JPH05198215A - 電線・ケーブル - Google Patents
電線・ケーブルInfo
- Publication number
- JPH05198215A JPH05198215A JP7979492A JP7979492A JPH05198215A JP H05198215 A JPH05198215 A JP H05198215A JP 7979492 A JP7979492 A JP 7979492A JP 7979492 A JP7979492 A JP 7979492A JP H05198215 A JPH05198215 A JP H05198215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorinated polyethylene
- cable
- coating layer
- vinyl chloride
- graft copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被覆層の引張特性を改善することを可能とす
る。 【構成】 導体1上に被覆層を有する電線・ケーブルに
おいて、上記被覆層4が、塩素化ポリエチレンと塩素化
ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重合体の重量比が
95/5 〜20/80の範囲にある樹脂組成物と、有機シラン
化合物とを、遊離ラジカル発生剤の存在下で反応させ、
この反応物をシラノール縮合触媒の存在下で水分にさら
して架橋して形成されたことを特徴としている。
る。 【構成】 導体1上に被覆層を有する電線・ケーブルに
おいて、上記被覆層4が、塩素化ポリエチレンと塩素化
ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重合体の重量比が
95/5 〜20/80の範囲にある樹脂組成物と、有機シラン
化合物とを、遊離ラジカル発生剤の存在下で反応させ、
この反応物をシラノール縮合触媒の存在下で水分にさら
して架橋して形成されたことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温常圧架橋可能な塩
素化ポリエチレン組成物を被覆層として有する電線・ケ
ーブルに関するものである。
素化ポリエチレン組成物を被覆層として有する電線・ケ
ーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電線やケーブルは、シースとしての被覆
層を導体又は導体遮蔽層上に設けて作製されており、そ
のシース材料として塩素化ポリエチレンが知られてい
る。
層を導体又は導体遮蔽層上に設けて作製されており、そ
のシース材料として塩素化ポリエチレンが知られてい
る。
【0003】塩素化ポリエチレンと有機シラン化合物と
をパーオキサイド存在下で反応させ、次いでこれをシラ
ノール縮合触媒の存在下において水分にさらすことによ
り架橋する方法がある(特公昭63-12486号公報等)。こ
のように塩素化ポリエチレンをシラン架橋することによ
り、高温、高圧の加硫装置等特別の装置を必要とせず、
一般の押出し機のみでケーブル等が作られる利点があ
る。
をパーオキサイド存在下で反応させ、次いでこれをシラ
ノール縮合触媒の存在下において水分にさらすことによ
り架橋する方法がある(特公昭63-12486号公報等)。こ
のように塩素化ポリエチレンをシラン架橋することによ
り、高温、高圧の加硫装置等特別の装置を必要とせず、
一般の押出し機のみでケーブル等が作られる利点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塩素化
ポリエチレンに有機シラン化合物をグラフトし、これを
触媒・水共存化で架橋した組成物をケーブル等のシース
に適用した場合、ケーブルとして重要な引張強さが劣っ
てしまうことがある。
ポリエチレンに有機シラン化合物をグラフトし、これを
触媒・水共存化で架橋した組成物をケーブル等のシース
に適用した場合、ケーブルとして重要な引張強さが劣っ
てしまうことがある。
【0005】本発明は、上記した課題を解消し、引張特
性に優れた電線・ケーブルを提供することを目的とす
る。
性に優れた電線・ケーブルを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、塩素化ポ
リエチレン組成物をケーブル等のシースとして被覆する
知見を基に引張特性に優れた被覆層を得るために種々の
研究開発を実施した結果、塩素化ポリエチレン−塩化ビ
ニルグラフト共重合体に着目し、本発明を完成するに至
ったのである。
リエチレン組成物をケーブル等のシースとして被覆する
知見を基に引張特性に優れた被覆層を得るために種々の
研究開発を実施した結果、塩素化ポリエチレン−塩化ビ
ニルグラフト共重合体に着目し、本発明を完成するに至
ったのである。
【0007】すなわち、本発明は、導体上に被覆層を有
する電線・ケーブルにおいて、上記被覆層が、塩素化ポ
リエチレンと塩素化ポリエチレン−塩化ビニルグラフト
共重合体の重量比が95/5 〜20/80の範囲にある樹脂組
成物と、有機シラン化合物とを、遊離ラジカル発生剤の
存在下で反応させ、この反応物をシラノール縮合触媒の
存在下で水分にさらして架橋して形成されたものであ
る。
する電線・ケーブルにおいて、上記被覆層が、塩素化ポ
リエチレンと塩素化ポリエチレン−塩化ビニルグラフト
共重合体の重量比が95/5 〜20/80の範囲にある樹脂組
成物と、有機シラン化合物とを、遊離ラジカル発生剤の
存在下で反応させ、この反応物をシラノール縮合触媒の
存在下で水分にさらして架橋して形成されたものであ
る。
【0008】本発明において、塩素化ポリエチレンの塩
素量は30〜50重量%とするのが望ましく、塩素量が30重
量%未満ではシース材料として重要な耐油性が損なわれ
てしまい、50重量%を越えると耐熱劣化性が悪化する。
この塩素化ポリエチレンは2種以上をブレンドしてもよ
い。
素量は30〜50重量%とするのが望ましく、塩素量が30重
量%未満ではシース材料として重要な耐油性が損なわれ
てしまい、50重量%を越えると耐熱劣化性が悪化する。
この塩素化ポリエチレンは2種以上をブレンドしてもよ
い。
【0009】引張特性を改善するために塩素化ポリエチ
レン−塩化ビニルグラフト共重合体を用いたのである。
レン−塩化ビニルグラフト共重合体を用いたのである。
【0010】塩素化ポリエチレンと塩素化ポリエチレン
−塩化ビニルグラフト共重合体の含有割合は、重量比で
95/5 〜20/80の範囲から選定する必要があり、塩素化
ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重合体の含有量が
5重量部未満では引張特性が改善されず、80重量部を越
えるとゴム弾性が失われる。
−塩化ビニルグラフト共重合体の含有割合は、重量比で
95/5 〜20/80の範囲から選定する必要があり、塩素化
ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重合体の含有量が
5重量部未満では引張特性が改善されず、80重量部を越
えるとゴム弾性が失われる。
【0011】有機シラン化合物としては、一般式RR1
SiYで表されるシランが挙げられる。このシランの一
般式において、Rは、炭素および水素と随意には酸素と
からなる一価のオレフィン性不飽和ラジカルを表す。こ
のようなラジカルの例としては、ビニル,アリル,ブデ
ニル,シクロヘキセニル,シクロペンタジエニル,シク
ロヘキサジエニル,
SiYで表されるシランが挙げられる。このシランの一
般式において、Rは、炭素および水素と随意には酸素と
からなる一価のオレフィン性不飽和ラジカルを表す。こ
のようなラジカルの例としては、ビニル,アリル,ブデ
ニル,シクロヘキセニル,シクロペンタジエニル,シク
ロヘキサジエニル,
【0012】
【化1】
【0013】が挙げられ、ビニルラジカルが好ましい。
【0014】Yは、加水分解しうる有機基を示し、6個
以下の炭素原子を有するアルコキシ又はアルコキシラジ
カル(例えばメトキシ,エトキシ又はブトキシ)、6個
以下の炭素原子を有するアシロキシラジカル(例えばホ
ルミロキシ,アセトキシ又はプロピオノキシラジカル)
及び14個以下の炭素原子を有するオキシムラジカル
(例えば、式−ON=C(CH3 )−,式−ON=CC
H2 C2 H5 又は式−ON=C(C4 H5 )3 )といっ
たものが挙げられる。
以下の炭素原子を有するアルコキシ又はアルコキシラジ
カル(例えばメトキシ,エトキシ又はブトキシ)、6個
以下の炭素原子を有するアシロキシラジカル(例えばホ
ルミロキシ,アセトキシ又はプロピオノキシラジカル)
及び14個以下の炭素原子を有するオキシムラジカル
(例えば、式−ON=C(CH3 )−,式−ON=CC
H2 C2 H5 又は式−ON=C(C4 H5 )3 )といっ
たものが挙げられる。
【0015】R1 は、脂肪族性不飽和のない一価の炭化
水素基を示し、例えば、メチル,エチル,プロピル,テ
トラデシル,オクタデシル,フェニル,ベンジル又はト
リルが挙げられ、またR又はY2 で示すこともできる。
水素基を示し、例えば、メチル,エチル,プロピル,テ
トラデシル,オクタデシル,フェニル,ベンジル又はト
リルが挙げられ、またR又はY2 で示すこともできる。
【0016】この有機シラン化合物は、好ましくは、式
RSiy3 で表すものを有し、かつ3個の加水分解しう
る有機基を含有するものがよく、最も好ましいシランと
してはビニルトリエトキシシラン及びビニルトリメトキ
シシランである。尚、加水分解しうる基を2個しか有し
ないシラン、例えば、ビニルメチルジエトキシシラン及
びビニルフェニルジメトキシシランもまた効果的であ
る。
RSiy3 で表すものを有し、かつ3個の加水分解しう
る有機基を含有するものがよく、最も好ましいシランと
してはビニルトリエトキシシラン及びビニルトリメトキ
シシランである。尚、加水分解しうる基を2個しか有し
ないシラン、例えば、ビニルメチルジエトキシシラン及
びビニルフェニルジメトキシシランもまた効果的であ
る。
【0017】有機シラン化合物の割合は、塩素化ポリエ
チレンと塩素化ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重
合体の合計量 100重量部に対し 0.1〜20重量%とする
が、好ましくは 1〜8 重量%がよい。
チレンと塩素化ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重
合体の合計量 100重量部に対し 0.1〜20重量%とする
が、好ましくは 1〜8 重量%がよい。
【0018】遊離ラジカル発生剤は、塩素化ポリエチレ
ン中に遊離ラジカル部位を生じさせることができ、かつ
反応温度において6分以下、好ましくは1分以下の半減
期を有する化合物がよく。この発明に使用するための最
も良く知られ、かつ好ましいラジカル発生化合物として
は、有機ペルオキシド及びペルエステル[例えばベンゾ
イルペルオキシド、ジクロルベンゾイルペルオキシド、
ジクミルペルオキシド、ジ−第三ブチルペルオキシド、
2,5−ジメチル−2・5−ジ(ペルオキンベンゾエー
ト)ヘキシン−3,1・3−ビス(t−ブチルペルオキ
シイソプロピル)ベンゼン、ラウロイルペルオキシド、
第三ブチルペルアセテート、2・5−ジメチル−2・5
−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3,2・5−
ジメチル−2・5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン及び第三ブチルペルベンゾエート]及びアゾ化合物
(例えばアゾビス−イソプチロニトリル及びジメチルア
ゾジイソブチレート)といったものが挙げられ、その量
は塩素化ポリエチレンと塩素化ポリエチレン−塩化ビニ
ルグラフト共重合体の重量に対して、 0.2〜1 重量%と
するのが好ましい。
ン中に遊離ラジカル部位を生じさせることができ、かつ
反応温度において6分以下、好ましくは1分以下の半減
期を有する化合物がよく。この発明に使用するための最
も良く知られ、かつ好ましいラジカル発生化合物として
は、有機ペルオキシド及びペルエステル[例えばベンゾ
イルペルオキシド、ジクロルベンゾイルペルオキシド、
ジクミルペルオキシド、ジ−第三ブチルペルオキシド、
2,5−ジメチル−2・5−ジ(ペルオキンベンゾエー
ト)ヘキシン−3,1・3−ビス(t−ブチルペルオキ
シイソプロピル)ベンゼン、ラウロイルペルオキシド、
第三ブチルペルアセテート、2・5−ジメチル−2・5
−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3,2・5−
ジメチル−2・5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン及び第三ブチルペルベンゾエート]及びアゾ化合物
(例えばアゾビス−イソプチロニトリル及びジメチルア
ゾジイソブチレート)といったものが挙げられ、その量
は塩素化ポリエチレンと塩素化ポリエチレン−塩化ビニ
ルグラフト共重合体の重量に対して、 0.2〜1 重量%と
するのが好ましい。
【0019】有機シラン化合物のグラフト反応は、ニー
ダ、バンバリ、押出機のいずれも採用可能である。
ダ、バンバリ、押出機のいずれも採用可能である。
【0020】シラノール縮合触媒としては、例えばジブ
チルスズジラウレート,第一スズアセテート,第一スズ
オクテート,鉛ナフテネート,亜鉛オクテート,鉄−2
−エチルヘキソエートおよびコバルトナフテネートのよ
うな金属カルボキシレートと、チタニウムエステル及び
キレート類、例えばテトラブチルチタネート,テトラノ
ニルチタネート及びビス(アセチルアセトニル)ジ−イ
ソプロピルチタネートのような有機金属化合物と、エチ
ルアミン,ヘキシルアミン,ジブチルアミン及びビベリ
ジンのような有機塩基と、鉱酸及び脂肪酸のような酸と
を包含し、好ましくは有機スズ化合物、例えばジブチル
スズジラウレート,ジブチルスズジアセテート及びジブ
チルスズジオクテートが挙げられる。
チルスズジラウレート,第一スズアセテート,第一スズ
オクテート,鉛ナフテネート,亜鉛オクテート,鉄−2
−エチルヘキソエートおよびコバルトナフテネートのよ
うな金属カルボキシレートと、チタニウムエステル及び
キレート類、例えばテトラブチルチタネート,テトラノ
ニルチタネート及びビス(アセチルアセトニル)ジ−イ
ソプロピルチタネートのような有機金属化合物と、エチ
ルアミン,ヘキシルアミン,ジブチルアミン及びビベリ
ジンのような有機塩基と、鉱酸及び脂肪酸のような酸と
を包含し、好ましくは有機スズ化合物、例えばジブチル
スズジラウレート,ジブチルスズジアセテート及びジブ
チルスズジオクテートが挙げられる。
【0021】シラノール縮合触媒は、通常塩素化ポリエ
チレンに 0.2〜1 重量部添加した触媒マスターバッチの
ペレットを作り、これを最終のケーブル押出時に有機シ
ラン化合物をグラフトしたコンパウンドに 2〜10重量%
混ぜることにより添加される。
チレンに 0.2〜1 重量部添加した触媒マスターバッチの
ペレットを作り、これを最終のケーブル押出時に有機シ
ラン化合物をグラフトしたコンパウンドに 2〜10重量%
混ぜることにより添加される。
【0022】本発明では、上記成分以外に適宜、充填
剤、安定剤、着色剤、酸化防止剤、滑剤等を配合しても
よい。
剤、安定剤、着色剤、酸化防止剤、滑剤等を配合しても
よい。
【0023】充填剤としては、タルク、クレー、炭酸カ
ルシウム、無水ケイ酸等の白色充填剤、カーボンブラッ
クのいずれも採用可能であり、この充填剤の添加量は10
〜100 重量部が好ましく、10重量部未満では耐摩耗性な
どの強靭性に劣り、 100重量部を越えるとコンパウンド
の粘度が上がりすぎ、押出加工が困難となる。
ルシウム、無水ケイ酸等の白色充填剤、カーボンブラッ
クのいずれも採用可能であり、この充填剤の添加量は10
〜100 重量部が好ましく、10重量部未満では耐摩耗性な
どの強靭性に劣り、 100重量部を越えるとコンパウンド
の粘度が上がりすぎ、押出加工が困難となる。
【0024】安定剤としては、三塩基性硫酸鉛,二塩基
性亜りん酸鉛、二塩基性フタル酸鉛、鉛白等の鉛化合
物、ビスフェノールAジグリシジルエーテル,エポキシ
化大豆油等のエポキシ化合物などが挙げられる。
性亜りん酸鉛、二塩基性フタル酸鉛、鉛白等の鉛化合
物、ビスフェノールAジグリシジルエーテル,エポキシ
化大豆油等のエポキシ化合物などが挙げられる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0026】表1の実施例1〜4及び比較例1,2の各
欄に示すような配合に従って、先ず、表1に示すジクミ
ルパーオキサイドとビニルトリメトキシシラン以外の配
合剤を温度 120〜130 ℃に設定した 150mm直径のゴム
用ロールで15分間混練し、シート状にする。次にこのシ
ートを常温にて粉砕機で粉砕し、温度60℃の密閉系内で
ジクミルパーオキサイドとビニルトリメトキシシランを
含浸後、ヘッド: 180℃、シリンダー1: 180℃、シリ
ンダー2: 130℃の各温度に設定し、スクリュー回転数
10rpmに設定した40m/m押出機(L/D=22)を用い
てグラフト反応を行った。
欄に示すような配合に従って、先ず、表1に示すジクミ
ルパーオキサイドとビニルトリメトキシシラン以外の配
合剤を温度 120〜130 ℃に設定した 150mm直径のゴム
用ロールで15分間混練し、シート状にする。次にこのシ
ートを常温にて粉砕機で粉砕し、温度60℃の密閉系内で
ジクミルパーオキサイドとビニルトリメトキシシランを
含浸後、ヘッド: 180℃、シリンダー1: 180℃、シリ
ンダー2: 130℃の各温度に設定し、スクリュー回転数
10rpmに設定した40m/m押出機(L/D=22)を用い
てグラフト反応を行った。
【0027】次に表2に示す組成の触媒マスターバッチ
のペレットを上記のシラングラフトコンパウンドペレッ
トに5重量%添加し、同上の押出機を用いて、図1に示
すように、ケーブル導体1に架橋ポリエチレン層2を被
覆した芯線4本の周りに導電層3を介した上にシラン水
架橋塩素化ポリエチレンを被覆してシース層(被覆層)
4を形成し、ケーブルを作製した。押出条件はヘッド:
シリンダー1: 150℃、シリンダー2: 130℃の各温度
と、スクリュー回転数20rpmである。
のペレットを上記のシラングラフトコンパウンドペレッ
トに5重量%添加し、同上の押出機を用いて、図1に示
すように、ケーブル導体1に架橋ポリエチレン層2を被
覆した芯線4本の周りに導電層3を介した上にシラン水
架橋塩素化ポリエチレンを被覆してシース層(被覆層)
4を形成し、ケーブルを作製した。押出条件はヘッド:
シリンダー1: 150℃、シリンダー2: 130℃の各温度
と、スクリュー回転数20rpmである。
【0028】次いで、作製したケーブルを80℃の温度の
飽和蒸気中に1日さらし架橋して各試料とした。これら
の試料(ケーブル)の評価を引張特性及びゴム弾性につ
いて調べ、その結果を表1の下欄に示す。
飽和蒸気中に1日さらし架橋して各試料とした。これら
の試料(ケーブル)の評価を引張特性及びゴム弾性につ
いて調べ、その結果を表1の下欄に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】表1に示される結果からも明らかな通り、
本発明に係る実施例1〜4の試料では、いずれも引張特
性及びゴム弾性について良好な値を示し、引張特性が改
善されている。これに対し、比較例1は、塩素化ポリエ
チレン−塩化ビニルグラフト共重合体を含まないもので
あり、引張強さが劣っていることが分かる。また、比較
例2は、塩素化ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重
合体の含有量が規定値を越えるものであり、伸び及びゴ
ム弾性が劣っていることが分かる。
本発明に係る実施例1〜4の試料では、いずれも引張特
性及びゴム弾性について良好な値を示し、引張特性が改
善されている。これに対し、比較例1は、塩素化ポリエ
チレン−塩化ビニルグラフト共重合体を含まないもので
あり、引張強さが劣っていることが分かる。また、比較
例2は、塩素化ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重
合体の含有量が規定値を越えるものであり、伸び及びゴ
ム弾性が劣っていることが分かる。
【0032】従って、塩素化ポリエチレンと塩素化ポリ
エチレン−塩化ビニルグラフト共重合体の重量比が95/
5 〜20/80の範囲にある樹脂組成物と、有機シラン化合
物とを、遊離ラジカル発生剤の存在下で反応させ、この
反応物をシラノール縮合触媒の存在下で水分にさらして
架橋することにより、引張特性及びゴム弾性が良好な被
覆層4を導体1上に被覆することができ、引張特性に優
れた電線・ケーブルが得られる。
エチレン−塩化ビニルグラフト共重合体の重量比が95/
5 〜20/80の範囲にある樹脂組成物と、有機シラン化合
物とを、遊離ラジカル発生剤の存在下で反応させ、この
反応物をシラノール縮合触媒の存在下で水分にさらして
架橋することにより、引張特性及びゴム弾性が良好な被
覆層4を導体1上に被覆することができ、引張特性に優
れた電線・ケーブルが得られる。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、被覆層の
引張特性が優れた電線・ケーブルが得られるという優れ
た効果を発揮する。
引張特性が優れた電線・ケーブルが得られるという優れ
た効果を発揮する。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
1 導体 4 被覆層
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08F 291/00 MRB 7142−4J
Claims (1)
- 【請求項1】 導体上に被覆層を有する電線・ケーブル
において、上記被覆層が、塩素化ポリエチレンと塩素化
ポリエチレン−塩化ビニルグラフト共重合体の重量比が
95/5 〜20/80の範囲にある樹脂組成物と、有機シラン
化合物とを、遊離ラジカル発生剤の存在下で反応させ、
この反応物をシラノール縮合触媒の存在下で水分にさら
して架橋して形成されたことを特徴とする電線・ケーブ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7979492A JPH05198215A (ja) | 1991-09-24 | 1992-04-01 | 電線・ケーブル |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24353191 | 1991-09-24 | ||
| JP3-243531 | 1991-09-24 | ||
| JP7979492A JPH05198215A (ja) | 1991-09-24 | 1992-04-01 | 電線・ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05198215A true JPH05198215A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=26420786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7979492A Pending JPH05198215A (ja) | 1991-09-24 | 1992-04-01 | 電線・ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05198215A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7579387B2 (en) | 2005-02-02 | 2009-08-25 | Shawcor Ltd. | Radiation-crosslinked polyolefin compositions |
| JP2018172701A (ja) * | 2013-08-27 | 2018-11-08 | 古河電気工業株式会社 | 耐熱性シラン架橋樹脂成形体及びその製造方法、耐熱性シラン架橋性樹脂組成物及びその製造方法、シランマスターバッチ、並びに耐熱性シラン架橋樹脂成形体を用いた耐熱性製品 |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP7979492A patent/JPH05198215A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7579387B2 (en) | 2005-02-02 | 2009-08-25 | Shawcor Ltd. | Radiation-crosslinked polyolefin compositions |
| JP2018172701A (ja) * | 2013-08-27 | 2018-11-08 | 古河電気工業株式会社 | 耐熱性シラン架橋樹脂成形体及びその製造方法、耐熱性シラン架橋性樹脂組成物及びその製造方法、シランマスターバッチ、並びに耐熱性シラン架橋樹脂成形体を用いた耐熱性製品 |
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