-3- ketosteroid |
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-
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