JPH05250615A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH05250615A JPH05250615A JP4046722A JP4672292A JPH05250615A JP H05250615 A JPH05250615 A JP H05250615A JP 4046722 A JP4046722 A JP 4046722A JP 4672292 A JP4672292 A JP 4672292A JP H05250615 A JPH05250615 A JP H05250615A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- pair
- mold glass
- film
- magnetic head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モールドガラスにクラックが入らない、強
度の優れた磁気ヘッドを提供する。 【構成】 酸化物磁性材料からなる1対の主コア11の
磁気ギャップ面12の間に1対の軟磁性膜13を設け、
1対の軟磁性膜13の間に非磁性膜14を設け、1対の
主コア11の間に設けられた巻線窓15の一部とトラッ
ク幅規制部16にモールドガラス17を充填し、磁気ギ
ャップ面12の下端1から20μm以上離れ、モールド
ガラス17と接する巻線窓15の範囲3内にモールドガ
ラス17と主コア11が直接接合した部分4を面積比率
で20〜80%設けた。
度の優れた磁気ヘッドを提供する。 【構成】 酸化物磁性材料からなる1対の主コア11の
磁気ギャップ面12の間に1対の軟磁性膜13を設け、
1対の軟磁性膜13の間に非磁性膜14を設け、1対の
主コア11の間に設けられた巻線窓15の一部とトラッ
ク幅規制部16にモールドガラス17を充填し、磁気ギ
ャップ面12の下端1から20μm以上離れ、モールド
ガラス17と接する巻線窓15の範囲3内にモールドガ
ラス17と主コア11が直接接合した部分4を面積比率
で20〜80%設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR,DAT,FD
D,HDDなどに用いられる高保磁力の磁気記録媒体に
高密度に情報を記録再生するのに適した磁気ヘッドに関
する。
D,HDDなどに用いられる高保磁力の磁気記録媒体に
高密度に情報を記録再生するのに適した磁気ヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】高密度磁気記録再生のために、記録媒体
はその保磁力を大きくすれば、また磁気ヘッドはその飽
和磁束密度(以下、Bs)を大きくすれば良いことがそ
れぞれ一般に知られている。従来、磁気ヘッドの材料と
して主流になっていたフェライトはBsが0.5T程度
であり、80kA/m以上の高保磁力を示すメタルテー
プに使用すると磁気飽和が起こり、記録が十分に行われ
ない。そこで現在ではフェライトよりもBsの大きいセ
ンダスト合金膜(Bs:約1.0T),Co系アモルフ
ァス膜(Bs:約0.8〜1.1T),Bsが1.3T
以上のCo系超構造窒化合金膜,Fe系超構造窒化膜,
Fe系窒化膜などの新材料を用いたMIG(メタルイン
ギャップ)ヘッドの研究が盛んに行われている。
はその保磁力を大きくすれば、また磁気ヘッドはその飽
和磁束密度(以下、Bs)を大きくすれば良いことがそ
れぞれ一般に知られている。従来、磁気ヘッドの材料と
して主流になっていたフェライトはBsが0.5T程度
であり、80kA/m以上の高保磁力を示すメタルテー
プに使用すると磁気飽和が起こり、記録が十分に行われ
ない。そこで現在ではフェライトよりもBsの大きいセ
ンダスト合金膜(Bs:約1.0T),Co系アモルフ
ァス膜(Bs:約0.8〜1.1T),Bsが1.3T
以上のCo系超構造窒化合金膜,Fe系超構造窒化膜,
Fe系窒化膜などの新材料を用いたMIG(メタルイン
ギャップ)ヘッドの研究が盛んに行われている。
【0003】MIGヘッドは図4に示すように、フェラ
イトからなる1対の主コア11の磁気ギャップ面12の
間に1対の軟磁性膜13を設け、その1対の軟磁性膜1
3の間に酸化けい素の非磁性膜14を設け、1対の主コ
ア11の間に設けられた巻線窓15の一部とトラック幅
規制部16にモールドガラス17を充填したものであっ
た。
イトからなる1対の主コア11の磁気ギャップ面12の
間に1対の軟磁性膜13を設け、その1対の軟磁性膜1
3の間に酸化けい素の非磁性膜14を設け、1対の主コ
ア11の間に設けられた巻線窓15の一部とトラック幅
規制部16にモールドガラス17を充填したものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、非磁性膜14とモールドガラス17の境界部分
で強度が弱く、そのため磁気ヘッドの強度が弱くなると
いう問題があった。
成では、非磁性膜14とモールドガラス17の境界部分
で強度が弱く、そのため磁気ヘッドの強度が弱くなると
いう問題があった。
【0005】またフェライト/軟磁性膜,非磁性膜/モ
ールドガラスという系で、全ての熱膨張係数を一致させ
るのは困難であり、そのためにモールドガラス17に内
部応力が蓄積されてクラックが入りやすいなどの問題も
あった。
ールドガラスという系で、全ての熱膨張係数を一致させ
るのは困難であり、そのためにモールドガラス17に内
部応力が蓄積されてクラックが入りやすいなどの問題も
あった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するもので、モ
ールドガラスにクラックが入らず、強度の優れた磁気ヘ
ッドの提供を目的とする。
ールドガラスにクラックが入らず、強度の優れた磁気ヘ
ッドの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の磁気ヘッドは、磁気ギャップ面の下端から
20μm以上離れ、モールドガラスと接する巻線窓の範
囲内にモールドガラスと主コアが直接接合した部分を面
積比率で20〜80%設けた構成とする。
めに本発明の磁気ヘッドは、磁気ギャップ面の下端から
20μm以上離れ、モールドガラスと接する巻線窓の範
囲内にモールドガラスと主コアが直接接合した部分を面
積比率で20〜80%設けた構成とする。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、モールドガラスが濡
れ性のよい酸化物磁性材料と直接接合することになる。
れ性のよい酸化物磁性材料と直接接合することになる。
【0009】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について図1を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0010】同図において、1は磁気ギャップ面12の
下端であり、下端1から20μm離れた位置2からモー
ルドガラス17と接する巻線窓の範囲3内にモールドガ
ラス17とMn−Znフェライトの主コア11が直接接
合した部分4を設けてある。
下端であり、下端1から20μm離れた位置2からモー
ルドガラス17と接する巻線窓の範囲3内にモールドガ
ラス17とMn−Znフェライトの主コア11が直接接
合した部分4を設けてある。
【0011】軟磁性膜13はCoNbZrとその窒化物
とを交互に積層した厚さ4μmのCoNbZr組成変調
窒化合金膜であり、非磁性膜14は厚さ0.15μmの
SiO2膜である。直接接合した部分4は主コア11を
接合する前に機械加工によって主コア11の軟磁性膜1
3と非磁性膜14を除去した後にガラスを溶融して形成
した。本実施例においては、モールドガラス17と接す
る巻線窓の範囲3内の面積に対する直接接合した部分4
の面積の比率は80%である。本実施例の磁気ヘッドを
図2に示すように固定台5の上に置き、磁気ヘッド6の
一端を固定し、他端に荷重7をかけて折り曲げの強度を
測定した。(表1)に試料数100個の強度の分布と平
均値を示した。
とを交互に積層した厚さ4μmのCoNbZr組成変調
窒化合金膜であり、非磁性膜14は厚さ0.15μmの
SiO2膜である。直接接合した部分4は主コア11を
接合する前に機械加工によって主コア11の軟磁性膜1
3と非磁性膜14を除去した後にガラスを溶融して形成
した。本実施例においては、モールドガラス17と接す
る巻線窓の範囲3内の面積に対する直接接合した部分4
の面積の比率は80%である。本実施例の磁気ヘッドを
図2に示すように固定台5の上に置き、磁気ヘッド6の
一端を固定し、他端に荷重7をかけて折り曲げの強度を
測定した。(表1)に試料数100個の強度の分布と平
均値を示した。
【0012】
【表1】
【0013】この結果より本実施例の磁気ヘッドは従来
例より強度が強くなっていることが明らかである。
例より強度が強くなっていることが明らかである。
【0014】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて、図3を参照しながら説明する。図3(a)は一
方の主コア11の斜視図であり、実施例1と同じ軟磁性
膜13と非磁性膜14を形成後、磁気ギャップ面12の
下端1から20μm離れた位置2からモールドガラスと
接する巻線窓の範囲3内にモールドガラス17とMn−
Znフェライトの主コア11が直接接合した部分8を設
けた。図3(b)は他方の主コア11の斜視図であり、
実施例1と同じ軟磁性膜と非磁性膜を形成後、磁気ギャ
ップ面12の下端1から20μm離れた位置2からモー
ルドガラス17と接する巻線窓の範囲3内にモールドガ
ラス17とMn−Znフェライトの主コア11が直接接
合した部分8を設けた。本実施例の直接接合した部分8
はレーザ光を照射して軟磁性膜と非磁性膜を除去した。
実施例1の直接接合した部分4との相違点は、主コア1
1に加工は施されず、軟磁性膜と非磁性膜のみが除去さ
れ、直接接合した部分8の両端はモールドガラスで覆わ
れている点である。このため直接接合した部分のMn−
Znフェライトと非磁性膜,軟磁性膜の接合性は実施例
1より安定している。本実施例においては、モールドガ
ラスと接する巻線窓の範囲内の面積に対する直接接合し
た部分8の面積の比率は20%である。図3の1対の主
コア11をモールドガラスで接合している磁気ヘッドと
した後に実施例1と同様の方法で折り曲げの強度を測定
した。その結果を(表1)に示した。この結果より本実
施例の磁気ヘッドは従来例より強度が強くなっているこ
とが明らかである。
ついて、図3を参照しながら説明する。図3(a)は一
方の主コア11の斜視図であり、実施例1と同じ軟磁性
膜13と非磁性膜14を形成後、磁気ギャップ面12の
下端1から20μm離れた位置2からモールドガラスと
接する巻線窓の範囲3内にモールドガラス17とMn−
Znフェライトの主コア11が直接接合した部分8を設
けた。図3(b)は他方の主コア11の斜視図であり、
実施例1と同じ軟磁性膜と非磁性膜を形成後、磁気ギャ
ップ面12の下端1から20μm離れた位置2からモー
ルドガラス17と接する巻線窓の範囲3内にモールドガ
ラス17とMn−Znフェライトの主コア11が直接接
合した部分8を設けた。本実施例の直接接合した部分8
はレーザ光を照射して軟磁性膜と非磁性膜を除去した。
実施例1の直接接合した部分4との相違点は、主コア1
1に加工は施されず、軟磁性膜と非磁性膜のみが除去さ
れ、直接接合した部分8の両端はモールドガラスで覆わ
れている点である。このため直接接合した部分のMn−
Znフェライトと非磁性膜,軟磁性膜の接合性は実施例
1より安定している。本実施例においては、モールドガ
ラスと接する巻線窓の範囲内の面積に対する直接接合し
た部分8の面積の比率は20%である。図3の1対の主
コア11をモールドガラスで接合している磁気ヘッドと
した後に実施例1と同様の方法で折り曲げの強度を測定
した。その結果を(表1)に示した。この結果より本実
施例の磁気ヘッドは従来例より強度が強くなっているこ
とが明らかである。
【0015】本発明で、直接接合した部分を磁気ギャッ
プ面の下端から20μm以上離れた位置に設ける理由
は、20μm未満にすると、軟磁性膜と非磁性膜を除去
加工する時に主コアが損傷を受けてヘッド特性に悪影響
を及ぼしたり、記録時に磁気飽和が起り記録特性が低下
するためである。また直接接合した部分の面積比率を2
0〜80%とした理由は、20%未満では強度が向上せ
ず、80%を超えると記録時に磁気飽和が起るなどして
ヘッド特性が低下するためである。
プ面の下端から20μm以上離れた位置に設ける理由
は、20μm未満にすると、軟磁性膜と非磁性膜を除去
加工する時に主コアが損傷を受けてヘッド特性に悪影響
を及ぼしたり、記録時に磁気飽和が起り記録特性が低下
するためである。また直接接合した部分の面積比率を2
0〜80%とした理由は、20%未満では強度が向上せ
ず、80%を超えると記録時に磁気飽和が起るなどして
ヘッド特性が低下するためである。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の磁気ヘッドは、磁気ギャップ面の下端から20μm以
上離れ、モールドガラスと接する巻線窓の範囲内にモー
ルドガラスと主コアが直接接合した部分を面積比率で2
0〜80%設けることにより、モールドガラスが濡れ性
のよい酸化物磁性材料と直接接合し、モールドガラスに
クラックが入らず、強度の強い磁気ヘッドが得られる。
の磁気ヘッドは、磁気ギャップ面の下端から20μm以
上離れ、モールドガラスと接する巻線窓の範囲内にモー
ルドガラスと主コアが直接接合した部分を面積比率で2
0〜80%設けることにより、モールドガラスが濡れ性
のよい酸化物磁性材料と直接接合し、モールドガラスに
クラックが入らず、強度の強い磁気ヘッドが得られる。
【図1】本発明の第1の実施例における磁気ヘッドの斜
視図
視図
【図2】強度の測定方法の断面図
【図3】(a)は本発明の第2の実施例における一方の
主コアの斜視図 (b)は同じく他方の主コアの斜視図
主コアの斜視図 (b)は同じく他方の主コアの斜視図
【図4】従来の磁気ヘッドの斜視図
1 下端 3 巻線窓の範囲 4,8 直接接合した部分 11 主コア 12 磁気ギャップ面 13 軟磁性膜 14 非磁性膜 15 巻線窓 16 トラック幅規制部 17 モールドガラス
Claims (1)
- 【請求項1】酸化物磁性材料からなる1対の主コアの磁
気ギャップ面の間に1対の軟磁性膜を設け、その1対の
軟磁性膜の間に非磁性膜を設け、上記1対の主コアの間
に設けられた巻線窓の一部とトラック幅規制部にモール
ドガラスを充填した磁気ヘッドにおいて、上記磁気ギャ
ップ面の下端から20μm以上離れ、モールドガラスと
接する巻線窓の範囲内に上記モールドガラスと上記主コ
アが直接接合した部分を面積比率で20〜80%設けた
ことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4046722A JPH05250615A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4046722A JPH05250615A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05250615A true JPH05250615A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12755237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4046722A Pending JPH05250615A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05250615A (ja) |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4046722A patent/JPH05250615A/ja active Pending
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