JPH052662B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH052662B2
JPH052662B2 JP3251484A JP3251484A JPH052662B2 JP H052662 B2 JPH052662 B2 JP H052662B2 JP 3251484 A JP3251484 A JP 3251484A JP 3251484 A JP3251484 A JP 3251484A JP H052662 B2 JPH052662 B2 JP H052662B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exo
endo
ether
mmol
butyldimethylsilyloxymethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3251484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60178843A (ja
Inventor
Masakatsu Shibazaki
Mikiko Sodeoka
Juji Ogawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
Priority to JP3251484A priority Critical patent/JPS60178843A/ja
Priority to DE8484305636T priority patent/DE3477776D1/de
Priority to EP84305636A priority patent/EP0134153B1/en
Priority to AT84305636T priority patent/ATE42280T1/de
Priority to US06/641,780 priority patent/US4644068A/en
Publication of JPS60178843A publication Critical patent/JPS60178843A/ja
Priority to US06/912,507 priority patent/US4774341A/en
Publication of JPH052662B2 publication Critical patent/JPH052662B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 (式中、R3は水素原子又はアルキル基であり、
R1及びR2は水素原子又は水酸基の保護基であ
る。)で表わされる(1−アルケニル)−ビシクロ
〔3,3,0〕オクテン誘導体の製造方法に関す
る。
本発明により得られる前記一般式()で表わ
される(1−アルケニル)−ビシクロ〔3,3,
0〕オクテン誘導体はジエン構造部を1,4−還
元し、R2を脱保護後酸化を行い、ウイテイツヒ
反応によりω−鎖を伸長、15位カルボニル基を還
元、脱保護反応に付すことにより各種循環器疾患
の治療ないしは予防薬として有用なカルバサイク
リン類に導くことができる。(Tefrahedron,
Vol.37,No.25,p4391〜4399(1981)参照)。
本発明で得られる(1−アルケニル)−ビシク
ロ〔3,3,0〕オクテン誘導体のジエン構造部
を1,4−還元して得られる化合物は下記の構造
を有する化合物である。
この化合物の如き5−E−エキソ−三置換オレ
フインの構造を有する化合物を製造する方法とし
ては下記に示す如くウイテイツヒ反応によるもの
がほぼすべてであり、例えばM.Shibasaki,J.
Ueda and S.Ikegami,Tetrahedron Lett。,
433(1979);D.R。Morton,Jr.and F.C.
Brokaw,J.Org.Chem。,44,2880(1979);W.
Skuballa and H.Vorbruggen,Angew.Chem.
Int.Ed.Engl.,20,1046(1981);Y.Konishi,M.
Kawamura,Y.Iguchi,Y.Arai and M.
Hayashi,Tetrahedron,37,4391(1981)等が
挙げられる。しかしながらこれらの場合は5−E
体及び5−E体の混合物が得られ医薬として有用
な5−E体のみを分離することが非常に困難とな
つているのが現状である。
本発明により得られる(1−アルケニル)−ビ
シクロ〔3,3,0〕オクテン誘導体は前記5−
E体を立体特異的に製造するための重要な原料と
なる化合物である(下記参考例参照)。
本発明者等は前記5−E体を効率よく製造する
ための原料となる(1−アルケニル)−ビシクロ
〔3,3,0〕オクテン誘導体の工業的製法につ
いて鋭意研究を重ねた結果本発明を見出し完成し
た。
本発明は塩基の存在下、一般式 (式中、R1及びR2は水素原子又は水酸基の保
護基である。)で表わされるビシクロ〔3,3,
0〕オクテニルアルデヒド誘導体と一般式 (式中、R4はアルキル基又はアリール基であ
る。)で表わされる3−カルボキシプロピルホス
ホニウムハライドとを反応させ、所望によりエス
テル化することにより一般式()で表わされる
(1−アルケニル)−ビシクロ〔3,3,0〕オク
テン誘導体を製造するものである。
前記一般式()で表わされるビシクロ〔3,
3,0〕オクテニルアルデヒド誘導体は各種プロ
スタグランジンの代表中間体であるコーリー・ラ
クトンから容易に合成することができる化合物で
ある(下記参考例参照)。この前記一般式()
中のR1及びR2としては、水素原子、テトラヒド
ロピラニル基、t−ブチルジメチルシリル基、1
−エトキシエチル基、ジフエニル−t−ブチルシ
リル基、メトキシメチル基、1−メチル−1−メ
トキシエチル基、4−メトキシテトラヒドロピラ
ニル基、メチル基、ベンジル基、ベンゾイル基、
アセチル基、β−メトキシエトキシメチル基、ト
リエチルシリル基等の基を有する化合物を使用す
ることができる。
又、前記一般式()で表わされる3−カルボ
キシプロピルホスホニウムハライドは例えば4−
ブロモブタン酸とトリフエニルホスフインから製
造することができ(W.Seidel,J.Knolle,and
H.J.Schafer,Chem.Ber.,110,3544(1977))、
前記一般式()中のR4としてはブチル基等の
アルキル基フエニル基等のアリール基を、Xとし
ては塩素原子又は臭素原子又は沃素原子を例示す
ることができる。
本発明は塩基の存在下に行うことが必要であ
る。塩基としてはt−ブトキシカリウム、t−ア
ミルオキシナトリウム、メトキシナトリウム、エ
トキシナトリウム、ジメチルスルホキシド
(DMSO)のナトリウム塩、DMSOのカリウム
塩、ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t
−ブチルリチウム、フエニルリチウム、水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロ
ピルアミド、リチウムジエチルアミド、ナトリウ
ムアミドの如き有機塩基、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸カリウムの如き無機塩基を用
いることができる。塩基の使用量は前記一般式
()で表わされるビシクロ〔3,3,0〕オク
テニルアルデヒド誘導体に対して2〜3モル当量
用いれば十分である。
本発明は溶媒中で行うことが望ましい。溶媒は
有機塩基を用いる場合にはテトラヒドロフラン、
ジメトキシエタン、エーテル、2−メトキシエチ
ルエーテル等のエーテル系溶媒、トルエン、ベン
ゼン等の芳香族系溶媒、DMSO,HMPT,DMF
等の極性溶媒を使用でき、無機塩基を用いる場合
には塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン系
溶媒、トルエン、ベンゼン等の芳香族系溶媒と水
との混合溶媒を好適に使用することができる。
尚、無機塩基を用いる場合には反応系が二層と
なるためこれら塩基を好適に作用させるには通常
二層系の反応に使用されるテトラメチルアンモニ
ウムブロミド、テトラブチルアンモニウムヨージ
ド等の相間移動の触媒の存在下に行うと効率よく
目的物が得られる。反応は−78℃〜100℃の範囲
を選択することにより円滑に進行するものであ
る。尚、本発明は所望によりエステル化すること
により前記反応により得られる。
前記一般式()中のR3が水素原子で表わさ
れる化合物のアルキルエステルを誘導することが
できる。即ち、前記反応により得られる化合物に
対し、エーテル系溶媒中、ジアゾメタンを作用さ
せると定量的にメチルエステル体に変換でき、各
種アルキルハライド、例えば臭化エチル、臭化プ
ロピル、臭化ブチル等とアセトニトリル中1,8
〜ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデセン
(DBU)存在下反応させるとそれぞれ対応するエ
チルエステル体、プロピルエステル体、ブチルエ
ステル体等へ高い収率で変換できる。反応は通常
−25℃〜−100℃の範囲を選択することにより円
滑に進行する。
以下、実施例及び参考例により本発明を更に詳
細に説明する。
参考例 1 アルゴン雰囲気下2−オキサ−3−オキソ−6
−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシビ
シクロ〔3,3,0〕オクタン(2.22g,6mmol)
をトルエン(10ml)に溶解し、−75℃に冷却した。
水素化ジイソブチルアルミニウム(25g/100ml
ヘキサン溶液5.1ml、9mmol)を加え、−75℃で70
分間攪拌した。−75℃で水素の発生が認められな
くなるまでメタノールを加え、室温まで温度を上
げた。酢酸エチル(130ml)で希釈後、飽和食塩
水で洗浄した(20ml×4回)。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、溶媒を留去し−2−オキサ
−3−ヒドロキシ−6−エキソ−t−ブチルジメ
チルシリルオキシメチル−7−エンド−テトラヒ
ドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,0〕オク
タン(2.33g,100%)を得た。
IR(neat):3430,2950,2860,835cm-1. NMR δ(CDCl3) 5.70〜5.30(m,1H),4.85〜4.55(m,2H),4.40
〜3.25(m,5H),0.90(s,9H)。
Mass m/z(%):213(5),159(17),85
(100),75(19),73(13). 〔α〕20 D=−28°(c=1.98,MeOH) 参考例 2 アルゴン雰囲気下、t−ブトキシカリウム
(3.16g,28.2mmol)をTHF(50ml)に溶解した。
予め100℃で減圧下、十分に乾燥したメチルトリ
フエニルホスホニウムブロミド(10.07g,
28.2mmol)を室温にて加えた。5分間攪拌した
後、−2−オキサ−3−ヒドロキシ−6−エキ
ソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−7
−エンド−テトラヒドロピラニルオキシビシクロ
〔3,3,0〕オクタン(3.40g,9.1mmol)の
THF溶液(30ml)を加え、室温で20分間攪拌し
た。飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた後、減
圧下THFを留去した。残留水層をエーテルにて
抽出し、飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、エーテルを留去して得られる
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(エーテル:n−ヘキサン=2:3)により精製
し、d−2α−アリル−3β−t−ブチルジメチル
シリルオキシメチル−4α−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−1α−シクロペンタノール(3.18g,94
%)を得た。
IR(neat):3500,2950,2870,1640,835cm-
. NMRδ(CDCl3) 5.80(m,1H),5.00(m,2H),4,65(bs,
1H),4.30〜3.00(m,6H),0.90(s,9H). Mass m/z(%):285(1),229(1),211
(3),159(26),85(100),75(21),73(13). 〔α〕20 D=+21°(c=2.44,MeOH). 参考例 3 d−2α−アリル−3β−t−ブチルジメチルシ
リルオキシメチル−4α−テトラヒドロピラニル
オキシ−1−シクロペンタノール(3.16g,
8.5mmol)を塩化メチレン(40ml)に溶解し、酢
酸ナトリウム(280mg,2.6mmol)及びセライト
(3.36g)を加えた。アルゴン雰囲気下、0℃でピ
リジニウムクロロクロメート(3.68g,
17.1mmol)を加え、0℃で18時間攪拌した。エ
ーテルで希釈し、フローリジルカラムクロマトグ
ラフイー(エーテル:n−ヘキサン=1:3〜
3:1)にて精製し−2α−アリル−3β−t−
ブチルジメチルシリルオキシメチル−4α−テト
ラヒドロピラニルオキシ−1−シクロペンタノン
(2.82g,90%)を得た。
IR(neat):2950,2880,1748,1642,840cm-
. NMR δ(CDCl3) 5.70(m,1H),5.03(d,J=17Hz,1H),5.00
(d,J=11Hz,1H),4.65(bs,1H),4.30(m,
1H),3.30〜4.00(m,4H),0.90(s,9H). Mass m/z(%):209(17),159(17),85
(100),75(23),73(23),41(17). 〔α〕20 D=−55°(c=2.19,MeOH). 参考例 4 アルゴン雰囲気下、−2α−アリル−3β−t
−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4α−テ
トラヒドロピラニルオキシ−1−シクロペンタノ
ール(2.79g,7.57mmol)を塩化メチレン(26
ml)に溶解し、室温で亜鉛−チタニウムテトラク
ロリド−臭化メチレン試薬(Zn−TiCl4−CH2
Br2/THF,46ml)を加えた。TCLにて原料の
消失を確認後、反応液を飽和重曹水(500ml)と
エーテル(500ml)の混合液中にあけた。エーテ
ル層を分取後、水層はさらにエーテルで抽出し
た。エーテル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イー(エーテル:n−ヘキサン=1:10)により
精製し、−2α−アリル−3β−t−ブチルジメ
チルシリルオキシメチル−4α−テトラヒドロピ
ラニルオキシ−1−シクロペンチリデン(2.48g,
90%)を得た。
IR(neat):2950,2870,1660,1640,835cm-
. NMR δ(CDCl3) 5.60(m,1H),4.75〜5.20(m,4H),4.63(bs,
1H),3.30〜4.30(m,5H),0.90(s,9H). Mass m/z(%):159(18),133(11),85
(100),75(19),75(19),73(13). 〔α〕20 D=−43°(c=2.84,MeOH). 参考例 5 アルゴン雰囲気下、9−ボラビシクロ〔3,
3,1〕ノナン(二量体、2.472g,20.3mmol)
をTHF(28ml)に懸濁した。−2α−アリル−
3β−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−
4α−テトラヒドロピラニルオキシ−1−シクロ
ペンチリデン(2.476g,6.75mmol)のTHF溶液
(45ml)を氷冷下滴下し、5〜10℃で7時間30分
間攪拌した。6N水酸化ナトリウム水溶液(13.5
ml,81mmol)及び30%過酸化水素水(11.5ml,
101.3mmol)を加え60℃で1時間30分攪拌した。
THFを減圧下留去後、酢酸エチルにて抽出した。
有機層はチオ硫酸ナトリウム水溶液及び飽和食塩
水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(エーテル:メタノール=40:
1)により精製し、d−1α−ヒドロキシメチル
−2α−(3−ヒドロキシプロピル)3β−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシメチル−4α−テトラヒ
ドロピラニルオキシシクロペンタン(2.65g,97
%)を得た。
IR(neat):3400,2940,2860,835cm-1. NMR δ(CDCl3) 4.65(bs,1H),4.10(m,1H),3.15〜3.95(m,
8H),0.90(s,9H). Mass m/z(%):159(19),149(18),133
(19),121(13),105(15),93(10),91(10),
85
(100),79(11),75(34),73(18),67(17),5
7
(24),55(16),43(17),41(21). 〔α〕20 D=+2°(c=1.65,MeOH). 参考例 6 アルゴン雰囲気下、−60℃でオキザリルクロリ
ド(1.88ml,20.0mmol)を55mlの塩化メチレン
に溶解した。ジメチルスルホキシド(3.39ml,
47.7mmol)の塩化メチレン溶液(15ml)を加え
た。−60℃で20分間攪拌後、d−1α−ヒドロキシ
メチル−2α−(3−ヒドロキシプロピル)−3β−
t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4α−
テトラヒドロピラニルオキシシクロペンタン
(1.48g,3.67mmol)の塩化メチレン溶液(30ml)
を加えた。−60℃で20分間攪拌後、トリエチルア
ミン(15.36ml,110.1mmol)を加え、室温まで
温度を上昇させた。水を加え塩化メチレンで抽出
した。有機層は食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を留去して、2−ヒドロキ
シ−3−ホルミル−6−エキソ−t−ブチルジメ
チルシリルオキシメチル−7−エンド−テトラヒ
ドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,0〕オク
タン(1.19g,81%)を得た。スペクトルデータ
から、本化合物は、β−ヒドロキシアルデヒドと
ラクトールとの間の平衡混合物であつた。
IR(KBr):3450,2950,2870,2750,1730,
835cm-1. NMR δ(CDCl3) 9.75(trace),4.65(m,1H),3.10〜4.50(m,
6H),0.90(s,9H). Mass m/z(%):313(trace,M+−85),159
(15),85(100),75(17),73(12),57(12),4
7
(11). 参考例 7 2−ヒドロキシ−3−ホルミル−6−エキソ−
t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−7−エ
ンド−テトラヒドロピラニルオキシビシクロ
〔3,3,0〕オクタン(1.19g,2.97mmol)を
ベンゼン(4.5ml)に溶解した。アルゴン雰囲気
下、ジベンジルアンモニウムトリフルオロアセテ
ート(1.14g,3.66mmol)を加え、50〜70℃で16
時間攪拌した。放冷後、水(50ml)を加え、エー
テルで抽出した。エーテル層を飽和塩化アンモニ
ウム水溶液、飽和重曹水、及び水で洗浄した。無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(エーテル:n−ヘキサン=1:1)により精製
し、−3−ホルミル−6−エキソ−t−ブチル
ジメチルシリルオキシメチル−7−エンド−テト
ラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,0〕
オクト−2−エン(1.03g,82%)を得た。
IR(neat):2950,2870,1680,1620,835cm-
. NMR δ(CDCl3) 9.78(s,1H),6.71(d,J=2Hz),4.60(bs,
1H),3.00〜4.20(m,6H),0.90(s,1H). Mass m/z(%):295(1),159(33),85
(100),75(26),73(19),67(12),57(14),4
5
(14),43(22). 〔α〕20 D=−77°(c=2.77,MeOH). 参考例 8 参考例1〜7と全く同様な反応操作により、2
−オキサ−3−オキソ−6−エキソ−(1−メチ
ル−1−メトキシエチルオキシメチル)−7−エ
ンド−テトラヒドロピラニルオキシビシクロ
〔3,3,0〕オクタン(1.11g,3.88mmol)よ
り3−ホルミル−6−エキソ−(1−メチル−1
−メトキシエチルオキシメチル)−7−エンド−
テトラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,
0〕オクト−2−エン(590mg,全収率45%)を
無色油状物質として得た。
IR(neat):1680,1620cm-1. NMR δ(CDCl3) 9.77(s,1H),6.72(d,J=2Hz),4.60(bs,
1H),3.00〜4.20(m,6H),3.20(s,3H),1.34
(s,6H). Mass m/z:338,306,253. 参考例 9 参考例1〜7と全く同様な反応操作により、2
−オキサ−3−オキソ−6−エキソ−t−ブチル
ジメチルシリルオキシメチル−7−エンド−(1
−メチル−1−メトキシエチルオキシ)−ビシク
ロ〔3,3,0〕オクタン(1.21g,3.38mmol)
より3−ホルミル−6−エキソ−(t−ブチルジ
メチルシリルオキシメチル)−7−エンド−(1−
メチル−1−メトキシエチルオキシ)−ビシクロ
〔3,3,0〕オクトー2−エン(522mg,全収率
42%)を無色油状物質として得た。
IR(neat):1680,1620cm-1. NMR δ(CDCl3) 9.78(s,1H),6.71(d,J=2Hz),3.50〜4.20
(m,3H),3.20(s,3H),3.00(m,1H),1.34
(s,6H),0.90(s,9H). Mass m/z:368,337,311. 実施例 1 アルゴン雰囲気下、3−カルボキシプロピルト
リフエニルホスホニウムブロミド(5.58g,
13mmol)をTHF(60ml)に懸濁した。t−ブト
キシカリウム(3.01g,26mmol)のTHF溶液
(50ml)を加え、室温で10分間攪拌した。そこへ
−3−ホルミル−6−エキソ−t−ブチルジメ
チルシリルオキシメチル−7−エンド−テトラヒ
ドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,0〕オク
トー2−エン(990mg,2.6mmol)のTHF溶液
(20ml)を滴下し、室温で30分間攪拌した。飽和
塩化アンモニウム水溶液を加え、THFを減圧で
留去した。残留水層を10%塩酸水溶液にてPH5〜
4に調整し、酢酸エチルにより抽出した。有機層
は無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し
た。残留物にエーテルを加え、不溶物を濾過によ
つて除去した。
溶媒を留去して得られた残留物を、シリカゲル
カラムクロマトグラフイー(エーテル)により精
製し、3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−6
−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシビ
シクロ〔3,3,0〕オクトー2−エン(1.05g,
90%)を得た。(z)−及び(E)−異性体比は2対1で
あつた。
IR(neat):3400,1710,840cm-1. NMR δ(CDCl3) 6.24(d,J=16Hz,1/3H,trans), 5.95(d,J=11Hz,2/3H,cis), 5.55(bs,1H),5.30(m,1H),4.60 (bs,1H),3.20〜4.25(m,5H), 2.95(m,1H),0.90(s,9H). Mass m/z:450(M+),309,265,85. 実施例 2 3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−6−エ
キソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−
7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシビシク
ロ〔3,3,0〕オクト−2−エン(450mg,
1mmol)をエーテル(5ml)に溶かし、過剰の
ジアゾメタンでメチルエステル体とした。ドラフ
ト中で溶媒を留去後、−3−(4−メトキシカ
ルボニル−1−ブテニル)−6−エキソ−t−ブ
チルジメチルシリルオキシメチル−7−エンド−
テトラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,
0〕オクト−2−エン(464mg,100%)をほぼ無
色の油状物質として得た。
IR(neat):2950,2870,1745,840cm-1. NMR δ(CDCl3) 6.24(d,J=16Hz,1/3H,trans), 5.98(d,J=11Hz,2/3H,cis), 5.57(bs,1H),5.30(m,1H),4.60 (bs,1H),3.20〜4.25(m,8H), 2.95(1H),0.90(s,9H). Mass m/z(%):464(trace,M+),323
(20), 231(28),159(29),157(16),117(11), 85(100),75(25),73(20),67(12),57 (14),43(13),41(13). 〔α〕20 D=−50°(c=1.36,MeOH) 実施例 3 3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−6−エ
キソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−
7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシビシク
ロ〔3,3,0〕オクト−2−エン(450mg,
1mmol)をアセトニトリル(2ml)に溶解し、
これにDBU(304mg,2mmol)及びエチルヨージ
ド(468mg,3mmol)を室温下加え更に3時間攪
拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液で反応を停
止後、エーテルにて抽出した。エーテル層は飽和
食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒留去後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイーで精製し、3−(4−エトキシカ
ルボニル−1−ブテニル)−6−エキソ−t−ブ
チルジメチルシリルオキシメチル−7−エンド−
テトラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,
0〕オクト−2−エン(400mg,84%)を無色油
状物質として得た。
IR(neat):2950,2870,1745,840cm-1. NMR δ(CDCl3) 6.24(d,J=16Hz,1/3H,trans), 5.98(d,J=11Hz,2/3H,cis), 5.57(bs,1H),5.30(m,1H),4.60 (bs,1H),4.20(q,2H,J=7Hz),3.20〜
4.20 (m,5H),2.95(m,1H),1.30(t,J=7Hz,
3H),0.90(s,9H). Mass m/z:478(M+),433,421,393. 実施例 4 アルゴン雰囲気下、3−カルボキシプロピルト
リフエニルホスホニウムブロミド(5.58g,
13mmol)をTHF(69ml)に懸濁した。t−ブト
キシカリウム(3.01g,26mmol)のTHF溶液
(50ml)を加え、室温で10分間攪拌した。そこへ
3−ホルミル−6−エキソ−(1−メチル−1−
メトキシエチルオキシメチル)−7−エンド−テ
トラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,
0〕オクト−2−エン(879mg,2.6mmol)の
THF溶液(20ml)の滴下し、室温で30分間攪拌
した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、
THFを減圧で留去した。残留水層を10%塩酸水
溶液にてPH4〜5に調整し、酢酸エチルにより抽
出した。有機層は無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去した。残留物にエーテルを加え、
不溶物を濾過によつて除去した。溶媒を留去して
得られた残留物を、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー(エーテル)により精製し、3−(4−
カルボキシ−1−ブテニル)−6−エキソ−(1−
メチル−1−メトキシエチルオキシメチル)−7
−エンド−テトラヒドロピラニルオキシビシクロ
〔3,3,0〕オクト−2−エン(965mg,91%)
を得た。(z)−及び(E)−異性体比は2対1であつ
た。
IR(neat):3400,1710,840cm-1. NMR δ(CDCl3) 6.23(d,J=16Hz,1/3H,trans), 5.95(d,J=11Hz,2/3H,cis), 5.55(bs,1H),5.30(m,1H),4.60(bs,1H),
3.30〜4.20(m,5H),3.20(s,3H),2.95(m,
1H),1.34(s,6H). Mass m/z:408(M+),364,377,323 3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−6−エ
キソ−(1−メチル−1−メトキシエチルオキシ
メチル)−7−エンド−テトラヒドロピラニルオ
キシビシクロ〔3,3,0〕オクト−2−エンを
エーテル中過剰のジアゾメタンで処理し、−3
−(4−メトキシカルボニル−1−ブテニル)−6
−エキソ−(1−メチル−1−メトキシエチルオ
キシメチル)−7−エンド−テトラヒドロピラニ
ルオキシビシクロ〔3,3,0〕オクト−2−エ
ンを無色油状物質として定量的に得た。
IR(neat):2950,1742cm-1. NMR δ(CDCl3) 6.22(d,J=16Hz,1/3H,trans), 5.95(d,J=11Hz,2/3H,cis), 5.58(bs,1H),5.30(m,1H),4.62(m,1H),
3.67(s,3H),3.25〜4.10(m,5H),3.20 (s,3H),3.00(m,1H),1.34(s,6H). Mass m/z:390,350,338,332,306,
248,230,191,143,131,117,91,86,85,
79,73,67。 〔α〕20 D=−43.5°(c=0.718,
MeOH) 実施例 5 アルゴン雰囲気下、3−カルボキシプロピルト
リフエニルホスホニウムブロミド(5.58g,
13mmol)をTHF(60ml)に懸濁した。t−ブト
キシカリウム(3.01g,26mmol)のTHF溶液
(50ml)を加え、室温で10分間攪拌した。そこへ
3−ホルミル−6−エキソ−t−ブチルジメチル
シリルオキシメチル−7−エンド−(1−メチル
−1−メトキシエチルオキシ)−ビシクロ〔3,
3,0〕オクト−2−エン(957mg,2.6mmol)
のTHF溶液(20ml)を滴下し、室温で30分間攪
拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、
THFを減圧で留去した。残留水層を10%塩酸水
溶液にてPH4〜5に調整し、酢酸エチルにより抽
出した。有機層は無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去した。残留物にエーテルを加え、
不溶物を濾過によつて除去した。溶媒を留去して
得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(エーテル)により精製し、3−(4−カ
ルボキシ−1−ブテニル)−6−エキソ−t−ブ
チルジメチルシリルオキシメチル−7−エンド−
(1−メチル−1−メトキシエチルオキシ)−ビシ
クロ〔3,3,0〕オクト−2−エン(1.00g,
88%)を得た。(z)−及び(E)−異性体比は2対1で
あつた。
IR(neat):3400,1710cm-1. NMR δ(CDCl3) 6.24(d,J=16Hz,1/3H,trans), 5.95(d,J=11Hz,2/3H,cis), 5.54(bs,1H),5.30(m,1H),3.30〜4.20 (m,3H),3.20(s,3H),2.95(m,1H),1.34 (s,6H),0.90(s,9H). Mass m/z:438(M+),407,394,381 3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−6−エキ
ソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−7
−エンド−(1−メチル−1−メトキシエチルオ
キシ)ビシクロ〔3,3,0〕オクト−2−エン
をエーテル中過剰のジアゾメタンにより処理し、
−3−(4−メトキシカルボニル−1−ブテニ
ル)−6−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオ
キシメチル−7−エンド−(1−メチル−1−メ
トキシエチルオキシ)−ビシクロ〔3,3,0〕
オクト−2−エンを無色油状物質として定量的に
得た。
IR(neat):2960,1745,838cm-. NMR δ(CDCl3) 6.24(d,J=15Hz,1/3H,trans), 5.96(d,J=11Hz,2/3H,cis), 5.60(bs,1H),5.30(m,1H),3.68(s,3H),
3.30〜4.30(m,3H),3.20(s,3H),3.00 (m,1H),1.33(s,6H),0.90(s,9H),0.05 (s,6H). Mass m/z:420,380,363,323,231,
171,157,115,89,75,73. 〔α〕20 D=−21°(c=0.592,MeOH) 実施例 6 アルゴン雰囲気下、3−カルボキシプロピルト
リフエニルホスホニウムブロミド(5.58g,
13mmol)をDMSO(10ml)に溶解した。これに
DMSOのNa塩のDMSO溶液(26mmol,13ml)
を室温下加え、同条件で10分間攪拌した。そこへ
−3−ホルミル−6−エキソ−t−ブチルジメ
チルシリルオキシメチル−7−エンド−テトラヒ
ドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,0〕オク
ト−2−エン(990mg,2.6mmol)のDMSO溶液
(5ml)を滴下し、室温で30分間攪拌した。飽和
塩化アンモニウム水溶液を加え水層を10%塩酸水
溶液にてPH4〜5に調整し、酢酸エチルにより抽
出した。有機層は飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣を
ジアゾメタンで処理、シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(エーテル:n−ヘキサン=1:2)
により精製し、−3−(4−メトキシカルボニ
ル−1−ブテニル)−6−エキソ−t−ブチルジ
メチルシリルオキシメチル−7−エンド−テトラ
ヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,0〕オ
クト−2−エン(483g,40%)をほぼ無色の油
状物質として得た。(z)−及び(E)−異性体比は約2
対1であり、各種スペクトルデータは実施例2で
得た物質のスペクトルデータに一致した。
実施例 7 アルゴン雰囲気下、3−カルボキシプロピルト
リフエニルホスホニウムブロミド(5.58g,
13mmol)をベンゼン(27ml)及びDMSO(0.4
ml)の混合溶媒に懸濁した。外温75℃にてt−ア
ミルオキシナトリウムのベンゼン溶液
(26mmol,16.7ml)を加え、同条件下10分間攪拌
した。これに−3−ホルミル−6−エキソ−t
−ブチルジメチルシリルオキシメチル−7−エン
ド−テトラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,
3,0〕オクト−2−エン(990mg,2.6mmol)
のベンゼン溶液(5ml)を加え、75℃にて更に10
分間攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え、水層を10%塩酸水溶液にてPH4〜5に調整
し、酢酸エチルにより抽出した。有機層は飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去後、残渣をジアゾメタンで処理、
シリカゲルカラムクロマトグラフイー(エーテ
ル:n−ヘキサン=1:2)により精製し、−
3−(4−メトキシカルボニル−1−ブテニル)−
6−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメ
チル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシ
ビシクロ〔3,3,0〕オクト−2−エン(613
mg,56%)をほぼ無色の油状物質として得た。(z)
−及び(E)−異性体比は約1対1であり、各種スペ
クトルデータは実施例2で得た物質のスペクトル
データにほぼ一致した。
参考例 10 −3−(4−メトキシカルボニル−1−ブテ
ニル)−6−エキソ−t−ブチルジメチルシリル
オキシメチル−7−エンド−テトラヒドロピラニ
ルオキシビシクロ〔3,3,0〕オクト−2−エ
ン(cis:trans=2:1混合物116mg,
0.25mmol)及びメチルベンゾエートトリカルボ
ニルクロム(14mg,0.05mmol)をアセトン(10
ml)に溶解し、液体窒素による冷却−減圧−溶解
をくり返す事により脱気した。この反応液を100
mlのオートクレーブ中に移し、70Kg/cm2の水素
を充填した。120℃で15時間反応後、溶媒を留去
し、シリカゲルカラムクロマトグラフイー(エー
テル:n−ヘキサン=1:5)によつて精製し、
3E−(4−メトキシカルボニルブチリデン)−6
−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシビ
シクロ〔3,3,0〕オクタン(111mg,95%)
を得た。得られた物質は、ガスクロマトグラフイ
ーによる分析の結果、二重結合に関する異性体で
あるZ体は全く含まれていなかつた。
IR(neat):2970,2880,1747,840cm-1. NMR δ(CDCl3) 5.23(t,J=7Hz,1H),4.66(m,1H),3.70 (s,3H),3.30〜4.10(m,5H),0.90(s,
9H),0.05(s,6H). Mass m/z(%):466(M+,trace),325
(37), 233(70),201(44),159(100),85(100), 75(75),73(65),67(43),57(40). 参考例 11 −3−(4−メトキシカルボニル−1−ブテ
ニル)−6−エキソ−(1−メチル−1−メトキシ
エチルオキシメチル)−7−エンド−テトラヒド
ロピラニルオキシビシクロ〔3,3,0〕オクト
−2−エン(106mg,0.25mmol)及びメチルベン
ゾエートトリカルボニルクロム(14mg,
0.05mmol)をアセトン(10ml)に溶解し脱気し
た。100mlのオートクレーブ中、70Kg/cm2の水素
下、120℃で15時間反応した。溶媒を留去し、シ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(エーテル:
n−ヘキサン=1:4)によつて精製し、3E−
(4−メトキシカルボニルブチリデン)−6−エキ
ソ−(1−メチル−1−メトキシエチルオキシメ
チル)−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキ
シビシクロ〔3,3,0〕オクタン(95mg,90
%)を得た。得られた物質はガスクロマトグラフ
イーによる分析の結果、二重結合に関する異性体
であるZ体は全く含まれていなかつた。
IR(neat):2970,2880,1743,835cm-1. NMR δ(CDCl3) 5.20(t,J=7Hz,1H),4.65(m,1H),3.70
(s,3H),3.30〜4.10(m,5H),3.20(s,3H),
1.33(s,6H). Mass m/z:424(M+),393,340,85,73. 参考例 12 −3−(4−メトキシカルボニル−1−ブテ
ニル)−6−エキソ−t−ブチルジメチルシリル
オキシメチル−7−エンド−(1−メチル−1−
メトキシエチルオキシ)−ビシクロ〔3,3,0〕
オクト−2−エン(113mg.0.25mmol)及びメチ
ルベンゾエートトリカルボニルクロム(14mg,
0.05mmol)をアセトン(10ml)に溶解し脱気し
た。100mlのオートクレーブ中、70Kg/cm2の水素
下、120℃で15時間反応した。溶媒を留去し、シ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(エーテル:
n−ヘキサン=1:4)によつて精製し、3E−
(4−メトキシカルボニルブチリデン)−6−エキ
ソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−7
−エンド−(1−メチル−1−メトキシエチルオ
キシ)−ビシクロ〔3,3,0〕オクタン(102
mg,90%)を得た。ガスクロマトグラフイーによ
る検討の結果、5−Z体の存在は認められなかつ
た。
IR(neat):2970,2880,1743,835cm-1. NMR δ(CDCl3) 5.21(t,J=7Hz,1H),3.70(s,3H), 3.30〜4.10(m,3H),3.20(s,3H),1.33 (s,6H),0.90(s,9H),0.05(s,6H). Mass m/z:454,422,382,73,59,41. 参考例 13 3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−6−エ
キソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−
7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシビシク
ロ〔3,3,0〕オクト−2−エン(113mg,
0.25mmol)及びメチルベンゾエートトリカルボ
ニルクロム(14mg,0.05mmol)をアセトン(10
ml)に溶解した脱気した。100mlのオートクレー
ブ中、70Kg/cm2の水素下、120℃で15時間反応し
た。溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー(エーテル)によつて精製し、3E−(4
−カルボキシブチリデン)−6−エキソ−t−ブ
チルジメチルシリルオキシメチル−7−エンド−
テトラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,
0〕オクタン(62mg,55%)を得た。このものを
ジアゾメタン処理によりメチルエステル体とする
と、スペクトルデータは参考例10で得たものと完
全に一致した。メチルエステル体でのガスクロマ
トグラフイー測定から5−Z体の存在は認められ
なかつた。
参考例 14 3E−(4−メトキシカルボニルブチリデン)−
6−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメ
チル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシ
ビシクロ〔3,3,0〕オクタン(100mg,
0.21mmol)をTHF(1.5ml)に溶解した。そこへ
テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド
(1MTHF溶液0.32ml,0.32mmol)を加え、室温
で13時間攪拌後、飽和食塩水を加え、THFを減
圧で留去した。残留水層をエーテルで抽出し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(エーテル:n−ヘキサン=3:2)により精
製し、d−3E−(4−メトキシカルボニルブチリ
デン)−6−エキソ−ヒドロキシメチル−7−エ
ンド−テトラヒドロピラニルオキシビシクロ
〔3,3,0〕オクタン(74mg,98%)を得た。
IR(neat):3480,2950,1741-1. NMR δ(CDCl3) 5.22(t,J=7Hz,1H),4.65(m,1H),3.65 (s,3H),3.30〜4.20(m,5H). Mass m/z(%):334(2),268(19),250
(15), 232(38),219(22),91(26),86(33), 85(100). 〔α〕20 D=+6°(c=1.476,MeOH). 参考例 15 3E−(4−メトキシカルボニルブチリデン)−
6−エキソ−(1−メチル−1−メトキシエチル
オキシメチル)−7−エンド−テトラヒドロピラ
ニルオキシビシクロ〔3,3,0〕オクタン(95
mg,0.22mmol)をTHF(2.4ml)に溶解し、氷で
冷却下0.5NHCl(1.2ml)を加え同条件下で10分間
攪拌した。酢酸エチルエステル(24ml)を加え、
有機層は水および飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(エーテル:
n−ヘキサン=1:2)にて精製し、d−3E−
(4−メトキシカルボニルブチリデン)−6−エキ
ソ−ヒドロキシメチル−7−エンド−テトラヒド
ロピラニルオキシ〔3,3,0〕オクタン(74
mg,98%)を得た。
各種スペクトルデータは参考例14で得た物質に
完全に一致した。
参考例 16 アルゴン雰囲気下、d−3E−(4−メトキシカ
ルボニルブチリデン)−6−エキソ−ヒドロキシ
メチル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキ
シビシクロ〔3,3,0〕オクタン(49mg,
0.14mmol)及びトリエチルアミン(0.12ml)を
DMSO(1.5ml)に溶解した。これにサルフアート
リオキシド・ピリジン錯体(67mg,0.42mmol)
のDMSO溶液(1ml)を加え、室温で1時間攪
拌した。この反応液を氷水中にあけ、エーテルに
より抽出し、エーテル層を水及び飽和食塩水で洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留
去し、3E−(4−メトキシカルボニルブチリデ
ン)−6−エキソ−ホルミル−7−エンド−テト
ラヒドロピラニルオキシビシクロ〔3,3,0〕
オクタンを得た。
一方、水素化ナトリウム(油性60%,8mg,
0.2mmol)を、アルゴン雰囲気下ペンタンで洗浄
し、THF(1.4ml)に懸濁した。ジメチル(2−
オキシへプチル)ホスホネート(47mg,
0.21mmol)のTHF溶液(0.2ml)を加え、室温
で30分間攪拌した。ここへ前述の3E−(4−メト
キシカルボニルブチリデン)−6−エキソ−ホル
ミル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキシ
ビシクロ〔3,3,0〕オクタンのTHF溶液
(0.6ml)を加え、室温で30分間攪拌後、飽和塩化
アンモニウム水溶液を加え、エーテルで抽出し
た。エーテル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去して得られた
残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(エーテル:n−ヘキサン=2:5)により精製
し、3E−(4−メトキシカルボニルブチリデン)
−6−エキソ−(3−オキソ−トランス−1−オ
クテニル)−7−エンド−テトラヒドロピラニル
オキシビシクロ〔3,3,0〕オクタン(52mg,
84%)を得た。
IR(neat):2950,1740,1700,1675,1630cm-
. NMR δ(CDCl3) 6.75(m,1H),6.17,6.13(2×d,J=16Hz, 1H),5.25(t,J=7Hz,1H),4.60(m,1H), 3.68(s,3H),3.30〜4.20(m,3H),0.90(t,
J=6Hz,1H). Mass m/z(%):362(5),344(7),167
(13),149 (41),85(34),74(23),73(25),61(34), 59(31),57(31),45(100),43(77),31 (78),29(51). 参考例 17 3E−(4−メトキシカルボニルブチリデン)−
6−エキソ−(3−オキソ−トランス−1−オク
テニル)−7−エンド−テトラヒドロピラニルオ
キシビシクロ〔3,3,0〕オクタン(50mg,
0.11mmol)をTHF(0.09ml)に溶解し、65%酢
酸水溶液(0.9ml)を室温で加えた。50℃で2時
間攪拌後、反応液を冷却した飽和重曹水中にあけ
た。これをエーテルで抽出し、飽和食塩水による
洗浄、無水硫酸マグネシウムによる乾燥の後、溶
媒を減圧で留去した。得られた残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(エーテル:n−ヘ
キサン=3:2)により精製し、d−3E−(4−
メトキシカルボニルブチリデン)−6−エキソ−
(3−オキソ−トランス−1−オクテニル)−7−
エンド−ヒドロキシビシクロ〔3,3,0〕オク
タン(39mg,96%)を得た。
この物質は、NMR,IR,Massのデーターが
文献(Tetrahedron,Vol.37.No25,p.4391〜
4399,1981)に記載された値と完全に一致した。
IR(neat):3430,1740,1695,1670,1625,
1435,1375,1320,1250,1170,1135,1080, 985(cm-1). NMR δ(CDCl3) 6.77(dd,J=15.5,8.0Hz,1H), 6.17(d,J=15.5Hz,1H),5.25(m,1H) 3.90(m,1H),3.66(s,3H),0.90(3H,m). Mass m/z:362,344,318,313,245,
179,164, 147,131,129,105. また、同文献によりE体とZ体が分離する展開
溶媒である酢酸エチル:シクロヘキサン=1:2
を用いたTLCによる分析においても、単一物質
である事が確認された。なお、上記物質は、文献
(Tetrahedron,Vol.37.No25,p.4391〜4399,
1981)でカルバサイクリンに高収率で導かれてい
る。
参考例 18 3E−(4−メトキシカルボニルブチリデン)−
6−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメ
チル−7−エンド−(1−メチル−1−メトキシ
エチルオキシ)−ビシクロ〔3,3,0〕オクタ
ン(50mg,0.11mmol)をTHF(1ml)に溶解し、
1MTHF溶液のテトラ−n−ブチルアンモニウム
フルオリド(0.2ml)を加え室温下13時間攪拌し
た。溶媒を減圧下留去後、残渣に水を加え、エー
テルにて抽出した。エーテル層は飽和食塩水で洗
浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(エーテル:n−ヘキサン=1:1)にて精製
し、3E−(4−メトキシカルボニルブチリデン)
−6−エキソ−ヒドロキシメチル−7−エンド−
(1−メチル−1−メトキシエチルオキシ)−ビシ
クロ〔3,3,0〕オクタン(35mg,95%)を無
色油状物質として得た。
IR(neat):3480,2950,1740cm-1. NMR δ(CDCl3) 5.22(t,J=7Hz,1H),3.65(s,3H),3.30
〜 4.20(m,3H),3.20(s,3H),1.30(s,6H). Mass m/z:340,322,309,268,73. 参考例 19 参考例16と全く同じ操作により、3E−(4−メ
トキシカルボニルブチリデン)−6−エキソ−ヒ
ドロキシメチル−7−エンド−(1−メチル−1
−メトキシエチルオキシ)−ビシクロ〔3,3,
0〕オクタン(35mg,0.10mmol)より3E−(4
−メトキシカルボニルブチリデン)−6−エキソ
−(3−オキソ−1−トランス−オクテニル)−7
−エンド−(1−メチル−1−メトキシエチルオ
キシ)−ビシクロ〔3,3,0〕オクタン(35mg,
80%)をほぼ無色の油状物質として得た。
IR(neat):2950,1740,1700,1675,1630cm-
NMR δ(CDCl3) 6.75(m,1H),6.17,6.12(2×d,J=16Hz,
1H),5.25(t,J=7Hz,1H),3.90(m,1H),
3.68 (s,3H),3.20(s,3H),1.34(s,6H),0.90 (t,J=6Hz,1H). Mass m/z:434,403,362,73. 参考例 20 参考例17と全く同じ操作により3E−(4−メト
キシカルボニルブチリデン)−6−エキソ−(3−
オキソ−1−トランス−オクテニル)−7−エン
ド−(1−メチル−1−メトキシエチルオキシ)−
ビシクロ〔3,3,0〕オクタン(35mg,
0.081mmol)よりd−3E−(4−メトキシカルボ
ニルブチリデン)−6−エキソ−(3−オキソ−1
−トランス−オクテニル)−7−エンド−ヒドロ
キシビシクロ〔3,3,0〕オクタン(26mg,90
%)を得た。このものの各種スペクトルデータは
参考例17で得たものと完全に一致した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩基の存在下、一般式 で表わされるビシクロ〔3,3,0〕オクテニル
    アルデヒド誘導体と、一般式 で表わされる3−カルボキシプロピルホスホニウ
    ムハライドを反応させ、一般式 で表わされる(4−カルボキシ−1−ブテニル)
    −ビシクロ〔3,3,0〕オクテン誘導体を得、
    所望によりエステル化することからなる、一般式 で表わされる(1−アルケニル)−ビシクロ〔3,
    3,0〕オクテン誘導体の製造方法 (式中、R1及びR2は水素原子又は水酸基の保
    護基であり、R3はアルキル基である。Xは塩素
    原子、臭素原子又は沃素原子である。R4はアル
    キル基又はアリール基である。)
JP3251484A 1983-08-19 1984-02-24 (1−アルケニル)−ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体の製造方法 Granted JPS60178843A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3251484A JPS60178843A (ja) 1984-02-24 1984-02-24 (1−アルケニル)−ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体の製造方法
DE8484305636T DE3477776D1 (en) 1983-08-19 1984-08-17 Bicycloû3.3.0¨octane derivative and preparation thereof
EP84305636A EP0134153B1 (en) 1983-08-19 1984-08-17 Bicyclo[3.3.0]octane derivative and preparation thereof
AT84305636T ATE42280T1 (de) 1983-08-19 1984-08-17 Derivate des bicyclo(3.3.0>oktans und ihre herstellung.
US06/641,780 US4644068A (en) 1983-08-19 1984-08-17 Bicyclo[3.3.0]octenylaldehyde derivatives
US06/912,507 US4774341A (en) 1983-08-19 1986-09-29 Bicyclo(3.3.0)octane derivative and preparation thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3251484A JPS60178843A (ja) 1984-02-24 1984-02-24 (1−アルケニル)−ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60178843A JPS60178843A (ja) 1985-09-12
JPH052662B2 true JPH052662B2 (ja) 1993-01-13

Family

ID=12361080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3251484A Granted JPS60178843A (ja) 1983-08-19 1984-02-24 (1−アルケニル)−ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60178843A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60178843A (ja) 1985-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0257548B2 (ja)
JP2696933B2 (ja) 置換環状ケトン及び置換環状エノン並びにそれらの製造法
KR940003361B1 (ko) 이소카르바시클린류 및 그의 제조방법
JPH052662B2 (ja)
WO2014094511A1 (zh) 一种制备曲前列尼尔的中间体、其制备方法以及通过其制备曲前列尼尔的方法
CA1313670C (en) Carbacyclin analogs
JP3035658B2 (ja) シクロペンテノール誘導体
JPH0347272B2 (ja)
JP2677779B2 (ja) プロスタグランジン類
JPH052661B2 (ja)
JPH025746B2 (ja)
JP2662607B2 (ja) ビシクロ[8.3.0]トリデカ―9,13―ジエン―2,7―ジイン誘導体
JP2896582B2 (ja) γ位にシリル基を有する光学活性アルコール及びその製造方法
JP2860506B2 (ja) ハロゲノアリルアルコール誘導体
JP3565587B2 (ja) 15−ヒドロキシミルベマイシン誘導体の新規合成法
US4535179A (en) Synthesis of bicyclic and tricyclic 7-oxa prostaglandin endoperoxide analogs via oxypalladation of norbornadiene
WO1998021179A1 (fr) Procede de preparation de prostaglandines
JPH025745B2 (ja)
JPH039893B2 (ja)
JP2836117B2 (ja) 光学活性3級アリルアルコールの製造法
JPH038328B2 (ja)
JPH039892B2 (ja)
JPH0451534B2 (ja)
JPH0220616B2 (ja)
JPH0798796B2 (ja) イソカルバサイクリン類の製造方法