JPH0519405A - 写真印画紙用支持体 - Google Patents
写真印画紙用支持体Info
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- JPH0519405A JPH0519405A JP3171222A JP17122291A JPH0519405A JP H0519405 A JPH0519405 A JP H0519405A JP 3171222 A JP3171222 A JP 3171222A JP 17122291 A JP17122291 A JP 17122291A JP H0519405 A JPH0519405 A JP H0519405A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、現像処理の際にカブリの発生のな
い写真印画紙を製造するのに好適な写真印画紙用支持体
を提供する。 【構成】 天然パルプを主成分とし、更にマグネシウム
化合物を含有するシート状基体を用い、その両面上にポ
リオレフィン樹脂被覆層を形成する。
い写真印画紙を製造するのに好適な写真印画紙用支持体
を提供する。 【構成】 天然パルプを主成分とし、更にマグネシウム
化合物を含有するシート状基体を用い、その両面上にポ
リオレフィン樹脂被覆層を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真印画紙用支持体に
関するものである。更に詳しく述べるならば、本発明は
現像処理の際に、写真印画紙にカブリを発生させること
のない、または少ない、写真印画紙用支持体に関するも
のである。
関するものである。更に詳しく述べるならば、本発明は
現像処理の際に、写真印画紙にカブリを発生させること
のない、または少ない、写真印画紙用支持体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、写真印画紙用支持体としては、い
わゆるバライタ紙が用いられていた。これは、強サイズ
性と、高強度とを付与した紙の両面に、硫酸バリウムの
ような白色顔料を塗布して製造されたものである。しか
し、近年バライタ紙に代って、紙からなる基体の両面に
ポリオレフィン樹脂を被覆して製造されたポリオレフィ
ン被覆支持体が広く使用されるようになってきた。この
ような写真印画紙用支持体は、そのポリオレフィン樹脂
被覆層が疎水性かつ防水性であるため、得られる写真印
画紙用支持体は、バライタ紙に比較して、現像定着処理
中に処理液が支持体中に浸透しにくく、このため水洗時
間や乾燥時間が大幅に短縮され、また、紙基体への処理
液の浸透がないため、支持体自体の伸縮が抑制され、そ
の寸法安定性が向上するなどの利点を有している。
わゆるバライタ紙が用いられていた。これは、強サイズ
性と、高強度とを付与した紙の両面に、硫酸バリウムの
ような白色顔料を塗布して製造されたものである。しか
し、近年バライタ紙に代って、紙からなる基体の両面に
ポリオレフィン樹脂を被覆して製造されたポリオレフィ
ン被覆支持体が広く使用されるようになってきた。この
ような写真印画紙用支持体は、そのポリオレフィン樹脂
被覆層が疎水性かつ防水性であるため、得られる写真印
画紙用支持体は、バライタ紙に比較して、現像定着処理
中に処理液が支持体中に浸透しにくく、このため水洗時
間や乾燥時間が大幅に短縮され、また、紙基体への処理
液の浸透がないため、支持体自体の伸縮が抑制され、そ
の寸法安定性が向上するなどの利点を有している。
【0003】しかし、上記のようなポリオレフィン樹脂
被覆写真印画紙用支持体に写真乳剤を塗布して製造され
た印画紙を使用する場合、これを長期保存をしてから使
用すると、製品として無視できない程度にカブリが発生
するという問題点がある。このカブリを防止する方法と
して特開昭55−103549号などがシート状基体に水溶性ヨ
ウ素を添加することを提案しているが、その効果は十分
でなく満足できるものではなかった。
被覆写真印画紙用支持体に写真乳剤を塗布して製造され
た印画紙を使用する場合、これを長期保存をしてから使
用すると、製品として無視できない程度にカブリが発生
するという問題点がある。このカブリを防止する方法と
して特開昭55−103549号などがシート状基体に水溶性ヨ
ウ素を添加することを提案しているが、その効果は十分
でなく満足できるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のポリオ
レフィン樹脂被覆写真印画紙用支持体の上記の問題点を
解決し、長期間にわたって保存をしてもカブリの発生が
ない、または少ない写真印画紙を製造するのに好適な写
真印画紙用支持体を提供しようとするものである。
レフィン樹脂被覆写真印画紙用支持体の上記の問題点を
解決し、長期間にわたって保存をしてもカブリの発生が
ない、または少ない写真印画紙を製造するのに好適な写
真印画紙用支持体を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート状基体
と、その両面上に形成され、かつポリオレフィン樹脂を
主成分として含む被覆層とを有し、前記シート状基体
が、天然パルプを主成分として含み、更にマグネシウム
化合物を含有することを特徴とするものである。
と、その両面上に形成され、かつポリオレフィン樹脂を
主成分として含む被覆層とを有し、前記シート状基体
が、天然パルプを主成分として含み、更にマグネシウム
化合物を含有することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】従来の写真印画紙を長期保存した場合に発生す
るカブリの原因は未だ十分には明確にされていないが天
然パルプを主成分とするシート状基体から、カブリ発生
に影響を与える物質が、保存時間の経過とともにポリオ
レフィン樹脂被覆層を通過して写真乳剤層へ拡散し、こ
れがカブリを発生させるものと考えられる。
るカブリの原因は未だ十分には明確にされていないが天
然パルプを主成分とするシート状基体から、カブリ発生
に影響を与える物質が、保存時間の経過とともにポリオ
レフィン樹脂被覆層を通過して写真乳剤層へ拡散し、こ
れがカブリを発生させるものと考えられる。
【0007】本発明者らはこのカブリ発生に影響を与え
る物質の写真乳剤層への経時的な移動を防止する手段を
鋭意研究し、その結果、天然パルプを主成分として含む
シート状基体にマグネシウム化合物を含有させることに
より、カブリ発生に影響を与える物質の写真乳剤層への
移動を防止できることを見出し、本発明を完成させたの
である。
る物質の写真乳剤層への経時的な移動を防止する手段を
鋭意研究し、その結果、天然パルプを主成分として含む
シート状基体にマグネシウム化合物を含有させることに
より、カブリ発生に影響を与える物質の写真乳剤層への
移動を防止できることを見出し、本発明を完成させたの
である。
【0008】このようなマグネシウム化合物の効果発生
のメカニズムについては、まだ十分には解明されていな
いが、マグネシウム化合物が、カブリ発生に影響を与え
る物質を捕護(吸着)し、これをシート状基体内に固定
して、その移動を防止し得るためと考えられる。
のメカニズムについては、まだ十分には解明されていな
いが、マグネシウム化合物が、カブリ発生に影響を与え
る物質を捕護(吸着)し、これをシート状基体内に固定
して、その移動を防止し得るためと考えられる。
【0009】本発明に使用されるマグネシウム化合物
は、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、および硫
酸マグネシウムなどであるが、中でも水酸化マグネシウ
ムを用いることが好ましい。これらマグネシウム化合物
は、シート状基体中に含有させる顔料として、単独で使
用されてもよく、或は、他の種類の顔料、例えば炭酸カ
ルシウム、二酸化チタン、タルク、クレー、硫酸バリウ
ム、および酸化アルミニウム等の少なくとも1種と混合
して用いることもできる。
は、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、および硫
酸マグネシウムなどであるが、中でも水酸化マグネシウ
ムを用いることが好ましい。これらマグネシウム化合物
は、シート状基体中に含有させる顔料として、単独で使
用されてもよく、或は、他の種類の顔料、例えば炭酸カ
ルシウム、二酸化チタン、タルク、クレー、硫酸バリウ
ム、および酸化アルミニウム等の少なくとも1種と混合
して用いることもできる。
【0010】マグネシウム化合物の、シート状基体に対
する配合量は、シート状基体の全重量に対し0.5〜10重
量%であることが好ましい。これが0.5重量%未満のと
きは、カブリ防止効果が小さく、またそれが10重量%を
越えると、カブリ防止効果は十分であるが、しかしシー
ト状基体そのものの紙質強度が低下し、実用的でなくな
ってしまうことがある。
する配合量は、シート状基体の全重量に対し0.5〜10重
量%であることが好ましい。これが0.5重量%未満のと
きは、カブリ防止効果が小さく、またそれが10重量%を
越えると、カブリ防止効果は十分であるが、しかしシー
ト状基体そのものの紙質強度が低下し、実用的でなくな
ってしまうことがある。
【0011】またマグネシウム化合物をシート状基体中
に含有させる方法としては、マグネシウム化合物をパル
プスラリー中に内添する方法、およびこれをサイズプレ
スによって塗布する方法などがある。
に含有させる方法としては、マグネシウム化合物をパル
プスラリー中に内添する方法、およびこれをサイズプレ
スによって塗布する方法などがある。
【0012】本発明に用いられるシート状基体は、通
常、紙からなるものであり、写真印画紙用に一般に用い
られているものであれば全て使用できる。例えば天然パ
ルプ紙、合成パルプ紙、天然パルプ紙と合成パルプの混
抄紙等の他各種の抄き合わせ紙をあげることができる。
一般には、針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹
混合パルプなどを主成分とする天然パルプが広く用いら
れている。
常、紙からなるものであり、写真印画紙用に一般に用い
られているものであれば全て使用できる。例えば天然パ
ルプ紙、合成パルプ紙、天然パルプ紙と合成パルプの混
抄紙等の他各種の抄き合わせ紙をあげることができる。
一般には、針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹
混合パルプなどを主成分とする天然パルプが広く用いら
れている。
【0013】また本発明のシート状基体には、一般に製
紙用に用いられているサイズ剤、定着剤、紙力増強剤、
帯電防止剤、pH調節剤、染料等の添加剤が配合されてい
てもよい。更に、表面サイズ剤、表面紙力剤、帯電防止
剤等を適宜表面に塗布したものであってもよい。
紙用に用いられているサイズ剤、定着剤、紙力増強剤、
帯電防止剤、pH調節剤、染料等の添加剤が配合されてい
てもよい。更に、表面サイズ剤、表面紙力剤、帯電防止
剤等を適宜表面に塗布したものであってもよい。
【0014】本発明において、被覆層に用いられるポリ
オレフィン樹脂は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、直鎖型低密度ポリエチレンおよびこれらの混合
物などポリエチレン樹脂が多く使用されるが、他のポリ
オレフィン樹脂の少量を含んでいてもよい。
オレフィン樹脂は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、直鎖型低密度ポリエチレンおよびこれらの混合
物などポリエチレン樹脂が多く使用されるが、他のポリ
オレフィン樹脂の少量を含んでいてもよい。
【0015】本発明において、被覆層形成のためにポリ
エチレン樹脂が用いられる場合、その分子量には特に制
限はないが、通常20,000〜200,000 の範囲のものを用い
ることが好ましい。
エチレン樹脂が用いられる場合、その分子量には特に制
限はないが、通常20,000〜200,000 の範囲のものを用い
ることが好ましい。
【0016】本発明の写真印画紙用支持体において、そ
の表面(写真乳剤塗布側)に形成されるポリオレフィン
樹脂被覆層に二酸化チタン顔料が含まれていることが好
ましく、この二酸化チタン顔料は硫酸法により製造され
たもの、および塩素法により製造されたもののいづれで
あってもよく、又、ルチル型、アナターゼ型のいずれで
もよいが、白さのすぐれているアナターゼ型二酸化チタ
ンを用いることが有利である。
の表面(写真乳剤塗布側)に形成されるポリオレフィン
樹脂被覆層に二酸化チタン顔料が含まれていることが好
ましく、この二酸化チタン顔料は硫酸法により製造され
たもの、および塩素法により製造されたもののいづれで
あってもよく、又、ルチル型、アナターゼ型のいずれで
もよいが、白さのすぐれているアナターゼ型二酸化チタ
ンを用いることが有利である。
【0017】また二酸化チタンの表面に、例えば含水酸
化アルミニウムのような無機表面処理剤による処理を施
したもの、オルガノポリシロキサンのような有機表面処
理剤による処理を施したもの、或は、無機表面処理剤及
び有機表面処理剤を適宜組合せたもので被覆したものな
どのいづれも使用出来るが、Al2O3 に換算して少なくと
も0.2〜2.0%の含水酸化アルミニウムが含有されるよ
うに処理したものを用いることが望ましい。また、支持
体の表面側に形成されるポリオレフィン樹脂被覆層は、
その中に二酸化チタンを5〜30重量%の含有量で含有し
ていることが好ましい。
化アルミニウムのような無機表面処理剤による処理を施
したもの、オルガノポリシロキサンのような有機表面処
理剤による処理を施したもの、或は、無機表面処理剤及
び有機表面処理剤を適宜組合せたもので被覆したものな
どのいづれも使用出来るが、Al2O3 に換算して少なくと
も0.2〜2.0%の含水酸化アルミニウムが含有されるよ
うに処理したものを用いることが望ましい。また、支持
体の表面側に形成されるポリオレフィン樹脂被覆層は、
その中に二酸化チタンを5〜30重量%の含有量で含有し
ていることが好ましい。
【0018】本発明において支持体の表面側に形成され
るポリオレフィン樹脂被覆層の塗布量は、25〜40g/m
2 であることが好ましい。これが25g/m2 未満である
と、シート状基体の表面の凹凸を十分に平滑にすること
が困難となる。また、表面側ポリオレフィン樹脂被覆層
の塗布量を40g/m2 をこえて大量にしても、それによ
る効果の向上はなく、却ってコスト高となり、本発明の
効果が希釈されてしまうので実用的でない。
るポリオレフィン樹脂被覆層の塗布量は、25〜40g/m
2 であることが好ましい。これが25g/m2 未満である
と、シート状基体の表面の凹凸を十分に平滑にすること
が困難となる。また、表面側ポリオレフィン樹脂被覆層
の塗布量を40g/m2 をこえて大量にしても、それによ
る効果の向上はなく、却ってコスト高となり、本発明の
効果が希釈されてしまうので実用的でない。
【0019】本発明において、支持体の裏面側のポリオ
レフィン樹脂被覆層の塗布量には特に制限はないが、一
般には10〜40g/m2 の範囲で使用されることが好まし
い。
レフィン樹脂被覆層の塗布量には特に制限はないが、一
般には10〜40g/m2 の範囲で使用されることが好まし
い。
【0020】本発明において支持体の表面側ポリオレフ
ィン樹脂被覆層には、前述の二酸化チタンの他に酸化亜
鉛、タルク、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムなど
のような白色顔料、ガラス繊維、ホイスカーなどのよう
な繊維状フィラー、カーボンブラック、フタロシアニン
系顔料、黄鉛、チタンイエロー、ベンガラ、群青などの
ような着色顔料並びに、通常の樹脂に混合される安定
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、可塑剤、分散剤、滑剤、
および螢光剤などの1種以上が含まれていてもよい。
ィン樹脂被覆層には、前述の二酸化チタンの他に酸化亜
鉛、タルク、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムなど
のような白色顔料、ガラス繊維、ホイスカーなどのよう
な繊維状フィラー、カーボンブラック、フタロシアニン
系顔料、黄鉛、チタンイエロー、ベンガラ、群青などの
ような着色顔料並びに、通常の樹脂に混合される安定
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、可塑剤、分散剤、滑剤、
および螢光剤などの1種以上が含まれていてもよい。
【0021】支持体の裏面側のポリオレフィン樹脂被覆
層においても、前記表面側ポリオレフィン樹脂被覆層と
同様の添加物が含まれていてもよいが、少量の酸化防止
剤、および滑剤以外のものは添加しないのが普通であ
る。
層においても、前記表面側ポリオレフィン樹脂被覆層と
同様の添加物が含まれていてもよいが、少量の酸化防止
剤、および滑剤以外のものは添加しないのが普通であ
る。
【0022】本発明の支持体を形成する際、ポリオレフ
ィン樹脂被覆工程において用いられる溶融押し出し塗工
用スリットダイとしては、T型ダイ、L型ダイなどのフ
ラットダイが好ましい。また溶融押し出し塗工の際のプ
レッシャーロールの硬度は85〜98(JIS K6301 −5)のも
のが使用されることが好ましい。
ィン樹脂被覆工程において用いられる溶融押し出し塗工
用スリットダイとしては、T型ダイ、L型ダイなどのフ
ラットダイが好ましい。また溶融押し出し塗工の際のプ
レッシャーロールの硬度は85〜98(JIS K6301 −5)のも
のが使用されることが好ましい。
【0023】本発明の写真印画紙用支持体において、写
真乳剤との接着性を向上させるために、その表面側ポリ
オレフィン樹脂被覆層の上に、サブコート(下引層)、
あるいは裏面側ポリオレフィン樹脂被覆層の上に印刷筆
記性や帯電防止性を向上するためにバックコート層など
を塗布してもよい。
真乳剤との接着性を向上させるために、その表面側ポリ
オレフィン樹脂被覆層の上に、サブコート(下引層)、
あるいは裏面側ポリオレフィン樹脂被覆層の上に印刷筆
記性や帯電防止性を向上するためにバックコート層など
を塗布してもよい。
【0024】
【実施例】本発明を、下記実施例により更に説明する
が、もちろん本発明はこれら実施例により制限されるも
のではない。
が、もちろん本発明はこれら実施例により制限されるも
のではない。
【0025】実施例1 カナディアンスタンダードフリーネス(JIS P−8121−7
6) が250ml になるまで叩解した針葉樹晒硫酸パルプ(NB
SP)20%と、上記フリーネス 280mlまで叩解した広葉樹
晒亜硫酸塩パルプ(LBKP)80%とを混合し、濃度1.0%の
パルプスラリーを調製した。このパルプスラリー中に、
下記製紙用添加剤を、パルプ絶乾重量に対し下記の添加
量で添加した。
6) が250ml になるまで叩解した針葉樹晒硫酸パルプ(NB
SP)20%と、上記フリーネス 280mlまで叩解した広葉樹
晒亜硫酸塩パルプ(LBKP)80%とを混合し、濃度1.0%の
パルプスラリーを調製した。このパルプスラリー中に、
下記製紙用添加剤を、パルプ絶乾重量に対し下記の添加
量で添加した。
【0026】 カチオン化澱粉 2.0% アルキルケテンダイマー樹脂 0.4% アニオン性ポリアクリルアミド樹脂 0.1% ポリアミドポリアミンエピクロールヒドリン樹脂 0.7% 苛性ソーダ pH7.5に調節 このパルプスラリーを十分に分散した後、これに水酸化
マグネシウムを抄紙後の最終含有量が固形分全量に対し
5重量%になるように添加し、これに5分間分散処理を
施した。得られた混合スラリーの固形分濃度を0.5%に
調整し、これに再び5分間分散処理を施した。
マグネシウムを抄紙後の最終含有量が固形分全量に対し
5重量%になるように添加し、これに5分間分散処理を
施した。得られた混合スラリーの固形分濃度を0.5%に
調整し、これに再び5分間分散処理を施した。
【0027】上記原料のスラリーから抄紙し、ドライヤ
ー、サイズプレス、マシンカレンダーを通し、米坪量 1
70g/m2 、緊度1.0g/cm2 、水分含有率8%の紙基
体を製造した。上記サイズプレスに用いた薬品は、カル
ボキシル変性PVAと塩化ナトリウムとを2:1の比率
で混合し、これを水に溶解し、5%サイズ液としたもの
で、これを紙の両面に25g/m2 の乾燥塗布量になるよ
うに塗布した。
ー、サイズプレス、マシンカレンダーを通し、米坪量 1
70g/m2 、緊度1.0g/cm2 、水分含有率8%の紙基
体を製造した。上記サイズプレスに用いた薬品は、カル
ボキシル変性PVAと塩化ナトリウムとを2:1の比率
で混合し、これを水に溶解し、5%サイズ液としたもの
で、これを紙の両面に25g/m2 の乾燥塗布量になるよ
うに塗布した。
【0028】上記紙基体の表裏両面にコロナ放電処理を
施した後、これを下記のポリエチレン樹脂被覆試験に供
した。
施した後、これを下記のポリエチレン樹脂被覆試験に供
した。
【0029】即ち、紙基体の裏面に対し、高密度ポリエ
チレン〔密度 0.951g/cm3 、メルトインデックス(M
I)=9.0〕と低密度ポリエチレン(密度 0.918g/cm
3 、MI=4)の1:1混合物を樹脂温度 330℃で押出
塗布し、クーリングロールでマット型付を行い、厚さ30
μmの裏面樹脂被覆層を形成した。
チレン〔密度 0.951g/cm3 、メルトインデックス(M
I)=9.0〕と低密度ポリエチレン(密度 0.918g/cm
3 、MI=4)の1:1混合物を樹脂温度 330℃で押出
塗布し、クーリングロールでマット型付を行い、厚さ30
μmの裏面樹脂被覆層を形成した。
【0030】また他方の面(表面)には、アナターゼ型
二酸化チタンを10重量%配合したポリエチレン樹脂(密
度= 0.926g/cm3 、メルトインデックス(MI)=16
g/10分の直鎖型低密度ポリエチレン50重量部と、密度
= 0.918g/cm3 、MI=4g/10分の低密度ポリエチ
ン50重量部との混合物)を、樹脂温度 320℃で押出して
塗布し、厚さ30μmの表面樹脂被覆層を形成した。
二酸化チタンを10重量%配合したポリエチレン樹脂(密
度= 0.926g/cm3 、メルトインデックス(MI)=16
g/10分の直鎖型低密度ポリエチレン50重量部と、密度
= 0.918g/cm3 、MI=4g/10分の低密度ポリエチ
ン50重量部との混合物)を、樹脂温度 320℃で押出して
塗布し、厚さ30μmの表面樹脂被覆層を形成した。
【0031】上記試料の表面側の二酸化チタン配合ポリ
エチレン樹脂被覆層の表面に、コロナ放電処理を施し、
その上に通常の白黒写真用乳剤(ロックランド・コロイ
ド社製、商品名リキッドライト)を全暗黒の下で15μm
の厚さに塗布して写真印画紙を製造した。
エチレン樹脂被覆層の表面に、コロナ放電処理を施し、
その上に通常の白黒写真用乳剤(ロックランド・コロイ
ド社製、商品名リキッドライト)を全暗黒の下で15μm
の厚さに塗布して写真印画紙を製造した。
【0032】得られた写真印画紙を、長期保存に代え
て、50℃、72時間の条件下に加熱加速経時処理を行い、
これに下記の条件で現像、停止、定着、水洗処理を施
し、未露光部の発色濃度をマクベス濃度計(商標:Mode
lNO.RD-914, Kollmorgen Corp.製)を用いて測定し、そ
の測定値をもってカブリ濃度を表示した。
て、50℃、72時間の条件下に加熱加速経時処理を行い、
これに下記の条件で現像、停止、定着、水洗処理を施
し、未露光部の発色濃度をマクベス濃度計(商標:Mode
lNO.RD-914, Kollmorgen Corp.製)を用いて測定し、そ
の測定値をもってカブリ濃度を表示した。
【0033】現像条件 現像液 コダック社 D−72処方現象液:水=1:2 温度 20℃、現像時間 1分30秒 停止条件 1.5%氷酢酸溶液 温度 20℃、浸漬時間 20秒 定着条件 定着液 コダック社 F−5処方定着液 温度 20℃、定着時間 10分 水洗条件 温度20℃の流水で15分 テスト結果を表1に示す。
【0034】実施例2 実施例1と同様の操作を行った。ただし抄紙後の水酸化
マグネシウムの最終含有量を固形分全量に対して1重量
%とした。実施例1と同様のテストの結果を表1に示
す。
マグネシウムの最終含有量を固形分全量に対して1重量
%とした。実施例1と同様のテストの結果を表1に示
す。
【0035】実施例3 実施例1と同様の操作を行った。ただしマグネシウム化
合物として炭酸マグネシウムを使用し、その最終含有量
を固形分全量に対して5重量%とした。実施例1と同様
のテストの結果を表1に示す。
合物として炭酸マグネシウムを使用し、その最終含有量
を固形分全量に対して5重量%とした。実施例1と同様
のテストの結果を表1に示す。
【0036】比較例1 実施例1と同様の操作を行った。ただし、抄紙の際にマ
グネシウム化合物は含有させなかった。実施例1と同様
のテストの結果を表1に示す。
グネシウム化合物は含有させなかった。実施例1と同様
のテストの結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1から明らかなように、本発明に係る実
施例1〜3の写真印画紙用支持体を用いた印画紙のカブ
リ濃度は実用上十分に低いものであったが、比較例1の
場合(マグネシウム化合物を含まない)には、かなりの
カブリ発生が認められた。
施例1〜3の写真印画紙用支持体を用いた印画紙のカブ
リ濃度は実用上十分に低いものであったが、比較例1の
場合(マグネシウム化合物を含まない)には、かなりの
カブリ発生が認められた。
【0039】
【発明の効果】本発明の写真印画紙用支持体は、長期保
存後のカブリの発生が少なく、実用上極めて有用なもの
である。またカラー写真印画紙に用いたときも同様の効
果が得られる。
存後のカブリの発生が少なく、実用上極めて有用なもの
である。またカラー写真印画紙に用いたときも同様の効
果が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シート状基体と、その両面上に形成さ
れ、かつポリオレフィン樹脂を主成分として含む被覆層
とを有し、前記シート状基体が、天然パルプを主成分と
して含み、更にマグネシウム化合物を含有することを特
徴とする写真印画紙用支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3171222A JP2701597B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 写真印画紙用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3171222A JP2701597B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 写真印画紙用支持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519405A true JPH0519405A (ja) | 1993-01-29 |
| JP2701597B2 JP2701597B2 (ja) | 1998-01-21 |
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ID=15919311
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-07-11 JP JP3171222A patent/JP2701597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH032749A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-09 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 写真用支持体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2701597B2 (ja) | 1998-01-21 |
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