JPH0539409Y2 - - Google Patents

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JPH0539409Y2
JPH0539409Y2 JP1449588U JP1449588U JPH0539409Y2 JP H0539409 Y2 JPH0539409 Y2 JP H0539409Y2 JP 1449588 U JP1449588 U JP 1449588U JP 1449588 U JP1449588 U JP 1449588U JP H0539409 Y2 JPH0539409 Y2 JP H0539409Y2
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oil
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷凍装置におけるアキユムレータ、詳
しくは圧縮機、凝縮器、膨張機構及び蒸発器を冷
媒配管を介して接続して成る冷凍装置における前
記圧縮機の吸入側に介装されて、冷媒の気液分離
を行うようにした冷凍装置におけるアキユムレー
タに関する。
(従来の技術) 一般に、冷凍装置における圧縮機の吸入側に介
装されて、冷媒の気液分離を行うアキユムレータ
は、実公昭51−28700号公報に示され、また、第
3図に示したごとくアキユムレータ本体容器Aの
内方上部に、蒸発器からの冷媒を前記アキユムレ
ータ本体容器A内に導く入口管Bを開口させると
共に、前記アキユムレータ本体容器A内の冷媒を
圧縮機へ導く出口管Dを前記容器Aの内方底部近
くを通り該容器Aの内方上部に開口させる一方、
前記容器Aの底部近くに位置する前記出口管Dの
管壁に第1油戻し孔Eを開設すると共に、この油
戻し孔Eより高位に位置する前記出口管Dの管壁
に間隔をおいて第2油戻し孔Fを開設している。
このようにして、これら第1及び第2油戻し孔
E,Fから、前記容器Aに溜る油を液冷媒と一緒
に前記出口管Dに流入させて、前記圧縮機に供給
し、該圧縮機における油量の減少を補つている。
このとき、前記出口管Dに流入する液冷媒は、一
般に前記出口管D内で蒸発して、ガス冷媒となり
前記圧縮機に吸入されるのである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前記容器A内に貯溜される液冷媒が
少ないときは、前記容器Aの下部に溜る油は、前
記第1油戻し孔Eより前記出口管Dを通つて前記
圧縮機に戻される。また、液冷媒が前記容器A内
にさらに貯溜されるときには、比重の関係で油が
前記液冷媒の上方に位置することから、油面高さ
が前記第1油戻し孔Eより上方に位置する場合に
は第2油戻し孔Fより油が前記出口管Dに入つ
て、前記圧縮機に戻されることになる。
ところが、前記第2油戻し孔Fと第1油戻し孔
Eとの間隔の大きさによつては、油が圧縮機に戻
らないことが生じるのである。即ち、圧縮機内の
油量が潤滑に必要な最小油量となつたとき、前記
容器A内においては、液冷媒の上に溜る油の量が
最大量となつており、この時、前記容器A内の油
層高さより、前記各孔E,Fの間の間隔が大きい
場合には、前記液冷媒の液面が前記第1油戻し孔
Eの上縁直上方に位置しているとき、前記油層の
上面が前記第2油戻し孔Fよりも下方に位置して
しまうときが生じ、斯くするときには、前記容器
A内に貯溜されている油が前記圧縮機に戻ること
はないのである。
このとき、前記圧縮機の油の量は、前記圧縮機
の潤滑に必要な最小油量であるから、前記圧縮機
に油戻りがなくなることにより、油不足となつて
前記圧縮機の運転に支障を招く問題が生ずるので
ある。
尚、前記した従来例を示す広告公報には、前記
第2油戻し孔Fを複数個設けてもよい旨の記載が
あるが、複数個設ける場合の各第2油戻し孔F…
の間隔については全く考慮されていないのであ
る。しかして、前記した問題点を解決するため
に、前記第2油戻し孔F…を複数個設けると共
に、それらの間隔を小さくしたりすることが考え
られるが、前記間隔が小さくなり過ぎると、液冷
媒が多量に前記出口管D内に流入し、前記出口管
D内で蒸発し切れずに、一部が液体のまま前記圧
縮機に吸入されて前記圧縮機の液圧縮を招く問題
が生ずるのである。
本考案は、以上の問題に鑑みて考案したもの
で、その目的は、圧縮機の液圧縮を招くことな
く、圧縮機内の油量が最小油量となつたときに、
該圧縮機に確実に油戻しを行えるようにして、圧
縮機の焼損を防ぐことにある。
(課題を解決するための手段) しかして、本考案は、上記目的を達成するため
に、圧縮機1、凝縮器2、膨張機構3及び蒸発器
4を冷媒配管を介して接続して成る冷凍装置にお
ける前記圧縮機1の吸入側に介装されて、冷媒の
気液分離を行うようにしたアキユムレータであつ
て、アキユムレータ本体容器6の内方上部に、入
口管7を開口させると共に、出口管8を前記容器
6の上部から内方底部近くを通り該容器6の内方
上部に開口させる一方、前記容器6の底部近くに
位置する前記出口管8の管壁に、油戻し孔9を開
設すると共に、この油戻し孔9より高位に位置す
る前記出口管8の管壁に、前記圧縮機1に充填可
能な最大油量と該圧縮機1の潤滑に必要な最小油
量との差Cを前記容器6の横断面積mで除して得
られる前記容器6内に溜る油の最大油層高さL=
C/mにほぼ等しい間隔で、複数の補助油戻し孔
10…を開設し、かつ、前記油戻し孔9から最上
位に位置する前記補助油戻し孔10までの高さ
H2を、最大冷媒量Vを前記横断面積mで除した
高さH1=V/mより高く、かつ、該高さH1に前
記容器6内における前記最大油層高さLを加算し
た高さH1+Lより低い範囲内に設定して、前記
各補助油戻し孔10…の個数を、前記油戻し孔9
から最上位に位置する前記補助油戻し孔10まで
の高さH2を前記最大油層高さLで除した個数n
=H2/Lとしたのである。
(作用) 前記圧縮機1内の油量が最小油量となるときの
前記アキユムレータ本体容器6内の油量に基づい
て設定した間隔で、前記補助油戻し孔10…を前
記出口管8の管壁に、前記油戻し孔9から最上位
に位置する前記補助油戻し孔10までの高さH2
を前記最大油層高さLで除した個数n=H2/L
だけ開設しているから、前記アキユムレータ本体
容器6内に貯溜される液冷媒の液面高さの如何に
拘らず、液冷媒の圧縮機1への戻りをなくしなが
ら、前記圧縮機1における油の量が該圧縮機1の
潤滑に必要な最小油量となつたときには、確実に
前記アキユムレータ本体容器6内の油を前記圧縮
機1へと戻すことができるのである。即ち、前記
最小油量以下になる以前に、複数の前記補助油戻
し孔10の何れかから必ず油が前記圧縮機1に戻
されるのである。
(実施例) 第2図に示した冷凍装置は、圧縮機1と、該圧
縮機1の吐出側に接続される凝縮器2と膨張弁よ
りなる膨張機構3及び蒸発器4とを備え、これら
各機器を冷凍配管を介して接続して構成してい
る。また、前記圧縮機1の吸入側には、本考案に
係るアキユムレータを接続している。
次に、本考案のアキユムレータの実施例を第1
図に基づいて説明する。
第1図に示したアキユムレータは、密閉状で、
かつ、円筒形をなすアキユムレータ本体容器6
と、該本体容器6の内方上部に開口され、前記蒸
発器4からアキユムレータ本体容器6内に冷媒を
導く入口管7と、該容器6の内方上方より底部近
くを湾曲して上部に開口し、前記容器6内で気液
分離されたガス冷媒を前記圧縮機1に導く出口管
8とにより構成している。そして、前記容器6の
底部近くに位置する前記出口管8の管壁に、油戻
し孔9を開設すると共に、該油戻し孔9より高位
に位置する管壁に、複数の補助油戻し孔10…
を、前記出口管8の長さ方向つまり高さ方向に次
に述べる間隔で開設するのである。
即ち、前記圧縮機1に充填可能な最大油量と該
圧縮機1の潤滑に必要な最小油量との差Cに相当
する油量が、前記容器6に貯溜される油量の最大
であり、また、この最大油量に対応する前記容器
6内での油層高さLを、前記最大油量を前記容器
6の横断面積mで除算L=C/mして算出し、前
記補助油戻し孔10…の間隔を前記最大油層高さ
Lにほぼ等しくするのである。
また、前記出口管8の管壁に開設する前記補助
油戻し孔10…の必要数を次のようにして決める
のである。
前記容器6内に溜る最大冷媒量Vは、冷房・暖
房各運転時における前記冷凍装置全体における最
大冷媒循環量と最小冷媒循環量との差であるか
ら、前記容器6内におけ最大冷媒量Vに対応する
液層高さH1は、最大冷媒量Vを前記容器6の横
断面積mで除算V/mして算出し、一方、最上位
に位置する前記補助油戻し孔10の前記油戻し孔
9からの高さH2を、前記液層高さH1より高く、
かつ、前記液層高さH1に前記補助油戻し孔10
の間隔、即ち、前記最大油層Lを加算した高さ
H1+Lより低い範囲内H1<H2<H1+Lに設定
し、その上で、前記補助油戻し孔10…の個数n
を、n=H2/Lにより算出するのである。
このようにして、前記冷凍装置に応じた所要数
の前記補助油戻し孔10…を、前記油戻し孔9よ
り高位に位置する前記出口管8の管壁に、前記圧
縮機1の潤滑に必要な最小油量を考慮して設定さ
れた間隔をおいて、前記容器6内の液冷媒量が前
記最大冷媒量Vとなつた時に対応できる高さH2
に至るまで開設しているから、前記アキユムレー
タ本体容器6内に貯溜される液冷媒の上方に溜る
油の量が前記圧縮機1の最大油量と最小油量との
差に相当する油量に近づくと、前記容器6内の液
冷媒の液面高さの如何に拘らず、前記圧縮機1に
おける油の量が該圧縮機1の潤滑に必要な最小油
量となつたときに、確実に前記アキユムレータ本
体容器6内の油を前記圧縮機1へと戻すことがで
きるので、前記圧縮機1の油上がりを確実に防止
でき、従つて、潤滑油が不足して前記圧縮機1の
運転に支障を招くことはないのである。
しかも、前記出口管8の管壁に開設した前記補
助油戻し孔10…は、その間隔を前記最大油層高
さLに設定すると共に、その個数を前記油戻し孔
9から前記最大油層高さLごとに、前記容器6内
の液冷媒量が前記最大冷媒量Vとなつた時に対応
できる高さH2に至るまで開設して、前記圧縮機
1の潤滑に必要な最小油量を確保するために必要
な最小限の数にしているので、前記圧縮機1にお
ける油の量が該圧縮機1の潤滑に必要な最小油量
となつたときには確実に前記アキユムレータ本体
容器6内の油を前記圧縮機1へ戻せながら、前記
出口管8内に流入する液冷媒の量が最小限に抑え
られ、前記圧縮機1の液圧縮を防止できるのであ
る。
(考案の効果) 以上のごとく本考案は、アキユムレータ本体容
器6の内方上部に、入口管7を開口させると共
に、出口管8を前記容器6の上部から内方底部近
くを通り該容器6の内方上部に開口させる一方、
前記容器6の底部近くに位置する前記出口管8の
管壁に、油戻し孔9を開設すると共に、この油戻
し孔9より高位に位置する前記出口管8の管壁
に、前記圧縮機1に充填可能な最大油量と該圧縮
機1の潤滑に必要な最小油量との差Cを前記容器
6の横断面積mで除して得られる前記容器6内に
溜る油の最大油層高さL=C/mにほぼ等しい間
隔で、複数の補助油戻し孔10…を開設し、か
つ、前記油戻し孔9から最上位に位置する前記補
助油戻し孔10までの高さH2を、最大冷媒量V
を前記横断面積mで除した高さH1=V/mより
高く、かつ、該高さH1に前記容器6内における
前記最大油層高さLを加算した高さH1+Lより
低い範囲内に設定して、前記各補助油戻し孔10
…の個数を、前記油戻し孔9から最上位に位置す
る前記補助油戻し孔10までの高さH2を前記最
大油層高さLで除した個数(n=H2/L)とし
たから、前記アキユムレータ本体容器6内に貯溜
される液冷媒の液面高さの如何に拘らず、液冷媒
の圧縮機1への戻りをなくしながら、前記圧縮機
1における油の量が該圧縮機1の潤滑に必要な最
小油量以下にならないように、前記アキユムレー
タ本体容器6内の油を前記圧縮機1へと戻すこと
ができるのである。従つて、前記圧縮機1におけ
る潤滑油の油切れを防止し、しかも、必要最小限
の数の前記補助油戻し孔10を設けているから、
液冷媒による前記圧縮機1の液圧縮も防止できる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案アキユムレータの一実施例を示
す断面図、第2図は本考案アキユムレータを適用
する冷凍装置の配管系統図、第3図は従来例を示
す断面図である。 1……圧縮機、6……アキユムレータ本体容
器、7……入口管、8……出口管、9……油戻し
孔、10……補助油戻し孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機1、凝縮器2、膨張機構3及び蒸発器4
    を冷媒配管を介して接続して成る冷凍装置におけ
    る前記圧縮機1の吸入側に介装されて、冷媒の気
    液分離を行うようにしたアキユムレータであつ
    て、アキユムレータ本体容器6の内方上部に、入
    口管7を開口させると共に、出口管8を前記容器
    6の上部から内方底部近くを通り該容器6の内方
    上部に開口させる一方、前記容器6の底部近くに
    位置する前記出口管8の管壁に、油戻し孔9を開
    設すると共に、この油戻し孔9より高位に位置す
    る前記出口管8の管壁に、前記圧縮機1に充填可
    能な最大油量と該圧縮機1の潤滑に必要な最小油
    量との差Cを前記容器6の横断面積mで除して得
    られる前記容器6内に溜る油の最大油層高さL=
    C/mにほぼ等しい間隔で、複数の補助油戻し孔
    10…を開設し、かつ、前記油戻し孔9から最上
    位に位置する前記補助油戻し孔10までの高さ
    H2を、最大冷媒量Vを前記横断面積mで除した
    高さH1=V/mより高く、かつ、該高さH1に前
    記容器6内における前記最大油層高さLを加算し
    た高さH1+Lより低い範囲内に設定して、前記
    各補助油戻し孔10…の個数を、前記油戻し孔9
    から最上位に位置する前記補助油戻し孔10まで
    の高さH2を前記最大油層高さLで除した個数n
    =H2/Lとしていることを特徴とする冷凍装置
    におけるアキユムレータ。
JP1449588U 1988-02-04 1988-02-04 Expired - Lifetime JPH0539409Y2 (ja)

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JP5761013B2 (ja) * 2011-12-28 2015-08-12 ダイキン工業株式会社 アキュムレータ
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