JPH0525364B2 - - Google Patents

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JPH0525364B2
JPH0525364B2 JP61105802A JP10580286A JPH0525364B2 JP H0525364 B2 JPH0525364 B2 JP H0525364B2 JP 61105802 A JP61105802 A JP 61105802A JP 10580286 A JP10580286 A JP 10580286A JP H0525364 B2 JPH0525364 B2 JP H0525364B2
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JP
Japan
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binder
temperature
manufacturing
nonlinear resistor
voltage nonlinear
Prior art date
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JP61105802A
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English (en)
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JPS62263607A (ja
Inventor
Masami Nakada
Osamu Imai
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵
抗体の製造法に関し、更に詳しくは、電気的諸特
性が安定した電圧非直線抵抗体の製造法に関する
ものである。 (従来の技術) 酸化亜鉛を主成分とする原料粉末に、添加物と
して電圧非直線性を生じさせる金属酸化物を添加
混合し、この混合物に結合剤を添加した後造粒、
成形、焼成して焼結体を得る電圧非直線抵抗体の
製造法において、素子のバリスタ特性、課電寿命
および雷サージ耐量特性に悪影響を及ぼす結合剤
を本焼成工程あるいは本焼成工程前の仮焼工程に
おいて飛散除去する必要があつた。従来、この結
合剤除去のための仮焼成は、電気炉等より成る焼
成炉中で800〜900℃の温度で成形体を仮焼するこ
とにより実施されていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した仮焼においては、焼成
時の昇温速度および空気供給量等を規定していな
いため、仮焼成時の昇温速度が比較的速く、また
成形体中に含まれるPVA等の結合剤を完全燃焼
させるための空気量が少ない場合が多く、結合剤
を完全除去することができない欠点があつた。そ
のため、仮焼成品中に結合剤がカーボンとして残
留し、このカーボンが本焼成工程で酸化すること
により素子の結合酸素を奪いその結果得られる電
圧非直線抵抗体の電気的諸特性が悪化する欠点が
あつた。 本発明は上述した不具合を解消して、バリスタ
特性、課電寿命および雷サージ耐量特性の電気的
諸特性の良好な電圧非直線抵抗体の製造法を提供
しようとするものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明の電圧非直線抵抗体の製造法は、酸化亜
鉛を主成分とする原料に、添加物として電圧非直
線性を生じさせる金属酸化物を添加混合し、この
混合物に結合剤を添加した後造粒、成形、焼成し
て焼結体を得る電圧非直線抵抗体の製造法におい
て、前記本焼成前に、空気が流通中の焼成炉内に
おいて、 昇温速度<60−V1/5(℃/hr) (V1:成形体体積 cm3、但しV1は200cm3以下) 空気供給量>200V2(/min) (V2:炉内容積 m3) の条件で成形体を結合剤の分解完了温度まで昇温
して一定時間保持した後仮焼することを特徴とす
るものである。 なお、結合剤の分解完了温度が400〜500℃でそ
の温度で5時間以下保持した後、800〜1000℃の
仮焼温度で仮焼成すると、バリスタ特性、課電寿
命および雷サージ耐量特性の悪化がさらに少なく
なるため好ましい。 (作用) 上述した構成において、仮焼工程における結合
剤の分解完了温度までの昇温速度を素子体積に応
じて制御するとともに、この昇温時に焼成炉内の
体積に応じた所定量の空気を供給することによ
り、結合剤を完全に飛散除去することが可能とな
り、残留カーボンが少ない仮焼成体を得ることが
できる。その結果、この仮焼成体を本焼成して電
圧非直線抵抗体を作成すれば、バリスタ特性、課
電寿命および雷サージ耐量特性等の電気的諸特性
の良好な電圧非直線抵抗体を得ることができる。 酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体を得
るには、まず所定の粒度に調整した酸化亜鉛原料
と所定粒度に調整したBi2O3,Co2O3,MnO2
Sb2O3,Cr2O3,SiO2,NiO等よりなる添加物の
所定量を混合する。この際、これらの原料粉末に
対して所定量のポリビニルアルコール水溶液およ
びAl2O3源として硝酸アルミニウム溶液等を加
え、好ましくはデイスパーミルにより混合した
後、好ましくはスプレードライヤにより造粒す
る。造粒後、造粒粉を成形圧力800〜1000Kg/cm2
の下で所定の形状に成形して成形体を得る。 次に、成形体を空気が流通可能な焼成炉内に入
れ、炉内容積をV2(m3)としたときに200V2(/
min)以上の空気を供給しながら、結合剤の分解
完了温度例えば400〜500℃まで昇温する。このと
きの昇温は、成形体の体積をV1(cm3)としたとき
に60−V1/5(℃/hr)以下となる所定の速度で実 施する。この分解完了温度で一旦好ましくは5時
間以内の一定時間保持した後、所定の昇温速度で
好ましくは800〜1000℃の仮焼温度までさらに昇
温して、その温度で1〜5時間仮焼成後降温して
仮焼成体を得る。また、上述した仮焼は分解完了
温度で保持後連続して仮焼温度まで昇温している
が、分解完了温度で保持後一旦冷却した後仮焼を
行なつてもよい。 得られた仮焼成体の側面には絶縁被覆層を形成
する。この絶縁被覆層はBi2O3,Sb2O3,SiO2
に有機結合剤としてエチルセルロース、ブチルカ
ルビトール、酢酸nブチル等を加えた酸化ペース
トであり、これを30〜100μmの厚さに仮焼体の側
面に塗布する。次に、これを昇降温速度40〜60
℃/hr、1000〜1300℃好ましくは1100〜1250℃、
3〜7時間という条件で本焼成する。 なお、ガラス粉末に有機結合剤としてエチルセ
ルロース、ブチルカルビトール、酢酸nブチル等
を加えたガラスペーストを前記の絶縁被覆層上に
100〜200μmの厚さに塗布し、空気中で昇降温速
度100〜200℃/hr、400〜600℃保持時間0.5〜2
時間という条件で熱処理することによりガラス層
を形成すると好ましい。そして、最後に電圧非直
線抵抗体の両端面を平滑に研磨し、アルミニウム
電極を溶射により設けて電圧非直線抵抗体を得
る。以下、実際に本発明範囲内および範囲外の電
圧非直線抵抗体について各種特性を測定した結果
について説明する。 実施例 1 上述した方法で作成した電圧非直線抵抗体にお
いて、焼成炉内容積0.5m3、空気供給量300/
minの同一条件で、結合剤除去のための仮焼工程
における結合剤が分解する500℃の温度までの昇
温速度を変化させて、素子体積が50,100,150,
200(cm3)の試料を得た。これらの試料に対して、
結合剤の脱脂状態をその破面を観察して、変色部
がなく結合剤が完全に飛散して良好なものを○、
中央部に変色部があり結合剤が完全に飛散してい
ないものを×として評価した。結果を第1表に示
す。
【表】 第1表の結果から、昇温速度が成形体の体積を
V1(cm3)とした場合60−V1/5(℃/hr)以下の条 件であると結合剤を完全に飛散除去できることが
わかつた。 実施例 2 上述した方法で作成した電圧非直線抵抗体にお
いて、素子体積が100cm3、昇温速度30℃/hrの同
一条件で、結合剤除去のための仮焼成工程におけ
る焼成炉内容積および空気供給量を変化させて試
料を得た。これらの試料に対して、実施例1と同
様に脱脂状態を評価した。結果を第2表に示す。
【表】
【表】 第2表の結果から、空気供給量が炉内容積を
V2(m3)とした場合200V2(/min)以上の条件
であると結合剤を完全に飛散除去できることがわ
かつた。 実施例 3 上述した実施例1および実施例2の試料のう
ち、脱脂後の破面に変色部が無く結合剤が完全に
飛散した試料No.1〜8と、変色部が残り結合剤が
完全に飛散していない比較例No.1〜4を準備し
て、それぞれの電圧非直線指数、雷サージ後の
ΔV1nA、漏洩電流の比およびそれらの標準偏差を
求めた。結果を第3表に示す。第3表中、電圧非
直線指数αはI=KV〓(I:電流、V:電圧、
K:比例定数)に基いてV1nAとV100Aとの値から
求めた。雷サージ後のΔV1nAは4×10μsの電流波
形で素子体積に応じた30,50,70KAの電流を10
回印加した後のV1nAの変化率を示す。さらに、
漏洩電流の比は素子の周囲温度130℃課電率95%
で課電し、課電直後に対する課電100時間後の電
流比I100時間/I0時間から求めた。
【表】 第3表から明らかなように、本発明の昇温方法
を実施して得た結合剤が完全に飛散した試料No.1
〜8は、比較例No.1〜4に比べて高い電圧非直線
指数、少ない雷サージ後のΔV1nAおよび少ない漏
洩電流の比を達成でき、その結果電気的諸特性が
良好であるとともにそれらの標準偏差値も小さく
特性の変動も少ないことがわかつた。 (発明の効果) 以上詳細に説明したところから明らかなよう
に、本発明の電圧非直線抵抗体の製造法によれ
ば、結合剤を飛散除去するための仮焼工程におい
て、結合剤の分解完了温度までの昇温速度を素子
の体積に応じて制御するとともに、この昇温時に
焼成炉内の体積に応じた所定量の空気を供給する
ことにより、本焼成前の成形体より結合剤を完全
に飛散除去することができる。その結果、電圧非
直線性、課電寿命、雷サージ耐量等の電気的諸特
性が良好で変動の少ない電圧非直線抵抗体を得る
ことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸化亜鉛を主成分とする原料に、添加物とし
    て電圧非直線性を生じさせる金属酸化物を添加混
    合し、この混合物に結合剤を添加した後造粒、成
    形、焼成して焼結体を得る電圧非直線抵抗体の製
    造法において、前記本焼成前に、空気が流通中の
    焼成炉内において、 昇温速度<60−V1/5(℃/hr) (V1:成形体体積 cm3、但しV1は200cm3以下) 空気供給量>200V2(/min) (V2:炉内容積 m3) の条件で成形体を結合剤の分解完了温度まで昇温
    して一定時間保持した後仮焼することを特徴とす
    る電圧非直線抵抗体の製造法。 2 前記結合剤の分解完了温度が400〜500℃であ
    る特許請求の範囲第1項記載の電圧非直線抵抗体
    の製造法。 3 前記仮焼温度が800〜1000℃である特許請求
    の範囲第1項記載の電圧非直線抵抗体の製造法。 4 前記結合剤の分解完了温度での保持時間が5
    時間以内である特許請求の範囲第1項記載の電圧
    非直線抵抗体の製造法。
JP61105802A 1986-05-10 1986-05-10 電圧非直線抵抗体の製造法 Granted JPS62263607A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58225602A (ja) * 1982-06-24 1983-12-27 株式会社東芝 非直線抵抗体の製造方法

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