JPH054402U - 高電圧抵抗パツク - Google Patents

高電圧抵抗パツク

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JPH054402U
JPH054402U JP5952091U JP5952091U JPH054402U JP H054402 U JPH054402 U JP H054402U JP 5952091 U JP5952091 U JP 5952091U JP 5952091 U JP5952091 U JP 5952091U JP H054402 U JPH054402 U JP H054402U
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JP
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lead wire
slit
high voltage
tip
metal plate
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JP5952091U
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一郎 経沢
毅 太田
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線と端子との接続部を、接続強度が高
く、高電圧に対しても信頼性が高いものにする。 【構成】 所定の金属板にスリット22が形成されたリ
ード線保持部材20を設ける。スリット22の隙間より
外形が太いリード線24を、上記スリット22を押し広
げるようにして挿入する。このスリット22を形成した
金属板のエッジ部がわずかに挿入方向に折り曲げられ、
上記挿入されたリード線24の先端部26に圧接して、
リード線24を保持固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、CRT(Cathode-ray tube)のブリーダー抵抗器等、高電圧がか かる抵抗器を絶縁性のケース内に収容した高電圧抵抗パックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CRTのフォーカス電圧調整用の可変抵抗器等を内蔵した高電圧抵抗パ ックは、抵抗体が印刷形成されたセラミックス製の回路基板が、ノリル樹脂等の 絶縁性の樹脂ケース内に収納され、可変抵抗器の摺動子が上記回路基板上の抵抗 体に摺動可能に設けられている。この高電圧抵抗パックに接続されるリード線に は、高電圧がかかるため、図6に示すように、リード線1の先端部2と、回路基 板3に設けられ絶縁樹脂7から突出した接続端子4とを、確実にはんだ付けする ため、端子4の透孔5にリード線1の先端部2を挿通させて、その先端部2をは んだ6で覆い固定していた。
【0003】 また、実開昭64−48875号公報や、実開平1−155670号公報に開 示されているように、リード線と端子接続部との電気的接続に際して、リード線 等を金属板のばねで挟持して連結するものもある。この場合、リード線等を保持 する部分は、ばね部材の腹の部分で保持しているものである
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術のはんだ付けによるものの場合、はんだ付け工数がかかり、は んだ付け不良も生じるので、コストダウンの妨げになるという問題があった。ま た、上記公報に開示されているものの場合、リード線の保持は、ばね部材の腹の 部分の弾性力のみで挟んでいるだけであり、保持力が弱く引っ張りに対して抜け やすいという欠点がある。しかも、接触圧が弱いので電気的接続の信頼性も低く 、高電圧がかかるリード線には使用できないものである。さらに、形状が複雑で あり、部品コストが上昇するという欠点もある。
【0005】 この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたもので、接続強度が高 く、高電圧に対しても信頼性が高いリード線接続部を有した高電圧抵抗パックを 提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、所定の金属板にスリットが形成されたリード線保持部材を設け、 このスリットの隙間より外形が太いリード線を上記スリットに挿入し、このスリ ットを形成した金属板の周縁部が挿入方向に折り曲げられて、上記挿入されたリ ード線の先端部に圧接して成る高電圧抵抗パックである。
【0007】 またこの考案は、上記スリットを放射状に形成し、スリットを形成した金属板 の側方の部分を折り曲げて箱状部を形成し、リード線の先端部を固化して上記ス リットの中央部に挿入し、上記箱状部に囲まれるようにして成る高電圧抵抗パッ クである。
【0008】
【作用】
この考案の高電圧抵抗パックは、リード線の先端部を、リード線保持部材の金 属板に形成されたスリットのエッジ部で挿入方向に斜めに挟んで固定しているの で、確実にかつ迅速にリード線の固定及び電気的接続を図ることができるもので ある。
【0009】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面に基づいて説明する。この実施例の高電圧 抵抗パックは、CRTのフォーカス電圧を調整するいわゆるフォーカスパックで あり、ノリル樹脂等の絶縁性樹脂ケース10内に、抵抗体が印刷形成された図示 しないセラミックス製の回路基板および可変抵抗器等が収納されている。この回 路基板は、フォーカス電圧調整可変抵抗器用抵抗体、およびスクリーン電圧調整 可変抵抗器用抵抗体の二種類の抵抗体、およびこれに付随する抵抗体が形成され たものである。また、図示しない上記可変抵抗器は、上記各可変抵抗器用抵抗体 上を摺動する図示しない摺動子と、その操作軸とからなる。これらの回路基板お よび可変抵抗器は、樹脂ケース10の可変抵抗器収納部12内に設けられ、エポ キシ樹脂等の絶縁樹脂14が上記可変抵抗器収納部12に流し込まれて、その開 口部が密閉され絶縁されている。そして、上記各可変抵抗器の操作軸は、操作つ まみ15に同軸的に固定されている。
【0010】 樹脂ケース10の可変抵抗器収納部12の側方には、リード線24を固定する リード線固定部18が形成され、このリード線固定部18に、金属板で形成され たリード線保持部材20が取り付けられている。リード線固定部材20は、リー ド線固定部18に突設された係止片19によって両側を保持されて固定されてい る。このリード線保持部材20は、図1、図2に示すように、中央部に十字状の スリット22が切られており、このスリットの中央部にリード線24が挿入され ている。図5に示すように、リード線24の導体部の先端部26の太さは、スリ ット22の隙間より太く、先端部26はスリット22を、わずかに押し広げるよ うにして挿入されている。さらに、この先端部26は、導体部が撚り線になって いるので、はんだ34を染み込ませて、先端部26を固化し、スリット22への 挿入が容易になるようにしている。
【0011】 このリード線保持部材20のスリット22が形成されたリード線挿入面35は 、スリット22によって、三角形の分割片36、37、38、39に分けられて いる。このリード線挿入面35は、その四辺部で、リード線24の挿入方向先端 部に金属板が直角に折り曲げられて、リード線24の先端部26を囲むように箱 状部30を形成している。そして、箱状部30の一側面を構成する部分が延長し て連結部28を形成し、樹脂ケース10の隔壁32を乗り越えて、可変抵抗器収 納部12内に延出している。可変抵抗器収納部12内では、図示しない回路基板 の電極部に連結部28の先端部が接続し、この先端部は絶縁樹脂14内に埋設さ れている。
【0012】 また、この高電圧抵抗パックの樹脂ケース12には、コンデンサ収納部13が 形成されている。コンデンサ収納部13内には、図示しないフィルムコンデンサ を保持する保持片40が形成され、その両側部には、リード線係止部42が設け られている。さらに樹脂ケース10の一側縁部にも、他のリード線係止部42が 形成されている。また、接続端子44の基端部が、絶縁樹脂14に覆われた回路 基板に突設され、樹脂ケース10の一側縁部にこの接続端子44の中央部が固定 されている。
【0013】 この実施例の高電圧抵抗パックの製造方法は、樹脂ケース10内に回路基板等 を収納し、リード線保持部材20をリード線固定部18に取り付け、樹脂ケース 10の開口部を絶縁樹脂14で密閉する。このとき、リード線保持部材20の連 結部28も、その先端部が絶縁樹脂14で固定される。このリード線保持部材2 0は、リード線固定部18に取り付けられる前に連結部28等の折り曲げが成さ れ、係止片19に保持された状態で、絶縁樹脂14に先端が埋設された連結部2 8、および、係止部19によって確実に固定され、接着等の必要はない。
【0014】 そして、あらかじめ先端部26がはんだ34で固められたリード線24を、リ ード線保持部材20のスリット22に挿入する。このとき、スリット22は、リ ード線24の先端部26によって押し広げられ、三角形の分割片36、37、3 8、39がリード線24の挿入方向にわずかに変形し、先端部26を弾性的に挟 持する。そして、一旦スリット22に挿入されたリード線24は、ここから引き 抜こうとしても、先端部26に食い込んだ三角形の分割片36、37、38、3 9のエッジ部は、図5の2点鎖線で示すように、斜めにリード線24の先端部2 6に当接し、この状態から、先端部26を引き抜こうとしても、スリット22の 間隔を狭める方向の力が作用し、先端部26によってそれ以上スリット22の間 隔は狭められないので、リード線24は全く移動しない。そして、この実施例の フォーカスパックは、1kV〜50kV程度の電圧がかかり、種々のリード線が 接続されているが、後の工程で、フライバックトランスと一体的にエポキシ樹脂 等の硬質樹脂が隙間に真空注型され、リード線保持部材20やコンデンサ収納部 13から外部放電が生じないように形成される。
【0015】 この実施例の高電圧抵抗パックによれば、リード線24をはんだ付けしなくて も、強固にかつ電気的に確実に回路基板の端子にリード線24を接続することが でき、製造工数も大幅に削減することができる。また、リード線24の先端部2 6は、金属板の箱状部30に囲まれて位置しているので、高電圧に対しても安全 性が高いものである。さらに、リード線24の先端部26は、撚り線がはんだ3 4で固められ、スリット22への挿入が容易かつ確実に成されるように形成され ている。
【0016】 なお、この考案の高電圧抵抗パックのリード線保持部材のスリットは、十字型 の他、3本または十字以上の数のスリットを放射状に形成して一本のリード線を 保持しても良い。また、箱状部の形状も、円錐形状等であってもよく、リード線 の先端部を囲む形状であれば良い。また、リード線の先端部は、はんだで固める 他、他の金属ろうで固めたり、導電塗料で先端部を固めても良い。さらに、先端 部の一部を絶縁樹脂で固め、その樹脂硬化部の挿入方向に対して後方の導体部が リード線保持部材と接触するようにしても良く、撚り線ではなく、リード線の芯 に単線を使用しても良いことは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】
この考案の高電圧抵抗パックは、リード線の先端部を、リード線保持部材を形 成する金属板のスリットに挿入しているので、リード線を端子にはんだ付けしな くても、強固かつ電気的に確実に絶縁基板の回路と接続することができ、しかも 、リード線の先端部をリード線保持部材のスリットに挿入するだけで簡単に接続 が完了し、製造工数も大幅に削減することができる。また、スリットにリード線 の先端部を挿入するだけで接続固定が成されるので、リード線の太さに関係なく 種々の太さのリード線を、同一の構成のリード線保持部材のスリットに挿入する ことができる。
【0018】 さらに、スリットを放射状に形成して、その中央部にリード線の先端部を挿入 すること及び、リード線の先端部を固化してあることにより、容易にスリット間 に挿入が可能であるとともに、リード線の引き抜きに対して強固に抵抗し確実な 固定が成される。また、リード線の先端部をリード線保持部材の箱状部で囲むこ とにより、リード線とスリットのエッジ部との接触部が導体で囲まれ、放電に対 しても高い安全性を確保することができ、この高電圧抵抗パックおよびこれを取 り付けた装置の信頼性および安全性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の高電圧抵抗パックのリー
ド線保持部材の斜視図である。
【図2】この実施例のリード線保持部材の正面図であ
る。
【図3】この実施例の高電圧抵抗パックの平面図であ
る。
【図4】この実施例の高電圧抵抗パックの部分破断正面
図である。
【図5】この実施例の高電圧抵抗パックのリード線保持
部材の縦断面図である。
【図6】従来の技術のリード線保持部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 樹脂ケース 20 リード線保持部材 22 スリット 24 リード線 26 先端部 30 箱状部 34 はんだ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性の樹脂ケース内に回路基板および
    可変抵抗器が設けられ、この回路基板に高電圧がかかる
    高電圧抵抗パックにおいて、所定形状の金属板にスリッ
    トを形成したリード線保持部材を設け、このリード線保
    持部材を上記樹脂ケース内に固定し、上記スリットの隙
    間より外形が太いリード線をそのスリットに挿入し、上
    記金属板のスリット周縁部が上記挿入方向にわずかに折
    り曲げられて、挿入された上記リード線の先端部の側面
    に弾性的に圧接して成ることを特徴とする高電圧抵抗パ
    ック。
  2. 【請求項2】 絶縁性の樹脂ケース内に回路基板および
    可変抵抗器が設けられ、この回路基板に高電圧がかかる
    高電圧抵抗パックにおいて、所定形状の金属板に放射状
    のスリットを形成し、このスリットが形成された部分の
    周囲の金属板を一方の側に折曲げて箱状部が形成された
    リード線保持部材を設け、このリード線保持部材を上記
    樹脂ケース内に固定し、上記スリットの中央部の隙間よ
    り外形が太いリード線の先端部を固化し、これを上記ス
    リット中央部から上記箱状部の折曲げ方向に挿入し、上
    記金属板のスリット形成部がわずかに上記挿入方向に折
    り曲げられて、挿入された上記リード線の先端部の側面
    に弾性的に圧接して成ることを特徴とする高電圧抵抗パ
    ック。
JP1991059520U 1991-07-03 1991-07-03 高電圧抵抗パック Expired - Lifetime JPH087601Y2 (ja)

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JPH054402U true JPH054402U (ja) 1993-01-22
JPH087601Y2 JPH087601Y2 (ja) 1996-03-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287603A (ja) * 1988-09-26 1990-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気機器の端子装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0287603A (ja) * 1988-09-26 1990-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気機器の端子装置

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