JPH0526079B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526079B2 JPH0526079B2 JP59206394A JP20639484A JPH0526079B2 JP H0526079 B2 JPH0526079 B2 JP H0526079B2 JP 59206394 A JP59206394 A JP 59206394A JP 20639484 A JP20639484 A JP 20639484A JP H0526079 B2 JPH0526079 B2 JP H0526079B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- inlet
- outlet
- elbow
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈技術分野〉
本発明は、消音エルボ及びその製作法に関す
る。
る。
〈従来技術〉
従来、ダクトにおけるサイレンサーは、第9図
に示すように、ボツクス型のエルボ本体1に消音
材2を内張りした消音エルボAが使われており、
第10図に示すような消音材2を内張りしてあり
通路が前後のダクトの断面形状と変化しないよう
にした丸型消音エルボBというものは、使われて
いない。
に示すように、ボツクス型のエルボ本体1に消音
材2を内張りした消音エルボAが使われており、
第10図に示すような消音材2を内張りしてあり
通路が前後のダクトの断面形状と変化しないよう
にした丸型消音エルボBというものは、使われて
いない。
そこで、消音エルボAが使われ、丸型消音エル
ボBは使われないことについて、理論的な考えを
簡単に述べることとする。
ボBは使われないことについて、理論的な考えを
簡単に述べることとする。
ダクト内には、ある数値を境にして周波数の低
い平面波音と、周波数の高い球面波音が混在して
通過する。そこで、消音エルボAの場合、平面波
音は、平面に当ると反射する性質を有するので、
消音材2を内張りしていなくてもエルボ本体1が
ボツクス型であれば、消音が図れる。すなわち、
エルボ本体1に入つた平面波音は、エルボ本体1
の正面壁1aに当たると、入口方向に戻つてしま
い、再び入つてくると再度反射して入口方向に戻
り、これを繰返して減衰し消音する。
い平面波音と、周波数の高い球面波音が混在して
通過する。そこで、消音エルボAの場合、平面波
音は、平面に当ると反射する性質を有するので、
消音材2を内張りしていなくてもエルボ本体1が
ボツクス型であれば、消音が図れる。すなわち、
エルボ本体1に入つた平面波音は、エルボ本体1
の正面壁1aに当たると、入口方向に戻つてしま
い、再び入つてくると再度反射して入口方向に戻
り、これを繰返して減衰し消音する。
しかし、球面波音は、回折する性質を有するの
で、消音材2を内張りしていないときには、エル
ボ本体1の正面壁1aに当たつても、入口方向に
戻らず乱反射してエルボ本体1を通過してしま
い、消音が図れない。
で、消音材2を内張りしていないときには、エル
ボ本体1の正面壁1aに当たつても、入口方向に
戻らず乱反射してエルボ本体1を通過してしま
い、消音が図れない。
そこで、球面波音を吸収するために消音材2が
内張りされている。消音材2が内張りされている
と、球面波音は、消音材2で吸収され、低周波音
は、消音材2を通過して正面壁1aで反射し、再
び消音材2を通過して入口方向に戻り、返つてき
ても再び戻り減衰して消音が図られるとともに、
消音材2よつても音エネルギーを減殺され消音が
一層図られる。以上から、消音エルボAは消音効
果が得られ使われる。
内張りされている。消音材2が内張りされている
と、球面波音は、消音材2で吸収され、低周波音
は、消音材2を通過して正面壁1aで反射し、再
び消音材2を通過して入口方向に戻り、返つてき
ても再び戻り減衰して消音が図られるとともに、
消音材2よつても音エネルギーを減殺され消音が
一層図られる。以上から、消音エルボAは消音効
果が得られ使われる。
ところが、丸型消音エルボBが液体を扱うエル
ボのようになめらかに形成されているので、反射
壁がなく、平面波音の入口方向への反射は全く行
われず消音できない。球面波音は消音材2により
消音されるが、消音量は消音エルボAより著しく
小さいので、丸型消音エルボBは使われない。
ボのようになめらかに形成されているので、反射
壁がなく、平面波音の入口方向への反射は全く行
われず消音できない。球面波音は消音材2により
消音されるが、消音量は消音エルボAより著しく
小さいので、丸型消音エルボBは使われない。
しかしながら、消音エルボAは、丸型消音エル
ボBに比して抵抗がきわめて大きい欠点がある。
また、抵抗がきわめて大きいので、消音エルボA
を多く備える設計をすると、送風機を大きくしな
ければならず、これにともなつてダクトの送風機
の発生騒音が大きくなるとともに、送風機に近い
ダクトの振動が問題となる。
ボBに比して抵抗がきわめて大きい欠点がある。
また、抵抗がきわめて大きいので、消音エルボA
を多く備える設計をすると、送風機を大きくしな
ければならず、これにともなつてダクトの送風機
の発生騒音が大きくなるとともに、送風機に近い
ダクトの振動が問題となる。
また、消音エルボAを製作する場合、消音材2
の内張り作業に熟練していない職人にやらせる
と、消音材2が剥離してしまうことが良くあると
ともに、高い消音効果が得られるように消音材2
を上手に張ることができない欠点がある。消音材
2を張るときに、剥離が起るのは、グラスウール
を被せるガラスクロスの合わせ目を、通風方向に
一致させない場合か、グラスウールをインサルピ
ンで余すところなく均一に止めることを怠る場合
である。また、高い消音効果が得られるように消
音材2を張れないのは、グラスウールとこれを覆
うガラスクロスの接着に多量の接着材を使つて音
の通過を損なつてしまうからである。このような
欠点は、消音エルボAが小さい場合にはエルボ本
体1内に手を入れて、また大きい場合にはエルボ
本体1内に入り込んで、消音材2を内張りすると
いう消音エルボの製作上の作業条件に起因してい
るところが大きい。そして、消音材2の内張り
は、熟練した職人が行つても大変手間がかかつて
いた。さらに、消音材2の内張りは、熟練した職
人により行う必要があるので、消音エルボを製作
する現状は、ダクト製作会社が工場または現場で
製作したダクトに対し、保温材工事会社の職人が
消音材を張つている。
の内張り作業に熟練していない職人にやらせる
と、消音材2が剥離してしまうことが良くあると
ともに、高い消音効果が得られるように消音材2
を上手に張ることができない欠点がある。消音材
2を張るときに、剥離が起るのは、グラスウール
を被せるガラスクロスの合わせ目を、通風方向に
一致させない場合か、グラスウールをインサルピ
ンで余すところなく均一に止めることを怠る場合
である。また、高い消音効果が得られるように消
音材2を張れないのは、グラスウールとこれを覆
うガラスクロスの接着に多量の接着材を使つて音
の通過を損なつてしまうからである。このような
欠点は、消音エルボAが小さい場合にはエルボ本
体1内に手を入れて、また大きい場合にはエルボ
本体1内に入り込んで、消音材2を内張りすると
いう消音エルボの製作上の作業条件に起因してい
るところが大きい。そして、消音材2の内張り
は、熟練した職人が行つても大変手間がかかつて
いた。さらに、消音材2の内張りは、熟練した職
人により行う必要があるので、消音エルボを製作
する現状は、ダクト製作会社が工場または現場で
製作したダクトに対し、保温材工事会社の職人が
消音材を張つている。
本願出願人が、その後入手した公知例として、
実開昭47−16401号がある。この吸音エルボは、
まさに上述した欠点を解消している。すなわち、
ボツクス型であるので、消音効果が大きく、か
つ、内部に吸音層からなる円弧通路を形成して通
風抵抗が少なくなつている。しかし、この吸音エ
ルボの製作については、上述した製作法を踏襲し
ているので、製作法の改善が解決すべき問題とし
て残されている。
実開昭47−16401号がある。この吸音エルボは、
まさに上述した欠点を解消している。すなわち、
ボツクス型であるので、消音効果が大きく、か
つ、内部に吸音層からなる円弧通路を形成して通
風抵抗が少なくなつている。しかし、この吸音エ
ルボの製作については、上述した製作法を踏襲し
ているので、製作法の改善が解決すべき問題とし
て残されている。
〈発明の目的〉
本発明は、上述した点に鑑み案出したもので、
従来の消音エルボAと略同等の消音効果が得られ
ると同時に、通風抵抗を消音エルボAに比して大
幅に低減でき、また、消音材の内張り作業を実質
的には外張りとすることができ、素人が消音材を
張つても剥離の虞れがなく高い消音効果も得られ
るように上手に張ることができ、しかも従来より
速く張ることができる消音エルボの製作法を提供
するものである。
従来の消音エルボAと略同等の消音効果が得られ
ると同時に、通風抵抗を消音エルボAに比して大
幅に低減でき、また、消音材の内張り作業を実質
的には外張りとすることができ、素人が消音材を
張つても剥離の虞れがなく高い消音効果も得られ
るように上手に張ることができ、しかも従来より
速く張ることができる消音エルボの製作法を提供
するものである。
〈発明の構成〉
本発明の消音エルボの製作法は、入口形成筒と
出口形成筒を有し、かつ上面が開口したボツクス
形のエルボ本体を形成する一方、両端開口が該エ
ルボ本体の入口形成筒及び出口形成筒と口径を同
一にしかつ滑らかな弧状通風路を画成していて該
エルボ本体に収容されたときに、該両端開口に該
入口形成筒と該出口形成筒の各内端に対応して近
接し得る多孔筒を形成し、該多孔筒の外面を消音
材で完全に覆つてから該多孔筒をエルボ本体に収
容し、次いで該エルボ本体の上面開口に蓋を取付
け、他方、該入口形成筒の外側及び該出口形成筒
の外側に入口フランジまたは出口フランジを被嵌
するとともに、該入口形成筒の内側及び該出口形
成筒の内側に入口側多孔筒抑え筒または出口側多
孔筒抑え筒を多孔筒の内側まで嵌め込んで、入口
フランジと入口形成筒と入口側多孔筒抑え筒をリ
ベツトで一体化するとともに、出口フランジと出
口形成筒と出口側多孔筒抑え筒をリベツトで一体
化してなることを特徴とする製作法と、 入口形成筒と出口形成筒を有し、かつ上面が開
口したボツクス形のエルボ本体を形成する一方、
両端開口が該エルボ本体の入口形成筒及び出口形
成筒と口径を同一にしかつ滑らかな弧状通風路を
画成して該エルボ本体に収容されたときに、該両
端開口が該入口形成筒と該出口形成筒の各内端に
対応して近接し得る多孔筒を形成し、該エルボ本
体の下面へ該多孔筒の外面を覆うための消音材を
取り付けてから、上下面を除いた外面を消音材で
覆つた該多孔筒を収容し、続いて該多孔筒の上面
を消音材で覆つてから該エルボ本体の上面開口に
蓋を取付け、さらに該入口形成筒の外側及び出口
形成筒の外側に入口フランジまたは出口フランジ
を被嵌するとともに、該入口形成筒の内側及び出
口形成筒の内側に入口側多孔筒抑え筒または出口
側多孔筒抑え筒を多孔筒の内側まで嵌め込んで、
入口フランジと入口形成筒と入口側多孔筒抑え筒
をリベツトで一体化するとともに、出口フランジ
と出口形成筒と出口側多孔筒抑え筒をリベツトで
一体化してなることを特徴とする製作法の二つが
ある。
出口形成筒を有し、かつ上面が開口したボツクス
形のエルボ本体を形成する一方、両端開口が該エ
ルボ本体の入口形成筒及び出口形成筒と口径を同
一にしかつ滑らかな弧状通風路を画成していて該
エルボ本体に収容されたときに、該両端開口に該
入口形成筒と該出口形成筒の各内端に対応して近
接し得る多孔筒を形成し、該多孔筒の外面を消音
材で完全に覆つてから該多孔筒をエルボ本体に収
容し、次いで該エルボ本体の上面開口に蓋を取付
け、他方、該入口形成筒の外側及び該出口形成筒
の外側に入口フランジまたは出口フランジを被嵌
するとともに、該入口形成筒の内側及び該出口形
成筒の内側に入口側多孔筒抑え筒または出口側多
孔筒抑え筒を多孔筒の内側まで嵌め込んで、入口
フランジと入口形成筒と入口側多孔筒抑え筒をリ
ベツトで一体化するとともに、出口フランジと出
口形成筒と出口側多孔筒抑え筒をリベツトで一体
化してなることを特徴とする製作法と、 入口形成筒と出口形成筒を有し、かつ上面が開
口したボツクス形のエルボ本体を形成する一方、
両端開口が該エルボ本体の入口形成筒及び出口形
成筒と口径を同一にしかつ滑らかな弧状通風路を
画成して該エルボ本体に収容されたときに、該両
端開口が該入口形成筒と該出口形成筒の各内端に
対応して近接し得る多孔筒を形成し、該エルボ本
体の下面へ該多孔筒の外面を覆うための消音材を
取り付けてから、上下面を除いた外面を消音材で
覆つた該多孔筒を収容し、続いて該多孔筒の上面
を消音材で覆つてから該エルボ本体の上面開口に
蓋を取付け、さらに該入口形成筒の外側及び出口
形成筒の外側に入口フランジまたは出口フランジ
を被嵌するとともに、該入口形成筒の内側及び出
口形成筒の内側に入口側多孔筒抑え筒または出口
側多孔筒抑え筒を多孔筒の内側まで嵌め込んで、
入口フランジと入口形成筒と入口側多孔筒抑え筒
をリベツトで一体化するとともに、出口フランジ
と出口形成筒と出口側多孔筒抑え筒をリベツトで
一体化してなることを特徴とする製作法の二つが
ある。
従つて、いずれの製作法の場合でも、消音材の
取付けが簡単であり、多孔筒も動かないように両
端をしつかりと固定でき、容易に製作できる。
取付けが簡単であり、多孔筒も動かないように両
端をしつかりと固定でき、容易に製作できる。
〈実施例〉
第1図ないし第6図は、本発明の実施例の消音
エルボCに係り、第1図は、消音エルボの平面図
である。
エルボCに係り、第1図は、消音エルボの平面図
である。
エルボ本体1は、第9図に示す消音エルボAと
同様に、正面壁1aと、側面壁1bと、これらに
対向する曲面壁1cと、上面壁1dと、下面壁1
eと、入口3を有する端壁1fと、出口4を有す
る端壁1gとでボツクス型に形成され、所要の辺
が、第4図aに示すような通称、ボタンパンチに
よりハゼ折りされている。このボツクス型のエル
ボ本体1内には、第2図aまたはbに示すよう
に、パンチングメタルまたは金網など多孔板より
なる角エルボ状または丸エルボ状の多孔筒5が、
第4図bに示すようなピツツバーグハゼ(通称)
折りにより形成して収容されており、入口3と出
口4をなめらかにつなぐ弧状通風路を画成してい
る。従つて、入口3と出口4並びに多孔筒5は、
前後に接続されるダクトD1,D2に対応する同
口径の角形または丸形とされている。そして、多
孔筒5の孔は、例えば、8φで11mmピツチで穿い
ている。また、多孔筒5の厚さは、0.8mmとされ
ている。この多孔筒5は、外面を消音材2で覆わ
れている。この消音材2は、第3図に示すよう
に、多孔筒5の外面に接着したガラスクロス21
と、ガラスクロス21の外側を覆うグラスウール
22とからなり、グラスウール22は、多孔筒5
の外面に接着したインサルピン6で固定されてい
る。すなわち、ガラスクロス21とグラスウール
22は、多孔筒5の外面に接着したインサルピン
6に突刺して多孔筒5の外面に合わされている。
入口3及び出口4は、第5図に示すように、エル
ボ本体1の端壁1fまたは1gにダクトと等しい
口径の入口形成筒3aまたは出口形成筒4aを設
け、形成筒の外側に入口フランジ3bまたは出口
フランジ4bが被嵌するとともに、内側に入口側
多孔筒抑え筒3cまたは出口側多孔筒抑え筒4c
を被嵌し、これらをリベツト7で止めて構成され
ている。多孔筒抑え筒3cまたは4cは、エルボ
本体1の端壁1fまたは1gに突当たつている多
孔筒5の内側に重なつており、多孔筒5が入口3
と出口4に対してエルボ本体1内でずれないよう
に抑えている。
同様に、正面壁1aと、側面壁1bと、これらに
対向する曲面壁1cと、上面壁1dと、下面壁1
eと、入口3を有する端壁1fと、出口4を有す
る端壁1gとでボツクス型に形成され、所要の辺
が、第4図aに示すような通称、ボタンパンチに
よりハゼ折りされている。このボツクス型のエル
ボ本体1内には、第2図aまたはbに示すよう
に、パンチングメタルまたは金網など多孔板より
なる角エルボ状または丸エルボ状の多孔筒5が、
第4図bに示すようなピツツバーグハゼ(通称)
折りにより形成して収容されており、入口3と出
口4をなめらかにつなぐ弧状通風路を画成してい
る。従つて、入口3と出口4並びに多孔筒5は、
前後に接続されるダクトD1,D2に対応する同
口径の角形または丸形とされている。そして、多
孔筒5の孔は、例えば、8φで11mmピツチで穿い
ている。また、多孔筒5の厚さは、0.8mmとされ
ている。この多孔筒5は、外面を消音材2で覆わ
れている。この消音材2は、第3図に示すよう
に、多孔筒5の外面に接着したガラスクロス21
と、ガラスクロス21の外側を覆うグラスウール
22とからなり、グラスウール22は、多孔筒5
の外面に接着したインサルピン6で固定されてい
る。すなわち、ガラスクロス21とグラスウール
22は、多孔筒5の外面に接着したインサルピン
6に突刺して多孔筒5の外面に合わされている。
入口3及び出口4は、第5図に示すように、エル
ボ本体1の端壁1fまたは1gにダクトと等しい
口径の入口形成筒3aまたは出口形成筒4aを設
け、形成筒の外側に入口フランジ3bまたは出口
フランジ4bが被嵌するとともに、内側に入口側
多孔筒抑え筒3cまたは出口側多孔筒抑え筒4c
を被嵌し、これらをリベツト7で止めて構成され
ている。多孔筒抑え筒3cまたは4cは、エルボ
本体1の端壁1fまたは1gに突当たつている多
孔筒5の内側に重なつており、多孔筒5が入口3
と出口4に対してエルボ本体1内でずれないよう
に抑えている。
なお、正面壁1aと側面壁1bは、ときには、
内面側に帯板あるいはアングル材などで張付け補
強される。グラスウール22の代りにロツクウー
ルなどを用いても良く、また、ガラスクロス21
の代りに他の空気漏れの少い薄い耐火性のクロス
でも良い。
内面側に帯板あるいはアングル材などで張付け補
強される。グラスウール22の代りにロツクウー
ルなどを用いても良く、また、ガラスクロス21
の代りに他の空気漏れの少い薄い耐火性のクロス
でも良い。
上述した構成の消音エルボを製作するには、第
6図に示すように、正面壁1aと側面壁1bと曲
面壁1cと下面壁1eと端壁1f,1gとから、
上面壁1dを除いたボツクス型のエルボ本体を形
成する。そして、これに、外面を消音材2で完全
に覆つた多孔筒5を上方より収容する。次いで、
上面壁1dを被せてボツクス型のエルボ本体1を
完成させる。続いて、入口形成筒3aまたは出口
形成筒4aの外側に入口フランジ3bまたは出口
フランジ4bが被嵌するとともに、内側に多孔筒
抑え筒3c及び4cを被嵌し、これらをリベツト
7で止め、多孔筒抑え筒3c及び4cの入口フラ
ンジ3bまたは出口フランジ4bより突き出てい
る部分を外側に折曲げてフランジに密着させて入
口3及び出口4を完成させるとともに、多孔筒5
の内側に重なる多孔筒抑え筒3c及び4cによ
り、多孔筒5が入口3と出口4に対してエルボ本
体1内でずれないように抑えれば良い。
6図に示すように、正面壁1aと側面壁1bと曲
面壁1cと下面壁1eと端壁1f,1gとから、
上面壁1dを除いたボツクス型のエルボ本体を形
成する。そして、これに、外面を消音材2で完全
に覆つた多孔筒5を上方より収容する。次いで、
上面壁1dを被せてボツクス型のエルボ本体1を
完成させる。続いて、入口形成筒3aまたは出口
形成筒4aの外側に入口フランジ3bまたは出口
フランジ4bが被嵌するとともに、内側に多孔筒
抑え筒3c及び4cを被嵌し、これらをリベツト
7で止め、多孔筒抑え筒3c及び4cの入口フラ
ンジ3bまたは出口フランジ4bより突き出てい
る部分を外側に折曲げてフランジに密着させて入
口3及び出口4を完成させるとともに、多孔筒5
の内側に重なる多孔筒抑え筒3c及び4cによ
り、多孔筒5が入口3と出口4に対してエルボ本
体1内でずれないように抑えれば良い。
なお、多孔筒5が角エルボである場合には、多
孔筒5を収容する前に、ガラスクロスを張り付け
た後、グラスウールの側面部22b,22cを多
孔筒5の曲面に張り付ける。そして、多孔筒5に
先立つて、多孔筒5の下面に張り付けるための下
面部22aをエルボ本体1に収容し、次いで、上
記の側面部22b,22cを張り付けた多孔筒5
を収容し、続いて、消音材上面部22dを多孔筒
上面に被せ、しかる後に、上面壁1dを被せても
良い。
孔筒5を収容する前に、ガラスクロスを張り付け
た後、グラスウールの側面部22b,22cを多
孔筒5の曲面に張り付ける。そして、多孔筒5に
先立つて、多孔筒5の下面に張り付けるための下
面部22aをエルボ本体1に収容し、次いで、上
記の側面部22b,22cを張り付けた多孔筒5
を収容し、続いて、消音材上面部22dを多孔筒
上面に被せ、しかる後に、上面壁1dを被せても
良い。
次に、作用を説明する。
入口3より侵入する平面波音は、多孔筒5を通
過し、消音材2を通過し、この際若干減衰され、
正面壁1aで反射され、再び消音材2を入口方向
に通過しこの際若干減衰され、さらに多孔筒5を
通過し、入口3へほとんど戻り、従つて減音され
る。
過し、消音材2を通過し、この際若干減衰され、
正面壁1aで反射され、再び消音材2を入口方向
に通過しこの際若干減衰され、さらに多孔筒5を
通過し、入口3へほとんど戻り、従つて減音され
る。
球面波音は、入口3より侵入すると、ほとんど
が多孔筒5を通過する際に、孔筒の外側を覆つて
いる消音材2で吸収される。
が多孔筒5を通過する際に、孔筒の外側を覆つて
いる消音材2で吸収される。
また、入口3より侵入する空気は、多孔筒5が
入口3と出口4をなめらかにつなぐ弧状風路を画
成しているので、なめらかに流れ、多孔筒5によ
る通風抵抗が第10図の消音エルボBと略同等に
小さくて済み、自己発生音も小さい。
入口3と出口4をなめらかにつなぐ弧状風路を画
成しているので、なめらかに流れ、多孔筒5によ
る通風抵抗が第10図の消音エルボBと略同等に
小さくて済み、自己発生音も小さい。
〈実験例〉
口径が500mm口となるように、〈従来技術〉の項
で述べた消音エルボAと丸型消音エルボBとを作
るとともに、本発明の実施例品Cを作り、消音効
果を測定した結果、第7図のグラフを得た。ま
た、通風抵抗を測定した結果、第8図のグラフを
得た。
で述べた消音エルボAと丸型消音エルボBとを作
るとともに、本発明の実施例品Cを作り、消音効
果を測定した結果、第7図のグラフを得た。ま
た、通風抵抗を測定した結果、第8図のグラフを
得た。
第7図のグラフから、本発明の実施例品C(実
線で示している。)は、消音エルボB(一点鎖線で
示している。)に比べて、はるかに高い消音効果
が得られ、消音エルボA(点線で示している。)と
略同等の値となることが分かる。
線で示している。)は、消音エルボB(一点鎖線で
示している。)に比べて、はるかに高い消音効果
が得られ、消音エルボA(点線で示している。)と
略同等の値となることが分かる。
また、第8図のグラフから、本発明の実施例品
Cは、消音エルボAに比べて、はるかに低い通風
抵抗が得られ、丸型消音エルボBと略同等の値と
なることが分かる。
Cは、消音エルボAに比べて、はるかに低い通風
抵抗が得られ、丸型消音エルボBと略同等の値と
なることが分かる。
〈本発明の効果〉
以上説明してきた本発明の消音エルボの製作法
によれば、 多孔筒をボツクス型のエルボ本体に収容する
に際して、多孔筒の外面に消音材を張るので、
消音材を張る作業が従来の内張りから外張りに
変更でき、消音エルボの製作上の作業条件が改
善される。
によれば、 多孔筒をボツクス型のエルボ本体に収容する
に際して、多孔筒の外面に消音材を張るので、
消音材を張る作業が従来の内張りから外張りに
変更でき、消音エルボの製作上の作業条件が改
善される。
消音材を外張りできることから、多孔筒に接
着材付けしてガラスクロスを張り、次いで、グ
ラスウールを張ることとなり、これは、張り方
も従来と逆であり、従つて素人が消音材を張つ
ても、接着材でガラスクロスの目を塞ぐことが
なくなり、剥離の虞れがなく高い消音効果も得
られるように上手に張ることができる。
着材付けしてガラスクロスを張り、次いで、グ
ラスウールを張ることとなり、これは、張り方
も従来と逆であり、従つて素人が消音材を張つ
ても、接着材でガラスクロスの目を塞ぐことが
なくなり、剥離の虞れがなく高い消音効果も得
られるように上手に張ることができる。
外張りできることから、従来より速く張るこ
とができる。また、グラスウールを止めるの
に、インサルピンではなく、網や紐を使用する
ことも可能になる。
とができる。また、グラスウールを止めるの
に、インサルピンではなく、網や紐を使用する
ことも可能になる。
素人が消音材を張つても上手に張ることがで
きるので、従来のように、消音エルボの製作を
ダクト製作会社が工場または現場でエルボ本体
を製作し、これに、保温工事会社の職人が消音
材を張るという面倒なことは回避できる。
きるので、従来のように、消音エルボの製作を
ダクト製作会社が工場または現場でエルボ本体
を製作し、これに、保温工事会社の職人が消音
材を張るという面倒なことは回避できる。
消音材を外張りした多孔筒をエルボ本体に収
容して蓋を被せれば良いので、従来においては
グラスウールを内側より止めていたパンチング
メタルが、独立した部品となり、もつて機械折
りができることになるから、工場製作において
量産工程に載せることが可能になり、製作コス
トを低減させることができ、また、多孔筒がエ
ルボ本体よりかなり小さくなるので、多孔筒の
製作に必要なパンチングメタルも少くて済むこ
とも、製作コストの低減につながる。
容して蓋を被せれば良いので、従来においては
グラスウールを内側より止めていたパンチング
メタルが、独立した部品となり、もつて機械折
りができることになるから、工場製作において
量産工程に載せることが可能になり、製作コス
トを低減させることができ、また、多孔筒がエ
ルボ本体よりかなり小さくなるので、多孔筒の
製作に必要なパンチングメタルも少くて済むこ
とも、製作コストの低減につながる。
第1図ないし第6図は、本発明の実施例に係
り、第1図は、本発明の実施例に係る消音エルボ
の水平断面した平面図である。第2図a,bは第
1図における−断面図であつて、第2図a
は、角ダクトに接続される場合を示し、第2図b
は、丸ダクトに接続される場合を示す。第3図
は、消音エルボの消音材の付け方を説明するため
の拡大図である。第4図a,bは、エルボ本体の
ハゼ折りと、多孔筒のハゼ折りを示す図である。
第5図は、入口及び出口の詳細な断面図である。
第6図は、消音エルボの製作法を説明するための
分解図である。第7図は、従来の消音エルボ(点
線)と丸型消音エルボ(一点鎖線)と本発明実施
例品(実線)についての消音効果の測定結果を示
すグラフである。第8図は、従来の消音エルボと
丸型消音エルボと本発明実施例品についての通風
抵抗の測定結果を示すグラフである。第9図は、
従来の消音エルボの平面図である。第10図は、
消音材を内張りした丸型消音エルボの平面図であ
る。 1……エルボ本体、2……消音材、3……入
口、4……出口、5……多孔筒。
り、第1図は、本発明の実施例に係る消音エルボ
の水平断面した平面図である。第2図a,bは第
1図における−断面図であつて、第2図a
は、角ダクトに接続される場合を示し、第2図b
は、丸ダクトに接続される場合を示す。第3図
は、消音エルボの消音材の付け方を説明するため
の拡大図である。第4図a,bは、エルボ本体の
ハゼ折りと、多孔筒のハゼ折りを示す図である。
第5図は、入口及び出口の詳細な断面図である。
第6図は、消音エルボの製作法を説明するための
分解図である。第7図は、従来の消音エルボ(点
線)と丸型消音エルボ(一点鎖線)と本発明実施
例品(実線)についての消音効果の測定結果を示
すグラフである。第8図は、従来の消音エルボと
丸型消音エルボと本発明実施例品についての通風
抵抗の測定結果を示すグラフである。第9図は、
従来の消音エルボの平面図である。第10図は、
消音材を内張りした丸型消音エルボの平面図であ
る。 1……エルボ本体、2……消音材、3……入
口、4……出口、5……多孔筒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入口形成筒と出口形成筒を有し、かつ上面が
開口したボツクス形のエルボ本体を形成する一
方、両端開口が該エルボ本体の入口形成筒及び出
口形成筒と口径を同一にしかつ滑らかな弧状通風
路を画成していて該エルボ本体に収容されたとき
に、該両端開口に該入口形成筒と該出口形成筒の
各内端に対応して近接し得る多孔筒を形成し、該
多孔筒の外面を消音材で完全に覆つてから該多孔
筒をエルボ本体に収容し、次いで該エルボ本体の
上面開口に蓋を取付け、他方、該入口形成筒の外
側及び該出口形成筒の外側に入口フランジまたは
出口フランジを被嵌するとともに、該入口形成筒
の内側及び該出口形成筒の内側に入口側多孔筒抑
え筒または出口側多孔筒抑え筒を多孔筒の内側ま
で嵌め込んで、入口フランジと入口形成筒と入口
側多孔筒抑え筒をリベツトで一体化するととも
に、出口フランジと出口形成筒と出口側多孔筒抑
え筒をリベツトで一体化してなることを特徴とす
る消音エルボの製作方法。 2 入口形成筒と出口形成筒を有し、かつ上面が
開口したボツクス形のエルボ本体を形成する一
方、両端開口が該エルボ本体の入口形成筒及び出
口形成筒と口径を同一にしかつ滑らかな弧状通風
路を画成して該エルボ本体に収容されたときに、
該両端開口に該入口形成筒と該出口形成筒の各内
端に対応して近接し得る多孔筒を形成し、該エル
ボ本体内の下面へ該多孔筒の外面を覆うための消
音材を取り付けてから、上下面を除いた外面を消
音材で覆つた該多孔筒を収容し、続いて該多孔筒
の上面を消音材で覆つてから該エルボ本体の上面
開口に蓋を取付け、さらに該入口形成筒の外側及
び該出口形成筒の外側に入口フランジまたは出口
フランジを被嵌するとともに、該入口形成筒の内
側及び該出口形成筒の内側に入口側多孔筒抑え筒
または出口側多孔筒抑え筒を多孔筒の内側まで嵌
め込んで、入口フランジと入口形成筒と入口側多
孔筒抑え筒をリベツトで一体化するとともに、出
口フランジと出口形成筒と出口側多孔筒抑え筒を
リベツトで一体化してなることを特徴とする消音
エルボの製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59206394A JPS6184496A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 消音エルボ及びその製作法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59206394A JPS6184496A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 消音エルボ及びその製作法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184496A JPS6184496A (ja) | 1986-04-30 |
| JPH0526079B2 true JPH0526079B2 (ja) | 1993-04-14 |
Family
ID=16522621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59206394A Granted JPS6184496A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 消音エルボ及びその製作法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6184496A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0217293A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-22 | Kurimoto Ltd | 空調ダクトの消音エルボ |
| JP7233341B2 (ja) * | 2019-08-07 | 2023-03-06 | 株式会社イノアックコーポレーション | ウェザーカバー |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS515281U (ja) * | 1974-06-27 | 1976-01-14 | ||
| JPS55132486A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-15 | Shintarou Yamada | Silencer for sound through pipe |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP59206394A patent/JPS6184496A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6184496A (ja) | 1986-04-30 |
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