JPH052520B2 - - Google Patents
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- JPH052520B2 JPH052520B2 JP10196389A JP10196389A JPH052520B2 JP H052520 B2 JPH052520 B2 JP H052520B2 JP 10196389 A JP10196389 A JP 10196389A JP 10196389 A JP10196389 A JP 10196389A JP H052520 B2 JPH052520 B2 JP H052520B2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は写真入り人造石装飾品の製造方法に関
するものである。
するものである。
従来技術
本発明者は先に特許出願公告昭61−32670にお
いて鏡面仕上げした平滑板上に樹脂膜層を形成
し、この樹脂膜層が半硬化の状態にあるとき、乾
燥させた印画紙を写真画像面を下にしてこの半硬
化樹脂膜層上に被せ、その上にさらに樹脂膜層を
設けて真空脱泡させながら樹脂膜層の層間にサン
ドイツチ状に写真印画紙を封入し、樹脂膜層を半
硬化又は硬化させた後、この樹脂膜層を平滑板に
乗せたまま所望の形状をした型枠内に配置し、そ
の上から石材粉末粉粒を含む樹脂液を減圧状態下
で注入し、さらにプレス板を乗せて加圧しながら
樹脂液を硬化させ、硬化が終わつた後、平滑板及
び型枠等を取り除くことにより写真入り人造石装
飾品を製造する方法を提案した。
いて鏡面仕上げした平滑板上に樹脂膜層を形成
し、この樹脂膜層が半硬化の状態にあるとき、乾
燥させた印画紙を写真画像面を下にしてこの半硬
化樹脂膜層上に被せ、その上にさらに樹脂膜層を
設けて真空脱泡させながら樹脂膜層の層間にサン
ドイツチ状に写真印画紙を封入し、樹脂膜層を半
硬化又は硬化させた後、この樹脂膜層を平滑板に
乗せたまま所望の形状をした型枠内に配置し、そ
の上から石材粉末粉粒を含む樹脂液を減圧状態下
で注入し、さらにプレス板を乗せて加圧しながら
樹脂液を硬化させ、硬化が終わつた後、平滑板及
び型枠等を取り除くことにより写真入り人造石装
飾品を製造する方法を提案した。
発明が解決しようとする問題点
上述の従来技術による方法では、人造石の基板
ないしは基枠の形成も一連の工程中に行うもので
あるので、型枠その他、製造工程に必要な装置が
大きなスペースを必要とするとともに、製品の製
造に長時間を要し、また、でき上がつた人造品製
品が均一なものが得られないなどの欠点があつ
た。
ないしは基枠の形成も一連の工程中に行うもので
あるので、型枠その他、製造工程に必要な装置が
大きなスペースを必要とするとともに、製品の製
造に長時間を要し、また、でき上がつた人造品製
品が均一なものが得られないなどの欠点があつ
た。
問題点を解決するための手段
本発明は上記の従来技術の問題点を解決する目
的において、下記の工程の結合からなる写真入り
人造石装飾品の製造方法を提供するものである。
的において、下記の工程の結合からなる写真入り
人造石装飾品の製造方法を提供するものである。
(a) 鏡面仕上げした平滑板上に第一樹脂膜層を形
成する工程と、 (b) 乾燥処理した焼付写真印画紙を、前記第1次
樹脂層の表面に写真画像面を下にして載置し、
その上面に第2次樹脂膜層を形成して、第1次
樹脂膜層と第2次樹脂膜層間に、焼付写真印画
紙が封入された焼付写真印画紙被覆体を形成す
る工程と、 (c) 一方、頂面に前記焼付写真印画紙の大きさよ
りやや大きい外周寸法の浅い凹みが、予め形成
してある人造石枠板を準備しておき、この人造
石枠板の前記凹みに前記人造石枠板構成成分と
実質上同質の石粉粒を樹脂とともに充填して石
粉粒含有樹脂層を形成する工程と、 (d) 前記石粉粒含有樹脂層が完全に硬化する前
に、その表面に前記鏡面仕上げ平滑板上に保持
される焼付写真印画紙被覆体を重合適用する工
程と、 (e) 前記人造石枠板、焼付印写真画紙被覆体及び
鏡面仕上げ平滑板の積層体を倒置し、加圧しな
がら前記石粉粒含有樹脂層を加熱硬化させ、前
記焼付写真印画紙被覆体を前記人造石枠板に一
体化固着する工程。
成する工程と、 (b) 乾燥処理した焼付写真印画紙を、前記第1次
樹脂層の表面に写真画像面を下にして載置し、
その上面に第2次樹脂膜層を形成して、第1次
樹脂膜層と第2次樹脂膜層間に、焼付写真印画
紙が封入された焼付写真印画紙被覆体を形成す
る工程と、 (c) 一方、頂面に前記焼付写真印画紙の大きさよ
りやや大きい外周寸法の浅い凹みが、予め形成
してある人造石枠板を準備しておき、この人造
石枠板の前記凹みに前記人造石枠板構成成分と
実質上同質の石粉粒を樹脂とともに充填して石
粉粒含有樹脂層を形成する工程と、 (d) 前記石粉粒含有樹脂層が完全に硬化する前
に、その表面に前記鏡面仕上げ平滑板上に保持
される焼付写真印画紙被覆体を重合適用する工
程と、 (e) 前記人造石枠板、焼付印写真画紙被覆体及び
鏡面仕上げ平滑板の積層体を倒置し、加圧しな
がら前記石粉粒含有樹脂層を加熱硬化させ、前
記焼付写真印画紙被覆体を前記人造石枠板に一
体化固着する工程。
作 用
本発明によれば、前記のような工程の結合から
なるので、表裏両面が樹脂でサンドイツチ状に被
覆された焼付写真印画紙被覆体が、予め形成され
た人造石枠板の頂面の浅い凹みに充填された石粉
粒含有樹脂層によつて人造石枠板に一体的に固着
された写真入り人造石装飾品が形成される。人造
石枠板の表面の浅い凹みに充填される石粉粒含有
樹脂層は、その硬化時において人造石枠板が倒置
された状態をとるので、焼付写真印画紙被覆体と
石粉粒含有樹脂層の境界に存在する気泡は、人造
石枠板の浅い凹みの底部に移動し、したがつて、
焼付写真印画紙は平滑表面を維持した状態で人造
石枠板に固着される。
なるので、表裏両面が樹脂でサンドイツチ状に被
覆された焼付写真印画紙被覆体が、予め形成され
た人造石枠板の頂面の浅い凹みに充填された石粉
粒含有樹脂層によつて人造石枠板に一体的に固着
された写真入り人造石装飾品が形成される。人造
石枠板の表面の浅い凹みに充填される石粉粒含有
樹脂層は、その硬化時において人造石枠板が倒置
された状態をとるので、焼付写真印画紙被覆体と
石粉粒含有樹脂層の境界に存在する気泡は、人造
石枠板の浅い凹みの底部に移動し、したがつて、
焼付写真印画紙は平滑表面を維持した状態で人造
石枠板に固着される。
実施例
鏡面仕上げした平滑板として、厚さ3mm程度の
ガラス板を使用し、このガラス板上に離型材とし
てワツクスを薄層に塗布し、この上に硬化促進剤
としてナフテン酸コバルトを0.04%、及び硬化剤
としてパーメツクを0.08%含む不飽和ポリエステ
ル樹脂(水飴の薄い程度の粘度のもの)を噴霧
し、厚さ約0.5mmの薄い第1樹脂膜層を形成し硬
化させる。
ガラス板を使用し、このガラス板上に離型材とし
てワツクスを薄層に塗布し、この上に硬化促進剤
としてナフテン酸コバルトを0.04%、及び硬化剤
としてパーメツクを0.08%含む不飽和ポリエステ
ル樹脂(水飴の薄い程度の粘度のもの)を噴霧
し、厚さ約0.5mmの薄い第1樹脂膜層を形成し硬
化させる。
一方、カラー写真焼付印画紙を赤外線ランプを
照射し、約70℃で10分間乾燥処理する。これは後
に変色の原因となる水分を除去するためのもので
ある。
照射し、約70℃で10分間乾燥処理する。これは後
に変色の原因となる水分を除去するためのもので
ある。
上述の第1樹脂膜層を表面に有するガラス板
を、第1樹脂膜層を有する表面を上にして第9図
に示すような吸気圧供給装置11の内底12上に
配置する。吸気圧供給装置11は、箱状の本体1
3と蓋体14とからなり、その間に吸気圧供給室
が形成される。本体13の内底面12には、四隅
に吸気圧供給孔14が設けられ、これが吸気管1
5により外部の真空ポンプ(図示せず)に連絡さ
れるようになつている。したがつて、蓋体13に
よつて封蓋された状態で吸気孔14を介して吸気
圧を供給すると、吸気圧供給装置11内部が減圧
状態ないしは真空状態となるようになる。蓋体1
4としては後述するような目的に適するようにゴ
ム板を使用するのがよい。
を、第1樹脂膜層を有する表面を上にして第9図
に示すような吸気圧供給装置11の内底12上に
配置する。吸気圧供給装置11は、箱状の本体1
3と蓋体14とからなり、その間に吸気圧供給室
が形成される。本体13の内底面12には、四隅
に吸気圧供給孔14が設けられ、これが吸気管1
5により外部の真空ポンプ(図示せず)に連絡さ
れるようになつている。したがつて、蓋体13に
よつて封蓋された状態で吸気孔14を介して吸気
圧を供給すると、吸気圧供給装置11内部が減圧
状態ないしは真空状態となるようになる。蓋体1
4としては後述するような目的に適するようにゴ
ム板を使用するのがよい。
第9図に示す吸気圧供給装置11の本体13の
内底面12に、表面に第1樹脂膜層を有するガラ
ス板1を配置した後、その表面に第2樹脂膜層を
形成するための樹脂を適用する。この樹脂の適用
方法としては、硬化促進剤としてナフテン酸コバ
ルトを0.04%含む不飽和ポリエステル樹脂(粘度
は前記第1樹脂膜形成のものと同様のもの)を塗
布し、これに硬化剤としてパーメツクを0.1%投
入して、ローラで引き伸ばすことによつな行うこ
とができる。
内底面12に、表面に第1樹脂膜層を有するガラ
ス板1を配置した後、その表面に第2樹脂膜層を
形成するための樹脂を適用する。この樹脂の適用
方法としては、硬化促進剤としてナフテン酸コバ
ルトを0.04%含む不飽和ポリエステル樹脂(粘度
は前記第1樹脂膜形成のものと同様のもの)を塗
布し、これに硬化剤としてパーメツクを0.1%投
入して、ローラで引き伸ばすことによつな行うこ
とができる。
このようにして第2樹脂膜形成のための樹脂が
適用された表面に、乾燥処理されたカラー写真焼
付印画紙を画像面を上にして配置し、その上にセ
ロフアン紙を乗せてからゴムの蓋体14を封蓋す
る。この状態で吸気圧供給装置11に吸気圧を供
給し、内部を減圧状態にして樹脂層の脱泡を行い
ながらゴムの蓋体14の外表面からローラ掛けす
ることによりカラー写真をガラス板上に樹脂層に
圧着させる。第2樹脂膜層を形成する樹脂は、こ
の間に印画紙の四周側縁部から、印画紙の表面と
その上に乗せられたセロフアン紙との間に入り込
み、印画紙表面全面を覆うに至り、これによつて
印画紙の表面に第2樹脂膜層が形成され、この結
果内部に焼付写真印画紙をサンドイツチ状に封入
した厚さ約0.7mmの一体化樹脂層が形成される。
適用された表面に、乾燥処理されたカラー写真焼
付印画紙を画像面を上にして配置し、その上にセ
ロフアン紙を乗せてからゴムの蓋体14を封蓋す
る。この状態で吸気圧供給装置11に吸気圧を供
給し、内部を減圧状態にして樹脂層の脱泡を行い
ながらゴムの蓋体14の外表面からローラ掛けす
ることによりカラー写真をガラス板上に樹脂層に
圧着させる。第2樹脂膜層を形成する樹脂は、こ
の間に印画紙の四周側縁部から、印画紙の表面と
その上に乗せられたセロフアン紙との間に入り込
み、印画紙表面全面を覆うに至り、これによつて
印画紙の表面に第2樹脂膜層が形成され、この結
果内部に焼付写真印画紙をサンドイツチ状に封入
した厚さ約0.7mmの一体化樹脂層が形成される。
第1図はガラス板上にかくして形成された焼付
写真印画紙被覆体を断面図で示すもので、1はガ
ラス板、2は第1次樹脂膜層、3は焼付写真印画
紙、4は第2次樹脂膜層、5は焼付写真印画紙被
覆体全体を示す。
写真印画紙被覆体を断面図で示すもので、1はガ
ラス板、2は第1次樹脂膜層、3は焼付写真印画
紙、4は第2次樹脂膜層、5は焼付写真印画紙被
覆体全体を示す。
一方、頂面に浅い凹みを付けた人造石枠板を準
備しておく。この人造石枠板は従来公知の人造石
製造技術によつてつくることができる。例えば大
理石粉粒及び炭酸カルシウム粉を不飽和ポリエス
テル樹脂で固めたものとすることができる。第2
図は、そのようにして準備された人造石枠板の縦
断面図を示す。第2図において、人造石枠板6に
は頂面に約2〜3mmの深さの浅い方形の凹み7が
形成されている。凹み7の周囲寸法は印画紙3の
周囲寸法よりやや大き目としておくのがよい。凹
み7を取り巻く周縁の縁枠部8は、平坦な頂面8
aとその外側の傾斜面8bを有している。
備しておく。この人造石枠板は従来公知の人造石
製造技術によつてつくることができる。例えば大
理石粉粒及び炭酸カルシウム粉を不飽和ポリエス
テル樹脂で固めたものとすることができる。第2
図は、そのようにして準備された人造石枠板の縦
断面図を示す。第2図において、人造石枠板6に
は頂面に約2〜3mmの深さの浅い方形の凹み7が
形成されている。凹み7の周囲寸法は印画紙3の
周囲寸法よりやや大き目としておくのがよい。凹
み7を取り巻く周縁の縁枠部8は、平坦な頂面8
aとその外側の傾斜面8bを有している。
本発明によれば、人造石枠板6の頂面の凹み7
に石粒粉を樹脂とともに充填する。石粒粉として
は人造石6形成用のものと実質上同質のもの、例
えば大理石の粉粒と炭酸カルシウム粉の混合物を
使用し、これを硬化促進剤0.04%及び硬化剤0.1
%を含む不飽和ポリエステル樹脂中に混合した組
成のものを凹み7に充填する。この石粉粒含有樹
脂組成物は人造石枠板6の本体形成用のものとは
いわゆる樹脂リツチとなつている点が異なるだけ
である。第3図は石粉粒を含む樹脂液を人造石枠
板の凹み6に充填した状態を示す。9は石粉粒含
有樹脂層である。第3図の状態で第4図に示すよ
うに石粉粒含有樹脂層9が水平になるまで約1分
間ほど放置する。
に石粒粉を樹脂とともに充填する。石粒粉として
は人造石6形成用のものと実質上同質のもの、例
えば大理石の粉粒と炭酸カルシウム粉の混合物を
使用し、これを硬化促進剤0.04%及び硬化剤0.1
%を含む不飽和ポリエステル樹脂中に混合した組
成のものを凹み7に充填する。この石粉粒含有樹
脂組成物は人造石枠板6の本体形成用のものとは
いわゆる樹脂リツチとなつている点が異なるだけ
である。第3図は石粉粒を含む樹脂液を人造石枠
板の凹み6に充填した状態を示す。9は石粉粒含
有樹脂層である。第3図の状態で第4図に示すよ
うに石粉粒含有樹脂層9が水平になるまで約1分
間ほど放置する。
次に、第1図に示すガラス板1上に載置された
焼付写真印画紙被覆体5を写真面を下にして、印
画紙3の部分がちようど人造石6の凹み7の場所
に整合するように配置し(第5図)、この人造石
6、焼付写真印画紙被覆体5及びガラス板1から
なる積層体を上下を逆にし(第6図)、この上で
加圧しながら60℃で約30分間を要して石粉粒含有
樹脂層9を硬化させる。この硬化処理は赤外線の
炉に入れることによつて容易に行うことができ
る。焼付写真印画紙被覆体5を人造石表面の石粉
粒含有樹脂層9に適用した際、その間に気泡が入
ることがあるが、第6図の状態で加熱処理する間
に気泡は上昇し、人造石の凹み7の底部に達して
(第6図で気泡を符号10で表す)、焼付写真印画
紙被覆体5と石粉粒含有樹脂層9の境界に残存す
ることが避けられる。
焼付写真印画紙被覆体5を写真面を下にして、印
画紙3の部分がちようど人造石6の凹み7の場所
に整合するように配置し(第5図)、この人造石
6、焼付写真印画紙被覆体5及びガラス板1から
なる積層体を上下を逆にし(第6図)、この上で
加圧しながら60℃で約30分間を要して石粉粒含有
樹脂層9を硬化させる。この硬化処理は赤外線の
炉に入れることによつて容易に行うことができ
る。焼付写真印画紙被覆体5を人造石表面の石粉
粒含有樹脂層9に適用した際、その間に気泡が入
ることがあるが、第6図の状態で加熱処理する間
に気泡は上昇し、人造石の凹み7の底部に達して
(第6図で気泡を符号10で表す)、焼付写真印画
紙被覆体5と石粉粒含有樹脂層9の境界に残存す
ることが避けられる。
石粉粒含有樹脂層9の硬化完了後、ガラス板1
を焼付写真印画紙被覆体5表面から離型させる。
この状態を第7図で示す。
を焼付写真印画紙被覆体5表面から離型させる。
この状態を第7図で示す。
第6図の状態で積層体を加圧する際、未硬化の
石粉粒樹脂層9の一部9′は、第6図で示すよう
に人造石枠板6の周縁部から外側へはみ出すこと
になる。このはみ出し部分9′を、ガラス板の除
去後、焼付写真印画紙被覆体5の周縁部の下要樹
脂部分4′とともに除去して、端整な人造石枠板
周縁部が現れるようにする。この状態を第8図の
拡大図で示す。第8図の拡大図でより明らかにさ
れているように、完成品においては人造石枠板6
の表面に焼付写真印画紙被覆体5が石粉粒含有樹
脂層9を介して一体化された構成となつており、
人造石枠基板に焼付写真印画紙が嵌め込まれた美
麗な写真入り人造石装飾品が得られる。
石粉粒樹脂層9の一部9′は、第6図で示すよう
に人造石枠板6の周縁部から外側へはみ出すこと
になる。このはみ出し部分9′を、ガラス板の除
去後、焼付写真印画紙被覆体5の周縁部の下要樹
脂部分4′とともに除去して、端整な人造石枠板
周縁部が現れるようにする。この状態を第8図の
拡大図で示す。第8図の拡大図でより明らかにさ
れているように、完成品においては人造石枠板6
の表面に焼付写真印画紙被覆体5が石粉粒含有樹
脂層9を介して一体化された構成となつており、
人造石枠基板に焼付写真印画紙が嵌め込まれた美
麗な写真入り人造石装飾品が得られる。
効 果
上述したところから明らかなように、本発明に
よれば予め表面に方形の凹みを有する人造石を製
造して準備しておくものであるので、人造石枠板
の製造に際しては高温の熱処理が可能であり、製
造時間が短縮されるとともに、均一な人造石枠板
をつくることができる。また、人造石枠板の製造
を別工場で行うことができるので、写真の嵌め込
みは樹脂膜層間にサンドイツチ状に封入する工程
と、これを人造石に圧着することに必要な石粉粒
含有樹脂の使用だけで済むため、スチレンガスの
発生も1/20以下に減少させることができる。さら
に写真を減圧状態で表裏の樹脂膜層間にサンドイ
ツチ化するときに用いる機械器具も、コンパクト
な構成のものとすることができる。さらに写真面
の樹脂層も完全硬化後に石粉粒含有樹脂層に圧着
されるので、表面にゆがみやひずみを生ずること
がない。また、樹脂被覆印画紙を石粉粒含有樹脂
層に圧着した際、その間に閉じ込められることあ
るべき気泡は、積層体を倒置させてから石粉粒含
有樹脂層を硬化させるので硬化過程中に上方、す
なわち人造石枠板の凹みの底面の方向へ移動しで
き上がつた製品の表面はきわめて平滑な状態に保
持される。さらに人造石との接着も人造石と同じ
成分の石粉粒を使用することにより一体化が完全
に行われる。
よれば予め表面に方形の凹みを有する人造石を製
造して準備しておくものであるので、人造石枠板
の製造に際しては高温の熱処理が可能であり、製
造時間が短縮されるとともに、均一な人造石枠板
をつくることができる。また、人造石枠板の製造
を別工場で行うことができるので、写真の嵌め込
みは樹脂膜層間にサンドイツチ状に封入する工程
と、これを人造石に圧着することに必要な石粉粒
含有樹脂の使用だけで済むため、スチレンガスの
発生も1/20以下に減少させることができる。さら
に写真を減圧状態で表裏の樹脂膜層間にサンドイ
ツチ化するときに用いる機械器具も、コンパクト
な構成のものとすることができる。さらに写真面
の樹脂層も完全硬化後に石粉粒含有樹脂層に圧着
されるので、表面にゆがみやひずみを生ずること
がない。また、樹脂被覆印画紙を石粉粒含有樹脂
層に圧着した際、その間に閉じ込められることあ
るべき気泡は、積層体を倒置させてから石粉粒含
有樹脂層を硬化させるので硬化過程中に上方、す
なわち人造石枠板の凹みの底面の方向へ移動しで
き上がつた製品の表面はきわめて平滑な状態に保
持される。さらに人造石との接着も人造石と同じ
成分の石粉粒を使用することにより一体化が完全
に行われる。
以上のごとく本発明によれば、小さなスペース
で短時間に、悪臭も少なく均一化された写真入り
人造石装飾品がより美しく製造できる。
で短時間に、悪臭も少なく均一化された写真入り
人造石装飾品がより美しく製造できる。
第1図〜第7図は、本発明に従つた写真入り人
造石装飾品の異なつた製造工程における断面図、
第8図は第7図のAで示す部分の拡大断面図、第
9図は本発明の実施例で使用する吸気圧供給装置
の斜視図である。 1……ガラス板(平滑板)、2……第1次樹脂
層、3……焼付写真印画紙、4……第2次樹脂
層、5……焼付写真印画紙被覆体、6……人造石
枠板、7……凹み、8……石粉粒含有樹脂層、9
……気泡、11……吸気圧供給装置。
造石装飾品の異なつた製造工程における断面図、
第8図は第7図のAで示す部分の拡大断面図、第
9図は本発明の実施例で使用する吸気圧供給装置
の斜視図である。 1……ガラス板(平滑板)、2……第1次樹脂
層、3……焼付写真印画紙、4……第2次樹脂
層、5……焼付写真印画紙被覆体、6……人造石
枠板、7……凹み、8……石粉粒含有樹脂層、9
……気泡、11……吸気圧供給装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 鏡面仕上げした平滑板上に第一樹脂膜層
を形成する工程と、 (b) 乾燥処理した焼付写真印画紙を、前記第1次
樹脂層の表面に写真画像面を下にして載置し、
その上面に第2次樹脂膜層を形成して、第1次
樹脂膜層と第2次樹脂膜層間に、焼付写真印画
紙が封入された焼付写真印画紙被覆体を形成す
る工程と、 (c) 一方、頂面に前記焼付写真印画紙を大きさよ
りやや大きい外周寸法の浅い凹みが予め形成し
てある人造石枠板を準備しておき、この人造石
枠板の前記凹みに前記人造石枠板構成成分と実
質上同質の石粉粒を樹脂とともに充填して石粉
粒含有樹脂層を形成する工程と、 (d) 前記石粉粒含有樹脂層が完全に硬化する前
に、その表面に前記鏡面仕上げ平滑板上に保持
される焼付写真印画紙被覆体を重合適用する工
程と、 (e) 前記人造石枠板、焼付写真印画紙被覆体及び
鏡面仕上げ平滑板の積層体を倒置し、加圧しな
がら前記石粉粒含有樹脂層を加熱硬化させ、前
記焼付写真印画紙被覆体を前記人造石枠板に一
体化固着する工程 の結合からなることを特徴とする、写真入り人造
石装飾品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10196389A JPH02279400A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 写真入り人造石装飾品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10196389A JPH02279400A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 写真入り人造石装飾品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02279400A JPH02279400A (ja) | 1990-11-15 |
| JPH052520B2 true JPH052520B2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=14314523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10196389A Granted JPH02279400A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 写真入り人造石装飾品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02279400A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100663395B1 (ko) * | 2004-08-05 | 2007-01-02 | 주식회사 바체 | 지재(紙材)를 이용하여 인조석에 무늬를 형성하는 방법 및그 방법으로 제조된 인조석 |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP10196389A patent/JPH02279400A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02279400A (ja) | 1990-11-15 |
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