JPH0519458B2 - - Google Patents

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JPH0519458B2
JPH0519458B2 JP60098765A JP9876585A JPH0519458B2 JP H0519458 B2 JPH0519458 B2 JP H0519458B2 JP 60098765 A JP60098765 A JP 60098765A JP 9876585 A JP9876585 A JP 9876585A JP H0519458 B2 JPH0519458 B2 JP H0519458B2
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JP
Japan
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layer
polyolefin
reaction
sheet
epoxy resin
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JP60098765A
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JPS61255835A (ja
Inventor
Iwao Tsuruya
Katsumi Kimura
Makoto Kato
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0519458B2 publication Critical patent/JPH0519458B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、鋼矢板、鋼管杭および鋼管などの鋼
材を含む金属材料の表面を防食被覆する方法に関
するものである。
[発明の背景] 鉄鋼、アルミニウムのパイプあるいは板状成形
体などの金属材料の表面の防食を目的として、そ
の表面にポリオレフイン被覆シートなどのプラス
チツク被覆シートを接着被覆することは既に実施
されている。
特に、鋼矢板あるいは鋼管杭は、護岸などを目
的として海水等に接触した状態で使用されること
が多く、このような過酷な条件での長期間にわた
る耐久性が要求されるので、その表面をポリオレ
フイン層で防食被覆して使用されている。
一般に、このような防食被覆にはポリオレフイ
ン樹脂などのシートあるいはフイルムが使用され
ている。ただし、ポリオレフインは極性基を有し
ておらず金属材料との接着性が不良であることか
ら、加熱することにより金属材料との接着性が発
現するマレイン化変性ポリオレフインなどの極性
基を含む接着剤層を予めポリオレフインシートの
一方の面に配して積層したポリオレフイン被覆シ
ートが被覆材料として一般に使用されている。こ
のようなポリオレフイン被覆シートは防食被覆対
象面に加熱融着することにより付設される。上記
のようなポリオレフイン被覆シートの付設は、付
設の際に加熱することが必要であるので一般に工
場内で行なわれることが多い。
しかし、防食被覆対象物の形状などによつては
事前に工場内で有効な防食被覆が行なえないもの
があり、また溶接部分などは作業現場で溶接され
た後に溶接部分近傍の露出鋼管面を含めて防食被
覆される。さらに当然のことながら防食被覆層の
損傷部分なども損傷が発生した場所にて、損傷部
分を補修することが一般的である。
[従来技術およびその問題点] 上記のようなポリオレフイン被覆シートを用い
た金属材料の防食被覆法は、例えば、ポリオレフ
インシートの片面に熱融解性の接着剤層を積層融
着してなるポリオレフイン被覆シートを接着剤層
が鋼材等の防食被覆対象面と接するように配置
し、このポリオレフイン被覆シートのポリオレフ
イン面を直接ガスバーナの炎あるいは熱風等を利
用して加熱し、防食被覆対象面と接している接着
剤層を軟化させて加熱圧着するなどの方法により
実施されている。
上記の防食被覆方法は、ガスバーナあるいは熱
風を発生させる熱源さえあれば、他の用具はほと
んど必要とせず、作業も極めて簡易であるため、
工場内に限らずパイプラインの建設現場あるいは
鋼管杭の打設現場等でも容易に行なうことができ
ることから、広く実施されている方法である。
しかし、上述した方法はポリオレフイン被覆シ
ートの表面を直接加熱し、その裏面にある熱融解
性の接着剤層を接着可能な軟化状態にする為、こ
の加熱によりポレオレフイン被覆シートの表面が
熱劣化するとの問題がある。さらに、上記の方法
を、例えば海岸に打設された鋼管杭あるいは鋼天
板の被覆に適用しようとすると、加熱しても海水
により冷却されて接着剤層が接着可能な軟化状態
にまで至らないことが多く、有効な付設が行なえ
ないとの問題点をも有している。
一方、ポリオレフイン被覆シートの接着剤成分
に関しても種々の改良が提案されている。
たとえば、特開昭56−143223号公報および特開
昭56−117642号公報には金属材料の表面にエポキ
シ樹脂を予め塗布してこれに変性ポリオレフイン
あるいはポリオレフイン層を加熱接着することを
主な特徴とする発明が開示されている。これらの
方法は、直接ポリオレフイン層の表面を加熱する
ことを要しないのでポリオレフインが熱劣化する
との問題点は解消されるものの、金属材料を予め
150℃程度に加熱しなければならず、従つてこれ
らの方法によつても、上述したような充分な加熱
を行ない得ない状況下においては、有効な防食被
覆材を付設することができないとの問題が依然と
して解消されない。
[発明の目的] 本発明は、特に加熱を必要とすることのない金
属材料表面の防食被覆法を提供することを目的と
する。
特に本発明は、鋼矢板、鋼管杭、あるいは鋼管
などにポリオレフイン被覆シートを特に加熱を必
要とすることなく付設する方法を提供することを
目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、金属材料の表面に反応硬化性樹脂層
を付設し、この反応硬化性樹脂層の上に、エポキ
シ樹脂硬化層を有するポリオレフイン被覆シート
を、エポキシ樹脂硬化層が反応硬化性樹脂層と対
面するように積層した後、反応硬化性樹脂層の硬
化を完了させてポリオレフイン被覆シートを接着
させることを特徴とする金属材料表面の防食被覆
法を提供する。
上記のポリオレフイン被覆シートに設けられた
エポキシ樹脂硬化層と金属材料表面に付設された
反応硬化性樹脂層との接着は、その間に反応硬化
性樹脂中間層を介在させて行なうこともできる。
[発明の効果] 本発明を利用することにより、充分な加熱が困
難な金属材料の表面に対しても有効な防食被覆を
施すことができる。
また、防食被覆する際に特に加熱することを要
しないので加熱によるポリオレフイン被覆シート
の熱劣化がなく、防食性が良好である。
[発明の詳細な記述] 添付の第1図は、金属材料の表面に本発明の防
食被覆法に従う防食被覆を施した態様の例を示す
図である。
本発明は、基本的には、まず金属材料11の表
面(防食被覆対象面)に反応硬化性樹脂層12を
付設し、別にエポキシ樹脂硬化層13を有するポ
リオレフイン被覆シート14を用意して、エポキ
シ樹脂硬化層13が反応硬化性樹脂層12と対面
するようにポリオレフイン被覆シート14を加圧
下に積層した後、未硬化の状態にある反応硬化性
樹脂12の硬化反応を完了させてポリオレフイン
被覆シート14の当該表面への接着を行なう防食
被覆法である。
防食被覆を施す対象の金属材料としては、使用
に際して防食被覆を必要とするものであれば特に
制限はない。このような金属材料の例としては、
鉄、アルミニウムあるいは亜鉛などからなる金属
製品を挙げることができる。特に本発明は、鉄製
の鋼管杭、鋼矢板および鋼管の防食被覆に適して
いる。なお、前述のように護岸などに使用される
鋼管杭あるいは鋼矢板などの海水などとの接触部
分に近接する部分は海水などにより冷却されるの
で、従来の加熱操作を含む方法では有効に加熱を
行なうことができない。従つてこの場合には、本
発明の防食被覆方法は特に有用である。
防食被覆される部分の周囲には、たとえばポリ
オレフイン防食被覆材などの他の防食被覆材が予
め付設されていてもよい。
使用するポリオレフイン被覆シートはエポキシ
樹脂硬化層を有するものである。
エポキシ樹脂は耐候性の良好な接着剤であり、
金属材料に対して優れた接着性を示すため、防食
被覆に有利に使用することができるが、その半面
では、ポリオレフインあるいは変性ポリオレフイ
ンなどの防食被覆シートに対して常温では充分な
接着性を示さない。このため、エポキシ樹脂の優
れた耐候性を利用しようとする場合には、従来法
では金属材料の表面にエポキシ樹脂を塗布し、こ
の塗布層上に防食被覆シートを配したのち、これ
らを加熱して接着しなければならなかつた。しか
しながら、この方法は、充分な加熱が行なえない
状況下では充分な接着性が実現せず、長期間にわ
たり優れた防食性を付与するとの目的を達成でき
ない。
これに対して本発明は、予めエポキシ樹脂硬化
層が積層されて一体となつたポリオレフイン被覆
シートを防食被覆材として使用する方法であり、
エポキシ樹脂接着のための加熱を必要とすること
なくポリオレフイン被覆シートを金属材料の防食
対象面に付設する方法である。
ポリオレフイン被覆シートとしては、変性ポリ
オレフインシートの成形物を使用することもでき
るが、一般には、未変性のポリオレフインシート
15の表面に変性ポリオレフイン層16を積層付
設したものを用いる。後者の場合には変性ポリオ
レフイン層上にエポキシ樹脂硬化層13が積層さ
れる。
未変性ポリオレフインシートは、通常の防食被
覆材として用いられているものを使用することが
可能である。素材の例としては低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ−1−ブテンおよびポリ−
4−メチル−1−ブテンなどのオレフイン単独重
合体、およびエチレン・プロピレン共重合体、エ
チレン・1−ブテン共重合体、プロピレン・1−
ブテン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体
およびエチレン・アクリル酸エステル共重合体な
どのオレフイン共重合体、並びにこれらのオレフ
イン単独重合体あるいはオレフイン共重合体を公
知の方法で架橋して得られる高分子物質を挙げる
ことができる。
上記のような未変性ポリオレフインから形成さ
れたシートは高い耐候性を有することで知られて
いる。特にポリエチレンを主成分とするポリオレ
フインシートは耐候性が良好であり、かつ安価で
あるので有利である。
変性ポリオレフイン層を形成するポリマーの例
としては、ポリオレフインを不飽和カルボン酸
(例、マレイン酸、イタコン酸)またはこれらの
無水物でグラフト化したもの、及びポリオレフイ
ンを、不飽和結合とエポキシ基とを分子内に含有
するモノマー(例、ビニルグリシジルエーテル、
アクリルグリシジルエーテル、ビニルグリシジル
チオエーテル、グリシジルアクリレート、グリシ
ジルメタクリレート、p−グリシジルスチレン)
などでグラフト変性したポリマーなどを挙げるこ
とができる。特にマレイン酸あるいはその無水物
を用いてグラフト変性したポリエチレンを使用す
ることが好ましい。
エポキシ樹脂硬化層を形成するエポキシ樹脂の
例としては、エポキシ当量が170〜280のビスフエ
ノールA系の主剤とアミン価が200〜500の有機ポ
リアミン硬化剤とから形成されたエポキシ樹脂を
挙げることができる。上記の有機ポリアミン硬化
剤の例としては、変性脂肪族ポリアミン、変性芳
香族ポリアミンおよび複素環状変性ポリアミンを
挙げることができる。これらは、単独でも混合し
ても使用することができる。たとえば耐候性を考
慮すると複素環状変性ポリアミンを使用すること
が好ましい。しかし、変性ポリオレフインおよび
後に述べる反応硬化性樹脂に対する接着性と上記
の耐候性との均衡を考慮すると変性脂肪族ポリア
ミンを使用することが好ましい場合が多い。従つ
て、一般には変性脂肪族ポリアミンを使用する。
変性脂肪族ポリアミンの例としては、 を挙げることができる。
ビスフエノールA系の主剤と有機ポリアミン硬
化剤の使用量の比は、従来の方法に従つて決定す
ることができる。
ポリオレフイン被覆シートは、未変性ポリオレ
フインシート上に変性ポリオレフイン層を付設す
る場合には、未変性ポリオレフインシートの厚さ
は一般には0.2〜10mm、好ましくは1〜4mmの範
囲であり、変性ポリオレフイン層の厚さは0.05〜
5mm、好ましくは0.1〜3.5mmの範囲である。
ポリオレフイン被覆シートが変性ポリオレフイ
ンの成形物からなる場合には、その厚さは一般に
は0.3〜10mm、好ましくは1〜4mmの範囲である。
なお、エポキシ樹脂硬化層の厚さは3〜100μ
m、好ましくは10〜50μmの範囲である。
このようなポリオレフイン被覆シートの製造お
よびエポキシ樹脂硬化層の付設は一般に下記のよ
うな方法により行なわれる。
たとえば、まず、ポリエチレンシートなどの未
変性ポリオレフインシートの表面に公知の方法に
より変性ポリオレフイン層を付設する。
なお、未変性ポリオレフインシートを架橋して
用いる場合には、予め架橋したポリオレフインシ
ートに変性ポリオレフインを積層することも可能
であり、また、積層後において架橋操作を施して
もよい。
上記のようにして得られた積層シート(ポリオ
レフイン被覆シート)の変性ポリオレフイン層上
に、はけ塗り、スプレー塗布あるいはバーコータ
ーなどで未硬化エポキシ樹脂を塗布した後、積層
シートの変性ポリオレフイン層の変性ポリオレフ
インの融点以上の温度に積層シートを加熱して、
変性ポリオレフイン層を軟化させながらエポキシ
樹脂を硬化させるか、あるいは融点以下の温度に
加熱された積層シートにエポキシ樹脂を前記方法
により塗布し、エポキシ樹脂を硬化させながら変
性ポリオレフイン層とエポキシ樹脂とを一体化し
てエポキシ樹脂硬化層を有するポリオレフイン被
覆シートとする。
上記の加熱は、従来技術に従つて実施すること
ができる。例えば赤外線ヒータなどを使用するこ
とも可能であるが、積層された各層をより強固に
接着して一体化するためには、たとえば加熱ロー
ルあるいは加熱プレスなどにより加圧下に加熱す
ることが好ましい。加熱ロールあるいは加熱プレ
スを使用する場合には、シートとの接触面にテフ
ロンなどを用いて剥離性を付与することが好まし
い。
変性ポリオレフインのみからなるシートを用い
る場合にも上記の方法に準じて製造することがで
きる。
なお、ポリオレフイン(変性もしくは未変性)
のシートは、通常含有される添加剤(例、酸化防
止剤、顔料およびその他の添加剤)を含むもので
あつてもよいことは勿論である。
このようにして製造されるポリオレフイン被覆
シートを、防食被覆対象の金属材料11の表面に
形成された反応硬化性樹脂層12の上に、エポキ
シ樹脂硬化層13と反応硬化性樹脂層12とが対
面するように積層し、接着する。通常接着は、加
圧下に行なう。
反応硬化性樹脂層は、はけ塗りあるいはスプレ
ー塗布などの方法を利用して防食被覆対象の金属
材料の上に塗布する通常の方法に従つて付設する
ことができる。反応硬化性樹脂層の厚さは、一般
には3〜100μm、好ましくは10〜50μmである。
反応硬化性樹脂層を形成する樹脂としては、エ
ポキシ樹脂硬化層と接着性を有する樹脂を使用す
る。また当然のことながら、上記樹脂は金属材料
との接着性を有する。
従つて、反応硬化性樹脂としてはエポキシ樹脂
を使用することが好ましく、上記のエポキシ樹脂
硬化層を形成する際に使用したものと同一のエポ
キシ樹脂を使用することが特に好ましい。また、
使用する有機ポリアミン硬化剤として変性脂肪族
ポリアミン硬化剤を使用した場合に、特にポリオ
レフイン被覆シートのエポキシ樹脂硬化層との接
着性が良好であることが多い。
ビスフエノールA系の主剤と有機ポリアミン硬
化剤を使用する場合に、両者の使用量の比は、前
述と同様に従来技術に従つて決定することができ
る。
なお、反応硬化性樹脂としてポリウレタン樹脂
を使用することもできる。ただし、この場合には
後述する反応硬化性樹脂中間層を介在させること
を要しない。
上記の反応硬化性樹脂層は、積層操作の時点で
未硬化であるか、あるいは少なくとも硬化反応が
完了していない状態でなければならない。反応硬
化性樹脂の硬化反応が完了すると反応硬化性樹脂
は常温での接着能力を失う。
ポリオレフイン被覆シートの反応硬化性樹脂層
への積層の方法に特に制限はなく、たとえば弾性
部材などを利用してポリオレフイン被覆シートを
防食被覆対象面に圧接して接着するなど通常の方
法を利用することができる。なお、本発明は、加
熱することを必要するものではないが、硬化を促
進させるために、ポリオレフイン被覆シートの表
面をたとえば、50〜60℃程度に加温することもで
きる。
このように反応硬化性樹脂層と接触した状態で
積層されたエポキシ樹脂硬化層を有するポリオレ
フイン被覆シートは、反応硬化性樹脂の硬化完了
によつて強固な接着下に一体化される。
このように本発明は、特に加熱することなくポ
リオレフイン被覆シートを付設することができ、
防食性も良好であるが、さらに上記のポリオレフ
イン被覆シートのエポキシ樹脂硬化層と反応硬化
性樹脂層との間に反応硬化性樹脂中間層を介在さ
せて圧着積層することにより特に接着性が良好と
なり、防食性がさらに向上する。
第2図は、反応硬化性樹脂中間層を介してポリ
オレフイン被覆シートを付設した一例を模式的に
示す図である。
第2図において金属材料は21で、反応硬化性
樹脂層は22で示されている。また、エポキシ樹
脂硬化層は23で、ポリオレフイン被覆シートは
24で示されている。ポリオレフイン被覆シート
を構成する未変性ポリオレフインシートは25で
示され、変性ポリオレフイン層は26で示されて
いる。
すなわち、第2図に示した構成においては、反
応硬化性樹脂層22とエポキシ樹脂硬化層23と
の間に反応硬化性樹脂中間層27を介在させてい
る。
反応硬化性樹脂中間層を介在させる方法におい
ても、ポリオレフイン被覆シートは、上述のもの
を使用することができる。ただし、ポリオレフイ
ン被覆シートに付設するエポキシ樹脂硬化層の有
機ポリアミン硬化剤として、特に後述する複素環
状変性ポリアミンを使用することが好ましい。
金属材料表面に付設する反応硬化性樹脂層を形
成する樹脂は、実質的に上述のエポキシ樹脂と同
一のものを使用することができる。ただし、反応
硬化性樹脂中間層を反応硬化性樹脂層とエポキシ
樹脂硬化層との間に介在させるので、反応硬化性
樹脂層は反応硬化性樹脂中間層を形成する樹脂と
の接着性を考慮すれば、エポキシ樹脂硬化層との
接着性を特に考慮する必要がない。従つて、耐候
性が優れたエポキシ樹脂を生成する複素環状変性
ポリアミンあるいは芳香族変性ポリアミンを原料
の有機ポリアミンとして使用することができると
の利点がある。
複素環状変性ポリアミンの例としては、 を挙げることができ、 芳香族変性ポリアミンの例としては を挙げることができる。
反応硬化性樹脂中間層を形成する樹脂として
は、エポキシ樹脂硬化層および反応硬化性樹脂層
の双方に実質的な接着性を有する樹脂を使用す
る。
使用する樹脂の例としては、エポキシ樹脂およ
びポリウレタン樹脂を挙げることができる。特に
ポリウレタン樹脂を使用することが好ましい。ポ
リウレタン樹脂は、通常のものを使用することが
できる。
なお、上記中間層の材料としてエポキシ樹脂を
使用する場合にはエポキシ樹脂硬化層および反応
硬化性樹脂層の両者と良好な接着性を有する樹脂
を選択して使用することが必要である。
反応硬化性樹脂中間層をエポキシ樹脂硬化層と
反応硬化性樹脂硬化層との間に介在させる方法と
しては、金属材料表面に付設された反応硬化性樹
脂層上にその硬化反応終了前に塗布する方法を利
用することも可能であるが、一般には被覆シート
側のエポキシ樹脂硬化層上に塗布する方法が利用
される。
なお、ポリオレフイン被覆シート上に塗布され
た反応硬化性樹脂中間層は通常は、未硬化の状態
のまま反応硬化性樹脂層上に積層されて接着され
る。ただし、常に未硬化であることを要するもの
ではなく、反応硬化性樹脂層が未硬化の状態であ
るので反応硬化性樹脂中間層が硬化した状態であ
つても強固に接着して良好な耐候性を示す。すな
わち、上記の反応硬化性樹脂中間層の代りに、た
とえば硬化ポリウレタン樹脂などのような硬化樹
脂中間層を利用することもできる。
ただし、反応硬化性樹脂層上に塗布する方法を
利用する場合には、反応硬化性樹脂中間層を形成
する樹脂が接着性を有している間(たとえば、硬
化反応が終了する以前)にポリオレフイン被覆シ
ートを積層し、接着する。
反応硬化性樹脂中間層の厚さは、3〜200μm、
好ましくは10〜100μmの範囲である。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 厚さ2mmの低密度ポリエチレン(MI:0.1g/
10分、密度:0.925g/cm3)のシート(カーボン
濃度:2.5重量%)の表面にマレイン化ポリエチ
レン(MI:1.5g/10分、密度:0.922g/cm3、マ
レイン化当量:1×10-5モル/gPE)よりなる
変性ポリオレフイン層をTダイ成形により層厚
0.5mmとなるように付設した。
このマレイン化ポリエチレン層上にビスフエノ
ールA型(エポキシ当量、190)と脂肪族変性ポ
リアミン(油化シエルエポキシ(株)製、エポキユア
ー3012)とからなるエポキシ樹脂をエアレスガン
を用いて約30μmの厚さに均一に塗布したのち、
80×500cmの熱板表面に離型用テフロンシートを
貼つた大型プレス機を用い、温度160℃、圧力0.1
Kg/cm2の条件にて3分間加圧したのち冷却し、こ
れを80×160cmに裁断してエポキシ樹脂硬化層を
有するポリエチレンシート(ポリオレフイン被覆
シート)を製造した。
桟橋の基礎杭に模して付設した鋼管杭(直径
508mm、肉厚9mm)の干満帯スプラツシユゾーン
に相当する部分をサンドブラストにて表面処理し
たのち、その表面に上記と同じエポキシ樹脂を塗
布厚さ約40μmになるように塗布したのち、ただ
ちに上記の防食被覆シートを、そのエポキシ樹脂
硬化層と上記のエポキシ樹脂未硬化層とが対面す
るように積層し、ゴムベルトで仮固定した。
なお、防食被覆シートのつき合わせ部に約2mm
の隙間が生じたが、ポリサルフアイド系弾性シー
ラントを用いて目地埋めを行なつた。
施工当日の最高気温は約30℃であり、約24時間
で反応硬化性樹脂であるエポキシ樹脂は硬化して
接着強度が発現し始めた。
48時間後、防食被覆シートのピール強度を測定
したところ、ピール強度が約15Kg/cmの時点でエ
ポキシ樹脂硬化層とマレイン化ポリエチレン層と
の間で界面剥離が発生した。
防食被覆材を付設した鋼管杭を二年間、飛沫帯
および干満体に曝される条件にて放置した。
二年後、観察したところ外観に殆ど変化は見ら
れず、また上記と同様の条件でピール強度を測定
したところ、約14Kg/cmであつた。
ピール強度測定のために剥がした部分の鋼管杭
に表面に錆などの発生は見られなかつた。
実施例 2 実施例1において、エポキシ樹脂硬化層および
反応硬化性樹脂層を形成するエポキシ樹脂の有機
ポリアミン硬化材として複素環状変性アミン(油
化シエルエポキシ(株)製、エポメートB−001、ア
ミン価:280)を使用し、さらに、ポリエチレン
シートのエポキシ樹脂硬化層上にポリウレタンプ
レポリマー(第一工業薬品(株)製、商品名Mac
Flex 350u)を約30μmの厚さに塗布して、この
ポリウレタンプレポリマーとエポキシ未硬化樹脂
層(反応硬化性樹脂層)とが対面するように配置
した以外は同様にして鋼管杭の防食被覆を行なつ
た。
なお、施工当日の最高気温は約30℃であり、約
24時間で反応硬化性樹脂であるエポキシ樹脂は硬
化して接着強度が発現し始めた。
48時間後、一枚の防食被覆材のピール強度を測
定したところ、ピール強度が約7Kg/cmであつ
た。
防食被覆材を付設した鋼管杭を実施例1と同じ
条件にて二年間放置した。
二年後、観察したところ外観に殆ど変化は見ら
れず、また、上記と同様の条件でピール強度を測
定したところ、約6Kg/cmであつた。
ピール強度測定のために剥がした部分の鋼管杭
に表面に錆などの発生は見られなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、金属材料の表面に防食被覆シートを
付設した一態様例を模式的に示す図である。第2
図は、金属材料の表面に防食被覆シートを付設し
た他の態様例を模式例に示す図である。 11:金属材料、12:反応硬化性樹脂層、1
3:エポキシ樹脂硬化層、14:ポリオレフイン
被覆シート、15:未変性ポリオレフインシー
ト、16:変性ポリオレフイン層、21:金属材
料、22:反応硬化性樹脂層、23:エポキシ樹
脂硬化層、24:ポリオレフイン被覆シート、2
5:未変性ポリオレフインシート、26:変性ポ
リオレフイン層、27:反応硬化性樹脂中間層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属材料の表面に反応硬化性樹脂層を付設
    し、この反応硬化性樹脂層の上に、エポキシ樹脂
    硬化層を有するポリオレフイン被覆シートを、エ
    ポキシ樹脂硬化層が反応硬化性樹脂層と対面する
    ように積層した後、該反応硬化性樹脂層の硬化を
    完了させてポリオレフイン被覆シートを接着させ
    ることを特徴とする金属材料表面の防食被覆法。 2 ポリオレフイン被覆シートに設けられたエポ
    キシ樹脂硬化層と金属材料表面に付設された反応
    硬化性樹脂層との接着を、その間に反応硬化性樹
    脂中間層を介在させて行なうことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の金属材料表面の防食被
    覆法。 3 ポリオレフイン被覆シートが未変性ポリオレ
    フイン層と変性ポリオレフイン層とからなるもの
    であつて、該エポキシ樹脂硬化層が該変性ポリオ
    レフイン層上に積層されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の金属
    材料表面の防食被覆法。 4 ポリオレフイン被覆シートが変性ポリオレフ
    インの成形物であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項もしくは第2項記載の金属材料表面の
    防食被覆法。 5 上記変性ポリオレフインがマレイン酸変性ポ
    リオレフインからなることを特徴とする特許請求
    の範囲第3項もしくは第4項記載の金属材料表面
    の防食被覆法。 6 上記エポキシ樹脂硬化層がビスフエノールA
    と変性脂肪族ポリアミンとの硬化物により形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    もしくは第2項記載の金属材料表面の防食被覆
    法。 7 上記反応硬化性樹脂層を形成する樹脂が二液
    硬化性エポキシ樹脂であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項もしくは第2項記載の金属材料
    表面の防食被覆法。
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