JPH05227731A - 磁気力回転伝達機構 - Google Patents

磁気力回転伝達機構

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JPH05227731A
JPH05227731A JP2853192A JP2853192A JPH05227731A JP H05227731 A JPH05227731 A JP H05227731A JP 2853192 A JP2853192 A JP 2853192A JP 2853192 A JP2853192 A JP 2853192A JP H05227731 A JPH05227731 A JP H05227731A
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JP
Japan
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rotating body
magnetic
magnet rotating
magnet
bracket
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Application number
JP2853192A
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English (en)
Inventor
Masanori Saito
政範 斉藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気力伝達機構において、磁石回転体の片寄
りや横揺れを低減し又は防止する。 【構成】 磁性部材により形成した少なくとも二個の磁
性回転体3,5を互いに離間させると共に平行な回転中
心をもって配設し、前記磁性回転体3,5間に位置させ
ると共に磁気力によってこれらの磁性回転体3,5の外
周面に吸着させた磁石回転体6を設け、一個の前記磁性
回転体5からの回転力を前記磁石回転体6を介して他の
前記磁性回転体3に伝達する磁気力回転伝達機構におい
て、前記磁石回転体6の少なくとも一方の側面に対向さ
せて不動部材10,11を配設し、前記磁石回転体6の
少なくとも一方の側面又は少なくとも一方の前記不動部
材10,11における前記磁石回転体6の側面に対向す
る位置に突起12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つの回転体から他の
回転体への回転力の伝達を磁石回転体の磁気力を用いて
行なう磁気力回転伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ
等の高回転精度、低騒音が要求される装置においては、
磁石回転体の磁気力による吸着を利用して回転力を伝達
する磁気力回転伝達機構が実用化されている。ここで、
磁気力回転伝達機構は摩擦による回転伝達機構であるた
め、ギヤやベルト等による回転力伝達の最大の欠点であ
る騒音や回転ムラが低減され、スムーズな回転力伝達を
行なえる。しかも、各回転体(主動回転体、従動回転
体、磁石回転体等)の精度や接触面の表面状態等を高め
れば高めるほど高精度の回転力伝達を行なえる。さら
に、磁気力回転伝達機構は、他の摩擦伝達機構と異な
り、予圧をかけないので側圧がかからないことや、磁石
回転体を支持する軸や軸受等が不要であるため、構成が
簡単であると共に部品点数も少なく、組付けが非常に簡
単で磁石回転体の着脱を容易に行なうことができる等の
長所を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁石回転体は
主動回転体や従動回転体に磁気力で吸着されているだけ
であるため、主動回転体や従動回転体及び磁石回転体の
円筒度、主動回転体や従動回転体が取付けられている回
転軸の平行度が悪いと、回転力伝達時に磁石回転体が回
転中心軸方向(主動回転体や従動回転体の回転軸の軸心
方向)にそって動き、片寄り(磁石回転体が回転軸の軸
心方向にそったいずれか一方へ片寄ること)や横揺れ
(磁石回転体が回転軸の軸心方向にそって揺れ動くこ
と)を起こし、スムーズな回転力伝達を行なえなくなる
という欠点がある。
【0004】このような片寄りや横揺れは、各回転体の
加工精度や取付け精度を高めることによって防止するこ
とができるが、コスト的に限度がある。
【0005】また、特開昭61−153048号公報の
図3及び図4に開示された磁気力回転伝達機構において
は、各回転体の回転中心が上下方向を向いている場合で
も磁石回転体が自重で落ちないように、磁石回転体に支
持軸を設け、この支持軸をレバーに回転自在にゆるく嵌
合させているが、この場合には、磁石回転体の組付けや
着脱を簡単に行なうことができず、構成も複雑となり部
品点数も多くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
磁性部材により形成した少なくとも二個の磁性回転体を
互いに離間させると共に平行な回転中心をもって配設
し、前記磁性回転体間に位置させると共に磁気力によっ
てこれらの磁性回転体の外周面に吸着させた磁石回転体
を設け、一個の前記磁性回転体からの回転力を前記磁石
回転体を介して他の前記磁性回転体に伝達する磁気力回
転伝達機構において、前記磁石回転体の少なくとも一方
の側面に対向させて不動部材を配設し、前記磁石回転体
の少なくとも一方の側面又は少なくとも一方の前記不動
部材における前記磁石回転体の側面に対向する位置に突
起を設けた。
【0007】請求項2記載の発明は、磁性部材により形
成した少なくとも二個の磁性回転体を互いに離間させる
と共に平行な回転中心をもって配設し、前記磁性回転体
間に位置させると共に磁気力によってこれらの磁性回転
体の外周面に吸着させた磁石回転体を設け、一個の前記
磁性回転体からの回転力を前記磁石回転体を介して他の
前記磁性回転体に伝達する磁気力回転伝達機構におい
て、前記磁石回転体の両側の側面に対向させて不動部材
を配設し、前記磁石回転体の両側の側面又は前記不動部
材における前記磁石回転体の側面に対向する位置に突起
を設けた。
【0008】請求項3記載の発明は、磁性部材により形
成した少なくとも二個の磁性回転体を互いに離間させる
と共に平行な回転中心をもって配設し、前記磁性回転体
間に位置させると共に磁気力によってこれらの磁性回転
体の外周面に吸着させた磁石回転体を設け、一個の前記
磁性回転体からの回転力を前記磁石回転体を介して他の
前記磁性回転体に伝達する磁気力回転伝達機構におい
て、前記磁石回転体の少なくとも一方の側面に対向させ
て不動部材を配設し、前記磁石回転体の側面と前記不動
部材との間に回転部材を回転自在に介装した。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、磁石回転体の少なく
とも一方の側面に設けた突起が磁石回転体の少なくとも
一方の側面に対向させて配設した不動部材に接触し、又
は、不動部材に設けた突起が磁石回転体の側面に接触す
ることにより、磁石回転体の片寄りが簡単な構成で防止
され、又は、低減される。
【0010】請求項2記載の発明では、磁石回転体の両
側の側面に設けた突起が磁石回転体の両側の側面に対向
させて配設した不動部材に接触し、又は、不動部材に設
けた突起が磁石回転体の両側の側面に接触することによ
り、磁石回転体の片寄りや横揺れが簡単な構成で防止さ
れ、又は、低減される。
【0011】請求項3記載の発明は、磁石回転体の側面
とこの側面に対向して配設された不動部材とがこれらの
磁石回転体と不動部材との間に介装された回転部材に接
触するため、不動部材及び回転部材を磁石回転体の一方
の側面に対向させて配設することにより、磁石回転体の
片寄りが簡単な構成で防止され、又は、低減され、さら
に、不動部材及び回転部材を磁石回転体の両側の側面に
対向させて配設することにより、磁石回転体の片寄りや
横揺れが簡単な構成で防止され、又は、低減される。し
かも、回転部材は磁石回転体の側面に転動自在に接触す
るため、回転部材が磁石回転体の側面の回転中心からず
れて位置する場合であっても、磁石回転体と回転部材と
の間に作用する回転抵抗が小さくなり、磁石回転体はス
ムーズに回転する。
【0012】
【実施例】まず、本発明に係る磁気力回転伝達機構の基
本構成を図11乃至図13に基づいて説明する。この磁
気力回転伝達機構は、回転駆動精度(回転ムラや周速等
の精度)が要求されるローラ1と、ローラ1の回転軸2
に固定された磁性部材により形成された磁性回転体であ
るプーリ3と、駆動モータ4と、磁性部材により形成さ
れた磁性回転体である前記駆動モータ4の出力軸5と、
前記プーリ3と前記出力軸5との間に配設された磁石回
転体6とにより構成されている。ここで、前記磁石回転
体6は、永久磁石7と、この永久磁石7を挾み込んだ磁
性体のヨーク8と、永久磁石7とヨーク8との外周面に
動摩擦係数をアップさせるための手段(アラシ処理や、
ゴム,樹脂,粉粒等のコーティング)により構成されて
いる。実施例では、外周面を合成ゴム9で巻回した。な
お、前記プーリ3と前記出力軸5とは互いに離間させる
と共に平行な回転中心をもって配設されており、前記磁
石回転体6はその外周面が前記プーリ3の外周面と前記
出力軸5の外周面とに磁気力によって吸着されている。
また、前記プーリ3の外周面と前記出力軸5の外周面と
には、動摩擦係数をアップさせてスベリを低減させるた
めのスベリ低減処理(アラシ処理や、ゴム,樹脂,粉粒
等によるコーティング処理等)が施されている。
【0013】このような構成において、図12は回転力
の伝達状態を示すもので、駆動モータ4の出力軸5を左
回転させると、磁石回転体6を出力軸5とプーリ3との
間に食い込ませる向きの力が発生すると共に磁石回転体
6が右回りに回転し、さらに、プーリ3が左回りに回転
する。
【0014】ここで、プーリ3や出力軸5及び磁石回転
体6等を一般的な精度で加工したり取付けた場合、実際
に回転駆動させると、プーリ3や出力軸5及び磁石回転
体6の各外周面の円筒度、振れ精度、表面仕上げ状態
や、プーリ3と回転軸2との同軸度、回転軸2と出力軸
5との平行度等に誤差が生じていると、磁石回転体6が
回転力伝達時に回転中心軸方向(図13における矢印a
方向)にそって動くと共に片寄りや横揺れが発生し、ス
リップ、回転ムラ、伝達トルクの低下を生じ、最悪の場
合には磁石回転体6が脱落する危険性がある。
【0015】ついで、請求項1記載の発明の第一の実施
例を図1及び図2に基づいて説明する。なお、図11乃
至図13において説明した部分と同一部分は同一符号で
示し、説明も省略する。磁石回転体6の両側の側面に対
向する位置には不動部材であるブラケット10,11が
配設されており、一方のブラケット10は回転軸2を保
持し、他方のブラケット11には駆動モータ4が取付け
られている。前記磁石回転体6の一方の側面の回転中心
上には、前記ブラケット11側に向けて突出した突起1
2が固定されており、この突起12は先端部形状が球面
に形成されている。
【0016】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させて回転力の伝達を行なった際に、磁石回転
体6が図2に示すようにブラケット11側へ片寄りを生
ずると、突起12がブラケット11に接触し、それ以上
の片寄りが起こらない。従って、磁石回転体6が大きな
片寄りを生じることにより磁石回転体6とプーリ3との
接触幅が狭くなり、伝達トルクが低下すると共に回転ム
ラやスリップが生ずるということが防止される。なお、
磁石回転体6とプーリ3との幅寸法については、突起1
2がブラケット11に接触した場合にも磁石回転体6と
プーリ3との接触幅の寸法が一定となるように設定され
ている。
【0017】突起12がブラケット11に接触した後に
おいては、突起12がブラケット11に接触した状態を
維持しながら磁石回転体6が回転するため、突起12と
ブラケット11との接触部における摩擦抵抗を低減させ
る必要がある。例えば、突起12については、形状(特
に先端形状)、材質、表面状態(表面仕上げ及び表面処
理)などで、突起12が接触する面については、材質と
表面状態などを考慮する必要がある。本実施例では、突
起12の先端部形状を球面としてブラケット11と点接
触するようにし、かつ、突起12を磁石回転体6の回転
中心上に固定したので、磁石回転体6の回転時における
突起12とブラケット11との接触部の摩擦抵抗が小さ
くなり、磁石回転体6の回転がスムーズに行なわれる。
【0018】なお、突起12とブラケット11との接触
部における摩擦抵抗を低減させる手段として潤滑剤を用
いることも考えられるが、その潤滑剤が磁石回転体6の
外周面に付着してスベリの原因となることを防止するた
めのシールドが必要である。
【0019】また、突起12については、ヨーク8に一
体形成してもよく、また、別部品による後付けでもよ
い。
【0020】つぎに、磁石回転体6がブラケット10側
に向けて片寄りを生ずるような場合には、突起12がブ
ラケット10側を向くように磁石回転体6の取付状態を
変更し、突起12をブラケット10に接触させることに
より磁石回転体6のブラケット11側への片寄りを低減
させる。
【0021】ついで、請求項1記載の発明の第二の実施
例を図3に基づいて説明する。なお、図1,2及び図1
1乃至図13において説明した部分と同一部分は同一符
号で示し、説明も省略する(以下、同様)。本実施例
は、磁石回転体6の一方の側面の回転中心上に、ブラケ
ット11側に向けて突出した突起13を固定したもので
ある。なお、この突起13の突出寸法は、突起13の先
端部が駆動モータ4を回転駆動させない状態でブラケッ
ト11に接触するように設定されている。また、突起1
3の先端部形状は上述した突起12と同様に球面とされ
ている。
【0022】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させる前から突起13がブラケット11に接触
しているため、磁石回転体6の回転に伴う磁石回転体6
のブラケット11側への片寄りが防止される。そして、
磁石回転体6の片寄りが防止されるため、プーリ3と磁
石回転体6との幅寸法については特別な考慮を要しな
い。また、突起13がブラケット10側を向くように磁
石回転体6の取付状態を変更し、駆動モータ4を回転駆
動させる前から突起13をブラケット10に接触させて
おくことにより磁石回転体6のブラケット10側への片
寄りが防止される。
【0023】ついで、請求項1記載の発明の第三の実施
例を図4に基づいて説明する。本実施例は、ブラケット
11における磁石回転体6の側面の回転中心に対向する
位置に突起14を固定したものである。突起14の先端
部形状は上述した突起12,13と同様に球面とされて
いる。
【0024】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させて回転力の伝達を行なった際に、磁石回転
体6がブラケット11側へ片寄りを生ずると、突起14
が磁石回転体6の側面の回転中心上に接触し、磁石回転
体6のそれ以上の片寄りが起こらない。従って、磁石回
転体6が大きな片寄りを生じることにより磁石回転体6
とプーリ3との接触幅が狭くなり、伝達トルクが低下す
ると共に回転ムラやスリップが生ずるということが防止
される。なお、突起14を磁石回転体6の側面の回転中
心に対向させてブラケット10に固定することにより、
磁石回転体6のブラケット10側への片寄りが低減され
る。
【0025】ついで、請求項2記載の発明の第一の実施
例を図5に基づいて説明する。本実施例は、磁石回転体
6の両側の側面の回転中心上に、図1及び図2において
説明したものと同様の突起12を固定したものである。
【0026】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させて回転力の伝達を行なった際に、磁石回転
体6がブラケット10側へ片寄りを生じた場合には一方
の突起12がブラケット10に接触することにより磁石
回転体6のブラケット10側への片寄りが低減され、ま
た、磁石回転体6がブラケット11側へ片寄りを生じた
場合には他方の突起12がブラケット11に接触するこ
とにより磁石回転体6のブラケット11側への片寄りが
低減される。従って、磁石回転体6の回転に伴ってこの
磁石回転体6がブラケット10側やブラケット11側へ
交互に片寄る横揺れも低減される。
【0027】ついで、請求項2記載の発明の第二の実施
例を図6に基づいて説明する。本実施例は、図5におい
て説明した実施例と同様に磁石回転体6の両側の側面の
回転中心上に突起12を固定すると共に、駆動モータ4
を回転駆動させない状態で突起12の先端部に弾発的に
接触する板バネ15をブラケット10,11に固定した
ものである。
【0028】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させる前から突起12がブラケット10,11
に固定した板バネ15に接触しているため、磁石回転体
6の回転に伴ってこの磁石回転体6がブラケット10側
及びブラケット11側に片寄ることが防止され、従っ
て、磁石回転体6の横揺れも防止される。なお、板バネ
15のかわりにブラケット10,11を弾性部材とし、
その弾性力を利用しても同様の効果が得られる。
【0029】ついで、請求項2記載の発明の第三の実施
例を図7に基づいて説明する。本実施例は、ブラケット
10,11における磁石回転体6の側面の回転中心に対
向する位置に図4において説明したものと同様の突起1
4を固定したものである。
【0030】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させて回転力の伝達を行なった際に、磁石回転
体6がブラケット10側へ片寄りを生じた場合にはブラ
ケット10に固定した突起14が磁石回転体6の一方の
側面に接触して磁石回転体6のブラケット10側への片
寄りが低減され、また、磁石回転体6がブラケット11
側へ片寄りを生じた場合にはブラケット11に固定した
突起14が磁石回転体6の他方の側面に接触して磁石回
転体6のブラケット11側への片寄りが低減される。従
って、磁石回転体6の回転に伴ってこの磁石回転体6が
ブラケット10側やブラケット11側へ交互に片寄る横
揺れも低減される。
【0031】また、本実施例に対して、駆動モータ4を
回転駆動させない状態で突起14の先端部に弾発的に接
触するように図6において説明した板バネ15と同様の
板バネを磁石回転体6の両側の側面に固定することによ
り、磁石回転体6の片寄りや横揺れを防止することがで
きる。
【0032】ついで、請求項3記載の発明の第一の実施
例を図8に基づいて説明する。本実施例は、磁石回転体
6の両側の側面の略回転中心上に凹部16を形成し、回
転自在な回転部材であるボール17をこの凹部16内に
位置させると共に磁石回転体6に吸着させたものであ
る。
【0033】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させて回転力の伝達を行なった際に、磁石回転
体6がブラケット10側へ片寄りを生じた場合には一方
のボール17がブラケット10に接触することにより磁
石回転体6のブラケット10側への片寄りが低減され、
また、磁石回転体6がブラケット11側へ片寄りを生じ
た場合には他方のボール17がブラケット11に接触す
ることにより磁石回転体6のブラケット11側への片寄
りが低減される。従って、磁石回転体6の回転に伴って
この磁石回転体6がブラケット10側やブラケット11
側へ交互に片寄る横揺れも低減される。
【0034】さらに、ボール17がブラケット10,1
1に接触した状態においては、ボール17は磁石回転体
6とブラケット10,11との双方に対して回転自在で
あるため、ボール17の取付位置が磁石回転体6の回転
中心からずれているためにボール17がブラケット1
0,11に対して円運動を起こしても、磁石回転体6の
回転時にこの磁石回転体6に作用する回転抵抗が小さく
なり、磁石回転体6はスムーズに回転する。
【0035】なお、本実施例においては回転部材として
ボール17を用いたものを例に挙げて説明したが、回転
部材としては回転自在なものであればよく、例えば、ベ
アリングのようなものでもよい。
【0036】ついで、請求項3記載の発明の第二の実施
例を図9に基づいて説明する。本実施例は、図8におい
て説明した実施例と同様に磁石回転体6の両側の側面の
略回転中心上に凹部16を形成し、この凹部16内にボ
ール17を位置させると共に磁石回転体6に吸着させ、
さらに、駆動モータ4を回転駆動させない状態でボール
17に弾発的に接触する板バネ15を図6において説明
した実施例と同様にブラケット10,11に固定したも
のである。
【0037】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させる前からボール17がブラケット10,1
1に固定した板バネ15に接触しているため、磁石回転
体6の回転に伴ってこの磁石回転体6がブラケット10
側及びブラケット11側に片寄ることが防止され、従っ
て、磁石回転体6の横揺れも防止される。
【0038】さらに、ボール17が板バネ15に接触し
た状態においては、ボール17は磁石回転体6と板バネ
15との双方に対して回転自在であるため、ボール17
の取付位置が磁石回転体6の回転中心からずれているた
めにボール17が板バネ15に対して円運動を起こして
も、磁石回転体6の回転時にこの磁石回転体6に作用す
る回転抵抗が小さくなり、磁石回転体6はスムーズに回
転する。
【0039】ついで、請求項3記載の発明の第三の実施
例を図10に基づいて説明する。本実施例は、ブラケッ
ト10,11における磁石回転体6の側面の略回転中心
に対向する位置に保持部材18を固定し、これらの保持
部材18によってボール17を回転自在に保持したもの
である。
【0040】このような構成において、駆動モータ4を
回転駆動させて回転力の伝達を行なった際に、磁石回転
体6がブラケット10側へ片寄りを生じた場合にはブラ
ケット10側に保持したボール17が磁石回転体6の一
方の側面に接触することにより磁石回転体6のブラケッ
ト10側への片寄りが低減され、また、磁石回転体6が
ブラケット11側へ片寄りを生じた場合にはブラケット
11側に保持したボール17が磁石回転体6の他方の側
面に接触することにより磁石回転体6のブラケット11
側への片寄りが低減される。従って、磁石回転体6の回
転に伴ってこの磁石回転体6がブラケット10側やブラ
ケット11側へ交互に片寄る横揺れも低減される。
【0041】さらに、ボール17がブラケット10,1
1に接触した状態においては、ボール17は磁石回転体
6とブラケット10,11との双方に対して回転自在で
あるため、ボール17の保持位置が磁石回転体6の回転
中心からずれているためにボール17が磁石回転体6の
側面に対して円運動を起こしても、磁石回転体6の回転
時にこの磁石回転体6に作用する回転抵抗が小さくな
り、磁石回転体6はスムーズに回転する。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、磁石回転体の少
なくとも一方の側面に対向させて不動部材を配設し、前
記磁石回転体の少なくとも一方の側面又は少なくとも一
方の前記不動部材における前記磁石回転体の側面に対向
する位置に突起を設けたので、磁石回転体の側面に設け
た突起が不動部材に接触し、又は、不動部材に設けた突
起が磁石回転体の側面に接触することにより、磁石回転
体の片寄りを簡単な構成で防止し又は低減させることが
できる等の効果を有する。
【0043】請求項2記載の発明は、磁石回転体の両側
の側面に対向させて不動部材を配設し、前記磁石回転体
の両側の側面又は前記不動部材における前記磁石回転体
の側面に対向する位置に突起を設けたので、磁石回転体
の両側の側面に設けた突起が磁石回転体の両側の側面に
対向させて配設した不動部材に接触し、又は、不動部材
に設けた突起が磁石回転体の両側の側面に接触すること
により、磁石回転体の片寄りや横揺れを簡単な構成で防
止し又は低減させることができる等の効果を有する。
【0044】請求項3記載の発明は、磁石回転体の少な
くとも一方の側面に対向させて不動部材を配設し、前記
磁石回転体の側面と前記不動部材との間に回転部材を回
転自在に介装したので、不動部材及び回転部材を磁石回
転体の一方の側面に対向させて配設することにより、磁
石回転体の片寄りを簡単な構成で防止し又は低減させる
ことができ、また、不動部材及び回転部材を磁石回転体
の両側の側面に対向させて配設することにより、磁石回
転体の片寄りや横揺れを簡単な構成で防止し又は低減さ
せることができ、しかも、回転部材は磁石回転体の側面
に転動自在に接触するため、回転部材が磁石回転体の側
面の回転中心からずれて位置する場合であっても磁石回
転体と回転部材との間に作用する回転抵抗が小さくな
り、磁石回転体をスムーズに回転させることができる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の第一の実施例を示す縦断
側面図である。
【図2】突起がブラケットに接触した状態を示す縦断側
面図である。
【図3】請求項1記載の発明の第二の実施例を示す縦断
側面図である。
【図4】請求項1記載の発明の第三の実施例を示す縦断
側面図である。
【図5】請求項2記載の発明の第一の実施例を示す縦断
側面図である。
【図6】請求項2記載の発明の第二の実施例を示す縦断
側面図である。
【図7】請求項2記載の発明の第三の実施例を示す縦断
側面図である。
【図8】請求項3記載の発明の第一の実施例を示す縦断
側面図である。
【図9】請求項3記載の発明の第二の実施例を示す縦断
側面図である。
【図10】請求項3記載の発明の第三の実施例を示す縦
断側面図である。
【図11】磁気力回転伝達機構の基本構成を示す斜視図
である。
【図12】二個の磁性回転体と磁石回転体との位置関係
及び回転方向を示す正面図である。
【図13】縦断側面図である。
【符号の説明】
3,5 磁性回転体 6 磁石回転体 10,11 不動部材 12,13,14 突起 17 回転部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性部材により形成した少なくとも二個
    の磁性回転体を互いに離間させると共に平行な回転中心
    をもって配設し、前記磁性回転体間に位置させると共に
    磁気力によってこれらの磁性回転体の外周面に吸着させ
    た磁石回転体を設け、一個の前記磁性回転体からの回転
    力を前記磁石回転体を介して他の前記磁性回転体に伝達
    する磁気力回転伝達機構において、前記磁石回転体の少
    なくとも一方の側面に対向させて不動部材を配設し、前
    記磁石回転体の少なくとも一方の側面又は少なくとも一
    方の前記不動部材における前記磁石回転体の側面に対向
    する位置に突起を設けたことを特徴とする磁気力回転伝
    達機構。
  2. 【請求項2】 磁性部材により形成した少なくとも二個
    の磁性回転体を互いに離間させると共に平行な回転中心
    をもって配設し、前記磁性回転体間に位置させると共に
    磁気力によってこれらの磁性回転体の外周面に吸着させ
    た磁石回転体を設け、一個の前記磁性回転体からの回転
    力を前記磁石回転体を介して他の前記磁性回転体に伝達
    する磁気力回転伝達機構において、前記磁石回転体の両
    側の側面に対向させて不動部材を配設し、前記磁石回転
    体の両側の側面又は前記不動部材における前記磁石回転
    体の側面に対向する位置に突起を設けたことを特徴とす
    る磁気力回転伝達機構。
  3. 【請求項3】 磁性部材により形成した少なくとも二個
    の磁性回転体を互いに離間させると共に平行な回転中心
    をもって配設し、前記磁性回転体間に位置させると共に
    磁気力によってこれらの磁性回転体の外周面に吸着させ
    た磁石回転体を設け、一個の前記磁性回転体からの回転
    力を前記磁石回転体を介して他の前記磁性回転体に伝達
    する磁気力回転伝達機構において、前記磁石回転体の少
    なくとも一方の側面に対向させて不動部材を配設し、前
    記磁石回転体の側面と前記不動部材との間に回転部材を
    回転自在に介装したことを特徴とする磁気力回転伝達機
    構。
JP2853192A 1992-02-14 1992-02-14 磁気力回転伝達機構 Pending JPH05227731A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010259613A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Liberal:Kk 多極着磁した磁石を用いたブロック玩具
JP2015012703A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社ニコン 駆動力伝達構造及び光学機器
JP2017223999A (ja) * 2017-09-28 2017-12-21 株式会社ニコン 駆動力伝達構造及び光学機器

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