JPH054945B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH054945B2 JPH054945B2 JP62330018A JP33001887A JPH054945B2 JP H054945 B2 JPH054945 B2 JP H054945B2 JP 62330018 A JP62330018 A JP 62330018A JP 33001887 A JP33001887 A JP 33001887A JP H054945 B2 JPH054945 B2 JP H054945B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- pitch
- container
- pressure
- carbonization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、炭素材料および炭素/炭素複合材料
の製造法に関する。
の製造法に関する。
従来の技術および発明が解決しようとする問題点
炭素質ピツチは、その炭化収率が高いことから
高密度炭素材料の原料として利用されている。し
かしながら、炭化時にガス発生による気泡や亀裂
などを生成するという問題があり、これを解決す
る方法としてHot Isostatic Pressing(熱間静水
圧加圧、HIP)が用いられている。この場合、炭
化時に発生するガスがヒーターや断熱材などの炉
内部材を汚染し、場合によつては装置破損をきた
す恐れがある。このため、炭素材料の製造を億滴
としたHIPでは、原料をガラスあるいはステンレ
スなど密閉型の容器(コンテナ)に入れる、いわ
ゆるキヤニングが行われる。またこのコンテナ
は、熱処理中に被処理物の形状を維持するという
目的も兼ねている。一方、炭素/炭素複合材料
は、1000℃以上の高温においても高強度、高弾性
率を維持し、かつ熱膨張率が小さい等の特異な性
質を有する材料であり、航空宇宙機器の部品、ブ
レーキ、炉材等への利用が期待されている。炭素
質ピツチは、前記の特性から、炭素/炭素複合材
料のマトリツクス用プリカーサとしても使用され
ているが、この炭化過程においてもHIPが用いら
れており、この場合にも原料をガラスあるいはス
テンレス製のコンテナに入れる、いわゆるキヤニ
ングが行われる。
高密度炭素材料の原料として利用されている。し
かしながら、炭化時にガス発生による気泡や亀裂
などを生成するという問題があり、これを解決す
る方法としてHot Isostatic Pressing(熱間静水
圧加圧、HIP)が用いられている。この場合、炭
化時に発生するガスがヒーターや断熱材などの炉
内部材を汚染し、場合によつては装置破損をきた
す恐れがある。このため、炭素材料の製造を億滴
としたHIPでは、原料をガラスあるいはステンレ
スなど密閉型の容器(コンテナ)に入れる、いわ
ゆるキヤニングが行われる。またこのコンテナ
は、熱処理中に被処理物の形状を維持するという
目的も兼ねている。一方、炭素/炭素複合材料
は、1000℃以上の高温においても高強度、高弾性
率を維持し、かつ熱膨張率が小さい等の特異な性
質を有する材料であり、航空宇宙機器の部品、ブ
レーキ、炉材等への利用が期待されている。炭素
質ピツチは、前記の特性から、炭素/炭素複合材
料のマトリツクス用プリカーサとしても使用され
ているが、この炭化過程においてもHIPが用いら
れており、この場合にも原料をガラスあるいはス
テンレス製のコンテナに入れる、いわゆるキヤニ
ングが行われる。
しかしながら、密閉型の容器(コンテナ)を用
いる場合には、シール機能を付与するために、真
空封入などのキヤニング工程が必要となり、さら
に緻密化のための再含浸時にはコンテナ削除と再
キヤニングが必要となる。このため製造プロセス
が煩雑になるという問題があり、さらに発生ガス
の内圧により、処理物にクラツクが入つたり、コ
ンテナの圧力により炭素繊維の織物が変形するこ
とがある。
いる場合には、シール機能を付与するために、真
空封入などのキヤニング工程が必要となり、さら
に緻密化のための再含浸時にはコンテナ削除と再
キヤニングが必要となる。このため製造プロセス
が煩雑になるという問題があり、さらに発生ガス
の内圧により、処理物にクラツクが入つたり、コ
ンテナの圧力により炭素繊維の織物が変形するこ
とがある。
問題点を解決するための手段
本発明者らは、前記問題点を解決し、簡便かつ
高性能な炭素材料および炭素/炭素複合材料の製
造プロセスを開発すべく研究した結果、本発明の
完成に至つた。
高性能な炭素材料および炭素/炭素複合材料の製
造プロセスを開発すべく研究した結果、本発明の
完成に至つた。
本発明は(1) 軟化点100〜400℃を有する炭素質
ピツチを開放型処理物容器に入れ、熱間静水圧装
置を使用し、液体加圧媒体を介在させることなく
気体加圧媒体により50〜10000Kg/cm2に加圧し100
〜3000℃で熱処理し、必要に応じてさらに炭化あ
るいは黒鉛化することを特徴とする炭素材料の製
造法、および(2) 炭素繊維のトウに軟化点100〜
400℃を有する炭素質ピツチを含浸し、この含浸
物を開放型処理物容器に入れ、熱間静水圧装置を
使用し、液体加圧媒体を介在させることなく気体
加圧媒体により50〜10000Kg/cm2に加圧し100〜
3000℃で熱処理し、必要に応じてさらに炭化ある
いは黒鉛化することを特徴とする炭素/炭素複合
材料の製造法に関する。
ピツチを開放型処理物容器に入れ、熱間静水圧装
置を使用し、液体加圧媒体を介在させることなく
気体加圧媒体により50〜10000Kg/cm2に加圧し100
〜3000℃で熱処理し、必要に応じてさらに炭化あ
るいは黒鉛化することを特徴とする炭素材料の製
造法、および(2) 炭素繊維のトウに軟化点100〜
400℃を有する炭素質ピツチを含浸し、この含浸
物を開放型処理物容器に入れ、熱間静水圧装置を
使用し、液体加圧媒体を介在させることなく気体
加圧媒体により50〜10000Kg/cm2に加圧し100〜
3000℃で熱処理し、必要に応じてさらに炭化ある
いは黒鉛化することを特徴とする炭素/炭素複合
材料の製造法に関する。
以下、本発明による炭素材料および炭素/炭素
複合材料の製造法について詳述する。
複合材料の製造法について詳述する。
本発明でいう炭素質ピツチとは、軟化点100〜
400℃、好ましくは150〜350℃を有する石炭系あ
るいは石油系のピツチである。炭素質ピツチは、
光学的に等方性のピツチあるいは異方性のピツチ
のいずれも使用できるが、光学的異方性相の含量
が60〜100%の光学的異方性ピツチが特に好まし
く用いられる。
400℃、好ましくは150〜350℃を有する石炭系あ
るいは石油系のピツチである。炭素質ピツチは、
光学的に等方性のピツチあるいは異方性のピツチ
のいずれも使用できるが、光学的異方性相の含量
が60〜100%の光学的異方性ピツチが特に好まし
く用いられる。
開放型処理物容器とは、シール機能のない容器
である。材質としては、軟鋼、ステンレスなどの
金属、ガラス、黒鉛あるいはセラミツクスなどが
使用温度あるいは使用目的などによつて適宜選択
できる。本発明者らの検討結果によれば、前記炭
素質ピツチを熱間静水圧加圧により熱処理する場
合には、密閉型容器を使用せずとも、被処理物の
形状が維持でき、しかも開放型容器を使用する場
合には、発生ガスの内圧により、処理物にクラツ
クが入るのを防止できることが判明した。なお、
この開放型容器内に生成物を物理的あるいは化学
的に捕獲するもの、例えばカーボンフエルト、耐
火物フエルト、鉄粉などを充填することもでき
る。
である。材質としては、軟鋼、ステンレスなどの
金属、ガラス、黒鉛あるいはセラミツクスなどが
使用温度あるいは使用目的などによつて適宜選択
できる。本発明者らの検討結果によれば、前記炭
素質ピツチを熱間静水圧加圧により熱処理する場
合には、密閉型容器を使用せずとも、被処理物の
形状が維持でき、しかも開放型容器を使用する場
合には、発生ガスの内圧により、処理物にクラツ
クが入るのを防止できることが判明した。なお、
この開放型容器内に生成物を物理的あるいは化学
的に捕獲するもの、例えばカーボンフエルト、耐
火物フエルト、鉄粉などを充填することもでき
る。
本発明において、開放型容器を用いることによ
り、前記した目的は十分達成できるが、必要に応
じ、例えば多量の処理物を熱処理する場合には、
排気機構付HIP装置を用いることが好ましい。排
気機構付HIPとは、HIP中に被処理物から発生す
るガス成分を連続制御して排出できる機構を有す
る装置であり、具体的には、発生するガスの除去
量をその生成量および/または拡散速度に応じて
調節できる排出機構をそなえた装置である。この
ガス排出機構は、炉内圧媒ガスとの熱交換器およ
び炉外での冷却器、減圧装置、流量調節弁などよ
りなる。この排気機構付HIP装置の詳細は本発明
者による特開平1−95286に記載されている。
り、前記した目的は十分達成できるが、必要に応
じ、例えば多量の処理物を熱処理する場合には、
排気機構付HIP装置を用いることが好ましい。排
気機構付HIPとは、HIP中に被処理物から発生す
るガス成分を連続制御して排出できる機構を有す
る装置であり、具体的には、発生するガスの除去
量をその生成量および/または拡散速度に応じて
調節できる排出機構をそなえた装置である。この
ガス排出機構は、炉内圧媒ガスとの熱交換器およ
び炉外での冷却器、減圧装置、流量調節弁などよ
りなる。この排気機構付HIP装置の詳細は本発明
者による特開平1−95286に記載されている。
HIP装置における加圧熱処理の条件は、不活性
ガスにより50〜10000Kg/cm2、好ましくは200〜
2000Kg/cm2に加圧し、100〜3000℃、好ましくは
400〜2000℃において実施することが出来る。圧
媒ガスとしては、アルゴン、窒素ヘリウムなどの
不活性ガスが使用出来る。加圧炭化に続くの炭化
あるいは黒鉛化は、常圧下、不活性ガス雰囲気
下、あるいは減圧下400〜3000℃において実施す
ることが出来る。さらに、排気機構付HIP装置を
用いる場合には、熱処理時に生成するガスを分析
しながら操作を行うことが出来るのも大きな特徴
であり、本発明者らの検討によれば、C2以上の
ガスが実質上生成しなくなるまで熱処理を行うの
が望ましい。ここでいう実質上生成しなくなるこ
とは排気ガス中の濃度が10ppm以下、好ましくは
5ppm以下になることをいう。
ガスにより50〜10000Kg/cm2、好ましくは200〜
2000Kg/cm2に加圧し、100〜3000℃、好ましくは
400〜2000℃において実施することが出来る。圧
媒ガスとしては、アルゴン、窒素ヘリウムなどの
不活性ガスが使用出来る。加圧炭化に続くの炭化
あるいは黒鉛化は、常圧下、不活性ガス雰囲気
下、あるいは減圧下400〜3000℃において実施す
ることが出来る。さらに、排気機構付HIP装置を
用いる場合には、熱処理時に生成するガスを分析
しながら操作を行うことが出来るのも大きな特徴
であり、本発明者らの検討によれば、C2以上の
ガスが実質上生成しなくなるまで熱処理を行うの
が望ましい。ここでいう実質上生成しなくなるこ
とは排気ガス中の濃度が10ppm以下、好ましくは
5ppm以下になることをいう。
HIP装置において加圧熱処理した処理物は、必
要に応じてさらに炭化あるいは黒鉛化処理を行
う。炭化処理は不活性ガス中あるいは減圧下で
800〜2000℃、黒鉛化処理は不活性ガス中で2000
〜3000℃において行う。
要に応じてさらに炭化あるいは黒鉛化処理を行
う。炭化処理は不活性ガス中あるいは減圧下で
800〜2000℃、黒鉛化処理は不活性ガス中で2000
〜3000℃において行う。
本発明の方法により炭素/炭素複合材料を製造
する場合には、炭素繊維のトウに前記炭素質ピツ
チを含浸し、この含浸物を排気機構付HIP装置に
て加圧熱処理し、必要に応じてさらに炭化あるい
は黒鉛化する。炭素繊維としてはピツチ系、ポリ
アクリロニトリル系あるいはレーヨン系のいずれ
も使用できるが、ピツチ系炭素繊維が好ましい。
また炭素繊維のトウとは、直径5〜100μmの炭素
繊維の500〜100000本の繊維束を一方向積層物、
2次元織物あるいはその積層物、3次元織物、マ
ツト状成形物、フエルト状成形物など2次元ある
いは3次元に成型したものをいう。
する場合には、炭素繊維のトウに前記炭素質ピツ
チを含浸し、この含浸物を排気機構付HIP装置に
て加圧熱処理し、必要に応じてさらに炭化あるい
は黒鉛化する。炭素繊維としてはピツチ系、ポリ
アクリロニトリル系あるいはレーヨン系のいずれ
も使用できるが、ピツチ系炭素繊維が好ましい。
また炭素繊維のトウとは、直径5〜100μmの炭素
繊維の500〜100000本の繊維束を一方向積層物、
2次元織物あるいはその積層物、3次元織物、マ
ツト状成形物、フエルト状成形物など2次元ある
いは3次元に成型したものをいう。
ここでいうピツチ系炭素繊維とは、炭素質ピツ
チを溶融紡糸し、これを不融化、炭化および必要
に応じて黒鉛化することにより得られる繊維であ
る。ピツチ系炭素繊維の原料となる炭素質ピツチ
としては、軟化点100〜400℃、好ましくは150〜
350℃を有する石炭系あるいは石油系のピツチが
用いられる。炭素質ピツチは、光学的に等方性の
ピツチあるいは異方性のピツチのいずれも使用で
きるが、光学的異方性相の含量が60〜100%の光
学的異方性ピツチが特に好ましく用いられる。
チを溶融紡糸し、これを不融化、炭化および必要
に応じて黒鉛化することにより得られる繊維であ
る。ピツチ系炭素繊維の原料となる炭素質ピツチ
としては、軟化点100〜400℃、好ましくは150〜
350℃を有する石炭系あるいは石油系のピツチが
用いられる。炭素質ピツチは、光学的に等方性の
ピツチあるいは異方性のピツチのいずれも使用で
きるが、光学的異方性相の含量が60〜100%の光
学的異方性ピツチが特に好ましく用いられる。
炭素質ピツチは、次いで公知の方法で溶融紡糸
してピツチ繊維としたのち、酸化性ガス雰囲気
下、50〜400℃、好ましくは100〜350℃で不融化
処理を行う。
してピツチ繊維としたのち、酸化性ガス雰囲気
下、50〜400℃、好ましくは100〜350℃で不融化
処理を行う。
酸化性ガスとしては、空気、酸素、窒素酸化
物、硫黄酸化物、ハロゲン、あるいはこれらの混
合物が使用できる。次いで不活性ガス雰囲気下
800〜2000℃で炭化処理、あるいはさらに2000〜
3000℃で黒鉛化処理を行い炭素繊維とする。
物、硫黄酸化物、ハロゲン、あるいはこれらの混
合物が使用できる。次いで不活性ガス雰囲気下
800〜2000℃で炭化処理、あるいはさらに2000〜
3000℃で黒鉛化処理を行い炭素繊維とする。
本発明において、このようにして得られた炭素
繊維のトウに炭素質ピツチを含浸し、この含浸物
を加圧熱処理する。含浸は、炭素質ピツチを加
熱、溶融することにより達成されるが、含浸時の
粘度を下げるために、溶剤でカツト・バツクする
こともできる。溶剤としては、芳香族炭化水素、
ピリジン、キノリンなどが使用できる。また緻密
化のため、含浸とHIP処理とのサイクルを必要回
数行うことが出来る。
繊維のトウに炭素質ピツチを含浸し、この含浸物
を加圧熱処理する。含浸は、炭素質ピツチを加
熱、溶融することにより達成されるが、含浸時の
粘度を下げるために、溶剤でカツト・バツクする
こともできる。溶剤としては、芳香族炭化水素、
ピリジン、キノリンなどが使用できる。また緻密
化のため、含浸とHIP処理とのサイクルを必要回
数行うことが出来る。
複合材料における炭素繊維の体積含有率は、目
的によつて任意に決定されるが、通常は5〜70%
である。
的によつて任意に決定されるが、通常は5〜70%
である。
実施例
以下に実施例をあげ、本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
実施例 1
軟化点280℃の光学的異方性ピツチを石英製開
放型容器に入れ、その上部にセラミツクフアイバ
ーのフエルトを充填して、HIP装置においてアル
ゴンガスにより1000Kg/cm2に加圧し、800℃にお
いて加圧炭化処理した。得られた炭化物は、密閉
型容器中でHIP処理したものと比べなんら遜色な
かつた。
放型容器に入れ、その上部にセラミツクフアイバ
ーのフエルトを充填して、HIP装置においてアル
ゴンガスにより1000Kg/cm2に加圧し、800℃にお
いて加圧炭化処理した。得られた炭化物は、密閉
型容器中でHIP処理したものと比べなんら遜色な
かつた。
実施例 2
軟化点280℃の光学的異方性ピツチをステンレ
ス製フオイルで包含し、排気機構付HIP装置にお
いてアルゴンガスにより1000Kg/cm2に加圧し、
800℃において加圧炭化処理した。得られた炭化
物は、亀裂が非常に少なかつた。
ス製フオイルで包含し、排気機構付HIP装置にお
いてアルゴンガスにより1000Kg/cm2に加圧し、
800℃において加圧炭化処理した。得られた炭化
物は、亀裂が非常に少なかつた。
比較例 1
実施例2と同じピツチをステンレス製コンテナ
に真空封入し、HIP装置において、アルゴンガス
により1000Kg/cm2に加圧し、1000℃において加圧
炭化処理したところ、得られた炭化物には亀裂が
多く見られた。
に真空封入し、HIP装置において、アルゴンガス
により1000Kg/cm2に加圧し、1000℃において加圧
炭化処理したところ、得られた炭化物には亀裂が
多く見られた。
実施例 3
直径10μmのピツチ系炭素繊維の3000本束の2
次元織物(平織)を積層し、これに軟化点280℃
の光学的異方性ピツチを含浸した。含浸物をアル
ミニウム製フオイルで包含し、HIP装置において
窒素ガスにより1000Kg/cm2に加圧し、1000Nm3/
hrで排気しながら、550℃において加圧炭化処理
した。加圧炭化に続き、常圧下、不活性ガス雰囲
気下で2500℃において黒鉛化処理した。得られた
炭素/炭素複合材料を走査型電子顕微鏡、および
偏光顕微鏡で観察したところ、繊維束内および繊
維束間にもマトリツクスがよく充填されており、
炭素繊維の織物の変形も見られなかつた。
次元織物(平織)を積層し、これに軟化点280℃
の光学的異方性ピツチを含浸した。含浸物をアル
ミニウム製フオイルで包含し、HIP装置において
窒素ガスにより1000Kg/cm2に加圧し、1000Nm3/
hrで排気しながら、550℃において加圧炭化処理
した。加圧炭化に続き、常圧下、不活性ガス雰囲
気下で2500℃において黒鉛化処理した。得られた
炭素/炭素複合材料を走査型電子顕微鏡、および
偏光顕微鏡で観察したところ、繊維束内および繊
維束間にもマトリツクスがよく充填されており、
炭素繊維の織物の変形も見られなかつた。
比較例 2
実施例3と同じ含浸物をステンレス製コンテナ
に真空封入し、HIP装置において実施例3と同じ
条件で処理した。得られたものは、コンテナの圧
力により炭素繊維の織物が変形していた。
に真空封入し、HIP装置において実施例3と同じ
条件で処理した。得られたものは、コンテナの圧
力により炭素繊維の織物が変形していた。
実施例 4
直径10μmのピツチ系炭素繊維の3000本束の3次
元直交織物に軟化点280℃の光学的異方性ピツチ
を含浸した。含浸物をステンレス製フオイルで包
含し、排気機構付HIP装置において窒素ガスによ
り1000Kg/cm2に加圧し、800℃において加圧炭化
処理した。加圧炭化に続き、常圧下、不活性ガス
雰囲気下で2500℃において黒鉛化処理した。得ら
れた炭素/炭素複合材料を走査型電子顕微鏡、お
よび偏光顕微鏡で観察したところ、繊維束内およ
び繊維束間にもマトリツクスがよく充填されてお
り、炭素繊維の織物の変形も見られなかつた。
元直交織物に軟化点280℃の光学的異方性ピツチ
を含浸した。含浸物をステンレス製フオイルで包
含し、排気機構付HIP装置において窒素ガスによ
り1000Kg/cm2に加圧し、800℃において加圧炭化
処理した。加圧炭化に続き、常圧下、不活性ガス
雰囲気下で2500℃において黒鉛化処理した。得ら
れた炭素/炭素複合材料を走査型電子顕微鏡、お
よび偏光顕微鏡で観察したところ、繊維束内およ
び繊維束間にもマトリツクスがよく充填されてお
り、炭素繊維の織物の変形も見られなかつた。
比較例 3
実施例4と同じ含浸物をステンレス製コンテナ
に真空封入し、HIP装置において実施例4と同じ
条件で処理した。得られたものは、コンテナの圧
力により炭素繊維の織物が変形していた。
に真空封入し、HIP装置において実施例4と同じ
条件で処理した。得られたものは、コンテナの圧
力により炭素繊維の織物が変形していた。
実施例 5
直径10μmのピツチ系炭素繊維の2000本束の3
次元織物に軟化点280℃の光学的異方性ピツチを
含浸した。含浸物を排気機構付HIP装置において
窒素ガスにより1000Kg/cm2に加圧し、550℃にお
いて加圧炭化処理した。加圧炭化に続き、常圧
下、不活性ガス雰囲気下で1700℃において炭化処
理した。これに再び軟化点280℃の光学的異方性
ピツチを含浸し、排気機構付HIP装置において前
記条件で加圧炭化処理した。このサイクルを5回
繰り返した。得られた炭素/炭素複合材料は、か
つ密度1.74、曲げ強度は35Kg/m2であつた。
次元織物に軟化点280℃の光学的異方性ピツチを
含浸した。含浸物を排気機構付HIP装置において
窒素ガスにより1000Kg/cm2に加圧し、550℃にお
いて加圧炭化処理した。加圧炭化に続き、常圧
下、不活性ガス雰囲気下で1700℃において炭化処
理した。これに再び軟化点280℃の光学的異方性
ピツチを含浸し、排気機構付HIP装置において前
記条件で加圧炭化処理した。このサイクルを5回
繰り返した。得られた炭素/炭素複合材料は、か
つ密度1.74、曲げ強度は35Kg/m2であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軟化点100〜400℃を有する炭素質ピツチを開
放型処理物容器に入れ、熱間静水圧装置を使用
し、液体加圧媒体を介在させることなく気体加圧
媒体により50〜10000Kg/cm2に加圧し100〜3000℃
で熱処理し、必要に応じてさらに炭化あるいは黒
鉛化することを特徴とする炭素材料の製造法。 2 炭素繊維のトウに軟化点100〜400℃を有する
炭素質ピツチを含浸し、この含浸物を開放型処理
物容器に入れ、熱間静水圧装置を使用し、液体加
圧媒体を介在させることなく気体加圧媒体により
50〜10000Kg/cm2に加圧し100〜3000℃で熱処理
し、必要に応じてさらに炭化あるいは黒鉛化する
ことを特徴とする炭素/炭素複合材量の製造法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62330018A JPH01264966A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造方法 |
| EP88312352A EP0323750B1 (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | Process for producing carbon material and carbon/carbon composites |
| US07/291,007 US5114635A (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | Process for producing carbon material and carbon/carbon composites |
| DE3855100T DE3855100T2 (de) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | Verfahren zur Herstellung von Kohlenstoffmaterial und Kohlenstoff-Kohlenstoff-Verbundwerkstoffen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62330018A JPH01264966A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01264966A JPH01264966A (ja) | 1989-10-23 |
| JPH054945B2 true JPH054945B2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=18227851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62330018A Granted JPH01264966A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01264966A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH075367B2 (ja) * | 1988-03-18 | 1995-01-25 | 川崎重工業株式会社 | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0788261B2 (ja) * | 1986-04-24 | 1995-09-27 | 三菱化学株式会社 | 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62330018A patent/JPH01264966A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01264966A (ja) | 1989-10-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5114635A (en) | Process for producing carbon material and carbon/carbon composites | |
| US4226900A (en) | Manufacture of high density, high strength isotropic graphite | |
| US5057254A (en) | Process for producing carbon/carbon composites | |
| JP3151580B2 (ja) | 炭素材料の製造法 | |
| US20090230582A1 (en) | Densification of carbon fiber preforms with pitches for aircraft brakes | |
| JP2591967B2 (ja) | 炭素質フェルト加工品並びにその製造方法 | |
| JPH054945B2 (ja) | ||
| US4776995A (en) | Method of making a structure | |
| US4777093A (en) | High carbon composite | |
| JPH01239064A (ja) | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造法 | |
| JPS63149142A (ja) | 多層成形断熱体並びにその製造方法 | |
| US4776994A (en) | Method of making a structure from carbonaceous fibers | |
| JPH0513904B2 (ja) | ||
| EP0656331B1 (en) | A method for preparing a carbon/carbon composite material | |
| JPH0519507B2 (ja) | ||
| KR102887557B1 (ko) | 수간 냉각 방식을 이용한 밀도가 향상된 등방압 성형 탄소블록 및 이의 제조 방법 | |
| JP2541852B2 (ja) | 繊維強化セラミックス複合材料の製造法 | |
| JP2676211B2 (ja) | 炭素/炭素複合材料の製造法 | |
| JPS62138361A (ja) | 炭素材料よりなる高密度成形体の製造方法 | |
| JPH0458428B2 (ja) | ||
| CA1309814C (en) | Process for converting comminuted material into a solid body | |
| US20080277824A1 (en) | Pitch infiltration of carbon fiber preforms under high pressure | |
| JPH0569060B2 (ja) | ||
| JPH07196378A (ja) | 炭素/炭素複合材料の製造方法 | |
| JPH07100630B2 (ja) | 炭素/炭素複合材料の製造法 |