JPH0532233B2 - - Google Patents
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- JPH0532233B2 JPH0532233B2 JP59086535A JP8653584A JPH0532233B2 JP H0532233 B2 JPH0532233 B2 JP H0532233B2 JP 59086535 A JP59086535 A JP 59086535A JP 8653584 A JP8653584 A JP 8653584A JP H0532233 B2 JPH0532233 B2 JP H0532233B2
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- sublimable
- dye
- coloring material
- material layer
- particles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
- B41M5/395—Macromolecular additives, e.g. binders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は熱転写による記録に用いられる染料転
写体に関し、とくにサーマルヘツドやレーザービ
ームなどの電子デバイスにより高速記録に利用さ
れる。 従来例の構成とその問題点 従来この記録方法には、安定性に優れるポリエ
ステル繊維の転写捺染用染料を含有する転写体が
使用されていたが、かかる転写体は染料の昇華性
が低いため着色力が劣り、通常のサーマルヘツド
の熱エネルギーでは充分な色濃度を得ることは困
難であつた。又、昇華性の高いカラーフオーマー
を含むイオン系染料は充分な色濃度を得ることは
できるが、保存安定性に問題があつた。 一方、これらによる記録画像はとくに中間調の
領域での画質の乱れが問題になり、これらの主要
因はエネルギー印加部分の記録のぬけ(ドロツプ
アウト)とエネルギーを印加しない部分の染料の
昇華または飛散(ノイズ)によるものであること
がわかつている。 発明の目的 本発明は、安定で昇華能力に優れている色素を
用いて十分な色濃度を得、中間調領域でのドロツ
プアウトとノイズを低減させることにより、良好
な記録画質を与える染料転写体を提供することを
目的とする。 発明の構成 本発明は基体上に下記一般式()、()、
()で表わされる昇華性染料のうち少なくとも
1種と、非昇華性粒子とこれらを結着するバイン
ダーを有する色材層をもち、非昇華性粒子の一部
の非昇華性粒子が色材層の表面より突出し、且つ
この突出している任意の非昇華性粒子を色材層表
面に沿つて切断した断面において、非昇華性粒子
の断面の外周の各点から半径200μmの円で囲ま
れる範囲のどれかの点が他の非昇華性粒子で占め
られることを特徴とする染料転写体である。 (式中、Xは水素原子又はメチル基を、R及び
R′はそれぞれメチル基、エチル基、直鎖状もし
くは分岐鎖状のプロピル基又はブチル基を表わ
す) 実施例の説明 以下本発明の実施例について説明する。本発明
の基本構成を基体上に前記一般式、、で表
わされる昇華性染料のうち少なくとも1種類と、
非昇華性粒子とこれらを結着するバインダーを有
する色材層をもち、一部の非昇華性粒子が色材層
の表面より突出し、且つこの突出している任意の
非昇華性粒子を色材層表面に沿つて切断した断面
において、非昇華性粒子の断面の外周の各点から
半径200μmの円で囲まれる範囲のどれかの点が
他の非昇華性粒子で占められることを特徴とする
染料転写体である。 以下に実施態様例をあげる。 色材層が、前記一般式における置換基の異なる
2種以上の昇華性染料を含むこと。 一般式、、からそれぞれ選ばれた少なく
とも1種瑠ずつの昇華性染料を含む色相の異なる
3面の色材層を面順次に配置したこと。 一般式、、からそれぞれ選ばれた少なく
とも1種類ずつの昇華性染料を含む3面の色材層
と、一般式、、のそれぞれから少なくとも
1種類ずつ選ばれた染料を含む第4の色材層を面
順次に配置したこと。 色材層の表面より突出している非昇華性粒子の
色材層表面から突出した高さが0.1〜100μmの範
囲内にあること。 非昇華性粒子の熱伝導率が10-3cal/cm・s・
k以上であること。 基体の熱伝導率が10-3cal/cm・s・k以上で
あること。 このようにスペーサーとしての役割をはたす色
材層中の非昇華性粒子の存在により、色材層表面
と画像を記録する受像体面が必要以上の押圧力を
受けることがなく、中間調領域でのノイズを減少
させることができ、又、前記化学構造の昇華能力
と色相と安定性に優れた色素を色材層中に含むこ
とにより、記録濃度、色相の良好な銀塩写真に近
い安定な画像を得ることができる。 前記一般式()、()、()で表わされる昇
華性染料の具体例としては、以下のものがあげら
れる。 ()で表わされるシアン色を呈するもの 1,5−ビス(メチルアミノ)−4,8−ナフ
トキノン、1,5−ビス(エチルアミノ)−4,
8−ナフトキノン、1,5−ビス((n)−プロピル
アミノ)−4,8−ナフトキノン、1,5−ビス
((iso)−プロピルアミノ)−4,8−ナフトキノ
ン、1,5−ビス((n)−ブチルアミノ)−4,8
−ナフトキノン、1,5−ビス(iso)−プチアミ
ノ)−4,8−ナフトキノン、1−メチルアミノ
−−エチルアミノ−4,8−ナフトキノン、1−
メチルアミノ−5−(n)−プロピルアミノ−4,8
−ナフトキノン、1−エチルアミノ−5−(n)−プ
チルアミノ−4,8−ナフトキノン、1−メチル
アミノ−5−(iso)−プロピルアミノ−4,8−
ナフトキノン、エチルアミノ−5−(n)−プロピル
アミノ−4,8−ナフトキノン、1−エチルアミ
ノ−5−(n)−ブチルアミノ−4,8−ナフトキノ
ン、1−(n)−プロピルアミノ−5−n−ブチルア
ミノ−4,8−ナフトキノン。 ()で表わされるイエロー色を呈するもの 4−(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジメ
チルアニリン、4−(2,2−ジシアノビニル)−
N,N−ジエチルアニリン、4−(2,2−ジシ
アノビニル)−N,N−ジ(n)−プロピルアニリン、
4−(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ
(iso)−プロピルアニリン、4−(2,2−ジアノ
ビニル)−N,N−ジ(n)−ブチルアニリン、4−
(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ(iso)−
ブチルアニリン、4−(2,2−ジシアノビニル)
−N,N−ジ(sec)−ブチルアニリン、3−メチ
ル−4−(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ
メチルアニリン、3−メチル−4−(2,2−ジ
シアノビニル)−N,N−ジエチルアニリン、3
−メチル−4−(2,2−ジシアノビニル)−N,
N−ジ(n)−プロピルアニリン、3−メチル−4−
(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ(iso)−
プロピルアニリン、3−メチル−4−(2,2−
ジシアノビニル)−N,N−ジ(n)−ブチルアニリ
ン、3−メチル−4−(2,2−ジシアノビニル)
−N,N−ジ(iso)−ブチルアニリン、3−メチ
ル−4−(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ
(sec)−ブチルアニリン、4−(2,2−ジシアノ
ビニル)−N−エチル−N−(n)−プロピルアニリ
ン、4−(2,2−ジシアノビニル)−N−エチル
−N−(n)−ブチルアニリン、4−(2,2−ジシ
アノビニル)−N−メチル−N−(n)−プルピルア
ニリン、4−(2,2−ジシアノビニル)−N−メ
チル−N−(n)−ブチルアニリン、3−メチル−4
−(2,2−ジシアノビニル)−N−メチル−N−
(n)−プロピルアニリン、3−メチル−4−(2,
2−ジシアノビニル)−N−メチル−N−(n)ブチ
ルアニリン、3−メチル−4−(2,2−シジア
ノビニル)−N−エチル−N−(n)プロピルアニリ
ン、3−メチル−4−(2,2−ジシアノビニル)
−N−エチル−N−(n)−ブチルアニリン、 ()で表わされるマゼンタ色を呈するもの 4−トリシアノビニル−N,N−ジメチルアニ
リン、4−トリシアノビニル−N,N−ジエチル
アニリン、4−トリシアノビニル−N,N−ジ(n)
−プロピルアニリン、4−ニトシアノビニル−
N,N−ジ(iso)−プロピルアニリン、4−トリ
シアノビニル−N,N−(n)−ブチルアニリン、4
−トリシアノビニル−N,N−ジ(iso)−ブチル
アニリン、4−トリシアノビニル−N,N−ジ
(sec)−ブチルアニリン、3−メチル−4−トリ
シアノビニル−N,N−ジメチルアニリン、4−
トリシアノビニル−N−メチル−N−(n)−プロピ
ルアニリン、4−トリシアノビニル−N−メチル
−N−(n)−ブチルアニリン、4−トリシアノビニ
ル−N−エチル−N−(n)−プロピルアニリン、4
−トリシアノビニル−N−エチル−N−(n)−ブチ
ルアニリン、4−トリシアノビニル−N−エチル
−N−(iso)−ブチルアニリン、4−トリシアノ
ビニル−N−エチル−N−(sec)−ブチルアニリ
ン、4−トリシアノビニル−N−(n)−プロピル−
N−(n)−ブチルアニリン、3−メチル−4−トリ
シアノビニル−N−メチル−N−エチルアニリ
ン。 色材層を構成するためのインキを製造方法とし
ては、前記一般式、又はで表わされる色素
を融点又は軟化点の高い樹脂と溶剤又は水等の溶
媒と非昇華性粒子とを混合してつくることができ
る。 上記のインキを調製するための樹脂としては、
通常の印刷インキに使用されるもので良く、ロジ
ン系、フエノール系、キシレン系、石油系、ビニ
ル系、ポリアミド系、ニトロセルロース系、アル
キルセルロース、アルキルセルロース類、エーテ
ル系、エステル系などの油性系の樹脂あるいはマ
レイン酸系、アクリル酸系、ガゼイン、シエラツ
ク、ニカワ等の水性系樹脂が使用できるが、より
具体的には融点又は軟化点の高いポリカーボネー
ト、ポリサルフオン、ポリフエニレンオキサイド
ポリアリレート、セルロース誘導体等が特に有効
である。 又、インキ調製のための溶剤としては、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、プタノールな
どのアルコール類、メチルセロソルプ、エチルセ
ロソルプなどのセロソルプ類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族類、酢酸プチルなどの
エステル類、アセトン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノンなどのケトン類、リグロイン、シ
クロヘキサン、ケロシンなどの炭化水素類、ジメ
チルホルムアミド、塩化メチレン、クロロベンゼ
ン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素などが
使用できるが、水性系樹脂を使用の場合には水ま
たは水と上記の溶剤類を混合し使用することもで
きる。 本発明に用いる基体は特に限定するものではな
いが高分子フイルムであれば特に有用である。例
えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート、ポリカーボネート等のエステル
系高分子、ナイロン等のアミド系高分子、アセチ
ルセルロース、セロハン等のセルロース誘導体、
ポリフツ化ビニリデン、4フツ化エチレン−6フ
ツ化プロピレン共重合体、テフロン等のフツ素系
高分子、ポリオキシメチレン、ポリアセタール等
のエーテル系高分子、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、メチルペンテンポリマー等
のオレフイン系高分子、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリエーテルイミド等のイミド系高分子
等を用いることができる。 特に、基体がポリエステル系高分子は薄く、あ
る程度の耐熱性を有しており、安価であるので有
用である。 又、基体がポリエステル系高分子より耐熱性の
あるイミド系、アミド系等の高分子は転写体を繰
り返し使用する場合、高速で使用する場合に耐熱
的に優れているので有用である。 非昇華性粒子の役割を第1〜2図により説明す
ると、1は基体、2は昇華性染料とバインダーと
非昇華性粒子3とから構成される色材層、非昇華
性粒子3が色材層2の表面lから突出し、色材層
の表面より突出している非昇華性粒子3を色材層
表面lに沿つて(色材層表面lを基準面として)
切断した場合に非昇華性粒子3の断面3aの外周
の各点から半径r=200μmの円で囲まれる範囲
2aのどれかの点が他の非昇華性粒子で占められ
るように構成するものである。 このなかでもとくに、r=20μmの円で囲まれ
る部分のどこかに他の非昇華性粒子が存在する場
合にはきわめて大きな効果をもつ 本発明において、非昇華性粒子は必ずしも色材
層よりも外に露出している必要はなく、第3図の
破線に示すように非昇華性粒子3が昇華性染料と
バインダーとからなる層2′で覆われていても良
い。この場合に色材層の表面lは、図のようにな
る。この場合でも、後に述べる非昇華性粒子の作
用は全く損われない。 また、第4図のような非昇華性粒子は図中の破
線で区別して2つの粒子とみなす。3つ以上の突
出部をもつものも同様に考える。 さらに、第1図に示すように、非昇華性粒子3
の色材層2の表面lからの高さhが0.1〜100μm
の範囲内にある場合は良好な結果を示し、1μm
h10μmのときはとくにすぐれた効果をも
つ。また粒子3の適当な粒径は0.1〜100μm、特
に1〜10μmである。 次に、サーマルヘツド5を用いた第5図の記録
例で非昇華性粒子3の作用を説明する。 (1) 非接触作用 色材層2の表面lとクレー紙5とが直接に接
触しないので、押圧や溶融による染料の移行が
なく、昇華または気化のみによつて染料が移行
し、良好な透明画像を与える。 (2) 熱伝導作用 基体をとおしてサーマルヘツド4から加えら
れた熱を非昇華性粒子自身の近傍にある染料に
円滑に伝導し、染料の均一な昇華を助ける。
又、バインダーにより色材層は十分な量の染料
を保持することができ、又、クレー紙5に近傍
した距離に色材層表面を形成させることができ
るため、記録濃度の高い画像を得ることができ
る。 非昇華性粒子の作用はそれが基本の上に存在す
る場合のみでなく、基体の中に一部が貫入する場
合でもかわらない。 なお、第2図の外側の斜線で示した範囲内に他
の非昇華性粒子が存在しない場合や、第1図のh
が0.1μmよりも小さい場合は非昇華性粒子の効果
は十分でない。また、hが100μmをこえるとき
は昇華性染料の昇華が妨げられ、十分な記録濃度
をもつ画像が得られない。 非昇華性粒子を構成する材料は金属、金属酸化
物、金属硫化物、黒鉛、カーボンブラツク、シリ
コンカーバイド、鉱物、無機塩、有機顔料、また
は高分子組成物のうちのどれかから選ばれる。効
果の高いものの一例を以下に列挙する。 金属:アルミニウム、ケイ素、ゲルマニウム、ス
ズ、銅、亜鉛、銀、鉄、コバルト、ニツケル、
クロム、およびこれらを主体とする合金。 金属酸化物:アルミナ、酸化ベリリウム、酸化マ
グネシウム、亜酸化銅、酸化亜鉛、酸化インジ
ウム、酸化スズ、酸化チタン、酸化ケイ素、酸
化鉄、酸化コバルト、酸化ニツケル、酸化マン
ガン、酸化タンタル、酸化バナジウム、酸化タ
ングステン、酸化モリブデンおよびこれらの化
合物に不純物をドープしたもの。 金属硫化物:硫化銅、硫化亜鉛、硫化スズ、硫化
モリブデン。 鉱物:苦土鉱物、石灰鉱物、ストロンチウム鉱
物、バリウム鉱物、ジルコニウム鉱物、チタニ
ウム鉱物、スズ鉱物、リン鉱物、アルミニウム
鉱物(ろう石、カオリン、クレ)ケイ素鉱物
(石英、雲母、タルク、ゼオライト、ケイソう
土)。 無機塩:アルカリ土金属元素の炭酸塩または硫酸
塩(炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸
ストロンチウム、炭酸バリウム、硫酸マグネシ
ウム、硫酸カルシウム、硫酸ストロンチウム、
硫酸バリウム)。 高分子組成物:フエノール樹脂、メラミン樹脂、
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、
ユリア樹脂、ジアリルフタレート樹脂、アルキ
ツド樹脂、アセタール樹脂、アクリル樹脂、メ
タクリル樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース
系樹脂、デンプンおよびその誘導体、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチ
レン、フツ素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリビニルアセタール、
ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリカー
ボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ン、ポリフエニエンオキシド、ポリフエニレン
スルフイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポ
リアミノビスマレイミド、ポリアリレート、ポ
リエチレテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリイ
ミド、ポリアミドイミド、ポリアクロニトリ
ル、AS樹脂、ABS樹脂、SBRおよびこれらを
主体とする組成物。 これらの材料は、どれも大きな機械的強度をも
ち、たとえば、染料転写体と受像体とを密着させ
る圧力で破壊されず、本発明の目的を達成するの
に適している。また、上に述べた高分子組成物以
外にも融点また軟化点が100℃以上のものはとく
に効果が大きい。これは、用いる昇華性染料の中
には100℃以下でも十分な昇華能をもつものが多
く、この条件をみたす高分子組成物は受像体に転
写しないので、染料のみによる良質な透明画像が
得られるためである。 さらに、非昇華性粒子の熱伝導率が10-3cal/
cm・s・k以上のときは基体から非昇華性粒子に
伝導した熱が非昇華性粒子の近傍の染料に円滑に
伝道するので、染料の均一な昇華を助けて画質を
良好にする。また、基体の熱伝導率が10-3cal/
cm・s・k以上のときも同様な効果を与える。 実施例 1 第1、第2、第3式の構造式で表される昇華性
染料はそれぞれ5体積部、ポリカーボネート5体
積部、ジクロロメタン100体積部と平均粒径5μm
のシリカ粒子を配合量をかえてそれぞれ別個にボ
ールミルで撹拌し、耐熱処理された9μmのポリ
エステルフイルム上に分散液をワイヤ・バーで塗
工して3色の転写体とした。(ここで第1式はシ
アン、第2式はイエロー色、第3式はマゼンタ色
を呈する) ポリプロレン合成紙上に以下に調製した三種類
のエマルジヨンA、BおよびCを適当な割合で混
合して、ワイヤーバーで5μm厚になるように塗
工乾燥して受像体を作製した。 塗工液A:ポリエステル(商品名バイロナール)
20体積%水分散液 B:ポリエチレン20体積%水分散液 C:平均粒径20mμのシリカ20体積%水分
散液 これらの転写体と受像体との塗工部を互いに対
向させて密着し、サーマルヘツドで染料の記録画
像を描かせた。記録条件は次のとおりである。 主走査、副走査の綿密度:4ドツト/mm 記録電力:0.7W/ドツト ヘツドの加熱時間:8ms 第1表に1000ドツト当りのドロツプアウトとノ
イズの発生個数、染料転写体に存在する任意のシ
リカ粒子piとその近傍に存在する粒子の間の投影
図形間の最小距離dpiのうちの最大のものの長さ
max(dpi)を示す。第6図に粒子の配置とdpiと
の関係を示す。dpiはコンデンサ紙に垂直方向か
ら写した走査型電子顕微鏡写真から決定した。 また、第1図で定義したhは染料転写体の断面
の走査型電子顕微鏡写真から決定され、シリカ粒
子の配合量をかえたものについて、どれも7μm
以下であつた。なお、比較例としてシリカを配合
しない場合の結果を示す。
写体に関し、とくにサーマルヘツドやレーザービ
ームなどの電子デバイスにより高速記録に利用さ
れる。 従来例の構成とその問題点 従来この記録方法には、安定性に優れるポリエ
ステル繊維の転写捺染用染料を含有する転写体が
使用されていたが、かかる転写体は染料の昇華性
が低いため着色力が劣り、通常のサーマルヘツド
の熱エネルギーでは充分な色濃度を得ることは困
難であつた。又、昇華性の高いカラーフオーマー
を含むイオン系染料は充分な色濃度を得ることは
できるが、保存安定性に問題があつた。 一方、これらによる記録画像はとくに中間調の
領域での画質の乱れが問題になり、これらの主要
因はエネルギー印加部分の記録のぬけ(ドロツプ
アウト)とエネルギーを印加しない部分の染料の
昇華または飛散(ノイズ)によるものであること
がわかつている。 発明の目的 本発明は、安定で昇華能力に優れている色素を
用いて十分な色濃度を得、中間調領域でのドロツ
プアウトとノイズを低減させることにより、良好
な記録画質を与える染料転写体を提供することを
目的とする。 発明の構成 本発明は基体上に下記一般式()、()、
()で表わされる昇華性染料のうち少なくとも
1種と、非昇華性粒子とこれらを結着するバイン
ダーを有する色材層をもち、非昇華性粒子の一部
の非昇華性粒子が色材層の表面より突出し、且つ
この突出している任意の非昇華性粒子を色材層表
面に沿つて切断した断面において、非昇華性粒子
の断面の外周の各点から半径200μmの円で囲ま
れる範囲のどれかの点が他の非昇華性粒子で占め
られることを特徴とする染料転写体である。 (式中、Xは水素原子又はメチル基を、R及び
R′はそれぞれメチル基、エチル基、直鎖状もし
くは分岐鎖状のプロピル基又はブチル基を表わ
す) 実施例の説明 以下本発明の実施例について説明する。本発明
の基本構成を基体上に前記一般式、、で表
わされる昇華性染料のうち少なくとも1種類と、
非昇華性粒子とこれらを結着するバインダーを有
する色材層をもち、一部の非昇華性粒子が色材層
の表面より突出し、且つこの突出している任意の
非昇華性粒子を色材層表面に沿つて切断した断面
において、非昇華性粒子の断面の外周の各点から
半径200μmの円で囲まれる範囲のどれかの点が
他の非昇華性粒子で占められることを特徴とする
染料転写体である。 以下に実施態様例をあげる。 色材層が、前記一般式における置換基の異なる
2種以上の昇華性染料を含むこと。 一般式、、からそれぞれ選ばれた少なく
とも1種瑠ずつの昇華性染料を含む色相の異なる
3面の色材層を面順次に配置したこと。 一般式、、からそれぞれ選ばれた少なく
とも1種類ずつの昇華性染料を含む3面の色材層
と、一般式、、のそれぞれから少なくとも
1種類ずつ選ばれた染料を含む第4の色材層を面
順次に配置したこと。 色材層の表面より突出している非昇華性粒子の
色材層表面から突出した高さが0.1〜100μmの範
囲内にあること。 非昇華性粒子の熱伝導率が10-3cal/cm・s・
k以上であること。 基体の熱伝導率が10-3cal/cm・s・k以上で
あること。 このようにスペーサーとしての役割をはたす色
材層中の非昇華性粒子の存在により、色材層表面
と画像を記録する受像体面が必要以上の押圧力を
受けることがなく、中間調領域でのノイズを減少
させることができ、又、前記化学構造の昇華能力
と色相と安定性に優れた色素を色材層中に含むこ
とにより、記録濃度、色相の良好な銀塩写真に近
い安定な画像を得ることができる。 前記一般式()、()、()で表わされる昇
華性染料の具体例としては、以下のものがあげら
れる。 ()で表わされるシアン色を呈するもの 1,5−ビス(メチルアミノ)−4,8−ナフ
トキノン、1,5−ビス(エチルアミノ)−4,
8−ナフトキノン、1,5−ビス((n)−プロピル
アミノ)−4,8−ナフトキノン、1,5−ビス
((iso)−プロピルアミノ)−4,8−ナフトキノ
ン、1,5−ビス((n)−ブチルアミノ)−4,8
−ナフトキノン、1,5−ビス(iso)−プチアミ
ノ)−4,8−ナフトキノン、1−メチルアミノ
−−エチルアミノ−4,8−ナフトキノン、1−
メチルアミノ−5−(n)−プロピルアミノ−4,8
−ナフトキノン、1−エチルアミノ−5−(n)−プ
チルアミノ−4,8−ナフトキノン、1−メチル
アミノ−5−(iso)−プロピルアミノ−4,8−
ナフトキノン、エチルアミノ−5−(n)−プロピル
アミノ−4,8−ナフトキノン、1−エチルアミ
ノ−5−(n)−ブチルアミノ−4,8−ナフトキノ
ン、1−(n)−プロピルアミノ−5−n−ブチルア
ミノ−4,8−ナフトキノン。 ()で表わされるイエロー色を呈するもの 4−(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジメ
チルアニリン、4−(2,2−ジシアノビニル)−
N,N−ジエチルアニリン、4−(2,2−ジシ
アノビニル)−N,N−ジ(n)−プロピルアニリン、
4−(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ
(iso)−プロピルアニリン、4−(2,2−ジアノ
ビニル)−N,N−ジ(n)−ブチルアニリン、4−
(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ(iso)−
ブチルアニリン、4−(2,2−ジシアノビニル)
−N,N−ジ(sec)−ブチルアニリン、3−メチ
ル−4−(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ
メチルアニリン、3−メチル−4−(2,2−ジ
シアノビニル)−N,N−ジエチルアニリン、3
−メチル−4−(2,2−ジシアノビニル)−N,
N−ジ(n)−プロピルアニリン、3−メチル−4−
(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ(iso)−
プロピルアニリン、3−メチル−4−(2,2−
ジシアノビニル)−N,N−ジ(n)−ブチルアニリ
ン、3−メチル−4−(2,2−ジシアノビニル)
−N,N−ジ(iso)−ブチルアニリン、3−メチ
ル−4−(2,2−ジシアノビニル)−N,N−ジ
(sec)−ブチルアニリン、4−(2,2−ジシアノ
ビニル)−N−エチル−N−(n)−プロピルアニリ
ン、4−(2,2−ジシアノビニル)−N−エチル
−N−(n)−ブチルアニリン、4−(2,2−ジシ
アノビニル)−N−メチル−N−(n)−プルピルア
ニリン、4−(2,2−ジシアノビニル)−N−メ
チル−N−(n)−ブチルアニリン、3−メチル−4
−(2,2−ジシアノビニル)−N−メチル−N−
(n)−プロピルアニリン、3−メチル−4−(2,
2−ジシアノビニル)−N−メチル−N−(n)ブチ
ルアニリン、3−メチル−4−(2,2−シジア
ノビニル)−N−エチル−N−(n)プロピルアニリ
ン、3−メチル−4−(2,2−ジシアノビニル)
−N−エチル−N−(n)−ブチルアニリン、 ()で表わされるマゼンタ色を呈するもの 4−トリシアノビニル−N,N−ジメチルアニ
リン、4−トリシアノビニル−N,N−ジエチル
アニリン、4−トリシアノビニル−N,N−ジ(n)
−プロピルアニリン、4−ニトシアノビニル−
N,N−ジ(iso)−プロピルアニリン、4−トリ
シアノビニル−N,N−(n)−ブチルアニリン、4
−トリシアノビニル−N,N−ジ(iso)−ブチル
アニリン、4−トリシアノビニル−N,N−ジ
(sec)−ブチルアニリン、3−メチル−4−トリ
シアノビニル−N,N−ジメチルアニリン、4−
トリシアノビニル−N−メチル−N−(n)−プロピ
ルアニリン、4−トリシアノビニル−N−メチル
−N−(n)−ブチルアニリン、4−トリシアノビニ
ル−N−エチル−N−(n)−プロピルアニリン、4
−トリシアノビニル−N−エチル−N−(n)−ブチ
ルアニリン、4−トリシアノビニル−N−エチル
−N−(iso)−ブチルアニリン、4−トリシアノ
ビニル−N−エチル−N−(sec)−ブチルアニリ
ン、4−トリシアノビニル−N−(n)−プロピル−
N−(n)−ブチルアニリン、3−メチル−4−トリ
シアノビニル−N−メチル−N−エチルアニリ
ン。 色材層を構成するためのインキを製造方法とし
ては、前記一般式、又はで表わされる色素
を融点又は軟化点の高い樹脂と溶剤又は水等の溶
媒と非昇華性粒子とを混合してつくることができ
る。 上記のインキを調製するための樹脂としては、
通常の印刷インキに使用されるもので良く、ロジ
ン系、フエノール系、キシレン系、石油系、ビニ
ル系、ポリアミド系、ニトロセルロース系、アル
キルセルロース、アルキルセルロース類、エーテ
ル系、エステル系などの油性系の樹脂あるいはマ
レイン酸系、アクリル酸系、ガゼイン、シエラツ
ク、ニカワ等の水性系樹脂が使用できるが、より
具体的には融点又は軟化点の高いポリカーボネー
ト、ポリサルフオン、ポリフエニレンオキサイド
ポリアリレート、セルロース誘導体等が特に有効
である。 又、インキ調製のための溶剤としては、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、プタノールな
どのアルコール類、メチルセロソルプ、エチルセ
ロソルプなどのセロソルプ類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族類、酢酸プチルなどの
エステル類、アセトン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノンなどのケトン類、リグロイン、シ
クロヘキサン、ケロシンなどの炭化水素類、ジメ
チルホルムアミド、塩化メチレン、クロロベンゼ
ン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素などが
使用できるが、水性系樹脂を使用の場合には水ま
たは水と上記の溶剤類を混合し使用することもで
きる。 本発明に用いる基体は特に限定するものではな
いが高分子フイルムであれば特に有用である。例
えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート、ポリカーボネート等のエステル
系高分子、ナイロン等のアミド系高分子、アセチ
ルセルロース、セロハン等のセルロース誘導体、
ポリフツ化ビニリデン、4フツ化エチレン−6フ
ツ化プロピレン共重合体、テフロン等のフツ素系
高分子、ポリオキシメチレン、ポリアセタール等
のエーテル系高分子、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、メチルペンテンポリマー等
のオレフイン系高分子、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリエーテルイミド等のイミド系高分子
等を用いることができる。 特に、基体がポリエステル系高分子は薄く、あ
る程度の耐熱性を有しており、安価であるので有
用である。 又、基体がポリエステル系高分子より耐熱性の
あるイミド系、アミド系等の高分子は転写体を繰
り返し使用する場合、高速で使用する場合に耐熱
的に優れているので有用である。 非昇華性粒子の役割を第1〜2図により説明す
ると、1は基体、2は昇華性染料とバインダーと
非昇華性粒子3とから構成される色材層、非昇華
性粒子3が色材層2の表面lから突出し、色材層
の表面より突出している非昇華性粒子3を色材層
表面lに沿つて(色材層表面lを基準面として)
切断した場合に非昇華性粒子3の断面3aの外周
の各点から半径r=200μmの円で囲まれる範囲
2aのどれかの点が他の非昇華性粒子で占められ
るように構成するものである。 このなかでもとくに、r=20μmの円で囲まれ
る部分のどこかに他の非昇華性粒子が存在する場
合にはきわめて大きな効果をもつ 本発明において、非昇華性粒子は必ずしも色材
層よりも外に露出している必要はなく、第3図の
破線に示すように非昇華性粒子3が昇華性染料と
バインダーとからなる層2′で覆われていても良
い。この場合に色材層の表面lは、図のようにな
る。この場合でも、後に述べる非昇華性粒子の作
用は全く損われない。 また、第4図のような非昇華性粒子は図中の破
線で区別して2つの粒子とみなす。3つ以上の突
出部をもつものも同様に考える。 さらに、第1図に示すように、非昇華性粒子3
の色材層2の表面lからの高さhが0.1〜100μm
の範囲内にある場合は良好な結果を示し、1μm
h10μmのときはとくにすぐれた効果をも
つ。また粒子3の適当な粒径は0.1〜100μm、特
に1〜10μmである。 次に、サーマルヘツド5を用いた第5図の記録
例で非昇華性粒子3の作用を説明する。 (1) 非接触作用 色材層2の表面lとクレー紙5とが直接に接
触しないので、押圧や溶融による染料の移行が
なく、昇華または気化のみによつて染料が移行
し、良好な透明画像を与える。 (2) 熱伝導作用 基体をとおしてサーマルヘツド4から加えら
れた熱を非昇華性粒子自身の近傍にある染料に
円滑に伝導し、染料の均一な昇華を助ける。
又、バインダーにより色材層は十分な量の染料
を保持することができ、又、クレー紙5に近傍
した距離に色材層表面を形成させることができ
るため、記録濃度の高い画像を得ることができ
る。 非昇華性粒子の作用はそれが基本の上に存在す
る場合のみでなく、基体の中に一部が貫入する場
合でもかわらない。 なお、第2図の外側の斜線で示した範囲内に他
の非昇華性粒子が存在しない場合や、第1図のh
が0.1μmよりも小さい場合は非昇華性粒子の効果
は十分でない。また、hが100μmをこえるとき
は昇華性染料の昇華が妨げられ、十分な記録濃度
をもつ画像が得られない。 非昇華性粒子を構成する材料は金属、金属酸化
物、金属硫化物、黒鉛、カーボンブラツク、シリ
コンカーバイド、鉱物、無機塩、有機顔料、また
は高分子組成物のうちのどれかから選ばれる。効
果の高いものの一例を以下に列挙する。 金属:アルミニウム、ケイ素、ゲルマニウム、ス
ズ、銅、亜鉛、銀、鉄、コバルト、ニツケル、
クロム、およびこれらを主体とする合金。 金属酸化物:アルミナ、酸化ベリリウム、酸化マ
グネシウム、亜酸化銅、酸化亜鉛、酸化インジ
ウム、酸化スズ、酸化チタン、酸化ケイ素、酸
化鉄、酸化コバルト、酸化ニツケル、酸化マン
ガン、酸化タンタル、酸化バナジウム、酸化タ
ングステン、酸化モリブデンおよびこれらの化
合物に不純物をドープしたもの。 金属硫化物:硫化銅、硫化亜鉛、硫化スズ、硫化
モリブデン。 鉱物:苦土鉱物、石灰鉱物、ストロンチウム鉱
物、バリウム鉱物、ジルコニウム鉱物、チタニ
ウム鉱物、スズ鉱物、リン鉱物、アルミニウム
鉱物(ろう石、カオリン、クレ)ケイ素鉱物
(石英、雲母、タルク、ゼオライト、ケイソう
土)。 無機塩:アルカリ土金属元素の炭酸塩または硫酸
塩(炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸
ストロンチウム、炭酸バリウム、硫酸マグネシ
ウム、硫酸カルシウム、硫酸ストロンチウム、
硫酸バリウム)。 高分子組成物:フエノール樹脂、メラミン樹脂、
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、
ユリア樹脂、ジアリルフタレート樹脂、アルキ
ツド樹脂、アセタール樹脂、アクリル樹脂、メ
タクリル樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース
系樹脂、デンプンおよびその誘導体、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチ
レン、フツ素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリビニルアセタール、
ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリカー
ボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ン、ポリフエニエンオキシド、ポリフエニレン
スルフイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポ
リアミノビスマレイミド、ポリアリレート、ポ
リエチレテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリイ
ミド、ポリアミドイミド、ポリアクロニトリ
ル、AS樹脂、ABS樹脂、SBRおよびこれらを
主体とする組成物。 これらの材料は、どれも大きな機械的強度をも
ち、たとえば、染料転写体と受像体とを密着させ
る圧力で破壊されず、本発明の目的を達成するの
に適している。また、上に述べた高分子組成物以
外にも融点また軟化点が100℃以上のものはとく
に効果が大きい。これは、用いる昇華性染料の中
には100℃以下でも十分な昇華能をもつものが多
く、この条件をみたす高分子組成物は受像体に転
写しないので、染料のみによる良質な透明画像が
得られるためである。 さらに、非昇華性粒子の熱伝導率が10-3cal/
cm・s・k以上のときは基体から非昇華性粒子に
伝導した熱が非昇華性粒子の近傍の染料に円滑に
伝道するので、染料の均一な昇華を助けて画質を
良好にする。また、基体の熱伝導率が10-3cal/
cm・s・k以上のときも同様な効果を与える。 実施例 1 第1、第2、第3式の構造式で表される昇華性
染料はそれぞれ5体積部、ポリカーボネート5体
積部、ジクロロメタン100体積部と平均粒径5μm
のシリカ粒子を配合量をかえてそれぞれ別個にボ
ールミルで撹拌し、耐熱処理された9μmのポリ
エステルフイルム上に分散液をワイヤ・バーで塗
工して3色の転写体とした。(ここで第1式はシ
アン、第2式はイエロー色、第3式はマゼンタ色
を呈する) ポリプロレン合成紙上に以下に調製した三種類
のエマルジヨンA、BおよびCを適当な割合で混
合して、ワイヤーバーで5μm厚になるように塗
工乾燥して受像体を作製した。 塗工液A:ポリエステル(商品名バイロナール)
20体積%水分散液 B:ポリエチレン20体積%水分散液 C:平均粒径20mμのシリカ20体積%水分
散液 これらの転写体と受像体との塗工部を互いに対
向させて密着し、サーマルヘツドで染料の記録画
像を描かせた。記録条件は次のとおりである。 主走査、副走査の綿密度:4ドツト/mm 記録電力:0.7W/ドツト ヘツドの加熱時間:8ms 第1表に1000ドツト当りのドロツプアウトとノ
イズの発生個数、染料転写体に存在する任意のシ
リカ粒子piとその近傍に存在する粒子の間の投影
図形間の最小距離dpiのうちの最大のものの長さ
max(dpi)を示す。第6図に粒子の配置とdpiと
の関係を示す。dpiはコンデンサ紙に垂直方向か
ら写した走査型電子顕微鏡写真から決定した。 また、第1図で定義したhは染料転写体の断面
の走査型電子顕微鏡写真から決定され、シリカ粒
子の配合量をかえたものについて、どれも7μm
以下であつた。なお、比較例としてシリカを配合
しない場合の結果を示す。
【表】
又、記録濃度は、シアノ、マゼンタ、イエロー
につきそれぞれ1.6、1.4、0.9得た。この時の濃度
特性を第7図に、色再現性を色度図で第8図に示
す。 さらにJIS、LO841の現格に従つてこれらの染
料画像の耐日光堅牢試験をした。第2表に塗工液
A、BおよびCの体積比率、シアン、マゼンタ、
イエロ各色の耐日光堅牢度の等級を示す。 実施例 2 第1、2、3式の構造式で表わされるシアノ
色、イエロー色、アゼンタ色の昇華性染料のそれ
ぞれについて、染料5体積部、ポリスルフオン5
体積部、クロロベンゼン100体積部と平均粒径5μ
mのアルミナ粒子20体積部をガラスビースを使用
するペイントコンデイシヨナーで30分間混合処理
することによりインキを調整し、実施例1の転写
基体上にグラビア印刷料(版深30μm)用いて、
シアン、マゼンタ、イエローの各インキを面順次
に塗工して転写体とした。この転写体を用いて前
記記録紙上にサーマルヘツドを用いて前記記録条
件と類似の条件にて3色の重ねて記録することに
より写真に近いフルカラー画像を得ることができ
た。 実施例 3 実施例1の第1式で用いた色素の代わりに、下
記式
につきそれぞれ1.6、1.4、0.9得た。この時の濃度
特性を第7図に、色再現性を色度図で第8図に示
す。 さらにJIS、LO841の現格に従つてこれらの染
料画像の耐日光堅牢試験をした。第2表に塗工液
A、BおよびCの体積比率、シアン、マゼンタ、
イエロ各色の耐日光堅牢度の等級を示す。 実施例 2 第1、2、3式の構造式で表わされるシアノ
色、イエロー色、アゼンタ色の昇華性染料のそれ
ぞれについて、染料5体積部、ポリスルフオン5
体積部、クロロベンゼン100体積部と平均粒径5μ
mのアルミナ粒子20体積部をガラスビースを使用
するペイントコンデイシヨナーで30分間混合処理
することによりインキを調整し、実施例1の転写
基体上にグラビア印刷料(版深30μm)用いて、
シアン、マゼンタ、イエローの各インキを面順次
に塗工して転写体とした。この転写体を用いて前
記記録紙上にサーマルヘツドを用いて前記記録条
件と類似の条件にて3色の重ねて記録することに
より写真に近いフルカラー画像を得ることができ
た。 実施例 3 実施例1の第1式で用いた色素の代わりに、下
記式
【表】
* 比較例
で表わされる色素を各々(1)=2体積部、(4)=2体
積部、(5)=1体積部用い、実施例1と同様の方法
によりインキの調製、転写体の作成、転写記録を
行ない色濃度1.5のシアン色の記録を得た。 比較例 実施例3の使用した混合色素の代わりに、下記
色素(CI・デイスパース・ブルー60) 5体積部を使用し、実施例1と同様の方法により
インキの調整、転写体の作成及び転写記録を行な
つたが得られたシアン色の色濃度は0.5以下であ
つた。 上記の実施例から本発明の染料転写体を用いて
得た画像はドロツプアウト、ノイズともに比較例
よりもはるかに少なく色濃度、色再現性に優れた
良好な画質をもつことがわかる。また、これらの
実施例以外の本発明に関する他の非昇華性粒子を
もつ染料転写体も良好な結果を与えた。なお、シ
アン、マゼンタおよびイエロに発生する三種類の
染料転写体を用いてフルカラーの画像も得られ
る。 発明の効果 以上のように本発明の染料転写体はドロツプア
ウトとノイズとが低減した良好な画質をもつ記録
画像を与えるものである。
で表わされる色素を各々(1)=2体積部、(4)=2体
積部、(5)=1体積部用い、実施例1と同様の方法
によりインキの調製、転写体の作成、転写記録を
行ない色濃度1.5のシアン色の記録を得た。 比較例 実施例3の使用した混合色素の代わりに、下記
色素(CI・デイスパース・ブルー60) 5体積部を使用し、実施例1と同様の方法により
インキの調整、転写体の作成及び転写記録を行な
つたが得られたシアン色の色濃度は0.5以下であ
つた。 上記の実施例から本発明の染料転写体を用いて
得た画像はドロツプアウト、ノイズともに比較例
よりもはるかに少なく色濃度、色再現性に優れた
良好な画質をもつことがわかる。また、これらの
実施例以外の本発明に関する他の非昇華性粒子を
もつ染料転写体も良好な結果を与えた。なお、シ
アン、マゼンタおよびイエロに発生する三種類の
染料転写体を用いてフルカラーの画像も得られ
る。 発明の効果 以上のように本発明の染料転写体はドロツプア
ウトとノイズとが低減した良好な画質をもつ記録
画像を与えるものである。
第1図は本発明による染料転写体の縦断面図、
第2図は色材層表面から突出した非昇華性粒子の
色材層表面における断面および前記粒子の周囲に
他の非昇華性粒子が存在する範囲を説明する図、
第3図及び第4図は染料転写体の他の構成例を示
す縦断面図、第5図はサーマルヘツドでの記録状
態の断面図、第6図はdpiの定義の図、第7図、
第8図は本発明の染料転写体の特性を説明するた
めの特性図である。 1……基体、2……色材層、3……非昇華性粒
子、l……色材層表面、h……非昇華性粒子の突
出高さ。
第2図は色材層表面から突出した非昇華性粒子の
色材層表面における断面および前記粒子の周囲に
他の非昇華性粒子が存在する範囲を説明する図、
第3図及び第4図は染料転写体の他の構成例を示
す縦断面図、第5図はサーマルヘツドでの記録状
態の断面図、第6図はdpiの定義の図、第7図、
第8図は本発明の染料転写体の特性を説明するた
めの特性図である。 1……基体、2……色材層、3……非昇華性粒
子、l……色材層表面、h……非昇華性粒子の突
出高さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基体上に、下記一般式()、()、()で
表わされる昇華性染料のうち少なくとも1種類の
昇華性染料と非昇華性粒子とこれらを結着するバ
インダーとを有する色材層をもち、一部の非昇華
性粒子が色材層の表面より突出し、かつこの突出
している任意の非昇華性粒子を色材層表面に沿つ
て切断した断面において、非昇華性粒子の断面の
外周の各点から半径200μmの円で囲まれる範囲
のどれかの点が他の非昇華性粒子で占められるこ
とを特徴とする染料転写体。 (式中、Xは水素原子またはメチル基を、R及び
R′はそれぞれメチル基エチル基直鎖状もしくは
分岐鎖状のプロピル基又はブチル基を表わす) 2 前期色材層が、前記一般式における置換基の
異なる2種類以上の昇華性染料を含む特許請求の
範囲第1項記載の染料転写体。 3 一般式()、()、()からそれぞれ選ば
れた少なくとも1種類ずつの昇華性染料を含む色
相の異なる3面の色材層を面順次に配置した特許
請求の範囲第1項記載の染料転写体。 4 一般式()、()、()からそれぞれ選ば
れた少なくとも1種類ずつの昇華性染料を含む3
面の色材層と、一般式()、()、()のそれ
ぞれから少なくとも1種類ずつ選ばれた昇華性染
料を含む第4の色材層を面順次に配置した特許請
求の範囲第1項記載の染料転写体。 5 色材層の表面より突出している任意の非昇華
性粒子の色材層表面から突出した高さが0.1〜
100μmの範囲内にある特許請求の範囲第1項記
載の染料転写体。 6 非昇華性粒子の熱伝導率が10-3cal/cm・
s・k以上である特許請求の範囲第1項記載の染
料転写体。 7 基体の熱伝導率が10-3cal/cm・s・k以上
である特許請求の範囲第1項記載の染料転写体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59086535A JPS60229790A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 染料転写体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59086535A JPS60229790A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 染料転写体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60229790A JPS60229790A (ja) | 1985-11-15 |
| JPH0532233B2 true JPH0532233B2 (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=13889689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59086535A Granted JPS60229790A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 染料転写体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60229790A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60229794A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 転写型感熱記録方法 |
| DE3580514D1 (de) * | 1984-05-30 | 1990-12-20 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Waermeuebertragbare schicht und verfahren zur herstellung. |
| KR900006272B1 (ko) * | 1985-07-24 | 1990-08-27 | 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 | 전사형 감열기록방법 및 전사형 감열기록용전사체, 수상체 |
| GB2180660B (en) * | 1985-08-06 | 1989-08-23 | Mitsubishi Chem Ind | Heat transfer recording sheet |
| CA1296894C (en) * | 1987-08-31 | 1992-03-10 | Daniel J. Harrison | Anti-tack adhesive surface for thermal print elements |
| US4753922A (en) * | 1987-11-20 | 1988-06-28 | Eastman Kodak Company | Neutral-black dye-donor element for thermal dye transfer |
| EP0701907A1 (en) | 1994-09-13 | 1996-03-20 | Agfa-Gevaert N.V. | A dye donor element for use in a thermal dye transfer process |
| EP0733487B1 (en) | 1995-01-30 | 2000-05-24 | Agfa-Gevaert N.V. | Method for making a lithographic printing plate requiring no wet processing |
| EP0792757B1 (en) | 1996-02-27 | 2001-06-06 | Agfa-Gevaert N.V. | Dye donor element for use in thermal transfer printing |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56109787A (en) * | 1980-02-05 | 1981-08-31 | Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd | Heat-sensitive transferring ink ribbon |
| EP0042817A1 (de) * | 1980-06-20 | 1981-12-30 | Ciba-Geigy Ag | Umdruckträger |
| JPS58215396A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-14 | Sony Corp | 感熱記録用シ−ト材料の製造方法 |
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| JPS5978896A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-07 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 感熱転写記録用色素 |
| JPS5978895A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-07 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 感熱転写記録用色素 |
| JPS59101399A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 染料転写体 |
| JPS59227493A (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-20 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 転写シ−ト |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP59086535A patent/JPS60229790A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60229790A (ja) | 1985-11-15 |
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