JPH0529302Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0529302Y2 JPH0529302Y2 JP1985116684U JP11668485U JPH0529302Y2 JP H0529302 Y2 JPH0529302 Y2 JP H0529302Y2 JP 1985116684 U JP1985116684 U JP 1985116684U JP 11668485 U JP11668485 U JP 11668485U JP H0529302 Y2 JPH0529302 Y2 JP H0529302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron wire
- wire
- transparent layer
- iron core
- galvanized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fencing (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、光照射によつてシルバー色に輝く被
覆鉄線を用いた網体に関する。 〔従来の技術〕 上記種類の網体は、立入防止柵や一般外柵、或
いは道路・鉄道法面の落石防止網等に多用されて
おり、従来の網体に用いられていた被覆鉄線は、
第3図に示したように、鉄芯1の表面に亜鉛メツ
キを施したものであつた。 被覆鉄線から上記外柵や落石防止網に使用され
る網体を製作するときは、被覆鉄線を第2図に実
線で示したような偏平な螺旋状に曲げ加工した線
材A同士を編み込んでいるが、上記の曲げ加工に
は、同図に仮想線で示したジラスと称される加工
機Bが用いられる。このジラスは筒体B1の内部
で板体B2を矢印X方向に回転させ、この板体B2
に被覆鉄線を巻付けながら矢印Y方向に送り出す
ものである。従つて、ジラスを用いて被覆鉄線を
曲げ加工する場合、板体B2に巻付けられた鉄線
Aが該板体B2と筒体B1とに擦れる。また、被覆
鉄線の強度が強すぎると該被覆鉄線が折曲りにく
いために鉄線Aが折曲部A1、A1の相互間イで湾
曲して大きく出つ張り、このような線材Aを用い
た網体は嵩高くなるばかりでなく、網体を作るの
に被覆鉄線が多量に必要になるという不経済性も
ある。 そこで、従来は、第3図に示した被覆鉄線の鉄
芯1として、規格化されている引張強さ30〜55Kg
f/mm2程度の余り強くない鉄線を用いることによ
つて、線材Aの折曲部A1、A1の相互間イが湾曲
することによる出つ張り幅を小さく抑えると同時
に表面の傷付きをできるだけ防止している。その
ため、従来の網体は余り強くなく、早期に網目の
変形や弛みや形崩れを生じやすいという問題点が
あつた。 また、従来の網体に用いられていた被覆鉄線の
表面層を形成している亜鉛メツキ2は軟らかく傷
付きやすいものであるから、上記程度の強さの鉄
芯1を用いたものであつても、ジラスBの板体
B2に巻付けられた線材Aが該板体B2と筒体B1と
に擦れることによつて亜鉛メツキ2が傷付きやす
い。そのため、従来の網体はそれを構成している
被覆鉄線が早期に発錆し耐用寿命が短いという欠
点をもつていた。曲げ加工時における亜鉛メツキ
2の傷付きをできるだけ防ぐためには、極めて曲
がりやすい鉄芯1を使用することが有効である
が、鉄芯1の引張強さを上記の範囲以下にするこ
とは、より一層の耐用寿命の低下をもたらすので
好ましくない。 他方、可塑剤30%程度を含む透明の軟質ポリ塩
化ビニル樹脂を、亜鉛メツキを施した鉄芯に被覆
したもの(被覆鉄線)もあつた。この被覆鉄線に
おいて、透明層(被覆層)を形成しているポリ塩
化ビニル樹脂に含まれる可塑剤を約30%としたの
は、樹脂の熱による黄変を防ぐためと鉄芯への被
覆のしやすさからによるものである。ところが、
透明層が軟らかいと、上記したジラスで被覆鉄線
を曲げ加工するときに該透明層が傷付きやすく、
曲げ加工時に透明層に付いた傷によつて亜鉛メツ
キ層による反射光の透明層の通過が阻害され、鮮
やかなシルバー色の輝きを得られなくなることが
ある。そのため従来は、透明層の傷付きをできる
だけ少なくするため、鉄芯の引張強さを30〜55Kg
f/mm2以下にしていたのである。しかし、鉄芯の
引張強さを小さくすると、上記のように、当該被
覆鉄線を用いた網体の網目に変形や弛みや形崩れ
が早期に生じやすいという問題点があつた。 〔考案が解決しようとする問題点〕 このように、従来の網体においては、曲げ加工
の便宜からその構成材料である被覆鉄線の鉄芯と
して余り強くないものを用いることを余儀なくさ
れているという問題点があつた。 本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので
あり、構成材料としての被覆鉄線の透明層に傷が
なく、亜鉛メツキ層の光反射作用による鮮やかな
シルバー色の輝きを得ることのできる耐用寿命の
長い網体を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するため、本考案の網体は、
表面が亜鉛メツキされた引張強さ55Kgf/mm2以上
の鉄芯がポリ塩化ビニル樹脂を主成分とし可塑剤
5%以下を含む透明層によつて被覆されてなる被
覆鉄線を構成材料とし、偏平な螺旋状に曲げ加工
された上記被覆鉄線同士を絡めて編み込んでなる
点に要旨を有する。 〔実施例〕 以下、本考案の実施例を説明する。 第1図において、1は鉄芯、2は亜鉛メツキ、
3は透明層を示している。 鉄芯1はその直径が2.30mm、引張強さが75±5
Kgf/mm2の高抗張力線よりなる。亜鉛メツキ2は
鉄芯1の表面に形成され、この亜鉛メツキ2の上
に透明層3が接着材を介して接着されている。透
明層3は硬質のポリ塩化ビニル樹脂を主成分と
し、約4%の可塑剤を含む合成樹脂によつて構成
されている。このような被覆鉄線は、例えば、亜
鉛メツキ2が施された鉄芯1を溶融合成樹脂と共
にクロスヘツドダイから押し出すことによつて製
造される。 このような被覆鉄線に光照射すると、亜鉛メツ
キ2からの反射光が透明層3を通過し、シルバー
色に輝く。 上記の被覆鉄線(甲)の特性を調査した結果等
を第3図に示した従来の被覆鉄線(乙、丙:規格
線)と比較して次表に示す。
覆鉄線を用いた網体に関する。 〔従来の技術〕 上記種類の網体は、立入防止柵や一般外柵、或
いは道路・鉄道法面の落石防止網等に多用されて
おり、従来の網体に用いられていた被覆鉄線は、
第3図に示したように、鉄芯1の表面に亜鉛メツ
キを施したものであつた。 被覆鉄線から上記外柵や落石防止網に使用され
る網体を製作するときは、被覆鉄線を第2図に実
線で示したような偏平な螺旋状に曲げ加工した線
材A同士を編み込んでいるが、上記の曲げ加工に
は、同図に仮想線で示したジラスと称される加工
機Bが用いられる。このジラスは筒体B1の内部
で板体B2を矢印X方向に回転させ、この板体B2
に被覆鉄線を巻付けながら矢印Y方向に送り出す
ものである。従つて、ジラスを用いて被覆鉄線を
曲げ加工する場合、板体B2に巻付けられた鉄線
Aが該板体B2と筒体B1とに擦れる。また、被覆
鉄線の強度が強すぎると該被覆鉄線が折曲りにく
いために鉄線Aが折曲部A1、A1の相互間イで湾
曲して大きく出つ張り、このような線材Aを用い
た網体は嵩高くなるばかりでなく、網体を作るの
に被覆鉄線が多量に必要になるという不経済性も
ある。 そこで、従来は、第3図に示した被覆鉄線の鉄
芯1として、規格化されている引張強さ30〜55Kg
f/mm2程度の余り強くない鉄線を用いることによ
つて、線材Aの折曲部A1、A1の相互間イが湾曲
することによる出つ張り幅を小さく抑えると同時
に表面の傷付きをできるだけ防止している。その
ため、従来の網体は余り強くなく、早期に網目の
変形や弛みや形崩れを生じやすいという問題点が
あつた。 また、従来の網体に用いられていた被覆鉄線の
表面層を形成している亜鉛メツキ2は軟らかく傷
付きやすいものであるから、上記程度の強さの鉄
芯1を用いたものであつても、ジラスBの板体
B2に巻付けられた線材Aが該板体B2と筒体B1と
に擦れることによつて亜鉛メツキ2が傷付きやす
い。そのため、従来の網体はそれを構成している
被覆鉄線が早期に発錆し耐用寿命が短いという欠
点をもつていた。曲げ加工時における亜鉛メツキ
2の傷付きをできるだけ防ぐためには、極めて曲
がりやすい鉄芯1を使用することが有効である
が、鉄芯1の引張強さを上記の範囲以下にするこ
とは、より一層の耐用寿命の低下をもたらすので
好ましくない。 他方、可塑剤30%程度を含む透明の軟質ポリ塩
化ビニル樹脂を、亜鉛メツキを施した鉄芯に被覆
したもの(被覆鉄線)もあつた。この被覆鉄線に
おいて、透明層(被覆層)を形成しているポリ塩
化ビニル樹脂に含まれる可塑剤を約30%としたの
は、樹脂の熱による黄変を防ぐためと鉄芯への被
覆のしやすさからによるものである。ところが、
透明層が軟らかいと、上記したジラスで被覆鉄線
を曲げ加工するときに該透明層が傷付きやすく、
曲げ加工時に透明層に付いた傷によつて亜鉛メツ
キ層による反射光の透明層の通過が阻害され、鮮
やかなシルバー色の輝きを得られなくなることが
ある。そのため従来は、透明層の傷付きをできる
だけ少なくするため、鉄芯の引張強さを30〜55Kg
f/mm2以下にしていたのである。しかし、鉄芯の
引張強さを小さくすると、上記のように、当該被
覆鉄線を用いた網体の網目に変形や弛みや形崩れ
が早期に生じやすいという問題点があつた。 〔考案が解決しようとする問題点〕 このように、従来の網体においては、曲げ加工
の便宜からその構成材料である被覆鉄線の鉄芯と
して余り強くないものを用いることを余儀なくさ
れているという問題点があつた。 本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので
あり、構成材料としての被覆鉄線の透明層に傷が
なく、亜鉛メツキ層の光反射作用による鮮やかな
シルバー色の輝きを得ることのできる耐用寿命の
長い網体を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するため、本考案の網体は、
表面が亜鉛メツキされた引張強さ55Kgf/mm2以上
の鉄芯がポリ塩化ビニル樹脂を主成分とし可塑剤
5%以下を含む透明層によつて被覆されてなる被
覆鉄線を構成材料とし、偏平な螺旋状に曲げ加工
された上記被覆鉄線同士を絡めて編み込んでなる
点に要旨を有する。 〔実施例〕 以下、本考案の実施例を説明する。 第1図において、1は鉄芯、2は亜鉛メツキ、
3は透明層を示している。 鉄芯1はその直径が2.30mm、引張強さが75±5
Kgf/mm2の高抗張力線よりなる。亜鉛メツキ2は
鉄芯1の表面に形成され、この亜鉛メツキ2の上
に透明層3が接着材を介して接着されている。透
明層3は硬質のポリ塩化ビニル樹脂を主成分と
し、約4%の可塑剤を含む合成樹脂によつて構成
されている。このような被覆鉄線は、例えば、亜
鉛メツキ2が施された鉄芯1を溶融合成樹脂と共
にクロスヘツドダイから押し出すことによつて製
造される。 このような被覆鉄線に光照射すると、亜鉛メツ
キ2からの反射光が透明層3を通過し、シルバー
色に輝く。 上記の被覆鉄線(甲)の特性を調査した結果等
を第3図に示した従来の被覆鉄線(乙、丙:規格
線)と比較して次表に示す。
上記したところからも明らかなように、本考案
の網体は、亜鉛メツキされた引張強さ55Kgf/mm2
以上というきわめて硬い鉄芯を備えた被覆鉄線の
曲げ加工品を用いているから網強度が格段に大き
く、網目の変形・形崩れ・弛みなどを生じにく
く、耐用寿命の優れたものである。しかも、本考
案の網体は、上記被覆鉄線における鉄芯の亜鉛メ
ツキが可塑剤5%以下を含むポリ塩化ビニル樹脂
の透明層で被覆されているから、偏平な螺旋状に
曲げ加工されたものであつても、透明層の傷付き
が少なく、透明層に付いた傷で亜鉛メツキの光反
射作用によるシルバー色の輝きが阻害されるとい
つた問題がほとんどなく、光照射によつてシルバ
ー色の鮮やかな輝きが得られるという効果があ
る。
の網体は、亜鉛メツキされた引張強さ55Kgf/mm2
以上というきわめて硬い鉄芯を備えた被覆鉄線の
曲げ加工品を用いているから網強度が格段に大き
く、網目の変形・形崩れ・弛みなどを生じにく
く、耐用寿命の優れたものである。しかも、本考
案の網体は、上記被覆鉄線における鉄芯の亜鉛メ
ツキが可塑剤5%以下を含むポリ塩化ビニル樹脂
の透明層で被覆されているから、偏平な螺旋状に
曲げ加工されたものであつても、透明層の傷付き
が少なく、透明層に付いた傷で亜鉛メツキの光反
射作用によるシルバー色の輝きが阻害されるとい
つた問題がほとんどなく、光照射によつてシルバ
ー色の鮮やかな輝きが得られるという効果があ
る。
第1図は本考案の網体に用いる被覆鉄線の断面
図、第2図は被覆鉄線を曲げ加工するためのジラ
スと曲げ加工によつて形成された鉄線を示す説明
図、第3図は従来の網体に用いられていた被覆鉄
線の断面図である。 1……鉄芯、2……亜鉛メツキ、3……透明
層。
図、第2図は被覆鉄線を曲げ加工するためのジラ
スと曲げ加工によつて形成された鉄線を示す説明
図、第3図は従来の網体に用いられていた被覆鉄
線の断面図である。 1……鉄芯、2……亜鉛メツキ、3……透明
層。
Claims (1)
- 表面が亜鉛メツキされた引張強さ55Kgf/mm2以
上の鉄芯がポリ塩化ビニル樹脂を主成分とし可塑
剤5%以下を含む透明層によつて被覆されてなる
被覆鉄線を構成材料とし、偏平な螺旋状に曲げ加
工された上記被覆鉄線同士を絡めて編み込んだ網
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985116684U JPH0529302Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985116684U JPH0529302Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6225535U JPS6225535U (ja) | 1987-02-17 |
| JPH0529302Y2 true JPH0529302Y2 (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=31001506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985116684U Expired - Lifetime JPH0529302Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529302Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0517237Y2 (ja) * | 1987-03-24 | 1993-05-10 | ||
| JPH0623451B2 (ja) * | 1990-02-28 | 1994-03-30 | 建設基礎エンジニアリング株式会社 | コンクリート法枠 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5940220U (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-14 | 株式会社東芝 | モ−タ内蔵ロ−ラ |
| JPS60101133U (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-10 | タキロン株式会社 | 合成樹脂被覆線材 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP1985116684U patent/JPH0529302Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6225535U (ja) | 1987-02-17 |
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