JPH05319B2 - - Google Patents

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JPH05319B2
JPH05319B2 JP62096930A JP9693087A JPH05319B2 JP H05319 B2 JPH05319 B2 JP H05319B2 JP 62096930 A JP62096930 A JP 62096930A JP 9693087 A JP9693087 A JP 9693087A JP H05319 B2 JPH05319 B2 JP H05319B2
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JP
Japan
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push
pull
circuit
valve
hydraulic
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JP62096930A
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English (en)
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JPS63262399A (ja
Inventor
Takashi Hosoya
Kyoshi Inoe
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/137,292 priority patent/US5009562A/en
Priority to GB8730001A priority patent/GB2200889B/en
Publication of JPS63262399A publication Critical patent/JPS63262399A/ja
Publication of JPH05319B2 publication Critical patent/JPH05319B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロードプツシユプル式のリフトトラ
ツクにあつて、ロードプツシユプルを作動させる
装置に関する。
従来の技術およびその問題点 近年、フオークリフト等のリフトトラツクにあ
つては、荷物をフオーク又はプラテン等の載置部
上に積み降ろす際に、該荷物をリフトトラツクの
移動と逆方向に同期させて、荷役作業の能率化を
図るようにした謂わゆるロードプツシユプル式の
リフトトラツクがある。このリフトトラツクは、
例えば特開昭57−195098号に開示されるように、
油圧作動によりプラテン上を前後移動するパンタ
グラフ状のプツシユプル機構と、このプツシユプ
ル機構の先端部に配置されるフエースプレートに
設けられ、油圧作動でシートパレツトを把持、解
放するグリツパー機構とを備えている。そして、
荷物をプラテン上に積み上げる時には、先ずグリ
ツパー機構で荷物下側に敷いたシートパレツトを
把持してリフトトラツクを前進させ、このとき前
記プツシユプル機構をリフトトラツクの前進量と
同期して後退移動させることにより、荷物の位置
を移動させることなくプラテン上への積み上げが
可能となる。一方、荷物をプラテン上から積み降
ろす時には、リフトトラツクの後退と同期してプ
ツシユプル機構を前進させることによりフエース
プレートが荷物を押し出し、荷物の位置を移動さ
せることなく積み降ろしが可能となつている。
ところで、かかる特開昭57−195098号に開示さ
れたロードプツシユプル作動装置は、プツシユプ
ル機構移動とリフトトラツク移動を自動的に同期
させるために車速検出器とフエースプレートの速
度検出器を設け、これら両検出器からの信号に基
づいて油量制御器を制御するため、装置の複雑化
が来されてしまう。そこで、車両移動によつて駆
動されて車両の対地移動量に対応した油量を吐出
する油吐出手段で、直接プツシユプル機構および
グリツパー機構を作動することにより構造の大幅
な簡略化を図るようにしたものが、本出願人によ
り特願昭61−306800号として提案されている。
ところが、このように油吐出手段を用いたロー
ドプツシユプル装置では、リフトトラツクが移動
することによつてプツシユプル機構およびグリツ
パー機構に作動油が供給される。このため、荷物
をプラテン上に積み上げる際、グリツパー機構が
先に作動して把持動作が完了した後プツシユプル
機構が作動されるようになつており、つまり、油
吐出手段から供給される作動油は、先ずグリツパ
ー機構に供給された後にプツシユプル機構に供給
されるようになつている。従つて、プツシユプル
機構のフエースプレートが荷物と接近しすぎてい
る場合は、グリツパー機構でシートパレツトを把
持しきらないうち、つまりプツシユプル機構が全
く作動されない状態の時に、車両移動に伴つてフ
エースプレートが後退されることなく荷物を押圧
してしまい、荷崩れを起こしてしまう恐れがある
という問題点があつた。
そこで本発明は、リフトトラツクの停止時にグ
リツパー機構の作動を、車両移動で駆動される油
吐出手段に依ることなく独自に行うことができる
ようにすることにより、前記油吐出手段から吐出
される作動油を全てプツシユプル機構に使用し、
車両移動時には直ちにプツシユプル機構を作動で
きるようにしたリフトトラツクのロードプツシユ
プル作動装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明のリフトト
ラツクのロードプツシユプル作動装置にあつて
は、荷物の載置部上方に設けられるフエースプレ
ートを有し、該フエースプレートを液圧作動で前
後移動させるプツシユプル機構と、前記フエース
プレートに設けられ、液圧作動によりシートパレ
ツトを把持、解放するグリツパー機構と、これら
プツシユプル機構およびグリツパー機構に作動液
を供給、遮断するコントロール弁と、を備え、グ
リツパー機構で把持又は解放したシートパレツト
上の積荷を、前記プツシユプル機構により車両移
動と逆方向に同期して前後移動させるようにした
ロードプツシユプル式のリフトトラツクにおい
て、前記コントロール弁から前記プツシユプル機
構および前記グリツパー機構に至る液圧回路を、
マニユアルモード時にレバー操作で液圧供給する
マニユアル回路と、オートモード時に車両移動で
駆動される作動液吐出手段を介して、車両の対地
移動量に略対応した作動液量を供給するオート回
路と、を並列配置することにより構成し、オート
モード時に前記マニユアル回路に作動液を供給す
るマニユアル回路液圧発生手段を設ける一方、前
記プツシユプル機構の作動液供給回路前流側に、
供給される作動液を先ず前記グリツパー機構に供
給する圧力制御弁を設け、かつ、該グリツパー機
構の把持又は解放完了時点を検出する作動完了検
出手段を設けると共に、前記マニユアル回路内の
作動液の通過、遮断を制御し、常時は通過側にセ
ツトされる一方、オートモード時前記作動完了検
出手段でグリツパー機構の把持又は解放完了検出
により遮断側にセツトされる切換弁を設けること
により構成してある。
作 用 以上の構成により本発明のリフトトラツクのロ
ードプツシユプル作動装置にあつては、オートモ
ード時の車両停止時、つまり作動液吐出手段での
作動液吐出が行われない時に、マニユアル回路液
圧発生手段を作動してマニユアル回路に作動液を
供給すると、この供給された作動液はプツシユプ
ル機構前流側に設けられる圧力制御弁により、該
プツシユプル機構に供給されることなくグリツパ
ー機構に供給され、該グリツパー機構のみを作動
する。そして、このグリツパー機構でシートパレ
ツトを把持又は解放完了した際には、作動完了検
出手段によりこれを検出し、マニユアル回路の切
換弁を遮断側にセツトする。すると、該マニユア
ル回路を介してそれ以上の作動液供給は行われ
ず、前記グリツパー機構は把持又は解放状態が保
持されると共に、該グリツパー機構が把持又は解
放完了した後の液圧上昇で前記圧力制御弁が開弁
して液圧供給される前記プツシユプル機構には、
作動液は全く供給されない。従つて、該プツシユ
プル機構は非作動状態が保持されていることにな
る。その後、車両が移動すると、作動液吐出手段
から車両の対地移動量に略対応した作動液量がオ
ート回路に供給されるが、このオート回路からの
作動液は、既に前記グリツパー機構が把持又は解
放完了している関係上、直ちにプツシユプル機構
に供給される。このため、該プツシユプル機構は
車両移動開始に遅れることなく、該車両移動に同
期して作動されることになる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
すなわち、第1図は本発明の一実施例を示すリ
フトトラツクのロードプツシユプル作動装置10
で、このロードプツシユプル作動装置10は、例
えば第2図に示すようなリフトトラツク100に
用いられる。即ち、このリフトトラツク100は
謂わゆるロードプツシユプル式のリフトトラツク
で、荷物載置部としてのプラテン101(フオー
ク)が車体102前方に立設されるマスト10
3,104にリフトシリンダー105を介して昇
降可能に装着されており、前記プラテン101上
方にはロードプツシユプル110が一体として取
付けられている。前記プラテン101は、前記マ
スト103,104に沿つて移動する図外のリフ
トブラケツトに固設されたレール106に左右移
動可能に装着されている。前記ロードプツシユプ
ル110は、プツシユプル機構111とグリツパ
ー機構112とを備えており、プツシユプル機構
111は、前記プラテン101と一体に前記レー
ル106に左右移動可能に支持される第3図にも
示すようなパンタグラフ状のリンク機構113
と、このリンク機構113の先端に装着されるフ
エースプレート114と、前記リンク機構113
を油圧により伸縮作動させるプツシユプルシリン
ダ115とで構成されている。一方、前記グリツ
パー機構112は、前記フエースプレート114
の下端部に設けられ上下方向に開閉可能なグリツ
プ部116と、このグリツプ部116を油圧によ
り開閉作動する図外のグリツパーシリンダとで構
成されている。
尚、前記マスト103,104は前傾可能なチ
ルト式となつており、図外のチルトシリンダを介
してチルト作動されるようになつており、かつ、
前記プラテン101およびロードプツシユプル1
10は図外のシフトシリンダを介してサイドシフ
ト作動されるようになつている。
更に、本実施例のリフトトラツク100にあつ
ては、レール106の下端部に荷物の下に敷くシ
ートパレツトの回収を行う際に用いられるシート
リテーナ117が装着されている。このシートリ
テーナ117は前記グリツパー機構112と同様
にシートパレツトを把持するグリツプ部が設けら
れ、このグリツプ部は図外のシートリテーナシリ
ンダにより作動されるようになつている。
ところで、前記第1図に示したロードプツシユ
プル作動装置10は、特に前記ロードプツシユプ
ル110およびシートリテーナ117を作動する
ための油圧回路12を示し、同図中115はプツ
シユプルシリンダ、118はグリツパーシリン
ダ、119はシートリテーナシリンダである。前
記プツシユプルシリンダ115と前記グリツパー
シリンダ118は互いに並列配置され、プツシユ
プルシリンダ115の後退側シリンダ室115a
とグリツパーシリンダ118の把持側シリンダ室
118aとが第1液圧供給回路14に接続される
と共に、プツシユプルシリンダ115の押出側シ
リンダ室115bとグリツパーシリンダ118の
解放側シリンダ室118bとが第2液圧供給回路
16に接続されている。前記第1、第2液圧供給
回路14,16に夫々通ずるプツシユプルシリン
ダ115の作動液供給回路18,20前流側に
は、圧力制御弁としてのカウンタバランス弁2
2,24が夫々設けられ、更に、該カウンタバラ
ンス弁22,24の前流側には、プツシユプルシ
リンダ115に作動油を供給、遮断する電磁切換
弁26が設けられている。尚、前記カウンタバラ
ンス弁22,24のうち押出側シリンダ室115
bのバランス弁24は逆止弁付絞り弁に代えるこ
ともできる。また、前記シートリテーナシリンダ
119は前記プツシユプルシリンダ115と並列
配置され、該シートリテーナ119への作動油の
供給、遮断は前記電磁切換弁26によつて行われ
るようになつている。即ち、シートリテーナシリ
ンダ119の把持側シリンダ室119aは第2液
圧供給回路16に接続されると共に、解放側シリ
ンダ室119bは第1液圧供給回路14に接続さ
れるようになつており、前記電磁切換弁26がプ
ツシユプルシリンダ115への作動油供給を遮断
したときに、第1、第2液圧供給回路14,16
の作動油は前記シートリテーナシリンダ119に
供給されるようになつている。尚、該シートリテ
ーナシリンダ119の前流側には、把持側シリン
ダ室119aに連通される側に逆止弁付絞り弁2
8を設け、かつ解放側シリンダ室119bに連通
される側には第2液圧供給回路16側の油圧をパ
イロツト圧とするパイロツトチエツク弁30が設
けられている。そして、前記プツシユプルシリン
ダ115、グリツパーシリンダ118、シートリ
テーナシリンダ119、カウンタバランス弁2
2,24および電磁切換弁26によつてプツシユ
プルシーケンス回路32が構成されている。
該プツシユプルシーケンス回路32には、コン
トロール弁34を介してエンジン駆動されるオイ
ルポンプ36の吐出油を源圧とした作動油が供給
される。前記コントロール弁34はレバー38操
作されるキヤリオーバタイプのもので、該レバー
38操作で図外のチルトシリンダ、リフトシリン
ダ、シフトシリンダおよび前記プツシユプルシー
ケンス回路32への作動油供給を切換えるように
なつている。尚、前記コントロール弁34はレバ
ー操作しない状態では、該コントロール弁34に
導入される作動油はキヤリオーバポート34aか
ら排出されるようになつている。
前記コントロール弁34のプツシユプルシーケ
ンス回路32に接続されるポート34b,34c
と、該プツシユプルシーケンス回路32のプツシ
ユプルシリンダ115とグリツパーシリンダ11
8の分岐点前流側の第1、第2液圧供給回路1
4,16とは、第3、第4液圧供給回路40,4
2を介して接続され、前記コントロール弁34か
ら第3、第4液圧供給回路40,42を介して前
記プツシユプルシーケンス回路32に至る間でマ
ニユアル回路44が構成されている。一方、前記
コントロール弁34のキヤリオーバポート34a
は回路46を介して作動液吐出手段としてのオー
ビツトロール48に接続され、該オービツトロー
ル48の左、右吐出ポート48a,48bは第
5、第6液圧供給回路50,52を介して、前記
第3、第4液圧供給回路40,42と同様に前記
プツシユプルシーケンス回路32の第1、第2液
圧供給回路14,16に接続されている。そし
て、前記コントロール弁34のキヤリオーバポー
ト34aからオーピツトロール48および第3、
第4液圧供給回路50,52を介してプツシユプ
ルシーケンス回路32に至る間でオート回路54
が構成されている。そして、ロードプツシユプル
110を作動する際に、レバー38操作によりマ
ニユアル回路44を介してプツシユプルシーケン
ス回路32に液圧供給するマニユアルモードと、
オービツトロール48によりオート回路54を介
して液圧供給するオートモードとが、モード切換
スイツチ56により切換えられるようになつてい
る。尚、前記モード切換スイツチ56をオートモ
ードに切換えた場合にあつても、前記コントロー
ル弁34のレバー38操作により、マニユアル回
路44に作動油を供給することができ、前記レバ
ー38はマニユアル回路液圧発生手段としての機
能を有している。また、このレバー38位置はコ
ントローラ58に入力されるようになつている。
前記オービツトロール48は荷役車両用パワー
ステアリングのコントロールバルブとして一般に
知られており、その機能としては入力軸に入力さ
れる回転量、例えばステアリングホイールの回転
角に対応した油量を吐出するようになつており、
この吐出油をもつて操舵するようになつている。
第4図は前記オービツトロール48の断面で、
ハウジング200には軸方向に離隔して左、右吐
出ポート48a,48bが形成され、かつこの
左、右吐出ポート48a,48bと周方向に離隔
してポンプポート201、タンクポート202が
形成されている。左吐出ポート48aはオート回
路54の第5液圧供給回路50に接続されると共
に、右吐出ポート48bは第6液圧供給回路52
に接続されている。また、ポンプポート201は
コントロール弁34のキヤリオーバポート34a
から延びる回路46に接続されると共に、タンク
ポート202はドレン回路58を介してリザーバ
タンク60に接続されるようになつている。
前記ハウジング200内には、筒状のスリーブ
203およびこのスリーブ203内には更に筒状
のスプール204が相対回転可能に密接嵌合され
ており、これらスリーブ203およびスプール2
04には前記各ポート48a,48b,201,
202に適宜通ずる通路が形成されている。ま
た、前記ハウジング200の一端部(図中右端
部)には、内歯205が中心軸から偏心されるギ
ヤポンプ206が設けられ、前記内歯205には
前記スプール204内に収納されるドライブ20
7が回転方向に係止されて連結されている。そし
て、スプール204、スリーブ203およびドラ
イブ207は、軸直角方向に配置されるピン20
8を介して互いに連結されるようになつている。
このとき、該ピン208はスリーブ203とドラ
イブ207にガタ付きの無いように嵌着される
が、スプール204に対しては周方向に若干のガ
タ(例えば回転角10゜)をもつて嵌合されている。
また、前記スプール204とスリーブ203間に
は板ばね209が設けられ、該板ばね209によ
つてスプール204とスリーブ203の回転方向
のセンタリングが行われるようになつている。更
に、前記スプール204にはハウジング200の
他端側(図中左端側)で入力軸62(第1図参
照)がスプライン嵌合されるようになつている。
該入力軸62には転動体64が固設され、該転動
体64がタイヤ66の上方外周部に圧接されるこ
とにより、車両移動(前進、後退)時にはタイヤ
66回転に伴つて前記転動体64が回転し、前記入
力軸62を介してオービツトロール48に回転力
が入力されるようになつている。
前記オービツトロール48は回転力が入力され
ない中立時は、スプール204とスリーブ203
がセンタリングされており、ポンプポート201
から導入された作動油は左、右吐出ポート48
a,48bから排出されることなく、タンクポー
ト202からリザーバタンク60へと戻される。
次に、車両移動時には入力軸62を介してスプー
ル204に回転力が入力されると、該スプール2
04とスリーブ203は相対回転されポンプポー
ト201から導入される作動油は、ギヤポンプ2
06内に供給される。すると、このときの油圧力
でギヤポンプ206の内歯205は、スプール2
04が回転した方向に回転し、このとき、車両が
前進状態にあるときは作動油を右吐出ポート48
bから吐出し、車両が後退状態にあるときは作動
油を左吐出ポート48aから吐出するようになつ
ている。また、前記内歯205が回転すると、こ
れに伴つて回転するドライブ207およびピン2
08を介してスリーブ203が、前記スプール2
04回転に追従するように回転する。従つて、ス
プール204が回転し続けている間は、スリーブ
203は若干の位相差をもつて追従し続け、右吐
出ポート48b又は左吐出ポート48aから連続
的に作動油が吐出され、この作動油の全体吐出量
は車両の移動量に略比例したものとなる。また、
前記オービツトロール48から吐出される作動油
でプツシユプルシリンダ115が作動される際、
プツシユプル機構111のフエースプレート11
4は、車両の前後移動と逆方向に略同期して移動
されるように、前記プツシユプルシリンダ115
の容積およびオービツトロール48の吐出量又は
転動体64の径が決定されている。尚、詳細には
本実施例では、オービツトロール48の吐出量に
対してプツシユプル機構111の作動量が若干先
行気味となるように設定されている。このように
することによつて、実際では車両の移動量とフエ
ースプレート114の移動量が、概ね同期され
る。
ところで、かかるオービツトロール48はパワ
ーステアリングとして用いられた場合、エンジン
故障等により油圧ポンプが稼動しなくなつた時に
あつても、ステアリング機能が発揮されるように
なつている。即ち、ハウジング200にはタンク
ポート201とポンプポート202とを短絡する
通路210が形成されており、一般にはステアリ
ングホイールを強く操舵して、スプール204、
ピン208、ドライブ207を介して内歯205
が強制的に回転されると、ギヤポンプ206内に
負圧が発生する。すると、該ギヤポンプ206内
にはタンクポート201に通ずるリザーバタンク
内の作動油が前記通路210を介して逆流し、こ
の逆流した作動油が右吐出ポート48b又は左吐
出ポート48aから吐出されることにより、謂わ
ゆるハンドポンプ作用が行われ、このハンドポン
プ作用により操舵機能が発揮されるようになつて
いる。従つて、前記通路210には、油圧ポンプ
の正常時には該通路210を遮断し、かつ油圧ポ
ンプ故障時には通路210を連通するチエツク弁
211が設けられている。
しかしながら、かかる通路210が形成された
一般的なオービツトロール48を本実施例のロー
ドプツシユプル作動装置10のオート回路54に
用いた場合、コントロール弁34のキヤリオーバ
ポート34aからの作動油供給が遮断されたと
き、つまりオイルポンプ36から前記オービツト
ロール48に作動油供給が行われないときには、
車両移動時にリザーバタンク60内の作動油が吸
い上げられて、この吸い上げられた作動液が第5
液圧供給回路50又は第6液圧供給回路52を介
してプツシユプルシーケンス回路32に供給され
てしまい、ロードプツシユプル110の誤作動を
誘起してしまう。
従つて、本実施例にあつては前記通路210が
形成されたオービツトロール48を用いる場合、
該オービツトロール48のハンドポンプ作用によ
る悪影響をなくすようにしてある。即ち、その一
つの案としては第1図に示したようにオービツト
ロール48後流側の第5、第6液圧供給回路5
0,52間に常開式の第1電磁開閉弁68を設
け、オートモード選択時に該第1電磁開閉弁68
を閉弁するようにしてある。従つて、該第1電磁
開閉弁68が開弁されている時は、オービツトロ
ール48の左、右吐出ポート48a,48bの一
方から吐出された作動油は、前記第1電磁開閉弁
68を通つて前記左、右吐出ポート48a,48
bの他方に流入され、前記オービツトロール48
は空転状態となつて、オート回路54からプツシ
ユプルシーケンス回路32に作動油が流入するの
が防止されるようになつている。
更に、本実施例のロードプツシユプル作動装置
10にあつては、マニユアル回路44の第3、第
4液圧供給回路40,42間に、切換弁としての
常閉式の第2電磁開閉弁70を設けると共に、ロ
ードプツシユプル110にはグリツパー機構11
2の把持又は解放完了時点を検出する作動完了検
出手段として、プツシユプル機構111の作動開
始時点を検出すると共に、フエイスプレート11
4の移動ストロークを検出するストロークセンサ
72が設けられている。即ち、前記プツシユプル
機構111に作動油が供給される時は、カウンタ
バランス弁22,24により先ずグリツパー機構
112に作動油が供給されて把持又は解放完了し
た後であるため、前記ストロークセンサ72でプ
ツシユプル機構111の作動開始時点を検出する
ことによつて、グリツパー機構112の作動完了
を検出することができる。尚、前記把持検出手段
としては、前記ストロークセンサ72に限ること
なく例えば図示は省略したが、グリツパー機構1
12のグリツプ部116の移動量を直接に検出す
るリミツトスイツチでもよく、また、カウンタバ
ランス弁22,24に作用する液圧を検出する圧
力センサでもよい。
そして、前記ストロークセンサ72での検出信
号および前記モード選択スイツチ56の切換信号
は、コントローラ58に入力され、オートモード
時での車両停止時に前記ストロークセンサ72で
把持完了を検出した時には、前記コントローラ5
8から前記第2電磁開閉弁70に切換信号が出力
されるようになつている。尚、該第2電磁開閉弁
70は、開弁されることによりマニユアル回路4
4を介してプツシユプルシーケンス回路32への
作動油供給が可能となり、かつ、前記第2電磁開
閉弁70が開弁されることにより、作動油が該第
2電磁開閉弁70をバイパスされ、プツシユプル
シーケンス回路32への作動液供給が遮断される
ことになる。
一方、オート回路54の第5、第6液圧供給回
路50,52間には、更に前記コントローラ58
からの駆動信号で開閉される常閉式の第3電磁開
閉弁74が設けられ、該第3電磁開閉弁74を開
閉作動することにより、オート回路54を介して
プツシユプルシーケンス回路32に供給される作
動液量が制御されるようになつている。尚、前記
第3電磁開閉弁74にはオリフイス76が設けら
れている。
更に、マニユアル回路44の第2電磁開閉弁7
0後流側の第3、第4液圧供給回路40,42お
よびオート回路54の第1、第3電磁開閉弁6
8,74後流側の第5、第6液圧供給回路50,
52には、互いに対となつた前記第3、第4液圧
供給回路40,42および前記第5、第6液圧供
給回路50,52の相手方向回路の液圧をパイロ
ツト圧とするパイロツトチエツク弁76,76
a,78,78aが設けられている。パイロツト
チエツク弁76,76aはマニユアル回路44か
らプツシユプルシーケンス回路32に作動油が供
給されている時は、マニユアル回路44の作動油
がオート回路54に流入するのを阻止し、かつ、
パイロツトチエツク弁78,78aはオート回路
54からプツシユプルシーケンス回路32に作動
油が供給されている時は、オート回路54の作動
油がマニユアル回路44に流入するのを阻止する
ようになつている。
尚、前記プツシユプルシーケンス回路32に設
けられる電磁切換弁26は、常時は第1、第2液
圧供給回路14,16をプツシユプルシリンダ1
15側に連通する位置に設定されており、前記コ
ントローラ58から出力される駆動信号で作動さ
れるようになつている。
また、前記油圧回路12への油圧供給源となる
オイルポンプ36は、図外のパワーステアリング
へも作動油を供給するようになつており、前記油
圧回路12とパワーステアリングへの作動油分配
は、分流弁80によつて行われるようになつてい
る。
以上の構成により本実施例のロードプツシユプ
ル作動装置10の作用を、第5図のフローチヤー
トを用いて以下説明する。尚、このフローチヤー
トはコントローラ58での制御プログラムを実行
する一処理例を示す。
即ち、前記フローチヤートにおいて電源をON
し、モード切換スイツチ56をマニユアル側に切
換えると、ステツプ300でマニユアルモードが
設定される。尚、マニユアルモード時は油圧回路
12の第1電磁開閉弁68は開弁側、第2電磁開
閉弁70は閉弁側、第3電磁開閉弁74は閉弁側
に設定されている。また、前記ステツプ300で
マニユアルモードに設定されると、ステツプ30
1ではストロークセンサ72によりプツシユプル
機構111のフエースプレート114の初期位置
S0を検出し、この初期位置S0に対応するオービツ
トロール48の初期回転角θ0(θ0=k・S0)k:
係数を、ロータリエンコーダ65からの検出信号
に基づいて求めこれを記憶する。
次のステツプ302ではモード切換スイツチ5
6がオート側に切換えられたかどうかを判断す
る。オートモードではない場合(NO)は前記ス
テツプ300に戻る一方、オートモードに設定さ
れた場合(YES)は次のステツプ303に進む。
尚、このようなオートモードに設定された時は第
1電磁開閉弁68は閉弁方向に切換えられ、オー
ビツトロール48から吐出される作動油をプツシ
ユプルシーケンス回路32に供給できる状態にセ
ツトされる。前記ステツプ303ではマニユアル
回路液圧発生手段としてのレバー38位置を検出
し、このレバー38がニユートラル位置、つまり
コントロール弁34のキヤリオーバポート34a
からオービツトロール48に作動油が供給される
状態か、プツシユ位置つまりマニユアル回路44
の第4液圧供給回路42に作動油が供給される状
態か、又はプル位置つまりマニユアル回路44の
第3液圧供給回路40に作動油が供給される状態
かどうかを判断する。そして、前記ステツプ30
3でレバー38がニユートラル位置であると判断
されたときはステツプ304に飛び、プツシユ位
置であると判断されたときはステツプ305に進
み、かつプル位置であると判断されたときはステ
ツプ306に進む。
前記ステツプ304では第2電磁開閉弁70を
開弁方向に切換え、第3液圧供給回路40又は第
4液圧供給回路42から供給される作動油をバイ
パスさせ、マニユアル回路44からプツシユプル
シーケンス回路32への作動油供給を遮断できる
状態としてある。一方、前記ステツプ303でプ
ツシユ位置又はプル位置と判断された場合は、こ
の時点では前記第2電磁開閉弁70が閉弁状態に
あることから、第4液圧供給回路42又は第3液
圧供給回路40に吐出された作動油は、プツシユ
プルシーケンス回路32に供給される。すると、
該プツシユプルシーケンス回路32はカウンタバ
ランス弁22,24がプツシユプルシリンダ11
5の前流側に設けられている関係上、前記作動油
は先ずグリツパーシリンダ118に供給される。
そして、レバー38がプツシユ位置にあるとき
は、グリツパーシリンダ118の解放側シリンダ
室118bに油圧供給されて、グリツプ部116
を解放作動させ、かつ、レバー38がプル位置に
あるときは、油圧はグリツパーシリンダ118の
把持側シリンダ室118aに供給されて、グリツ
プ部116を把持作動させる。そして、前記ステ
ツプ305およびステツプ306では、グリツパ
ー機構112が解放完了したか、又は把持完了し
たかの判断を行う。この解放完了又は把持完了は
ストロークセンサ72により行われ、解放完了は
フエースプレート114の押出作動開始で検知さ
れ、把持完了はフエースプレート114の後退作
動開始で検知される。そして、前記ステツプ30
5でグリツパー機構112の解放完了および前記
ステツプ306でグリツパー機構112の把持完
了が検知されたと判断したとき(YES)は、共
に前記ステツプ304に進み、第2電磁開閉弁7
0を開弁に切換え、マニユアル回路44からプツ
シユプルシーケンス回路32に作動液が供給され
るのを遮断する。従つて、前記グリツパー機構1
12は解放完了又は把持完了された時点で待機さ
れる。尚、前記ステツプ305で解放完了してい
ないと判断したときはステツプ302に戻り、ス
テツプ306で把持完了していないと判断したと
きはステツプ300にリターンされる。ところ
で、前記ステツプ305,306でグリツパー機
構112の作動(解放、把持)完了した時には、
オペレーターの目視による確認などにより、コン
トロール弁34のレバー38をニユートラル位置
に戻してキヤリオーバポート34aから作動油供
給を行うのであるが、前記グリツパー機構112
の作動完了時には、パイロツトランプを点灯させ
たり音声が発せられるようにすることで、前記作
動完了の確認をより簡単に行うことができる。
次に、ステツプ307では前記コントロール弁
34のレバー38がニユートラル位置にあるかど
うか、つまり、レバー38がマニユアル回路44
への供給位置にないことは勿論のこと、チルトシ
リンダ、リフトシリンダおよびサイドシフトシリ
ンダへの供給位置にないことが判断される。そし
て、ニユートラル位置にないと判断された場合
(NO)は再度ステツプ302にリターンされ、
かつ、ニユートラル位置にあると判断された場合
(YES)は、キヤリオーバポート34aからオー
ビツトロール48に作動油が供給されている状態
にあり、車両移動されることでオービツトロール
48から作動油を吐出することができる。尚、こ
のとき第1電磁開閉弁68は前記オートモードへ
の切換時に閉弁側に切換えられているため、前記
オービツトロール48から吐出された作動油を、
オート回路54からプツシユプルシーケンス回路
32に供給するのが可能となる。従つて、車両移
動によりオービツトロール48から吐出された作
動油は、オート回路54を介してプツシユプルシ
ーケンス回路32に供給されるが、グリツパー機
構112は概に解放又は把持の作動完了が行われ
ているため、カウンタバランス弁22,24は開
弁状態にあり、前記作動油は直ちにプツシユプル
シリンダ115に供給される。このため、プツシ
ユプル機構111は車両移動開始と略同時に作動
し、車両後退時にはこれに同期してフエースプレ
ート114が前進し、かつ車両前進時にはこれに
同期してフエースプレート114が後退する。従
つて、オートモード時にはフエースプレート11
4は、車両の前後いずれの移動によつても地面に
対する相対移動は行われず、見掛け上は、車両後
退によりフエースプレート114で支えられた荷
物は定位置でプラテン101上から降ろされ、か
つ、車両前進によりグリツパー機構112で把持
されたシートパレツト上の荷物は定位置でプラテ
ン101上に積み込まれる。そして、この荷物の
積み降ろし時には、車両移動開始直後の前記プツ
シユプル機構111の作動遅れがないことから、
荷崩れ等の不具合を生ずることはない。
このように、オートモードでは車両移動と同期
してプツシユプル機構111が作動されるため、
前記ステツプ307でニユートラル位置にあると
判断された後は、ステツプ308によりフエース
プレート114の基準値からの移動量(S+S0
をストロークセンサ72で検出すると共に、車両
移動に伴うオービツトロール48の基準値からの
回転角変位(θ=θ+θ0)を算出する。そして、
次のステツプ309以降でプツシユプル機構11
1の作動補正が行われる。即ち、ステツプ309
ではオービツトロール48の回転角速度(dθ/
dt)を検出し、この回転角速度の正、負関係でプ
ツシユプル機構111の作動状態が判断されるよ
うになつている。そして、前記回転角速度が零の
場合は、オービツトロール48が停止している、
即ち車両が停止していること示し、この場合は補
正制御を行うことなくステツプ302にリターン
される。
次に、前記回転角速度が正の場合は、車両後進
状態(即ちPUSH状態)にあると判断され、ステ
ツプ310に進むと共に、前記回転角速度が負の
場合は車両前進状態(即ちPULL状態)にあると
判断され、ステツプ311に進む。前記ステツプ
310では前記ステツプ308で求めたフエース
プレート114の移動量Sが最大量δaまで達し
たかどうかを判断し、δaに達した場合(YES)
はステツプ312に進み、第1電磁開閉弁68を
OFF、つまり開弁側に切換えてオービツトロー
ル48から吐出される作動油を前記第1電磁開閉
弁68を介してバイパスさせ、プツシユプルシー
ケンス回路32への作動油供給を遮断することに
より、プツシユプルシリンダ115の作動を停止
する。一方、前記ステツプ310でフエースプレ
ート114が最大量δaまで達していないと判断
した場合(NO)は、ステツプ313に進んで第
1電磁開閉弁68をON、つまり閉弁状態に保持
した状態でステツプ314に進み、フエースプレ
ート114の実ストロークSとオービツトロール
48の回転角から求めた目標ストロークkθとの
差が、零に近い正値ζより大きいかどうかを判断
する。つまり、フエースプレート114が目標値
より移動し過ぎているかどうかを判断し、移動し
過ぎの場合(YES)はステツプ315に進んで、
第3電磁開閉弁74をON、つまり開弁側に切換
えて作動油をバイパスさせて、プツシユプルシリ
ンダ115の作動を一時的に停止し、その後ステ
ツプ302にリターンされる。一方、前記ステツ
プ314でNOと判断された場合は、ステツプ3
16に進んで前記第3電磁開閉弁74をOFF、
つまり閉弁状態に切換え若しくは保持してプツシ
ユプルシリンダ115に作動油を供給し、その後
ステツプ302にリターンされる。従つて、前記
第3電磁開閉弁74は補正制御用として用いられ
ることになる。
次に、前記ステツプ311ではフエースプレー
ト114の移動量Sが最小量δbまで達したかど
うかを判断し、δbに達した場合(YES)はステ
ツプ317に進み、第1電磁開閉弁68をOFF
にする。δbに達していない場合(NO)はステツ
プ318に進んで第1電磁開閉弁68をONし、
ステツプ319に進んで実ストロークSと目標ス
トロークkθとの差が、零に近い負値−ξより小
さいかどうかを判断する。そして、YESの場合
はステツプ320に進んで補正制御用の第3電磁
開閉弁74をONしてステツプ302にリターン
され、NOの場合はステツプ321に進んで第3
電磁開閉弁74をOFFしてステツプ302にリ
ターンされる。
尚、以上述べたロードプツシユプル作動装置1
0はオートモードでの作動を示したが、マニユア
ルモードでの作動時には、第2電磁開閉弁70が
閉弁状態に保持され、レバー38操作によつてマ
ニユアル回路44からプツシユプルシーケンス回
路32に作動油供給が行われ、グリツパー機構1
12およびプツシユプル機構111を作動するこ
とができる。
尚、本実施例にあつてはマニユアル回路44の
第3、第4液圧供給回路40,42およびオート
回路54の第5、第6液圧供給回路50,52に
夫々パイロツトチエツク弁76,76a,78,
78aが設けられているため、プツシユプルシー
ケンス回路32に供給された作動油は、マニユア
ル回路44又はオート回路54からの作動油供給
が停止された場合にも排出されることなく、プツ
シユプルシーケンス回路32内の液圧保持を行う
ことができる。また、前記パイロツトチエツク弁
76,76a,78,78aは、オート回路54
作動時に作動油がマニユアル回路44内に流入す
るのを防止し、かつ、マニユアル回路44作動時
に作動油がオート回路54内に流入するのを防止
する。特に、後者のマニユアル回路44作動時に
オート回路54のオービツトロール48に作動油
圧が流入することにより、該オービツトロール4
8に異常振動が発生されるのを防止することがで
きる。因みに、前記パイロツトチエツク弁76,
76a,78,78aは、コントローラ58から
出力される駆動信号により適宜開閉作動される電
磁開閉弁に代えてもよい。
更に、本実施例では1つのプツシユプルシーケ
ンス回路32を共用して、マニユアル回路44と
オート回路54とを並列配置したので、オート回
路54が故障された場合はマニユアル回路44を
フエールセーフ手段として用いることができる。
また、マニユアルモード時には、オート回路5
4のオービツトロール48は転動体64の回転に
より、リザーバタンク60内の作動油が吸い上げ
られて左吐出ポート48aは又は右吐出ポート4
8bから吐出されるが、この吐出された作動油
は、第1電磁開閉弁68が常開されていることに
より、該第1電磁開閉弁68を介してバイパスさ
れるため、前記作動油がプツシユプルシーケンス
回路32に供給されてロードプツシユプル110
が誤作動されてしまうのを防止することができ
る。
尚、本実施例にあつてはプツシユプルシーケン
ス回路32に設けられた電磁開閉弁26を、シー
トリテーナシリンダ119への供給側に切換えて
おくことによつて、前記プツシユプルシーケンス
回路32に供給される作動油をシートリテーナシ
リンダ119に供給することができ、グリツパー
機構112に代えてシートリテーナ117でシー
トパレツトを把持でき、荷物の降ろし時にシート
パレツトの回収を行うことができるようになつて
いる。
第6図は他の実施例を示すロードプツシユプル
作動装置10aで、前記実施例と同一構成部分に
同一符号を付して、重複する説明を省略して述べ
る。
即ち、この実施例はマニユアルモード選択時に
オービツトロール48のハンドポンプ作用で、プ
ツシユプルシーケンス回路32に作動油が供給さ
れないための手段として、オービツトロール48
の入力軸62にコントローラ58から出力される
駆動信号で断、続される電磁クラツチ80を設
け、第1図で用いられていた第1電磁開閉弁68
を廃止したものである。
従つて、この実施例ではマニユアルモード時に
は、前記電磁クラツチ80を切断しておくことに
より、車両移動時の回転力がオービツトロール4
8に入力されることはなく、従つて、該オービツ
トロール48は作動されないため、リザーバタン
ク60から作動油が吸い上げられて吐出されるの
が防止される。
第7図は更に他の実施例を示すロードプツシユ
プル作動装置10bで、前記実施例と同一構成部
分に同一符号を付して述べる。
即ち、この実施例はオートモード選択時に、グ
リツパー機構112による把持、解放作動をマニ
ユアル回路液圧発生手段としてのボタン82で行
うようにしたもので、オイルポンプ36後流側の
分流弁80とコントロール弁34との間に更に分
流弁84を設け、この分流弁84で分流された作
動油を、新たに設けた電磁切換弁86を介してマ
ニユアル回路44に供給できるようにしてある。
前記電磁切換弁86は前記分流弁84から導入さ
れる作動油を、リザーバタンク88に戻すニユー
トラル位置と、第3液圧供給回路40に供給する
グリツパー把持側位置と、第4液圧供給回路42
に供給するグリツパー解放側位置とを備えてお
り、これら各位置はコントローラ58からの駆動
信号で適宜切換えられるようになつている。
従つて、この実施例ではオートモード時に前記
ボタン82をONすることにより、この信号がコ
ントローラ58に入力され、前記電磁切換弁86
を介して作動油が第3液圧供給回路40又は第4
液圧供給回路42に供給され、グリツパー機構1
12を把持又は解放する。そして、このときの把
持、解放完了時は、これをストロークセンサ72
が検出し、コントローラ58を介して前記電磁切
換弁86をニユートラル位置に切換え、マニユア
ル回路44への作動油供給を停止する。
このように、この実施例ではオートモード時の
グリツパー機構112の予備作動を、レバー38
を操作することなくボタン82操作で自動的に行
われるため、操作性が大幅に向上される。
ところで、前記第1図に示した実施例では、オ
ービツトロール48のハンドポンプ作用による悪
影響をなくすために、第1電磁開閉弁68を設
け、かつ、第6,7図に示した実施例では電磁ク
ラツチ80を設けたものを開示したが、これに限
ることなく、第4図に示したオービツトロール4
8の通路210自体を廃止することにより、ハン
ドポンプ作用が起こらないようにしたものでもよ
い。また、一般のパワーステアリング用のオービ
ツトロールを代用する場合は、前記通路210に
設けられるチエツク弁211を常時閉弁させてお
くことによつても達成される。即ち、第8図は前
記チエツク弁211を示し、ボール212が弁座
213を開閉することにより通路210の連通、
遮断を行うようになつている。そして、通常は図
示するようにリテーナ214側が下方となるよう
に配置され、このとき油供給されない状態ではボ
ール212はリテーナ214上に落下して開弁し
ているが、オイルポンプ36からの吐出油がリテ
ーナ214の開口部214aから供給されること
により、前記ボール212は持ち上げられて弁座
213を閉止するようになつている。従つて、ハ
ンドポンプ作用をなくするためには、オービツト
ロール48自体を単に上下逆配置して、第9図A
に示すようにボール212を弁座213上に落下
させ、該ボール212の自重でチエツク弁211
を常時閉弁状態としたものでもよい。また、この
場合第9図Bに示すようにリテーナ214を取り
去つておくこともできる。更には、第9図Cに示
すようにオービツトロール48を逆配置すること
なく、ボール212とリテーナ214間にスペー
サー215を挿入して、ボール212を弁座21
3に押圧することにより閉弁状態を保持すように
したものでもよい。
発明の効果 以上説明したように本発明のリフトトラツクの
ロードプツシユプル作動装置にあつては、次に示
す効果を有する。
オートモード時に車両移動によるタイヤの回転
で駆動され、車両の移動量に略比例した作動液を
吐出する手段を介して車両の対地移動量に略対応
した作動液量をプツシユプル機構に供給するの
で、プツシユプル機構の移動量を車両の対地移動
量に対応させることができる。
オートモード時には、プツシユプル機構の前流
に設けられた圧力制御弁によりプツシユプル機構
が作動することなくグリツパー機構のみが作動
し、シートパレツトを把持又は解放する。そし
て、作動完了検出手段がグリツパー機構の把持又
は解放の完了を検出した時には、作動液の供給は
切換弁で遮断されるため、その後は車両移動に伴
つてオート回路の作動液吐出手段から吐出される
作動液は、既にグリツパー機構が作動完了してい
るため直ちにプツシユプル機構に供給されること
ができる。
このため、プツシユプル機構は車両移動開始と
略同時に、かつ、その移動量を車両移動量に対応
させて作動することができるため、積荷案内を正
確に行つて荷崩れ等が生ずるのを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるリフトトラツクのロー
ドプツシユプル作動装置の一実施例を示すシステ
ム図、第2図は本発明のロードプツシユプル作動
装置が用いられるリフトトラツクの一実施例を示
す斜視図、第3図は本発明に用いられるプツシユ
プル機構の平面図、第4図は本発明に用いられる
作動液吐出手段の一実施例を示す断面図、第5図
は本発明のロードプツシユプル作動装置の制御プ
ログラムを実行するための一処理例を示すフロー
チヤート、第6図、第7図は本発明の他の実施例
を夫々示すシステム図、第8図は本発明に用いら
れる作動液吐出手段の要部拡大断面図、第9図
A,B,Cは本発明に用いられる作動液吐出手段
の他の実施例を夫々示す第8図に対応した断面図
である。 10,10a,10b…ロードプツシユプル作
動装置、12…油圧回路、14,16,18,2
0,40,42,50,52…液圧供給回路、2
2,24…カウンタバランス弁(圧力制御弁)、
32…プツシユプルシーケンス回路、34…コン
トロール弁、38…レバー(マニユアル回路液圧
発生手段)、44…マニユアル回路、48…オー
ビツトロール(作動液吐出手段)、54…オート
回路、56…モード切換スイツチ、58…コント
ローラ、70…第2電磁開閉弁(切換弁)、72
…ストロークセンサ(作動完了検出手段)、82
…ボタン(マニユアル回路液圧発生手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 荷物の載置部上方に設けられるフエースプレ
    ートを有し、該フエースプレートを液圧作動で前
    後移動させるプツシユプル機構と、 前記フエースプレートに設けられ、液圧作動に
    よりシートパレツトを把持、解放するグリツパー
    機構と、 これらプツシユプル機構およびグリツパー機構
    に作動液を供給、遮断するコントロール弁と、を
    備え、 グリツパー機構で把持又は解放したシートパレ
    ツト上の積荷を、前記プツシユプル機構により車
    両移動と逆方向に同期して前後移動させるように
    したロードプツシユプル式のリフトトラツクにお
    いて、 前記コントロール弁から前記プツシユプル機構
    および前記グリツパー機構に至る液圧回路を、マ
    ニユアルモード時にレバー操作で液圧供給するマ
    ニユアル回路と、オートモード時に車両移動によ
    るタイヤの回転で駆動され、車両の移動量に略比
    例した作動液を吐出する手段を介して、車両の対
    地移動量に略対応した作動液量を供給するオート
    回路と、を並列配置することにより構成し、 オートモード時に前記マニユアル回路に作動液
    を供給するマニユアル回路液圧発生手段を設ける
    一方、前記プツシユプル機構の作動液供給回路前
    流側に、供給される作動液を先づ前記グリツパー
    機構に供給する圧力制御弁を設け、かつ、該グリ
    ツパー機構の把持又は解放完了時点を検出する作
    動完了検出手段を設けると共に、前記マニユアル
    回路内の作動液の通過、遮断を制御し、常時は通
    過側にセツトされる一方、オートモード時前記作
    動完了検出手段でグリツパー機構の把持又は解放
    完了検出により遮断側にセツトされる切換弁を設
    けたことを特徴とするリフトトラツクのロードプ
    ツシユプル作動装置。
JP9693087A 1986-12-23 1987-04-20 リフトトラックのロードプッシユプル作動装置 Granted JPS63262399A (ja)

Priority Applications (3)

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