JPH05329823A - 水硬性無機質成形体の製造方法 - Google Patents
水硬性無機質成形体の製造方法Info
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- JPH05329823A JPH05329823A JP14426692A JP14426692A JPH05329823A JP H05329823 A JPH05329823 A JP H05329823A JP 14426692 A JP14426692 A JP 14426692A JP 14426692 A JP14426692 A JP 14426692A JP H05329823 A JPH05329823 A JP H05329823A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 化学量論量に近い水量であっても、複雑形状
に賦形でき、成形体の組織の緻密化がはかれ、高強度で
耐久性に優れた、水硬性無機質成形体の製造方法を提供
する。 【構成】 ポルトランドセメント、ポリプロピレン繊
維、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、フライアッ
シュ及び水からなる混合物を押出成形したのち後、振動
プレス成形機に供給し、振動を与えながら押圧成形す
る。
に賦形でき、成形体の組織の緻密化がはかれ、高強度で
耐久性に優れた、水硬性無機質成形体の製造方法を提供
する。 【構成】 ポルトランドセメント、ポリプロピレン繊
維、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、フライアッ
シュ及び水からなる混合物を押出成形したのち後、振動
プレス成形機に供給し、振動を与えながら押圧成形す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水硬性無機質成形体の
製造方法に関する。
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セメント、モルタル、石膏等の水硬性無
機物質と水を用いた成形体は、建築、土木材料などの構
造材に好適に使用されている。古くから種々の構造材等
に用いられている。これらの水硬性無機質成形体を製造
するには、押出成形法が生産性の面で優れている。しか
し、押出成形法においては特に流動性が要求されるので
流動性を確保するために、セメントの水和反応における
化学量論量以上の水が添加されてきた。このような水硬
性無機質成形体を硬化して得られた硬化体は、余剰水に
より空隙が形成され、強度、耐凍結融解性等が化学量論
量に近い水量で成形、硬化して得られた硬化体に比べ低
下してしまうという問題があった。
機物質と水を用いた成形体は、建築、土木材料などの構
造材に好適に使用されている。古くから種々の構造材等
に用いられている。これらの水硬性無機質成形体を製造
するには、押出成形法が生産性の面で優れている。しか
し、押出成形法においては特に流動性が要求されるので
流動性を確保するために、セメントの水和反応における
化学量論量以上の水が添加されてきた。このような水硬
性無機質成形体を硬化して得られた硬化体は、余剰水に
より空隙が形成され、強度、耐凍結融解性等が化学量論
量に近い水量で成形、硬化して得られた硬化体に比べ低
下してしまうという問題があった。
【0003】そこで、 1)高強度の水硬性無機質成形体を得るために、ブレー
ン値3000cc/g以上の珪砂(平均粒径にして5〜10
ミクロン以下、但し形状で異なるので正確な対応関係は
ない。)をセメントに混入したもの100重量部に対
し、水を20〜35重量部とできるだけ化学量論量に近
い量で添加した組成物を用いて、押出成形法により成形
し、上記空隙を微細粒子で埋め、得られた成形体を硬化
する方法(特開平2−160650号公報)、 2)複雑な形状の成形体を得るために、ガラス繊維補強
セメントモルタルを用いて、加圧時間内に振幅を繰り返
し増減させるように振動を与えながらプレス成形する方
法(特公昭61−11168号公報、特公平1−604
01号公報)、が提案されている。
ン値3000cc/g以上の珪砂(平均粒径にして5〜10
ミクロン以下、但し形状で異なるので正確な対応関係は
ない。)をセメントに混入したもの100重量部に対
し、水を20〜35重量部とできるだけ化学量論量に近
い量で添加した組成物を用いて、押出成形法により成形
し、上記空隙を微細粒子で埋め、得られた成形体を硬化
する方法(特開平2−160650号公報)、 2)複雑な形状の成形体を得るために、ガラス繊維補強
セメントモルタルを用いて、加圧時間内に振幅を繰り返
し増減させるように振動を与えながらプレス成形する方
法(特公昭61−11168号公報、特公平1−604
01号公報)、が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1)の
方法では水セメント比が小さく、しかも微細粒子の比表
面積が非常に大きいため、水が微細粒子に吸着され、組
成物の流動性が極めて悪く、平板など同号公報に記載さ
れているような単純形状の成形体のみ賦形でき、複雑形
状の成形体には、適用できないといった問題があった。
方法では水セメント比が小さく、しかも微細粒子の比表
面積が非常に大きいため、水が微細粒子に吸着され、組
成物の流動性が極めて悪く、平板など同号公報に記載さ
れているような単純形状の成形体のみ賦形でき、複雑形
状の成形体には、適用できないといった問題があった。
【0005】また、2)の方法では投入するセメントモ
ルタルのセメント水比が大きく、脱水工程を付加しても
組織の緻密化には限界があり、強度、凍結融解性等の物
性が低くなる。また、水セメント比の少ない組成物を
2)の方法で成形すると均一な一体成形物を得ることは
できない。
ルタルのセメント水比が大きく、脱水工程を付加しても
組織の緻密化には限界があり、強度、凍結融解性等の物
性が低くなる。また、水セメント比の少ない組成物を
2)の方法で成形すると均一な一体成形物を得ることは
できない。
【0006】本発明の目的は、上記の課題を解決し、化
学量論量に近い水量であっても、複雑形状に賦形でき、
成形体の組織の緻密化がはかれ、高強度で凍結融解性に
優れた、水硬性無機質成形体の製造方法を提供すること
にある。
学量論量に近い水量であっても、複雑形状に賦形でき、
成形体の組織の緻密化がはかれ、高強度で凍結融解性に
優れた、水硬性無機質成形体の製造方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明で用いられる水硬
性無機物質は、水で練ったとき硬化性を示す無機物質な
らば特に限定されず、たとえば普通ポルトランドセメン
ト、特殊ポルトランドセメント、アルミナセメント、ロ
ーマンセメント等の単味セメント、耐酸セメント、耐火
セメント、水ガラスセメント等の特殊セメント、石膏、
石灰、マグネシアセメント等の気硬性セメントなどがあ
げられ、特に強度、耐水性の点で、ポルトランドセメン
ト、アルミナセメントが好適に使用される。これらは単
独で使用されてもよいし、2種類以上併用されてもよ
い。
性無機物質は、水で練ったとき硬化性を示す無機物質な
らば特に限定されず、たとえば普通ポルトランドセメン
ト、特殊ポルトランドセメント、アルミナセメント、ロ
ーマンセメント等の単味セメント、耐酸セメント、耐火
セメント、水ガラスセメント等の特殊セメント、石膏、
石灰、マグネシアセメント等の気硬性セメントなどがあ
げられ、特に強度、耐水性の点で、ポルトランドセメン
ト、アルミナセメントが好適に使用される。これらは単
独で使用されてもよいし、2種類以上併用されてもよ
い。
【0008】本発明において用いられる水の量は、少な
くなると水硬性無機物質の硬化が十分になされず、又、
組成物の分散性が低下し、多くなると得られる成形体の
強度が低下するので、水硬性無機物質100重量部に対
して15〜65重量部が好ましく、さらに好ましくは2
0〜40重量部である。
くなると水硬性無機物質の硬化が十分になされず、又、
組成物の分散性が低下し、多くなると得られる成形体の
強度が低下するので、水硬性無機物質100重量部に対
して15〜65重量部が好ましく、さらに好ましくは2
0〜40重量部である。
【0009】本発明においてさらに必要に応じて補強繊
維が添加されてもよい。補強繊維は、成形体に付与した
い性能に応じ任意のものが使用でき、たとえば、ビニロ
ン、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、カー
ボン、アラミド、アクリル、レーヨン等の合成繊維、ガ
ラス繊維、チタン酸カリウム、鋼等の無機繊維などが使
用できる。特に合成繊維を用いた場合には、可撓性の向
上が著しい。上記補強繊維の太さは、細すぎると混合時
に再凝集し、交絡によりファイバーボールが形成されや
すくなり、得られる成形体の強度はそれ以上改善され
ず、太すぎるか又は、短すぎると引張強度向上などの補
強効果が小さく、又、長すぎると繊維の分散性及び配向
性が低下するので、繊維径2〜300μm、繊維長1〜
15mmが好ましい。上記補強繊維の添加量は多くなる
と繊維の分散性が低下するので、水硬性無機物質100
重量部に対し、20重量部以下が好ましい。
維が添加されてもよい。補強繊維は、成形体に付与した
い性能に応じ任意のものが使用でき、たとえば、ビニロ
ン、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、カー
ボン、アラミド、アクリル、レーヨン等の合成繊維、ガ
ラス繊維、チタン酸カリウム、鋼等の無機繊維などが使
用できる。特に合成繊維を用いた場合には、可撓性の向
上が著しい。上記補強繊維の太さは、細すぎると混合時
に再凝集し、交絡によりファイバーボールが形成されや
すくなり、得られる成形体の強度はそれ以上改善され
ず、太すぎるか又は、短すぎると引張強度向上などの補
強効果が小さく、又、長すぎると繊維の分散性及び配向
性が低下するので、繊維径2〜300μm、繊維長1〜
15mmが好ましい。上記補強繊維の添加量は多くなる
と繊維の分散性が低下するので、水硬性無機物質100
重量部に対し、20重量部以下が好ましい。
【0010】本発明においてさらに必要に応じて水溶性
高分子物質が添加されてもよい。水溶性高分子物質は、
水に溶解して粘性を付与し、水硬性無機物質と水から得
られる組成物の流動性を高めて賦形性を良好なものと
し、又、セメント硬化体中の過剰な水分を吸収しセメン
ト粒子間中の空隙を埋める接合剤となりうる高分子物質
ならば特に限定されず、たとえばメチルセルロース、ヒ
ドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース等のセルロースエーテル、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸、リグニンスルホン酸塩な
どがあげられる。上記水溶性高分子物質の添加量は多す
ぎると、得られる成形体の耐水性が低下するので水硬性
無機物質100重量部に対し、5重量部以下が好まし
く、さらに好ましくは1〜4重量部である。
高分子物質が添加されてもよい。水溶性高分子物質は、
水に溶解して粘性を付与し、水硬性無機物質と水から得
られる組成物の流動性を高めて賦形性を良好なものと
し、又、セメント硬化体中の過剰な水分を吸収しセメン
ト粒子間中の空隙を埋める接合剤となりうる高分子物質
ならば特に限定されず、たとえばメチルセルロース、ヒ
ドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース等のセルロースエーテル、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸、リグニンスルホン酸塩な
どがあげられる。上記水溶性高分子物質の添加量は多す
ぎると、得られる成形体の耐水性が低下するので水硬性
無機物質100重量部に対し、5重量部以下が好まし
く、さらに好ましくは1〜4重量部である。
【0011】本発明においてさらに必要に応じて無機質
充填材が添加されてもよい。無機質充填材は、水に溶解
せず、水硬性無機物質の硬化反応を阻害せず、本発明の
製造方法で使用されるあらゆる構成材料の作用を著しく
阻害しないものならば特に限定されず、たとえば珪砂、
川砂等のセメントモルタル用骨材、フライアッシュ、シ
リカフラワー、シリカフューム、ベントナイト、高炉ス
ラグ等の混合セメント用混合材、セピオライト、ウォラ
ストナイト、マイカ等の天然鉱物、炭酸カルシウム、珪
藻土などがあげられる。さらに軽量化を図る目的でシリ
カバルーン、パーライト、フライアッシュバルーン、シ
ラスバルーン、ガラスバルーン、発泡焼生粘土等の無機
質天然発泡体などを使用してもよい。これらは単独で使
用されてもよいし、2種類以上併用されてもよい。
充填材が添加されてもよい。無機質充填材は、水に溶解
せず、水硬性無機物質の硬化反応を阻害せず、本発明の
製造方法で使用されるあらゆる構成材料の作用を著しく
阻害しないものならば特に限定されず、たとえば珪砂、
川砂等のセメントモルタル用骨材、フライアッシュ、シ
リカフラワー、シリカフューム、ベントナイト、高炉ス
ラグ等の混合セメント用混合材、セピオライト、ウォラ
ストナイト、マイカ等の天然鉱物、炭酸カルシウム、珪
藻土などがあげられる。さらに軽量化を図る目的でシリ
カバルーン、パーライト、フライアッシュバルーン、シ
ラスバルーン、ガラスバルーン、発泡焼生粘土等の無機
質天然発泡体などを使用してもよい。これらは単独で使
用されてもよいし、2種類以上併用されてもよい。
【0012】上記無機質充填材は、平均粒径が小さいと
得られる成形体の強度が低下し、大きくなると無機質充
填材の粒子が分散し難くなるため、衝撃強度が低下する
ので、0.03〜500μmが好ましい。上記無機質充
填材は、添加量が多くなると得られる成形体の強度が低
下するので水硬性無機物質100重量部に対し200重
量部以下が好ましい。
得られる成形体の強度が低下し、大きくなると無機質充
填材の粒子が分散し難くなるため、衝撃強度が低下する
ので、0.03〜500μmが好ましい。上記無機質充
填材は、添加量が多くなると得られる成形体の強度が低
下するので水硬性無機物質100重量部に対し200重
量部以下が好ましい。
【0013】本発明の水硬性無機質成形体の製造方法
は、上記水硬性無機物質、水、及び必要に応じて補強繊
維、水溶性高分子物質、無機質充填材よりなる混合物を
押出成形し、さらに得られた連続成形体を切断して、振
動押圧成形用金型に供給し、振動押圧成形により所望の
形状に成形するものである。上記混合方法、押出成形方
法は特に限定されるものではなく、従来公知の任意の混
合機、押出機が使用される。
は、上記水硬性無機物質、水、及び必要に応じて補強繊
維、水溶性高分子物質、無機質充填材よりなる混合物を
押出成形し、さらに得られた連続成形体を切断して、振
動押圧成形用金型に供給し、振動押圧成形により所望の
形状に成形するものである。上記混合方法、押出成形方
法は特に限定されるものではなく、従来公知の任意の混
合機、押出機が使用される。
【0014】本発明における振動押圧成形とは、押圧金
型を振動しながら押圧成形する方法であり、たとえば振
動モーター、バイブレーター、振動子等を押圧金型に取
り付けて振動させる。金型に与える振動数は低すぎると
組成物の金型内での流動性が不良になり、高すぎると振
動を与えるために多くのエネルギーが必要となるため1
00〜10,000Hzが好ましい。金型に与える振幅
は、小さすぎると押出された組成物の金型内での流動性
が不良になり、大きすぎると得られる成形体の直線性を
低下させるため、振幅1〜500μmが好ましい。
型を振動しながら押圧成形する方法であり、たとえば振
動モーター、バイブレーター、振動子等を押圧金型に取
り付けて振動させる。金型に与える振動数は低すぎると
組成物の金型内での流動性が不良になり、高すぎると振
動を与えるために多くのエネルギーが必要となるため1
00〜10,000Hzが好ましい。金型に与える振幅
は、小さすぎると押出された組成物の金型内での流動性
が不良になり、大きすぎると得られる成形体の直線性を
低下させるため、振幅1〜500μmが好ましい。
【0015】金型を振動する方向は特に限定されず、上
下方向、左右方向でもよいし、斜め方向でもよい。振動
押圧成形に用いられる装置としては、例えば、昭和63
年度愛知県常滑窯業技術センター研究成果報告書に記載
されている、振動プレス成形機などがあげられる。
下方向、左右方向でもよいし、斜め方向でもよい。振動
押圧成形に用いられる装置としては、例えば、昭和63
年度愛知県常滑窯業技術センター研究成果報告書に記載
されている、振動プレス成形機などがあげられる。
【0016】本発明の方法で得られた水硬性無機質成形
体は、水硬性無機物質として例えば石膏のように硬化速
度の速いものを用いれば、成形中例えば押圧成形の際に
加熱することにより、成形と同時に硬化させることがで
き、また、得られた硬化体を時間をかけて自然養生を行
ってもかまわないが、硬化反応の遅い例えばポルトラン
ドセメントのような水硬性無機物質を使用する場合に
は、成形体を加熱、加湿する、オートクレーブ養生を施
すなど、従来公知の方法により養生を行うことにより、
硬化反応を促進でき、機械的物性を向上することができ
る。
体は、水硬性無機物質として例えば石膏のように硬化速
度の速いものを用いれば、成形中例えば押圧成形の際に
加熱することにより、成形と同時に硬化させることがで
き、また、得られた硬化体を時間をかけて自然養生を行
ってもかまわないが、硬化反応の遅い例えばポルトラン
ドセメントのような水硬性無機物質を使用する場合に
は、成形体を加熱、加湿する、オートクレーブ養生を施
すなど、従来公知の方法により養生を行うことにより、
硬化反応を促進でき、機械的物性を向上することができ
る。
【0017】本発明の無機質硬化体の硬化方法は押出成
形により得られた成形体を加熱、加湿するなど、従来公
知の任意の方法が使用でき、又、得られた成形体を時間
をかけて自然養生を行ってもよい。
形により得られた成形体を加熱、加湿するなど、従来公
知の任意の方法が使用でき、又、得られた成形体を時間
をかけて自然養生を行ってもよい。
【0018】
【実施例】本発明を実施例をもってさらに詳しく説明す
る。
る。
【0019】実施例1〜3 表1に示した所定量の、普通ポルトランドセメント(小
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
ずる)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、
混合して得られた混合物を、押出方向に100mmの平
行部を有する金型が設置されたスクリュー径200mm
の押出機で押出成形し、幅300mm、厚み7mmの平
板状の板を得た。この板を繊維長300mmに切断した
後、振動プレス成形機(アサヒエンジニアリング社製、
商品名;SA−50)に供給し、20kg/cm2の圧力で5
秒間、振動数1000Hz、振幅10μmの振動を与え
ながら押圧成形し、300mm×300mm×5mmの
平板及び高さ25mm、幅5mm、繊維長300mmの
十字状のリブを有する300mm×300mm×5mm
の平板を得た。
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
ずる)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、
混合して得られた混合物を、押出方向に100mmの平
行部を有する金型が設置されたスクリュー径200mm
の押出機で押出成形し、幅300mm、厚み7mmの平
板状の板を得た。この板を繊維長300mmに切断した
後、振動プレス成形機(アサヒエンジニアリング社製、
商品名;SA−50)に供給し、20kg/cm2の圧力で5
秒間、振動数1000Hz、振幅10μmの振動を与え
ながら押圧成形し、300mm×300mm×5mmの
平板及び高さ25mm、幅5mm、繊維長300mmの
十字状のリブを有する300mm×300mm×5mm
の平板を得た。
【0020】比較例1 表1に示した所定量の、普通ポルトランドセメント(小
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
拠)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、混
合して得られた混合物を、振動プレス成形機(アサヒエ
ンジニアリング社製、商品名;SA−50)に供給し、
20kg/cm2の圧力で5秒間、振動数1000Hz、振幅
10μmの振動を与えながら押圧成形したが、一体化し
た成形体は得られなかった。
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
拠)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、混
合して得られた混合物を、振動プレス成形機(アサヒエ
ンジニアリング社製、商品名;SA−50)に供給し、
20kg/cm2の圧力で5秒間、振動数1000Hz、振幅
10μmの振動を与えながら押圧成形したが、一体化し
た成形体は得られなかった。
【0021】比較例2〜4 表1に示した所定量の、普通ポルトランドセメント(小
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
ずる)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、
混合して得られた混合物を、押出方向に100mmの平
行部を有する金型が設置されたスクリュー径200mm
の押出機で押出成形し、幅300mm、厚み5mmの平
板状の板を得た。この板を繊維長300mmに切断し、
300mm×300mm×5mmの平板を得た。
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
ずる)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、
混合して得られた混合物を、押出方向に100mmの平
行部を有する金型が設置されたスクリュー径200mm
の押出機で押出成形し、幅300mm、厚み5mmの平
板状の板を得た。この板を繊維長300mmに切断し、
300mm×300mm×5mmの平板を得た。
【0022】比較例5、6 表1に示した所定量の、普通ポルトランドセメント(小
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
ずる)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、
混合して得られた混合物を、押出方向に100mmの平
行部を有する金型が設置されたスクリュー径200mm
の押出機で押出成形し、幅300mm、厚み7mmの平
板状の板を得た。この板を繊維長300mmに切断した
後、プレス成形機に供給し、20kg/cm2の圧力で5秒間
押圧成形し、300mm×300mm×5mmの平板及
び高さ25mm、幅5mm、長さ300mmの十字状の
リブを有する300mm×300mm×5mmの平板を
得た。
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
ずる)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、
混合して得られた混合物を、押出方向に100mmの平
行部を有する金型が設置されたスクリュー径200mm
の押出機で押出成形し、幅300mm、厚み7mmの平
板状の板を得た。この板を繊維長300mmに切断した
後、プレス成形機に供給し、20kg/cm2の圧力で5秒間
押圧成形し、300mm×300mm×5mmの平板及
び高さ25mm、幅5mm、長さ300mmの十字状の
リブを有する300mm×300mm×5mmの平板を
得た。
【0023】比較例7 表1に示した所定量の、普通ポルトランドセメント(小
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
ずる)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、
混合して得られた混合物を、プレス成形機に供給し、2
0kg/cm2の圧力で5秒間押圧成形し、300mm×30
0mm×5mmの平板及び高さ25mm、幅5mm、長
さ300mmの十字状のリブを有する300mm×30
0mm×5mmの平板を得た。
野田セメント社製)、繊維径15μm、繊維長6mmの
ポリプロピレン繊維、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30,000
cpsのもの)、フライアッシュ(粒径100μm、真
比重2.3、かさ比重0.6;JISA 6201に準
ずる)及び水を容量10リットルのミキサーに供給し、
混合して得られた混合物を、プレス成形機に供給し、2
0kg/cm2の圧力で5秒間押圧成形し、300mm×30
0mm×5mmの平板及び高さ25mm、幅5mm、長
さ300mmの十字状のリブを有する300mm×30
0mm×5mmの平板を得た。
【0024】実施例1〜3、比較例2〜7で得られた成
形体を90%RHにおいて6時間養生して硬化体を得、
得られた硬化体を以下の試験に供した。
形体を90%RHにおいて6時間養生して硬化体を得、
得られた硬化体を以下の試験に供した。
【0025】賦形性 得られた十字状のリブを有する平板状硬化体のリブ面を
目視で判定し、充填不良、ひけ等の成形不良が発生して
いないものには○、発生しているものには×を記した。
目視で判定し、充填不良、ひけ等の成形不良が発生して
いないものには○、発生しているものには×を記した。
【0026】曲げ強度 得られた平板状硬化体を切断して試験片を得、曲げ強度
を、JIS A 1408の方法に準じて測定し、素材
の曲げ強度とした。
を、JIS A 1408の方法に準じて測定し、素材
の曲げ強度とした。
【0027】細孔容積 得られた平板状硬化体の小片を水銀ポロシメータ(島津
製作所社製、商品名;ポアサイザー9310型)により
細孔径分布を測定し、その全細孔容積を記した。
製作所社製、商品名;ポアサイザー9310型)により
細孔径分布を測定し、その全細孔容積を記した。
【0028】凍結融解性 得られた平板状硬化体を切断して試験片を得、ASTM
C 666Aの方法に準じて凍結融解を行い、10サ
イクル毎に試験片を取り出して上記曲げ強度と同様にし
て曲げ強度を測定し、強度が上記素材の曲げ強度の90
%になるサイクル数を記した。
C 666Aの方法に準じて凍結融解を行い、10サ
イクル毎に試験片を取り出して上記曲げ強度と同様にし
て曲げ強度を測定し、強度が上記素材の曲げ強度の90
%になるサイクル数を記した。
【0029】以上の結果を表2に併せ示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】本発明の水硬性無機質成形体の製造方法
は、水硬性無機物質と水を混合し、押出成形により混練
・成形した後さらにそれを振動押圧成形により所望形状
に賦形する成形方法であるから、水/セメント比が小さ
く流動性が悪い材料であっても従来の押圧成形では得ら
れなかったような複雑形状に成形することができ、さら
に得られた成形体の組織を緻密化できるので、高強度で
耐凍結融解性に優れた、水硬性無機質硬化体を得ること
ができる。
は、水硬性無機物質と水を混合し、押出成形により混練
・成形した後さらにそれを振動押圧成形により所望形状
に賦形する成形方法であるから、水/セメント比が小さ
く流動性が悪い材料であっても従来の押圧成形では得ら
れなかったような複雑形状に成形することができ、さら
に得られた成形体の組織を緻密化できるので、高強度で
耐凍結融解性に優れた、水硬性無機質硬化体を得ること
ができる。
【0033】したがって、本発明の水硬性無機質成形体
の製造方法によれば、高強度で耐久性に優れた様々な形
状を有する成形体を製造することができ、建築材料等に
好適に使用することができる。
の製造方法によれば、高強度で耐久性に優れた様々な形
状を有する成形体を製造することができ、建築材料等に
好適に使用することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 水硬性無機物質と水からなる組成物を押
出成形した後、振動押圧成形することを特徴とする水硬
性無機質成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14426692A JPH05329823A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 水硬性無機質成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14426692A JPH05329823A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 水硬性無機質成形体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05329823A true JPH05329823A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15358095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14426692A Pending JPH05329823A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 水硬性無機質成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05329823A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004276315A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Nichiha Corp | 押出成形木質セメント板 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP14426692A patent/JPH05329823A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004276315A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Nichiha Corp | 押出成形木質セメント板 |
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