JPH05305563A - 磁気ディスクの研磨方法および研磨装置 - Google Patents
磁気ディスクの研磨方法および研磨装置Info
- Publication number
- JPH05305563A JPH05305563A JP4113415A JP11341592A JPH05305563A JP H05305563 A JPH05305563 A JP H05305563A JP 4113415 A JP4113415 A JP 4113415A JP 11341592 A JP11341592 A JP 11341592A JP H05305563 A JPH05305563 A JP H05305563A
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- Japan
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- magnetic disk
- polishing
- air
- magnetic
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスクの表面平滑性を均一に高めて1
ビット単位での出力安定性を向上する。さらに研磨傷の
抑制を図り、トラック品質を飛躍的に向上させた磁気デ
ィスクの研磨方法およびその装置を提供する。 【構成】 エア−ノズル6,6aとロ−ラ4,4aに介
装させて走行する研磨テ−プ5,5aとを磁気ディスク
1表面に対して水平方向に2組配置する。またエア−ノ
ズルの噴出口6b,6cの形状比およびエア−圧の範囲
を特定する。 【効果】 研磨時の磁気ディスクに加わる応力の不平衡
成分を抑えて走行状態を改善することにより、研磨傷の
抑制を図り表面平滑性をより均一に高め、トラック品質
を飛躍的に向上させることが可能となる。
ビット単位での出力安定性を向上する。さらに研磨傷の
抑制を図り、トラック品質を飛躍的に向上させた磁気デ
ィスクの研磨方法およびその装置を提供する。 【構成】 エア−ノズル6,6aとロ−ラ4,4aに介
装させて走行する研磨テ−プ5,5aとを磁気ディスク
1表面に対して水平方向に2組配置する。またエア−ノ
ズルの噴出口6b,6cの形状比およびエア−圧の範囲
を特定する。 【効果】 研磨時の磁気ディスクに加わる応力の不平衡
成分を抑えて走行状態を改善することにより、研磨傷の
抑制を図り表面平滑性をより均一に高め、トラック品質
を飛躍的に向上させることが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフロッピ−ディスク、ビ
デオフロッピ−ディスク等の磁気ディスクの研磨方法お
よびその装置に関し、特にベ−スフィルム厚が比較的薄
い磁気ディスクの研磨方法およびその装置に関する。
デオフロッピ−ディスク等の磁気ディスクの研磨方法お
よびその装置に関し、特にベ−スフィルム厚が比較的薄
い磁気ディスクの研磨方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクは、有機溶剤を用いた磁性
塗料をベ−スフィルム上に塗布し、高温下で有機溶剤を
蒸発、乾燥させる塗布型のものが広く用いられており、
電磁変換特性、耐久性、走行性、トラック品質に優れた
ものが要求される。
塗料をベ−スフィルム上に塗布し、高温下で有機溶剤を
蒸発、乾燥させる塗布型のものが広く用いられており、
電磁変換特性、耐久性、走行性、トラック品質に優れた
ものが要求される。
【0003】一方、近年の高密度記録化に伴い磁気ディ
スクの薄膜化が進み、磁性層およびベ−スフィルムがと
もに薄くなってきている。また、高出力化のためにメタ
ル磁性粉やバリュウムフェライト磁性粉を用い、その充
填率を高くすると共に表面平滑化を一段と進めている。
このために磁性層の膜強度が弱くなり、表面仕上げの際
に研磨傷が従来のものに比べて入り易い傾向にある。特
にベ−スフィルム厚が比較的薄い磁気ディスクの表面研
磨が今まで以上に難しくなっている。したがって記憶容
量が10MB以上の磁気ディスクにおいては、1ビット
単位での出力安定性をより確保し、ミッシングパルスが
なく、ビットエラ−のない、トラック品質に優れたもの
が強く求められている。
スクの薄膜化が進み、磁性層およびベ−スフィルムがと
もに薄くなってきている。また、高出力化のためにメタ
ル磁性粉やバリュウムフェライト磁性粉を用い、その充
填率を高くすると共に表面平滑化を一段と進めている。
このために磁性層の膜強度が弱くなり、表面仕上げの際
に研磨傷が従来のものに比べて入り易い傾向にある。特
にベ−スフィルム厚が比較的薄い磁気ディスクの表面研
磨が今まで以上に難しくなっている。したがって記憶容
量が10MB以上の磁気ディスクにおいては、1ビット
単位での出力安定性をより確保し、ミッシングパルスが
なく、ビットエラ−のない、トラック品質に優れたもの
が強く求められている。
【0004】磁気ディスクの研磨方法としては、磁気デ
ィスクの表面を研磨テ−プによって研磨する方法が一般
的であり、既に研磨性の向上を図る方法として種々の提
案がなされている。例えば、研磨テ−プを介して狭持し
た弾性ロ−ルを配置し、磁気ディスクおよび研磨テ−プ
を所定方向に駆動走行させ、かつ揺動させる方法。ま
た、磁気ディスクの両面を可撓性を有する研磨シ−トに
より挟み、上からヘッド若しくは同一形状の固体ブロッ
クにより荷重を加え、磁気ディスクを走行させる方法。
さらには圧縮空気により研磨部材および磁気ディスクを
押圧しながら研磨する方法など、様々のことが提案され
ている。このような提案は例えば、特開昭60−151
838号公報、特開昭61−182751号公報、特開
昭61−136764号公報等に開示されている如くで
ある。
ィスクの表面を研磨テ−プによって研磨する方法が一般
的であり、既に研磨性の向上を図る方法として種々の提
案がなされている。例えば、研磨テ−プを介して狭持し
た弾性ロ−ルを配置し、磁気ディスクおよび研磨テ−プ
を所定方向に駆動走行させ、かつ揺動させる方法。ま
た、磁気ディスクの両面を可撓性を有する研磨シ−トに
より挟み、上からヘッド若しくは同一形状の固体ブロッ
クにより荷重を加え、磁気ディスクを走行させる方法。
さらには圧縮空気により研磨部材および磁気ディスクを
押圧しながら研磨する方法など、様々のことが提案され
ている。このような提案は例えば、特開昭60−151
838号公報、特開昭61−182751号公報、特開
昭61−136764号公報等に開示されている如くで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案のような場合には必ずしもその良い面ばかりが発現す
るとは限らず、特に10MB以上の高密度磁気ディスク
についてはトラック品質に伴う課題に対し、十分改善す
るには至っていない。
案のような場合には必ずしもその良い面ばかりが発現す
るとは限らず、特に10MB以上の高密度磁気ディスク
についてはトラック品質に伴う課題に対し、十分改善す
るには至っていない。
【0006】例えば、研磨テ−プを介して狭持した弾性
ロ−ルを配置する方法やヘッド若しくは同一形状の固体
ブロックにより荷重を加える方法は、2MB以下の低密
度用磁気ディスクでのトラック品質はある程度改善され
るものの、10MB以上の高密度用磁気ディスクについ
ては記録波長が短いため、研磨部材と磁気ディスクとの
間に異物や研磨粉、もしくは空気中の塵埃などがはさま
ると磁性層に微細な傷をつけてしまい、これがミッシン
グパルス等の弊害を生じて製品歩留りを低下させる問題
があった。
ロ−ルを配置する方法やヘッド若しくは同一形状の固体
ブロックにより荷重を加える方法は、2MB以下の低密
度用磁気ディスクでのトラック品質はある程度改善され
るものの、10MB以上の高密度用磁気ディスクについ
ては記録波長が短いため、研磨部材と磁気ディスクとの
間に異物や研磨粉、もしくは空気中の塵埃などがはさま
ると磁性層に微細な傷をつけてしまい、これがミッシン
グパルス等の弊害を生じて製品歩留りを低下させる問題
があった。
【0007】また、圧縮空気により研磨部材および磁気
ディスクを押圧しながら研磨する方法は、ベ−スフィル
ム厚が75μm程度の比較的厚い磁気ディスクには適し
ているものの、ベ−スフィルム厚が33〜62μm程度
の比較的薄い磁気ディスクにおいては研磨部材を均一に
押圧することが難しいため研磨ムラが生じ易く、これが
1ビット単位での出力を安定さすことができず、さらに
はモジュレ−ション等の悪化を招くおそれがあった。
ディスクを押圧しながら研磨する方法は、ベ−スフィル
ム厚が75μm程度の比較的厚い磁気ディスクには適し
ているものの、ベ−スフィルム厚が33〜62μm程度
の比較的薄い磁気ディスクにおいては研磨部材を均一に
押圧することが難しいため研磨ムラが生じ易く、これが
1ビット単位での出力を安定さすことができず、さらに
はモジュレ−ション等の悪化を招くおそれがあった。
【0008】このように、ビットエラ−のない信頼性を
確保した高密度磁気ディスクを得るためには解決しなけ
ればならない多くの課題があった。
確保した高密度磁気ディスクを得るためには解決しなけ
ればならない多くの課題があった。
【0009】本発明は上記の課題を解決し、磁気ディス
クの表面平滑性を均一に高めて1ビット単位での出力安
定性を改善し、トラック品質を飛躍的に向上させた磁気
ディスクの研磨方法およびその装置を提供することを目
的とする。
クの表面平滑性を均一に高めて1ビット単位での出力安
定性を改善し、トラック品質を飛躍的に向上させた磁気
ディスクの研磨方法およびその装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、研磨テ−プと磁気ディスク表面とを圧接す
るためのエア−ノズルとロ−ラに介装させて走行する研
磨テ−プとを磁気ディスク表面に対して水平方向に2組
配置し、そのエア−ノズルの溝の幅に対して溝の長さの
比が15以上、60未満であり、加圧エア−の圧力が0.
02MPa以上、0.20MPa未満の範囲内で磁気ディスクを研磨
することによって達成される。
するために、研磨テ−プと磁気ディスク表面とを圧接す
るためのエア−ノズルとロ−ラに介装させて走行する研
磨テ−プとを磁気ディスク表面に対して水平方向に2組
配置し、そのエア−ノズルの溝の幅に対して溝の長さの
比が15以上、60未満であり、加圧エア−の圧力が0.
02MPa以上、0.20MPa未満の範囲内で磁気ディスクを研磨
することによって達成される。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、すなわち加圧エ
アを噴出するエア−ノズルとロ−ラに介装させて走行す
る研磨テ−プとを磁気ディスク表面に対して水平方向に
2組配置することにより、磁気ディスクに加わる応力の
不平衡成分を抑えて安定走行状態が維持される。このこ
とが研磨時の磁気ディスクの面振れを小さくし、研磨テ
−プと磁気ディスク表面とを均一に圧接する効果を有す
る。さらに、磁気ディスクの両面を同時に研磨すること
が可能となる。
アを噴出するエア−ノズルとロ−ラに介装させて走行す
る研磨テ−プとを磁気ディスク表面に対して水平方向に
2組配置することにより、磁気ディスクに加わる応力の
不平衡成分を抑えて安定走行状態が維持される。このこ
とが研磨時の磁気ディスクの面振れを小さくし、研磨テ
−プと磁気ディスク表面とを均一に圧接する効果を有す
る。さらに、磁気ディスクの両面を同時に研磨すること
が可能となる。
【0012】また、エア−ノズルの噴出口の形状とエア
−圧の範囲を限定することにより、研磨テ−プと磁気デ
ィスク表面とをより均一に圧接することができ、しかも
研磨時に削り取られた研磨粉、もしくは研磨テ−プや磁
気ディスクに付着した異物などを適度に吹き飛ばす作用
がある。さらに、空気中の塵埃などを寄せ付けないので
研磨傷の少ない磁気ディスクを得ることができ、製品歩
留りを向上するのに効果を発揮する。
−圧の範囲を限定することにより、研磨テ−プと磁気デ
ィスク表面とをより均一に圧接することができ、しかも
研磨時に削り取られた研磨粉、もしくは研磨テ−プや磁
気ディスクに付着した異物などを適度に吹き飛ばす作用
がある。さらに、空気中の塵埃などを寄せ付けないので
研磨傷の少ない磁気ディスクを得ることができ、製品歩
留りを向上するのに効果を発揮する。
【0013】また本発明の装置は上記研磨方法の実施が
簡易に得られ、かつ磁気ディスクの支持、駆動機構の設
定、加圧エア−の調整などが容易であり、均一な研磨性
を高能率で得ることができる。
簡易に得られ、かつ磁気ディスクの支持、駆動機構の設
定、加圧エア−の調整などが容易であり、均一な研磨性
を高能率で得ることができる。
【0014】このように本発明は、磁気ディスクの表面
平滑性を均一に高め、トラック品質を飛躍的に向上させ
ることが可能となるものである。
平滑性を均一に高め、トラック品質を飛躍的に向上させ
ることが可能となるものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に述べ
る。
る。
【0016】磁気ディスクのトラック品質を向上させる
には、ヘッドとのスペ−ス損失を小さくし、かつ安定さ
せることが重要である。そのためには磁性層表面に介在
する微細な突起を研磨で除去して平滑にすることが必要
であり、特に記録波長が小さいもの、或はトラック密度
の大きい磁気ディスクの表面仕上げの際には磁性層に微
細な傷をもつけずに表面平滑性を高めることが重要とな
る。また、ベ−スフィルム厚が33〜62μm程度の比
較的薄い磁気ディスクにおいては、折り曲げ防止の観点
から研磨時に加わる応力をできるだけ小さくすることが
肝要となる。本発明者らは磁気ディスクの最適研磨状態
を得るためには、エア−ノズルと研磨テ−プとを磁気デ
ィスク表面に対して水平方向に2組配置し、さらにエア
−ノズルの形状とエア−圧の範囲を限定することによっ
て、磁気ディスク或はその磁性層を損なうことなく平滑
性を改善させることが可能となり、トラック品質を飛躍
的に向上させた磁気ディスクの研磨方法およびその装置
を見いだした。
には、ヘッドとのスペ−ス損失を小さくし、かつ安定さ
せることが重要である。そのためには磁性層表面に介在
する微細な突起を研磨で除去して平滑にすることが必要
であり、特に記録波長が小さいもの、或はトラック密度
の大きい磁気ディスクの表面仕上げの際には磁性層に微
細な傷をもつけずに表面平滑性を高めることが重要とな
る。また、ベ−スフィルム厚が33〜62μm程度の比
較的薄い磁気ディスクにおいては、折り曲げ防止の観点
から研磨時に加わる応力をできるだけ小さくすることが
肝要となる。本発明者らは磁気ディスクの最適研磨状態
を得るためには、エア−ノズルと研磨テ−プとを磁気デ
ィスク表面に対して水平方向に2組配置し、さらにエア
−ノズルの形状とエア−圧の範囲を限定することによっ
て、磁気ディスク或はその磁性層を損なうことなく平滑
性を改善させることが可能となり、トラック品質を飛躍
的に向上させた磁気ディスクの研磨方法およびその装置
を見いだした。
【0017】本発明において使用されるエア−ノズルの
噴出口の形状は、溝の幅に対して溝の長さの比が15〜
60、好ましくは25〜50の範囲にすることが好まし
い。噴出口の形状比が上記限定範囲を大きく外れている
とエア−ノズルに供給されるエア−圧の調整等をもって
しても、磁気ディスク表面の最適研磨状態を得ることが
困難となる。特に噴出口の形状比が限定範囲を下回ると
エア−ノズルから吹き付けられる風圧が変動し、磁気デ
ィスクと研磨テ−プとの圧接が不安定になるおそれがあ
る。逆に限定範囲を超えるとエア−ノズルから吹き付け
られる風量が少なくなり、研磨ムラ等が発生して研磨面
の均一性が維持されない。
噴出口の形状は、溝の幅に対して溝の長さの比が15〜
60、好ましくは25〜50の範囲にすることが好まし
い。噴出口の形状比が上記限定範囲を大きく外れている
とエア−ノズルに供給されるエア−圧の調整等をもって
しても、磁気ディスク表面の最適研磨状態を得ることが
困難となる。特に噴出口の形状比が限定範囲を下回ると
エア−ノズルから吹き付けられる風圧が変動し、磁気デ
ィスクと研磨テ−プとの圧接が不安定になるおそれがあ
る。逆に限定範囲を超えるとエア−ノズルから吹き付け
られる風量が少なくなり、研磨ムラ等が発生して研磨面
の均一性が維持されない。
【0018】またエア−ノズルに供給されるエア−圧は
0.02〜0.20MPs、好ましくは0.03〜0.15MPaの範囲にする
ことが好ましい。エア−圧が限定範囲を下回ると磁気デ
ィスクと研磨テ−プとの圧接が不十分となり、逆に限定
範囲を超えると磁気ディスクと研磨テ−プとが共振し、
いわゆるテ−プ鳴きが発生するおそれがある。
0.02〜0.20MPs、好ましくは0.03〜0.15MPaの範囲にする
ことが好ましい。エア−圧が限定範囲を下回ると磁気デ
ィスクと研磨テ−プとの圧接が不十分となり、逆に限定
範囲を超えると磁気ディスクと研磨テ−プとが共振し、
いわゆるテ−プ鳴きが発生するおそれがある。
【0019】本発明において使用される研磨テープとし
ては、砥粒がアルミナ、酸化クロム、酸化鉄、カ−ボラ
ンダム等の材質のものが挙げられ、砥粒の大きさとして
は8000〜15000番が好ましい。
ては、砥粒がアルミナ、酸化クロム、酸化鉄、カ−ボラ
ンダム等の材質のものが挙げられ、砥粒の大きさとして
は8000〜15000番が好ましい。
【0020】なお本実施例に用いた磁気ディスクは、所
定厚のポリエステルフィルムの両面に膜厚が0.5μm
になるように磁性塗料を塗布し、乾燥処理をおこなった
ものであり、その磁性塗料は磁性粉、結合剤、帯電防止
剤、研磨剤、潤滑剤、有機溶剤等によって構成される。
定厚のポリエステルフィルムの両面に膜厚が0.5μm
になるように磁性塗料を塗布し、乾燥処理をおこなった
ものであり、その磁性塗料は磁性粉、結合剤、帯電防止
剤、研磨剤、潤滑剤、有機溶剤等によって構成される。
【0021】以下、図面により本発明の実施例をさらに
詳細に述べる (実施例1)(図1)は本発明の研磨装置の主要正面
図、(図2)はエア−ノズルの拡大図を示すものであ
る。
詳細に述べる (実施例1)(図1)は本発明の研磨装置の主要正面
図、(図2)はエア−ノズルの拡大図を示すものであ
る。
【0022】磁気ディスク1は厚み62μmのポリエス
テルフィルムの両面にメタル磁性膜を塗布して3.5イ
ンチ用に打ち抜いたものであり、その内周部を回転軸2
のチャッキング部2aとディスク押え3によって保持さ
れる。また回転軸2は回転速度が可変で、かつ揺動機構
(図示せず)と一体化されており、磁気ディスク1の磁
性面に対して水平方向に揺動する機能を備えている。
テルフィルムの両面にメタル磁性膜を塗布して3.5イ
ンチ用に打ち抜いたものであり、その内周部を回転軸2
のチャッキング部2aとディスク押え3によって保持さ
れる。また回転軸2は回転速度が可変で、かつ揺動機構
(図示せず)と一体化されており、磁気ディスク1の磁
性面に対して水平方向に揺動する機能を備えている。
【0023】上記磁気ディスク1の上面側1aには第1
ロ−ラ4に介装させて走行する第1研磨テ−プ5が圧接
し、磁気ディスク1の下面側1bに対しては第2ロ−ラ
4aに介装させて走行する第2研磨テ−プ5aが圧接す
る。
ロ−ラ4に介装させて走行する第1研磨テ−プ5が圧接
し、磁気ディスク1の下面側1bに対しては第2ロ−ラ
4aに介装させて走行する第2研磨テ−プ5aが圧接す
る。
【0024】上記ロ−ラに相対向して配置した第1エア
−ノズル6と第2エア−ノズル6aはフレ−ム7に所定
の位置で固定され、エア−ノズルの第1噴出口6bおよ
び第2噴出口6cは磁気ディスク1の上面側1aと磁気
ディスク1の下面側1bに各々5mm程度の距離を保って
開口している。なおエア−ノズルの噴出口の形状は、溝
の幅6dに対して溝の長さ6eとの比(以下ノズル形状
比と呼ぶ)が38となるようにした。
−ノズル6と第2エア−ノズル6aはフレ−ム7に所定
の位置で固定され、エア−ノズルの第1噴出口6bおよ
び第2噴出口6cは磁気ディスク1の上面側1aと磁気
ディスク1の下面側1bに各々5mm程度の距離を保って
開口している。なおエア−ノズルの噴出口の形状は、溝
の幅6dに対して溝の長さ6eとの比(以下ノズル形状
比と呼ぶ)が38となるようにした。
【0025】上記研磨テ−プはフレ−ム7に配設された
ガイドローラ(図示せず)に介装され、第1研磨テ−プ
5は第1ロ−ラ4を経て、第2研磨テ−プ5aは第2ロ
−ラ4aを経て各々走行するように設けられている。な
お、研磨テ−プは平均粒径1μm程度のアルミナ砥粒を
ポリエチレンテレフタレートフィルムに塗布したものを
用いた。
ガイドローラ(図示せず)に介装され、第1研磨テ−プ
5は第1ロ−ラ4を経て、第2研磨テ−プ5aは第2ロ
−ラ4aを経て各々走行するように設けられている。な
お、研磨テ−プは平均粒径1μm程度のアルミナ砥粒を
ポリエチレンテレフタレートフィルムに塗布したものを
用いた。
【0026】次に上記構成による本実施例の動作につい
て説明する。磁気ディスク1は、回転軸2によって矢印
方向に揺動されながら1000rpm程度で回転され
る。なお、揺動条件は距離±15mm程度、速度6mm/sec
程度である。
て説明する。磁気ディスク1は、回転軸2によって矢印
方向に揺動されながら1000rpm程度で回転され
る。なお、揺動条件は距離±15mm程度、速度6mm/sec
程度である。
【0027】磁気ディスク1と研磨テ−プとの圧接は、
ロ−ラに相対向して配置したエア−ノズルの第1エア−
ノズル6と第2エア−ノズル6aから吹き付けられた風
圧によって得るものである。
ロ−ラに相対向して配置したエア−ノズルの第1エア−
ノズル6と第2エア−ノズル6aから吹き付けられた風
圧によって得るものである。
【0028】エア−ノズルにはフレ−ム7を介して加圧
エア−が導かれ、第1噴出口6bおよび第2噴出口6c
から噴出される。なお、エア−ノズルに供給される加圧
エア−は圧力調整によって可変であり、圧力は0.06MPa
に設定した。また、上記研磨テ−プは各々2mm/sec程度
の速度で走行する。以上の条件下において、磁気ディス
ク100枚を各々10秒間の研磨を行い、試料を作成し
た。
エア−が導かれ、第1噴出口6bおよび第2噴出口6c
から噴出される。なお、エア−ノズルに供給される加圧
エア−は圧力調整によって可変であり、圧力は0.06MPa
に設定した。また、上記研磨テ−プは各々2mm/sec程度
の速度で走行する。以上の条件下において、磁気ディス
ク100枚を各々10秒間の研磨を行い、試料を作成し
た。
【0029】(実施例2)〜(比較例4)実施例1にお
いてノズル形状比およびエア−圧の条件を(表1)に示
すようにする以外は同様にして試料を作成した。
いてノズル形状比およびエア−圧の条件を(表1)に示
すようにする以外は同様にして試料を作成した。
【0030】(比較例5)〜(比較例7)実施例1にお
いてエア−ノズル、ロ−ラ、研磨テ−プを1組にし、研
磨条件を(表1)に示すようにして片面毎に研磨する以
外は同様にして試料を作成した。
いてエア−ノズル、ロ−ラ、研磨テ−プを1組にし、研
磨条件を(表1)に示すようにして片面毎に研磨する以
外は同様にして試料を作成した。
【0031】
【表1】
【0032】以上の各試料を3.5インチ用シェルに組
み立てた。こうして得られた各磁気ディスク試料につい
て次の測定評価を行い、結果を(表2)に示した。 (1) トラック品質 フロッピ−ディスクドライブ(NEC社製:FD1331:アンフォ
-マット13.3MB)に各磁気ディスク試料を装着し、全トラッ
クに2f(500kHz)信号を記録してミッシングパ
ルス(以下MPと呼ぶ)とモジュレ−ション(以下MO
と呼ぶ)を測定した。ただし、MPについてはエラ−ス
ライスレベルを70%以下とし、MOについては10%
以上とした場合の欠陥発生率を求めた。 (2) 欠陥部の観察 トラック品質測定後、電子顕微鏡を用いてMP発生部分
を観察し、欠陥の原因を研磨傷によるものと、その他に
よるものとに区別した。また、各磁気ディスク試料の中
からランダムに5枚を抜取り、3次元表面粗さ計(WY
KO社製)で研磨面の表面粗さを測定し、次の記号を用
いて表面均一性を評価した。
み立てた。こうして得られた各磁気ディスク試料につい
て次の測定評価を行い、結果を(表2)に示した。 (1) トラック品質 フロッピ−ディスクドライブ(NEC社製:FD1331:アンフォ
-マット13.3MB)に各磁気ディスク試料を装着し、全トラッ
クに2f(500kHz)信号を記録してミッシングパ
ルス(以下MPと呼ぶ)とモジュレ−ション(以下MO
と呼ぶ)を測定した。ただし、MPについてはエラ−ス
ライスレベルを70%以下とし、MOについては10%
以上とした場合の欠陥発生率を求めた。 (2) 欠陥部の観察 トラック品質測定後、電子顕微鏡を用いてMP発生部分
を観察し、欠陥の原因を研磨傷によるものと、その他に
よるものとに区別した。また、各磁気ディスク試料の中
からランダムに5枚を抜取り、3次元表面粗さ計(WY
KO社製)で研磨面の表面粗さを測定し、次の記号を用
いて表面均一性を評価した。
【0033】○:良好 △:やや不良 ×:不良
【0034】
【表2】
【0035】(表2)から明らかなように、本発明によ
れば磁気ディスクの表面研磨が容易であり、研磨傷が少
なく、均一な研磨性を高能率で得ることができる。さら
にMPがなく、MOが小さいトラック品質の優れた磁気
ディスクの研磨方法およびその装置が得られることがわ
かる。
れば磁気ディスクの表面研磨が容易であり、研磨傷が少
なく、均一な研磨性を高能率で得ることができる。さら
にMPがなく、MOが小さいトラック品質の優れた磁気
ディスクの研磨方法およびその装置が得られることがわ
かる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明はエア−ノズルと
ロ−ラに介装させて走行する研磨テ−プとを磁気ディス
ク表面に対して水平方向に2組配置することにより、研
磨時の磁気ディスクに加わる応力の不平衡成分を抑えて
走行状態を改善する。さらにノズル形状比とエア−圧の
範囲を特定することにより、磁気ディスクの表面平滑性
をより均一に高め、トラック品質を飛躍的に向上させた
磁気ディスクの研磨方法およびその装置を提供すること
ができる。
ロ−ラに介装させて走行する研磨テ−プとを磁気ディス
ク表面に対して水平方向に2組配置することにより、研
磨時の磁気ディスクに加わる応力の不平衡成分を抑えて
走行状態を改善する。さらにノズル形状比とエア−圧の
範囲を特定することにより、磁気ディスクの表面平滑性
をより均一に高め、トラック品質を飛躍的に向上させた
磁気ディスクの研磨方法およびその装置を提供すること
ができる。
【図1】本発明の実施例に用いた研磨装置の正面図であ
る。
る。
【図2】エア−ノズルの拡大図である。
1 磁気ディスク 1a 磁気ディスクの上面側 1b 磁気ディスクの下面側 2 回転軸 2a チャッキング部 3 ディスク押え 4 第1ロ−ラ 4a 第2ロ−ラ 5 第1研磨テ−プ 5a 第2研磨テ−プ 6 第1エア−ノズル 6a 第2エア−ノズル 6b 第1噴出口 6c 第2噴出口 6d 溝の幅 6e 溝の長さ 7 フレ−ム
Claims (5)
- 【請求項1】 加圧エア−によって研磨テ−プと磁気デ
ィスク表面とを圧接する研磨方法において、前記加圧エ
ア−を噴出するエア−ノズルとロ−ラに介装させて走行
する研磨テ−プとを磁気ディスク表面に対して水平方向
に2組配置したことを特徴とする磁気ディスクの研磨方
法。 - 【請求項2】 エア−ノズルとロ−ラに介装させて走行
する研磨テ−プとを磁気ディスクの両面に相対向させ、
かつ磁気ディスクの中心に対して各々180度の位置に
設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスクの
研磨方法。 - 【請求項3】 エア−ノズルの溝の幅に対して溝の長さ
の比が15以上、60未満であることを特徴とする請求
項1記載の磁気ディスクの研磨方法。 - 【請求項4】 加圧エア−の圧力が0.02MPa以上、0.20M
Pa未満であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディ
スクの研磨方法。 - 【請求項5】 磁気ディスクを支持して回転し、かつ揺
動する磁気ディスクの研磨装置において、磁気ディスク
表面に向かって噴出するエア−ノズルとロ−ラに介装さ
せて走行する研磨テ−プとを磁気ディスク表面に対して
水平方向に2組備えたことを特徴とする磁気ディスクの
研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113415A JPH05305563A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 磁気ディスクの研磨方法および研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113415A JPH05305563A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 磁気ディスクの研磨方法および研磨装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305563A true JPH05305563A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14611683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4113415A Pending JPH05305563A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 磁気ディスクの研磨方法および研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05305563A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11232644A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-27 | Yac Co Ltd | 磁気ディスク加工装置 |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP4113415A patent/JPH05305563A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11232644A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-27 | Yac Co Ltd | 磁気ディスク加工装置 |
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