JPH053305Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH053305Y2 JPH053305Y2 JP1985144212U JP14421285U JPH053305Y2 JP H053305 Y2 JPH053305 Y2 JP H053305Y2 JP 1985144212 U JP1985144212 U JP 1985144212U JP 14421285 U JP14421285 U JP 14421285U JP H053305 Y2 JPH053305 Y2 JP H053305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urethane
- skin
- sheet
- slab urethane
- air permeability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、表皮一体成形シートに関し、特に表
皮一体成形シートに用いる表皮材に関する。
皮一体成形シートに用いる表皮材に関する。
《従来の技術》
表皮一体成形シートとしては、例えば特開昭59
−156372号公報に記載されているように、表皮材
を真空成形型内に配置して、この表皮材の裏側に
ウレタン発泡原液を注入し発泡キユアさせること
により成形される。
−156372号公報に記載されているように、表皮材
を真空成形型内に配置して、この表皮材の裏側に
ウレタン発泡原液を注入し発泡キユアさせること
により成形される。
ところで、この種の表皮一体形成シートに用い
られる表皮材は、一般に合成樹脂・布地などのカ
バー材と、カバー材の裏面に設けられるパツキン
グ材とからなる。前記パツキング材は主としてシ
ートの表面感触を向上させるために設けられ、通
常ポリ塩化ビニルまたはスラブウレタンが用いら
れている。またパツキング材は表皮材の成形性を
左右するため例えばスラブウレタンの場合10〜20
mm程度の厚さのものが使用されている。
られる表皮材は、一般に合成樹脂・布地などのカ
バー材と、カバー材の裏面に設けられるパツキン
グ材とからなる。前記パツキング材は主としてシ
ートの表面感触を向上させるために設けられ、通
常ポリ塩化ビニルまたはスラブウレタンが用いら
れている。またパツキング材は表皮材の成形性を
左右するため例えばスラブウレタンの場合10〜20
mm程度の厚さのものが使用されている。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、パツキング材としてポリ塩化ビ
ニルを用いた場合には、通気性が得られないため
にシートが蒸れ易くなるという欠点がある。ま
た、スラブウレタン自体としては通気性の点で優
れているが、モールド発泡時ウレタン原液がスラ
ブウレタンに含浸しやすいためスラブウレタン自
体の特性が失われるばかりでなく、この含浸層が
特に固くなつてシートの表面感触を著く損ねると
いう問題も生じている。
ニルを用いた場合には、通気性が得られないため
にシートが蒸れ易くなるという欠点がある。ま
た、スラブウレタン自体としては通気性の点で優
れているが、モールド発泡時ウレタン原液がスラ
ブウレタンに含浸しやすいためスラブウレタン自
体の特性が失われるばかりでなく、この含浸層が
特に固くなつてシートの表面感触を著く損ねると
いう問題も生じている。
そこで、本考案者は、このような問題点につい
て鋭意研究の結果、この種スラブウレタンとして
従来用いられていたものが約80cm3/cm2/sの通気
量であつたという背景を基として、通気量を変え
ることにより含浸度合を下げ、表面感触を向上で
きることを見出し、本考案に到達した。
て鋭意研究の結果、この種スラブウレタンとして
従来用いられていたものが約80cm3/cm2/sの通気
量であつたという背景を基として、通気量を変え
ることにより含浸度合を下げ、表面感触を向上で
きることを見出し、本考案に到達した。
《問題点を解決するための手段》
すなわち、本考案は、カバー材の裏面に通気量
5〜40cm3/cm2/sのスラブウレタンから成るバツ
キング材を設けた表皮材と、該表皮材の裏面にバ
ツキング材の裏面にウレタンフオームをモールド
発泡して設けたパツト材とからなることを特徴と
する。
5〜40cm3/cm2/sのスラブウレタンから成るバツ
キング材を設けた表皮材と、該表皮材の裏面にバ
ツキング材の裏面にウレタンフオームをモールド
発泡して設けたパツト材とからなることを特徴と
する。
《作用》
従来のスラブウレタンに対して、発泡ウレタン
の含浸度合が低下するとともに、通気性も維持さ
れる。
の含浸度合が低下するとともに、通気性も維持さ
れる。
《実施例》
以下、本考案の実施例を第1図及び第2図を参
照して説明する。
照して説明する。
第1図は本考案を適用した表皮一体成形シート
を示す縦断面図である。図において、表皮一体形
成シート10は、ラミネートされた表皮材12を
成形型内に装着するとともに、表皮材12の裏面
に発泡ウレタン原液を注入して発泡キユアさせる
ことによりパツド材14を一体に設けたものであ
る。
を示す縦断面図である。図において、表皮一体形
成シート10は、ラミネートされた表皮材12を
成形型内に装着するとともに、表皮材12の裏面
に発泡ウレタン原液を注入して発泡キユアさせる
ことによりパツド材14を一体に設けたものであ
る。
前記表皮材12は、第2図に示すように、布材
などのカバー材16の下面にパツキング材として
スラブウレタン18を一体に貼着したものであ
る。またこのスラブウレタン18としては、厚さ
Tが約10mmで、通気量30cm3/cm2/s程度のものが
用いられている。
などのカバー材16の下面にパツキング材として
スラブウレタン18を一体に貼着したものであ
る。またこのスラブウレタン18としては、厚さ
Tが約10mmで、通気量30cm3/cm2/s程度のものが
用いられている。
そして、このような通気量30cm3/cm2/s程度の
スラブウレタン18を用いた場合には、従来用い
られていたスラブウレタン(通気量が約80cm3/
cm2/s)に対して、パツド材14の発泡成形によ
つて形成される発泡ウレタンの含浸層18aが半
減され、シート10の表面感触に何ら問題を生じ
ないことが確認された。
スラブウレタン18を用いた場合には、従来用い
られていたスラブウレタン(通気量が約80cm3/
cm2/s)に対して、パツド材14の発泡成形によ
つて形成される発泡ウレタンの含浸層18aが半
減され、シート10の表面感触に何ら問題を生じ
ないことが確認された。
また、スラブウレタン12の通気量が5cm3/
cm2/s未満のものでは、含浸層18aがほとんど
認められなかつたが、通気性がなくなつて形成さ
れるシートに蒸れが生じ易くなることが分かつ
た。逆に、スラブウレタン18の通気量が40cm3/
cm2/sを越えるものでは、それ単独では通気性が
良いがパツド材14の成形によつて形成される発
泡ウレタンの含浸が進んで、通気性が悪くなるば
かりでなく、異物感を与えて表面感触性に問題を
生ずることが分かつた。
cm2/s未満のものでは、含浸層18aがほとんど
認められなかつたが、通気性がなくなつて形成さ
れるシートに蒸れが生じ易くなることが分かつ
た。逆に、スラブウレタン18の通気量が40cm3/
cm2/sを越えるものでは、それ単独では通気性が
良いがパツド材14の成形によつて形成される発
泡ウレタンの含浸が進んで、通気性が悪くなるば
かりでなく、異物感を与えて表面感触性に問題を
生ずることが分かつた。
したがつて、前記スラブウレタン18として
は、通気量が5〜40cm3/cm2/sの範囲のものが表
面感触性および通気性の点から最も好ましい結果
を与え、この限定された範囲のスラブウレタンを
用いることにより最も高品質な表皮一体成形シー
トが得られるのである。
は、通気量が5〜40cm3/cm2/sの範囲のものが表
面感触性および通気性の点から最も好ましい結果
を与え、この限定された範囲のスラブウレタンを
用いることにより最も高品質な表皮一体成形シー
トが得られるのである。
なお、通気量の測定は、フラジール形試験機を
用いて試験片を通過する空気量をもとめた。測定
に使用した試験片は厚さが10mmのスラブウレタン
を200×200mmの大きさにカツトしたものを用い、
この試験片をセツトした後、加減抵抗器によつて
傾斜形気圧計が水中1.27cm(124.5Pa)の圧力を
示すように吸い込み、吸込みフアンを調整し、そ
のときの垂直形気圧計の示す圧力と、使用した空
気孔の種類から同試験機の附属表によつて試験片
を通過する空気量cm3/cm2/sを求めた。
用いて試験片を通過する空気量をもとめた。測定
に使用した試験片は厚さが10mmのスラブウレタン
を200×200mmの大きさにカツトしたものを用い、
この試験片をセツトした後、加減抵抗器によつて
傾斜形気圧計が水中1.27cm(124.5Pa)の圧力を
示すように吸い込み、吸込みフアンを調整し、そ
のときの垂直形気圧計の示す圧力と、使用した空
気孔の種類から同試験機の附属表によつて試験片
を通過する空気量cm3/cm2/sを求めた。
《考案の効果》
以上説明したように、本考案によれば、スラブ
ウレタンにおける発泡ウレタンの含浸量が大きく
低下するので、含浸に起因する異物感がなく、シ
ートの表面感触を向上できる。しかも含浸度合が
小さくなることによりスラブウレタン自体の通気
性もある程度維持されるので、例えば従来のスラ
ブウレタンに対してシートの蒸れも生じにくくな
る。
ウレタンにおける発泡ウレタンの含浸量が大きく
低下するので、含浸に起因する異物感がなく、シ
ートの表面感触を向上できる。しかも含浸度合が
小さくなることによりスラブウレタン自体の通気
性もある程度維持されるので、例えば従来のスラ
ブウレタンに対してシートの蒸れも生じにくくな
る。
第1図は本考案の表皮一体成形シートを示す縦
断面図、第2図は第1図の−線断面図であ
る。 12……表皮材、14……パツド材、16……
カバー材、18……スラブウレタン、18a……
含浸層。
断面図、第2図は第1図の−線断面図であ
る。 12……表皮材、14……パツド材、16……
カバー材、18……スラブウレタン、18a……
含浸層。
Claims (1)
- カバー材の裏面に通気量5〜40cm3/cm2/sのス
ラブウレタンから成るバツキング材を設けた表皮
材と、該表皮材の裏面にバツキング材の裏面にウ
レタンフオームをモールド発泡して設けたパツト
材とからなることを特徴とする表皮一体成形シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985144212U JPH053305Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985144212U JPH053305Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6253135U JPS6253135U (ja) | 1987-04-02 |
| JPH053305Y2 true JPH053305Y2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=31054601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985144212U Expired - Lifetime JPH053305Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053305Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015054419A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | デルタ工業株式会社 | 一体発泡成形品の製造方法及び一体発泡成形品 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0546893Y2 (ja) * | 1988-10-31 | 1993-12-09 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5440872A (en) * | 1977-09-07 | 1979-03-31 | Kohkoku Chem Ind | Manufacture of outer skin one body foam mold article |
| JPS55140535A (en) * | 1979-04-23 | 1980-11-04 | Toyo Rubber Chem Ind Co Ltd | Preparing for cushion body |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP1985144212U patent/JPH053305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015054419A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | デルタ工業株式会社 | 一体発泡成形品の製造方法及び一体発泡成形品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6253135U (ja) | 1987-04-02 |
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