JPH0519258U - 被覆電線の繰り出し装置 - Google Patents
被覆電線の繰り出し装置Info
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- JPH0519258U JPH0519258U JP9239991U JP9239991U JPH0519258U JP H0519258 U JPH0519258 U JP H0519258U JP 9239991 U JP9239991 U JP 9239991U JP 9239991 U JP9239991 U JP 9239991U JP H0519258 U JPH0519258 U JP H0519258U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイル状に自由巻きされた被覆電線を次工程
において二次加工するに先立ち、被覆電線のより癖及び
巻き癖を矯正し、円滑な被覆電線の供給を可能とする装
置を提供する。 【構成】 コイル状に自由巻きされた被覆電線Wを載置
し、モータMの駆動を受けて、回転する載置トレイ12
と、この載置トレイ12の中心から上方に立ち上がる支
持ポール23と、この支持ポール23に設けられる支承
体17から下方に垂下する複数の規制杆18とを有し、
尚、且つ被覆電線Wの直線方向の移動を、回転方向の変
位に変換し、被覆電線Wの移動を検知する、回転体32
及び繰り出し検知センサ37を設けたことを特徴として
いる。
において二次加工するに先立ち、被覆電線のより癖及び
巻き癖を矯正し、円滑な被覆電線の供給を可能とする装
置を提供する。 【構成】 コイル状に自由巻きされた被覆電線Wを載置
し、モータMの駆動を受けて、回転する載置トレイ12
と、この載置トレイ12の中心から上方に立ち上がる支
持ポール23と、この支持ポール23に設けられる支承
体17から下方に垂下する複数の規制杆18とを有し、
尚、且つ被覆電線Wの直線方向の移動を、回転方向の変
位に変換し、被覆電線Wの移動を検知する、回転体32
及び繰り出し検知センサ37を設けたことを特徴として
いる。
Description
【0001】
本考案はコイル状に自由巻きされた被覆電線を対象とし、このような被覆電線 を次工程において二次加工するにあたり、被覆電線のより癖及び巻き癖を矯正し 、円滑な被覆電線の供給を可能にした被覆電線の繰り出し装置に関する。
【0002】
一般に被覆電線を二次加工して、例えば単寸の端子付ワイヤーハーネス等を 製造する場合には、未処理材たる被覆電線はコイル状に自由巻きされたものが用 意され、これを順次繰り出しながら加工を行う。この際、被覆電線は初めから巻 き癖が付いている上、更に図7に骨格的に示すようにコイル状に自由巻きされた 被覆電線Wを床等に置いたまま上方に被覆電線Wを引き出すようにした場合には 、被覆電線Wが一周引き出される毎に一回のより癖が付き、前記供給当初の巻き 癖と合わせて、次工程において二次加工する際大きな問題となっていた。
【0003】 また冬季には被覆電線Wが冷えて、特に絡まり易くなるためヒータを設け、 これにより被覆電線Wを緩めるという工夫も従来からなされているが、ヒータの 熱が一箇所に集中するため、緩め方にムラが生じていた。尚このようなムラを除 去する手法としてヒータを多数設けるということも考えられるが、製品コストを 上昇させることとなり、かかる手法は採用しがたい。
【0004】 そこで本出願人は既に実願平2−129243号「被覆電線の繰り出し装置 」なる出願に及んでおり、コイル状に自由巻きされた被覆電線を回転させながら 繰り出すようにすることで前記問題の解決を図っている。しかしながら、該出願 においては次工程たる電線処理装置の処理状況に応じ、モータに起動の指令を出 す手段として接触式の起動スイッチを用いており、また起動スイッチには、繰り 出される被覆電線を直接当接させて作動するようにしているから、動作に更なる 精度が求められている場合には対応が必ずしも充分ではなく、また起動スイッチ 及び被覆電線にとっても負担がかかるという問題点が残されていた。
【0005】 この他、繰り出される被覆電線にからみが生じ、いわゆる「結び目」が生じた 場合には送りに支障を来たし線切れや次工程たる電線処理装置における二次加工 不良をひき起こす要因となり、このように被覆電線に異常が生じた場合には即座 に全ての運転を停止する何らかの手段を講ずる必要もあった。
【0006】
本考案はこのような背景に鑑みなされたものであって、そのままコイル状に 自由巻きした被覆電線を使用することを前提とし、被覆電線の巻き癖を矯正し、 より癖を生じさせることなく、円滑に被覆電線を繰り出させるようにした新規な 被覆電線の繰り出し装置の開発を試みたものである。
【0007】
本考案たる被覆電線の繰り出し装置の第一の考案は、次工程たる電線処理装置 の処理状況に応じ適宜被覆電線を繰り出し、またはその繰り出しを停止する装置 において、該装置はコイル状に自由巻きされた被覆電線を載置し、モータの駆動 を受け減速機ユニットにより、所定の速度で回転する載置トレイと、この載置ト レイの回転中心から上方に立ち上げられ、載置トレイと共に回転する支持ポール と、この支持ポール先端に設けられる支承体に一端を固定し、他端を自由状態と して下方に放物線状に垂下させて成る規制杆とを有し、尚且つ前記支承体上方に は、被覆電線の直線方向の移動を検知板の回転に変換し、これにより被覆電線の 移動を検知し、所定量の被覆電線を繰り出すようモータに指令する回転体及び繰 り出し検知センサを設けたことを特徴として成るものである。
【0008】 また本考案たる被覆電線の繰り出し装置の第二の考案は前記要件に加え、前記 回転体は円筒状の基部の両端にフランジを形成して成り、このうち一方のフラン ジには、複数の検知孔が一定間隔をもって連続的に設けられ、これを検知板とす ると共に、基部の外周面には、圧接ローラが当接し、これら基部と圧接ローラと の間に被覆電線を通すことにより、被覆電線の直線方向の移動を検知板の回転に 変換するようにしたことを特徴として成るものである。
【0009】 更に本考案たる被覆電線の繰り出し装置の第三の考案は前記要件に加え、前 記回転体の下方には、被覆電線の線径より幾分大きめに形成される案内孔を有す る線材ガイドが設けられ、尚且つこの線材ガイドは回動腕の一端に設けられると 共に、回動腕の他方の端部近傍には、動作停止スイッチが設けられ、回動腕端部 の当接部に当接することにより、該動作停止スイッチが作動することを特徴とし て成るものであり、これら各手段をもって前記目的を達成しようとするものであ る。
【0010】
本考案にあっては、載置トレイはモータからの駆動を受けて被覆電線の巻き 方向と同方向に回転するから、被覆電線を繰り出す際、より癖は発生しない。ま た被覆電線に対し巻き癖が生じている方向と反対方向に、即ち巻き癖を矯正する 方向に力が作用する。更に繰り出される被覆電線の直線方向の移動量は、検知板 の回転量となって現れる。
【0011】 また回転体は圧接ローラとの間で被覆電線を挟持することにより生ずる摩擦 力によって回転し、回転体の一方のフランジを構成する検知板は繰り出し検知セ ンサに被覆電線の移動を知らせ、該センサにON−OFFのスイッチングを指示 する。
【0012】 更に回転体の下方に線材ガイドを設けた場合には、からみが生じ「結び目」 になった部分が線材ガイドの案内孔に至ると、その通過が妨げられるから、線材 ガイドを上方に移動させ、これに件い回動腕は回動するようになり、その他端の 当接部は動作停止スイッチに当接する。
【0013】
以下図面に基づいて本考案の被覆電線の繰り出し装置について具体的に説明す る。尚説明にあたっては、先ず被覆電線の繰り出し装置の構造について説明し、 次いでその作動状態について説明する。図中符号1に示すものが本考案の被覆電 線の繰り出し装置であって、このものは、例えば被覆電線を加工して、単寸の端 子付ワイヤーハーネス等を製造する端子圧着機や複数の被覆電線の毎端を処理し 、このものを電子基板等の他部材に配線する装置等、種々の二次加工を行なう電 線処理装置2に被覆電線Wを供給するのに適用できる。そして本出願では電線処 理装置2として端子圧着機を用い、更にその前段に被覆電線Wの送りを助ける電 線送りユニット3を配し、この電線送りユニット3を介して電線処理装置2に被 覆電線Wを供給している。
【0014】 このような被覆電線の繰り出し装置1は、先ず下方に操作ボックス5を有し 、この操作ボックス5の上方に被覆電線Wを載置する載置トレイ12と、この載 置トレイ12の中心から上方に伸びる支持ポール16と、この支持ポール先端に 設けられる支承体17に対し一端を固定し、他端を自由状態として放物線状に下 方に垂下して成る複数本の規制杆18とら成る支持系を有する。そして操作ボッ クス5の上面から上方に支持ロッド22を立ち上げ、この支持ロッド22の先端 に位置する支持プレート23に対し設けられ、繰り出される被覆電線Wを案内す るリングステイ28、回転体32及び圧接ローラ39とから成る案内系を有し、 同じく支持プレート23に対し設けられ被覆電線の繰り出しに伴う移動を検知し 、前記回転体32の一部を構成する検知板34a及び繰り出し検知センサ37と から成る検出系を有する。更に同じく支持プレート23に対しては、被覆電線W にからみ等の異常が発生した場合、本考案の被覆電線の繰り出し装置1のみなら ず電線処理装置2及び電線送りユニット3等の動作をも停止させる動作停止スイ ッチ51と繰り出される被覆電線Wを暖め、そのからみを防止するヒータ54等 が設けられ、これらにより被覆電線の繰り出し装置1は成っている。
【0015】 このうち操作ボックス5は、平箱状のケーシングに対しその内部にモータM、 減速機ユニット6及びこれら両者をつなぐタイミングベルト7を配し、また前面 の操作パネル8にはモータMの駆動及び正逆転切替用のスイッチ並びにヒータ5 4の作動用のスイッチ等の各種操作スイッチ9が設けられて成り、更に底面には 4つのキャスタが設けられている。
【0016】 そして減速機ユニット6としては、モータMから伝えられる回転を30%程 度に減速するものを使用し、またモータMとしては、スピードコントローラ付き のものを使用することが望ましく、スピードコントローラ付きのものを使用すれ ば載置トレイ12の回転数をより細かく制御でき、被覆電線Wの繰り出し量の調 整が容易となる。更に被覆電線Wの巻き方向又は載置状態いかんでは載置トレイ 12を逆方向に回転させる必要が生ずるため、モータMとしては正逆転可能なも のを使用している。
【0017】 そしてこのようにして成る操作ボックス5の天板10には、前記減速機ユニ ット6の出力軸6aが突出し、この出力軸6aに対して以下述べる載置トレイ1 2、支持ポール16及び規制杆18等から成る支持系が取り付けられる。このう ち載置トレイ12は、コイル状に自由巻きされた被覆電線Wを直接載置する部分 であり、周端部から上方に立ち上げられる縁部12aと放射状に複数本の案内ス リット13を形成して成る底部12bとを有する略円板状の部材である。尚案内 スリット13は、被覆電線Wの巻き径の変化に対応できるように半径方向の切欠 き長さが設定され、またその幅寸法は規制杆18の動きを妨げないよう規制杆1 8の線径より幾分大きめに形成されている。尚底部12bには図6に示すように 被覆電線Wの載置、取出の際の便を考慮して、開口部14を設けるようにするこ とも可能である。
【0018】 そしてこの載置トレイ12の中心を貫いて減速機ユニット6の出力軸6aから 上方に接続される支持ポール16は、支持ポール16の上端に設けられる支承体 17並びにこの支承体17によりその一端を固定される規制杆18を載置トレイ 12と一体に回転させる中継部材であり、支承体17はやや厚肉の円板状部材で あり、その側周部からは前述の如く、放射状に複数本の規制杆18が放物線を描 き、幾分湾曲しながら下方に垂下している。
【0019】 そしてこの規制杆18としてはピアノ線、バネ鋼等の弾力に富む材質によるの が好ましく、その弾性により自由端側は外側に拡がり傾向が付与されている。尚 規制杆18の数は前記載置トレイ12に形成されている案内スリット13の数に 対応するものであり、規制杆18の自由端をこの案内スリット13に嵌合させて いる。
【0020】 そして支承体17の上方には、側周部にテーパ面20を有する逆円錐台状の 形状を有する庇状張出部19が設けられる。尚この庇状張出部19は、繰り出し 途中の被覆電線Wが規制杆18に接触しないようにするもので、その上面の直径 を支承体18の直径より幾分か大きめにとっている。そして操作ボックス5から は、更に支持ロッド22が上方に向けて立ち上げられている。この支持ロッド2 2は一例として丸棒を用い、その上部には平鋼を用いた支持プレート23が基部 ホルダ24により回転自在に保持され、クランプレバー25によりその固定が図 られている。
【0021】 そして支持プレート23には繰り出された被覆電線Wを案内する案内系とし てリングステイ28、回転体32及び圧接ローラ39等の部材が設けられる。こ のうちリングステイ28は一例として線径5mm程度の丸棒を用い、その一方の 端部を直径90〜100mm程度の環状に形成し、これを案内リング30とする と共に、残余の部分を適宜の位置で折り曲げ、これをリングアーム29とするも のである。そして、このようにして成るリングステイ28を支持プレート23に 取り付けるにあたっては支持プレート23に設けられるアームホルダ27に対し 、リングアーム29の一部を挿入し、案内リング30の高さ位置を定め、ネジ等 により固定されるのである。
【0022】 また回転体32は、円筒形状を有する基部33に対し、その両端にフランジ3 4を形成し、ミシン用の糸巻きを模したような形状とし、このうち一方のフラン ジ34には、複数の検知孔35が円周方向に一定間隔をもって連続的に設けられ 、これを検知板34aとするものである。尚この検知板34aは、後述する繰り 出し検知センサ37と共に検出系を構成するものであり、支持プレート23に対 しては支持プレート23から突出する軸32aに嵌合され、遊転状態に支持され る。
【0023】 そして圧接ローラ39は同じく支持プレート23から突出するピン40を支 点として回動し得る回動杆41に対し遊転状態に支持されるものであって、回動 杆41におけるピン40を挟んで反対側の端部には、スプリング取付ロッド42 が設けられ、このスプリング取付ロッド42と支持プレート23の端部に設けら れるスプリング係止部43との間には圧接スプリング44が張設され、常時圧接 ローラ39が回転体32における基部33の外周面に当接するように付勢されて いる。
【0024】 そして支持プレート23には、このようにして成る案内系の他、繰り出し検 知センサ37を主体とする検出系及び被覆電線Wに異常があった場合に作動する 動作停止手段が設けられる。このうち検出系としては先に述べた検知板34aに 設けられる検知孔35の有り無しを検知することで、被覆電線Wの移動を検出す る方式の繰り出し検知センサ37が適用でき、本実施例では一例として発光部、 受光部を一つのパッケージに具える断面コの字状の非接触式のセンサを用いてい る。
【0025】 また動作停止手段としては回転体32と圧接ローラ39との当接部下方に、被 覆電線Wより幾分大径に形成される案内孔46を中心に刻設して成る線材ガイド 47を配し、この線材ガイド47と一体に形成される取付ロッド48に雄ネジを 形成し、この雄ネジ部を支持プレート23に設けられる回転軸50を支点として 回動する回動腕49の一方の端部に刻設される雌ネジ部に螺合すると共に、回動 軸50を挟んで回動腕49の他方の端部を当接部49aとし、その下方に動作停 止スイッチ51を設け、更に回動軸50と取付ロッド48との中間に一端を支持 プレート23に固定して支持される支持スプリング52の他端を取付けて成る構 成をとる。従って常時は支持スプリング52の弾性により回動腕49の先端は下 方に偏位し、即ち動作停止スイッチ51に当接部49aが作用しない位置にある 。
【0026】 そして操作ボックス5の天板10には、更にヒータ54が設けられるもので あって、ヒータ54は、屈曲自在に形状を保持し得る支持杆55とヒータ本体5 6とから成り、ヒータ本体56は一例としていわゆるビーム電球を用いる。
【0027】 次に本考案の被覆電線の繰り出し装置1の作動状態について説明する。 (i)被覆電線の設置 作業者はコイル状に自由巻きされた被覆電線Wを載置トレイ12に載置する に当たり、アームホルダ27に螺合される固定ネジを緩るめ、リングステイ28 を被覆電線Wの設置にじやまにならない位置まで横に振る。しかる後被覆電線W を庇状張出部19を潜らすようにして載置トレイ12上に載置する。尚、この状 態において被覆電線Wは内側から規制杆18による外側に拡がろうとする力を受 けて、環状に形が保たれ保持される。そしてリングステイ28を元の位置即ち、 案内リング30の中心が支持ポール16の軸心と一致する位置に戻しまた高さ位 置をセットしてアームホルダ27に螺合する固定ネジを締め付け、固定する。そ して被覆電線Wの一端を引き出し、案内リング30の中を通し、更にその上方に 位置する線材ガイド47における案内孔46に通し更に上方の回転体32と圧接 ローラ39の間を通して次工程の電線送りユニット3及び電線処理装置2に至ら せる。
【0028】 (ii)被覆電線の繰り出しと載置板の回転 そしてこのようにして設置された被覆電線Wは電線処理装置2による引張り を受けて繰り出される。この場合、被覆電線Wはコイル状に束ねられているから 、繰り出し途中においてその軌跡は大きく螺旋を描く。しかし線材ガイド47に 至った後は案内孔46によりその軌跡は規制され直線的に移動するようになり、 更に回転体32と圧接ローラ39との間を通過する際には、その摩擦力により回 転体32に回転が与えられ、この回転を繰り出し検知センサ37が検出し、その 情報は電気信号となってモータMに送られ、モータMは所定の帯電時間だけ回転 する。これを受けて載置トレイ12も前記帯電時間だけ減速機ユニット6により 減速された状態で回転する。
【0029】 尚、このように載置トレイ12が回転している状態では、電線処理装置2に よる引張り量との関係で、被覆電線Wの繰り出し軌跡は決り、両者のつり合いが とれている状態では、被覆電線Wは上方にほぼ直線的に繰り出される。以下前記 動作を繰り返し、被覆電線Wが繰り出されていくのである。尚、案内リング30 は、被覆電線Wが必要以上に外側に湾曲しないようにする作用を行なうものであ り、庇状張出部19は、これとは逆に被覆電線Wが内側に湾曲し、規制杆18に 当接しないようにする作用を行なうものである。
【0030】 (iii)被覆電線の加熱 また、このようにして回転しながら被覆電線Wが繰り出されていく際には、 載置トレイ12の側方に位置するヒータ23による照射を受けるから回転する被 覆電線Wに均等に当たり、被覆電線W全体をムラなく加熱する。
【0031】 (iv)被覆電線に異常が発生した場合の処置 被覆電線Wに何らかの異物が付着したり、からみにより、いわゆる「結び目 」が生じ実質的に線径が太くなった場合には、該線経が太くなった部分が線材ガ イド47に至ると、案内孔46の通過が不可能となり、線材カイド47を上方に 押し上げる。これにより回動腕49回動し、その他端の当接部49aが動作停止 、スイッチ51を押し、本考案の被覆電線繰り出し装置1に加え、次工程の電線 処理装置2及び電線送りユニット3の全ての動作を停止させる。
【0032】
本考案の被覆電線の繰り出し装置1は以上述べたような構成を有するものであ って、以下のような効果を発揮する。即ち本考案にあっては載置トレイ12を回 転できるようにしたから、コイル状に自由巻きさせて納品されることにより生ず る被覆電線Wの巻き癖が除去され、より癖も生じない。また、ヒータ54の熱が 被覆電線Wの全体に作用することも巻き癖の除去に立ち、次工程の電線処理装置 2の処理加工を円滑にする。また回転体32を設けたことにより被覆電線Wの直 線方向の移動量は、検知板34aの回転量なって表われるから、この検知板34 aの回転を検出することにより、確実且つ安定性に優れた被覆電線Wの繰り出し が可能となる。
【0033】 更に回転体32の構造を円筒状の基部33の両端にフランジ34を形成し、そ のうち一方のフランジ34に複数の検知孔35を形成して成るものとすれば、こ の基部33に圧接ローラ39を当接しその間に被覆電線Wを通すだけで被覆電線 Wの直線方向の移動を回転体32の回転としてとり出すことができ、被覆電線W を損傷させることなく、しかも簡単な構造で被覆電線Wの移動を検出できる。
【0034】 更に線材ガイド47及び動作停止スイッチ51等から成る動作停止手段を設け た場合には、被覆電線Wにからみか生じ、いわゆる「結び目」等が生じた場合で も、次工程の諸装置に至る前段階でこれら周辺装置の全ての動作が停止されるか ら、二次加工する際の加工品の不良や装置に与える損傷を事前に回避できる。
【図1】本考案の被覆電線の繰り出し装置の使用状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】本考案の被覆電線の繰り出し装置を示す斜視図
である。
である。
【図3】同上正面図である。
【図4】回転体及び圧接ローラ周辺を拡大して示す斜視
図である。
図である。
【図5】線材ガイド及び動作停止スイッチ周辺を拡大し
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図6】載置トレイ並びに被覆電線が繰り出される様子
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】コイル状に自由巻きされた被覆電線を繰り出す
際の問題点を示す説明図である。
際の問題点を示す説明図である。
1 被覆電線の繰り出し装置 2 電線処理装置 3 電線送りユニット 5 操作ボックス 6 減速機ユニット 6a 出力軸 7 タイミングベルト 8 操作パネル 9 操作スイッチ 10 天板 12 載置トレイ 12a 縁部 12b 底部 13 案内スリット 14 開口部 16 支持ポール 17 支承体 18 規制杆 19 庇状張出部 20 テーパ面 22 支持ロッド 23 支特プレート 24 基板ホルダ 25 クランプレバー 27 アームホルダ 28 リングステイ 29 リングアーム 30 案内リング 32 回転体 32a 軸 33 基部 34 フランジ 34a 検知板 35 検知孔 37 繰り出し検知センサ 39 圧接ローラ 40 ピン 41 回動杆 42 スプリング取付ロッド 43 スプリング係止部 44 圧接スプリング 46 案内孔 47 線材ガイド 48 取付ロッド 49 回動腕 49a 当接部 50 回動軸 51 動作停止スイッチ 52 支持スプリング 54 ヒータ 55 支持杆 56 ヒータ本体 M モータ W 被覆電線
Claims (3)
- 【請求項1】 次工程たる電線処理装置の処理状況に応
じ適宜被覆電線を繰り出し、またはその繰り出しを停止
する装置において、該装置はコイル状に自由巻きされた
被覆電線を載置し、モータの駆動を受け減速機ユニット
により、所定の速度で回転する載置トレイと、この載置
トレイの回転中心から上方に立ち上げられ、載置トレイ
と共に回転する支持ポールと、この支持ポール先端に設
けられる支承体に一端を固定し、他端を自由状態として
下方に放物線状に垂下させて成る規制杆とを有し、尚且
つ前記支承体上方には、被覆電線の直線方向の移動を検
知板の回転に変換し、これにより被覆電線の移動を検知
し、所定量の被覆電線を繰り出すようモータに指令する
回転体及び繰り出し検知センサを設けたことを特徴とす
る被覆電線の繰り出し装置。 - 【請求項2】 前記回転体は円筒状の基部の両端にフラ
ンジを形成して成り、このうち一方のフランジには、複
数の検知孔が一定間隔をもって連続的に設けられ、これ
を検知板とすると共に、基部の外周面には、圧接ローラ
が当接し、これら基部と圧接ローラとの間に被覆電線を
通すことにより、被覆電線の直線方向の移動を検知板の
回転に変換するようにしたことを特徴とする請求項1記
載の被覆電線の繰り出し装置。 - 【請求項3】 前記回転体の下方には、被覆電線の線径
より幾分大きめに形成される案内孔を有する線材ガイド
が設けられ、尚且つこの線材ガイドは回動腕の一端に設
けられると共に、回動腕の他方の端部近傍には、動作停
止スイッチが設けられ、回動腕端部の当接部に当接する
ことにより、該動作停止スイッチが作動することを特徴
とする請求項1、2記載の被覆電線の繰り出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991092399U JP2597461Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 被覆電線の繰り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991092399U JP2597461Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 被覆電線の繰り出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519258U true JPH0519258U (ja) | 1993-03-09 |
| JP2597461Y2 JP2597461Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=14053341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991092399U Expired - Fee Related JP2597461Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 被覆電線の繰り出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597461Y2 (ja) |
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