JPH0536441B2 - - Google Patents
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- JPH0536441B2 JPH0536441B2 JP15882383A JP15882383A JPH0536441B2 JP H0536441 B2 JPH0536441 B2 JP H0536441B2 JP 15882383 A JP15882383 A JP 15882383A JP 15882383 A JP15882383 A JP 15882383A JP H0536441 B2 JPH0536441 B2 JP H0536441B2
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Description
本発明は新規な複合多糖およびその製造法に関
する。 細胞表層の糖蛋白質は、糖鎖を外側に配向して
存在し、生物情報マーカーとして機能している。
糖蛋白質の糖鎖の中で、蛋白質部分とN−グリコ
シド結合している糖鎖が最も複雑な構造を有して
おり、現在までに種々の分枝構造が知られてい
る。本発明者らは、3重分枝をもつ複合型糖鎖の
6糖単位の合成に成功している(T.Ogawa,S.
Nakabayashi,Carbohydrate Res.,93(1981)
c1)。本発明者らは更に、に示すような2重分
枝を有する複合型糖鎖の9糖単位構造(1)の合成を
目的として研究を進め、本発明を完成するに至つ
た。 本発明の化合物は次の一般式(1)で表わされる。 上記式中、Acはアセチル基、R1は水素原子ま
たはアセチル基、R2は水素原子またはベンジル
基、R3は水素原子、R4は水素原子またはアセチ
ル基を示し、またR3とR4は共同してフタロイル
基を形成してもよい。 上記複合多糖は式(3) (式中、Acはアセチル基、Xはハロゲン原子
を示す) で表わされる化合物と、式(2) (式中、Bnはベンジル基、R3は水素原子、R4
はアセチル基を示し、またR3とR4は共同してフ
タロイル基を形成してもよい) で表わされる化合物を反応させ、必要により脱ア
セチル化、脱ベンジル化、脱フタロイル化および
アセチル化することにより得られる。 以下本発明を更に詳細に説明する。 (i) 3糖受容体(2)の合成 3糖受容体(2)はたとえばスキーム1に示すよう
に合成することができる。 まず化合物(4)トリブチルスズ化して化合物(5)と
し、次にテトラブチルアンモニウムブロマイド存
在下にベンジルブロマイドを、90℃で2日間作用
させると、3,6−ベンジル体(6)が得られる。こ
れをアセチル化して化合物(7)とし、さらにAcOH
−AcONa水溶液中、PdCl2により脱アリル化し
て化合物(8)を得る。CH2Cl2中、触媒量のDMF存
在下に化合物(8)をSOCl2で処理するとクロライド
(9)が定量的に得られる。AgOSO2CF3とモレキユ
ラーシーブス4A末存在下に化合物(10)(T.
Ogawa,S.Nakabayashi,Carbohydr.Res.,97
(1981)81〜86)と化合物(9)を反応させるとキト
ビオシル誘導体(11)が得られる。これを脱アセチル
化して化合物(12)とする。 一方、アセテート(13)(T.Ogawa,S.
Nakabayashi,Carbohydr.Res.,93(1981)C1−
C5)を加水分解してヘミアセタール(14)とし、こ
れをp−ニトロベンゾイルクロライドにより処理
してアシル体(15)を得、さらにCH2Cl2中、HBrで
処理してブロマイド(16)を得る。 Ag−シリケート(H.Paulsen,O.Lockhoff,
Chem.Ber.,114(1981)3102−3114;H.
Paulsen,R.Lebuhn,O.Lockhoff,Carbohydr.
Res.,103(1982)C7−C11)とモレキユラーシー
ブズ5A末存在下に2糖供与体(12)とブロマイド(16)
を反応させるとβ−アノマー(17)とα−アノマ−(19)
が得られる。β−アノマー(17)をPdCl2/AcOH−
AcONa水溶液中で処理して脱アリル体(18)とす
る。これをさらに1)1:1BuNH2−MeOH、
90℃、8日、2)Ac2O−ピリジン、3)
NaOMe−MeOH処理すると3糖受容体2が得ら
れる。また脱アリル体(18)を化合物(2)の代りに糖受
容体として使用してもよい。この場合には、9糖
の合成後、必要により、脱フタロイル化、アセチ
ル化、脱アセチル化および脱ベンジル化を行えば
よい。 (ii) 3糖供与体(3)の合成 3糖供与体(3)はたとえばスキーム2に示すよう
に合成することができる。 まず化合物(24)を、AgOSO2CF3とモレキユ
ラ−シーブス4A末の存在下に2糖供与体(25)
と反応させて3顛(26)を得る。3糖(26)をさ
らに1)NaOMe/MeOH、2)MeOH−
BuNH2、3)Ac2O−ピリジンで処理すると、化
合物(27)および(28)を経由して、化合物
(29)が得られる。これをPd−C/AcOHで脱ベ
ンジル化して化合物(31)とし、さらにアセチル
化するとアセチル体(31)が得られる。これを
HBr/AcOH−CH2Cl2で処理して3糖供与体(3)
を得る。 化合物(24)はたとえば、T.Ogawa,H.
Yamamoto,Carbohydr.Res.,104(1982)271−
283記載の方法により合成することができる。ま
た化合物(25)は、M.M.Ponpipom,R.L.
Bugianesi,T.Y.Shen,Tetrahedron.Lett.,
(1978)1717−1720;J.Arnarp,J.Lonngren,J.
Chem.Commun.,(1980)1000−1002;J.Chem.
Soc.Perkin Trans.1,(1981)2070−2074;T.
Ogawa,S.Nakabayashi,Carbohydr.Res.,97
(1981)81−86;R.U.Lemieux.S.Z.Abbas,B.Y.
Chung,Can,J.Chem.,60(1982)58−62.記載
の方法により合成することができる。 (iii) 目的化合物(i)の合成 本発明の目的化合物(1)は、工程(i)および(ii)によ
り合成される3糖受容体(2)と3糖供与体(3)を反応
させることにより得られる。3糖受容体として化
合物(2)の代りに化合物(18)を用いてもよいことはす
でに説明したとおりである。化合物(2)または(18)
と、化合物(3)との反応は1,2−ジクロルエタ
ン、ジクロルメタン、クロロホルム、ニトロメタ
ン、ベンセン、トルエン等の溶媒中、温度−20℃
〜150℃、時間1〜30時間程度で、HgBr2、Hg
(CN)2、AgOSO2CF3、Ag2CO3、Ag2O、
AgClO4等の触媒を用いて行われる。この際、反
応中生成するHBrなどの酸を除去する目的でテ
トラメチルウレア、ジ−イソプロピルエチルアミ
ンなどの三級アミン、モレキユラ−シーブ4Aな
どを加えて反応させるのが好ましい。また化合物
(3)としてブロマイドの例を示したが、クロライド
またはアイオダイドであつてもよい。この反応で
は、糖受容体1モルに対して糖供与体2モルが反
応するか、糖供与体を過剰に、たとえば、6モル
程度使用することが好ましい。 糖受容体として化合物(2)を用いた場合、9糖化
合物(1a)が得られる。これを脱アセチル化す
ると化合物(1b)が、さらに脱ベンジル化する
と化合物(1c)が得られる。また糖受容体として
化合物(18)を用いた場合、9糖化合物(1d)が得
られる。これをたとえばBuNH2−MeOHで処理
すれば脱フタロイル体(1e)が得られる。これを
アセチル化すれば化合物(1a)が得られる。 化合物(1a)、(1d)等の脱アセチル化反応は、
ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
トリエチルアミンなどの三級有機塩基等の触媒を
用いて、メタノール、エタノール、n−及びiso
−プロパノール、水又はそれらの混合溶液中温度
−20℃〜100℃、0.5時間〜30時間で充分に進行す
る。 化合物(1a)、(1b)、(1d)、(1e)等の脱ベン
ジル化反応は、水−エタノール、THF−エタノ
ール、エタノール、メタノール、酢酸、THF−
水、ジオキサン−水、DMF等の溶媒又は混合溶
媒に溶解し、Pd/C等を触媒として常圧又は加
圧水素添加することにより行われる。反応温度は
0℃〜100℃反応時間は1〜100時間程度が適当で
ある。 なお、上記の工程において得られる中間体及び
目的化合物(1a)、(1b)、(1c)、(1d)、(1e)、
(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、(11)、(12)
、(14)、
(15)、(16)、(17)、(18)、(19)、(26)、(27)、(28
)、(29)、
(30)、(31)はいずれも本発明者らにより初めて
合成された新規化合物である。 本発明により得られる上記の新規化合物は、細
胞表層糖蛋白質を合成する際の中間体として、
又、細胞表層糖蛋白質の生物学的意義や機能を解
明する際の試薬としての有用性を有するものであ
る。 以下実施例により本発明を更に詳細に説明する
が、これらは何ら本発明の範囲を制限するもので
はない。 なお、以下の実施例および参考例において、特
に明記しない限り、旋光度〔α〕Dの測定はCHCl3
中25℃で行つた。 参考例 1 3糖受容体の合成 (a) 化合物(4′)10.0gを80%aq.AcOH200mlに
溶解し、80℃で1.5hr撹拌した。そして反応液
を減圧濃縮して、その残渣をシリカゲル450g
のカラム(展開溶媒CHCl3/MeOH=20/1)
に通して精製し、シロツプ状の化合物(4)を6.56
g(収率78.8%)得た。 〔化合物(4)の性質〕 TLC Rf=0.61(CHCl3/MeOH=10/1) Anal(元素分析)Calcd.(計算値)(%)
C24H25NO7:C,65.59;H,5.73;N,
3.19 Found(測定値)(%): C,65.74;H,5.82;N,3.03 〔α〕22.5 D+40.3゜(C0.62,CHCl3) (b) 化合物(4)8.8g(20.0mmol)にトルエン200
mlと(n−Bu3Sn)2O8.95g(15.0mmol)を加
え、浴温140℃で4hr還流させた。その間生成し
たH2Oをトルエン100mlといつしよに系外に除
去した。冷却後、反応液にBnBr7.14ml
(60.0mmol)とn−Bu4NBr3.23g
(10.0mmol)を加え、アルゴン下浴温90℃で
19hr撹拌した。さらにBnBr7.14mlとn−
Bu4NBr3.23gを加え、90℃で22hr撹拌した。
そして反応後を減圧濃縮し、残渣を酢エチ(酢
酸エチル)600mlに溶解して、KF30gと水300
mlを加え、有機スズを沈殿させた。過後分液
して、有機層を水洗し、MgSO4で乾燥した。
過後、減圧濃縮して、残渣をシリカゲル450
gのカラム(展開溶媒トルエン/酢エチ=10/
1)に通して精製し、シロツプ状の化合物(6)を
7.99g得た(収率75.4%)。 〔化合物(6)の性質〕 TLC Rf=0.47(トルエン/酢エチ=3/1) Anal.Calcd.(%)C31H31NO7: C,70.30;H,5.90;N,2.65 Found(%);C,69.85;H,5.99;N,2.54 〔α〕22.5 D+33.8゜(CO.71,CHCl3) (c) 化合物(6)7.7gをピリジン40mlに溶解し、
Ac2O40mlを加えて、室温で17hr撹拌した。そ
して、反応液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲル
400gのカラム(展開溶媒トルエン/酢エチ=
10/1)に通して精製し、シロツプ状物質(7)を
8.2g得た(収率98.8%)。 〔化合物(7)の性質〕 TLC Rf=0.49(トルエン/酢エチ=5/1) Anal.Calcd.(%)C33H33NO8: C,69.34;H,5.82;N,2.45 Found(%);C,69.37;H,5.87;N,2.34 〔α〕22.5 D+64.4゜(C0.55,CHCl3) (d) 化合物(7)8.2g(14.3mmol)を95%aq.
AcOH100mlに溶解し、PdCl22.8g
(15.8mmol)とAcONa2.8g(34.1mmol)を
加えて、70℃で2hr撹拌した。反応終了後、反
応液を減圧濃縮し、残渣を酢エチ300mlに溶解
して飽和重曹水100mlを加えセライト過した。
液を分液して、有機層をMgSO4で乾燥し、
過後、減圧濃縮して、その残渣をシリカゲル
400gのカラム(展開溶媒トルエン/酢エチ=
3/1)に通して精製し、結晶(8)を6.3gを得
た(収率82.9%)。 〔化合物(8)の性質〕 TLC Rf=0.35(トルエン/酢エチ=2/1) Anal.Calcd.(%)C30H29NO8: C,67.78;H,5.50;N,2.64 Found(%);C,68.02;H,5.65;N,2.50 〔α〕24.5 D+82.6゜(C0.62,CHCl3) m.p. 102〜104℃ (e) 化合物(8)6.4g(12mmol)をジクロルエタン
100mlに溶解し、SOCl210mlとDMF1滴を加え
て、室温で2hr撹拌した。そして、DMFの除去
のためにシリカゲル100mgを加え、さらに、ト
ルエン50mlを加えて過した後、浴温40℃で減
圧濃縮してシロツプ状化合物(9)を得た。このシ
ロツプを精製することなしに次の反応に用い
た。 〔化合物(9)の性質〕 TLC Rf=0.58(トルエン/酢エチ=5/1) (f) 190℃で24hr真空乾燥したMS−4A粉末18g
に、AgOSO2CF39.3g(36mmol)と1,2−
ジクロルエタン50mlを加え、系内をアルルゴン
置換した。次に、1,2−ジクロルエタン20ml
に溶解した受容体(10)3.5g(6mmol)を加えて、
0℃で1hr撹拌した。そして、1,2−ジクロ
ルエタン20mlに溶解した。供与体(9)(12mmol
相当)を滴下した。反応は0℃→R.T.(室温)
で17hr行なつた。反応終了後、CH2Cl2500mlを
加えてセライト過し、水洗、重曹処理をして
有機層をMgSO4乾燥した。過後、減圧濃縮
して、その残渣をシリカゲル800gのカラム
(展開溶媒トルエン/酢エチ=10/1)に通し
て精製し、シロツプ状の化合物(11)を4.1g得た
(収率62.1%)。 〔化合物(11)の性質〕 TLC Rf=0.50(トルエン/酢エチ=5/1) Anal.Calcd.(%)C65H69N2O14: C,71.41;H,5.53;N,2.56 Found(%);C,71.04;H,5.53;N,2.58 〔α〕24 D+15.9゜(C1.13,CHCl3) (g) 化合物(11)4.0gをアセトン200mlに溶解し、
H2O8mlと36%HCl4mlを加えて、浴温80℃で4
日間還流した。そして、減圧濃縮し、残渣を酢
エチ300mlに溶解して重曹処理を行ない、有機
層をMgSO4乾燥した。過後、減圧濃縮して、
その残渣をシリカゲル400gのカラム(展開溶
媒トルエン/酢エチ=7/1)に通して精製
し、シロツプ状の化合物(12)を3.1g得た(収率
81.6%)。 〔化合物(12)の性質〕 TLC Rf=0.50(トルエン/酢エチ=3/1) Anal.Calcd.(%)C63H58N2O13: C,71.98;H,5.56;N,2.67 Found(%);C,71.97;H,5.57;N,2.61 〔α〕24 D−7.8゜(C1.06,CHCl3) (h) 化合物(13)(T.Ogawa,S.Nakabayashi,
Carbohydr.Res.,93(1981)C1−C5;T.
Ogawa,S.Nakabayashi,T.Kitajima,
Carbohydr.Res.,114(1983)225−236)8.8g
をMeOH−H2O−Et3N(4:1:3)180mlに
溶解し、さらにTHF60mlを加えて、室温で
19hr撹拌した。そして、減圧濃縮して、その残
渣をシリカゲル400gのカラム(展開溶媒トル
エン/酢エチ=5/1)に通して精製し、シロ
ツプ状の化合物(14)を6.8g得た(収率85.0%)。 〔化合物(14)の性質〕 TLC Rf=0.45(トルエン/酢エチ=2/1) Anal.Calcd.(%)C26H32O6: C,70.89;H,7.32 Found(%);C,70.90;H,7.38 〔α〕22 D+31.0゜(C1.14,CHCl3) (i) 化合物(14)1019.2mg(2.3mmol)をCH2Cl220ml
に溶解した後氷冷し、ピリジン2mlと
する。 細胞表層の糖蛋白質は、糖鎖を外側に配向して
存在し、生物情報マーカーとして機能している。
糖蛋白質の糖鎖の中で、蛋白質部分とN−グリコ
シド結合している糖鎖が最も複雑な構造を有して
おり、現在までに種々の分枝構造が知られてい
る。本発明者らは、3重分枝をもつ複合型糖鎖の
6糖単位の合成に成功している(T.Ogawa,S.
Nakabayashi,Carbohydrate Res.,93(1981)
c1)。本発明者らは更に、に示すような2重分
枝を有する複合型糖鎖の9糖単位構造(1)の合成を
目的として研究を進め、本発明を完成するに至つ
た。 本発明の化合物は次の一般式(1)で表わされる。 上記式中、Acはアセチル基、R1は水素原子ま
たはアセチル基、R2は水素原子またはベンジル
基、R3は水素原子、R4は水素原子またはアセチ
ル基を示し、またR3とR4は共同してフタロイル
基を形成してもよい。 上記複合多糖は式(3) (式中、Acはアセチル基、Xはハロゲン原子
を示す) で表わされる化合物と、式(2) (式中、Bnはベンジル基、R3は水素原子、R4
はアセチル基を示し、またR3とR4は共同してフ
タロイル基を形成してもよい) で表わされる化合物を反応させ、必要により脱ア
セチル化、脱ベンジル化、脱フタロイル化および
アセチル化することにより得られる。 以下本発明を更に詳細に説明する。 (i) 3糖受容体(2)の合成 3糖受容体(2)はたとえばスキーム1に示すよう
に合成することができる。 まず化合物(4)トリブチルスズ化して化合物(5)と
し、次にテトラブチルアンモニウムブロマイド存
在下にベンジルブロマイドを、90℃で2日間作用
させると、3,6−ベンジル体(6)が得られる。こ
れをアセチル化して化合物(7)とし、さらにAcOH
−AcONa水溶液中、PdCl2により脱アリル化し
て化合物(8)を得る。CH2Cl2中、触媒量のDMF存
在下に化合物(8)をSOCl2で処理するとクロライド
(9)が定量的に得られる。AgOSO2CF3とモレキユ
ラーシーブス4A末存在下に化合物(10)(T.
Ogawa,S.Nakabayashi,Carbohydr.Res.,97
(1981)81〜86)と化合物(9)を反応させるとキト
ビオシル誘導体(11)が得られる。これを脱アセチル
化して化合物(12)とする。 一方、アセテート(13)(T.Ogawa,S.
Nakabayashi,Carbohydr.Res.,93(1981)C1−
C5)を加水分解してヘミアセタール(14)とし、こ
れをp−ニトロベンゾイルクロライドにより処理
してアシル体(15)を得、さらにCH2Cl2中、HBrで
処理してブロマイド(16)を得る。 Ag−シリケート(H.Paulsen,O.Lockhoff,
Chem.Ber.,114(1981)3102−3114;H.
Paulsen,R.Lebuhn,O.Lockhoff,Carbohydr.
Res.,103(1982)C7−C11)とモレキユラーシー
ブズ5A末存在下に2糖供与体(12)とブロマイド(16)
を反応させるとβ−アノマー(17)とα−アノマ−(19)
が得られる。β−アノマー(17)をPdCl2/AcOH−
AcONa水溶液中で処理して脱アリル体(18)とす
る。これをさらに1)1:1BuNH2−MeOH、
90℃、8日、2)Ac2O−ピリジン、3)
NaOMe−MeOH処理すると3糖受容体2が得ら
れる。また脱アリル体(18)を化合物(2)の代りに糖受
容体として使用してもよい。この場合には、9糖
の合成後、必要により、脱フタロイル化、アセチ
ル化、脱アセチル化および脱ベンジル化を行えば
よい。 (ii) 3糖供与体(3)の合成 3糖供与体(3)はたとえばスキーム2に示すよう
に合成することができる。 まず化合物(24)を、AgOSO2CF3とモレキユ
ラ−シーブス4A末の存在下に2糖供与体(25)
と反応させて3顛(26)を得る。3糖(26)をさ
らに1)NaOMe/MeOH、2)MeOH−
BuNH2、3)Ac2O−ピリジンで処理すると、化
合物(27)および(28)を経由して、化合物
(29)が得られる。これをPd−C/AcOHで脱ベ
ンジル化して化合物(31)とし、さらにアセチル
化するとアセチル体(31)が得られる。これを
HBr/AcOH−CH2Cl2で処理して3糖供与体(3)
を得る。 化合物(24)はたとえば、T.Ogawa,H.
Yamamoto,Carbohydr.Res.,104(1982)271−
283記載の方法により合成することができる。ま
た化合物(25)は、M.M.Ponpipom,R.L.
Bugianesi,T.Y.Shen,Tetrahedron.Lett.,
(1978)1717−1720;J.Arnarp,J.Lonngren,J.
Chem.Commun.,(1980)1000−1002;J.Chem.
Soc.Perkin Trans.1,(1981)2070−2074;T.
Ogawa,S.Nakabayashi,Carbohydr.Res.,97
(1981)81−86;R.U.Lemieux.S.Z.Abbas,B.Y.
Chung,Can,J.Chem.,60(1982)58−62.記載
の方法により合成することができる。 (iii) 目的化合物(i)の合成 本発明の目的化合物(1)は、工程(i)および(ii)によ
り合成される3糖受容体(2)と3糖供与体(3)を反応
させることにより得られる。3糖受容体として化
合物(2)の代りに化合物(18)を用いてもよいことはす
でに説明したとおりである。化合物(2)または(18)
と、化合物(3)との反応は1,2−ジクロルエタ
ン、ジクロルメタン、クロロホルム、ニトロメタ
ン、ベンセン、トルエン等の溶媒中、温度−20℃
〜150℃、時間1〜30時間程度で、HgBr2、Hg
(CN)2、AgOSO2CF3、Ag2CO3、Ag2O、
AgClO4等の触媒を用いて行われる。この際、反
応中生成するHBrなどの酸を除去する目的でテ
トラメチルウレア、ジ−イソプロピルエチルアミ
ンなどの三級アミン、モレキユラ−シーブ4Aな
どを加えて反応させるのが好ましい。また化合物
(3)としてブロマイドの例を示したが、クロライド
またはアイオダイドであつてもよい。この反応で
は、糖受容体1モルに対して糖供与体2モルが反
応するか、糖供与体を過剰に、たとえば、6モル
程度使用することが好ましい。 糖受容体として化合物(2)を用いた場合、9糖化
合物(1a)が得られる。これを脱アセチル化す
ると化合物(1b)が、さらに脱ベンジル化する
と化合物(1c)が得られる。また糖受容体として
化合物(18)を用いた場合、9糖化合物(1d)が得
られる。これをたとえばBuNH2−MeOHで処理
すれば脱フタロイル体(1e)が得られる。これを
アセチル化すれば化合物(1a)が得られる。 化合物(1a)、(1d)等の脱アセチル化反応は、
ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
トリエチルアミンなどの三級有機塩基等の触媒を
用いて、メタノール、エタノール、n−及びiso
−プロパノール、水又はそれらの混合溶液中温度
−20℃〜100℃、0.5時間〜30時間で充分に進行す
る。 化合物(1a)、(1b)、(1d)、(1e)等の脱ベン
ジル化反応は、水−エタノール、THF−エタノ
ール、エタノール、メタノール、酢酸、THF−
水、ジオキサン−水、DMF等の溶媒又は混合溶
媒に溶解し、Pd/C等を触媒として常圧又は加
圧水素添加することにより行われる。反応温度は
0℃〜100℃反応時間は1〜100時間程度が適当で
ある。 なお、上記の工程において得られる中間体及び
目的化合物(1a)、(1b)、(1c)、(1d)、(1e)、
(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、(11)、(12)
、(14)、
(15)、(16)、(17)、(18)、(19)、(26)、(27)、(28
)、(29)、
(30)、(31)はいずれも本発明者らにより初めて
合成された新規化合物である。 本発明により得られる上記の新規化合物は、細
胞表層糖蛋白質を合成する際の中間体として、
又、細胞表層糖蛋白質の生物学的意義や機能を解
明する際の試薬としての有用性を有するものであ
る。 以下実施例により本発明を更に詳細に説明する
が、これらは何ら本発明の範囲を制限するもので
はない。 なお、以下の実施例および参考例において、特
に明記しない限り、旋光度〔α〕Dの測定はCHCl3
中25℃で行つた。 参考例 1 3糖受容体の合成 (a) 化合物(4′)10.0gを80%aq.AcOH200mlに
溶解し、80℃で1.5hr撹拌した。そして反応液
を減圧濃縮して、その残渣をシリカゲル450g
のカラム(展開溶媒CHCl3/MeOH=20/1)
に通して精製し、シロツプ状の化合物(4)を6.56
g(収率78.8%)得た。 〔化合物(4)の性質〕 TLC Rf=0.61(CHCl3/MeOH=10/1) Anal(元素分析)Calcd.(計算値)(%)
C24H25NO7:C,65.59;H,5.73;N,
3.19 Found(測定値)(%): C,65.74;H,5.82;N,3.03 〔α〕22.5 D+40.3゜(C0.62,CHCl3) (b) 化合物(4)8.8g(20.0mmol)にトルエン200
mlと(n−Bu3Sn)2O8.95g(15.0mmol)を加
え、浴温140℃で4hr還流させた。その間生成し
たH2Oをトルエン100mlといつしよに系外に除
去した。冷却後、反応液にBnBr7.14ml
(60.0mmol)とn−Bu4NBr3.23g
(10.0mmol)を加え、アルゴン下浴温90℃で
19hr撹拌した。さらにBnBr7.14mlとn−
Bu4NBr3.23gを加え、90℃で22hr撹拌した。
そして反応後を減圧濃縮し、残渣を酢エチ(酢
酸エチル)600mlに溶解して、KF30gと水300
mlを加え、有機スズを沈殿させた。過後分液
して、有機層を水洗し、MgSO4で乾燥した。
過後、減圧濃縮して、残渣をシリカゲル450
gのカラム(展開溶媒トルエン/酢エチ=10/
1)に通して精製し、シロツプ状の化合物(6)を
7.99g得た(収率75.4%)。 〔化合物(6)の性質〕 TLC Rf=0.47(トルエン/酢エチ=3/1) Anal.Calcd.(%)C31H31NO7: C,70.30;H,5.90;N,2.65 Found(%);C,69.85;H,5.99;N,2.54 〔α〕22.5 D+33.8゜(CO.71,CHCl3) (c) 化合物(6)7.7gをピリジン40mlに溶解し、
Ac2O40mlを加えて、室温で17hr撹拌した。そ
して、反応液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲル
400gのカラム(展開溶媒トルエン/酢エチ=
10/1)に通して精製し、シロツプ状物質(7)を
8.2g得た(収率98.8%)。 〔化合物(7)の性質〕 TLC Rf=0.49(トルエン/酢エチ=5/1) Anal.Calcd.(%)C33H33NO8: C,69.34;H,5.82;N,2.45 Found(%);C,69.37;H,5.87;N,2.34 〔α〕22.5 D+64.4゜(C0.55,CHCl3) (d) 化合物(7)8.2g(14.3mmol)を95%aq.
AcOH100mlに溶解し、PdCl22.8g
(15.8mmol)とAcONa2.8g(34.1mmol)を
加えて、70℃で2hr撹拌した。反応終了後、反
応液を減圧濃縮し、残渣を酢エチ300mlに溶解
して飽和重曹水100mlを加えセライト過した。
液を分液して、有機層をMgSO4で乾燥し、
過後、減圧濃縮して、その残渣をシリカゲル
400gのカラム(展開溶媒トルエン/酢エチ=
3/1)に通して精製し、結晶(8)を6.3gを得
た(収率82.9%)。 〔化合物(8)の性質〕 TLC Rf=0.35(トルエン/酢エチ=2/1) Anal.Calcd.(%)C30H29NO8: C,67.78;H,5.50;N,2.64 Found(%);C,68.02;H,5.65;N,2.50 〔α〕24.5 D+82.6゜(C0.62,CHCl3) m.p. 102〜104℃ (e) 化合物(8)6.4g(12mmol)をジクロルエタン
100mlに溶解し、SOCl210mlとDMF1滴を加え
て、室温で2hr撹拌した。そして、DMFの除去
のためにシリカゲル100mgを加え、さらに、ト
ルエン50mlを加えて過した後、浴温40℃で減
圧濃縮してシロツプ状化合物(9)を得た。このシ
ロツプを精製することなしに次の反応に用い
た。 〔化合物(9)の性質〕 TLC Rf=0.58(トルエン/酢エチ=5/1) (f) 190℃で24hr真空乾燥したMS−4A粉末18g
に、AgOSO2CF39.3g(36mmol)と1,2−
ジクロルエタン50mlを加え、系内をアルルゴン
置換した。次に、1,2−ジクロルエタン20ml
に溶解した受容体(10)3.5g(6mmol)を加えて、
0℃で1hr撹拌した。そして、1,2−ジクロ
ルエタン20mlに溶解した。供与体(9)(12mmol
相当)を滴下した。反応は0℃→R.T.(室温)
で17hr行なつた。反応終了後、CH2Cl2500mlを
加えてセライト過し、水洗、重曹処理をして
有機層をMgSO4乾燥した。過後、減圧濃縮
して、その残渣をシリカゲル800gのカラム
(展開溶媒トルエン/酢エチ=10/1)に通し
て精製し、シロツプ状の化合物(11)を4.1g得た
(収率62.1%)。 〔化合物(11)の性質〕 TLC Rf=0.50(トルエン/酢エチ=5/1) Anal.Calcd.(%)C65H69N2O14: C,71.41;H,5.53;N,2.56 Found(%);C,71.04;H,5.53;N,2.58 〔α〕24 D+15.9゜(C1.13,CHCl3) (g) 化合物(11)4.0gをアセトン200mlに溶解し、
H2O8mlと36%HCl4mlを加えて、浴温80℃で4
日間還流した。そして、減圧濃縮し、残渣を酢
エチ300mlに溶解して重曹処理を行ない、有機
層をMgSO4乾燥した。過後、減圧濃縮して、
その残渣をシリカゲル400gのカラム(展開溶
媒トルエン/酢エチ=7/1)に通して精製
し、シロツプ状の化合物(12)を3.1g得た(収率
81.6%)。 〔化合物(12)の性質〕 TLC Rf=0.50(トルエン/酢エチ=3/1) Anal.Calcd.(%)C63H58N2O13: C,71.98;H,5.56;N,2.67 Found(%);C,71.97;H,5.57;N,2.61 〔α〕24 D−7.8゜(C1.06,CHCl3) (h) 化合物(13)(T.Ogawa,S.Nakabayashi,
Carbohydr.Res.,93(1981)C1−C5;T.
Ogawa,S.Nakabayashi,T.Kitajima,
Carbohydr.Res.,114(1983)225−236)8.8g
をMeOH−H2O−Et3N(4:1:3)180mlに
溶解し、さらにTHF60mlを加えて、室温で
19hr撹拌した。そして、減圧濃縮して、その残
渣をシリカゲル400gのカラム(展開溶媒トル
エン/酢エチ=5/1)に通して精製し、シロ
ツプ状の化合物(14)を6.8g得た(収率85.0%)。 〔化合物(14)の性質〕 TLC Rf=0.45(トルエン/酢エチ=2/1) Anal.Calcd.(%)C26H32O6: C,70.89;H,7.32 Found(%);C,70.90;H,7.38 〔α〕22 D+31.0゜(C1.14,CHCl3) (i) 化合物(14)1019.2mg(2.3mmol)をCH2Cl220ml
に溶解した後氷冷し、ピリジン2mlと
α−アノマー β−アノマー
TLC Rf(トルエン/酢エチ=10/1)
0.52 0.43 Anal.Calcd.(%)C33H35NO9: C,67.22 67.20 67.37 H, 5.98 5.98 5.99 N, 2.38 2.35 2.35 〔α〕24.5 D(C0.61,CHCl3)+52.5゜― (j) α,β混合物(15)6.6g(11.2mmol)を
CH2Cl2100mlに溶解した後氷冷し、飽和HBr−
CH2Cl230mlを加えて、0℃で20min.撹拌した。
そして、析出した
0.52 0.43 Anal.Calcd.(%)C33H35NO9: C,67.22 67.20 67.37 H, 5.98 5.98 5.99 N, 2.38 2.35 2.35 〔α〕24.5 D(C0.61,CHCl3)+52.5゜― (j) α,β混合物(15)6.6g(11.2mmol)を
CH2Cl2100mlに溶解した後氷冷し、飽和HBr−
CH2Cl230mlを加えて、0℃で20min.撹拌した。
そして、析出した
TLC Rf=0.64(トルエン/酢エチ=10/1)
(k) Ag−シリケート12gとMS−5A粉末10gを
混合し、190℃で19hr真空乾燥した。冷却後、
アルゴン置換して1,2−ジクロルエタン80ml
を加え、さらに1,2−ジクロルエタン20mlに
溶解した受容体(16)2.9g(2.8mmol)を加えて
室温で1hr撹拌した。次に氷冷して、1,2−
ジクロルエタン20mlに溶解した供与体(16)
(11.2mmol相当)を加え、0℃→R.T./16hr撹
拌した。反応終了後、CH2Cl2500mlを加えてセ
ライト過し、水洗、重曹処理をして、有機層
をMgSO4乾燥した。過後、減圧濃縮して、
その残渣をシリカゲル850gのカラム(展開溶
媒トルエン/酢エチ=10/1)に通して精製
し、β−アノマー(17)1.62g(39.8%)、α−ア
ノマー(19)1.45g(35.6%)をそれぞれシロツプ
で得た。 β−アノマー(17) α−アノマー(19) TLC Rf(トルエン/酢エチ=5/1)
0.47 0.53 Anal.Calcd.(%)C89H88N2O18: C,72.54 72.61 72.87 H, 6.02 6.15 6.06 N, 1.90 1.75 1.82 〔α〕27.5 D(CHCl3) −2.1゜ +15.6゜ (C1.02)(C1.17) CMRδC:β−アノマー(17) 97.03(C−1a,C−1b,1JCH164.8Hz) 101.47(C−1c,1JCH156.3Hz) α−アノマー(19)96.74(C−1aまたはC−1b,
1JCH164.8Hz) 97.13(C−1aまたはC−1b,1JCH164.8Hz) 100.11(C−1c,1JCH169.7Hz) (l) 化合物(17)1369.0mg(0.93mmol)を95%aq.
AcOH30mlに溶解し、PdCl2362.4mg
(2.04mmol)とAcONa365.8mg(4.46mmol)
を加えて、70℃で1hr撹拌した。そして、反応
液を減圧濃縮し、残渣を酢エチ100mlに溶解し
て飽和重曹水を加え、セライト過後分液し
て、有機層をMgSO4乾燥した。過後、減圧
濃縮して、その残渣をシリカゲル140gのカラ
ム(展開溶媒トルエン/酢エチ=4/1)に通
して精製し、シロツプ状の化合物(18)を747.8mg
得た(収率57.7%)。 〔化合物(18)の性質〕 TLC Rf=0.55(トルエン/酢エチ=2/1) Anal.Calcd.(%)C83H80N2O18: C,71.53;H,5.79;N,2.01 Found(%);C,71.87;H,5.91;N,1.88 〔α〕27 D−4.5゜(C1.38,CHCl3) (m) 化合物(18)150mg(0.108mmol)の入つたフラ
スコの中にMeOH5c.c.、BuNH25c.c.を入れ50℃
で1晩加熱撹拌した。その後、浴温を還流温度
(90℃〜100℃)まで上げ、7日間加熱撹拌し
た。この間1日ごとにMeOH:BuNH2=1:
1の溶液4c.c.を加えた。反応溶液をアミン臭が
しなくなるまで減圧濃縮した。 残渣をピリジン2c.c.Ac2O2c.c.に溶かし、室温
で1晩撹拌放置した。反応液はEtOHと共沸さ
せて減圧濃縮し、残渣をSiO25.0gCH2Cl2:ア
セトン=5:1でカラムクロマトし、SiO2の
まざつた目的物を含む区分200mgを得る。(Rf
=0.74、CH2Cl2:アセトン=5:1) 上記区分をMeOH4c.c.、1NNaOMe/MeOH
溶液20滴により脱アセチル化を行う。1晩室温
撹拌し、アンバーリストA−15で反応溶液を中
和後過、減圧濃縮し、残渣をSiO210g
CH2Cl2:アセトン=10:1でシリカゲルクロ
マトグラフイーを行い化合物(2)117mgを得る。 〔化合物(2)の性質〕 TLC Rf=0.47(CH2Cl2/アセトン=3/1) Anal.Calcd.(%)C71H80N2O16・H2O:C,
69.02;H,6.69;N,2.27 Found(%);C,69.08;H,6.62;N,2.26 〔α〕25 D−38.7゜(C0.84,CHCl3) CMR δC:101.23(C−1c,1JCH156.3Hz) 99.86(C−1ab,1JCH162.4Hz) 参考例 2 3糖供与体の合成 (a) 190℃で21hr真空乾燥したMS−4A粉末10g
に、AgOSO2CF33.4g(13.2mmol)と1,2
−ジクロロエタン40mlを加え、系内をアルゴン
置換した。次に、1,2−ジクロルエタン20ml
に溶解した受容体(24)1.6g(3.0mmol)を
加えて、−20℃まで冷却した。そして、1,2
−ジクロルエタン50mlに溶解した供与体(25)
3.5g(4.4mmol)を滴下した。反応は−20℃
→R.T.で17hr行なつた。反応終了後、
CH2Cl2500mlを加えてセライト過し、水洗、
重曹処理をして有機層をMgSO4乾燥した。
過後、減圧濃縮して、その残渣をシリカゲル
300gのカラム(展開溶媒トルエン/酢エチ=
3/1)に通して精製し、シロツプ状の化合物
(26)を3.45g得た(収率93.2%:化合物(24)
から)。 〔化合物(26)の性質〕 TLC Rf=0.39(トルエン/酢エチ=2/1) Anal.Calcd.(%)C66H71NO23.3/4C6H5CH3: C,65.06;H,5.90;N,1.06 Found(%):C,65.15;H,5.95;N,1.06 〔α〕23.5 D+4.2゜(C1.03,CHCl3) (b) 化合物(26)2.2gをMeOH40mlに溶解し、
1N−NaOMe1mlを加えて、室温で22hr撹拌し
た。この反応液を減圧濃縮して、残渣を
MeOH100mlに溶解し、n−BuNH220mlを加
えて、浴温100℃で45hr還流した。この反応液
を減圧濃縮して、残渣をピリジン30mlに溶解
し、Ac2O30mlを加えて、室温で18hr撹拌した。
そして、反応液を減圧濃縮して、その残渣をシ
リカゲル200gのカラム(展開溶媒トルエン/
酢エチ=1/1)に通して精製し、シロツプ状
の化合物(29)を1.9g得た(収率95.0%)。 〔化合物(29)の性質〕 TLC Rf=0.54(CH2Cl2/アセトン=5/1) Anal Calcd.(%)C60H71NO22: C,62.22;H,6.18;N,1.21 Found(%):C,62.57;H,6.31;N,1.50 〔α〕21 D+6.5゜(C1.15,CHCl3) (c) 化合物(29)123.0mgをAcOH5mlに溶解し、
10%Pd−C0.1gを加えてH2を封入し、80℃で
20min撹拌した。セライト過後、減圧濃縮し
て、残渣をピリジン2mlに溶解し、Ac2O2mlを
加えて、室温で20hr撹拌した。そして反応液を
減圧濃縮して、その残渣をシリカゲル6gのカ
ラム(展開溶媒 トルエン/酢エチ=1/5)
に通して精製し、シロツプ状の化合物(31)を
84.5mg得た(収率82.4%)。 〔化合物(31)の性質〕 TLC Rf=0.41(CH2Cl2/アセトン=3/1) Anal.Calcd.(%)C40H55NO26.1/2C6H5CH3: C,51.63;H,5.88;N,1.38 Found(%):C,51.43;H,5.96;N,1.78 〔α〕20 D−9.6゜(C0.52,CHCl3) CMR δC:100.98(C−1c,1JCH161.1Hz)、100.30
(c−1b、1JCH158.7Hz)、90.99(C−1a、
1JCH175.8Hz) (d) 化合物(31)62.8mg(0.065mmol)を
CH2Cl22mlに溶解し、30%HBr−AcOH0.1ml
を加えて、室温で2hr撹拌した。この反応液を
浴温40℃で減圧濃縮し、さらにトルエンと共沸
させて、シロツプ状の化合物(3)を得た。このシ
ロツプ状を精製することなしに次の反応に用い
た。 〔化合物(3)の性質〕 TLC Cf=0.51(CH2Cl2/アセトン=3/1) PMR δ(H−1a)6.56ppm 実施例 1 (a) 190℃で22hr真空乾燥したMS−4A粉末0.2g
の系内をアルゴン置換し、1.2−ジクロルエタ
ン0.5mlとトルエン0.5mlに溶解した
AgOSO2CF351.4mg(0.20mmol)を加え、さら
に、1,2−ジクロルエタン0.5mlに溶解した
受容体(2)13.7mg(0.011mmol)を加えて、0℃
で撹拌した。そして、1,2−ジクロルエタン
0.5mlに溶解した供与体(3)(0.065mmol相当)
を滴下した。反応は0℃→R.T.で17hr行なつ
た。反応終了後、CH2Cl250mlを加えてセライ
ト過し、水洗、重曹処理をして有機層を
MgSO4乾燥した。過後、減圧濃縮して、そ
の残渣をゲル過(TOYOPEARL HW−40F
200ml、CHCl3/MeOH=1/1)により精製
し、シロツプ状の化合物(1a)を19.9mg得た
(化合物(2)からの収率58.4%)。 〔化合物(1a)の性質〕 TLC Rf=0.63(CH2Cl2/アセトン=1/1) (b) 化合物(1a)18.7mgをMeOH2mlに溶解し、
1N−NaOMe0.1mlを加えて、室温で21hr撹拌
した。この反応液にAMBERLITECG−
50TyPE2を0.4ml加えて20min撹拌して中和し、
セライト過後、減圧濃縮した。残渣を
AcOH4mlに溶解し、10%Pd−C34mgを加えて
H2を封入し、80℃で20min撹拌した。セライ
ト過後、減圧濃縮して、残渣を80%aq.
AcOH2.5mlに溶解し、10%Pd−C22mgを加え
てH2を封入し、80℃で20min撹拌した。セラ
イト過後、減圧濃縮して、その残渣をゲル
過(Sephadex G−25 20ml、H2C)により精
製し、凍結乾燥して、化合物(1c)の結晶を
8.1mg得た。収率80.2% 〔化合物(1c)の性質〕 TLC Rf=0.54(MeOH−AcOH−H2O=10:
1:1) 〔α〕26.5 D+1.8゜(C0.11、H2O) PMR 400MHz(D2O、60℃) δH:5.139(s、H−1e)、4.926(s、H−1d)、
4.766(s、H−1c)、5.201(d、J3.0Hz)、
H−1aα)、4.713(d、J7.8Hz、H−
1aβ)、4.625(d、J8.0Hz、H−1b)、
4.592(d、J8.8Hz、H−1f、H−1g)、
4.478(d、J7.6Hz、H−1h、H−1i)、
4.263(bs、H−2c)、4.200(bs、H−
2e)、4.120(bs、H−2d)。 実施例 2 実施例1(a)において、3糖受容体として化合物
(2)代りに化合物(18)を用いたほかは、同様の操作を
繰り返し、化合物(1d)を得た(収率59%)。 〔化合物(1d)の性質〕 TLC Rf=0.40(CH2Cl2:アセトン=3/1) 〔α〕21.5 D−7.6゜(C0.55、CHCl3)
混合し、190℃で19hr真空乾燥した。冷却後、
アルゴン置換して1,2−ジクロルエタン80ml
を加え、さらに1,2−ジクロルエタン20mlに
溶解した受容体(16)2.9g(2.8mmol)を加えて
室温で1hr撹拌した。次に氷冷して、1,2−
ジクロルエタン20mlに溶解した供与体(16)
(11.2mmol相当)を加え、0℃→R.T./16hr撹
拌した。反応終了後、CH2Cl2500mlを加えてセ
ライト過し、水洗、重曹処理をして、有機層
をMgSO4乾燥した。過後、減圧濃縮して、
その残渣をシリカゲル850gのカラム(展開溶
媒トルエン/酢エチ=10/1)に通して精製
し、β−アノマー(17)1.62g(39.8%)、α−ア
ノマー(19)1.45g(35.6%)をそれぞれシロツプ
で得た。 β−アノマー(17) α−アノマー(19) TLC Rf(トルエン/酢エチ=5/1)
0.47 0.53 Anal.Calcd.(%)C89H88N2O18: C,72.54 72.61 72.87 H, 6.02 6.15 6.06 N, 1.90 1.75 1.82 〔α〕27.5 D(CHCl3) −2.1゜ +15.6゜ (C1.02)(C1.17) CMRδC:β−アノマー(17) 97.03(C−1a,C−1b,1JCH164.8Hz) 101.47(C−1c,1JCH156.3Hz) α−アノマー(19)96.74(C−1aまたはC−1b,
1JCH164.8Hz) 97.13(C−1aまたはC−1b,1JCH164.8Hz) 100.11(C−1c,1JCH169.7Hz) (l) 化合物(17)1369.0mg(0.93mmol)を95%aq.
AcOH30mlに溶解し、PdCl2362.4mg
(2.04mmol)とAcONa365.8mg(4.46mmol)
を加えて、70℃で1hr撹拌した。そして、反応
液を減圧濃縮し、残渣を酢エチ100mlに溶解し
て飽和重曹水を加え、セライト過後分液し
て、有機層をMgSO4乾燥した。過後、減圧
濃縮して、その残渣をシリカゲル140gのカラ
ム(展開溶媒トルエン/酢エチ=4/1)に通
して精製し、シロツプ状の化合物(18)を747.8mg
得た(収率57.7%)。 〔化合物(18)の性質〕 TLC Rf=0.55(トルエン/酢エチ=2/1) Anal.Calcd.(%)C83H80N2O18: C,71.53;H,5.79;N,2.01 Found(%);C,71.87;H,5.91;N,1.88 〔α〕27 D−4.5゜(C1.38,CHCl3) (m) 化合物(18)150mg(0.108mmol)の入つたフラ
スコの中にMeOH5c.c.、BuNH25c.c.を入れ50℃
で1晩加熱撹拌した。その後、浴温を還流温度
(90℃〜100℃)まで上げ、7日間加熱撹拌し
た。この間1日ごとにMeOH:BuNH2=1:
1の溶液4c.c.を加えた。反応溶液をアミン臭が
しなくなるまで減圧濃縮した。 残渣をピリジン2c.c.Ac2O2c.c.に溶かし、室温
で1晩撹拌放置した。反応液はEtOHと共沸さ
せて減圧濃縮し、残渣をSiO25.0gCH2Cl2:ア
セトン=5:1でカラムクロマトし、SiO2の
まざつた目的物を含む区分200mgを得る。(Rf
=0.74、CH2Cl2:アセトン=5:1) 上記区分をMeOH4c.c.、1NNaOMe/MeOH
溶液20滴により脱アセチル化を行う。1晩室温
撹拌し、アンバーリストA−15で反応溶液を中
和後過、減圧濃縮し、残渣をSiO210g
CH2Cl2:アセトン=10:1でシリカゲルクロ
マトグラフイーを行い化合物(2)117mgを得る。 〔化合物(2)の性質〕 TLC Rf=0.47(CH2Cl2/アセトン=3/1) Anal.Calcd.(%)C71H80N2O16・H2O:C,
69.02;H,6.69;N,2.27 Found(%);C,69.08;H,6.62;N,2.26 〔α〕25 D−38.7゜(C0.84,CHCl3) CMR δC:101.23(C−1c,1JCH156.3Hz) 99.86(C−1ab,1JCH162.4Hz) 参考例 2 3糖供与体の合成 (a) 190℃で21hr真空乾燥したMS−4A粉末10g
に、AgOSO2CF33.4g(13.2mmol)と1,2
−ジクロロエタン40mlを加え、系内をアルゴン
置換した。次に、1,2−ジクロルエタン20ml
に溶解した受容体(24)1.6g(3.0mmol)を
加えて、−20℃まで冷却した。そして、1,2
−ジクロルエタン50mlに溶解した供与体(25)
3.5g(4.4mmol)を滴下した。反応は−20℃
→R.T.で17hr行なつた。反応終了後、
CH2Cl2500mlを加えてセライト過し、水洗、
重曹処理をして有機層をMgSO4乾燥した。
過後、減圧濃縮して、その残渣をシリカゲル
300gのカラム(展開溶媒トルエン/酢エチ=
3/1)に通して精製し、シロツプ状の化合物
(26)を3.45g得た(収率93.2%:化合物(24)
から)。 〔化合物(26)の性質〕 TLC Rf=0.39(トルエン/酢エチ=2/1) Anal.Calcd.(%)C66H71NO23.3/4C6H5CH3: C,65.06;H,5.90;N,1.06 Found(%):C,65.15;H,5.95;N,1.06 〔α〕23.5 D+4.2゜(C1.03,CHCl3) (b) 化合物(26)2.2gをMeOH40mlに溶解し、
1N−NaOMe1mlを加えて、室温で22hr撹拌し
た。この反応液を減圧濃縮して、残渣を
MeOH100mlに溶解し、n−BuNH220mlを加
えて、浴温100℃で45hr還流した。この反応液
を減圧濃縮して、残渣をピリジン30mlに溶解
し、Ac2O30mlを加えて、室温で18hr撹拌した。
そして、反応液を減圧濃縮して、その残渣をシ
リカゲル200gのカラム(展開溶媒トルエン/
酢エチ=1/1)に通して精製し、シロツプ状
の化合物(29)を1.9g得た(収率95.0%)。 〔化合物(29)の性質〕 TLC Rf=0.54(CH2Cl2/アセトン=5/1) Anal Calcd.(%)C60H71NO22: C,62.22;H,6.18;N,1.21 Found(%):C,62.57;H,6.31;N,1.50 〔α〕21 D+6.5゜(C1.15,CHCl3) (c) 化合物(29)123.0mgをAcOH5mlに溶解し、
10%Pd−C0.1gを加えてH2を封入し、80℃で
20min撹拌した。セライト過後、減圧濃縮し
て、残渣をピリジン2mlに溶解し、Ac2O2mlを
加えて、室温で20hr撹拌した。そして反応液を
減圧濃縮して、その残渣をシリカゲル6gのカ
ラム(展開溶媒 トルエン/酢エチ=1/5)
に通して精製し、シロツプ状の化合物(31)を
84.5mg得た(収率82.4%)。 〔化合物(31)の性質〕 TLC Rf=0.41(CH2Cl2/アセトン=3/1) Anal.Calcd.(%)C40H55NO26.1/2C6H5CH3: C,51.63;H,5.88;N,1.38 Found(%):C,51.43;H,5.96;N,1.78 〔α〕20 D−9.6゜(C0.52,CHCl3) CMR δC:100.98(C−1c,1JCH161.1Hz)、100.30
(c−1b、1JCH158.7Hz)、90.99(C−1a、
1JCH175.8Hz) (d) 化合物(31)62.8mg(0.065mmol)を
CH2Cl22mlに溶解し、30%HBr−AcOH0.1ml
を加えて、室温で2hr撹拌した。この反応液を
浴温40℃で減圧濃縮し、さらにトルエンと共沸
させて、シロツプ状の化合物(3)を得た。このシ
ロツプ状を精製することなしに次の反応に用い
た。 〔化合物(3)の性質〕 TLC Cf=0.51(CH2Cl2/アセトン=3/1) PMR δ(H−1a)6.56ppm 実施例 1 (a) 190℃で22hr真空乾燥したMS−4A粉末0.2g
の系内をアルゴン置換し、1.2−ジクロルエタ
ン0.5mlとトルエン0.5mlに溶解した
AgOSO2CF351.4mg(0.20mmol)を加え、さら
に、1,2−ジクロルエタン0.5mlに溶解した
受容体(2)13.7mg(0.011mmol)を加えて、0℃
で撹拌した。そして、1,2−ジクロルエタン
0.5mlに溶解した供与体(3)(0.065mmol相当)
を滴下した。反応は0℃→R.T.で17hr行なつ
た。反応終了後、CH2Cl250mlを加えてセライ
ト過し、水洗、重曹処理をして有機層を
MgSO4乾燥した。過後、減圧濃縮して、そ
の残渣をゲル過(TOYOPEARL HW−40F
200ml、CHCl3/MeOH=1/1)により精製
し、シロツプ状の化合物(1a)を19.9mg得た
(化合物(2)からの収率58.4%)。 〔化合物(1a)の性質〕 TLC Rf=0.63(CH2Cl2/アセトン=1/1) (b) 化合物(1a)18.7mgをMeOH2mlに溶解し、
1N−NaOMe0.1mlを加えて、室温で21hr撹拌
した。この反応液にAMBERLITECG−
50TyPE2を0.4ml加えて20min撹拌して中和し、
セライト過後、減圧濃縮した。残渣を
AcOH4mlに溶解し、10%Pd−C34mgを加えて
H2を封入し、80℃で20min撹拌した。セライ
ト過後、減圧濃縮して、残渣を80%aq.
AcOH2.5mlに溶解し、10%Pd−C22mgを加え
てH2を封入し、80℃で20min撹拌した。セラ
イト過後、減圧濃縮して、その残渣をゲル
過(Sephadex G−25 20ml、H2C)により精
製し、凍結乾燥して、化合物(1c)の結晶を
8.1mg得た。収率80.2% 〔化合物(1c)の性質〕 TLC Rf=0.54(MeOH−AcOH−H2O=10:
1:1) 〔α〕26.5 D+1.8゜(C0.11、H2O) PMR 400MHz(D2O、60℃) δH:5.139(s、H−1e)、4.926(s、H−1d)、
4.766(s、H−1c)、5.201(d、J3.0Hz)、
H−1aα)、4.713(d、J7.8Hz、H−
1aβ)、4.625(d、J8.0Hz、H−1b)、
4.592(d、J8.8Hz、H−1f、H−1g)、
4.478(d、J7.6Hz、H−1h、H−1i)、
4.263(bs、H−2c)、4.200(bs、H−
2e)、4.120(bs、H−2d)。 実施例 2 実施例1(a)において、3糖受容体として化合物
(2)代りに化合物(18)を用いたほかは、同様の操作を
繰り返し、化合物(1d)を得た(収率59%)。 〔化合物(1d)の性質〕 TLC Rf=0.40(CH2Cl2:アセトン=3/1) 〔α〕21.5 D−7.6゜(C0.55、CHCl3)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式で表わされる複合多糖。 上記式中、Acはアセチル基、R1は水素原子ま
たはアセチル基、R2は水素原子またはベンジル
基、R3は水素原子、R4は水素原子またはアセチ
ル基を示し、またR3とR4は共同してフタロイル
基を形成してもよい。 2 式 (式中、Acはアセチル基、Xはハロゲン原子
を示す) で表わされる化合物と、式 (式中、Bnはベンジル基、R3は水素原子、R4
はアセチル基を示し、またR3とR4は共同してフ
タロイル基を形成してもよい) で表わされる化合物を反応させ、必要により脱ア
セチル化、脱ベンジル化、脱フタロイル化および
アセチル化することを特徴とする下記の一般式で
表わされる複合多糖の製造法。 上記式中、Acはアセチル基、R1は水素原子ま
たはアセチル基、R2は水素原子またはベンジル
基、R3は水素原子、R4は水素原子またはアセチ
ル基を示し、またR3とR4は共同してフタロイル
基を形成してもよい。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15882383A JPS6051702A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 複合多糖およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15882383A JPS6051702A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 複合多糖およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6051702A JPS6051702A (ja) | 1985-03-23 |
| JPH0536441B2 true JPH0536441B2 (ja) | 1993-05-31 |
Family
ID=15680154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15882383A Granted JPS6051702A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 複合多糖およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051702A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69830326T2 (de) * | 1997-10-03 | 2006-02-02 | Galenica Pharmaceuticals, Inc. | Iminbildende polysaccharide, deren herstellung und verwendung als zusatzmittel und immunstimulierende mittel |
| EP1574217A1 (en) * | 1997-10-03 | 2005-09-14 | Galenica Pharmaceuticals, Inc. | Imine-forming polysaccharides, preparation thereof and the use thereof as adjuvants and immunostimulants |
| US20240279364A1 (en) * | 2021-03-12 | 2024-08-22 | Daiichi Sankyo Company, Limited | Glycan, and method for producing medicine containing glycan |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP15882383A patent/JPS6051702A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6051702A (ja) | 1985-03-23 |
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