JPH052308Y2 - - Google Patents

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JPH052308Y2
JPH052308Y2 JP1987096918U JP9691887U JPH052308Y2 JP H052308 Y2 JPH052308 Y2 JP H052308Y2 JP 1987096918 U JP1987096918 U JP 1987096918U JP 9691887 U JP9691887 U JP 9691887U JP H052308 Y2 JPH052308 Y2 JP H052308Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はハウジング内に釘の打撃用ピストンを
摺動自在に収容する打撃シリンダを設けた釘打機
であつて、上記ハウジングの前壁及び両側壁によ
つて上記打撃シリンダの前壁及び両側壁を構成し
た釘打機に関するものである。
(従来技術とその問題点) 釘打機にはハウジング内に釘の打撃用ピストン
を摺動自在に収容する打撃シリンダと、該打撃シ
リンダを圧縮エア貯留用メインエアチヤンバ又は
排気孔に選択的に連通・遮断させるヘツドバルブ
とが設けられている。
ところで、従来の釘打機は、打撃シリンダを円
筒形とし、その中心軸とヘツドバルブの中心軸と
を一致させ(例えば実公昭58−28773号や米国特
許第3035268号等)るか、または打撃シリンダの
周囲に打撃用ピストンのリターン用エアチヤンバ
を形成する(例えば米国特許第3552274号、上記
実公昭58−28773号等)方式が採用されている例
が多い。このため、前者のような方式では、ヘツ
ドバルブ自体の外径が打撃シリンダの外径と同じ
かそれよりも大きくなつてしまうので、ヘツドバ
ルブを摺動可能に収容するバルブハウジングが打
撃シリンダの前端面よりも側方(前方を含む)に
突出せざるを得ない。また、後者の場合も、打撃
シリンダの周囲にはリターン用エアチヤンバが設
けられている。このように、従来の釘打機におい
ては打撃シリンダをハウジングの前端に形成する
という思想がなく、打撃シリンダを収容する(又
はこれを一体に形成した)ハウジング部分が側方
に膨出し、工具の横幅寸法が大きかつたから、狭
い部分への釘打ち施工ができないという問題があ
つた。
なお、上述の米国特許第3552274号に示される
ように、打撃シリンダの後方にヘツドバルブを設
けるように構成したものも提案されている。しか
し、この場合はヘツドバルブ部分の流路面積が十
分に確保できないだけでなく、ヘツドバルブ部分
から打撃シリンダ間でのエア通路がエア流の抵抗
となつたり通路内でエアの膨張が起つて出力ロス
が生じたりする等の欠点があつた。
(考案の技術的課題) 本考案は上記問題点に鑑みて成立したものであ
つて、特に横幅寸法を小さくして小型化が達成で
きるとともに、十分な打撃出力を得ることができ
る釘打機を提供することをその技術的課題とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案に係る釘打機
は、ハウジングの後部にグリツプ部を、前部に釘
打撃用ピストンを摺動自在に収容する打撃シリン
ダを設けるとともに、上記グリツプ部内に圧縮エ
ア供給源に接続するメインエアチヤンバの主要部
を形成した釘打機であつて、上記打撃シリンダ
を、上記ハウジングの前端壁と該前端壁に連続す
る両側壁と該両側壁間に形成した第1の仕切壁と
によつて断面略四角形に形成するとともに、上記
打撃ピストンを断面略四角形に形成し、上記打撃
シリンダの後方には、上記第1の仕切壁と両側壁
と第1の仕切壁の後方で上記両側壁間に形成され
た第2の仕切壁とによつて打撃ピストンリターン
用エアチヤンバを画成する一方、上記打撃シリン
ダの上端を閉塞する弁座板の上方には、上記打撃
シリンダを上記メインエアチヤンバ又は排気孔と
に選択的に連通・遮断する断面略四角形のヘツド
バルブを後方に偏位させて配置したことを特徴と
する。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案によれば、打撃シリンダ
を、上記ハウジングの前端壁と両側壁とによつて
打撃シリンダと打撃ピストンリターン用エアチヤ
ンバを形成し、しかも上記打撃シリンダ、打撃用
ピストン及びヘツドバルブをそれぞれ略四角形に
形成したので、横幅寸法を小さく設定することが
でき、小型化を達成することができる。
また、ヘツドバルブは後方に偏位されている
が、打撃シリンダとヘツドバルブとは略四角形に
形成されているので、両方又は一方を従来のよう
に円形とする場合に比べ、圧縮エアの流路を断面
四角形としてその流路面積を大きく確保すること
ができ、したがつて十分な打撃出力を得ることが
できる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例をステープ
ルを使用する釘打機について説明する。しかし通
常の釘を用いる例についても同様である。
図において符号Aは釘打機を示す。この釘打機
Aは圧縮エア供給源1に対する結合部2を有する
グリツプ部a1とその前部のボデイ部a2とによ
りハウジングaを構成し、上記ボデイ部a2の内
部に釘の打撃用ピストン3を摺動自在に収容する
打撃シリンダ4を設け、グリツプ部a1内には上
記圧縮エア供給源1に接続して圧縮エアを貯留す
るメインエアチヤンバ5を設け、上記打撃シリン
ダ4とメインエアチヤンバ5との間に打撃用ピス
トン3のリターン用エアチヤンバ6を設け、上記
ボデイ部a2の上部より後方に(グリツプ部a1
側に)偏つた位置に上記打撃シリンダ4を上記メ
インエアチヤンバ5又は後述の排気孔に選択的に
連通・遮断させるヘツドバルブ7を設け、さらに
グリツプ部a1とボデイ部a2との接続部には上
記ヘツドバルブ7の作動を制御する起動バルブ8
を設けるとともに、上記ボデイ部a2の先端に上
記打撃用ピストン3に一体に結合されたドライバ
部材9を案内収容するノーズ部10を設け、さら
に該ノーズ部10に釘供給部11を連設してなる
もので、ハウジングaの前部ボデイ部a2の形状
は全体的に略四角形(略長四角形)に形成されて
いる。
打撃シリンダ4はハウジングaの前端位置に設
けられ、ハウジングaの前端壁12と該前端壁1
2に連続する両側壁13,13と該両側壁13,
13間に形成した第1の仕切壁14とによつて画
成された断面略四角形に形成されている。これに
応じて、打撃用ピストン3の断面も略四角形に形
成されている。なお、ドライバ部材9は打撃用ピ
ストン3の中央よりも前方の偏り位置に配置され
ている。
リターン用エアチヤンバ6は打撃用ピストン3
の復帰用エアを貯留するもので、上記打撃シリン
ダ4の後方に、上記第1の仕切壁14と両側壁1
3,13と第1の仕切壁14の後方で上記両側壁
13,13間に形成された第2の仕切壁15とに
よつて画成されている。
次に、打撃シリンダ4の上端はヘツドバルブ7
用弁座板16により閉塞されている。この弁座板
16はボデイ部a2の上部より後方に(グリツプ
部a1側に)偏つた位置に配置されている。そし
て、弁座板16には打撃シリンダ4に通じる開口
17とメインエアチヤンバ5に通じるエア流入開
口18が形成されている。
弁座板16の上部にはヘツドバルブ7のバルブ
ハウジング19が形成され、該バルブハウジング
19にはゴム、合成樹脂等から構成されたヘツド
バルブ7が摺動自在に収容されている。ヘツドバ
ルブ7は弁板7aの中央に筒状部7bを立上げ形
成するとともに、弁板7aの下面には、上記ヘツ
ドバルブ7の下面と弁座板16に形成した打撃シ
リンダ4に通じる開口17の周縁上面部との間を
シールするシール部20を形成してなるもので、
上記弁座板16に形成した打撃シリンダ4に通じ
る開口17とともに、打撃シリンダ4の中心軸よ
り後方側に偏位させて設けられている。筒状部7
bの上端には大気に通じる排気孔21が形成さ
れ、上記上端をハウジングaの上部に設けたシー
ル板22に当接することによつて上記排気孔21
は遮断されるように構成されている。弁板7aの
外周と打撃シリンダ4の内側壁とはシール縁23
によりシールされている。
なお、上記ヘツドバルブ7及び開口17も、打
撃シリンダ4及び打撃用ピストン3と同様に、そ
れぞれ断面略四角形に形成されている。
また、弁座板16とヘツドバルブ7とのシール
部20は弁座板16の上面に形成してもよい。
次に、上記ヘツドバルブ7の弁板7aの上面に
はバネ24が配されているとともに、ヘツドバル
ブハウジング19の上室25にはメインエアチヤ
ンバ5又は大気に接続するエア通路26が接続し
ている。一方、弁板7aの下面はメインエアチヤ
ンバ5に通じるエア流入開口18に対面してい
る。上記弁板7aの上面に対するバネ圧は、開口
からのエアによる弁板7a下面に対するエア圧よ
りも小さく、上記バネ圧に上室25からのエア圧
が加わることにより弁板7a下面のエア圧よりも
大きくなるように設定されている。
次に、起動バルブ8はヘツドバルブ上室25に
通じるエア通路26をメインエアチヤンバ5又は
大気に選択的に連通・遮断させるもので、従来の
釘打機と同じく、上記エア通路26に通じるバル
ブ室27内にメインエアチヤンバ5又は大気に選
択的に接続するバルブステム28を摺動可能に設
け、該バルブステム28をバネ29によつてバル
ブ室27とメインエアチヤンバ5とが接続し、バ
ルブ室27とバルブステム孔27aとがシールさ
れるように付勢するとともに、一端をボデイ部a
2に設けたトリガレバー30に対向するように配
置してなるものである。
上記構成の釘打機Aは、上述のように、ハウジ
ングaの前端壁12と両側壁13,13とによつ
て打撃シリンダ4と打撃ピストンリターン用エア
チヤンバ6を前後に形成し、しかも上記打撃シリ
ンダ4、打撃用ピストン3及びヘツドバルブ7を
それぞれ略四角形に形成したので、これにより、
釘打機の前部形状が従来の丸太でなく細長とな
り、横幅寸法を小さく設定することができ、小型
化を達成することができる。
次に、上記構成の釘打機Aの作動態様について
説明する。まず、起動前は起動バルブ8のバルブ
ステム28はエア通路26を介してヘツドバルブ
上室25に通じるバルブ室27とメインエアチヤ
ンバ5とが接続する位置にバネ29によつて付勢
されているので、ヘツドバルブ7の弁板7aの上
面にはメインエアチヤンバ5からエア通路26を
経てヘツドバルブ7上室25に供給される圧縮エ
アのエア圧とバネ24のバネ圧とが作用し、この
ためヘツドバルブ7は打撃シリンダ4を排気孔2
1に対して連通させ、メインエアチヤンバ5に対
して遮断させる位置にある。このとき、打撃用ピ
ストン3は上死点位置にある。
次に、釘打込みにあたつては、釘供給部11か
らノーズ部10に釘(ステープル)を供給した
後、トリガレバー30を引いて起動バルブ8のバ
ルブステム28を押し込むと、エア通路26はメ
インエアチヤンバ5に対して遮断され、バルブス
テム孔27aから大気に開かれるから、ヘツドバ
ルブ7上室25に供給されていた圧縮エアはエア
通路26を通つて大気に排気され、ヘツドバルブ
7はメインエアチヤンバ5からエア流入開口18
を通つて弁板7の下面に作用する圧縮エア圧によ
つて上動する。これにより、筒状部7bの上端が
シール板22に当接して排気孔21が遮断される
と同時に弁座板16とヘツドバルブ7とのシール
が解除されるから、メインエアチヤンバ5内の圧
縮エアは弁座板16の2つの開口17,18を経
て打撃シリンダ4内に急激に供給される。このエ
ア圧により打撃用ピストン3が駆動され、ドライ
バ部材9はノーズ部10内の釘を打出す。
その後トリガレバー30を離すと、エア通路2
6は再びメインエアチヤンバ5に接続するから、
ヘツドバルブ上室25に圧縮エアが供給され、こ
のエア室とバネ圧とによりヘツドバルブ7は下動
し、打撃シリンダ4を排気孔21に対して連通さ
せると同時にメインエアチヤンバ5に対して遮断
させるので、打撃シリンダ4内の圧縮エアは排気
される。このため、打撃用ピストン3の上面に対
するエア圧は大気圧に減圧するのに反し、打撃用
ピストン3駆動時にその下部の打撃シリンダ4内
空間で圧縮されて開孔33,34からリターン用
エアチヤンバ6内に貯留された圧縮エアが、今度
は開孔34から打撃用ピストン3の下面に作用し
てこれを上死点に復帰移動させる。以下、同様の
動作を繰返す。
ところで、打撃用ピストン3による打込み出力
は、メインエアシリンダ5から開口17を経て打
撃シリンダ4内に流入する圧縮エアの流入量によ
つて左右される。上記釘打機Aにおいては、ヘツ
ドバルブ7が打撃シリンダ4の中心軸より後方側
に偏位させて配置され、これに伴ない圧縮エアの
流入開口17も偏位して形成されている。しか
し、打撃シリンダ4とヘツドバルブ7が断面略四
角形に形成されていることにより、開口17も略
四角形に形成することができるので、開口17に
よる圧縮エアの流路面積は十分に確保される。こ
れに対し、第4図a,bに示すように、打撃シリ
ンダ4と開口17がともに円形の場合、打撃シリ
ンダ4と開口17の一方が四角形で他方が円形の
場合、いずれも開口17は十分なエア流路面積を
確保することができない。しがつて、打撃用ピス
トン3の出力は損なわれることがなく、小型であ
りながら高出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る釘打機の要部断面側面
図、第2図はその平面図であり、第3図は弁座板
からみたボデイ部の構成配置図、第4図a,bは
打撃シリンダとこれに臨む開口の形状を変えた場
合のエア流入の比較図である。 符号A……釘打機、a……ハウジング、1……
圧縮エア供給源、3……打撃用ピストン、4……
打撃シリンダ、5……メインエアチヤンバ、7…
…ヘツドバルブ、16……弁座板、17……開
口、20……シール部、21……排気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングの後部にグリツプ部を、前部に釘打
    撃用ピストンを摺動自在に収容する打撃シリンダ
    を設けるとともに、上記グリツプ部内に圧縮エア
    供給源に接続するメインエアチヤンバの主要部を
    形成した釘打機であつて、上記打撃シリンダを、
    上記ハウジングの前端壁と該前端壁に連続する両
    側壁と該両側壁間に形成した第1の仕切壁とによ
    つて断面略四角形に形成するとともに、上記打撃
    ピストンを断面略四角形に形成し、上記打撃シリ
    ンダの後方には、上記第1の仕切壁と両側壁と第
    1の仕切壁の後方で上記両側壁間に形成された第
    2の仕切壁とによつて打撃ピストンリターン用エ
    アチヤンバを画成する一方、上記打撃シリンダの
    上端を閉塞する弁座板の上方には、上記打撃シリ
    ンダを上記メインエアチヤンバ又は排気孔とに選
    択的に連通・遮断する断面略四角形のヘツドバル
    ブを後方に偏位させて配置したことを特徴とする
    釘打機。
JP1987096918U 1987-06-24 1987-06-24 Expired - Lifetime JPH052308Y2 (ja)

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