JPH05341439A - 写真印画紙用支持体 - Google Patents
写真印画紙用支持体Info
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- JPH05341439A JPH05341439A JP14957992A JP14957992A JPH05341439A JP H05341439 A JPH05341439 A JP H05341439A JP 14957992 A JP14957992 A JP 14957992A JP 14957992 A JP14957992 A JP 14957992A JP H05341439 A JPH05341439 A JP H05341439A
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- JP
- Japan
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- coating layer
- layer
- resin coating
- resin
- electron beam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像鮮鋭性に優れ、しかも柔軟性を維持し、
保存経時後も写真印画紙のカブリや感度を劣化させるこ
とのない、写真印画紙用支持体を提供する。 【構成】 紙基体上の表面樹脂被覆層が、不飽和有機化
合物を主成分として含む樹脂組成物の硬化体からなる2
層以上の積層構造を有し、このうちの少なくとも1層が
光重合開始剤を含有し、かつ紫外線照射により硬化され
た樹脂組成物硬化体から形成されており、かつ、他の層
が電子線照射により硬化された樹脂組成物の硬化体から
形成されている写真印画紙用支持体。
保存経時後も写真印画紙のカブリや感度を劣化させるこ
とのない、写真印画紙用支持体を提供する。 【構成】 紙基体上の表面樹脂被覆層が、不飽和有機化
合物を主成分として含む樹脂組成物の硬化体からなる2
層以上の積層構造を有し、このうちの少なくとも1層が
光重合開始剤を含有し、かつ紫外線照射により硬化され
た樹脂組成物硬化体から形成されており、かつ、他の層
が電子線照射により硬化された樹脂組成物の硬化体から
形成されている写真印画紙用支持体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真印画紙用支持体に関
するものである。更に詳しく述べるならば、本発明は、
表面樹脂被覆層が少なくとも2層以上の多層構造を有
し、しかも多層構造の表面樹脂被覆層が紫外線照射硬化
体および電子線照射硬化体によって構成されていること
を特徴とする写真印画紙用支持体に関するものである。
するものである。更に詳しく述べるならば、本発明は、
表面樹脂被覆層が少なくとも2層以上の多層構造を有
し、しかも多層構造の表面樹脂被覆層が紫外線照射硬化
体および電子線照射硬化体によって構成されていること
を特徴とする写真印画紙用支持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、写真印画紙用支持体としては、い
わゆるバライタ紙が用いられ、これは強サイズ性、およ
び強強度を付与した紙の両面に、硫酸バリウムのような
白色顔料を塗布して製造されたものである。しかし、近
年これに代わって、紙からなる基体の両面にポリオレフ
ィン樹脂を被覆して製造されたポリオレフィン被覆支持
体、いわいるRCペーパーが広く使用されるようになっ
た。このような支持体は、ポリオレフィン被覆層が疎水
性であるため、バライタ紙に比較して、現像定着処理中
に処理液が支持体中に浸透しにくく、このため水洗処理
時間や乾燥処理時間が大幅に短縮されるという利点を有
し、また、紙基体への処理液の浸透がないため、支持体
自体の伸縮が抑制され、優れた寸法安定性を有するなど
の長所を有している。
わゆるバライタ紙が用いられ、これは強サイズ性、およ
び強強度を付与した紙の両面に、硫酸バリウムのような
白色顔料を塗布して製造されたものである。しかし、近
年これに代わって、紙からなる基体の両面にポリオレフ
ィン樹脂を被覆して製造されたポリオレフィン被覆支持
体、いわいるRCペーパーが広く使用されるようになっ
た。このような支持体は、ポリオレフィン被覆層が疎水
性であるため、バライタ紙に比較して、現像定着処理中
に処理液が支持体中に浸透しにくく、このため水洗処理
時間や乾燥処理時間が大幅に短縮されるという利点を有
し、また、紙基体への処理液の浸透がないため、支持体
自体の伸縮が抑制され、優れた寸法安定性を有するなど
の長所を有している。
【0003】このような支持体のポリオレフィン樹脂被
覆層には、その隠蔽力あるいは解像力の向上を目的とし
て二酸化チタンのような無機白色顔料が混合されるが、
このような顔料は樹脂中への分散性が悪く、また顔料中
に含まれる揮発成分により溶融押し出し工程において発
泡して樹脂被覆層に膜割れを発生させるなどの問題があ
る。このため、樹脂被覆層中の顔料含有量を、上記隠蔽
力、または解像力の十分な向上のために必要な水準にま
で高めることができないのである。一般的にいえば、二
酸化チタンを用いる場合、これを約20重量%以上の添
加量で樹脂中に混入することは困難である。従って、こ
のような写真印画紙用支持体を用いて得られた写真印画
紙は、画像鮮鋭性において充分満足できるものとはいえ
なかった。
覆層には、その隠蔽力あるいは解像力の向上を目的とし
て二酸化チタンのような無機白色顔料が混合されるが、
このような顔料は樹脂中への分散性が悪く、また顔料中
に含まれる揮発成分により溶融押し出し工程において発
泡して樹脂被覆層に膜割れを発生させるなどの問題があ
る。このため、樹脂被覆層中の顔料含有量を、上記隠蔽
力、または解像力の十分な向上のために必要な水準にま
で高めることができないのである。一般的にいえば、二
酸化チタンを用いる場合、これを約20重量%以上の添
加量で樹脂中に混入することは困難である。従って、こ
のような写真印画紙用支持体を用いて得られた写真印画
紙は、画像鮮鋭性において充分満足できるものとはいえ
なかった。
【0004】近年になって、電子線照射によって硬化し
うる樹脂組成物からなる、いわゆる電子線硬化性樹脂を
支持体に塗布し、これに電子線照射を施して硬化した電
子線硬化樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体が提案
されている(例えば、特公昭60−17104号、特公
昭60−17105号、および特開昭57−49946
号など)。この方法によれば樹脂被覆層を形成する際に
樹脂組成物を高温に加熱溶融する必要がないため、顔料
含有量を20〜80重量%まで増加させることができ
る。従って、このような支持体を用いて得られる写真印
画紙の画像鮮鋭性は、ポリオレフィン樹脂被覆写真印画
紙に比べて格段に向上している。
うる樹脂組成物からなる、いわゆる電子線硬化性樹脂を
支持体に塗布し、これに電子線照射を施して硬化した電
子線硬化樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体が提案
されている(例えば、特公昭60−17104号、特公
昭60−17105号、および特開昭57−49946
号など)。この方法によれば樹脂被覆層を形成する際に
樹脂組成物を高温に加熱溶融する必要がないため、顔料
含有量を20〜80重量%まで増加させることができ
る。従って、このような支持体を用いて得られる写真印
画紙の画像鮮鋭性は、ポリオレフィン樹脂被覆写真印画
紙に比べて格段に向上している。
【0005】しかし、一般に電子線照射により硬化した
表面樹脂被覆層は、ポリオレフィン樹脂を溶融押し出し
て形成した表面樹脂被覆層に比べて硬く、このため得ら
れる写真印画紙は不満な柔軟性を有することが多い。
表面樹脂被覆層は、ポリオレフィン樹脂を溶融押し出し
て形成した表面樹脂被覆層に比べて硬く、このため得ら
れる写真印画紙は不満な柔軟性を有することが多い。
【0006】また電子線硬化性樹脂被覆層の上に写真感
光層を塗布して製造された写真印画紙は、保存経時後、
これに現像処理を施すと、製品として無視できない程度
にカブリの濃度が増加したり、感度が変化したりする場
合があることが判明している。
光層を塗布して製造された写真印画紙は、保存経時後、
これに現像処理を施すと、製品として無視できない程度
にカブリの濃度が増加したり、感度が変化したりする場
合があることが判明している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の上
記問題点を解決し、柔軟性が十分であり、しかも保存経
時後も写真印画紙にカブリを生ずることがなく、またそ
の感度を劣化させることのない、優れた写真印画紙用支
持体を提供しようとするものである。
記問題点を解決し、柔軟性が十分であり、しかも保存経
時後も写真印画紙にカブリを生ずることがなく、またそ
の感度を劣化させることのない、優れた写真印画紙用支
持体を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、表面樹脂
被覆層を2層以上の積層構造にし、しかもそれを、電子
線照射硬化体層と紫外線照射硬化体層により構成するこ
とにより、上記課題の解決に成功し、本発明を完成させ
たのである。
被覆層を2層以上の積層構造にし、しかもそれを、電子
線照射硬化体層と紫外線照射硬化体層により構成するこ
とにより、上記課題の解決に成功し、本発明を完成させ
たのである。
【0009】すなわち本発明の写真印画紙用支持体は、
天然パルプを主成分として含む紙基体と、前記紙基体の
一方の表面上に形成され、かつ不飽和有機化合物を主成
分として含む樹脂組成物から形成された2層以上の積層
構造を有する表面樹脂被覆層と、前記紙基体の他方の表
面上に形成され、かつフィルム形成性合成樹脂を主成分
として含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記表面樹脂被覆
層を構成する少なくとも1層が、光重合開始剤を含む樹
脂組成物の紫外線照射による硬化体から形成されてお
り、さらに前記表面樹脂被覆層を構成する残余の層が、
前記樹脂組成物の電子線照射による硬化体から形成され
ていることを特徴とするものである。
天然パルプを主成分として含む紙基体と、前記紙基体の
一方の表面上に形成され、かつ不飽和有機化合物を主成
分として含む樹脂組成物から形成された2層以上の積層
構造を有する表面樹脂被覆層と、前記紙基体の他方の表
面上に形成され、かつフィルム形成性合成樹脂を主成分
として含む裏面樹脂被覆層とを有し、前記表面樹脂被覆
層を構成する少なくとも1層が、光重合開始剤を含む樹
脂組成物の紫外線照射による硬化体から形成されてお
り、さらに前記表面樹脂被覆層を構成する残余の層が、
前記樹脂組成物の電子線照射による硬化体から形成され
ていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】以下、本発明の構成およびその作用について説
明する。一般に電子線照射により硬化した表面樹脂被覆
層を有する写真印画紙用支持体が不十分な柔軟性を示す
理由は、電子線が高いエネルギーを有するために、不飽
和結合を有する樹脂組成物の重合架橋が急速に、しかも
まんべんなく行き渡るために、樹脂被覆部層内の結合ネ
ットワークが過度に発達することにあると考えられる。
明する。一般に電子線照射により硬化した表面樹脂被覆
層を有する写真印画紙用支持体が不十分な柔軟性を示す
理由は、電子線が高いエネルギーを有するために、不飽
和結合を有する樹脂組成物の重合架橋が急速に、しかも
まんべんなく行き渡るために、樹脂被覆部層内の結合ネ
ットワークが過度に発達することにあると考えられる。
【0011】また十分な隠蔽性と画像解像度を確保した
表面樹脂被覆層を形成するためには、20重量部以上の
白色顔料を添加した樹脂組成物を、20g/m2以上(固
形分)の塗布量で紙基材を被覆することが望まれる。し
かし、この場合には、硬い塗膜により紙基材を比較的厚
く覆うことが必要であるため、得られる写真印画紙用支
持体の柔軟性は不十分になる。また電子線の照射によっ
て発生し、樹脂組成物の硬化を促進する活性ラジカル
は、硬化後も支持体中に残存し、これが写真感光材料と
化学反応して、写真感度の変化やカブリの発生を生ずる
原因となっている。たんに柔軟性を確保するためだけで
あれば、照射する電子線量を減少させることでも目的を
達成できるが、このようにして製造された表面樹脂被覆
層は、耐水性が不十分であり、特に現像処理液のような
アルカリ液に触れると膨潤してしまうため写真印画紙用
被覆層として使用することができないのである。
表面樹脂被覆層を形成するためには、20重量部以上の
白色顔料を添加した樹脂組成物を、20g/m2以上(固
形分)の塗布量で紙基材を被覆することが望まれる。し
かし、この場合には、硬い塗膜により紙基材を比較的厚
く覆うことが必要であるため、得られる写真印画紙用支
持体の柔軟性は不十分になる。また電子線の照射によっ
て発生し、樹脂組成物の硬化を促進する活性ラジカル
は、硬化後も支持体中に残存し、これが写真感光材料と
化学反応して、写真感度の変化やカブリの発生を生ずる
原因となっている。たんに柔軟性を確保するためだけで
あれば、照射する電子線量を減少させることでも目的を
達成できるが、このようにして製造された表面樹脂被覆
層は、耐水性が不十分であり、特に現像処理液のような
アルカリ液に触れると膨潤してしまうため写真印画紙用
被覆層として使用することができないのである。
【0012】本発明者らはこれらの問題を解決すべく鋭
意検討し、本発明の完成にいたったのである。すなわ
ち、紙基体の1表面上に形成され、かつ不飽和有機化合
物を主成分として含む樹脂組成物から形成される表面樹
脂被覆層を2層以上の積層構造にし、その少なくとも1
層を電子線照射により形成し、他の層を紫外線の照射に
より形成することにより上記課題を解決できることを見
い出したのである。
意検討し、本発明の完成にいたったのである。すなわ
ち、紙基体の1表面上に形成され、かつ不飽和有機化合
物を主成分として含む樹脂組成物から形成される表面樹
脂被覆層を2層以上の積層構造にし、その少なくとも1
層を電子線照射により形成し、他の層を紫外線の照射に
より形成することにより上記課題を解決できることを見
い出したのである。
【0013】本発明の方法によれば、表面樹脂被覆層の
全体を電子線照射により硬化させることがないため、表
面樹脂被覆層の全体に過度の重合架橋を生じることがな
く、したがって柔軟性を確保することができる。しかも
電子線照射量を少なくすることができるため、無用の活
性ラジカルの残存を抑制することができ、従って、写真
感度の低下やカブリの発生などの諸問題を防止すること
ができる。
全体を電子線照射により硬化させることがないため、表
面樹脂被覆層の全体に過度の重合架橋を生じることがな
く、したがって柔軟性を確保することができる。しかも
電子線照射量を少なくすることができるため、無用の活
性ラジカルの残存を抑制することができ、従って、写真
感度の低下やカブリの発生などの諸問題を防止すること
ができる。
【0014】本発明において、表面樹脂被覆層の形成に
使用される樹脂組成物は、電子線硬化性有機化合物を主
成分として含むものであって、この有機化合物の種類に
特別の限定はない。これらの化合物はモノマーでもよ
く、又はオリゴマーであってもよく、これらは単独使用
されてもよく、あるいは、それらを混合したものであっ
てもよい。
使用される樹脂組成物は、電子線硬化性有機化合物を主
成分として含むものであって、この有機化合物の種類に
特別の限定はない。これらの化合物はモノマーでもよ
く、又はオリゴマーであってもよく、これらは単独使用
されてもよく、あるいは、それらを混合したものであっ
てもよい。
【0015】また紫外線照射により硬化する紫外線硬化
性有機化合物の種類にもなんら限定はない。この紫外線
硬化性樹脂組成物は、上述の電子線硬化性樹脂に光重合
開始剤を適当量加えることにより調製される。また本発
明において、電子線硬化に供される樹脂組成物には、当
然のことながら光重合開始剤は必要ないが、たとえ含有
していたとしても電子線照射による硬化にはなんら差し
つかえない。だが光重合開始剤の種類によっては著しい
臭気を発生することもあり、従って無意味な使用は控え
なければならない。
性有機化合物の種類にもなんら限定はない。この紫外線
硬化性樹脂組成物は、上述の電子線硬化性樹脂に光重合
開始剤を適当量加えることにより調製される。また本発
明において、電子線硬化に供される樹脂組成物には、当
然のことながら光重合開始剤は必要ないが、たとえ含有
していたとしても電子線照射による硬化にはなんら差し
つかえない。だが光重合開始剤の種類によっては著しい
臭気を発生することもあり、従って無意味な使用は控え
なければならない。
【0016】本発明において、表面樹脂被覆層の形成に
用いられる不飽和有機化合物含有樹脂組成物は、白色顔
料、および必要に応じてその他の添加剤を含んでいても
よい。
用いられる不飽和有機化合物含有樹脂組成物は、白色顔
料、および必要に応じてその他の添加剤を含んでいても
よい。
【0017】本発明に用いられる電子線硬化性不飽和化
合物は、例えば下記化合物から選ぶことができる。 (1)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪族の、1〜6価
のアルコール及びポリアルキレングリコールのアクリレ
ート化合物類 (2)脂肪族、脂環族、芳香脂肪族の、1〜6価のアル
コールにアルキレンオキサイドを付加させたもののアク
リレート化合物類 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類 (4)カルボン酸と、ポリオールと、アクリル酸との反
応生成物 (5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物 (7)エポキシ化合物と、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物
合物は、例えば下記化合物から選ぶことができる。 (1)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪族の、1〜6価
のアルコール及びポリアルキレングリコールのアクリレ
ート化合物類 (2)脂肪族、脂環族、芳香脂肪族の、1〜6価のアル
コールにアルキレンオキサイドを付加させたもののアク
リレート化合物類 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類 (4)カルボン酸と、ポリオールと、アクリル酸との反
応生成物 (5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物 (7)エポキシ化合物と、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物
【0018】これらの化合物を具体的に述べるならば、
電子線硬化性不飽和有機化合物として、ポリオキシエチ
レンエピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリ
レート、ジシクロヘキシルアクリレート、エピクロルヒ
ドリン変性ポリエチレングリコールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシ
ビバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ノニルフェノキシポリエチレングリコールアクリ
レート、エチレンオキサイド変性フェノキシ化リン酸ア
クリレート、エチレンオキサイド変性フタル酸アクリレ
ート、ポリブタジエンアクリレート、カプロラクタン変
性テトラヒドロフルフリルアクリレート、トリス(アク
リロキシエチル)イソシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリア
クリレート、ペンタエリスリトールペンタアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタジエ
ンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、およびネオペンチルグリコール変性トリ
メチロールプロパンジアクリレートなどをあげることが
できる。本発明においては、これらの有機化合物を単独
で、あるいはその2種以上を組み合わせて使用すること
ができる。
電子線硬化性不飽和有機化合物として、ポリオキシエチ
レンエピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリ
レート、ジシクロヘキシルアクリレート、エピクロルヒ
ドリン変性ポリエチレングリコールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシ
ビバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ノニルフェノキシポリエチレングリコールアクリ
レート、エチレンオキサイド変性フェノキシ化リン酸ア
クリレート、エチレンオキサイド変性フタル酸アクリレ
ート、ポリブタジエンアクリレート、カプロラクタン変
性テトラヒドロフルフリルアクリレート、トリス(アク
リロキシエチル)イソシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリア
クリレート、ペンタエリスリトールペンタアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタジエ
ンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、およびネオペンチルグリコール変性トリ
メチロールプロパンジアクリレートなどをあげることが
できる。本発明においては、これらの有機化合物を単独
で、あるいはその2種以上を組み合わせて使用すること
ができる。
【0019】本発明で使用される光重合開始剤は、一般
に知られるものから選ぶことができるが、例えばエチル
アントラキノン、メチルベンゾイルフォルメート、1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、アントフェ
ノン、ジエトキシアセトフェノン、およびトリクロロア
セトフェノンのようなアセトフェノン類、o−ベンゾイ
ルメチルベンゾエート、ベンゾフェノン、ミヒラーケト
ン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテ
ル、ベンジルジメチルケタール、テトラメチルチウラム
モノサルファイド、キサントン、チオキサントン類、ベ
ンゾフェノン類、アゾ化合物、などから適宜選択して使
用することができる。またこれらの光重合開始剤の2種
類以上を混合して使用することも可能である。
に知られるものから選ぶことができるが、例えばエチル
アントラキノン、メチルベンゾイルフォルメート、1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、アントフェ
ノン、ジエトキシアセトフェノン、およびトリクロロア
セトフェノンのようなアセトフェノン類、o−ベンゾイ
ルメチルベンゾエート、ベンゾフェノン、ミヒラーケト
ン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテ
ル、ベンジルジメチルケタール、テトラメチルチウラム
モノサルファイド、キサントン、チオキサントン類、ベ
ンゾフェノン類、アゾ化合物、などから適宜選択して使
用することができる。またこれらの光重合開始剤の2種
類以上を混合して使用することも可能である。
【0020】一般に、光重合開始剤の添加量は、紫外線
硬化性樹脂の重量に対して、通常0.1〜10重量%の
範囲内にあることが好ましい。また例えばN−メチルジ
エタノールアミン、ビスジエチルアミノベンゾフェノン
などの公知の光重合促進剤を前記光重合開始剤と併用す
ることは、硬化速度の向上のために好ましいことであ
る。上記光重合促進剤の添加量は、その効果が発揮され
る限り特に限定はないが、一般的に光重合開始剤の重量
の0.5〜2倍量であることが適当である。
硬化性樹脂の重量に対して、通常0.1〜10重量%の
範囲内にあることが好ましい。また例えばN−メチルジ
エタノールアミン、ビスジエチルアミノベンゾフェノン
などの公知の光重合促進剤を前記光重合開始剤と併用す
ることは、硬化速度の向上のために好ましいことであ
る。上記光重合促進剤の添加量は、その効果が発揮され
る限り特に限定はないが、一般的に光重合開始剤の重量
の0.5〜2倍量であることが適当である。
【0021】本発明の表面樹脂被覆層には、印画紙とし
たときの鮮鋭性向上を目的として白色顔料を含有させる
ことが好ましい。白色顔料としては主として二酸化チタ
ン(アナターゼ型、およびルチル型)が使用されるが、
その他には、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化アル
ミニウム、酸化亜鉛、および酸化マグネシウムなどがい
ずれも使用可能である。また白色顔料は、その表面が、
アルミニウムや珪素などの水酸化物により表面処理を施
されたものであってもよい。
たときの鮮鋭性向上を目的として白色顔料を含有させる
ことが好ましい。白色顔料としては主として二酸化チタ
ン(アナターゼ型、およびルチル型)が使用されるが、
その他には、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化アル
ミニウム、酸化亜鉛、および酸化マグネシウムなどがい
ずれも使用可能である。また白色顔料は、その表面が、
アルミニウムや珪素などの水酸化物により表面処理を施
されたものであってもよい。
【0022】上記白色顔料の含有量は、電子線硬化性樹
脂被覆量の全固形分重量に対し20〜80%であること
が好ましい。その含有量が20重量%より少なくなる
と、得られる印画紙上の写真画像の鮮鋭性が十分でない
ことがあり、それが80重量%を越えると、得られる樹
脂被覆層の柔軟性が低下し、膜割れを生じることがあ
る。
脂被覆量の全固形分重量に対し20〜80%であること
が好ましい。その含有量が20重量%より少なくなる
と、得られる印画紙上の写真画像の鮮鋭性が十分でない
ことがあり、それが80重量%を越えると、得られる樹
脂被覆層の柔軟性が低下し、膜割れを生じることがあ
る。
【0023】白色顔料を上記のような電子線硬化性不飽
和有機化合物中に分散するには、3本ロールミル(スリ
ーロールミル)、2本ロールミル(ツーロールミル)、
カウレスディゾルバー、ホモミキサー、サンドグライン
ダー、ペイントコンディションナーおよび超音波分散機
などを使用することができる。
和有機化合物中に分散するには、3本ロールミル(スリ
ーロールミル)、2本ロールミル(ツーロールミル)、
カウレスディゾルバー、ホモミキサー、サンドグライン
ダー、ペイントコンディションナーおよび超音波分散機
などを使用することができる。
【0024】本発明において、表面樹脂被覆層の最外側
層を形成する場合、最外層用樹脂組成物を金属板もしく
はシート状フィルムなどからなる成型面に塗布しことを
硬化する。特に表面をメッキ処理した金属板や金属製円
筒形回転体(ドラム)や、プラスチック製シート状フィ
ルムは有利に用いることができる。
層を形成する場合、最外層用樹脂組成物を金属板もしく
はシート状フィルムなどからなる成型面に塗布しことを
硬化する。特に表面をメッキ処理した金属板や金属製円
筒形回転体(ドラム)や、プラスチック製シート状フィ
ルムは有利に用いることができる。
【0025】金属製円筒形回転体は、その材質形状に特
に規定はないが、その表面がステンレススチール、銅、
クロームなどで覆われ、鏡面に仕上げられていることが
好ましい。また、シート状フィルムは、その材質形状に
限定はないが、具体的にはプラスチックフィルム、アル
ミニウム箔などの金属箔、紙、布、および不織布などか
ら選ぶことができ、これらは、比較的厚さの薄いもので
あることが好ましい。
に規定はないが、その表面がステンレススチール、銅、
クロームなどで覆われ、鏡面に仕上げられていることが
好ましい。また、シート状フィルムは、その材質形状に
限定はないが、具体的にはプラスチックフィルム、アル
ミニウム箔などの金属箔、紙、布、および不織布などか
ら選ぶことができ、これらは、比較的厚さの薄いもので
あることが好ましい。
【0026】成型面表面あるいは紙基体表面に樹脂組成
物を塗布する方法としては、例えばバーコート法、ブレ
ードコート法、スクイズコート法、エアーナイフコート
法、ロールコート法、グラビアコート法およびトランス
ファーコート法などのいずれを用いてもよい。更にこの
ために、ファウンテンコーターあるいはスロットダイコ
ーター方式を用いることもできる。特に金属製ドラムの
表面を成型面として使用する場合には、成型面表面に傷
をつけないための配慮から、ゴムロールを使用するロー
ルコート法、あるいはオフセットグラビアコート法が用
いられ、さらには非接触タイプのファウンテンコーター
や、スロットダイコート法が有利に用いられる。
物を塗布する方法としては、例えばバーコート法、ブレ
ードコート法、スクイズコート法、エアーナイフコート
法、ロールコート法、グラビアコート法およびトランス
ファーコート法などのいずれを用いてもよい。更にこの
ために、ファウンテンコーターあるいはスロットダイコ
ーター方式を用いることもできる。特に金属製ドラムの
表面を成型面として使用する場合には、成型面表面に傷
をつけないための配慮から、ゴムロールを使用するロー
ルコート法、あるいはオフセットグラビアコート法が用
いられ、さらには非接触タイプのファウンテンコーター
や、スロットダイコート法が有利に用いられる。
【0027】本発明において、表面樹脂組成物の硬化
は、下記方法を採用することによって特に有利に行うこ
とができるが、この方法に使用される装置を添付図面の
図1〜4に示されている。
は、下記方法を採用することによって特に有利に行うこ
とができるが、この方法に使用される装置を添付図面の
図1〜4に示されている。
【0028】図1の場合、塗料容器2中の最外層を形成
すべき紫外線硬化性樹脂組成物3は、オフセットグラビ
アコーターなどのコーター4a,4bを用いて、成型面
を形成する金属製ドラム5の表面上に塗布されて塗布液
層7aを形成し、その後塗布液層7aは紫外線照射装置
6によりて硬化され、硬化最外側層7を形成する。一
方、塗料容器8中の内側塗布層形成用組成物9は、コー
ター10a,10bを用いて紙基体11上に塗布され、
内側塗布液層12が形成され、この内側塗布液層12
は、ガイドロール13により、金属製ドラム5上の硬化
最外層7の上に重ね合わされ、この重積層を電子線照射
装置14の照射により硬化して、表面樹脂被覆層を形成
した後、ガイドロール15により、得られた紙基体−表
面樹脂被覆層積層体を金属製ドラム5の成型面から剥離
する。
すべき紫外線硬化性樹脂組成物3は、オフセットグラビ
アコーターなどのコーター4a,4bを用いて、成型面
を形成する金属製ドラム5の表面上に塗布されて塗布液
層7aを形成し、その後塗布液層7aは紫外線照射装置
6によりて硬化され、硬化最外側層7を形成する。一
方、塗料容器8中の内側塗布層形成用組成物9は、コー
ター10a,10bを用いて紙基体11上に塗布され、
内側塗布液層12が形成され、この内側塗布液層12
は、ガイドロール13により、金属製ドラム5上の硬化
最外層7の上に重ね合わされ、この重積層を電子線照射
装置14の照射により硬化して、表面樹脂被覆層を形成
した後、ガイドロール15により、得られた紙基体−表
面樹脂被覆層積層体を金属製ドラム5の成型面から剥離
する。
【0029】図2の場合、容器2中の最外側層を形成す
べき組成物3は、オフセットグラビアコーターなどのコ
ーター4a,4bを用いて、成型面を形成する金属製ド
ラム5の表面上に塗布されて塗布液層7aを形成する。
一方、容器8中の内側塗布層形成用組成物9は、コータ
ー10a,10bを用いて紙基体11上に塗布され、そ
れによって内側塗布液層12aが形成され、その後塗布
液層12aは紫外線照射装置6を用いて硬化され、硬化
内側層12が形成される。この硬化内側層12は、ガイ
ドロール13により、金属製ドラム5上の塗布液層7a
の上に重ね合わされ、この重積層を電子線照射装置14
からの電子線の照射により硬化して表面樹脂被覆層を形
成した後、得られた紙基体−表面樹脂被覆層積層体16
ガイドロール15により、金属製ドラムの成型面から剥
離する。
べき組成物3は、オフセットグラビアコーターなどのコ
ーター4a,4bを用いて、成型面を形成する金属製ド
ラム5の表面上に塗布されて塗布液層7aを形成する。
一方、容器8中の内側塗布層形成用組成物9は、コータ
ー10a,10bを用いて紙基体11上に塗布され、そ
れによって内側塗布液層12aが形成され、その後塗布
液層12aは紫外線照射装置6を用いて硬化され、硬化
内側層12が形成される。この硬化内側層12は、ガイ
ドロール13により、金属製ドラム5上の塗布液層7a
の上に重ね合わされ、この重積層を電子線照射装置14
からの電子線の照射により硬化して表面樹脂被覆層を形
成した後、得られた紙基体−表面樹脂被覆層積層体16
ガイドロール15により、金属製ドラムの成型面から剥
離する。
【0030】図3および図4は、成型用フィルム17の
表面を成型面として利用する場合の例を示す。すなわち
金属ドラムの代わりに、ポリエステルフィルムのような
高分子フィルムを成型面に用いるものである。これらの
場合、電子線照射装置14からの最外層−内側層重積層
への照射は、図3および4に示されているように、成型
フィルム17を通して照射されてもよく、あるいは成型
用フィルム17とは反対側の紙基体11の背面から照射
されてもよい。この成型用フィルム11は巻き取ったあ
と、再び繰り返し使用することも可能であるが、その場
合には、エンドレスベルト状にしてあってもよい。ま
た、成型面フィルムは必ずしも高分子フィルムである必
要はなく、ベルト状の金属膜であってもよく、さらにこ
の金属膜はエンドレスベルト状であってもよい。
表面を成型面として利用する場合の例を示す。すなわち
金属ドラムの代わりに、ポリエステルフィルムのような
高分子フィルムを成型面に用いるものである。これらの
場合、電子線照射装置14からの最外層−内側層重積層
への照射は、図3および4に示されているように、成型
フィルム17を通して照射されてもよく、あるいは成型
用フィルム17とは反対側の紙基体11の背面から照射
されてもよい。この成型用フィルム11は巻き取ったあ
と、再び繰り返し使用することも可能であるが、その場
合には、エンドレスベルト状にしてあってもよい。ま
た、成型面フィルムは必ずしも高分子フィルムである必
要はなく、ベルト状の金属膜であってもよく、さらにこ
の金属膜はエンドレスベルト状であってもよい。
【0031】本発明の写真印画紙用支持体は、いずれの
場合でも表面樹脂層を形成する各塗布液層は電子線照射
もしくは紫外線照射により硬化され、表面樹脂被覆層の
全体が電子線照射により硬化されていないため、十分な
柔軟性を保つことができるのである。
場合でも表面樹脂層を形成する各塗布液層は電子線照射
もしくは紫外線照射により硬化され、表面樹脂被覆層の
全体が電子線照射により硬化されていないため、十分な
柔軟性を保つことができるのである。
【0032】本発明の多層型電子線硬化樹脂表面被覆層
の合計重量は、2〜60g/m2(固形分)であることが
好ましい。また、最外側樹脂被覆部層の重量は、0.5
〜20g/m2(固形分)であることが好ましい。
の合計重量は、2〜60g/m2(固形分)であることが
好ましい。また、最外側樹脂被覆部層の重量は、0.5
〜20g/m2(固形分)であることが好ましい。
【0033】本発明の裏面樹脂被覆層を形成するのに用
いられるフィルム形成性合成樹脂としては、従来の写真
印画紙用支持体の製造に用いられるポリオレフィン樹
脂、または、前述の電子線硬化樹脂などを使用すること
ができる。
いられるフィルム形成性合成樹脂としては、従来の写真
印画紙用支持体の製造に用いられるポリオレフィン樹
脂、または、前述の電子線硬化樹脂などを使用すること
ができる。
【0034】裏面樹脂被覆層を形成するためのポリオレ
フィン樹脂としては、エチレン、α−オレフィン類、例
えばプロピレンなどの単独重合体、前記オレフィンの少
なくとも2種の共重合体、および、これら各種重合体の
少なくとも2種の混合物などから選ぶことができる。特
に好ましいポリオレフィン樹脂は、低密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、直鎖型低密度ポリエチレン、
およびこれらの混合物である。ポリオレフィン樹脂の分
子量には特に制限はないが、通常は20,000〜20
0,000の範囲のものが用いられる。ポリオレフィン
樹脂には、必要に応じて、少量の酸化防止剤、および滑
剤を添加してもよい。ポリオレフィン樹脂を用いて裏面
樹脂被覆層を形成するには、通常の溶融押し出し塗工を
用いることができる。
フィン樹脂としては、エチレン、α−オレフィン類、例
えばプロピレンなどの単独重合体、前記オレフィンの少
なくとも2種の共重合体、および、これら各種重合体の
少なくとも2種の混合物などから選ぶことができる。特
に好ましいポリオレフィン樹脂は、低密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、直鎖型低密度ポリエチレン、
およびこれらの混合物である。ポリオレフィン樹脂の分
子量には特に制限はないが、通常は20,000〜20
0,000の範囲のものが用いられる。ポリオレフィン
樹脂には、必要に応じて、少量の酸化防止剤、および滑
剤を添加してもよい。ポリオレフィン樹脂を用いて裏面
樹脂被覆層を形成するには、通常の溶融押し出し塗工を
用いることができる。
【0035】また、裏面樹脂被覆層を形成するための電
子線硬化性不飽和有機化合物としては、前述の表面樹脂
被覆層の形成に用いられる化合物をすべて使用できる。
さらに裏面の樹脂被覆層の形成方法も、前述の表面樹脂
被覆層の場合と同様にしてもよい。
子線硬化性不飽和有機化合物としては、前述の表面樹脂
被覆層の形成に用いられる化合物をすべて使用できる。
さらに裏面の樹脂被覆層の形成方法も、前述の表面樹脂
被覆層の場合と同様にしてもよい。
【0036】裏面樹脂被覆層の重量には特に制限はない
が、一般には10〜40g/m2の範囲にあることが好ま
しい。
が、一般には10〜40g/m2の範囲にあることが好ま
しい。
【0037】本発明の電子線照射に用いられる電子線加
速器としては、特にその方式に限定はなく、例えば、バ
ンデグラーフ型スキャニング方式、ダブルスキャニング
方式、カーテンビーム方式などの電子線照射装置が使用
できる。これらのなかでも、比較的安価で大出力の得ら
れるカーテンビーム方式のものが有効に用いられる。電
子線照射の際の加速電圧は100〜300kVであること
が好ましく、吸収線量としては、0.1〜6.0Mradで
あることが好ましく、0.2〜4.0Mradが特に好まし
い。吸収線量が0.1Mrad以下の場合には、電子線照射
による樹脂の硬化が不十分になることがある。また必要
以上に吸収線量を高くすると、エネルギー消費に無駄で
あるばかりでなく、紙基体の無用の劣化を招くことにも
なり好ましくない。
速器としては、特にその方式に限定はなく、例えば、バ
ンデグラーフ型スキャニング方式、ダブルスキャニング
方式、カーテンビーム方式などの電子線照射装置が使用
できる。これらのなかでも、比較的安価で大出力の得ら
れるカーテンビーム方式のものが有効に用いられる。電
子線照射の際の加速電圧は100〜300kVであること
が好ましく、吸収線量としては、0.1〜6.0Mradで
あることが好ましく、0.2〜4.0Mradが特に好まし
い。吸収線量が0.1Mrad以下の場合には、電子線照射
による樹脂の硬化が不十分になることがある。また必要
以上に吸収線量を高くすると、エネルギー消費に無駄で
あるばかりでなく、紙基体の無用の劣化を招くことにも
なり好ましくない。
【0038】電子線照射時における雰囲気中の酸素濃度
は500ppm 以下であることが好ましい。酸素濃度が5
00ppm を超えると、酸素が重合反応の抑制剤として働
き、、樹脂組成物の硬化が不十分になることがある。た
だし本発明の装置を用いる場合においては、何れの場合
も電子線硬化性樹脂塗布液は直接空気に触れることがな
く、従って電子線照射時における雰囲気中の酸素濃度を
特に低減させる必要はかならずしも必要ない。また合わ
せて電子線照射によるオゾン発生を防止する、または電
子線がウインドウ通過する際に発熱するウインドウを冷
却する目的で窒素ガスなどの不活性ガスを流すことに無
論問題はない。
は500ppm 以下であることが好ましい。酸素濃度が5
00ppm を超えると、酸素が重合反応の抑制剤として働
き、、樹脂組成物の硬化が不十分になることがある。た
だし本発明の装置を用いる場合においては、何れの場合
も電子線硬化性樹脂塗布液は直接空気に触れることがな
く、従って電子線照射時における雰囲気中の酸素濃度を
特に低減させる必要はかならずしも必要ない。また合わ
せて電子線照射によるオゾン発生を防止する、または電
子線がウインドウ通過する際に発熱するウインドウを冷
却する目的で窒素ガスなどの不活性ガスを流すことに無
論問題はない。
【0039】本発明の紫外線照射に用いられる紫外線照
射装置は、特にその方式に限定はないが、例えば、低圧
水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハライドラン
プなどが使用でき、これらのランプを適宜集光型、半集
光型、拡散型などの光反射器と組合せ、また一般には紫
外線照射ランプは発熱するため、水冷ジャケット、コー
ルドミラー、アルミミラーなどにより冷却対策して使用
することが好ましい。また一般に充分な硬化を得るため
には、処理速度に応じて、出力80w/cm以上の複数個
の紫外線照射装置をならべて使用することが好ましい。
射装置は、特にその方式に限定はないが、例えば、低圧
水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハライドラン
プなどが使用でき、これらのランプを適宜集光型、半集
光型、拡散型などの光反射器と組合せ、また一般には紫
外線照射ランプは発熱するため、水冷ジャケット、コー
ルドミラー、アルミミラーなどにより冷却対策して使用
することが好ましい。また一般に充分な硬化を得るため
には、処理速度に応じて、出力80w/cm以上の複数個
の紫外線照射装置をならべて使用することが好ましい。
【0040】紫外線および電子線照射を施して表面樹脂
被覆層を硬化させた後、写真感光層との接着性を向上さ
せる目的でコロナ放電処理などの表面処理を施したり、
あるいは下塗り層を表面に塗布してもよい。
被覆層を硬化させた後、写真感光層との接着性を向上さ
せる目的でコロナ放電処理などの表面処理を施したり、
あるいは下塗り層を表面に塗布してもよい。
【0041】本発明に用いられる紙基体としては、通常
50〜300g/m2の重量を有し、表面の平滑なものが
好ましい。このような紙基体は一般に写真印画紙用支持
体に用いられているものから選ぶことができる。
50〜300g/m2の重量を有し、表面の平滑なものが
好ましい。このような紙基体は一般に写真印画紙用支持
体に用いられているものから選ぶことができる。
【0042】紙基体を形成する天然パルプとしては、針
葉樹パルプ、広葉樹パルプ、広葉樹針葉樹混合パルプ、
などを使用することができる。これらの天然パルプは、
例えば、クラフトパルプ、サルファイトパルプ、ソーダ
パルプのごとき公知の方法で蒸解され、また塩素処理、
アルカリ処理、次亜塩素酸塩処理、二酸化塩素処理、過
酸化物処理のごとき方法で漂白処理したものから選ぶこ
とができる。また必要によっては合成パルプ、合成繊維
を含むパルプを使用することもできる。
葉樹パルプ、広葉樹パルプ、広葉樹針葉樹混合パルプ、
などを使用することができる。これらの天然パルプは、
例えば、クラフトパルプ、サルファイトパルプ、ソーダ
パルプのごとき公知の方法で蒸解され、また塩素処理、
アルカリ処理、次亜塩素酸塩処理、二酸化塩素処理、過
酸化物処理のごとき方法で漂白処理したものから選ぶこ
とができる。また必要によっては合成パルプ、合成繊維
を含むパルプを使用することもできる。
【0043】紙基材の厚さは、50〜300μmであ
り、その坪量は50〜300g/m2であることが好まし
い。その表面はシート状の基材を製造した後、これにカ
レンダーなどにより圧力を印加して圧縮してその表面性
を改善されていることが好ましい。
り、その坪量は50〜300g/m2であることが好まし
い。その表面はシート状の基材を製造した後、これにカ
レンダーなどにより圧力を印加して圧縮してその表面性
を改善されていることが好ましい。
【0044】また、本発明の写真印画紙用支持体におい
て、紙基材には、電子線照射に由来するカブリを抑制す
るために、マグネシウム化合物を含ませたものが有利に
利用できる。さらに紙基材は通常の各種添加剤、例えば
乾燥紙力増強剤(カチオン化澱粉、カチオン化ポリアク
リルアミド、およびアニオン性ポリアクリルアミドな
ど)、サイズ剤(脂肪酸塩、ロジン、マレイン化ロジ
ン、カチオン化サイズ剤、およびアニオン性サイズ剤な
ど)、填料(クレー、タルク、カオリン、および酸化マ
グネシウムなど)、湿潤紙力増強剤(メラミン樹脂、お
よびエポキシ化ポリアミド樹脂など)定着剤(硫酸アル
ミニウム、およびカチオン化澱粉など)、pH調節剤(苛
性ソーダ、および炭酸ソーダなど)などの1種以上を含
んでいてもよい。
て、紙基材には、電子線照射に由来するカブリを抑制す
るために、マグネシウム化合物を含ませたものが有利に
利用できる。さらに紙基材は通常の各種添加剤、例えば
乾燥紙力増強剤(カチオン化澱粉、カチオン化ポリアク
リルアミド、およびアニオン性ポリアクリルアミドな
ど)、サイズ剤(脂肪酸塩、ロジン、マレイン化ロジ
ン、カチオン化サイズ剤、およびアニオン性サイズ剤な
ど)、填料(クレー、タルク、カオリン、および酸化マ
グネシウムなど)、湿潤紙力増強剤(メラミン樹脂、お
よびエポキシ化ポリアミド樹脂など)定着剤(硫酸アル
ミニウム、およびカチオン化澱粉など)、pH調節剤(苛
性ソーダ、および炭酸ソーダなど)などの1種以上を含
んでいてもよい。
【0045】また紙基体は、水溶性高分子添加剤、表面
サイズ剤、無機電解質、吸湿性物質、顔料、pH調節剤、
染料、帯電防止剤、ポリビニルアルコール、およびカル
ボキシ変性ポリビニルアルコール、などの1種以上を含
む処理液でタブサイズ、またはサイズプレスされたもの
であってもよい。
サイズ剤、無機電解質、吸湿性物質、顔料、pH調節剤、
染料、帯電防止剤、ポリビニルアルコール、およびカル
ボキシ変性ポリビニルアルコール、などの1種以上を含
む処理液でタブサイズ、またはサイズプレスされたもの
であってもよい。
【0046】本発明の表裏両面の樹脂被覆層の塗工量
は、多層構成の各層それぞれが0.5〜50g/m2であ
り、表裏両面樹脂被覆層の合計が10〜100g/m2で
あることが好ましい。各層の塗工量が0.5g/m2未満
では、本発明の効果を十分に発揮することが難しく、塗
工工程でピンホールなどの塗工欠陥を生じやすくなり、
また、それが50g/m2を越えて多量になると、樹脂被
覆層に膜割れを生じたり、樹脂被覆層の硬化が不均一に
なったりする。さらに、表裏両面樹脂被覆層の塗工量の
合計が10g/m2未満では、写真印画紙用支持体に要求
される隠蔽力と解像力を得ることができなくなり、また
それが100g/m2を越えて多くなると、樹脂被覆層に
膜割れを生じやすくなり、さらに製造にかかわるコスト
の面でも実用的でない。
は、多層構成の各層それぞれが0.5〜50g/m2であ
り、表裏両面樹脂被覆層の合計が10〜100g/m2で
あることが好ましい。各層の塗工量が0.5g/m2未満
では、本発明の効果を十分に発揮することが難しく、塗
工工程でピンホールなどの塗工欠陥を生じやすくなり、
また、それが50g/m2を越えて多量になると、樹脂被
覆層に膜割れを生じたり、樹脂被覆層の硬化が不均一に
なったりする。さらに、表裏両面樹脂被覆層の塗工量の
合計が10g/m2未満では、写真印画紙用支持体に要求
される隠蔽力と解像力を得ることができなくなり、また
それが100g/m2を越えて多くなると、樹脂被覆層に
膜割れを生じやすくなり、さらに製造にかかわるコスト
の面でも実用的でない。
【0047】
【実施例】本発明を下記実施例により詳細に説明する
が、もちろん本発明はこれらの態様に制限されるもので
はない。
が、もちろん本発明はこれらの態様に制限されるもので
はない。
【0048】実施例1 坪量180g/m2の紙基体の一方の表面上に、コロナ放
電による表面活性化処理を施したのち、これにポリエチ
レン樹脂の溶融押し出し被覆を施し、塗布量が30g/
m2の裏面樹脂被覆層を形成した。
電による表面活性化処理を施したのち、これにポリエチ
レン樹脂の溶融押し出し被覆を施し、塗布量が30g/
m2の裏面樹脂被覆層を形成した。
【0049】次に、下記に示す組成の混合物を、ペイン
トコンディショナーで1時間混合分散させて内側樹脂被
覆層形成用塗料組成物を調製し、この組成物を、上記紙
基体の他方の表面上に、ワイヤーバーを用いて、硬化後
の塗布量が20g/m2になるように塗布し、この塗布層
にメタルハライドランプからの紫外線照射を施してこの
塗布層を硬化させ内側樹脂被覆層を形成した。
トコンディショナーで1時間混合分散させて内側樹脂被
覆層形成用塗料組成物を調製し、この組成物を、上記紙
基体の他方の表面上に、ワイヤーバーを用いて、硬化後
の塗布量が20g/m2になるように塗布し、この塗布層
にメタルハライドランプからの紫外線照射を施してこの
塗布層を硬化させ内側樹脂被覆層を形成した。
【0050】 内側樹脂被覆層形成用塗料組成物 成 分 配 合 量 ウレタンアクリレートオリゴマー 36重量部 (商標:ビームセット550B、荒川化学工業製) 2官能アクリレートモノマー 24重量部 (商標:M−220、東亜合成製) 二酸化チタン 40重量部 (商標:A220、石原産業製) 光重合開始剤 3重量部 (商標:EDTX−S、日本化薬製) 光重合促進剤 3重量部 (商標:DMBI、日本化薬製)
【0051】別に、下記に示す組成の混合物をペイント
コンディショナーで1時間混合分散させて最外側樹脂被
覆層形成用塗料組成物を調製し、この組成物を、ワイヤ
ーバーを用いてクロムメッキを施した金属板の表面(成
型面)上に、硬化後の塗布量が5g/m2になるように塗
布して塗布層を形成し、この塗布層上に前述の紙基体上
に形成した内側樹脂被覆層を重ね合わせ、紙基体の背面
から、電子線を加速電圧165kV、吸収線量2Mradの条
件で照射し、上記樹脂重層体を硬化させて表面樹脂被覆
層を形成し、写真印画紙用支持体を作成した。
コンディショナーで1時間混合分散させて最外側樹脂被
覆層形成用塗料組成物を調製し、この組成物を、ワイヤ
ーバーを用いてクロムメッキを施した金属板の表面(成
型面)上に、硬化後の塗布量が5g/m2になるように塗
布して塗布層を形成し、この塗布層上に前述の紙基体上
に形成した内側樹脂被覆層を重ね合わせ、紙基体の背面
から、電子線を加速電圧165kV、吸収線量2Mradの条
件で照射し、上記樹脂重層体を硬化させて表面樹脂被覆
層を形成し、写真印画紙用支持体を作成した。
【0052】 最外側樹脂被覆層形成用塗料組成物 成 分 配 合 量 ペンタエリスリトールオリゴマー 80重量部 (商標:ビームセット700、荒川化学工業製) 二酸化チタン 20重量部 (商標:A220、石原産業製)
【0053】得られた写真印画紙支持体の柔軟性を評価
するために、試料を幅1cm、長さ10cmに切出し、この
試験片を直径2mmの金属柱に巻きつけ、表面樹脂被覆層
の折れ割れの発生を目視で観察し、評価した。評価結果
は、割れのないものを○、僅かに割れの見られる物を
△、割れが生じたものを×とする3段階で表示された。
するために、試料を幅1cm、長さ10cmに切出し、この
試験片を直径2mmの金属柱に巻きつけ、表面樹脂被覆層
の折れ割れの発生を目視で観察し、評価した。評価結果
は、割れのないものを○、僅かに割れの見られる物を
△、割れが生じたものを×とする3段階で表示された。
【0054】また写真印画紙用支持体に市販の黒白写真
乳剤(商標:アートエマルジョン、富士写真フィルム
製)を塗工、乾燥して黒白写真印画紙を作製し、この印
画紙を用いて写真感度特性およびカブリを測定し、写真
印画紙支持体の性能を評価した。
乳剤(商標:アートエマルジョン、富士写真フィルム
製)を塗工、乾燥して黒白写真印画紙を作製し、この印
画紙を用いて写真感度特性およびカブリを測定し、写真
印画紙支持体の性能を評価した。
【0055】写真感度特性は、作製した写真印画紙に、
ΔD=0.20の透過型ステップタブレットを用いて露
光を施し、イーストマンコダック社処方のD−72黒白
現像液およびF−5定着液で処理し、乾燥させた後、そ
のステップタブレット光学濃度を測定し公知の方法によ
り特性曲線を作成して、印画紙の写真感度を求めた。こ
の写真感度はガラス板に市販黒白乳剤を塗工して作成し
た写真感光材料の感度を100%とし、それに対する相
対値として表示した。
ΔD=0.20の透過型ステップタブレットを用いて露
光を施し、イーストマンコダック社処方のD−72黒白
現像液およびF−5定着液で処理し、乾燥させた後、そ
のステップタブレット光学濃度を測定し公知の方法によ
り特性曲線を作成して、印画紙の写真感度を求めた。こ
の写真感度はガラス板に市販黒白乳剤を塗工して作成し
た写真感光材料の感度を100%とし、それに対する相
対値として表示した。
【0056】写真印画紙用支持体としては、上記ガラス
板上の乳剤層に対する感度差が5%以内にあることが望
ましく、それが10%を越えるものは写真印画紙として
使用することは難しい。また、カブリは、未露光部分の
黒変化濃度で評価した。写真印画紙としては光学濃度
0.1未満であることが好ましい。各項目の評価結果を
表1に示す。
板上の乳剤層に対する感度差が5%以内にあることが望
ましく、それが10%を越えるものは写真印画紙として
使用することは難しい。また、カブリは、未露光部分の
黒変化濃度で評価した。写真印画紙としては光学濃度
0.1未満であることが好ましい。各項目の評価結果を
表1に示す。
【0057】実施例2 実施例1と同様の操作により写真印画紙用支持体を作成
し、テストを行なった。ただし成型面として、前記金属
板のかわりに、厚さ75μmのポリエステルフィルムを
使用した。テスト結果を表1に示す。
し、テストを行なった。ただし成型面として、前記金属
板のかわりに、厚さ75μmのポリエステルフィルムを
使用した。テスト結果を表1に示す。
【0058】実施例3 下記事項を除き実施例1と同様にして、写真印画紙用支
持体を作製し、テストを行った。坪量130g/m2の紙
基体の一方の面に塗布量20g/m2のポリエチレン樹脂
被覆層を形成した。次いで、下記に示す組成の混合物を
ペイントコンディショナーで1時間混合分散させて内側
樹脂被覆層形成用塗料組成物を調製し、この組成物を、
上記紙基体のもう一方の表面上に、ワイヤーバーを用い
て、硬化後の塗布量が20g/m2になるように塗布し、
内側樹脂塗布層を形成した。
持体を作製し、テストを行った。坪量130g/m2の紙
基体の一方の面に塗布量20g/m2のポリエチレン樹脂
被覆層を形成した。次いで、下記に示す組成の混合物を
ペイントコンディショナーで1時間混合分散させて内側
樹脂被覆層形成用塗料組成物を調製し、この組成物を、
上記紙基体のもう一方の表面上に、ワイヤーバーを用い
て、硬化後の塗布量が20g/m2になるように塗布し、
内側樹脂塗布層を形成した。
【0059】 内側樹脂被覆層形成用塗料組成物 成 分 配 合 量 ウレタンアクリレートオリゴマー 36重量部 (商標:ビームセット550B、荒川化学工業製) 2官能アクリレートモノマー 24重量部 (商標:M−220、東亜合成製) 二酸化チタン 40重量部 (商標:A220、石原産業製)
【0060】別に、下記に示す組成の混合物をペイント
コンディショナーで1時間混合分散させて最外樹脂被覆
層形成用塗料組成物を調製し、この組成物を、クロムメ
ッキを施した金属板の表面(成型面)上に、ワイヤーバ
ーを用いて、硬化後の塗布量が5g/m2になるように塗
布し、この塗布層にメタルハライドランプで紫外線を照
射してこの塗布層を硬化させ最外樹脂被覆層を形成し
た。次いでこの最外樹脂被覆層に、前述の紙基体上に形
成した内側樹脂塗布層を重ね合わせ、紙基体の背面か
ら、加速電圧165kVで、吸収線量2Mradの条件で電子
線を照射し、この積層体を硬化させて表面樹脂被覆層を
形成し、写真印画紙用支持体を作製した。テスト結果を
表1に示す。
コンディショナーで1時間混合分散させて最外樹脂被覆
層形成用塗料組成物を調製し、この組成物を、クロムメ
ッキを施した金属板の表面(成型面)上に、ワイヤーバ
ーを用いて、硬化後の塗布量が5g/m2になるように塗
布し、この塗布層にメタルハライドランプで紫外線を照
射してこの塗布層を硬化させ最外樹脂被覆層を形成し
た。次いでこの最外樹脂被覆層に、前述の紙基体上に形
成した内側樹脂塗布層を重ね合わせ、紙基体の背面か
ら、加速電圧165kVで、吸収線量2Mradの条件で電子
線を照射し、この積層体を硬化させて表面樹脂被覆層を
形成し、写真印画紙用支持体を作製した。テスト結果を
表1に示す。
【0061】 最外側樹脂被覆層形成用塗料組成物 成 分 配 合 量 ウレタンアクリレートオリゴマー 65重量部 (商標:ニューフロンティアR1206、第一工業製薬製) アクリレートモノマー 15重量部 (商標:ニューフロンティアHDDA、第一工業製薬製) 二酸化チタン 20重量部 (商標:A220、石原産業製) 光重合開始剤 6重量部 (商標:ダロキュア1173、メルク製)
【0062】比較例1 実施例1と同様の操作により、写真印画紙用支持体を作
製した。ただし内側樹脂被覆層形成用塗料組成物から光
重合開始剤と光重合促進剤とを除いて塗料を調製し、内
側塗布液層の硬化を電子線照射(加速電圧165kV、吸
収線量2Mrad)で行った。テスト結果を表1に示す。
製した。ただし内側樹脂被覆層形成用塗料組成物から光
重合開始剤と光重合促進剤とを除いて塗料を調製し、内
側塗布液層の硬化を電子線照射(加速電圧165kV、吸
収線量2Mrad)で行った。テスト結果を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】本発明の写真印画紙用支持体は、電子線
効果樹脂被覆層を有する場合の一般的欠点を解消し、柔
軟性を保持し、しかも写真感度特性やカブリを悪化させ
ることなく、白色顔料の含有率を高め、優れた写真解像
性を有する写真印画紙を製造するのに好適なものであ
り、実用上極めて有用なものである。
効果樹脂被覆層を有する場合の一般的欠点を解消し、柔
軟性を保持し、しかも写真感度特性やカブリを悪化させ
ることなく、白色顔料の含有率を高め、優れた写真解像
性を有する写真印画紙を製造するのに好適なものであ
り、実用上極めて有用なものである。
【図1】本発明の写真印画紙用支持体の2層構造表面樹
脂被覆層を、金属ドラムを成型面として用いて形成する
方法の一例を示す工程説明図である。
脂被覆層を、金属ドラムを成型面として用いて形成する
方法の一例を示す工程説明図である。
【図2】本発明の写真印画紙用支持体の2層構造表面樹
脂被覆層を、金属ドラムを成型面として用いて形成する
方法の他の例を示す工程説明図である。
脂被覆層を、金属ドラムを成型面として用いて形成する
方法の他の例を示す工程説明図である。
【図3】本発明写真印画紙用支持体の2層構造表面樹脂
被覆層を、フィルム状物質を成型面として用いて形成す
る方法の一例を示す工程説明図である。
被覆層を、フィルム状物質を成型面として用いて形成す
る方法の一例を示す工程説明図である。
【図4】本発明写真印画紙用支持体の2層構造表面樹脂
被覆層を、フィルム状物質を成型面として用いて形成す
る方法の他の例を示す工程説明図である。
被覆層を、フィルム状物質を成型面として用いて形成す
る方法の他の例を示す工程説明図である。
1…塗布液塗布硬化設備 2,8…塗料容器 3…最外側層用紫外線硬化性樹脂組成物 4a,4b,10a,10b…コーター 5…成型用ドラム 6…紫外線照射装置 7…硬化最外側層 7a…最外側塗布液層 9…内側層用電子線硬化性樹脂組成物 11…紙基体 12…硬化内側層 12a…内側塗布液層 13…ガイドロール 14…電子線照射装置 15…ガイドロール 16…紙基体−表面樹脂被覆層積層体 17…成型用フィルム
Claims (1)
- 【請求項1】 天然パルプを主成分として含む紙基体
と、前記紙基体の一方の表面上に形成され、かつ不飽和
有機化合物を主成分として含む樹脂組成物から形成され
た2層以上の積層構造を有する表面樹脂被覆層と、前記
紙基体の他方の表面上に形成され、かつフィルム形成性
合成樹脂を主成分として含む裏面樹脂被覆層とを有し、
前記表面樹脂被覆層を構成する少なくとも1層が、光重
合開始剤を含む前記樹脂組成物の紫外線照射による硬化
体から形成されており、さらに前記表面樹脂被覆層を構
成する残余の層が前記樹脂組成物の電子線照射による硬
化体から形成されていることを特徴とする写真印画紙用
支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14957992A JPH05341439A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 写真印画紙用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14957992A JPH05341439A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 写真印画紙用支持体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05341439A true JPH05341439A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15478287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14957992A Pending JPH05341439A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 写真印画紙用支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05341439A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007106885A3 (en) * | 2006-03-15 | 2007-12-27 | Hewlett Packard Development Co | Photographic printing paper and method of making same |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP14957992A patent/JPH05341439A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007106885A3 (en) * | 2006-03-15 | 2007-12-27 | Hewlett Packard Development Co | Photographic printing paper and method of making same |
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