JPH0523593B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0523593B2 JPH0523593B2 JP61280478A JP28047886A JPH0523593B2 JP H0523593 B2 JPH0523593 B2 JP H0523593B2 JP 61280478 A JP61280478 A JP 61280478A JP 28047886 A JP28047886 A JP 28047886A JP H0523593 B2 JPH0523593 B2 JP H0523593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- decorative
- mica
- board
- decorative paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、家具・建具などに用いる化粧板の製
造方法に関するものである。 [従来技術] 従来、この種の化粧板の製造方法としては、合
板、パーテイクルボード等の木質基板に接着剤を
塗布し、その上に化粧紙を貼着してプレスするこ
とによつて所望の化粧板を製造する方法が一般的
であつた。 [発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の化粧板の製造方法におい
て、水性エマルジヨンタイプの接着剤など接着剤
が水性であるものを使用すると、その部分が基板
に入り込み、基板の細かい凹凸面によつて基板の
表面に貼着されている化粧紙が凹凸となつたり、
あるいはその化粧紙にしわが生じる欠点があつ
た。そこで、従来からも上記のような接着剤の中
にカオリン、タルク、クレー、炭酸カルシウム等
の無機材料を充填して入れているが、これらの物
質の形状は板状、球状に近似したものが多く、基
板の凹部を埋めるには充分ではなく、化粧板の表
面を観察すると、結果的にはその表面平滑性向上
に問題点が残るものであつた。 [問題点を解決するための手段] 本発明者は、上記問題点を解消するために鋭意
研究した結果、接着剤の中に特殊な充填剤を入れ
ることによつて、この発明を完成した。すなわ
ち、本発明はパーテイクルボードや中質繊維板等
の木質基板の表面に接着剤を介在させ、化粧紙を
貼着して化粧板をえる方法において、着色被覆さ
れた、鱗片状の薄いマイカ(雲母)を該接着剤に
混入し、上記化粧紙として予め上塗り塗装してい
るものを用いることを特徴とする化粧板の製造方
法に係るものである。 本発明に使用するマイカの粒度分布について
は、#60#〜#2000が良く、望ましくは#240〜
#1000の範囲がよい。化粧紙の厚みや基板の表面
状態にもよるが、#60より粗いとマイカの厚みも
厚くなるのでマイカが幾層にも重なつた時に化粧
板表面にマイカによる凹凸が生じ、意匠性が低下
する。また、#2000よりも細かくなると、木質基
板表面の凹凸よりもはるかに小さくなり、その凹
凸を埋めるのに多量のマイカを必要とするため充
填効率が低下する。 さらに、マイカの添加量としては、樹脂100重
量部に対し5〜70重量部、望ましくは20〜50重量
部が良い。5重量部未満であるとマイカの有する
効果は低く、70重量部を越えると接着剤の粘度が
高くなりすぎて塗布量の調節が難しく、生産性が
低下する。 なお、マイカの表面が酸化チタンのような不透
明物質で着色被覆されていると、接着剤の陰ぺい
力が増し、材色の不均一な基材であつても何等問
題なく使用でき表面性に悪影響を及ぼすことがな
くなる。 本発明に使用する化粧紙として、予め上塗り塗
装されたいわゆるプレコート化粧紙を使用する
と、接着剤が化粧紙表面ににじみ出て化粧面を汚
すこともなくなる上、化粧紙が接着剤の水分によ
つて膨潤されることも少なくなり、化粧紙を基板
に平滑に貼着することができる。 [作用] 上記構成要件を具備している本発明の化粧板の
製造方法において、マイカはアスペクト比の高い
薄い鱗片状をしているため、木質基板への接着剤
の塗布に際してマイカが幾層にも重なり合うよう
にして平面状に並ぶ結果、上記基木基板の凹部を
上から蓋をするようにふさぎ、水分が木質基板に
浸透する現象を防止する。 [発明の効果] この発明は、上記のように構成されているの
で、化粧板の表面平滑性が向上することもさるこ
とながら、木質基板と化粧紙との間に介在してい
る接着剤層の中の着色被覆されたマイカが木質基
板の凹部をふさぎ、上記基質木板を隠すように平
面状に並ぶため、接着剤の陰ぺい力が増し、材色
の不均一な基材であつても何等問題なく使用で
き、表面性に悪影響を及ぼすことがなくなる。ま
た、水分による木質基板の膨潤(とりわけ厚さ方
向の膨潤)を阻止でき、化粧板の耐水性が向上す
る。 実施例 1 パーテイクルボード(150タイプ)の上面にロ
ールコータを用いて下記接着剤を塗布(55〜65
g/m2)し、ウレタンコート化粧紙(30g/m2)
を貼着し、温度130℃、圧力10Kg/cm2で1分間熱
圧することによつて所望の化粧板をえた。 酢酸ビニル樹脂 25重量部 尿素樹脂 75重量部 マイカ (帝国化工(株)TP690酸化チタン被覆マイ
カ) 5重量部 マイカ (K325 レプコ(株)製) 15重量部 塩化アンモニウム 0.2重量部 [比較例] 実施例1において、マイカの代わりにタルクを
同重量部加えた以外は実施例1と同様にして化粧
板を得た。
造方法に関するものである。 [従来技術] 従来、この種の化粧板の製造方法としては、合
板、パーテイクルボード等の木質基板に接着剤を
塗布し、その上に化粧紙を貼着してプレスするこ
とによつて所望の化粧板を製造する方法が一般的
であつた。 [発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の化粧板の製造方法におい
て、水性エマルジヨンタイプの接着剤など接着剤
が水性であるものを使用すると、その部分が基板
に入り込み、基板の細かい凹凸面によつて基板の
表面に貼着されている化粧紙が凹凸となつたり、
あるいはその化粧紙にしわが生じる欠点があつ
た。そこで、従来からも上記のような接着剤の中
にカオリン、タルク、クレー、炭酸カルシウム等
の無機材料を充填して入れているが、これらの物
質の形状は板状、球状に近似したものが多く、基
板の凹部を埋めるには充分ではなく、化粧板の表
面を観察すると、結果的にはその表面平滑性向上
に問題点が残るものであつた。 [問題点を解決するための手段] 本発明者は、上記問題点を解消するために鋭意
研究した結果、接着剤の中に特殊な充填剤を入れ
ることによつて、この発明を完成した。すなわ
ち、本発明はパーテイクルボードや中質繊維板等
の木質基板の表面に接着剤を介在させ、化粧紙を
貼着して化粧板をえる方法において、着色被覆さ
れた、鱗片状の薄いマイカ(雲母)を該接着剤に
混入し、上記化粧紙として予め上塗り塗装してい
るものを用いることを特徴とする化粧板の製造方
法に係るものである。 本発明に使用するマイカの粒度分布について
は、#60#〜#2000が良く、望ましくは#240〜
#1000の範囲がよい。化粧紙の厚みや基板の表面
状態にもよるが、#60より粗いとマイカの厚みも
厚くなるのでマイカが幾層にも重なつた時に化粧
板表面にマイカによる凹凸が生じ、意匠性が低下
する。また、#2000よりも細かくなると、木質基
板表面の凹凸よりもはるかに小さくなり、その凹
凸を埋めるのに多量のマイカを必要とするため充
填効率が低下する。 さらに、マイカの添加量としては、樹脂100重
量部に対し5〜70重量部、望ましくは20〜50重量
部が良い。5重量部未満であるとマイカの有する
効果は低く、70重量部を越えると接着剤の粘度が
高くなりすぎて塗布量の調節が難しく、生産性が
低下する。 なお、マイカの表面が酸化チタンのような不透
明物質で着色被覆されていると、接着剤の陰ぺい
力が増し、材色の不均一な基材であつても何等問
題なく使用でき表面性に悪影響を及ぼすことがな
くなる。 本発明に使用する化粧紙として、予め上塗り塗
装されたいわゆるプレコート化粧紙を使用する
と、接着剤が化粧紙表面ににじみ出て化粧面を汚
すこともなくなる上、化粧紙が接着剤の水分によ
つて膨潤されることも少なくなり、化粧紙を基板
に平滑に貼着することができる。 [作用] 上記構成要件を具備している本発明の化粧板の
製造方法において、マイカはアスペクト比の高い
薄い鱗片状をしているため、木質基板への接着剤
の塗布に際してマイカが幾層にも重なり合うよう
にして平面状に並ぶ結果、上記基木基板の凹部を
上から蓋をするようにふさぎ、水分が木質基板に
浸透する現象を防止する。 [発明の効果] この発明は、上記のように構成されているの
で、化粧板の表面平滑性が向上することもさるこ
とながら、木質基板と化粧紙との間に介在してい
る接着剤層の中の着色被覆されたマイカが木質基
板の凹部をふさぎ、上記基質木板を隠すように平
面状に並ぶため、接着剤の陰ぺい力が増し、材色
の不均一な基材であつても何等問題なく使用で
き、表面性に悪影響を及ぼすことがなくなる。ま
た、水分による木質基板の膨潤(とりわけ厚さ方
向の膨潤)を阻止でき、化粧板の耐水性が向上す
る。 実施例 1 パーテイクルボード(150タイプ)の上面にロ
ールコータを用いて下記接着剤を塗布(55〜65
g/m2)し、ウレタンコート化粧紙(30g/m2)
を貼着し、温度130℃、圧力10Kg/cm2で1分間熱
圧することによつて所望の化粧板をえた。 酢酸ビニル樹脂 25重量部 尿素樹脂 75重量部 マイカ (帝国化工(株)TP690酸化チタン被覆マイ
カ) 5重量部 マイカ (K325 レプコ(株)製) 15重量部 塩化アンモニウム 0.2重量部 [比較例] 実施例1において、マイカの代わりにタルクを
同重量部加えた以外は実施例1と同様にして化粧
板を得た。
【表】
(注) ○:良好 △:やや良好 ×:不良
Claims (1)
- 1 パーテイクルボードや中質繊維板などの木質
材料基板の表面に接着剤を介在させ化粧紙を貼着
して化粧板をえる方法において、上記接着剤中に
着色被覆されたマイカを添加し、上記化粧紙が予
め上塗り塗装されたものであることを特徴とする
化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28047886A JPS63134237A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28047886A JPS63134237A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134237A JPS63134237A (ja) | 1988-06-06 |
| JPH0523593B2 true JPH0523593B2 (ja) | 1993-04-05 |
Family
ID=17625636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28047886A Granted JPS63134237A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63134237A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2595439B2 (ja) * | 1993-02-12 | 1997-04-02 | 株式会社ノダ | 化粧板 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5127469A (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-08 | Hitachi Ltd | Denkihoanki |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP28047886A patent/JPS63134237A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63134237A (ja) | 1988-06-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63194949A (ja) | 化粧シ−ト | |
| JPH0523593B2 (ja) | ||
| JPS5843271B2 (ja) | 化粧材の製造方法 | |
| JP2022020550A (ja) | 不燃性内壁材の製造方法及びそれに用いる下地基材 | |
| JP2632314B2 (ja) | 化粧パネル | |
| JP3049668B2 (ja) | ラミネート化粧材 | |
| JPS6346580Y2 (ja) | ||
| JPS581673B2 (ja) | 凹凸模様を有する化粧材及びその製造方法 | |
| JPH10175363A (ja) | エンボスシート及び、それを用いたエンボス化粧材 | |
| JPS6391243A (ja) | 化粧材 | |
| JPS5847982B2 (ja) | エンボス化粧材の製造方法 | |
| JPH0114720Y2 (ja) | ||
| JPS6260681A (ja) | 樹脂プレコ−ト化粧紙の製造方法 | |
| JPH0241140Y2 (ja) | ||
| JPH04299132A (ja) | 発泡化粧材の製造方法 | |
| JPH09174789A (ja) | 内層にエンボスを有する化粧板とその製造方法 | |
| JPS5915819B2 (ja) | ラミネ−ト化粧板の製造方法 | |
| JPH06255068A (ja) | 化粧シート | |
| JPS6012105B2 (ja) | 化粧床板の製造方法 | |
| JPH03208635A (ja) | 模様付壁材およびその製造方法 | |
| JPS60182913A (ja) | 家具用板及びその製造方法 | |
| JPS62267193A (ja) | 絵柄に同調した凹凸部を有する化粧材の製造方法 | |
| JPS628304B2 (ja) | ||
| JPS5931935B2 (ja) | ラミネ−ト化粧板の製造方法 | |
| JPH02123139A (ja) | 合成樹脂化粧板及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |