JPH0522909U - 伝動無端体の緊張装置 - Google Patents
伝動無端体の緊張装置Info
- Publication number
- JPH0522909U JPH0522909U JP7986591U JP7986591U JPH0522909U JP H0522909 U JPH0522909 U JP H0522909U JP 7986591 U JP7986591 U JP 7986591U JP 7986591 U JP7986591 U JP 7986591U JP H0522909 U JPH0522909 U JP H0522909U
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- tension
- transmission
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- chain
- transmission endless
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動側スプロケツトを正逆駆動させるものに
おいて、伝動無端体の緩み側を確実に緊張させると共
に、伝動効率の低下やケースの大型化を確実に防止す
る。 【構成】 伝動チエン13の張り側と緩み側とに、伝動
チエン13が張り状態ではその緊張力で伸長し、緩み状
態では縮小して伝動チエン13を緊張させるよう弾性変
形可能な弓形状のタイトナー14をそれぞれ設けると共
に、両タイトナー14を薄板状の揺動アーム15を介し
て連結する。
おいて、伝動無端体の緩み側を確実に緊張させると共
に、伝動効率の低下やケースの大型化を確実に防止す
る。 【構成】 伝動チエン13の張り側と緩み側とに、伝動
チエン13が張り状態ではその緊張力で伸長し、緩み状
態では縮小して伝動チエン13を緊張させるよう弾性変
形可能な弓形状のタイトナー14をそれぞれ設けると共
に、両タイトナー14を薄板状の揺動アーム15を介し
て連結する。
Description
【0001】
本考案は、農用トラクタのロータリ耕耘部に用いられる伝動チエン等の伝動無 端体の緊張装置に関するものである。
【0002】
一般に、この種伝動無端体は、例えばこれが伝動チエンである場合、駆動側ス プロケツトのチエン引き込み側は緊張状態となるが、チエン繰り出し側は緩んで 外れ易くなるため、この伝動チエンの緩み側をタイトナーで緊張せしめてチエン 外れ等の不都合が発生しないよう配慮する必要があり、また、駆動側スプロケツ トを正逆駆動するものにおいては、その駆動方向に基づいて伝動チエンの張り側 と緩み側が入れ換わるため、伝動チエンの張り側および緩み側をそれぞれタイト ナーで緊張させる必要がある。しかるに従来では、伝動チエンの内側に一対のタ イトナーを設け、これらタイトナーを弾機でそれぞれ外側に付勢するようにして いたため、伝動チエンは外側に広げられる状態となり、この結果、スプロケツト に対する噛合範囲が狭くなつて歯跳びやチエン外れ現象が多発する惧れがある許 りか、負荷変動等に起因するチエンの振動(おどり現象)が生じた場合に、伝動 チエンが付勢方向である外側に大きく弾んでチエンケースに接触したりチエン外 れが発生する等の不都合があつた。そこで、実開昭58−79159号公報の第 5図に示されるものの如く、伝動チエンの張り側および緩み側を外側から内側に 向けて付勢するタイトナーを設け、これらタイトナー同志を、伝動チエンの張り 側緊張力を受けるタイトナーの動きに連動して反対側のタイトナーが伝動チエン の緩み側を外側から緊張せしめるようコイル弾機を介して連結したものが提案さ れている。しかるにこのものでは、タイトナーのチエン接当部を半円状の小型部 材で形成しているため、伝動チエンに対して局部的に接当して緩み側を充分に緊 張し難い許りか、伝動チエンがくの字状に折曲することになるため、負荷が増大 して伝動効率を低下させる不都合があり、またさらには、伝動チエンを充分に緊 張させ得るよう大径に形成されるコイル弾機を、伝動チエンとの干渉を避けるべ く伝動チエンの前後何れかに並設する必要があるため、これらを内装するチエン ケースの厚さ寸法を大きく確保しなければならずチエンケースの大型化も問題と なつていた。
【0003】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる伝動無 端体の緊張装置を提供することを目的として創案されたものであつて、従動側ス プロケツトを、駆動側スプロケツトの正逆駆動に基づいて従動せしめるべく両ス プロケツト間に伝動無端体を懸回し、該懸回された伝動無端体の張り側および緩 み側近傍位置にはそれぞれタイトナーを配設すると共に、両タイトナーを、伝動 無端体の張り側緊張力を受けるタイトナーの動きに連動して反対側のタイトナー が伝動無端体の緩み側を外側から緊張せしめるよう連結してなる伝動無端体の緊 張装置において、前記両タイトナーを、伝動無端体の張り側では緊張力を受けて 伸長し、緩み側では縮小して伝動無端体を緊張せしめるよう弾性変形可能な弓形 状の板バネで形成し、その一端を固定支持する一方、他端同志を、中間部が揺動 自在に支持される薄板状の揺動アームを介して連結して、伝動無端体の張り側緊 張力を受けるタイトナーの伸長弾性変形に連動する揺動アームの揺動に基づき、 反対側のタイトナーが縮小弾性変形して伝動無端体の緩み側を外側から緊張せし めるよう構成したことを特徴とするものである。 そして本考案は、この構成によつて、伝動無端体の緩み側を確実に緊張させる と共に、伝動効率の低下やケースの大型化を確実に防止することができるように したものである。
【0004】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は農用 トラクタの後部に連結されるロータリであつて、該ロータリ1は、ギヤケース2 、サポートアーム3、チエンケース4、耕耘カバー5、リヤカバー6等を備え、 そして、前記ギヤケース2の入力軸7が入力したPTO動力を、サポートアーム 3に内装されるドライブ軸8と、チエンケース4に内装されるチエン伝動機構9 とを経由して耕耘爪10aが設けられる耕耘軸10に伝動するが、これらの基本 的な構成は何れも従来通りである。
【0005】 前記チエン伝動機構9は、ドライブ軸8の一端に設けられる駆動側スプロケツ ト11と、耕耘軸10の一端に設けられる従動側スプロケツト12との間に無端 状の伝動チエン13を懸回することで構成されるが、駆動側スプロケツト11は 、耕耘軸10を正逆回転せしめるべく正逆両方向の動力を従動側スプロケツト1 2に伝動するようになつている。
【0006】 14は両スプロケツト11、12間において伝動チエン13の左右外側方に位 置するべくチエンケース4内に設けられる左右一対のタイトナーであつて、該タ イトナー14は、弓形状の板バネで形成されて伝動チエン13の緩み側を内側に 向けて緊張せしめるものであるが、その上端はチエンケース4に固定支持される 一方、両タイトナー14の下端同志は、中間部がチエンケース4に揺動自在に支 持される薄板状の揺動アーム15を介して連結されている。即ち、タイトナー1 4は、伝動チエン13の張り側ではその緊張力を受けて伸長し、緩み側では縮小 して伝動チエン13を緊張せしめるよう弾性変形可能であり、そして、伝動チエ ン13の張り側緊張力を受けるタイトナー14の伸長弾性変形に連動する揺動ア ーム15の揺動に基づき、反対側のタイトナー14が縮小弾性変形して伝動チエ ン13の緩み側を内側に向けて緊張せしめるようになつており、これにより伝動 チエン13の張り側と緩み側が入れ換わる駆動側スプロケツト11の正逆駆動切 換えにも対応することができるようになつている。ところで、前記揺動アーム1 5は、伝動チエン13との干渉を回避するべく伝動チエン13の手前側に並設さ れてタイトナー14の下端同志を連結するが、このものは薄板材で形成されるた め、チエンケース4の蓋部4a内面と伝動チエン13との間に殊更大きなスペー スを確保することなく配設できるようになつている。
【0007】 一方、4bはチエンケース4内に潤滑油を給油するべく前記蓋部4aに開設さ れる給油口であつて、該給油口4bは、ゴム質弾性材で形成されるキヤツプ16 により閉塞されるが、該キヤツプ16を、給油口4bの周縁部に嵌着されるシー ルリング17を介して給油口4bに嵌着するべく構成すると共に、シールリング 17を、キヤツプ16よりも硬度の低いゴム質弾性材で形成することにより注油 口4bにおけるシール性を向上させている。さらに、シールリング17の内周面 には、先端鋭角状のリツプ片17aが形成されており、該リツプ片17aがキヤ ツプ16の嵌合部16a外周面に弾圧状に接当することにより注油口4bにおけ るシール性がさらに向上されるようになつている。またさらに、16bおよび1 6cはキヤツプ16に形成される細管状のブリーザ孔であつて、一方のブリーザ 孔16bは、チエンケース4の内部とシールリング17の凹部17bとを連通さ せるべくキヤツプ16の嵌合部16a上端側に所定の角度を存して複数形成され 、他方のブリーザ孔16cは、シールリング17の凹部17bとチエンケース4 の外部とを連通させるべく前記ブリーザ孔16bとは位置をずらしてキヤツプ1 6の周縁上端部に形成されている。つまり、チエンケース4の内部は、ブリーザ 孔16b、凹部17b、ブリーザ孔16cを経由する迷路状のブリーザ経路によ り外部と連通して内部の圧力変化を外部に逃すことができるようになつている。 尚、16dはキヤツプ16の取付け位置を示すマークである。
【0008】 また、18は前記耕耘カバー5とリヤカバー6との間に介設される加圧ロツド であつて、該加圧ロツド18は、外周部に装着されるコイル弾機19の付勢力で リヤカバー6を下方に向けて弾圧状に押圧するべく設けられ、そして、加圧ロツ ド18中間部に並設される複数の調整孔18aに選択的にRピン20をセツトす ることで前記コイル弾機19のバネ長を変化させてリヤカバー6の付勢力を調整 し得るが、さらに、加圧ロツド18の下端部には、ロータリ1の格納時において 前記調整孔18aから取外されたRピン20を保持するための格納孔18bが形 成されている。即ち、ロータリ1を格納する際には、コイル弾機19により加圧 を解除することが望ましく、そしてこの場合には、Rピン20を取外すことにな るが、該取外したRピン20を格納孔18bに保持させることによつてRピン2 0の紛失を防止できるようになつている。
【0009】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、駆動側スプロケツト11と従 動側スプロケツト12との間に懸回される伝動チエン13は、駆動側スプロケツ ト11の駆動方向の切換えに基づいて張り側と緩み側とが入れ換わることになる が、チエンケース4内に設けられる一対のタイトナー14は、伝動チエン13の 張り側ではその緊張力を受けて伸長し、緩み側では縮小して伝動チエン13を緊 張せしめるよう弾性変形可能であるため、タイトナー14が伝動チエン13の緩 み側に局部的に接当するような不都合なく、緩み側の自然な湾曲軌跡に沿うよう 広い範囲で伝動チエン13に弾圧接当して緩み側を緊張させることになる。従つ て、タイトナー14のチエン接当部を半円状の小型部材で形成したものの如く、 伝動チエン13に対して局部的に接当して緩み側を充分に緊張し得ないような不 都合を確実に防止することができる許りか、伝動チエン13がくの字状に折曲す ることに伴い負荷が増大して伝動効率を低下させるような不都合も防止できるこ とになり、この結果、チエン外れ等を確実に防止して信頼性を著しく向上させる と共に、伝動効率の向上に伴いロータリ1の著しい性能アツプを計ることができ る。
【0010】 しかも、タイトナー14自身を板バネで形成し、タイトナー14の下端部同志 を薄板状の揺動アーム15で連結するべく構成したため、揺動アーム15を伝動 チエン13との干渉を回避するべく伝動チエン13に並設する際には、コイル弾 機で連結していた従来のようにチエンケース4の蓋部4a内面と伝動チエン13 との間に殊更大きなスペースを確保することなく、極めて狭いスペースに容易に 配設でき、この結果、チエンケース4の厚さ寸法を小さくしてチエンケース4の コンパクト化に大いに寄与することができる。
【0011】 さらに、実施例においては、チエンケース4の給油口4aを塞ぐキヤツプ16 を、給油口4bの周縁部に嵌着されるシールリング17を介して給油口4bに嵌 着するべく構成した許りでなく、シールリング17を、キヤツプ16よりも硬度 の低いゴム質弾性材で形成し、さらには、シールリング17の内周面に、キヤツ プ16の嵌合部16a外周面に弾圧状に接当するリツプ片17aを形成したため 、注油口4bにおけるシール性を著しく向上させて油漏れ等の不都合を確実に防 止することができる。
【0012】 また、前記キヤツプ16に迷路状のブリーザ経路を形成したため、内部気圧変 化に伴う潤滑油の吹き出し等を確実に防止できる許りか、殊更専用のブリーザプ ラグ等を設ける必要がないため部品点数も削減することができる。
【0013】 またさらに、加圧ロツド18においては、ロータリ1格納時において取外した Rピン20を保持する格納孔18bを形成したため、Rピン20を紛失してしま うような不都合を確実に防止することができる。
【0014】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、スプロケツト 間に懸回された伝動無端体の張り側および緩み側近傍位置にそれぞれタイトナー を配設し、両タイトナーを、伝動無端体の張り側緊張力を受けるタイトナーの動 きに連動して反対側のタイトナーが伝動無端体の緩み側を外側から緊張せしめる よう連結したものでありながら、前記両タイトナーは、弓形状の板バネで形成さ れて伝動無端体の張り側では緊張力を受けて伸長し、緩み側では縮小して伝動無 端体を緊張せしめるよう弾性変形することになり、従つて、伝動無端体に対して 局部的に接当することなく、広い範囲で伝動無端体に沿うように接当して緩み側 を充分に緊張させることができる許りか、伝動無端体がくの字状に折曲してしま うような不具合を解消して伝動効率の向上を計ることができる。
【0015】 しかも、両タイトナーを連結する連結部材は、薄板状の揺動アームで構成され るため、伝動無端体との干渉を避けるべく伝動無端体の前後何れかに並設する場 合に、連結部材をコイル弾機で構成した従来のものの如く無端体ケースの厚さ寸 法を殊更大きく確保しなければならないような不都合がなく、もつて、無端体ケ ースの小型化に大いに寄与することができる。
【図1】ロータリの側面図である。
【図2】正転状態を示すチエンケースの内部正面図であ
る。
る。
【図3】逆転状態を示す同上正面図である。
【図4】ロータリの伝動機構を示す断面図である。
【図5】キヤツプの要部正面図である。
【図6】同上断面図である。
【図7】加圧ロツドの拡大図である。
1 ロータリ 4 チエンケース 11 駆動側スプロケツト 12 従動側スプロケツト 13 伝動チエン 14 タイトナー 15 揺動アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 従動側スプロケツトを、駆動側スプロケ
ツトの正逆駆動に基づいて従動せしめるべく両スプロケ
ツト間に伝動無端体を懸回し、該懸回された伝動無端体
の張り側および緩み側近傍位置にはそれぞれタイトナー
を配設すると共に、両タイトナーを、伝動無端体の張り
側緊張力を受けるタイトナーの動きに連動して反対側の
タイトナーが伝動無端体の緩み側を外側から緊張せしめ
るよう連結してなる伝動無端体の緊張装置において、前
記両タイトナーを、伝動無端体の張り側では緊張力を受
けて伸長し、緩み側では縮小して伝動無端体を緊張せし
めるよう弾性変形可能な弓形状の板バネで形成し、その
一端を固定支持する一方、他端同志を、中間部が揺動自
在に支持される薄板状の揺動アームを介して連結して、
伝動無端体の張り側緊張力を受けるタイトナーの伸長弾
性変形に連動する揺動アームの揺動に基づき、反対側の
タイトナーが縮小弾性変形して伝動無端体の緩み側を外
側から緊張せしめるよう構成したことを特徴とする伝動
無端体の緊張装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7986591U JP2583113Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 伝動無端体の緊張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7986591U JP2583113Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 伝動無端体の緊張装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522909U true JPH0522909U (ja) | 1993-03-26 |
| JP2583113Y2 JP2583113Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=13702101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7986591U Expired - Lifetime JP2583113Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 伝動無端体の緊張装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583113Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009505021A (ja) * | 2005-08-15 | 2009-02-05 | ボーグワーナー・インコーポレーテッド | チェーンスパン横断減衰機構を備えた機械式枢支テンショナ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102421503B1 (ko) * | 2020-06-08 | 2022-07-15 | 주식회사 태광공업 | 농업용 로타리 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP7986591U patent/JP2583113Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009505021A (ja) * | 2005-08-15 | 2009-02-05 | ボーグワーナー・インコーポレーテッド | チェーンスパン横断減衰機構を備えた機械式枢支テンショナ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2583113Y2 (ja) | 1998-10-15 |
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