JPH0519929Y2 - - Google Patents

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JPH0519929Y2
JPH0519929Y2 JP1987100856U JP10085687U JPH0519929Y2 JP H0519929 Y2 JPH0519929 Y2 JP H0519929Y2 JP 1987100856 U JP1987100856 U JP 1987100856U JP 10085687 U JP10085687 U JP 10085687U JP H0519929 Y2 JPH0519929 Y2 JP H0519929Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、2線式ラツチングソレノイドに対
するソレノイド駆動回路に関する。
(従来の技術) 都市ガスやプロパンガスの大々的な普及により
ガスメータに正確に使用量計測ができるものが求
められてきている。しかも、高層住宅が多く建設
されるようになつた近年は特に、少ないスペース
に多数のガスメータを密集して設置する必要があ
り、ひつきよう各ガスメータの小形化が強く要望
されるようになつている。
このような要望に答えるため、従来の膜式ガス
メータに代えて第3図に示すようなタービン式ガ
スメータが使用されるようになつている。このタ
ービン式ガスメータ1は、ケーシング2内に羽根
車室3を設けて、この羽根車室3内に羽根車4を
設け、広域計測が可能なように羽根車室3に小ノ
ズル5と大ノズル6とを形成し、大ノズル6側に
ガス流量の大小に応じて開閉する開閉弁7を設け
たものである。そして、開閉弁7の駆動には単安
定形ラツチングソレノイド8を用い、ガス流量の
大小に応じてCPU9によりこのラツチングソレ
ノイド8を駆動し大ノズル6の開閉を行うように
している。
前記CPU9は、羽根車4の回転数を回転検知
コイル10から周波数検出回路11を通して入力
される周波数信号に所定の係数を掛け合わせるこ
とによりガス流量を算出し、表示装置12に表示
させる。また、小ノズル5による羽根車4の回転
数が所定値よりも上昇するとき、弁切替え回路1
3を駆動してラツチングソレノイド8を駆動し、
開閉弁7を開くことにより大ノズル6を開き、大
小両ノズル5,6から羽根車室3にガスが流れ込
むようにし、大流量に対しても正確に流量計測で
きるようにしている。
そして、このようなタービン式ガスメータ1の
開閉弁7の駆動用のラツチングソレノイド8に
は、2線式の単安定形ラツチングソレノイドを用
いている。これは、消費電力を少なくして、ガス
メータの取換え時期までメンテナンスフリーにし
ておく必要があるためである。
この2線式ラツチングソレノイドの駆動動作に
ついて説明すると、CPU9が弁切替え回路13
に指令信号を与えることにより、この弁切替え回
路13がラツチングソレノイド8に対して一定時
間のパルス出力を与え、このパルス出力によりラ
ツチングソレノイド8のコイルを励磁してプラン
ジヤを吸引し、弁7を開とする。また、弁7を閉
じる時には、弁切替え回路13に指令信号を与え
てラツチングソレノイド8のコイルに逆方向のパ
ルス出力を与えてコイルを逆励磁し、プランジヤ
を元の状態まで突出させ、開閉弁7を閉じる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなソレノイド駆動回路
では、弁切替え回路13に対して正逆駆動信号が
同時に入つた場合、弁切替え回路13内でラツチ
ングソレノイド8の励磁回路(ブリツジ回路)を
構成する励磁トランジスタが全てオンになり、電
源からの電流はソレノイドに流れずにブリツジ回
路に隣合うトランジスタを通じて直接グランド側
に電流制限素子を介することなく流れるので、ト
ランジスタに過大電流が流れることになり、当該
トランジスタを損傷する恐れがあるが、このよう
な場合の保護対策がなされていなかつた。
この考案は、このような従来の問題点に鑑みな
されたもので、ソレノイドの正方向励磁手段と逆
方向励磁手段とに同時に駆動信号が与えられるよ
うな場合でも、トランジスタの損傷を引き起こす
恐れのないソレノイド駆動回路を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案のソレノイド駆動回路は、2線式ラツ
チングソレノイドの駆動回路であつて、前記ソレ
ノイドの正方向励磁手段および逆方向励磁手段
と、前記正方向励磁手段の駆動手段および前記逆
方向励磁手段の駆動手段と、この両駆動手段に接
続すると共に前記両駆動手段の各入力に対応する
2つの入力を備えた同時動作防止手段とを備え、
この同時動作防止手段は、正方向駆動信号または
逆方向駆動信号が単独で入力された時にはこれを
そのまま対応する前記正方向励磁手段の駆動手段
または前記逆方向励磁手段の駆動手段に伝え、正
方向駆動信号および逆方向駆動信号が時間的に同
時に入力された時には、入力以前のラツチングソ
レノイドの状態を反転するように、そのうちの一
方のみを対応する駆動手段に伝え、正方向駆動信
号または逆方向駆動信号のいずれか一方が先に入
力され、この信号の入力中に他方が入力された同
時入力状態時には、後から入力された信号に対し
ては応答しないように構成されていることを特徴
としている。
(作用) この考案のソレノイド駆動回路では、正方向駆
動信号のみが入力された場合は、正方向励磁手段
の駆動手段が駆動され、逆方向駆動信号のみが入
力された場合は、逆方向励磁手段の駆動手段が駆
動され、正方向駆動信号と逆方向駆動信号の両方
が時間的に同時に入力された場合は、入力以前の
ラツチングソレノイドの状態を反転するように、
両方の信号のうちの一方が対応する駆動手段に伝
えられ、正方向駆動信号または逆方向駆動信号の
いずれか一方が先に入力され、この状態の入力中
に他方が入力された同時入力状態時には、後から
入力された信号に対しては応答しないので、トラ
ンジスタに電源から直接GNDに電流が流れるこ
とによるトランジスタ損傷を防ぐことができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基づいて詳説す
る。
第1図はこの考案の一実施例を示しており、第
3図に示したタービン式ガスメータ1において弁
切替え回路13内の新たな回路構成を示すもので
ある。2線式単安定形ラツチングソレノイド8の
ソレノイドコイル14に対して、正方向励磁手段
としての正方向励磁トランジスタ15a,15b
と、逆方向励磁手段としての逆方向励磁トランジ
スタ16a,16bとが接続されている。また、
これらの正方向励磁トランジスタ15a,15
b、逆方向励磁トランジスタ16a,16bそれ
ぞれに対して駆動手段としてのスイツチングトラ
ンジスタ17,18が接続されている。
そして、同時動作防止手段はCPU9の指令信
号を一入力とする正側ANDゲート19と逆側
ANDゲート20、これらの出力を入力とする
NORゲート21及びこのNORゲート21の出力
をトリガ入力とするバイナリフリツプフロツプ2
2による論理回路により構成されている。
この論理回路において、フリツプフロツプ22
の出力Qと反転出力とは、それぞれ正側AND
ゲート19、逆側ANDゲート20の他入力とし
て接続されている。そして、これらの正側AND
ゲート19、逆側ANDゲート20の出力がそれ
ぞれ正側スイツチングトランジスタ17、逆側ス
イツチングトランジスタ18のベース入力となつ
ている。
上記の構成のソレノイド駆動回路の動作につい
て、次に説明する。
第2図は同時動作防止手段の論理回路の各部の
信号波形を示しており、同図aは正側ANDゲー
ト19の指令入力信号a、同図bは逆側ANDゲ
ート20の指令入力信号b、同図cはNORゲー
ト21の出力信号c、同図dはフリツプフロツプ
22のQ出力d、同図eはフリツプフロツプ22
の反転出力e、同図fは正側ANDゲート19
の出力信号f、同図gは逆側ANDゲート20の
出力信号gを示している。
ソレノイド逆励磁の場合 大ノズル6の開閉弁7を閉にして小流量域での
計測を行う場合には、タイミングt1にCPU9
から逆側ANDゲート20に第2図bに示す“H”
信号が入力される。このタイミングt1までは、
正側ANDゲート19の入力aが“L”であり、
NORゲート21の出力cが“L”であるため、
フリツプフロツプ22の出力eが“H”であ
り、この“H”信号が逆側ANDゲート20の他
入力となるため、この逆側ANDゲート20の出
力gは“H”となり、逆側スイツチングトランジ
スタ18をオンとする。
したがつて、逆側スイツチングトランジスタ1
8がオンとなり、逆方向励磁トランジスタ16
a,16bもオンとなつて、ソレノイドコイル1
4に逆方向の励磁電流が流れ、ソレノイド8が逆
方向に励磁されてプランジヤを突出させ、開閉弁
7にて大ノズル6を閉とする。
正方向励磁の場合 ソレノイド8のプランジヤが突出状態でラツチ
ングされ、開閉弁7にて大ノズル6を閉としてい
る状態のタイミングt2において、CPU9から
正方向駆動指令信号aが正側ANDゲート19に
入力される。このタイミングt2までに逆側
ANDゲート20の出力gが“L”となり、NOR
ゲート21の出力cが“H”になつていてフリツ
プフロツプ22が反転し、そのQ出力dが“H”
となり、出力eが“L”になつている。
したがつて、正側ANDゲート19の出力fは
“H”となり、正側スイツチングトランジスタ1
7をオンとし、正方向励磁トランジスタ15a,
15bをオンとして、ソレノイドコイル14に正
方向の励磁電流が流れ、ソレノイド8が正方向に
励磁されてプランジヤを吸引し、開閉弁7にて大
ノズル6を開とする。
正逆同時励磁指令のあつた場合 第2図におけるタイミングt3の場合のよう
に、正方向励磁指令信号aにより正方向励磁状態
にあるときに逆励磁指令信号bが入力される場合
がありうる。このような場合、正側ANDゲート
19の出力fが“H”になつているためNORゲ
ート21の出力cは“L”であり、フリツプフロ
ツプ22が反転することがなく、逆側ANDゲー
ト20の他入力eに“H”信号が立つことがな
い。したがつて、逆側ANDゲート20の出力g
は“L”のまま維持され、正側スイツチングトラ
ンジスタ17がオンの時に逆側スイツチングトラ
ンジスタ18に同時に駆動信号が与えられる事が
なく、両方向励磁トランジスタ15a,15b,
16a,16bを導通させてトランジスタ15
a,15b,16a,16bを損傷する恐れがな
い。
次に、タイミングt4におけるように逆方向励
磁指令bが入力され、フリツプフロツプ22の
出力eに“H”信号が立ち、逆側ANDゲート2
0の出力gが“H”となつて逆側スイツチングト
ランジスタ18がオンとなり、逆方向励磁トラン
ジスタ16a,16bもオンとなつていてソレノ
イドコイル14に逆方向励磁電流が流れている状
態で、タイミングt5において正方向励磁指令信
号aが入力された場合を考える。
この場合には、フリツプフロツプ22のQ出力
dが“L”であり、正側ANDゲート19の入力
aが“H”となつてもその出力fは“L”のまま
であり、正側スイツチングトランジスタ17に駆
動信号が与えられることはない。
このようにして、本考案では、正方向励磁状
態、逆方向励磁状態のいずれの状態においても、
それらと逆向きの励磁指令信号が入力された場合
には、論理回路が後から入力された指令信号に対
しては応答せず、同時励磁によるトランジスタ1
5a,15b,16a,16bの損傷を未然に防
止することができるのである。
なお、この考案は上記の実施例に限定されるも
のではなく、2入力同時の“H”レベル入力に対
しても、2出力を同時に“H”レベルにしないよ
うに作動する論理回路であれば広く利用すること
ができる。また、CPU側に2入力同時の“H”
レベル入力に対して2出力を同時に“H”レベル
にしない機能を付与させておくならば、同様にし
て正逆同時励磁指令信号を出力することがなく、
同様の効果を得ることができる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案によれば、ソレノイドコ
イルの正方向励磁手段と逆方向励磁手段との駆動
手段に対して同時に駆動信号を与えないようにし
ているため、ソレノイドコイルが正逆同時励磁指
令を受けてもトランジスタに正逆励磁電流が同時
に通電されることがなく、トランジスタの損傷を
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るソレノイド駆動回路の
一実施例の回路図、第2図は上記実施例の動作を
説明するタイミングチヤート、第3図は従来のタ
ービン式ガスメータの断面図である。 8……単安定形ラツチングソレノイド、14…
…ソレノイドコイル、15a,15b……正方向
励磁トランジスタ、16a,16b……逆方向励
磁トランジスタ、17……正側スイツチングトラ
ンジスタ、18……逆側スイツチングトランジス
タ、19……正側ANDゲート、20……逆側
ANDゲート、21……NORゲート、22……フ
リツプフロツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2線式ラツチングソレノイドの駆動回路であ
    つて、 前記ソレノイドの正方向励磁手段および逆方
    向励磁手段と、前記正方向励磁手段の駆動手段
    および前記逆方向励磁手段の駆動手段と、この
    両駆動手段に接続すると共に前記両駆動手段の
    各入力に対応する2つの入力を備えた同時動作
    防止手段とを備え、 この同時動作防止手段は、正方向駆動信号ま
    たは逆方向駆動信号が単独で入力された時には
    これをそのまま対応する前記正方向励磁手段の
    駆動手段または前記逆方向励磁手段の駆動手段
    に伝え、正方向駆動信号および逆方向駆動信号
    が時間的に同時に入力された時には、入力以前
    のラツチングソレノイドの状態を反転するよう
    に、そのうちの一方のみを対応する駆動手段に
    伝え、正方向駆動信号または逆方向駆動信号の
    いずれか一方が先に入力され、この信号の入力
    中に他方が入力された同時入力状態時には、後
    から入力された信号に対しては応答しないよう
    に構成されていることを特徴とするソレノイド
    駆動回路。 (2) 前記同時動作防止手段が正方向駆動信号を一
    入力とする正側ANDゲートと、逆方向駆動信
    号を一入力とする逆側ANDゲートと、これら
    の両ANDゲートの出力を入力とするNORゲー
    トと、このNORゲートの出力信号をトリガ入
    力とするフリツプフロツプとで成り、前記フリ
    ツプフロツプの出力Q,それぞれを前記正側
    ANDゲートと逆側ANDゲートとの各々の他人
    力とし、前記正側ANDゲートの出力を前記正
    方向励磁手段の駆動手段の駆動信号とし、前記
    逆側ANDゲートの出力を前記逆方向励磁手段
    の駆動手段の駆動信号とするようにした実用新
    案登録請求の範囲第一項に記載のソレノイド駆
    動回路。
JP1987100856U 1987-06-30 1987-06-30 Expired - Lifetime JPH0519929Y2 (ja)

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JPS646016U JPS646016U (ja) 1989-01-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5942007U (ja) * 1982-09-13 1984-03-17 アルプス電気株式会社 双方向マグネツト駆動装置
JPS61201310U (ja) * 1985-06-04 1986-12-17

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