JPH0534480Y2 - - Google Patents

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JPH0534480Y2
JPH0534480Y2 JP13955988U JP13955988U JPH0534480Y2 JP H0534480 Y2 JPH0534480 Y2 JP H0534480Y2 JP 13955988 U JP13955988 U JP 13955988U JP 13955988 U JP13955988 U JP 13955988U JP H0534480 Y2 JPH0534480 Y2 JP H0534480Y2
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control
steering
stopper
steered
hydraulic
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は航空機の操縦系のストツパ装置に関す
る。とくに本考案は、1本の操縦部材の2つの異
なる方向の操舵により2つの異なる操舵面が操舵
される形式の操縦系において、該操縦部材の1つ
の方向の操舵量が所定範囲を越えたとき、他の方
向の操舵量を制限するストツパ装置に関する。
〔従来の技術〕
航空機の操縦桿のような操縦部材は、1つの方
向たとえば前後方向の操舵によりたとえばスタビ
レータのような操縦舵面を操舵し、他の方向たと
えば横方向の操舵によりエルロンのような操縦舵
面を操舵する。このような操縦系において、たと
えばスタビレータが所定範囲を越えて操舵された
ときは、エルロンの操舵可能範囲は小さく制限す
る必要がある。
従来、航空機の速度、脚の上げ下げ、他の舵面
の操舵角などの条件によりある舵面の操舵範囲を
制限するためには、それらの条件を検出するセン
サまたはスイツチ等の検出手段を設け、その検出
手段の検出信号に応じてストツパまたはリミツタ
を電気的または液圧的に作動させる、という構成
が採用されている。
この従来の構成は、検出手段とストツパまたは
リミツタとを離れて配置し、その間を電気配線に
より接続することが必要であり、また作動手段と
して液圧手段を用いるときには液圧配管を必要と
するため、構造が比較的複雑になり、かつ設置の
ためのスペースが大きくなる、という問題があつ
た。さらに、従来のこの構成は、操縦部材の近傍
にコンパクトに配置することができない、という
問題もあつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、従来の操縦系のストツパにおける、
構造が比較的複雑であり、設置のための大きなス
ペースを必要とし、かつ操縦部材の近傍にコンパ
クトに配置できない、という問題を解決すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本考案においては、
操縦部材には、操縦部材の第1方向の操舵範囲を
制限するストツパ手段を設け、このストツパ手段
は操縦部材が第2方向に所定範囲を越えて操舵さ
れたとき作動位置にされて該操縦部材の第1方向
への所定範囲を越えた操舵を阻止するように構成
される。すなわち、本考案による航空機の操縦系
のストツパ装置は、1本の操縦部材の第1方向の
操作により第1の操縦舵面が操舵され、第2方向
の操作により第2の舵面が操舵されるようになつ
た航空機の操縦系に関するもので、該第1方向の
操作のためのストツパ手段を有し、このストツパ
手段は操縦部材の該第1方向の所定範囲以上の操
舵を阻止することのできる作動位置と、該第1方
向の操舵を制限しない非作動位置とをとることが
でき、第2方向に操縦部材が所定範囲を越えて操
舵されたとき作動してストツパ手段を前記作動位
置にする弁手段が設けられている。このストツパ
手段は、先端が第1方向の所定位置で操縦部材に
係合するように配置された液圧プランジヤを有
し、液圧プランジヤの背後には液圧室が形成され
て該液圧室の圧力により該プランジヤは操縦部材
に押されて引つ込むのを阻止されるようになつて
いる。さらに、弁手段は、液圧室とリザーバとの
間を開閉自在に連絡しており、該弁手段は、操縦
部材が前記第2方向に所定範囲を越えて操舵され
たときに前記液圧室と前記リザーバとの間の連絡
を閉じ、ストツパ手段はこれにより作動位置に固
定される。
〔作用〕
本考案の上記構成においては、操縦部材が第2
方向に前記所定範囲を越えて操舵されると、スト
ツパ手段が切り換え手段により作動させられて、
作動位置をとる。したがつて、ストツパ手段は操
縦部材が第1方向に所定範囲を越えて操舵される
のを阻止する。このような機構は、操縦部材の近
傍にコンパクトに組み込むことが可能である。
〔実施例〕
以下、本考案をスタビレータおよびエルロン操
縦系に適用した一実施例を図について説明する。
先ず第1図を参照すると、機体に設けた支持ブラ
ケツト1上に、スタビレータ操縦系のベルクラン
ク軸2が、軸受ブラツト4により横方向軸線3ま
わりに回転自在に支持されている。ベルクランク
軸2の一端にはクランクアーム5が設けられてお
り、このクランクアーム5はスタビレータ操縦系
のロツド(図示せず)に連結されている。ベルク
ランク軸2の他端はアーム6を介して操縦桿7に
連結される。
アーム6は、下端がベルクランク軸2に固定さ
れ、上端が前後方向に延びる軸8により操縦桿7
に前後軸9まわりに回転自在に結合される。操縦
桿7はアーム6との連結位置から下方に延びるヨ
ーク7aを有し、このヨーク7aがエルロン操縦
系のロツド(図示せず)に連結される。
第2図ないし第4図を参照すると、アーム6に
はストツパを構成するプランジヤ10,11がア
ーム6の上面および下面にそれぞれ1つづつ設け
られている。操縦桿7はアーム6の上方にストツ
パ10と係合する係合面12が形成され、ストツ
パ11はヨーク7aの側面13に係合するように
配置される。第3図に示すように、アーム6の後
面下部には切り換え弁14が設けられ、アーム6
の全面下部にはリザーバ15が設けられる。
第5図は、ストツパ装置の構成の全体を示すも
ので、プランジヤ10,11の各々はハウジング
16内に挿入され、該ハウジング16内に配置さ
れたバネ17により突出方向に付勢されている。
ハウジング16内には液室18が形成され、この
液室18は、第4図に示すようにアーム6の内部
に形成された液体通路19により、切り換え弁1
4を経てリザーバ15に接続される。第5図に示
すように、弁14は、液体通路19内に配置され
た弁ハウジング20を有し、この弁ハウジング2
0内に弁座20aが形成され、液体通路19は該
ハウジング20内では弁座20aの中を通る。
弁ハウジング20内には弁座20aに着座する
先端部21aを有する弁部材21が配置され、こ
の弁部材21はバネ22により弁座20aから離
れる方向に付勢されている。切り換え弁14はさ
らに弁作動部材23を有し、該弁作動部材23は
先端部23aが弁ハウジング20から突出する。
弁作動部材23と弁部材21との間にはバネ24
が配置されている。リザーバ15は、液室15a
を有し、該液室15aの1つの壁はダイヤフラム
25により構成される。ダイヤフラム25はバネ
26により液室15aの方向に付勢されている。
リザーバ15および液体通路19には、必要に応
じてブリーダ27が設けられている。
以上述べた構成において、切り換え弁14の弁
作動部材23は支持ブラケツト1の係止面1aに
対向して配置されている。したがつて、操縦桿7
がピツチ上げ操作のために後向きに回動操舵され
て、その回動量が所定範囲を越えたとき、弁作動
部材23は該支持ブラケツト1の係止面1aに係
合する。そこで操縦桿7がその所定範囲を越えて
さらに操作されると、弁作動部材23が押し込ま
れ、弁部材21を弁座20aに向けて押す。した
がつて、弁部材21の先端部21aが弁座20a
に係止して液体通路19を遮断する。この液体通
路19の遮断により、プランジヤ10,11の背
後の液室18とリザーバ15との連通が断たれ、
液室18は閉塞状態になる。この状態で操縦桿7
が左右に所定範囲まで動かされると、該操縦桿7
は係止面12またはヨーク7aの側面13がプラ
ンジヤ10または11に係合するが、該プランジ
ヤ10,11の背後の液室18が上述のように閉
塞状態にあるため、プランジヤ10または11は
液室18内に入り込むことができない。したがつ
て、プランジヤ10,11は操縦桿7のそれ以上
の回動を阻止するストツパとして作用するように
なる。
操縦桿7の後方の操舵量が前述の所定範囲を越
えないときには、切り換え弁14は開状態に保た
れるので、操縦桿7の左右方向の操作によりプラ
ンジヤ10、11が操縦桿7の係止面12または
ヨーク7aの側面13に係合したときにも、該プ
ランジヤ10,11は液室18内に押し込まれ、
液室18から排除された液体は、リザーバ15内
のダイヤフラム25を変位させながらリザーバ1
5の液室15aに流入する。したがつて、操縦桿
7の左右の操作量は制限されなくなる。
この作用を第1図に示す。すなわち、操縦桿7
は前後方向に矢印Aで示すように動かされてスタ
ビレータを操舵する。また左右には矢印Bで示す
ように動かされてエルロンを操舵する。操縦桿7
が後方に操作されるとき、その操舵量が所定の範
囲すなわち第1図にA'で示す範囲を越えてA”
で示す範囲に動かされると、切り換え弁14が閉
じられる。このとき、操縦桿7の左右方向の操舵
量は第1図B'で示す範囲に制限される。操縦桿
7の後方の操舵量A'の範囲のときは、左右方向
の操舵は範囲B'を越えて行うことができるが、
その最大操舵量はプランジヤ10,11がハウジ
ング16に底付きすることによりたとえばB”の
範囲に制限される。
〔効果〕
以上述べたように、本考案においては、操縦部
材に、操縦部材の第1方向の操舵範囲を制限する
ストツパ手段を設け、このストツパ手段は操縦部
材が第2方向に所定範囲を越えて操舵されたとき
作動位置にされて該操縦部材の第1方向への所定
範囲を越えた操舵を阻止するように構成したの
で、ストツパ装置をコンパクトに操縦部材の近傍
に組み込むことができ、また構造も簡単にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す操縦機構の斜
視図、第2図は第1図の操縦機構のアーム部分の
背面図、第3図はアーム部分の右方向から見た側
面図、第4図はアーム部分の断面図、第5図は液
圧回路を示す図である。 2……ベルクランク軸、6……アーム、7……
操縦桿、10、11……プランジヤ、14……切
り換え弁、15……リザーバ、20a……弁座、
21……弁部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1本の操縦部材の第1方向の操作により第1の
    操縦舵面が操舵され、第2方向の操作により第2
    の舵面が操舵されるようになつた航空機の操縦系
    のストツパ装置において、 前記第1方向の操作のためのストツパ手段を有
    し、前記ストツパ手段は前記操縦部材の前記第1
    方向の所定範囲以上の操舵を阻止することのでき
    る作動位置と、前記操縦部材の前記第1方向の操
    舵を制限しない非作動位置とをとることができ、
    前記ストツパ手段は先端が前記第1方向の所定位
    置で前記操縦部材に係合するように配置された液
    圧プランジヤを有し、前記液圧プランジヤの背後
    には液圧室が形成されて該液圧室の圧力により該
    プランジヤが前記操縦部材に押されて引つ込むの
    を阻止されるようになつており、 前記液圧室とリザーバとの間を開閉自在に連絡
    する弁手段を備え、該弁手段は、前記操縦部材が
    前記第2方向に所定範囲を越えて操舵されたとき
    に前記液圧室と前記リザーバとの間の連絡を閉
    じ、前記ストツパ手段はこれにより前記作動位置
    に固定されるものであることを特徴とする、航空
    機の操縦系のストツパ装置。
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