JPH054465A - 電子写真平版印刷原版用基材 - Google Patents
電子写真平版印刷原版用基材Info
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- JPH054465A JPH054465A JP18333891A JP18333891A JPH054465A JP H054465 A JPH054465 A JP H054465A JP 18333891 A JP18333891 A JP 18333891A JP 18333891 A JP18333891 A JP 18333891A JP H054465 A JPH054465 A JP H054465A
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- paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】接着剤により金属箔と原紙をラミネートして得
られる金属箔ラミネート紙を基材として使用する電子写
真方式平版印刷原版において、低湿度条件で製版した場
合のかぶり、製版時のブリスター、印刷時の湿し水の浸
入による金属箔−原紙間の層間剥離などの発生がない電
子写真特性および耐刷性に優れた電子写真方式平版印刷
原版を得ること。 【構成】金属箔とドライラミネート法により接着される
原紙表面に10℃、15%RHの条件下で1.0×10
12Ωcm以下の体積抵抗値を有する塗工層が乾燥塗布量
で0.5g/m2以上設けられていること。 【効果】表面に体積抵抗値の低い塗工層を有する原紙を
金属箔とラミネートした金属箔ラミネート紙を基材とし
て用いると、低湿度条件においても基材の導電性の低下
が少ないために、製版時にかぶりの発生しない電子写真
特性の優れた電子写真平版印刷原版が得られる。
られる金属箔ラミネート紙を基材として使用する電子写
真方式平版印刷原版において、低湿度条件で製版した場
合のかぶり、製版時のブリスター、印刷時の湿し水の浸
入による金属箔−原紙間の層間剥離などの発生がない電
子写真特性および耐刷性に優れた電子写真方式平版印刷
原版を得ること。 【構成】金属箔とドライラミネート法により接着される
原紙表面に10℃、15%RHの条件下で1.0×10
12Ωcm以下の体積抵抗値を有する塗工層が乾燥塗布量
で0.5g/m2以上設けられていること。 【効果】表面に体積抵抗値の低い塗工層を有する原紙を
金属箔とラミネートした金属箔ラミネート紙を基材とし
て用いると、低湿度条件においても基材の導電性の低下
が少ないために、製版時にかぶりの発生しない電子写真
特性の優れた電子写真平版印刷原版が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷時の版伸びの少ない
優れた耐刷性を有する電子写真平版印刷原版用基材に関
するものである。
優れた耐刷性を有する電子写真平版印刷原版用基材に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真平版印刷原版は、導電
性や耐水性などの特性を有する基材上に、無機あるいは
有機の光半導体を含む層を設けることにより構成されて
おり、基材としては紙、金属箔、フィルム、あるいはそ
れらの複合体などのシート状物質が用いられるが、紙を
使用する場合には、紙に耐水処理を施し、さらに電子写
真画像を良好にするため導電性物質が添加される。
性や耐水性などの特性を有する基材上に、無機あるいは
有機の光半導体を含む層を設けることにより構成されて
おり、基材としては紙、金属箔、フィルム、あるいはそ
れらの複合体などのシート状物質が用いられるが、紙を
使用する場合には、紙に耐水処理を施し、さらに電子写
真画像を良好にするため導電性物質が添加される。
【0003】ところが、このような処理の施された紙を
基材として平版印刷用原版を作成すると、印刷中の湿し
水の付与により、耐水処理が施してあっても版伸びが避
けられない。このため、印刷中に版にシワが発生した
り、印刷物の見当ずれ、罫線の寸法ぐるいなどのトラブ
ルが発生する。
基材として平版印刷用原版を作成すると、印刷中の湿し
水の付与により、耐水処理が施してあっても版伸びが避
けられない。このため、印刷中に版にシワが発生した
り、印刷物の見当ずれ、罫線の寸法ぐるいなどのトラブ
ルが発生する。
【0004】紙の代りに、たとえばアルミニウム、亜
鉛、銅などの金属箔を、接着剤により接着した紙(以下
金属箔ラミネート紙という)を用いれば、ウェット時の
伸びや引張強度を向上することができ、寸法安定性の良
好な印刷原版を得ることができる(たとえば特公昭38
−17249号、同41−2426号、同41−124
32号公報など)。
鉛、銅などの金属箔を、接着剤により接着した紙(以下
金属箔ラミネート紙という)を用いれば、ウェット時の
伸びや引張強度を向上することができ、寸法安定性の良
好な印刷原版を得ることができる(たとえば特公昭38
−17249号、同41−2426号、同41−124
32号公報など)。
【0005】通常、金属箔ラミネート紙は、接着剤によ
り金属箔の片面または両面を紙と接着することにより作
成されるが、金属箔と紙の接着剤としては、工業的に広
く行なわれている例をとれば、酢酸ビニル系樹脂、アク
リル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹
脂などが用いられる。これらは、エマルジョンなどの状
態で水系塗料として、あるいは適切な溶剤をえらんで溶
剤系塗料として、金属箔と紙との層間に塗布されラミネ
ートが行われる。また、カゼイン、ポバール、澱粉、な
ど水溶性樹脂を接着剤とすることも行われる。このほ
か、ラミネートの方法としてワックス樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢ビ共重合樹脂、アイオノマーなど)のような加温に
より溶融する樹脂を用いたホットメルト法、押出しコー
テイング法などもよく実用されている。
り金属箔の片面または両面を紙と接着することにより作
成されるが、金属箔と紙の接着剤としては、工業的に広
く行なわれている例をとれば、酢酸ビニル系樹脂、アク
リル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹
脂などが用いられる。これらは、エマルジョンなどの状
態で水系塗料として、あるいは適切な溶剤をえらんで溶
剤系塗料として、金属箔と紙との層間に塗布されラミネ
ートが行われる。また、カゼイン、ポバール、澱粉、な
ど水溶性樹脂を接着剤とすることも行われる。このほ
か、ラミネートの方法としてワックス樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢ビ共重合樹脂、アイオノマーなど)のような加温に
より溶融する樹脂を用いたホットメルト法、押出しコー
テイング法などもよく実用されている。
【0006】本発明者らが、金属箔ラミネート紙を基材
として、電子写真平版印刷原版を製造し、その実用性を
調べたところ、原紙を金属箔と接着させる場合、必要と
される主な物性は、次の3点であることが判明した。
として、電子写真平版印刷原版を製造し、その実用性を
調べたところ、原紙を金属箔と接着させる場合、必要と
される主な物性は、次の3点であることが判明した。
【0007】(1)製版時、トナーの熱定着に際して金
属箔−原紙間の接着強度や原紙の内部結合強度の不足に
より、ブリスター(火ぶくれとも称する層間の破壊)が
発生しないこと。
属箔−原紙間の接着強度や原紙の内部結合強度の不足に
より、ブリスター(火ぶくれとも称する層間の破壊)が
発生しないこと。
【0008】(2)印刷時、印刷原版の端面から侵入す
る浸し水により、金属箔−原紙間の接着強度や原紙の内
部結合強度が低下し、金属箔−原紙間や原紙内の層間剥
離が発生しないこと。
る浸し水により、金属箔−原紙間の接着強度や原紙の内
部結合強度が低下し、金属箔−原紙間や原紙内の層間剥
離が発生しないこと。
【0009】(3)製版時、特に低湿度条件において、
含水率の低下に伴う導電性の低下によりかぶり(非画像
部にトナーの付着する現象)が発生しないこと。
含水率の低下に伴う導電性の低下によりかぶり(非画像
部にトナーの付着する現象)が発生しないこと。
【0010】金属箔―原紙間の接着剤として、アクリル
樹脂エマルジョンと合成ゴム系樹脂、あるいは合成樹脂
水性エマルジョンとカゼインを一定比率で混合したもの
を用いると金属箔−原紙間の接着強度が向上し、上記
(1)、(2)の点がある程度改良できることが既に報
告されている(特開昭58−16892号、同58−1
7449号公報)。また、原紙に湿強度剤などの薬品を
添加し、原紙の内部結合強度を向上させることにより、
上記(1)、(2)の点を改良することも行われてい
る。(3)の点については、低湿度条件において製版し
た場合、基材の含水率が低下して導電性が低くなり、本
来ならば、露光により電荷が消失するはずの非画像部に
電荷が残るため、かぶりが発生しやすくなることが知ら
れている。金属箔と原紙の接着剤に水溶性樹脂を用い、
接着層に保水性を付与して導電性を高めることによりか
ぶりをある程度抑えることは可能であるが、製版時のブ
リスターや印刷時の湿し水による金属箔−原紙間の層間
剥離が発生しやすくなる。このように、従来の技術で
は、製版時のブリスター、印刷時の湿し水による金属箔
−原紙間の層間剥離および低湿度条件における製版時の
かぶりなどの発生を完全に防止できないのが現状であっ
た。
樹脂エマルジョンと合成ゴム系樹脂、あるいは合成樹脂
水性エマルジョンとカゼインを一定比率で混合したもの
を用いると金属箔−原紙間の接着強度が向上し、上記
(1)、(2)の点がある程度改良できることが既に報
告されている(特開昭58−16892号、同58−1
7449号公報)。また、原紙に湿強度剤などの薬品を
添加し、原紙の内部結合強度を向上させることにより、
上記(1)、(2)の点を改良することも行われてい
る。(3)の点については、低湿度条件において製版し
た場合、基材の含水率が低下して導電性が低くなり、本
来ならば、露光により電荷が消失するはずの非画像部に
電荷が残るため、かぶりが発生しやすくなることが知ら
れている。金属箔と原紙の接着剤に水溶性樹脂を用い、
接着層に保水性を付与して導電性を高めることによりか
ぶりをある程度抑えることは可能であるが、製版時のブ
リスターや印刷時の湿し水による金属箔−原紙間の層間
剥離が発生しやすくなる。このように、従来の技術で
は、製版時のブリスター、印刷時の湿し水による金属箔
−原紙間の層間剥離および低湿度条件における製版時の
かぶりなどの発生を完全に防止できないのが現状であっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術では実現できなかった製版時のブリスター、印
刷時の湿し水による金属箔−原紙間の層間剥離、低湿度
条件における製版時のかぶりなどが発生しない耐刷性や
電子写真特性の良好な電子写真平版印刷原版用基材を提
供することを目的としている。
従来技術では実現できなかった製版時のブリスター、印
刷時の湿し水による金属箔−原紙間の層間剥離、低湿度
条件における製版時のかぶりなどが発生しない耐刷性や
電子写真特性の良好な電子写真平版印刷原版用基材を提
供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らが、金属箔と
接着される原紙の特性と製版時のかぶりの関係について
検討した結果、金属箔と接着される原紙表面の導電性と
低湿度条件下で製版した場合のかぶりとの間に密接な関
係のあることが明らかになった。すなわち、表面抵抗値
の高い原紙を金属箔とラミネートしたものを基材とし
て、電子写真平版印刷原版を作製した場合には、低湿度
条件で基材の導電性の低下が著しく、製版時にかぶりが
発生するが、表面抵抗値の低い原紙を金属箔とラミネー
トしたものを基材として、電子写真平版印刷原版を作製
すると、低湿度条件においても基材の導電性の低下が少
なく、製版時にかぶりの発生しないことが分かった。そ
こで、原紙表面に導電性物質を含む塗層を設けて表面抵
抗値を低く抑え、金属箔とラミネートすると、低湿度条
件下で製版を行ってもかぶりの発生しない電子写真特性
および耐刷性の良好な電子写真平版印刷原版用基材の得
られることが判明し、本発明に到達したものである。
接着される原紙の特性と製版時のかぶりの関係について
検討した結果、金属箔と接着される原紙表面の導電性と
低湿度条件下で製版した場合のかぶりとの間に密接な関
係のあることが明らかになった。すなわち、表面抵抗値
の高い原紙を金属箔とラミネートしたものを基材とし
て、電子写真平版印刷原版を作製した場合には、低湿度
条件で基材の導電性の低下が著しく、製版時にかぶりが
発生するが、表面抵抗値の低い原紙を金属箔とラミネー
トしたものを基材として、電子写真平版印刷原版を作製
すると、低湿度条件においても基材の導電性の低下が少
なく、製版時にかぶりの発生しないことが分かった。そ
こで、原紙表面に導電性物質を含む塗層を設けて表面抵
抗値を低く抑え、金属箔とラミネートすると、低湿度条
件下で製版を行ってもかぶりの発生しない電子写真特性
および耐刷性の良好な電子写真平版印刷原版用基材の得
られることが判明し、本発明に到達したものである。
【0013】本発明において、表面抵抗値の低い原紙と
は、金属箔と接着される原紙の表面に15℃、10%R
Hの条件下で1.0×1012Ωcm以下の体積抵抗値を
有する塗工層が設けられているものを指すが、塗工層の
体積抵抗値が1.0×1012Ωcmを超えて高い場合に
は、低湿度条件で製版した場合にかぶりの発生が避けら
れない。
は、金属箔と接着される原紙の表面に15℃、10%R
Hの条件下で1.0×1012Ωcm以下の体積抵抗値を
有する塗工層が設けられているものを指すが、塗工層の
体積抵抗値が1.0×1012Ωcmを超えて高い場合に
は、低湿度条件で製版した場合にかぶりの発生が避けら
れない。
【0014】本発明において、金属箔と接着される原紙
の表面に設けられる15℃、10%RHの条件下で体積
抵抗値が1.0×1012Ωcm以下の塗工層は、主とし
て水溶性樹脂や合成樹脂エマルジョンなどの接着剤と導
電性物質を含むものが望ましい。このために、使用され
る水溶性樹脂や合成樹脂エマルジョンとしては、澱粉及
びその誘導体、セルロース及びその誘導体、ポリビニル
アルコール、スチレンブタジエン系ラテックス、アクリ
ル系樹脂エマルジョン、酢酸ビニル系樹脂エマルジョン
などが好ましい。
の表面に設けられる15℃、10%RHの条件下で体積
抵抗値が1.0×1012Ωcm以下の塗工層は、主とし
て水溶性樹脂や合成樹脂エマルジョンなどの接着剤と導
電性物質を含むものが望ましい。このために、使用され
る水溶性樹脂や合成樹脂エマルジョンとしては、澱粉及
びその誘導体、セルロース及びその誘導体、ポリビニル
アルコール、スチレンブタジエン系ラテックス、アクリ
ル系樹脂エマルジョン、酢酸ビニル系樹脂エマルジョン
などが好ましい。
【0015】また、導電性物質としては、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどの無機電解質、
ポリビニルベンジル型4級アンモニウム塩、ポリアクリ
ル酸型4級アンモニウム塩、ポリスチレンスルホン酸ナ
トリウム塩、ポリアクリル酸ナトリウム塩などの導電性
樹脂、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシ
エチレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エス
テルなどのノニオン界面活性剤、アルキルスルホン酸ナ
トリウム塩、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
塩、アルキル硫酸ナトリウム塩、アルキルリン酸ナトリ
ウム塩などのアニオン界面活性剤、アルキル4級アンモ
ニウム塩などのカチオン界面活性剤、アルキルベタイン
型、アルキルイミダゾリン型、アルキルアラニン型など
の両性界面活性剤などを使用できる。
ム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどの無機電解質、
ポリビニルベンジル型4級アンモニウム塩、ポリアクリ
ル酸型4級アンモニウム塩、ポリスチレンスルホン酸ナ
トリウム塩、ポリアクリル酸ナトリウム塩などの導電性
樹脂、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシ
エチレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エス
テルなどのノニオン界面活性剤、アルキルスルホン酸ナ
トリウム塩、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
塩、アルキル硫酸ナトリウム塩、アルキルリン酸ナトリ
ウム塩などのアニオン界面活性剤、アルキル4級アンモ
ニウム塩などのカチオン界面活性剤、アルキルベタイン
型、アルキルイミダゾリン型、アルキルアラニン型など
の両性界面活性剤などを使用できる。
【0016】さらに、塗工層には水や有機溶剤に対する
バリア性を向上させるために、必要に応じて顔料、架橋
剤、サイズ剤などを添加しても良い。
バリア性を向上させるために、必要に応じて顔料、架橋
剤、サイズ剤などを添加しても良い。
【0017】本発明において、塗工層の乾燥塗布量があ
まり少ない場合には、原紙面を均一に被覆することが難
しいので、乾燥塗布量は0.5g/m2以上であること
が好ましい。塗布量の上限は、紙の表面性状あるいは経
済性から自ずと制約される。
まり少ない場合には、原紙面を均一に被覆することが難
しいので、乾燥塗布量は0.5g/m2以上であること
が好ましい。塗布量の上限は、紙の表面性状あるいは経
済性から自ずと制約される。
【0018】本発明において、塗工層は、サイズプレス
装置、ゲートロールコーター、リバースロールコータ
ー、グラビアコーター、ロッドコーター、ダイコータ
ー、カーテンコーター、ブレードコーターなどにより原
紙表面に塗布されるが、生産効率を考慮するとオンマシ
ン塗工に適したサイズプレス装置やゲートロールコータ
ーなどが好ましい。
装置、ゲートロールコーター、リバースロールコータ
ー、グラビアコーター、ロッドコーター、ダイコータ
ー、カーテンコーター、ブレードコーターなどにより原
紙表面に塗布されるが、生産効率を考慮するとオンマシ
ン塗工に適したサイズプレス装置やゲートロールコータ
ーなどが好ましい。
【0019】本発明において、金属箔と原紙の接着性を
高めるために、塗工層を設けた後に原紙表面をマシンカ
レンダー、スーパーカレンダー、グロスカレンダー、ソ
フトニップロールカレンダー、ヤンキードライヤーなど
の装置により、平滑化することが好ましい。
高めるために、塗工層を設けた後に原紙表面をマシンカ
レンダー、スーパーカレンダー、グロスカレンダー、ソ
フトニップロールカレンダー、ヤンキードライヤーなど
の装置により、平滑化することが好ましい。
【0020】本発明に用いられる金属箔は、電子写真方
式で画像を作成するために必要な導電層および印刷中の
湿し水が原紙層に染み込んだ際に、伸びや引張強度の低
下を防ぐ支持層の二つの役割を持つもので、この目的に
合致するように金属が薄膜化されているものであれば、
材質は何であってもよい。たとえば、鉄、銅、錫、アル
ミニウム、鉛、亜鉛などの単独組成物、あるいはそれら
の合金である。なかでも、原紙にラミネートされる材質
としては、比重が小さく軽い、延展性が良く、箔への加
工が容易であるなどの理由から、アルミニウムが好まれ
ているが、もちろん本発明はこれに限定されるものでは
ない。
式で画像を作成するために必要な導電層および印刷中の
湿し水が原紙層に染み込んだ際に、伸びや引張強度の低
下を防ぐ支持層の二つの役割を持つもので、この目的に
合致するように金属が薄膜化されているものであれば、
材質は何であってもよい。たとえば、鉄、銅、錫、アル
ミニウム、鉛、亜鉛などの単独組成物、あるいはそれら
の合金である。なかでも、原紙にラミネートされる材質
としては、比重が小さく軽い、延展性が良く、箔への加
工が容易であるなどの理由から、アルミニウムが好まれ
ているが、もちろん本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0021】本発明において、金属箔と原紙の接着は、
耐水性や耐熱性が格段に優れている点で、グルーラミネ
ート法よりもドライラミネート法が好ましい。また、一
般にドライラミネート法では、接着の立ち上がりを速く
するために加温エージングを行うが、この際、金属箔表
面の酸化や有機物の付着などが起こり、基材と画像受理
層との間に中間層を設けた場合、金属箔−中間層の接着
性が低下したり、あるいは金属箔の両面に原紙をラミネ
ートした場合に2回目のラミネートにおいて、金属箔−
原紙間の接着性が低下するため、加温エージングが不要
な室温硬化型接着剤を使用することが好ましい。
耐水性や耐熱性が格段に優れている点で、グルーラミネ
ート法よりもドライラミネート法が好ましい。また、一
般にドライラミネート法では、接着の立ち上がりを速く
するために加温エージングを行うが、この際、金属箔表
面の酸化や有機物の付着などが起こり、基材と画像受理
層との間に中間層を設けた場合、金属箔−中間層の接着
性が低下したり、あるいは金属箔の両面に原紙をラミネ
ートした場合に2回目のラミネートにおいて、金属箔−
原紙間の接着性が低下するため、加温エージングが不要
な室温硬化型接着剤を使用することが好ましい。
【0022】接着剤の塗布には、グラビアコーター、ロ
ールコーター、ロッドコーター、ダイコーター、カーテ
ンコーター、ブレードコーターなどが使用可能である
が、塗液粘度や塗布量の点からグラビアコーターやリバ
ースロールコーターが好ましい。
ールコーター、ロッドコーター、ダイコーター、カーテ
ンコーター、ブレードコーターなどが使用可能である
が、塗液粘度や塗布量の点からグラビアコーターやリバ
ースロールコーターが好ましい。
【0023】接着剤を塗布する面は、金属箔あるいは原
紙のどちらでもよいが、金属箔が薄い場合には、乾燥時
に接着剤の収縮により金属箔にシワが発生するのを防止
するために、原紙面に接着剤を塗布するのが好ましい。
紙のどちらでもよいが、金属箔が薄い場合には、乾燥時
に接着剤の収縮により金属箔にシワが発生するのを防止
するために、原紙面に接着剤を塗布するのが好ましい。
【0024】接着剤の塗布量が、極端に少ない場合に
は、金属箔−原紙間の十分な接着を得ることができな
い。特にラミネートされる一方が紙の場合には、ミクロ
な凹凸の多い表面を持っているために少なくとも1g/
m2以上の塗布量が必要である。もし塗布量が、これに
満たない場合には、接着剤による塗布面の被覆が不十分
となり、金属箔−原紙間の接着強度が部分的に低下す
る。そして、製版時に強熱されると、原紙層内からの水
蒸気の発生や空気の膨張に耐えきれず金属箔−原紙間で
ブリスターが発生する。塗布量の上限は、ラミネーター
の性能、原紙の表面性状、あるいは経済性から自ずと制
約されるが、実用的には1〜10g/m2の範囲が好ま
しい。
は、金属箔−原紙間の十分な接着を得ることができな
い。特にラミネートされる一方が紙の場合には、ミクロ
な凹凸の多い表面を持っているために少なくとも1g/
m2以上の塗布量が必要である。もし塗布量が、これに
満たない場合には、接着剤による塗布面の被覆が不十分
となり、金属箔−原紙間の接着強度が部分的に低下す
る。そして、製版時に強熱されると、原紙層内からの水
蒸気の発生や空気の膨張に耐えきれず金属箔−原紙間で
ブリスターが発生する。塗布量の上限は、ラミネーター
の性能、原紙の表面性状、あるいは経済性から自ずと制
約されるが、実用的には1〜10g/m2の範囲が好ま
しい。
【0025】本発明において、中間層には通常、合成樹
脂エマルジョンが、必要に応じてクレー、セリサイト、
炭酸カルシウムなどの顔料、澱粉やポリビニルアルコー
ルなどの水溶性樹脂、導電剤、架橋剤などと混合して塗
布される。
脂エマルジョンが、必要に応じてクレー、セリサイト、
炭酸カルシウムなどの顔料、澱粉やポリビニルアルコー
ルなどの水溶性樹脂、導電剤、架橋剤などと混合して塗
布される。
【0026】本発明において、画像受理層は電子写真方
式により作像されるものを指しており、光半導体をその
基本成分として含有するものである。通常、酸化亜鉛、
二酸化チタン、硫化カドミウムなどの無機光半導体を絶
縁性接着剤樹脂中に分散したもの、あるいはポリビニル
カルバゾールのような有機光半導体などが用いられる。
式により作像されるものを指しており、光半導体をその
基本成分として含有するものである。通常、酸化亜鉛、
二酸化チタン、硫化カドミウムなどの無機光半導体を絶
縁性接着剤樹脂中に分散したもの、あるいはポリビニル
カルバゾールのような有機光半導体などが用いられる。
【0027】本発明において、基材の耐水性や導電性を
高めるために、基材の画像受理層と反対側に裏塗層を設
けてもよく、このような裏塗層には通常、合成樹脂エマ
ルジョンが、必要に応じてクレー、セリサイト、炭酸カ
ルシウムなどの顔料、澱粉やポリビニルアルコールなど
の水溶性樹脂、導電剤、架橋剤などと混合して塗布され
る。
高めるために、基材の画像受理層と反対側に裏塗層を設
けてもよく、このような裏塗層には通常、合成樹脂エマ
ルジョンが、必要に応じてクレー、セリサイト、炭酸カ
ルシウムなどの顔料、澱粉やポリビニルアルコールなど
の水溶性樹脂、導電剤、架橋剤などと混合して塗布され
る。
【0028】
【作用】本発明において、表面抵抗値の低い原紙を金属
箔とラミネートした金属箔ラミネート紙を基材として用
いると、低湿度条件においても基材の導電性の低下が少
なく、製版時にかぶりの発生しない電子写真特性の優れ
た電子写真平版印刷原版が得られる。
箔とラミネートした金属箔ラミネート紙を基材として用
いると、低湿度条件においても基材の導電性の低下が少
なく、製版時にかぶりの発生しない電子写真特性の優れ
た電子写真平版印刷原版が得られる。
【0029】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。なお、以下に示す部および%はいずれも重量
基準である。
説明する。なお、以下に示す部および%はいずれも重量
基準である。
【0030】実施例1
(1)低体積抵抗塗液の調製と体積抵抗値の測定
下記組成の塗液を調製し、厚さ50μmのアルミ箔に乾
燥塗布量が5.0g/m2になるように塗布し、風乾後
20℃、65%RHの条件でヒューレット・パッカード
製16008A型レジスティビティセルにより体積抵抗
を測定すると7.8×108Ωcmであった。 (組成1) 酸化澱粉(5%水溶液):99部 スチレン系樹脂サイズ剤(ポリマロン385、荒川化学
工業製、固形分25%):0.5部 塩化ナトリウム:0.5部
燥塗布量が5.0g/m2になるように塗布し、風乾後
20℃、65%RHの条件でヒューレット・パッカード
製16008A型レジスティビティセルにより体積抵抗
を測定すると7.8×108Ωcmであった。 (組成1) 酸化澱粉(5%水溶液):99部 スチレン系樹脂サイズ剤(ポリマロン385、荒川化学
工業製、固形分25%):0.5部 塩化ナトリウム:0.5部
【0031】(2)電子写真平版印刷原版の作製
坪量100g/m2の上質紙に、サイズプレス装置によ
り組成1の塗液を乾燥塗布量が2.1g/m2になるよ
うに塗布、乾燥した後、マシンカレンダーを用いて平滑
化処理した。この原紙に下記組成のドライラミネート用
接着剤を乾燥塗工量が3.0g/m2になるように塗工
し、厚さ10μmのアルミ箔をラミネートした。このア
ルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放置して室温エージ
ングを行った。 ポリエステルポリオール樹脂(BLS−PC21、東洋
モートン製、固形分35%):15部 ポリイソシアネート(CAT-100、東洋モートン製、固形
分50%):1部 酢酸エチル:3部
り組成1の塗液を乾燥塗布量が2.1g/m2になるよ
うに塗布、乾燥した後、マシンカレンダーを用いて平滑
化処理した。この原紙に下記組成のドライラミネート用
接着剤を乾燥塗工量が3.0g/m2になるように塗工
し、厚さ10μmのアルミ箔をラミネートした。このア
ルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放置して室温エージ
ングを行った。 ポリエステルポリオール樹脂(BLS−PC21、東洋
モートン製、固形分35%):15部 ポリイソシアネート(CAT-100、東洋モートン製、固形
分50%):1部 酢酸エチル:3部
【0032】次に、上記アルミ箔ラミネート紙のアルミ
箔側に、下記組成の中間層を乾燥塗布量が10g/m2
になるように塗布、乾燥した。 セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
100部 酸化澱粉(固形分25%):20部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部 有機アミン塩系触媒(スミテックスアクセラレーターA
CX−P、住友化学製、固形分35%):0.4部
箔側に、下記組成の中間層を乾燥塗布量が10g/m2
になるように塗布、乾燥した。 セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
100部 酸化澱粉(固形分25%):20部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部 有機アミン塩系触媒(スミテックスアクセラレーターA
CX−P、住友化学製、固形分35%):0.4部
【0033】また、上記アルミ箔ラミネート紙の中間層
と反対側に下記組成の裏塗層を乾燥塗布量が15g/m
2になるように塗布、乾燥した。 カオリン(ハイドラスパース、ヒューバー製、50%水
分散液):100部 セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 酸化澱粉(25%水溶液):60部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
150部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):6部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部
と反対側に下記組成の裏塗層を乾燥塗布量が15g/m
2になるように塗布、乾燥した。 カオリン(ハイドラスパース、ヒューバー製、50%水
分散液):100部 セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 酸化澱粉(25%水溶液):60部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
150部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):6部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部
【0034】さらに、中間層表面に乾燥塗布量が20g
/m2になるように下記組成の光導電層を塗布、乾燥し
た。 電子写真用酸化亜鉛:200部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:250部
/m2になるように下記組成の光導電層を塗布、乾燥し
た。 電子写真用酸化亜鉛:200部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:250部
【0035】この電子写真平版印刷用原版を15℃、1
0%RHの低湿度条件下でシーズニングし、電子写真製
版機ダイヤファックスEP−31V(三菱製紙製、液体
現像用製版機)で製版した。
0%RHの低湿度条件下でシーズニングし、電子写真製
版機ダイヤファックスEP−31V(三菱製紙製、液体
現像用製版機)で製版した。
【0036】次に、電子写真オフセットマスター用エッ
チ液ダイヤファックスLOM−OHII(三菱製紙製)で
不感脂化処理し、オフセット印刷機トーコーModel
810(東京航空計器製)で印刷した。
チ液ダイヤファックスLOM−OHII(三菱製紙製)で
不感脂化処理し、オフセット印刷機トーコーModel
810(東京航空計器製)で印刷した。
【0037】15℃、10%RHの低湿度条件下におい
て製版してもかぶりやブリスターの発生はなく、高感度
で鮮明な画像が得られた。エッチ液処理後もカール等の
発生はなく、スムースな操作により印刷機への装着が可
能であり、湿し水を与えての印刷において10000枚
以上の印刷を行っても版伸び、アルミ箔−原紙間の層間
剥離、感光層剥離などの発生もなく、本発明により得ら
れた印刷版が極めて優れたものであることが確認され
た。
て製版してもかぶりやブリスターの発生はなく、高感度
で鮮明な画像が得られた。エッチ液処理後もカール等の
発生はなく、スムースな操作により印刷機への装着が可
能であり、湿し水を与えての印刷において10000枚
以上の印刷を行っても版伸び、アルミ箔−原紙間の層間
剥離、感光層剥離などの発生もなく、本発明により得ら
れた印刷版が極めて優れたものであることが確認され
た。
【0038】実施例2
(1)低体積抵抗塗液の調製と体積抵抗値の測定
下記組成の塗液を調製し、厚さ50μmのアルミ箔に乾
燥塗布量が5.0g/m2になるように塗布し、風乾後
20℃、65%RHの条件でヒューレット・パッカード
製16008A型レジスティビティセルにより体積抵抗
を測定すると6.9×1011Ωcmであった。 (組成2) 酸化澱粉(5%水溶液):99部 スチレン系樹脂サイズ剤(ポリマロン385、荒川化学
工業製、固形分25%):0.5部 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(固形分30%):
0.5部
燥塗布量が5.0g/m2になるように塗布し、風乾後
20℃、65%RHの条件でヒューレット・パッカード
製16008A型レジスティビティセルにより体積抵抗
を測定すると6.9×1011Ωcmであった。 (組成2) 酸化澱粉(5%水溶液):99部 スチレン系樹脂サイズ剤(ポリマロン385、荒川化学
工業製、固形分25%):0.5部 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(固形分30%):
0.5部
【0039】(2)電子写真平版印刷原版の作製
坪量50g/m2の上質紙に、サイズプレス装置により
組成2の塗液を乾燥塗布量が1.8g/m2になるよう
に塗布、乾燥した後、マシンカレンダーを用いて平滑化
処理した。厚さ10μmのアルミ箔の片面に、実施例1
のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量が3.0g/
m2になるように塗布してこの原紙とラミネートした。
このアルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放置して室温
エージングを行った後、もう一方のアルミ箔面に実施例
1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量が3.0g
/m2になるように塗布して再びこの原紙とラミネート
した。このアルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放置し
て室温エージングを行った。
組成2の塗液を乾燥塗布量が1.8g/m2になるよう
に塗布、乾燥した後、マシンカレンダーを用いて平滑化
処理した。厚さ10μmのアルミ箔の片面に、実施例1
のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量が3.0g/
m2になるように塗布してこの原紙とラミネートした。
このアルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放置して室温
エージングを行った後、もう一方のアルミ箔面に実施例
1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量が3.0g
/m2になるように塗布して再びこの原紙とラミネート
した。このアルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放置し
て室温エージングを行った。
【0040】次に、このアルミ箔ラミネート紙の片側に
下記組成の中間層を乾燥塗布量が15g/m2になるよ
うに塗布、乾燥した。 セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
50部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部 有機アミン塩系触媒(スミテックスアクセラレーターA
CX−P、住友化学製、固形分35%):0.4部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):4部
下記組成の中間層を乾燥塗布量が15g/m2になるよ
うに塗布、乾燥した。 セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
50部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部 有機アミン塩系触媒(スミテックスアクセラレーターA
CX−P、住友化学製、固形分35%):0.4部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):4部
【0041】また、このアルミ箔ラミネート紙の中間層
と反対側に、実施例1の裏塗層を乾燥塗布量が15g/
m2になるように塗布、乾燥した。
と反対側に、実施例1の裏塗層を乾燥塗布量が15g/
m2になるように塗布、乾燥した。
【0042】さらに、中間層表面に乾燥塗布量が20g
/m2になるように、実施例1の光導電層を塗布、乾燥
して印刷版を作成した。
/m2になるように、実施例1の光導電層を塗布、乾燥
して印刷版を作成した。
【0043】実施例3
(1)低体積抵抗塗液の調製と体積抵抗値の測定
下記組成の塗液を調製し、厚さ50μmのアルミ箔に乾
燥塗布量が5.0g/m2になるように塗布し、風乾後
20℃、65%RHの条件でヒューレット・パッカード
製16008A型レジスティビティセルにより体積抵抗
を測定すると2.6×109Ωcmであった。 (組成3) カオリン(ハイドラスパース、ヒューバー製、50%水
分散液):100部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
50部 酸化澱粉(25%水溶液):50部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):3部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):4部
燥塗布量が5.0g/m2になるように塗布し、風乾後
20℃、65%RHの条件でヒューレット・パッカード
製16008A型レジスティビティセルにより体積抵抗
を測定すると2.6×109Ωcmであった。 (組成3) カオリン(ハイドラスパース、ヒューバー製、50%水
分散液):100部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
50部 酸化澱粉(25%水溶液):50部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):3部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):4部
【0044】(2)電子写真平版印刷原版の作製
坪量50g/m2の上質紙に、ゲートロールコーターに
より組成3の塗液を乾燥塗布量が6.5g/m2になる
ように塗布、乾燥した後、スーパーカレンダーを用いて
平滑化処理した。厚さ10μmのアルミ箔の片面に、実
施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量が3.
0g/m2になるように塗布してこの原紙とラミネート
した。このアルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放置し
て室温エージングを行った後、もう一方のアルミ箔面
に、実施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量
が3.0g/m2になるように塗布して再びこの原紙と
ラミネートした。このアルミ箔ラミネート紙を常温で2
日間放置して室温エージングを行った。
より組成3の塗液を乾燥塗布量が6.5g/m2になる
ように塗布、乾燥した後、スーパーカレンダーを用いて
平滑化処理した。厚さ10μmのアルミ箔の片面に、実
施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量が3.
0g/m2になるように塗布してこの原紙とラミネート
した。このアルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放置し
て室温エージングを行った後、もう一方のアルミ箔面
に、実施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量
が3.0g/m2になるように塗布して再びこの原紙と
ラミネートした。このアルミ箔ラミネート紙を常温で2
日間放置して室温エージングを行った。
【0045】次に、このアルミ箔ラミネート紙の片側
に、実施例2の中間層を乾燥塗布量が15g/m2にな
るように塗布、乾燥した。
に、実施例2の中間層を乾燥塗布量が15g/m2にな
るように塗布、乾燥した。
【0046】また、このアルミ箔ラミネート紙の中間層
と反対側に、実施例1の裏塗層を乾燥塗布量が15g/
m2になるように塗布、乾燥した。
と反対側に、実施例1の裏塗層を乾燥塗布量が15g/
m2になるように塗布、乾燥した。
【0047】さらに、中間層表面に乾燥塗布量が20g
/m2になるように実施例1の光導電層を塗布、乾燥し
て印刷版を作成した。
/m2になるように実施例1の光導電層を塗布、乾燥し
て印刷版を作成した。
【0048】比較例1
(1)高体積抵抗塗液の調製と体積抵抗値の測定
アクリル酸エステル樹脂水性エマルジョン(モビニール
987、ヘキスト合成製、固形分45%)を厚さ50μ
mのアルミ箔に乾燥塗布量が5.0g/m2になるよう
に塗布し、風乾後20℃、65%RHの条件でヒューレ
ット・パッカード製16008A型レジスティビティセ
ルにより体積抵抗を測定すると3.4×1013Ωcmで
あった。
987、ヘキスト合成製、固形分45%)を厚さ50μ
mのアルミ箔に乾燥塗布量が5.0g/m2になるよう
に塗布し、風乾後20℃、65%RHの条件でヒューレ
ット・パッカード製16008A型レジスティビティセ
ルにより体積抵抗を測定すると3.4×1013Ωcmで
あった。
【0049】(2)電子写真平版印刷原版の作製
坪量100g/m2の上質紙に、サイズプレス装置によ
り上記のアクリル酸エステル樹脂水性エマルジョンを乾
燥塗布量が2.3g/m2になるように塗布、乾燥した
後、マシンカレンダーを用いて平滑化処理した。この原
紙に実施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗工量
が3.0g/m2になるように塗工し、厚さ10μmの
アルミ箔をラミネートした。このアルミ箔ラミネート紙
を常温で2日間放置して室温エージングを行った。
り上記のアクリル酸エステル樹脂水性エマルジョンを乾
燥塗布量が2.3g/m2になるように塗布、乾燥した
後、マシンカレンダーを用いて平滑化処理した。この原
紙に実施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗工量
が3.0g/m2になるように塗工し、厚さ10μmの
アルミ箔をラミネートした。このアルミ箔ラミネート紙
を常温で2日間放置して室温エージングを行った。
【0050】次に、このアルミ箔ラミネート紙のアルミ
箔側に、実施例1の中間層を乾燥塗布量が15g/m2
になるように塗布、乾燥した。
箔側に、実施例1の中間層を乾燥塗布量が15g/m2
になるように塗布、乾燥した。
【0051】また、このアルミ箔ラミネート紙の中間層
と反対側に、実施例1の裏塗層を乾燥塗布量が15g/
m2になるように塗布、乾燥した。
と反対側に、実施例1の裏塗層を乾燥塗布量が15g/
m2になるように塗布、乾燥した。
【0052】さらに、中間層表面に乾燥塗布量が20g
/m2になるように実施例1の光導電層を塗布、乾燥し
て印刷版を作成した。
/m2になるように実施例1の光導電層を塗布、乾燥し
て印刷版を作成した。
【0053】比較例2
坪量50g/m2の上質紙に、ゲートロールコーターに
より組成(2)の塗液を乾燥塗布量が0.3g/m2に
なるように塗布、乾燥した後、マシンカレンダーを用い
て平滑化処理した。厚さ10μmのアルミ箔の片面に、
実施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量が
3.0g/m2になるように塗布してこの原紙とラミネ
ートした。このアルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放
置して室温エージングを行った後、もう一方のアルミ箔
面に、実施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布
量が3.0g/m2になるように塗布して再びこの原紙
とラミネートした。このアルミ箔ラミネート紙を常温で
2日間放置して室温エージングを行った。
より組成(2)の塗液を乾燥塗布量が0.3g/m2に
なるように塗布、乾燥した後、マシンカレンダーを用い
て平滑化処理した。厚さ10μmのアルミ箔の片面に、
実施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布量が
3.0g/m2になるように塗布してこの原紙とラミネ
ートした。このアルミ箔ラミネート紙を常温で2日間放
置して室温エージングを行った後、もう一方のアルミ箔
面に、実施例1のドライラミネート用接着剤を乾燥塗布
量が3.0g/m2になるように塗布して再びこの原紙
とラミネートした。このアルミ箔ラミネート紙を常温で
2日間放置して室温エージングを行った。
【0054】次に、このアルミ箔ラミネート紙の片側
に、実施例2の中間層を乾燥塗布量が15g/m2にな
るように塗布、乾燥した。
に、実施例2の中間層を乾燥塗布量が15g/m2にな
るように塗布、乾燥した。
【0055】また、このアルミ箔ラミネート紙の中間層
と反対側に、実施例1の裏塗層を乾燥塗布量が15g/
m2になるように塗布、乾燥した。
と反対側に、実施例1の裏塗層を乾燥塗布量が15g/
m2になるように塗布、乾燥した。
【0056】さらに、中間層表面に乾燥塗布量が20g
/m2になるように実施例1の光導電層を塗布、乾燥し
て印刷版を作成した。
/m2になるように実施例1の光導電層を塗布、乾燥し
て印刷版を作成した。
【0057】比較例3
実施例1におけるドライラミネート用接着剤を下記のグ
ルーラミネート用接着剤に変更し、乾燥塗布量を3.0
g/m2として実施例1と同様に印刷版を作成した。 アクリル酸エステル樹脂水性エマルジョン(モビニール
987、ヘキスト合成、固形分45%):100部
ルーラミネート用接着剤に変更し、乾燥塗布量を3.0
g/m2として実施例1と同様に印刷版を作成した。 アクリル酸エステル樹脂水性エマルジョン(モビニール
987、ヘキスト合成、固形分45%):100部
【0058】評価結果は一括して表1に示す。表中のか
ぶりは、前記低湿度条件における製版物を目視により判
定し、製版時のブリスターは、製版機ヒーター部の予熱
状態、あるいはヒーター温度調節目盛によって変化する
ので、ヒーター部は、室温と同じになるまで冷却した状
態、およびヒーター温度調節目盛は、上限と下限のちょ
うど中間の状態において製版を行い判定した。
ぶりは、前記低湿度条件における製版物を目視により判
定し、製版時のブリスターは、製版機ヒーター部の予熱
状態、あるいはヒーター温度調節目盛によって変化する
ので、ヒーター部は、室温と同じになるまで冷却した状
態、およびヒーター温度調節目盛は、上限と下限のちょ
うど中間の状態において製版を行い判定した。
【0059】
【表1】
【0060】表1の結果より、実施例1〜3について
は、低湿度条件で製版した際のかぶり、製版時のブリス
ター、印刷時の層間剥離などの発生がないことが明かで
ある。しかし、比較例1の場合には、体積抵抗値の高い
塗工層を塗布したため、低湿度条件で製版した際にかぶ
りが発生した。また、比較例2の場合には、体積抵抗値
の低い塗工層の塗工量が少なく、紙全面を被覆すること
ができないため、低湿度条件で製版した際に部分的にか
ぶりが発生した。さらに、比較例3の場合には、金属箔
と紙の接着剤をドライラミネート用接着剤からグルーラ
ミネート用接着剤に変更したため、製版時のブリスター
や印刷時の層間剥離が発生した。
は、低湿度条件で製版した際のかぶり、製版時のブリス
ター、印刷時の層間剥離などの発生がないことが明かで
ある。しかし、比較例1の場合には、体積抵抗値の高い
塗工層を塗布したため、低湿度条件で製版した際にかぶ
りが発生した。また、比較例2の場合には、体積抵抗値
の低い塗工層の塗工量が少なく、紙全面を被覆すること
ができないため、低湿度条件で製版した際に部分的にか
ぶりが発生した。さらに、比較例3の場合には、金属箔
と紙の接着剤をドライラミネート用接着剤からグルーラ
ミネート用接着剤に変更したため、製版時のブリスター
や印刷時の層間剥離が発生した。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、低湿度条件において製版した場合のかぶり、
製版時のブリスター、印刷時の湿し水の浸入による金属
箔−原紙間の層間剥離などが発生しない優れた電子写真
特性と耐刷性を有する金属箔ラミネート紙を基材として
用いた電子写真平版印刷原版用基材が得られる。
によれば、低湿度条件において製版した場合のかぶり、
製版時のブリスター、印刷時の湿し水の浸入による金属
箔−原紙間の層間剥離などが発生しない優れた電子写真
特性と耐刷性を有する金属箔ラミネート紙を基材として
用いた電子写真平版印刷原版用基材が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 接着剤で金属箔の片面または両面を原紙
と接着することにより作成される金属箔ラミネート紙を
基材とし、前記金属箔ラミネート紙上に直接、あるいは
中間層を介して光導電性物質を含む画像受理層を設けて
なる電子写真平版印刷原版用の基材において、金属箔と
接着される原紙表面に15℃、10%RHの条件下で
1.0×1012Ωcm以下の体積抵抗値を有する塗工層
が設けられていることを特徴とする電子写真平版印刷原
版用基材。 - 【請求項2】 前記塗工層の乾燥塗工量が0.5g/m
2以上であることを特徴とする請求項1記載の電子写真
平版印刷原版用基材。 - 【請求項3】 金属箔と原紙が、ドライラミネート法で
接着されたものであることを特徴とする請求項1または
2記載の電子写真平版印刷原版用基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3183338A JP3068251B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 電子写真平版印刷原版用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3183338A JP3068251B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 電子写真平版印刷原版用基材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054465A true JPH054465A (ja) | 1993-01-14 |
| JP3068251B2 JP3068251B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=16133978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3183338A Expired - Fee Related JP3068251B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 電子写真平版印刷原版用基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3068251B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3183338A patent/JP3068251B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3068251B2 (ja) | 2000-07-24 |
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