JPH0529521Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529521Y2
JPH0529521Y2 JP1989092337U JP9233789U JPH0529521Y2 JP H0529521 Y2 JPH0529521 Y2 JP H0529521Y2 JP 1989092337 U JP1989092337 U JP 1989092337U JP 9233789 U JP9233789 U JP 9233789U JP H0529521 Y2 JPH0529521 Y2 JP H0529521Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
chamber
spool
push rod
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989092337U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0330604U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989092337U priority Critical patent/JPH0529521Y2/ja
Publication of JPH0330604U publication Critical patent/JPH0330604U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529521Y2 publication Critical patent/JPH0529521Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Servomotors (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は可変容量形ポンプ、制御弁等を操作レ
バーの操作角度に応じた出力圧力(パイロツト圧
力)で作動制御するためのパイロツト弁に関す
る。
〔従来の技術〕
この種のパイロツト弁として例えば第3図に示
す弁(実開昭60−133282号)が知られている。こ
の弁は、操作力軽減のため流体圧反力が小さくな
るようにスプール62の下方に小径の受圧用針状
コロ63を設けたことを特徴とするものであつ
て、弁本体1の中央頂部に軸着されたジヨイント
4に操作レバー6が左右傾動と紙面と垂直となる
前後傾動可能に取付けられている。又、弁本体1
には操作レバー6の操作方向に関連して4個のパ
イロツト圧制御機構61が配設されている(図で
は前後方向に位置するパイロツト圧制御機構は省
略)。4個のパイロツト圧制御機構61は実質上
同一の構成故、以下主として一つのパイロツト圧
制御機構61について説明する。パイロツト圧制
御機構61はプツシユロツド12、スプール62
及び針状コロ63を備えている。プツシユロツド
12は弁本体1の頂部に上下動可能に嵌挿され、
このプツシユロツド12の下端に凹設された凹部
13には圧力室26と出力室27を貫通するスプ
ール62の頭部15を移動可能に挿入すると共
に、この頭部15の下面にプレート16を介して
ばね受座17を当接し、このばね受座17とばね
室兼ドレン室18の底面との間に第1のコイルば
ね19を介装し、又、ばね受座17とスプール6
2の大径部64との間に第2のコイルばね22を
介装する。これにより第1のコイルばね19はば
ね受座17、プレート16を介してプツシユロツ
ド12を上方へ押し上げ、第2のコイルばね22
は頭部15の下面をプレート16の上面に当接し
てスプール62を吊下げる。この場合、操作レバ
ー6が中立位置では、プツシユロツド12はその
下端のフランジ部23がばね室兼ドレン室18の
上面に当接すると共に、操作レバー6の下部に突
設したデイスク部24の下面にほぼ接することに
なり、スプール62は圧力室26と出力室27と
の連通を断つと共に、大径部64に形成された切
欠き33により出力室27をばね室兼ドレン室1
8に連通している。尚、針状コロ63にはその中
間から下端にかけて出力室27の圧力が作用する
が、この圧力は操作レバー中立位置ではドレン圧
力となるため、針状コロ63はスプール62に当
接しない。
前記するようなパイロツト弁においては、操作
レバー6を矢印方向に傾動すれば、デイスク部2
4で押込まれるプツシユロツド12と、このプツ
シユロツド12にプレート16、ばね受座17及
びばね22を介して当接するスプール62とが一
体となつて下降する。
スプール62の切欠き54が圧力室26に連通
すると、流体圧源からの圧力流体が圧力室26か
ら出力室27に供給され、出力室27の圧力が上
昇し、この出力圧力は針状コロ63の下端にも作
用する。従つて、切欠き54が圧力室26に連通
した時点では、出力室27が流体圧力Pは、第2
のコイルばね22のプリセツト荷重が例えばF1、
針状コロ63の受圧面積が例えばA1であれば、
F1、をA1で除した値(出力室27に位置するス
プール62の切欠き溝両側の受圧面積は等しい)、
即ちP=P1=F1/A1となる。
プツシユロツド12がさらに押し込まれていく
と、圧力室26と出力室と27とが切欠き54を
介して連通した状態で、下端に針状コロ63を介
して出力圧力をうけるスプール62に対してプツ
シユロツド12が相対的に押込まれていくので、
第2のコイルばね22が圧縮され続け、出力室2
7の流体圧力Pは、ばね22の連続的に変化する
荷重を前記受圧面積A1で除した値になり、第2
図に実線で示す通りプツシユロツド12のスト
ロークに実質上比例して直線状に増加する。そし
てスプール62の頭部15が凹部13の底面に当
接すると、それからばね受座17がばね室兼ドレ
ン室18の中間段部に当接して停止するまでの
間、プツシユロツド12とスプール62は一体と
なつて下降し、圧力室26と出力室27の完全連
通により、出力室27の圧力は第2図に実線で
示す通り圧力室26の流体圧力P3と実質上等し
くなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このパイロツト弁は、通常操作時に
適した出力圧力が得られるようにしているので、
これに接続するコントロール弁(図示せず)の微
少流量調整範囲が狭く、このため例えば建設機械
のシヨベル先端で地面をならす等の微操作が困難
となり、逆に微操作向きに修正すれば通常操作時
の出力圧力が不足するという不都合があつた。
又、実開昭62−15662号記載の弁も、スプールの
受圧面積差を利用して受圧面積を小とし、流体圧
反力を小さくして出力圧力を軽減したものである
が、前述の弁と同様の不都合が生じる。
本考案は、前記の点に鑑みてなされたもので、
レバー操作角に対する出力圧力の増加率を2通り
に選択できるコンパクトなパイロツト弁の提供を
主目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため第1の考案のパイロツ
ト弁においては、操作レバーと、弁本体に嵌挿さ
れ且つ操作レバーと連動するプツシユロツドと、
プツシユロツドに進退可能に取付けられ且つプツ
シユロツドの押込み方向の動きがばねを介して伝
達されるスプールと、通常スプールの切欠溝が位
置し且つ操作レバー中立時ドレン通路に連通する
出力室と、スプールの動きで出力室との連通状態
が変わる圧力室を含むパイロツト弁において、前
記切欠溝両側の受圧面積を違えて前記ばね側を大
径となし、且つ弁本体内にはスプールのプツシユ
ロツド側の頭部の反対側の端面と対向するピスト
ンを備えた第3の流体室と、この流体室に出力室
の流体圧力とドレン圧力を選択的に導く切換弁を
設け、圧力室と連通した出力室の流体圧力と前記
ばねとをピストン、スプールを介して対向せしめ
たことを特徴とするものである。
又、第2の考案のパイロツト弁においては、第
1の考案のパイロツト弁に、さらに、第3の流体
室のピストンを所定プリセツト荷重でスプールか
ら離間する方向へ押付ける第3のばねを設けてい
る。
しかして、第1の考案のパイロツト弁と第2の
考案のパイロツト弁には、それぞれ複数切換弁を
パイロツト圧力で一括切換制御するための開閉弁
を設けている。
〔作用〕
第1の考案のパイロツト弁と第2の考案のパイ
ロツト弁は、切換弁40により第3の流体室39
と出力室27の連通を断つた状態にて操作レバー
6を中立位置から一方向に傾動すれば、プツシユ
ロツド12、スプール14共に押込まれ、出力室
27と圧力室26が連通した時点では、出力室2
7の流体圧力Pは、ばね22のプリセツト荷重
F1を、スプール14の切欠溝32両側の受圧面
積差A1で除した値、即ち、P=P1=F1/A1とな
る。
さらにプツシユロツド12が押込まれていく
と、圧力室26と出力室27とが連通状態のまま
スプール14に対してプツシユロツド12が相対
的に押込まれていくのでばね22が圧縮され続
け、出力室27の流体圧力Pはばね22の連続的
に変化する荷重を前記受圧面積差A1で除いた値
となり、第2図に実線で示す通りプツシユロツ
ド12のストロークに実質上比例して直線状に増
大する。
又、第1の考案のパイロツト弁において、切換
弁40により第3の流体室39と出力室27とを
連通した状態にて、操作レバー6を中立位置から
一方向へ傾動すれば、プツシユロツド12、スプ
ール14共に押込まれ、圧力室26と出力室27
が連通すると第3の流体室39にも出力室27の
流体圧力が導かれるので、出力室27の流体圧力
Pはばね22のプリセツト荷重F1をスプール1
4の切欠溝32両側の受圧面積差A1とピストン
35の受圧面積A2の和(A1+A2)で除した値、
即ちP=P4=F1/(A1+A2)となり、前記圧力
P1より小さくなる。
さらにプツシユロツド12が押込まれていく
と、圧力室26と出力室27とが連通状態のまま
スプール14に対してプツシユロツド12が相対
的に押込まれていくのでばね22が圧縮され続
け、出力室27の流体圧力Pは、ばね22の連続
的に変化する荷重を前記受圧面積差A1と前記受
圧面積A2の和(A1+A2)で除した値になり、第
2図に破線で示す通りプツシユロツド12のス
トロークに実質上比例して圧力P4から直線状に
増大し、その傾き、即ち出力圧力増加率は、受圧
面積増加分実線の出力圧力増加率よりも小さく
なつて、微少流量調整がし易くなる。
次に、第2の考案のパイロツト弁において、切
換弁40により第3の流体室39と出力室27を
連通した状態にて、操作レバー6を中立位置から
一方向に傾動すれば、プツシユロツド12、スプ
ール14共に押込まれ、圧力室26と出力室27
とが連通すると第3の流体室39にも出力室27
の流体圧力が導かれるが、この流体圧力によるピ
ストン35押込力が第3のばね38のプリセツト
荷重より小さい間、ピストン35からスプール1
4へ流体圧力が伝達されない。この場合、例えば
出力室27の流体圧力が前記圧力P1に達したと
き、ピストン押込力が第3のばね38のプリセツ
ト荷重に打ち勝つように設定されていると、出力
室27の流体圧力Pは、ばね22のプリセツト荷
重F1を、スプール14の切欠溝32両側の受圧
面積差A1で除した値、即ち、P=P1=F1/A1と
なり、破線のスタート出力圧力P4よりも高く
なる。
さらにプツシユロツド12が押込まれていく
と、圧力室26と出力室27とが連通状態のまま
スプール14に対してプツシユロツド12が相対
的に押込まれていくのでばね22が圧縮され続
け、一方、ピストン35はスプール14に出力室
27からの流体圧力を伝達するので、出力室27
の流体圧力Pは、ばね22の連続的に変化する荷
重にばね38の一定な荷重を加え、それを前記受
圧面積差A1とピストン35の受圧面積A2の和
(A1+A2)で除した値となる。従つて、出力室2
7の流体圧力Pは、第2図に一点鎖線Vで示す通
り、プツシユロツド12のストロークに実質上比
例して圧力P1から直線状に増大し、その傾き、
即ち出力圧力増加率は破線と同一で受圧面積増
加分実線の出力圧力増加率よりも小さくなる。
〔実施例〕
第1図は第2の考案の実施例である。第1図に
おいて後述する第3の流体室39に第3のコイル
ばね38がないものが第1の考案の実施例に相当
する。
第1図において、弁本体1は第1本体部2とそ
の下端面に水密状態にて取付けられた第2本体部
3からなり、第1本体部2の中央頂部にはジヨイ
ント4が螺着されている。ジヨイント4の上部に
は連結部材5を介して操作レバー6が連結されて
いる。この操作レバー6は、ジヨイント4に装着
したピン7を中心として左右方向に傾動可能であ
り、又、ピン7と直交するピン8を中心として前
後方向(紙面に垂直な方向)に傾動可能である。
第1本体部2には、操作レバー6の操作方向に
関連して4個のパイロツト圧制御機構10が配設
されている(前後方向のパイロツト圧制御機構は
省略)。これらのパイロツト圧制御機構は実質上
同じ構成であるので、主として一つのパイロツト
圧制御機構について説明する。パイロツト圧制御
機構10は、第1本体部2の上部に装着されたプ
ツシユ11にプツシユロツド12が上下動自在に
貫挿され、プツシユロツド12の下端には凹部1
3が凹設されている。この凹部13にはスプール
14の頭部15を上下移動可能に嵌挿すると共
に、頭部15の下面にはプレート16を介してば
ね受座17を当接し、このばね受座17とばね室
兼ドレン室18の底面との間に第1のコイルばね
19を介在させ、又、ばね受座17とスプール1
4の大径部21との間に第2のコイルばね22を
介在させている。これによつて、第1のコイルば
ね19はばね受座17、プレート16を介してプ
ツシユロツド12を上方へ押し上げ、操作レバー
6が中立位置では(図示状態)、プツシユロツド
12の下端のフランジ部23がプツシユ11の下
面に当接すると共に、操作レバー6の連結部材5
のデイスク部24の下面にプツシユロツド12の
頂面がほぼ接することになる。又、第2のコイル
ばね22は頭部15の下面をプレート16の上面
に当接した状態でスプール14を吊下げる。
スプール14は、第1本体部2の下部に形成さ
れた圧力室26と出力室27を貫通して、下限に
おいて下端が第1本体部2の下面近くに達する。
圧力室26は流路28により定容量形ポンプ2
9に接続されていて、他のパイロツト圧制御機構
の圧力室を兼ねるものであるが、出力室27は他
のパイロツト圧制御機構の出力室と互に独立して
いる。圧力室26の圧力はリリーフ弁30で規制
している。スプール14の大径部21と小径部3
1との間に形成された環状溝32は常時出力室2
7に位置し、操作レバー中立時大径部21に形成
された切欠き33によりばね室兼ドレン室18に
連通し、出力室27と圧力室26とは小径部31
で連通で断たれている。
第2本体部3には、出力室27に連通する出力
ポート25及びスプール14の下端と対向する位
置に凹部34を形成している。即ち、互に独立の
4本の出力ポート25及び4個の凹部34を形成
している。各凹部34にはスプール14に比べて
かなり小径のピストン35の上部を上下方向に案
内するプツシユ36が装着されている。ピストン
35の下部にはばね座37を突設し、このばね座
37とプツシユ36との間に第3のコイルばね3
8を介装している。凹部34とブツシユ36とで
形成される第3の流体室39の底面に近い位置に
は第2本体部3に内装された切換弁40の出口ポ
ートに接続する通孔41が穿設されている。切換
弁40の一端は他の切換弁40と共通のパイロツ
トポート42、パイロツト通路43、電磁開閉弁
44、パイロツト通路45、流路28により定容
量形ポンプ29に接続されている。切換弁40は
電磁開閉弁44か閉じられているとき第3の流体
室39の通孔41を切換弁40のばね室46、通
孔47,48等を経てドレンポート(図示せず)
に連通し、電磁開閉弁44が開くとこれにより導
かれたパイロツト圧により切換わり、通孔41を
通路49を介して出力ポート25に連通すると共
に、通孔41とドレンポートとの連通を断つ。
前記切換弁40はパイロツト圧制御機構毎に設
けられ、これらの切換弁40は1個の電磁開閉弁
44で一括制御される。
尚、第3のコイルばね38は、第1本体部2か
ら第2本体部3を取外し、第2本体部3からプツ
シユ36を取外せば取付け取外しができるので、
比較的簡単に第1の考案のパイロツト弁から第2
の考案のパイロツト弁に、或いはその逆の変更が
可能である。
図中、51は第2本体部3の左右の出力ポート
25,25にパイロツト通路52,52で接続す
る流量方向制御弁、53は操作レバー6の基部と
第1本体部2の上面との間をおおう保護ブーツで
ある。
第1の考案の実施例と第2の考案の実施例と
は、電磁開閉弁44が位置Aに切換わつていると
きには、同じ作用となる。即ち、切換片40は電
磁開閉弁44によりパイロツト圧力の供給を断た
れているので、第3の流体室39を通孔41、ば
ね室46、通孔47,48等を経てドレンポート
に連通する。このため、出力室27と圧力室26
が連通してもスプール14には実質上スプール押
上げ力が作用しない。この状態で操作レバー6を
中立位置から図において左方へ傾動すれば、その
傾動始めではデイスク部24で押込まれるプツシ
ユロツド12と、このプツシユロツドにプレート
16、ばね受座17及び第2のコイルばね22を
介して当接するスプール14とが一体となつて下
降する。
プツシユロツド12が距離L1下降するまでは、
圧力室26と出力室27は小径部31によつて連
通を断たれ、出力室27の流体圧力はばね室兼ド
レン室18のドレン圧力に等しく、第2図に実線
Iで示す通り実質上零である。プツシユロツド1
2が距離L1下降すると、切欠き54を介して出
力室27と圧力室26の環状凹部55が連通する
ので、定容量形ポンプ29に連通する圧力室26
から出力室27に圧力流体が供給され、出力室2
7の流体圧力が上昇する。尚、第3の流体室39
は切換弁40によりドレンポートに連通していて
出力室27との連通を断たれている。圧力室26
が出力室27に連通した時点では、出力室27の
流体圧力Pは、第2のコイルばね22のプリセツ
ト荷重F1を、スプール14の切欠溝32両側の
受圧面積差A1(=大径部21の受圧面積−小径部
31の受圧面積)で除した値、即ち、P=P1=
F1/A1となる。
プツシユロツド12が距離L1を越えて下降す
ると、圧力室26と出力室27とが切欠き54を
介して連通した状態で、流体圧力で押上力をうけ
るスプール14に対してプツシユロツド12が相
対的に押下げられるので、スプール14の頭部1
5はプツシユロツド12の凹部13内を上昇する
と共にばね22が圧縮され続け、出力室27の流
体圧力Pは第2のコイネばね22の連続的に変化
する荷重を前記受圧面積差A1で除した値となり、
第2図に実線で示す通りプツシユロツド12の
ストロークに実質上比例して直線状に増大する。
スプール14の頭部15がプツシユロツド12
の凹部13の底面に当接すると、それからばね受
座17がばね室兼ドレン室18の中間段部に当接
して停止するまでの間、プツシユロツド12とス
プール14は一体となつて下降し、圧力室26と
出力室27の完全連通により、出力室27の流体
圧力は、第2図に実線で示す通り圧力室26の
流体圧力P3に実質上等しくなる。
次に、第3の流体室39に第3のコイルばね3
8が欠如している実施例(第1の考案の実施例)
において、電磁開閉弁44を位置Bに切換えたと
きの作用につき説明する。電磁開閉弁4が位置B
に切換わると、切換弁40は定容量形ポンプ29
からのパイロツト圧をうけて第3の流体室39を
ドレンポートとの連通を断つて出力室27に連通
する。このため、プツシユロツド12が距離L1
まで下降すると切欠き54を介して圧力室26と
出力室27が連通し、第3の流体室39に出力室
27から流体圧力が導かれ、この流体圧力はピス
トン35を介してスプール14に伝達される。プ
ツシユロツド12がL1下降した時点では、出力
室27の流体圧力Pは、第2のコイルばね22の
プリセツト荷重F1を、スプール14の切欠溝両
側の受圧面積差A1とピストン35の受圧面積A2
の和(A1+A2)で除した値、即ちP=P4=F1/
(A1+A2)となり、前記圧力P1より小さくなる。
プツシユロツド12が距離L1を越えて下降す
ると、前述したように第2のコイルばね22はス
プール14の頭部15がプツシユロツド12の凹
部13の底面に当接するまでの間圧縮され続け、
この間の出力室27の流体圧力Pは、ばね22の
連続的に変化する荷重を前記受圧面積の和(A1
+A2)で除した値になる。この出力室27の流
体圧力は、第2図に破線で示す通り、プツシユ
ロツド12のストロークに実質上比例して圧力
P4から直線状に増大し、その増加率は実質よ
り小さくなる。
次に、第1図に示す実施例(第2の考案の実施
例)において、電磁開閉弁44が位置Bに切換わ
つたときの作用につき説明する。電磁開閉弁44
が位置Bに切換わると、切換弁40は定容量形ポ
ンプ29からのパイロツト圧をうけて第3の流体
室39を出力室27に連通すると共に、ドレンポ
ートとの連通を断つ。プツシユロツド12が距離
L1まで下降すると、切欠き54を介して圧力室
26と出力室27が連通し、第3の流体室39に
出力室27から流体圧力が導かれる。しかし、ピ
ストン35は第3のコイルばね38で押下げられ
ているので、流体圧力によるピストン押上力がば
ね38のプリセツト荷重を越えるまでは、ピスト
ン35からスプール14に流体圧力が伝達されな
い。本実施例では出力室27の流体圧力が前記圧
力P1に達したときピストン押上力がばね38の
プリセツト荷重に打ち勝つようになされているの
で、出力室27と圧力室26が切欠き54を介し
て連通した時点では、出力室27の流体圧力は
P1となり、破線のスタート圧力P4よりも高い。
プツシユロツド12が距離L1を越えて下降す
ると、ピストン35はばね38の荷重に打勝つて
流体圧力をスプール14に伝達するので、スプー
ル14に対してプツシユロツド12が相対的に押
下げられる間、即ち、スプール14の頭部15が
プツシユロツド12の凹部13の底面に当接する
までの間、出力室27の流体圧力Pは、コイルば
ね38の連続的に変化する荷重にばね38の一定
な荷重を加え、それをスプール14の受圧面積差
A1とピストン35の受圧面積A2の和(A1+A2)
で除した値となり、第2図に一点鎖線Vで示す通
り、プツシユロツド12のストロークに実質上比
例して圧力P1から直線状に増大し、破線と同
じ傾き(ピストン35の受圧面積が同じ)にな
る。
ところで、第1図に示す第2の考案の実施例で
は、流量方向制御弁51の微少流量調整範囲のパ
イロツト圧が第2図における出力圧力P1〜P5で
あるとすると、電磁開閉弁44の閉弁時には実線
からプツシユロツド12のストロークの微少流
量調整範囲は△L1であるが、電磁開閉弁44を
開弁すると一点鎖線Vから△L3に変化する。実
線の勾配は一点鎖線Vの勾配より大きいから、
微少流量調整範囲△L3は微少流量調整範囲△L1
より大きく、従つて、電磁開閉弁44を開弁した
ときの方がプツシユロツド12を大きく下降する
まで微少流量範囲のパイロツト圧力を得ることが
でき、操作レバー6の微操作範囲が実質上拡大さ
れる。又、第3のコイルばね38のプリセツト荷
重を所要の通り設定することにより微少流量調整
範囲のプツシユロツド12のストロヘク上での開
始点を例えば圧力P1にすることができるから、
第1の考案の実施例が圧力P4から圧力P1を得る
のに△L4だけ操作ロスとなるのに比べ、操作上
での不必要に大きな不感帯幅の減少も図ることが
できる。
〔考案の効果〕
以上説明した通り第1の考案及び第2の考案に
よれば、通常操作時と微操作時の操作レバーの操
作角度に対する出力圧力の増加率を違え、微操作
時の前記増加率を通常操作時の前記増加率より小
さくして操作レバーの微操作範囲を実質上拡大し
ているので、通常操作時と微操作時とも操作に適
した出力圧力が得られる。又、切換弁は弁本体に
内装できるので、パイロツト弁をコンパクトに構
成することができる。
さらに第2の考案では、第3のばねにより出力
圧力が所定圧力以下ではピストン押付力がスプー
ルに作用しないようにしているので、第1の考案
に比べ同じ出力圧力でスタートする場合の操作レ
バーの不感帯幅を必要以上に大きくしなくてす
む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は
同プツシユロツドのストロークと出力圧力との関
係を示す図表、第3図は従来品の縦断面図であ
る。 1……弁本体、6……操作レバー、12……プ
ツシユロツド、14……スプール、22……ば
ね、26……圧力室、27……出力室、32……
切欠溝、35……ピストン、38……第3のば
ね、39……第3の流体室、40……切換弁、4
4……開閉弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 操作レバー6と、弁本体1に嵌挿され且つ操
    作レバー6と連動するプツシユロツド12と、
    プツシユロツド12に進退可能に取付けられ且
    つプツシユロツド12の押込み方向の動きがば
    ね22を介して伝達されるスプール14と、常
    時スプール14の切欠溝32が位置し且つ操作
    レバー6中立時ドレン通路に連通する出力室2
    7と、スプール14の動きで出力室27との連
    通状態が変わる圧力室26を含むパイロツト弁
    において、前記切欠溝32両側の受圧面積を違
    えて前記ばね側を大となし、弁本体1内にはス
    プール14のプツシユロツド12側の頭部15
    の反対側の端面と対向するピストン35を備え
    た第3の流体室39と、この流体室に出力室2
    7の流体圧力とドレン圧力を選択的に導く切換
    弁40を設け、圧力室26と連通した出力室2
    7の流体圧力と前記ばね22とをピストン3
    5、スプール14を介して対抗せしめたことを
    特徴とするパイロツト弁。 2 第3の流体室39に所定プリセツト荷重でピ
    ストン35をスプール14から離間する方向へ
    押付ける第3のばね38を設けた請求項1記載
    のパイロツト弁。 3 複数切換弁40をパイロツト圧で一括制御す
    るための開閉弁44を備えた請求項1又は2記
    載のパイロツト弁。
JP1989092337U 1989-08-04 1989-08-04 Expired - Lifetime JPH0529521Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989092337U JPH0529521Y2 (ja) 1989-08-04 1989-08-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989092337U JPH0529521Y2 (ja) 1989-08-04 1989-08-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0330604U JPH0330604U (ja) 1991-03-26
JPH0529521Y2 true JPH0529521Y2 (ja) 1993-07-28

Family

ID=31641772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989092337U Expired - Lifetime JPH0529521Y2 (ja) 1989-08-04 1989-08-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529521Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6095202A (ja) * 1983-10-29 1985-05-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd パイロツトバルブ
JPH0135022Y2 (ja) * 1985-01-14 1989-10-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0330604U (ja) 1991-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0364603B1 (en) Hydraulic pilot valve
US5433249A (en) Hydraulic pilot valve
EP1031780B1 (en) Pilot valve
US3559685A (en) Multi-way-valve
EP0174482A3 (en) Two-position pilot valve with hydraulic lock
JPH0320563Y2 (ja)
JPH0619163B2 (ja) 流体圧パイロット弁
JPH0414645Y2 (ja)
JPH0721907Y2 (ja) 可変容量形液圧ポンプ
JP3531981B2 (ja) 油圧制御弁
US4141382A (en) Controls for actuating a direction control valve to and releasing it from a float-effecting condition
JPH059521Y2 (ja)
JPH0315886Y2 (ja)
JPS59155603A (ja) 流体圧駆動装置
JP2717181B2 (ja) クラッチ操作装置
JPH0988901A (ja) ポンプ傾転角制御装置
JPH0649985Y2 (ja) 減圧型パイロット弁
JP2534897B2 (ja) 油圧制御装置
JPS5927972Y2 (ja) ダイカストマシンの射出装置
JPH0738721Y2 (ja) シリンダの制御装置
JPS6360272B2 (ja)
JPH04266675A (ja) 流体圧力調整弁
JPH01277912A (ja) 比例電磁減圧弁および比例電磁制御弁並びにその制御回路
JP3031631B2 (ja) 油圧リモコン弁
JPH0125383Y2 (ja)