JPH0520587Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520587Y2 JPH0520587Y2 JP1988072818U JP7281888U JPH0520587Y2 JP H0520587 Y2 JPH0520587 Y2 JP H0520587Y2 JP 1988072818 U JP1988072818 U JP 1988072818U JP 7281888 U JP7281888 U JP 7281888U JP H0520587 Y2 JPH0520587 Y2 JP H0520587Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- roof opening
- roof
- vehicle body
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
この考案は、ルーフ開口を覆う幌を備えた自動
車における幌とルーフ開口との間のシール構造に
関する。
車における幌とルーフ開口との間のシール構造に
関する。
オフ・ロード走行用の四輪駆動車等のなかに
は、運転室後方に荷台を有するとともに、この荷
台を箱形状に覆う幌を備えたタイプの自動車が見
受けられるが、このような幌付き自動車のなかに
はさらに、実開昭61−185614号公報等に示される
幌付き自動車のように、荷台にあわせて運転室の
ルーフ開口を幌で覆うように構成されるものもあ
る。 このような自動車は、幌を取り外したときにオ
ープン感覚を楽しむことができるように、運転室
のルーフに開口部が設けられているとともに、ル
ーフ開口を覆う幌をルーフに着脱自在に取付ける
ことができるようになされている。また、幌の車
体への取付けは、通常、幌の荷台を覆う部分を、
荷台に取付けられる幌骨で支持させ、その裾部を
荷台の側枠等にホツク止めするなどして車体に止
着するとともに、幌のルーフ開口を覆う部分の裾
部(前縁部および両側縁部)をルーフ外面に止着
することにより行われる。 ところで、このような幌付き自動車の場合、幌
をはつたときに幌と車体との間のすきまから雨水
が車室内へ入り込むことがないように、幌装着時
には幌と車体との間を確実にシールできるように
する必要がある。特に、運転室内への雨水の侵入
は許容できないため、ルーフ開口と幌との間に
は、シール性に優れたシール構造を構成する必要
がある。 従来、ルーフ開口と幌との間のシール構造とし
ては、第7図に示すようなものがある。この従来
のシール構造は、幌aの内面に、スポンジ等のシ
ール部材bを装着し、このシール部材bが幌装着
時にルーフ外面に当接するように構成することに
より、ルーフ開口cへの雨水の侵入を防止できる
ようにしている。 ところが、幌aは、通常軽量でかつ柔軟性を有
するシート材により形成されているため、上記の
ようなシール構造では、シール部材bをルーフ外
面に当接させるにあたつて均一かつ十分なシール
圧を得ることができず、このために、ルーフ開口
への雨水の侵入を確実に防止することが困難であ
るという問題がある。とりわけ、洗車時等におい
て車体に水を勢い良く吹き付けるような場合、幌
aと車体との間に入り込む水のルーフ開口への侵
入をくい止めることは困難となる。 本願考案は、以上のような事情のもとで考えだ
されたものであつて、ルーフ開口を覆う幌を備え
た自動車において、ルーフ開口から車室内への雨
水の侵入を確実に防止できる幌とルーフ開口との
間のシール構造を提供することをその目的とす
る。
は、運転室後方に荷台を有するとともに、この荷
台を箱形状に覆う幌を備えたタイプの自動車が見
受けられるが、このような幌付き自動車のなかに
はさらに、実開昭61−185614号公報等に示される
幌付き自動車のように、荷台にあわせて運転室の
ルーフ開口を幌で覆うように構成されるものもあ
る。 このような自動車は、幌を取り外したときにオ
ープン感覚を楽しむことができるように、運転室
のルーフに開口部が設けられているとともに、ル
ーフ開口を覆う幌をルーフに着脱自在に取付ける
ことができるようになされている。また、幌の車
体への取付けは、通常、幌の荷台を覆う部分を、
荷台に取付けられる幌骨で支持させ、その裾部を
荷台の側枠等にホツク止めするなどして車体に止
着するとともに、幌のルーフ開口を覆う部分の裾
部(前縁部および両側縁部)をルーフ外面に止着
することにより行われる。 ところで、このような幌付き自動車の場合、幌
をはつたときに幌と車体との間のすきまから雨水
が車室内へ入り込むことがないように、幌装着時
には幌と車体との間を確実にシールできるように
する必要がある。特に、運転室内への雨水の侵入
は許容できないため、ルーフ開口と幌との間に
は、シール性に優れたシール構造を構成する必要
がある。 従来、ルーフ開口と幌との間のシール構造とし
ては、第7図に示すようなものがある。この従来
のシール構造は、幌aの内面に、スポンジ等のシ
ール部材bを装着し、このシール部材bが幌装着
時にルーフ外面に当接するように構成することに
より、ルーフ開口cへの雨水の侵入を防止できる
ようにしている。 ところが、幌aは、通常軽量でかつ柔軟性を有
するシート材により形成されているため、上記の
ようなシール構造では、シール部材bをルーフ外
面に当接させるにあたつて均一かつ十分なシール
圧を得ることができず、このために、ルーフ開口
への雨水の侵入を確実に防止することが困難であ
るという問題がある。とりわけ、洗車時等におい
て車体に水を勢い良く吹き付けるような場合、幌
aと車体との間に入り込む水のルーフ開口への侵
入をくい止めることは困難となる。 本願考案は、以上のような事情のもとで考えだ
されたものであつて、ルーフ開口を覆う幌を備え
た自動車において、ルーフ開口から車室内への雨
水の侵入を確実に防止できる幌とルーフ開口との
間のシール構造を提供することをその目的とす
る。
上記課題を解決するため、本願考案では、次の
技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案は、ルーフに開口部が設け
られているとともに、このルーフ開口を覆う幌を
備えた自動車における幌とルーフ開口との間のシ
ール構造であつて、 幌の裾部を上記ルーフ開口部を囲む車体に止着
する一方、車体における上記幌を止着する部位よ
り上記ルーフ開口に近い部位にシール部材を設け
るとともに、幌における上記シール部材に対する
当たり部に、剛性を備えた幌形出し部材を設ける
一方、上記幌における上記裾部と上記当たり部と
の間に、車体に当接する桁状の第二シール体を設
け、かつ、裾部止着状態にある幌が上記第二シー
ル体に支えられる部位において凸に湾曲するよう
になしたことを特徴としている。
技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案は、ルーフに開口部が設け
られているとともに、このルーフ開口を覆う幌を
備えた自動車における幌とルーフ開口との間のシ
ール構造であつて、 幌の裾部を上記ルーフ開口部を囲む車体に止着
する一方、車体における上記幌を止着する部位よ
り上記ルーフ開口に近い部位にシール部材を設け
るとともに、幌における上記シール部材に対する
当たり部に、剛性を備えた幌形出し部材を設ける
一方、上記幌における上記裾部と上記当たり部と
の間に、車体に当接する桁状の第二シール体を設
け、かつ、裾部止着状態にある幌が上記第二シー
ル体に支えられる部位において凸に湾曲するよう
になしたことを特徴としている。
本願考案のシール構造は、幌の裾部をルーフ開
口部を囲む車体に止着するとともに、車体におけ
る幌の裾部を止着する部位よりルーフ開口に近い
部位にシール部材を設け、さらに、幌におけるシ
ール部材に対する当たり部に、剛性を備えた幌形
出し部材を設ける一方、上記幌における上記裾部
と上記当たり部との間に、車体に当接する桁状の
第二シール体を設け、かつ、裾部止着状態にある
幌が上記第二シール体に支えられる部位において
凸に湾曲するようになしている。 したがつて、幌のシール部材に対する当たり部
より外方の部位において幌が車体に確実に固定さ
れるから、上記当たり部近傍における幌の走行時
等におけるバタつきを防止することができる。す
なわち、幌とシール部材とに常に略一定の位置関
係をもたせることができる。 そしてまた、幌形出し部材の剛性により、柔軟
な幌に対して、そのシール部材に対する当たり部
に適度の剛性をもたせることができる。したがつ
て、幌がシール部材を押圧するにあたつては、幌
の柔軟性に起因するシール圧の不足をカバーし
て、シール部材に沿つて均一かつ十分なシール圧
を得ることができる。 さらに、上記車体側のシール部材と幌の幌形出
し部材との間の当接によるシール構造に加え、桁
状の第二シール体と車体との間の当接による第二
のシール構造が設けられているので、シール構造
が二重構造となり、これによるシール性が飛躍的
に向上する。 幌止着状態において上記第二シール体が確実に
車体に当接するべく、本願考案ではさらに、幌止
着状態において第二シール体によつて支えられる
部位が凸に湾曲するようにしている。すなわち、
止着状態における幌に作用する張力によつて、上
記桁状の第二シール体が車体に対して密着当接す
るようになる。したがつて、幌に対する十分な張
力によつて、第一のシール構造である幌形出し部
材と車体側のシール部材との間の当接がより確実
になる。すなわち、シール部材たるウエザストリ
ツプと、幌形出し部材との間のシール圧がそれだ
け上昇するのであつて、これによつて上記幌形出
し部材と上記シール部材との間のシール性もがよ
り向上させられる。 さらに、上記第二シール体によつて幌の裾部近
傍がきれいに峰状となつて膨出させられ、これに
よる幌装着時での車体外観が向上する。 このように、本願考案では、シール部材とこれ
に対する幌の当たり部との間に、一定した位置関
係をとらせ、かつ、シール部材に沿つて均一かつ
十分なシール圧をもつて幌をシール部材に圧接さ
せることができる。したがつて、幌とルーフ開口
との間のシール性を飛躍的に向上させることがで
き、これにより、車室内への雨水の侵入を確実に
防止できる。 また、幌は、柔軟性をもつているために、幌骨
等の支持体を利用しなければコーナ部等をきれい
につくりだすことは容易でないが、本願考案で
は、上記幌形出し部材により、幌の所望の部位に
適度の剛性をもたせることができるから、幌をは
つたときの形状出しを簡単に行える。
口部を囲む車体に止着するとともに、車体におけ
る幌の裾部を止着する部位よりルーフ開口に近い
部位にシール部材を設け、さらに、幌におけるシ
ール部材に対する当たり部に、剛性を備えた幌形
出し部材を設ける一方、上記幌における上記裾部
と上記当たり部との間に、車体に当接する桁状の
第二シール体を設け、かつ、裾部止着状態にある
幌が上記第二シール体に支えられる部位において
凸に湾曲するようになしている。 したがつて、幌のシール部材に対する当たり部
より外方の部位において幌が車体に確実に固定さ
れるから、上記当たり部近傍における幌の走行時
等におけるバタつきを防止することができる。す
なわち、幌とシール部材とに常に略一定の位置関
係をもたせることができる。 そしてまた、幌形出し部材の剛性により、柔軟
な幌に対して、そのシール部材に対する当たり部
に適度の剛性をもたせることができる。したがつ
て、幌がシール部材を押圧するにあたつては、幌
の柔軟性に起因するシール圧の不足をカバーし
て、シール部材に沿つて均一かつ十分なシール圧
を得ることができる。 さらに、上記車体側のシール部材と幌の幌形出
し部材との間の当接によるシール構造に加え、桁
状の第二シール体と車体との間の当接による第二
のシール構造が設けられているので、シール構造
が二重構造となり、これによるシール性が飛躍的
に向上する。 幌止着状態において上記第二シール体が確実に
車体に当接するべく、本願考案ではさらに、幌止
着状態において第二シール体によつて支えられる
部位が凸に湾曲するようにしている。すなわち、
止着状態における幌に作用する張力によつて、上
記桁状の第二シール体が車体に対して密着当接す
るようになる。したがつて、幌に対する十分な張
力によつて、第一のシール構造である幌形出し部
材と車体側のシール部材との間の当接がより確実
になる。すなわち、シール部材たるウエザストリ
ツプと、幌形出し部材との間のシール圧がそれだ
け上昇するのであつて、これによつて上記幌形出
し部材と上記シール部材との間のシール性もがよ
り向上させられる。 さらに、上記第二シール体によつて幌の裾部近
傍がきれいに峰状となつて膨出させられ、これに
よる幌装着時での車体外観が向上する。 このように、本願考案では、シール部材とこれ
に対する幌の当たり部との間に、一定した位置関
係をとらせ、かつ、シール部材に沿つて均一かつ
十分なシール圧をもつて幌をシール部材に圧接さ
せることができる。したがつて、幌とルーフ開口
との間のシール性を飛躍的に向上させることがで
き、これにより、車室内への雨水の侵入を確実に
防止できる。 また、幌は、柔軟性をもつているために、幌骨
等の支持体を利用しなければコーナ部等をきれい
につくりだすことは容易でないが、本願考案で
は、上記幌形出し部材により、幌の所望の部位に
適度の剛性をもたせることができるから、幌をは
つたときの形状出しを簡単に行える。
以下、本願考案の一実施例を図面を参照しなが
ら具体的に説明する。 第3図に示す自動車は、門形状のロールバー1
(ピラー)を挟んでその前後に運転室と荷台2と
が設けられており、また運転室のルーフには、平
面視略矩形状のルーフ開口3が設けられている。
そして、上記ルーフ開口3と荷台2とを幌4で覆
うことができるように構成される。 幌4は、荷台2を覆う部分(荷台覆設シート)
5とルーフ開口3を覆う部分(ルーフ開口覆設シ
ート)6とが一枚続きで形成された形態をなし、
これはたとえば防水性等に優れるポリエステル材
により形成される。一方、上記荷台2には、幌4
(荷台覆設シート5)を支持させるための幌骨7
が取付けられている。そして、幌4は、その荷台
覆設シート5が上記幌骨7によつて支持された状
態で荷台2を箱形状に覆うとともに、この荷台覆
設シート5の前端に設けられたルーフ開口覆設シ
ート6によつて、ルーフ開口3を覆う。 また、幌4の車体への固定は、その裾部を車体
にホツク止めするなどして行われる。 本例の場合、荷台覆設シート5は、そのサイド
ウオール部5aおよびバツクウオール部5bの裾
部が、たとえば第5図に示すように、荷台2の側
枠2aおよびバツクドア2bの外面に設けたホツ
ク8にホツク止めされることにより車体に止着さ
れる。さらに、この荷台覆設シート5は、その前
縁部、正確には上記サイドウオール部5aの前縁
部が、第6図に示すように、ロールバー1の脚部
1aに止着される。 また、ルーフ開口覆設シート6の車体への固定
は、第1図および第2図に示すように、その前縁
部および両側縁部をルーフ外面に止着することに
より行われる。 本例では、ルーフ開口3の前方部におけるルー
フ外面に、第2図および第3図に示すように、車
幅方向に延びる段落ち部11が形成されていると
ともに、この段落ち部11内に、幌4の前縁部を
掛止するためのリテーナ12が、段落ち部11の
ほぼ車幅方向全長にわたつて設けられている。そ
して、袋部6aを形成した幌4(ルーフ開口覆設
シート6)の前縁部を、リテーナ12の前縁部と
段落ち部11の立て壁11aとの間のすきまから
段落ち部11内に挿入した後、上記袋部6a内に
その一端等に設けた開口から上記すきまより大径
の幌止め13を挿入することにより、幌4(ルー
フ開口覆設シート6)の前縁部をルーフ外面に止
着している。 また、ルーフ開口覆設シート6の両側縁部は、
第1図に示すように、ルーフサイドレール9に設
けたホツク10にホツク止めすることにより、車
体に止着している。 なお、上記荷台覆設シート5のサイドウオール
部5aのロールバー1の脚部1aへの止着も、ル
ーフ開口覆設シート6の前縁部の車体への取付け
構造と同様の取付け構造をもつて行つている。 さて、ルーフ開口3の開口縁部には、第1図な
いし第3図に示すように、ウエザストリツプゴム
14が、シール部材として設けられており、これ
は、ルーフに設けた立てフランジ部3aに装着さ
れている。一方、幌4のルーフ開口覆設シート6
には、第1図、第2図および第4図に示すよう
に、上記ウエザストリツプゴム14に対する当た
り部において、剛性を備えた薄板状の幌形出し部
材15が設けられている。本例の場合、この幌形
出し部材15は、第4図に示すように、ルーフ開
口覆設シート6におけるルーフ開口の四辺と対応
する箇所に、すなわち、ルーフ覆設シート6の、
その前方部および後方部におけるルーフ開口縁部
の前縁部および後縁部と対応する箇所にルーフ開
口3のほぼ車幅方向全長にわたつて、その両側方
部におけるルーフ開口縁部の両側縁部と対応する
箇所にルーフ開口3のほぼ前後方向全長にわたつ
て、それぞれ設けられている。また、ルーフ開口
覆設シート6の前方部および後方部において設け
る幌形出し部材15は、幌内面に設けた袋部内に
挿着することにより、その両側方部において設け
る幌形部材15は幌に融着することにより、幌に
装着している。 そして、第1図および第2図に示すように、幌
覆設時、幌形出し部材15を設けた箇所を、上記
ウエザストリツプゴム14に圧接させることによ
り、ルーフ開口をシールするようにしている。 なお、本例の場合、幌形出し部材15には、適
度の剛性を備えた樹脂材料により形成した薄板状
の部材をもちいているが、シール部材を押圧でき
る形状およびある程度の剛性を備えたものであれ
ば、その形状や形成材料は特に問われない。 以上のように構成される本例の幌付き自動車に
おいては、上記幌形出し部材15により、柔軟な
幌4に対して、その上記ウエザストリツプゴム1
4に対する当たり部に適度の剛性をもたせること
ができるから、幌4をルーフに覆設した際、上記
ウエザストリツプゴム14に沿つて均一かつ十分
なシール圧をもつて幌4をウエザストリツプゴム
14に圧接させることができる。また、幌4(ル
ーフ覆設シート6)の裾部を、ルーフ開口部を囲
む車体に止着して、幌4における上記当たり部近
傍の部位が走行時等においてバタつくことがない
ようにしている。すなわち、幌4の上記当たり部
をウエザストリツプゴム14に対して常に略一定
の位置関係をとらせることができるようにしてい
る。 したがつて、この十分なシール圧をもつて幌4
をウエザストリツプゴム14に圧接させることが
できることと、幌4の上記当たり部とウエザスト
リツプゴム14との位置関係を略一定化させるこ
とができることとの効果により、ルーフ開口3と
幌4との間のシール性を非常に高めることがで
き、ルーフ開口3内への雨水の侵入を確実に防止
できる。また、本例の場合、第1図に示すよう
に、ルーフ覆設シート6の側方部に、スポンジ1
6を幌内面に設けた袋部内に挿着して構成した幌
形出し機能を兼備する桁状の第二シール体17を
設け、これが、幌覆設時に、上記ウエザストリツ
プゴム14が設けられる部位と上記ホツク10が
設けられる部位との間におけるルーフ外面に当接
するようにしている。したがつて、ルーフ側方部
においてシール構造が二重に構成されることにな
るから、ルーフ開口3におけるシール性を大いに
向上させることができる。 また、このように、剛性を備えた幌形出し部材
14を、ルーフ側方におけるコーナ部近傍と対応
する箇所に設けることにより、幌の側方部に形成
するコーナ部をきれいに形作ることができるよう
にもなる。 ところで、本願考案の範囲は、上述した実施例
に限定されるものではなく、たとえば、幌の車体
に対する止着構造や幌形出し部材の幌への取付け
構造などは、種々設計変更可能である。また、上
記実施例では、幌形出し部材を樹脂材料により形
成していたが、樹脂製のものに比べて比較的重量
が上がる材料で形成するようにしてもよい。この
ようにすると、幌形出し部材の重量によつてシー
ル部材に対するシール圧をより上げることができ
るようになり、シール性をさらに向上させること
ができる。
ら具体的に説明する。 第3図に示す自動車は、門形状のロールバー1
(ピラー)を挟んでその前後に運転室と荷台2と
が設けられており、また運転室のルーフには、平
面視略矩形状のルーフ開口3が設けられている。
そして、上記ルーフ開口3と荷台2とを幌4で覆
うことができるように構成される。 幌4は、荷台2を覆う部分(荷台覆設シート)
5とルーフ開口3を覆う部分(ルーフ開口覆設シ
ート)6とが一枚続きで形成された形態をなし、
これはたとえば防水性等に優れるポリエステル材
により形成される。一方、上記荷台2には、幌4
(荷台覆設シート5)を支持させるための幌骨7
が取付けられている。そして、幌4は、その荷台
覆設シート5が上記幌骨7によつて支持された状
態で荷台2を箱形状に覆うとともに、この荷台覆
設シート5の前端に設けられたルーフ開口覆設シ
ート6によつて、ルーフ開口3を覆う。 また、幌4の車体への固定は、その裾部を車体
にホツク止めするなどして行われる。 本例の場合、荷台覆設シート5は、そのサイド
ウオール部5aおよびバツクウオール部5bの裾
部が、たとえば第5図に示すように、荷台2の側
枠2aおよびバツクドア2bの外面に設けたホツ
ク8にホツク止めされることにより車体に止着さ
れる。さらに、この荷台覆設シート5は、その前
縁部、正確には上記サイドウオール部5aの前縁
部が、第6図に示すように、ロールバー1の脚部
1aに止着される。 また、ルーフ開口覆設シート6の車体への固定
は、第1図および第2図に示すように、その前縁
部および両側縁部をルーフ外面に止着することに
より行われる。 本例では、ルーフ開口3の前方部におけるルー
フ外面に、第2図および第3図に示すように、車
幅方向に延びる段落ち部11が形成されていると
ともに、この段落ち部11内に、幌4の前縁部を
掛止するためのリテーナ12が、段落ち部11の
ほぼ車幅方向全長にわたつて設けられている。そ
して、袋部6aを形成した幌4(ルーフ開口覆設
シート6)の前縁部を、リテーナ12の前縁部と
段落ち部11の立て壁11aとの間のすきまから
段落ち部11内に挿入した後、上記袋部6a内に
その一端等に設けた開口から上記すきまより大径
の幌止め13を挿入することにより、幌4(ルー
フ開口覆設シート6)の前縁部をルーフ外面に止
着している。 また、ルーフ開口覆設シート6の両側縁部は、
第1図に示すように、ルーフサイドレール9に設
けたホツク10にホツク止めすることにより、車
体に止着している。 なお、上記荷台覆設シート5のサイドウオール
部5aのロールバー1の脚部1aへの止着も、ル
ーフ開口覆設シート6の前縁部の車体への取付け
構造と同様の取付け構造をもつて行つている。 さて、ルーフ開口3の開口縁部には、第1図な
いし第3図に示すように、ウエザストリツプゴム
14が、シール部材として設けられており、これ
は、ルーフに設けた立てフランジ部3aに装着さ
れている。一方、幌4のルーフ開口覆設シート6
には、第1図、第2図および第4図に示すよう
に、上記ウエザストリツプゴム14に対する当た
り部において、剛性を備えた薄板状の幌形出し部
材15が設けられている。本例の場合、この幌形
出し部材15は、第4図に示すように、ルーフ開
口覆設シート6におけるルーフ開口の四辺と対応
する箇所に、すなわち、ルーフ覆設シート6の、
その前方部および後方部におけるルーフ開口縁部
の前縁部および後縁部と対応する箇所にルーフ開
口3のほぼ車幅方向全長にわたつて、その両側方
部におけるルーフ開口縁部の両側縁部と対応する
箇所にルーフ開口3のほぼ前後方向全長にわたつ
て、それぞれ設けられている。また、ルーフ開口
覆設シート6の前方部および後方部において設け
る幌形出し部材15は、幌内面に設けた袋部内に
挿着することにより、その両側方部において設け
る幌形部材15は幌に融着することにより、幌に
装着している。 そして、第1図および第2図に示すように、幌
覆設時、幌形出し部材15を設けた箇所を、上記
ウエザストリツプゴム14に圧接させることによ
り、ルーフ開口をシールするようにしている。 なお、本例の場合、幌形出し部材15には、適
度の剛性を備えた樹脂材料により形成した薄板状
の部材をもちいているが、シール部材を押圧でき
る形状およびある程度の剛性を備えたものであれ
ば、その形状や形成材料は特に問われない。 以上のように構成される本例の幌付き自動車に
おいては、上記幌形出し部材15により、柔軟な
幌4に対して、その上記ウエザストリツプゴム1
4に対する当たり部に適度の剛性をもたせること
ができるから、幌4をルーフに覆設した際、上記
ウエザストリツプゴム14に沿つて均一かつ十分
なシール圧をもつて幌4をウエザストリツプゴム
14に圧接させることができる。また、幌4(ル
ーフ覆設シート6)の裾部を、ルーフ開口部を囲
む車体に止着して、幌4における上記当たり部近
傍の部位が走行時等においてバタつくことがない
ようにしている。すなわち、幌4の上記当たり部
をウエザストリツプゴム14に対して常に略一定
の位置関係をとらせることができるようにしてい
る。 したがつて、この十分なシール圧をもつて幌4
をウエザストリツプゴム14に圧接させることが
できることと、幌4の上記当たり部とウエザスト
リツプゴム14との位置関係を略一定化させるこ
とができることとの効果により、ルーフ開口3と
幌4との間のシール性を非常に高めることがで
き、ルーフ開口3内への雨水の侵入を確実に防止
できる。また、本例の場合、第1図に示すよう
に、ルーフ覆設シート6の側方部に、スポンジ1
6を幌内面に設けた袋部内に挿着して構成した幌
形出し機能を兼備する桁状の第二シール体17を
設け、これが、幌覆設時に、上記ウエザストリツ
プゴム14が設けられる部位と上記ホツク10が
設けられる部位との間におけるルーフ外面に当接
するようにしている。したがつて、ルーフ側方部
においてシール構造が二重に構成されることにな
るから、ルーフ開口3におけるシール性を大いに
向上させることができる。 また、このように、剛性を備えた幌形出し部材
14を、ルーフ側方におけるコーナ部近傍と対応
する箇所に設けることにより、幌の側方部に形成
するコーナ部をきれいに形作ることができるよう
にもなる。 ところで、本願考案の範囲は、上述した実施例
に限定されるものではなく、たとえば、幌の車体
に対する止着構造や幌形出し部材の幌への取付け
構造などは、種々設計変更可能である。また、上
記実施例では、幌形出し部材を樹脂材料により形
成していたが、樹脂製のものに比べて比較的重量
が上がる材料で形成するようにしてもよい。この
ようにすると、幌形出し部材の重量によつてシー
ル部材に対するシール圧をより上げることができ
るようになり、シール性をさらに向上させること
ができる。
第1図は幌が取付けられた状態での第3図の
−線断面に相当する図、第2図は幌が取付けら
れた状態での第3図の−断面に相当する図、
第3図は本願考案が適用された自動車の斜視図、
第4図は幌が取付けられた状態での運転室のルー
フを平面方向からみた図、第5図は幌が取付けら
れた状態での第3図のV−V線断面に相当する
図、第6図は幌が取付けられた状態での第3図の
−線断面に相当する図、第7図は従来例のシ
ール構造を示した図であり、第3図の−線断
面に相当する図である。 3……ルーフ開口、4……幌、14……シール
部材(ウエザストリツプゴム)、15……幌形出
し部材。
−線断面に相当する図、第2図は幌が取付けら
れた状態での第3図の−断面に相当する図、
第3図は本願考案が適用された自動車の斜視図、
第4図は幌が取付けられた状態での運転室のルー
フを平面方向からみた図、第5図は幌が取付けら
れた状態での第3図のV−V線断面に相当する
図、第6図は幌が取付けられた状態での第3図の
−線断面に相当する図、第7図は従来例のシ
ール構造を示した図であり、第3図の−線断
面に相当する図である。 3……ルーフ開口、4……幌、14……シール
部材(ウエザストリツプゴム)、15……幌形出
し部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ルーフに開口部が設けられているとともに、こ
のルーフ開口を覆う幌を備えた自動車における幌
とルーフ開口との間のシール構造であつて、 幌の裾部を上記ルーフ開口部を囲む車体に止着
する一方、車体における上記幌を止着する部位よ
り上記ルーフ開口に近い部位にシール部材を設け
るとともに、幌における上記シール部材に対する
当たり部に、剛性を備えた幌形出し部材を設ける
一方、 上記幌における上記裾部と上記当たり部との間
に、車体に当接する桁状の第二シール体を設け、
かつ、裾部止着状態にある幌が上記第二シール体
に支えられる部位において凸に湾曲するようにな
したことを特徴とする、シール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988072818U JPH0520587Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988072818U JPH0520587Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01175428U JPH01175428U (ja) | 1989-12-13 |
| JPH0520587Y2 true JPH0520587Y2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=31297970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988072818U Expired - Lifetime JPH0520587Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0520587Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2663512B2 (ja) * | 1988-05-20 | 1997-10-15 | スズキ株式会社 | 自動車の幌の枠 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988072818U patent/JPH0520587Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01175428U (ja) | 1989-12-13 |
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