JPH0519507B2 - - Google Patents
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- JPH0519507B2 JPH0519507B2 JP1081795A JP8179589A JPH0519507B2 JP H0519507 B2 JPH0519507 B2 JP H0519507B2 JP 1081795 A JP1081795 A JP 1081795A JP 8179589 A JP8179589 A JP 8179589A JP H0519507 B2 JPH0519507 B2 JP H0519507B2
- Authority
- JP
- Japan
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- carbon
- impregnated
- treatment
- molded product
- primary molded
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は炭素/炭素複合材料の製造法に係
り、特に炭素繊維強化プラスチツク(以下、
CFRPと言う)製の一次成形品に所定の処理を加
える炭素/炭素複合材料の製造法に関するもので
ある。
り、特に炭素繊維強化プラスチツク(以下、
CFRPと言う)製の一次成形品に所定の処理を加
える炭素/炭素複合材料の製造法に関するもので
ある。
(従来の技術)
炭素/炭素複合材料は、1000℃以上の高温にお
いても高強度、高弾性率を維持し、且つ熱膨張率
が小さい等の特異な性質を有する材料であり、航
空宇宙機器の部品、ブレーキ、炉材等への利用が
期待されている。
いても高強度、高弾性率を維持し、且つ熱膨張率
が小さい等の特異な性質を有する材料であり、航
空宇宙機器の部品、ブレーキ、炉材等への利用が
期待されている。
炭素質ピツチは、その炭化収率が高いことから
高密度炭素材料及び炭素/炭素複合材料のマトリ
ツクスの原料として利用されている。しかしなが
ら、炭化時にガス発生による気泡や亀裂等を生成
するという欠点があり、これを解決する方法とし
てHot Isostatic Pressing(熱間静水圧加圧;
HIP)が用いられている。この場合、炭化時に発
生するガスがヒーターや断熱材等の炉内部材を汚
染し、場合によつては装置破損をきたす恐れがあ
る。このため、炭素材料及び炭素/炭素複合材料
の製造を目的としたHIPでは、原料をガラスある
いはステンレス等の密閉型の容器(コンテナ)に
入れる、所謂キヤニングが行われる。
高密度炭素材料及び炭素/炭素複合材料のマトリ
ツクスの原料として利用されている。しかしなが
ら、炭化時にガス発生による気泡や亀裂等を生成
するという欠点があり、これを解決する方法とし
てHot Isostatic Pressing(熱間静水圧加圧;
HIP)が用いられている。この場合、炭化時に発
生するガスがヒーターや断熱材等の炉内部材を汚
染し、場合によつては装置破損をきたす恐れがあ
る。このため、炭素材料及び炭素/炭素複合材料
の製造を目的としたHIPでは、原料をガラスある
いはステンレス等の密閉型の容器(コンテナ)に
入れる、所謂キヤニングが行われる。
しかしながら、密閉型の容器(コンテナ)を用
いる場合には、シール機能を付与するために、真
空封入等のキヤニング工程が必要となり、さらに
緻密化のための再含浸時にはコンテナ削除と再キ
ヤニングが必要となる。このため製造プロセスが
煩雑になるという問題があり、さらにコンテナ内
の発生ガスの内圧により、処理物にクラツクが入
つたり、コンテナの変形により炭素繊維の織物が
変形または損傷することがある。
いる場合には、シール機能を付与するために、真
空封入等のキヤニング工程が必要となり、さらに
緻密化のための再含浸時にはコンテナ削除と再キ
ヤニングが必要となる。このため製造プロセスが
煩雑になるという問題があり、さらにコンテナ内
の発生ガスの内圧により、処理物にクラツクが入
つたり、コンテナの変形により炭素繊維の織物が
変形または損傷することがある。
そこで、本出願人は開放型の容器を使用した炭
素/炭素複合材料の製造法を開発し、既に特願昭
62−330018号(特開平1−264966)で出願済みで
ある。この製造法によると上記の欠点が解消され
た炭素/炭素複合材料が得られる。
素/炭素複合材料の製造法を開発し、既に特願昭
62−330018号(特開平1−264966)で出願済みで
ある。この製造法によると上記の欠点が解消され
た炭素/炭素複合材料が得られる。
なお、本発明に関連する先行技術としては、特
願昭63−63172号(特開平1239064)、特願昭63−
282387号(特開平2−129069)、特開昭62−59509
号である。
願昭63−63172号(特開平1239064)、特願昭63−
282387号(特開平2−129069)、特開昭62−59509
号である。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記特許に示されているCFRP
から出発しないHIPによる製法だけでは強度特性
を向上するには限界があり、さらに複雑な形状の
部品に成形するための成形性の面でも改善の余地
がある。
から出発しないHIPによる製法だけでは強度特性
を向上するには限界があり、さらに複雑な形状の
部品に成形するための成形性の面でも改善の余地
がある。
そこで、この発明は上記従来の欠点を解消する
ためになされたものであつて、その目的は、一層
強度特性が優れ、且つ複雑な形状の部品を成形す
ることができる炭素/炭素複合材料の製造法を提
供することにある。
ためになされたものであつて、その目的は、一層
強度特性が優れ、且つ複雑な形状の部品を成形す
ることができる炭素/炭素複合材料の製造法を提
供することにある。
(課題を解決するための手段)
そこでこの発明の第1請求項による炭素/炭素
複合材料の製造法では、CFRP製の一次成形品を
炭化処理及び黒鉛化処理のいずれか一方又は双方
を施した後に、上記一次成形品に炭素質ピツチを
含浸し、この含浸物を開放型処理容器に入れ、熱
間静水圧下で熱処理し、必要に応じてさらに炭化
処理及び黒鉛化処理のいずれか一方又は双方を施
している。
複合材料の製造法では、CFRP製の一次成形品を
炭化処理及び黒鉛化処理のいずれか一方又は双方
を施した後に、上記一次成形品に炭素質ピツチを
含浸し、この含浸物を開放型処理容器に入れ、熱
間静水圧下で熱処理し、必要に応じてさらに炭化
処理及び黒鉛化処理のいずれか一方又は双方を施
している。
上記第1請求項の製造法においては、CFRP一
次成形品を使用することにより、強度特性が従来
より向上し、複雑形状への対応が容易になる。
次成形品を使用することにより、強度特性が従来
より向上し、複雑形状への対応が容易になる。
次に第2請求項では更に上記一次成形品とし
て、炭素繊維のトウに熱硬化性樹脂、例えばフエ
ノール樹脂またはフラン樹脂などを含浸し、この
含浸物を加圧下で熱処理して製造している。
て、炭素繊維のトウに熱硬化性樹脂、例えばフエ
ノール樹脂またはフラン樹脂などを含浸し、この
含浸物を加圧下で熱処理して製造している。
上記第2請求項においては、良質な一次成形品
を製造することが可能になる。
を製造することが可能になる。
第3請求項では、更に上記加圧熱処理を排気機
構付HIPにて行つている。
構付HIPにて行つている。
この第3請求項においては、多量の処理物から
発生するガスを排気しながら熱処理を行うため
に、開放型処理容器を用いてもHIP装置の汚染、
破損が起こることなく多量のHIP処理を施すこと
が可能となる。
発生するガスを排気しながら熱処理を行うため
に、開放型処理容器を用いてもHIP装置の汚染、
破損が起こることなく多量のHIP処理を施すこと
が可能となる。
以下、この発明による炭素/炭素複合材料の製
造法について詳述する。
造法について詳述する。
この発明の方法により炭素/炭素複合材料を製
造する場合には、HIP装置による熱処理工程の前
に、CFRP製の一次成形品を製造する。一次成形
品は炭素繊維のトウに熱硬化性樹脂を含浸し、必
要に応じて室温〜百数十℃で乾燥する。この含浸
物をキユアー工程で加圧下において熱処理して
CFRPを製造する。キユアー工程では、加圧用の
一軸プレス又はオートクレープを用いて数Kg/cm2
〜数百Kg/cm2の圧力下で百数十℃に加熱する。さ
らに必要ならば50℃〜数百℃でポストキユアーを
施す。
造する場合には、HIP装置による熱処理工程の前
に、CFRP製の一次成形品を製造する。一次成形
品は炭素繊維のトウに熱硬化性樹脂を含浸し、必
要に応じて室温〜百数十℃で乾燥する。この含浸
物をキユアー工程で加圧下において熱処理して
CFRPを製造する。キユアー工程では、加圧用の
一軸プレス又はオートクレープを用いて数Kg/cm2
〜数百Kg/cm2の圧力下で百数十℃に加熱する。さ
らに必要ならば50℃〜数百℃でポストキユアーを
施す。
上記熱硬化性樹脂とは、フエノール樹脂あるい
はフラン樹脂単独あるいはそれらの混合樹脂ある
いはエポキシ樹脂など他の樹脂と混合した熱硬化
性樹脂を言う。含浸の際には粘度を下げるため
に、溶剤でカツトバツクしたり、加熱することも
できる。溶剤としては、メチルエチルケトン、メ
タノール、キシレン等が使用できる。
はフラン樹脂単独あるいはそれらの混合樹脂ある
いはエポキシ樹脂など他の樹脂と混合した熱硬化
性樹脂を言う。含浸の際には粘度を下げるため
に、溶剤でカツトバツクしたり、加熱することも
できる。溶剤としては、メチルエチルケトン、メ
タノール、キシレン等が使用できる。
上記一次成形品用の炭素繊維としてはピツチ
系、ポリアクリロニトリル系あるいはレーヨン系
のいずれも使用できるが、ピツチ系炭素繊維が好
ましい。また炭素繊維は、通常直径5〜100μmの
炭素繊維の500〜100000本の繊維束(トウ)とし
て用いられ、通常一方向積層物、2次元織物ある
いはその積層物、3次元織物、マツト状成形物、
フエルト状成形物等のように2次元あるいは3次
元に成形して用いる。
系、ポリアクリロニトリル系あるいはレーヨン系
のいずれも使用できるが、ピツチ系炭素繊維が好
ましい。また炭素繊維は、通常直径5〜100μmの
炭素繊維の500〜100000本の繊維束(トウ)とし
て用いられ、通常一方向積層物、2次元織物ある
いはその積層物、3次元織物、マツト状成形物、
フエルト状成形物等のように2次元あるいは3次
元に成形して用いる。
次にこの発明の製造法によると、上記一次成形
品に炭化処理及び黒鉛化処理の何れか一方又は双
方を順次に施す。この熱処理工程の炭化処理は
600〜2000℃で行い、黒鉛化処理は2000〜3000℃
で行う。以上の熱処理工程の後に炭素質ピツチ含
浸工程へ進み、上記一次成形品に炭素質ピツチを
含浸する。次の工程で当該含浸物は開放型容器に
入れられて、HIP装置でHIP処理される。
品に炭化処理及び黒鉛化処理の何れか一方又は双
方を順次に施す。この熱処理工程の炭化処理は
600〜2000℃で行い、黒鉛化処理は2000〜3000℃
で行う。以上の熱処理工程の後に炭素質ピツチ含
浸工程へ進み、上記一次成形品に炭素質ピツチを
含浸する。次の工程で当該含浸物は開放型容器に
入れられて、HIP装置でHIP処理される。
この発明でいう炭素質ピツチとは、軟化点100
〜400℃、好ましくは150〜350℃の範囲の石炭系
あるいは石油系のピツチである。炭素質ピツチ
は、光学的に等方性のピツチあるいは異方性のピ
ツチのいずれも使用できるが、光学的異方性相の
含量が60〜100%の光学的異方性ピツチが特に好
ましく用いられる。
〜400℃、好ましくは150〜350℃の範囲の石炭系
あるいは石油系のピツチである。炭素質ピツチ
は、光学的に等方性のピツチあるいは異方性のピ
ツチのいずれも使用できるが、光学的異方性相の
含量が60〜100%の光学的異方性ピツチが特に好
ましく用いられる。
炭素質ピツチの含浸は炭素質ピツチを加熱、溶
融することにより達成されるが、含浸時の粘度を
下げるために、溶剤でカツト・バツクすることも
できる。溶剤としては、芳香族炭化水素、ピリジ
ン、キノリン等が使用できる。
融することにより達成されるが、含浸時の粘度を
下げるために、溶剤でカツト・バツクすることも
できる。溶剤としては、芳香族炭化水素、ピリジ
ン、キノリン等が使用できる。
開放型処理物容器とは、シール機能のない容器
である。材質としては、軟鋼、ステンレス等の金
属、ガラス、黒鉛あるいはセラミツクス等が使用
温度あるいは使用目的等によつて適宜選択でき
る。本発明者らの検討結果によれば、上記炭素質
ピツチを熱間静水圧加圧により熱処理する場合に
は、密閉型容器を使用せずとも、被処理物の形状
が維持でき、しかも開放型容器を使用する場合に
は、発生ガスの内圧により、処理物にクラツクが
入るのを防止できることが判明した。なお、この
開放型容器内に処理品からの発生ガスを物理的あ
るいは化学的に捕獲するもの、例えばカーボンフ
エルト、耐火物フエルト、鉄粉等を充填すること
もできる。
である。材質としては、軟鋼、ステンレス等の金
属、ガラス、黒鉛あるいはセラミツクス等が使用
温度あるいは使用目的等によつて適宜選択でき
る。本発明者らの検討結果によれば、上記炭素質
ピツチを熱間静水圧加圧により熱処理する場合に
は、密閉型容器を使用せずとも、被処理物の形状
が維持でき、しかも開放型容器を使用する場合に
は、発生ガスの内圧により、処理物にクラツクが
入るのを防止できることが判明した。なお、この
開放型容器内に処理品からの発生ガスを物理的あ
るいは化学的に捕獲するもの、例えばカーボンフ
エルト、耐火物フエルト、鉄粉等を充填すること
もできる。
この発明において、開放型容器を用いることに
より、十分な効果を達成できるが、必要に応じ、
例えば多量の処理物を熱処理する場合には、排気
機構付HIP装置を用いることが好ましい。排気機
構付HIPとは、HIP中に被処理物から発生するガ
ス成分を連続制御して排出できる機構を有する装
置であり、具体的には発生するガスの除去量をそ
の生成量や拡散速度に応じて調節できる排出機構
を備えた装置である。このガス排出機構は、炉内
圧媒ガスとの熱交換器及び炉外での冷却器、減圧
装置、流量調節弁等より成る。この排気機構付
HIP装置の詳細は本発明者による特願昭62−
25317号に詳しく記載されている。
より、十分な効果を達成できるが、必要に応じ、
例えば多量の処理物を熱処理する場合には、排気
機構付HIP装置を用いることが好ましい。排気機
構付HIPとは、HIP中に被処理物から発生するガ
ス成分を連続制御して排出できる機構を有する装
置であり、具体的には発生するガスの除去量をそ
の生成量や拡散速度に応じて調節できる排出機構
を備えた装置である。このガス排出機構は、炉内
圧媒ガスとの熱交換器及び炉外での冷却器、減圧
装置、流量調節弁等より成る。この排気機構付
HIP装置の詳細は本発明者による特願昭62−
25317号に詳しく記載されている。
このHIP装置における加圧熱処理の条件は、不
活性ガスにより50〜10000Kg/cm2、好ましくは200
〜2000Kg/cm2に加圧し、100〜3000℃、好ましく
は400〜2000℃において実施することができる。
圧媒ガスとしてはアルゴン、窒素ヘリウム等の不
活性ガスが使用できる。さらに、排気機構付HIP
装置を用いる場合には、熱処理時に生成するガス
を分析しながら操作を行うことができるのも大き
な特徴であり、本発明者らの検討によれば、C2
以上のガスが実質上生成しなくなるまで熱処理を
行うのが望ましい。ここでいう実質上生成しなく
なるとは、排気ガス中の濃度が10ppm以下、好ま
しくは5ppm以下になることをいう。
活性ガスにより50〜10000Kg/cm2、好ましくは200
〜2000Kg/cm2に加圧し、100〜3000℃、好ましく
は400〜2000℃において実施することができる。
圧媒ガスとしてはアルゴン、窒素ヘリウム等の不
活性ガスが使用できる。さらに、排気機構付HIP
装置を用いる場合には、熱処理時に生成するガス
を分析しながら操作を行うことができるのも大き
な特徴であり、本発明者らの検討によれば、C2
以上のガスが実質上生成しなくなるまで熱処理を
行うのが望ましい。ここでいう実質上生成しなく
なるとは、排気ガス中の濃度が10ppm以下、好ま
しくは5ppm以下になることをいう。
HIP装置において加圧熱処理した処理物は、必
要に応じてさらに炭化処理及び黒鉛化処理のいず
れか一方又は双方を行う。炭化処理は不活性ガス
中で600〜2000℃、黒鉛化処理は不活性ガス中で
2000〜3000℃において行う。
要に応じてさらに炭化処理及び黒鉛化処理のいず
れか一方又は双方を行う。炭化処理は不活性ガス
中で600〜2000℃、黒鉛化処理は不活性ガス中で
2000〜3000℃において行う。
以上の炭素質ピツチ含浸工程から黒鉛化処理工
程までの工程は必要に応じて数回繰り返して行つ
て、強度特性に優れ、且つ複雑形状の炭素/炭素
複合材料を製造する。
程までの工程は必要に応じて数回繰り返して行つ
て、強度特性に優れ、且つ複雑形状の炭素/炭素
複合材料を製造する。
複合材料における炭素繊維の体積含有率は、目
的によつて任意に決定されるが、通常は5〜70%
である。
的によつて任意に決定されるが、通常は5〜70%
である。
(発明の効果)
この発明の第1請求項による炭素/炭素複合材
料の製造法においては、CFRP製の一次成形品を
使用するので、強度特性を従来より向上でき、複
雑形状の部品をも容易に製造できる。
料の製造法においては、CFRP製の一次成形品を
使用するので、強度特性を従来より向上でき、複
雑形状の部品をも容易に製造できる。
第2請求項においては、第1請求項の効果に加
えて、更に良質な一次成形品を製造することがで
きる。
えて、更に良質な一次成形品を製造することがで
きる。
第3請求項においては、第1又は第2請求項の
効果に加えて処理物から発生するガスを排気機構
で排出して多量の処理物を能率よくHIP処理でき
る。また、発生するガスの量、質を監視すること
によつて処理の進行状態を判断することができ、
HIP処理を一層完全に施すことができる。
効果に加えて処理物から発生するガスを排気機構
で排出して多量の処理物を能率よくHIP処理でき
る。また、発生するガスの量、質を監視すること
によつて処理の進行状態を判断することができ、
HIP処理を一層完全に施すことができる。
(実施例)
以下に実施例をあげ、この発明を具体的に説明
するが、この発明はこれらに限定されるものでは
ない。
するが、この発明はこれらに限定されるものでは
ない。
実施例 1
直径7μmのPAN系炭素繊維の3000本束の3次
元織物(直交織)にメチルエチルケトン1重量%
を含むフエノール樹脂溶液を含浸し、室温で1時
間、80℃で2時間乾燥させ、150℃で1時間キユ
アー、200℃で2時間ポストキユアーを行い、
CFRP一次成形品を得た。
元織物(直交織)にメチルエチルケトン1重量%
を含むフエノール樹脂溶液を含浸し、室温で1時
間、80℃で2時間乾燥させ、150℃で1時間キユ
アー、200℃で2時間ポストキユアーを行い、
CFRP一次成形品を得た。
このCFRPを窒素雰囲気中1500℃、1時間炭化
処理を施した。繊維体積含有率は40vol%であつ
た。
処理を施した。繊維体積含有率は40vol%であつ
た。
この成形品に軟化点280℃の光学的異方性相100
%の石油系ピツチを含浸し、HIP装置で開放型容
器に入れて、アルゴンガスにより、400Kg/cm2に
加圧した後に、400℃まで1℃/分、550℃まで
0.5℃/分、800℃まで5℃/分、1000℃まで2
℃/分で昇温して、加圧炭化処理した。1000℃に
おける圧力は1000Kg/cm2であつた。さらに窒素雰
囲気中1500℃、1時間の炭化処理を施した。この
含浸、HIP、1500Kg炭化処理を3回繰り返した。
%の石油系ピツチを含浸し、HIP装置で開放型容
器に入れて、アルゴンガスにより、400Kg/cm2に
加圧した後に、400℃まで1℃/分、550℃まで
0.5℃/分、800℃まで5℃/分、1000℃まで2
℃/分で昇温して、加圧炭化処理した。1000℃に
おける圧力は1000Kg/cm2であつた。さらに窒素雰
囲気中1500℃、1時間の炭化処理を施した。この
含浸、HIP、1500Kg炭化処理を3回繰り返した。
得られた炭素/炭素複合材料はかさ密度
1.75g/cm2であつた。
1.75g/cm2であつた。
実施例 2
直径10μmのピツチ系炭素繊維の3000本束の2
次元織物(平織)に、実施例1と同じフエノール
樹脂溶液を含浸し、室温で1時間、80℃で2時間
乾燥させ、この含浸を6枚積層し、一軸加圧下で
1時間キユアーし、さらに、200℃で2時間のポ
ストキユアーを行い、CFRP一次成形品を得た。
次元織物(平織)に、実施例1と同じフエノール
樹脂溶液を含浸し、室温で1時間、80℃で2時間
乾燥させ、この含浸を6枚積層し、一軸加圧下で
1時間キユアーし、さらに、200℃で2時間のポ
ストキユアーを行い、CFRP一次成形品を得た。
このCFRPを窒素雰囲気中2000℃、1時間炭化
処理した。この結果、繊維体積含有率はそれぞれ
60vol%であつた。
処理した。この結果、繊維体積含有率はそれぞれ
60vol%であつた。
この成形品に実施例1と同じ含浸、HIP、1500
℃炭化処理を3回施した。
℃炭化処理を3回施した。
得られた炭素/炭素複合材料はかさ密度
1.83g/cm3、曲げ強度35Kg/mm2であつた。
1.83g/cm3、曲げ強度35Kg/mm2であつた。
比較例 1
実施例2と同じCFRP一次成形体を、実施例2
と同じ2000℃炭化処理及び含浸をし、常圧窒素雰
囲気で実施例1のHIP処理と同じ昇温条件で炭化
処理を行い、さらに2000℃1時間の炭化処理を行
つた。この含浸、1000℃炭化処理及び2000℃炭化
処理を3回繰り返した。
と同じ2000℃炭化処理及び含浸をし、常圧窒素雰
囲気で実施例1のHIP処理と同じ昇温条件で炭化
処理を行い、さらに2000℃1時間の炭化処理を行
つた。この含浸、1000℃炭化処理及び2000℃炭化
処理を3回繰り返した。
得られた炭素/炭素複合材料はかさ密度
1.53g/cm3、曲げ強度10Kg/mm2であり、ち密化が
ほとんどなされていなかつた。
1.53g/cm3、曲げ強度10Kg/mm2であり、ち密化が
ほとんどなされていなかつた。
実施例 3
実施例2と同じCFRP一次成形品を窒素雰囲気
中で1000℃1時間炭化処理し、実施例1と同じピ
ツチを含浸した。
中で1000℃1時間炭化処理し、実施例1と同じピ
ツチを含浸した。
これを開放型容器に入れて、排気機構付HIP装
置でアルゴンガスにより1000Kg/cm3に加圧し、
2Nm3/時間で排気しながら、550℃まで1℃/
分、1000℃まで3℃/分で昇温して加圧炭化処理
した。この含浸、HIP処理を2回繰り返した。
置でアルゴンガスにより1000Kg/cm3に加圧し、
2Nm3/時間で排気しながら、550℃まで1℃/
分、1000℃まで3℃/分で昇温して加圧炭化処理
した。この含浸、HIP処理を2回繰り返した。
得られた炭素/炭素複合材料はかさ密度
1.88g/cm3、曲げ強度40Kg/mm2であつた。
1.88g/cm3、曲げ強度40Kg/mm2であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭素繊維強化プラスチツク製の一次成形品を
炭化処理及び黒鉛化処理のいずれか一方又は双方
を施した後に、上記一次成形品に炭素質ピツチを
含浸し、この含浸物を開放型処理容器に入れ、熱
間静水圧加圧下で熱処理し、必要に応じてさらに
炭化処理及び黒鉛化処理のいずれか一方又は双方
を施すことを特徴とする炭素/炭素複合材料の製
造法。 2 一次成形品は、炭素繊維のトウに熱硬化性樹
脂を含浸し、この含浸物を加圧下で熱処理して製
造することを特徴とする上記第1請求項に記載の
炭素/炭素複合材料の製造法。 3 加圧熱処理を排気機構付熱間静水圧加圧装置
にて行うことを特徴とする上記第1又は第2請求
項に記載の炭素/炭素複合材料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1081795A JPH02258676A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1081795A JPH02258676A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02258676A JPH02258676A (ja) | 1990-10-19 |
| JPH0519507B2 true JPH0519507B2 (ja) | 1993-03-16 |
Family
ID=13756427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1081795A Granted JPH02258676A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH02258676A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6284291A (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-17 | 株式会社神戸製鋼所 | 熱間静水圧成形装置 |
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-
1989
- 1989-03-31 JP JP1081795A patent/JPH02258676A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02258676A (ja) | 1990-10-19 |
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