JPH0545794B2 - - Google Patents
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- JPH0545794B2 JPH0545794B2 JP61226985A JP22698586A JPH0545794B2 JP H0545794 B2 JPH0545794 B2 JP H0545794B2 JP 61226985 A JP61226985 A JP 61226985A JP 22698586 A JP22698586 A JP 22698586A JP H0545794 B2 JPH0545794 B2 JP H0545794B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition
- voltage
- circuit
- signal
- electronic circuit
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
- F02P3/04—Layout of circuits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
- F02P3/04—Layout of circuits
- F02P3/055—Layout of circuits with protective means to prevent damage to the circuit, e.g. semiconductor devices or the ignition coil
- F02P3/0552—Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P11/00—Safety means for electric spark ignition, not otherwise provided for
- F02P11/02—Preventing damage to engines or engine-driven gearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P15/00—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は点火信号に重畳する点火ノイズに起
因する誤動作を防止するようにした内燃機関の点
火装置に関するものである。
因する誤動作を防止するようにした内燃機関の点
火装置に関するものである。
第6図は従来装置を示し、1は内燃機関(図示
せず)の回転に対応して点火信号を発生する点火
信号発生器、2は上記点火信号を受けて内燃機関
の運転条件に基づき点火コイル4に適切な時間だ
け通電する点火パルスを出力する電子回路、3は
点火パルスにより駆動され点火コイル4の通電を
行うパワートランジスタ、10は電子回路2とパ
ワートランジスタ3からなるイグナイタ回路、1
1は点火信号発生器1とイグナイタ回路10から
なる点火システムである。イグナイタ回路10は
一般に厚膜集積回路を中心に構成されることが多
く、いわゆるイグナイタと呼ばれるものである。
又、点火信号発生器1はいわゆる配電器に内蔵さ
れているものである。
せず)の回転に対応して点火信号を発生する点火
信号発生器、2は上記点火信号を受けて内燃機関
の運転条件に基づき点火コイル4に適切な時間だ
け通電する点火パルスを出力する電子回路、3は
点火パルスにより駆動され点火コイル4の通電を
行うパワートランジスタ、10は電子回路2とパ
ワートランジスタ3からなるイグナイタ回路、1
1は点火信号発生器1とイグナイタ回路10から
なる点火システムである。イグナイタ回路10は
一般に厚膜集積回路を中心に構成されることが多
く、いわゆるイグナイタと呼ばれるものである。
又、点火信号発生器1はいわゆる配電器に内蔵さ
れているものである。
第7図は上記構成の動作波形を示し、aは点火
信号発生器1が発生する点火信号、bは電子回路
2が出力する点火パルス、cは点火コイル4に流
れるコイル電流、dは点火コイル4が出力する点
火電圧を示す。
信号発生器1が発生する点火信号、bは電子回路
2が出力する点火パルス、cは点火コイル4に流
れるコイル電流、dは点火コイル4が出力する点
火電圧を示す。
次に、上記構成の動作を説明する。点火信号発
生器1は内燃機関の回転に伴ない駆動され、その
回転に対応して点火信号を発生する。この点火信
号は電子回路2に入力され、電子回路2は機関の
運転条件に応じていわゆる閉路率制御された点火
パルスを出力する。この点火パルスはt1〜t2,t3
〜t4,t5〜t6の各期間Hとなる。この点火パルス
に対応してパワートランジスタ3はオンオフを繰
返す。このパワートランジスタ3のスイツチ動作
により点火コイル4に第7図cに示すコイル電流
が流れ、この電流の遮断時に第7図dに示す点火
電圧が出力される。即ち、時点t2,t4,t6におい
て点火電圧が出力する。
生器1は内燃機関の回転に伴ない駆動され、その
回転に対応して点火信号を発生する。この点火信
号は電子回路2に入力され、電子回路2は機関の
運転条件に応じていわゆる閉路率制御された点火
パルスを出力する。この点火パルスはt1〜t2,t3
〜t4,t5〜t6の各期間Hとなる。この点火パルス
に対応してパワートランジスタ3はオンオフを繰
返す。このパワートランジスタ3のスイツチ動作
により点火コイル4に第7図cに示すコイル電流
が流れ、この電流の遮断時に第7図dに示す点火
電圧が出力される。即ち、時点t2,t4,t6におい
て点火電圧が出力する。
上記構成の点火装置において、点火信号発生器
1とイグナイタ回路10が一体的にいわゆる配電
器に内蔵されておらず、イグナイタ回路10が配
電器とは別体で車体ボデーに取付けられている場
合には、自らの点火ノイズの問題が生じる。
1とイグナイタ回路10が一体的にいわゆる配電
器に内蔵されておらず、イグナイタ回路10が配
電器とは別体で車体ボデーに取付けられている場
合には、自らの点火ノイズの問題が生じる。
この問題を第8図を用いて説明する。図におい
て、15は点火コイル4の一次端子とイグナイタ
回路10のパワートランジスタ3のコレクタを接
続するハーネス、16,17は点火信号発生器1
と電子回路2を接続するハーネスである。各ハー
ネス15〜17は点火信号発生器1および点火コ
イル4とイグナイタ回路10を接続するものであ
り、実際にはいくつかのコネクタを介して接続さ
れており、各ハーネス15〜17は束ねた状態で
配線されている。このため、各ハーネス15〜1
7は互いに接近しており、電気的に干渉し易い状
態にある。従つて、確実な点火動作のため点火信
号発生器1とイグナイタ回路10間のハーネス1
6,17にはシールド線を用い、点火コイル4の
一次信号線であるハーネス15からの点火動作に
伴なう点火ノイズの誘導を抑えるようにしてい
る。又、ハーネス15にもシールド線を用いて点
火ノイズを抑えるようにしている。
て、15は点火コイル4の一次端子とイグナイタ
回路10のパワートランジスタ3のコレクタを接
続するハーネス、16,17は点火信号発生器1
と電子回路2を接続するハーネスである。各ハー
ネス15〜17は点火信号発生器1および点火コ
イル4とイグナイタ回路10を接続するものであ
り、実際にはいくつかのコネクタを介して接続さ
れており、各ハーネス15〜17は束ねた状態で
配線されている。このため、各ハーネス15〜1
7は互いに接近しており、電気的に干渉し易い状
態にある。従つて、確実な点火動作のため点火信
号発生器1とイグナイタ回路10間のハーネス1
6,17にはシールド線を用い、点火コイル4の
一次信号線であるハーネス15からの点火動作に
伴なう点火ノイズの誘導を抑えるようにしてい
る。又、ハーネス15にもシールド線を用いて点
火ノイズを抑えるようにしている。
しかしながら、実際にはハーネス15〜17に
はコネクタが介在するので、非シールド部分が生
じる。即ち、コネクタ本体部分およびこれに挿入
するハーネスの端部はシールドできない。このた
め、イグナイタ回路10を点火信号発生器1と別
体にした場合、イグナイタ回路10に入力する点
火信号に点火動作に伴なう点火ノイズが重畳す
る。この点火ノイズはハーネス15〜17の非シ
ールド部分が長くなるほど大きくなり、またコネ
クタ部でのシールド線の加工の出来具合によつて
も左右される。
はコネクタが介在するので、非シールド部分が生
じる。即ち、コネクタ本体部分およびこれに挿入
するハーネスの端部はシールドできない。このた
め、イグナイタ回路10を点火信号発生器1と別
体にした場合、イグナイタ回路10に入力する点
火信号に点火動作に伴なう点火ノイズが重畳す
る。この点火ノイズはハーネス15〜17の非シ
ールド部分が長くなるほど大きくなり、またコネ
クタ部でのシールド線の加工の出来具合によつて
も左右される。
次に、上記点火動作に伴なう点火ノイズ、およ
びこれに起因する誤動作について説明する。第9
図は第8図における電子回路2の部分を詳細に示
したものであり、21は電圧比較器、22は電圧
比較器21の一方の入力である基準電圧を供給す
る基準電源、23は点火信号発生器1の基準端子
に接続され基準電圧を供給する基準電源、24は
電圧比較器21の他方の入力とアース間に接続さ
れたダイオードで、電圧比較器21の他方の入力
が負電圧になつた時に順方向電流が流れる。点火
信号発生器1の点火信号出力端子と電圧比較器2
1の他方の入力とは接続されており、基準電源2
3から供給された基準電圧は電子回路2の基準端
子→ハーネス17→点火信号発生器1の基準端子
→点火信号発生器1→点火信号発生器1の点火信
号出力端子→電子回路2の点火信号入力端子→電
圧比較器2の入力端子の経路で電圧比較器2に入
力され、基準電源22からの基準電圧と比較され
て基本の点火パルスが得られる。この基本の点火
パルスは機関の運転状態に応じて閉路率制御を行
う閉路率制御部(図示省略)を介してパワートラ
ンジスタ3にそのベース信号として入力される。
びこれに起因する誤動作について説明する。第9
図は第8図における電子回路2の部分を詳細に示
したものであり、21は電圧比較器、22は電圧
比較器21の一方の入力である基準電圧を供給す
る基準電源、23は点火信号発生器1の基準端子
に接続され基準電圧を供給する基準電源、24は
電圧比較器21の他方の入力とアース間に接続さ
れたダイオードで、電圧比較器21の他方の入力
が負電圧になつた時に順方向電流が流れる。点火
信号発生器1の点火信号出力端子と電圧比較器2
1の他方の入力とは接続されており、基準電源2
3から供給された基準電圧は電子回路2の基準端
子→ハーネス17→点火信号発生器1の基準端子
→点火信号発生器1→点火信号発生器1の点火信
号出力端子→電子回路2の点火信号入力端子→電
圧比較器2の入力端子の経路で電圧比較器2に入
力され、基準電源22からの基準電圧と比較され
て基本の点火パルスが得られる。この基本の点火
パルスは機関の運転状態に応じて閉路率制御を行
う閉路率制御部(図示省略)を介してパワートラ
ンジスタ3にそのベース信号として入力される。
第10図は点火コイル4に流れるコイル電流を
遮断して点火電圧を発生したときの動作波形を詳
細に示し、aはパワートランジスタ3のベース電
圧、bはパワートランジスタ3の動作モード、c
はパワートランジスタ3のコレクタ電圧、dは電
子回路2の点火信号入力端子の電圧を示す。尚、
この波形図は10マイクロ秒の領域の現象を示す。
点火信号発生器1の基準端子には基準電源23か
ら基準電圧が供給されており、この基準電圧に対
し発生された点火信号が重畳されて出力される。
この点火信号は電子回路2の点火信号入力端子を
経て電圧比較器21に入力され、基準電圧と比較
されて上記した基本の点火パルスに変換される。
この点火パルスは閉路率制御を受けた後パワート
ランジスタ3のベースに入力され、パワートラン
ジスタ3をスイツチ動作させる。これにより、点
火コイル4の通電が行われる。さらに詳しく述べ
ると、正規動作時においては時点t10でパワート
ランジスタ3のベース電圧はHからLになり、時
点t11でパワートランジスタ3はオンからオフに
転じる(t10〜t11の間はパワートランジスタ3の
動作遅れ)。これに伴ないパワートランジスタ3
のコレクタ電圧は時間t11〜t13の間Hとなつてパ
ルスを生じる、時点t13以降点火コイル4の二次
側に発生した点火電圧が点火コイル4のトランス
作用で一次側にも現われ、この波形が正弦波の半
波のように現われる。尚、このように点火電圧に
基づく波形が点火コイル4の一次側に現われるの
は点火コイル4の二次出力に接続された放電ギヤ
ツプ(図示せず)が無限長の場合である。今、ハ
ーネス15,16が十分な間隔をもつて配線され
ていると、電子回路2の点火信号入力端子の電圧
は実線のようにパワートランジスタ3のコレクタ
電圧の誘導が全くなく、特にその電圧変化率の大
きい時間t11〜t13に発生のパルスすら全く誘導し
ていない波形となる。しかし、ハーネス15,1
6が直接に隣接した場合、電子回路2の点火信号
入力端子にはパワートランジスタ3のコレクタ電
圧のパルスt11〜t13が誘導して現われる。このパ
ルスは電圧変化率が大きいので、時点t13以降の
波形よりも大きく誘導し、電子回路2では有害な
点火ノイズになる。この点火ノイズはハーネス1
5,16が近接するほど、また長距離にわたり隣
接するほど大きく現われ、さらにコネクタ部のハ
ーネスの出来具合にも依存する。
遮断して点火電圧を発生したときの動作波形を詳
細に示し、aはパワートランジスタ3のベース電
圧、bはパワートランジスタ3の動作モード、c
はパワートランジスタ3のコレクタ電圧、dは電
子回路2の点火信号入力端子の電圧を示す。尚、
この波形図は10マイクロ秒の領域の現象を示す。
点火信号発生器1の基準端子には基準電源23か
ら基準電圧が供給されており、この基準電圧に対
し発生された点火信号が重畳されて出力される。
この点火信号は電子回路2の点火信号入力端子を
経て電圧比較器21に入力され、基準電圧と比較
されて上記した基本の点火パルスに変換される。
この点火パルスは閉路率制御を受けた後パワート
ランジスタ3のベースに入力され、パワートラン
ジスタ3をスイツチ動作させる。これにより、点
火コイル4の通電が行われる。さらに詳しく述べ
ると、正規動作時においては時点t10でパワート
ランジスタ3のベース電圧はHからLになり、時
点t11でパワートランジスタ3はオンからオフに
転じる(t10〜t11の間はパワートランジスタ3の
動作遅れ)。これに伴ないパワートランジスタ3
のコレクタ電圧は時間t11〜t13の間Hとなつてパ
ルスを生じる、時点t13以降点火コイル4の二次
側に発生した点火電圧が点火コイル4のトランス
作用で一次側にも現われ、この波形が正弦波の半
波のように現われる。尚、このように点火電圧に
基づく波形が点火コイル4の一次側に現われるの
は点火コイル4の二次出力に接続された放電ギヤ
ツプ(図示せず)が無限長の場合である。今、ハ
ーネス15,16が十分な間隔をもつて配線され
ていると、電子回路2の点火信号入力端子の電圧
は実線のようにパワートランジスタ3のコレクタ
電圧の誘導が全くなく、特にその電圧変化率の大
きい時間t11〜t13に発生のパルスすら全く誘導し
ていない波形となる。しかし、ハーネス15,1
6が直接に隣接した場合、電子回路2の点火信号
入力端子にはパワートランジスタ3のコレクタ電
圧のパルスt11〜t13が誘導して現われる。このパ
ルスは電圧変化率が大きいので、時点t13以降の
波形よりも大きく誘導し、電子回路2では有害な
点火ノイズになる。この点火ノイズはハーネス1
5,16が近接するほど、また長距離にわたり隣
接するほど大きく現われ、さらにコネクタ部のハ
ーネスの出来具合にも依存する。
上記点火ノイズが点火電圧発生時に電圧比較器
21の作動電圧Vr以上になると、電圧比較器2
1は時点t12で余分なパルスを出力し、この余分
なパルスは一たん時点t11でオフになつたパワー
トランジスタ3を再度余分にオンに転じさせてし
まう。これにより、点火コイル4は再度通電状態
になる。時間t11〜t12は回路の応答遅れである。
時間t11〜t13で発生したパルスは10マイクロ秒程
度の短時間のものであるので、電子回路2の点火
信号入力端子に現われる点火ノイズも10マイクロ
秒程度の短時間のものとなる。このため、時点
t12でのパワートランジスタ3の余分なオン期間
は10マイクロ秒となり、時点t12の数10マイクロ
秒後(時点t15)に元のオフ状態にもどる。しか
しながら、時点t15でも時点t11(正規時点)と変わ
らないパルス状電圧がパワートランジスタ3のコ
レクタ電圧に現われるので、時間t11〜t13の現象
が順次くり返される。このくり返しはハーネス1
5,16の電気的干渉度合により、また点火シス
テムの系の特性により異なり、その周期および回
数は一定ではない。このハーネス15,16間の
干渉による誤動作はハーネス17側ではハーネス
16側より起り難い。ハーネス17は基準電源2
3に近く、ハーネス16よりインピーダンスが低
いからである。又、上記作動電圧Vrは基本的に
は基準電源22,23の各々の基準電圧の差であ
るが、電源電圧や点火信号の周期により制御され
るので、点火ノイズが問題になる。点火電圧発生
時は作動電圧Vrは大きくするようにされるのが
通常である。しかしながら、作動電圧Vrは大き
くても数ボルトにするのが限界であり、ハーネス
の出来具合によつては点火ノイズはこの2倍にも
達するので十分な耐ノイズ性が得られない。
21の作動電圧Vr以上になると、電圧比較器2
1は時点t12で余分なパルスを出力し、この余分
なパルスは一たん時点t11でオフになつたパワー
トランジスタ3を再度余分にオンに転じさせてし
まう。これにより、点火コイル4は再度通電状態
になる。時間t11〜t12は回路の応答遅れである。
時間t11〜t13で発生したパルスは10マイクロ秒程
度の短時間のものであるので、電子回路2の点火
信号入力端子に現われる点火ノイズも10マイクロ
秒程度の短時間のものとなる。このため、時点
t12でのパワートランジスタ3の余分なオン期間
は10マイクロ秒となり、時点t12の数10マイクロ
秒後(時点t15)に元のオフ状態にもどる。しか
しながら、時点t15でも時点t11(正規時点)と変わ
らないパルス状電圧がパワートランジスタ3のコ
レクタ電圧に現われるので、時間t11〜t13の現象
が順次くり返される。このくり返しはハーネス1
5,16の電気的干渉度合により、また点火シス
テムの系の特性により異なり、その周期および回
数は一定ではない。このハーネス15,16間の
干渉による誤動作はハーネス17側ではハーネス
16側より起り難い。ハーネス17は基準電源2
3に近く、ハーネス16よりインピーダンスが低
いからである。又、上記作動電圧Vrは基本的に
は基準電源22,23の各々の基準電圧の差であ
るが、電源電圧や点火信号の周期により制御され
るので、点火ノイズが問題になる。点火電圧発生
時は作動電圧Vrは大きくするようにされるのが
通常である。しかしながら、作動電圧Vrは大き
くても数ボルトにするのが限界であり、ハーネス
の出来具合によつては点火ノイズはこの2倍にも
達するので十分な耐ノイズ性が得られない。
上記問題点を解決するために第11図に示す装
置が考えられた。図において、25は基準電源2
3の出力と電子回路2の基準端子間に接続された
抵抗、31は抵抗32とコンデンサ33からなる
帰還回路でその一端は電子回路2の基準端子に接
続される。36は電圧比較器21の出力を受けパ
ワートランジスタ3を最適に駆動する点火パルス
を作るパルス回路で、同時にパワートランジスタ
3を駆動する信号と同位相の信号を帰還回路31
に入力する。パワートランジスタ3を駆動する信
号はパワートランジスタ3の動作の影響を受けて
その波形、電圧が変るので、これに影響されない
帰還を行うためにパリートランジスタ3を駆動す
る信号そのものは帰還しない。
置が考えられた。図において、25は基準電源2
3の出力と電子回路2の基準端子間に接続された
抵抗、31は抵抗32とコンデンサ33からなる
帰還回路でその一端は電子回路2の基準端子に接
続される。36は電圧比較器21の出力を受けパ
ワートランジスタ3を最適に駆動する点火パルス
を作るパルス回路で、同時にパワートランジスタ
3を駆動する信号と同位相の信号を帰還回路31
に入力する。パワートランジスタ3を駆動する信
号はパワートランジスタ3の動作の影響を受けて
その波形、電圧が変るので、これに影響されない
帰還を行うためにパリートランジスタ3を駆動す
る信号そのものは帰還しない。
第12図は第11図の構成の各部の動作波形を
示し、aはパワートランジスタ3のベース電圧、
bはその動作モード、cはそのコレクタ電圧、d
は帰還信号、eは電子回路2の点火信号入力端子
の電圧を示す。時点t20でパワートランジスタ3
のベース電圧はHからLに転じ、所定時間後の時
点t21でパワートランジスタ3はオンからオフに
転じる。パルス回路36からはパワートランジス
タ3のベース電圧がHからLに転じた時に同時に
帰還信号をHからLに転じて出力する。この帰還
信号を受けて帰還回路31は微分電圧VFBを出力
し、基準電源23の出力に重畳する。これによ
り、基準電源23からの基準電圧は微分電圧VFB
だけ低くなり、電子回路2の点火信号入力端子の
電圧もこれに従つて低くなり、この時点t20以降
帰還回路31からの微分電圧は微分特性に従い
徐々に小さくなる。時点t21ではパワートランジ
スタ3のコレクタ電圧にパルスが現われ、これが
電子回路2の点火信号入力端子の電圧に点火ノイ
ズとして現われる。時点t21でも帰還回路31か
らの微分電圧は効果的な値にあるので、点火ノイ
ズのピータ値は電圧比較器21の作動電圧Vrを
越えることがなく、第10図の時点t12で生じた
ようなパワートランジスタ3のオンへの反転は起
きない。
示し、aはパワートランジスタ3のベース電圧、
bはその動作モード、cはそのコレクタ電圧、d
は帰還信号、eは電子回路2の点火信号入力端子
の電圧を示す。時点t20でパワートランジスタ3
のベース電圧はHからLに転じ、所定時間後の時
点t21でパワートランジスタ3はオンからオフに
転じる。パルス回路36からはパワートランジス
タ3のベース電圧がHからLに転じた時に同時に
帰還信号をHからLに転じて出力する。この帰還
信号を受けて帰還回路31は微分電圧VFBを出力
し、基準電源23の出力に重畳する。これによ
り、基準電源23からの基準電圧は微分電圧VFB
だけ低くなり、電子回路2の点火信号入力端子の
電圧もこれに従つて低くなり、この時点t20以降
帰還回路31からの微分電圧は微分特性に従い
徐々に小さくなる。時点t21ではパワートランジ
スタ3のコレクタ電圧にパルスが現われ、これが
電子回路2の点火信号入力端子の電圧に点火ノイ
ズとして現われる。時点t21でも帰還回路31か
らの微分電圧は効果的な値にあるので、点火ノイ
ズのピータ値は電圧比較器21の作動電圧Vrを
越えることがなく、第10図の時点t12で生じた
ようなパワートランジスタ3のオンへの反転は起
きない。
このように、第11図の装置では簡単な帰還回
路31により点火ノイズのマスクを行うことがで
きるが、パルス回路36からの帰還信号のLから
Hへの立ち上がり時にも帰還回路31に帰還信号
が入力され、基準電源23の出力に重畳される。
これは点火コイル4の通電中の現象であつて点火
コイル4の通電特性(閉路率特性)に影響する。
このため、第11図の装置では点火ノイズだけを
考えた帰還はできなかつた。
路31により点火ノイズのマスクを行うことがで
きるが、パルス回路36からの帰還信号のLから
Hへの立ち上がり時にも帰還回路31に帰還信号
が入力され、基準電源23の出力に重畳される。
これは点火コイル4の通電中の現象であつて点火
コイル4の通電特性(閉路率特性)に影響する。
このため、第11図の装置では点火ノイズだけを
考えた帰還はできなかつた。
第13図は点火コイル4の閉路率特性を示し、
帰還回路31のない場合は実線で示す基本特性を
示し、帰還回路31がある場合には帰還が大きく
なり、破線で示すように大きな値の特性になり、
この分余分に点火コイル4の通電が行われ、余分
な電流消費あるいは熱破壊に通じる問題があつ
た。
帰還回路31のない場合は実線で示す基本特性を
示し、帰還回路31がある場合には帰還が大きく
なり、破線で示すように大きな値の特性になり、
この分余分に点火コイル4の通電が行われ、余分
な電流消費あるいは熱破壊に通じる問題があつ
た。
従来装置は以上のように構成されており、点火
信号に重畳の点火ノイズがある程度小さい場合は
弊害なく誤動作を防ぐ効果があるが、大きい点火
ノイズに対しても正規動作を確保するには帰還量
を大きくする必要があり、こうした場合点火コイ
ルの通電が余分に行われるので余分な電流消費お
よび発熱を招き、熱破壊の危険があるという問題
があつた。
信号に重畳の点火ノイズがある程度小さい場合は
弊害なく誤動作を防ぐ効果があるが、大きい点火
ノイズに対しても正規動作を確保するには帰還量
を大きくする必要があり、こうした場合点火コイ
ルの通電が余分に行われるので余分な電流消費お
よび発熱を招き、熱破壊の危険があるという問題
があつた。
この発明は上記のような問題点を解決するため
に成されたものであり、大きい点火ノイズに対し
ても誤動作を防止できるとともに点火コイルの通
電を基本特性通りに行うことができる内燃機関の
点火装置を得ることを目的とする。
に成されたものであり、大きい点火ノイズに対し
ても誤動作を防止できるとともに点火コイルの通
電を基本特性通りに行うことができる内燃機関の
点火装置を得ることを目的とする。
この発明に係る点火装置は、点火コイルの点火
電圧発生時に生じる点火ノイズの影響を打消すた
めの帰還信号として点火コイルの一次電流遮断時
のみ電子回路の点火信号入力端子もしくは基準端
子に電子回路の出力を印加するようにしたもので
ある。
電圧発生時に生じる点火ノイズの影響を打消すた
めの帰還信号として点火コイルの一次電流遮断時
のみ電子回路の点火信号入力端子もしくは基準端
子に電子回路の出力を印加するようにしたもので
ある。
この発明においては、点火電圧発生時に生じる
点火ノイズの影響を打消すための帰還信号を電子
回路の点火信号入力端子もしくは基準端子に印加
するようにしており、点火ノイズの影響は打消さ
れて誤動作は生じない。又、この帰還信号は点火
電圧発生時のみ印加され点火コイルの通電時には
印加されないので、点火コイルの余分な通電は生
じない。
点火ノイズの影響を打消すための帰還信号を電子
回路の点火信号入力端子もしくは基準端子に印加
するようにしており、点火ノイズの影響は打消さ
れて誤動作は生じない。又、この帰還信号は点火
電圧発生時のみ印加され点火コイルの通電時には
印加されないので、点火コイルの余分な通電は生
じない。
以下、この発明の実施例を図面とともに説明す
る。第1図において、41は帰還回路で、ダイオ
ード42、抵抗43およびコンデンサ44からな
り、ダイオード42のアノード側は電子回路2の
点火信号入力端子に接続され、コンデンサ44は
パルス回路36に接続される。
る。第1図において、41は帰還回路で、ダイオ
ード42、抵抗43およびコンデンサ44からな
り、ダイオード42のアノード側は電子回路2の
点火信号入力端子に接続され、コンデンサ44は
パルス回路36に接続される。
第2図は上記構成の各部の動作波形を示し、a
はパワートランジスタ3のベース電圧、bはその
動作モード、cはそのコレクタ電圧、dは電子回
路2の点火信号入力端子の電圧である。電圧比較
器21から基本の点火パルスが出力され、この点
火パルスはパルス回路36で点火コイル4に最適
な通電特性を与える点火パルスに変換され、パワ
ートランジスタ3をスイツチ動作させる。パワー
トランジスタ3のスイツチ動作に対応して点火コ
イル4に通電が行われ、点火コイル4の通電々流
の遮断時に点火電圧が出力される。一方、パルス
回路36から帰還回路41にも点火パルスが入力
される。ここで、パワートランジスタ3のベース
端子に供給される信号を並行して帰還回路41に
供給していないが、これはパワートランジスタ3
の動作によりパルス回路36から供給される点火
パルスの波形(立上りおよび立下りの波形、ある
いは電圧)が変り、これが帰還の性能に影響を与
えるのを避けるためである。
はパワートランジスタ3のベース電圧、bはその
動作モード、cはそのコレクタ電圧、dは電子回
路2の点火信号入力端子の電圧である。電圧比較
器21から基本の点火パルスが出力され、この点
火パルスはパルス回路36で点火コイル4に最適
な通電特性を与える点火パルスに変換され、パワ
ートランジスタ3をスイツチ動作させる。パワー
トランジスタ3のスイツチ動作に対応して点火コ
イル4に通電が行われ、点火コイル4の通電々流
の遮断時に点火電圧が出力される。一方、パルス
回路36から帰還回路41にも点火パルスが入力
される。ここで、パワートランジスタ3のベース
端子に供給される信号を並行して帰還回路41に
供給していないが、これはパワートランジスタ3
の動作によりパルス回路36から供給される点火
パルスの波形(立上りおよび立下りの波形、ある
いは電圧)が変り、これが帰還の性能に影響を与
えるのを避けるためである。
次に、帰還回路41の基本特性について説明す
る。第3図はダイオード42を除いた抵抗43、
コンデンサ44から成る回路を示し、コンデンサ
44の入力端子にパルス回路36から点火パルス
が入力され、抵抗43の端子電圧が帰還信号とし
て出力される。
る。第3図はダイオード42を除いた抵抗43、
コンデンサ44から成る回路を示し、コンデンサ
44の入力端子にパルス回路36から点火パルス
が入力され、抵抗43の端子電圧が帰還信号とし
て出力される。
第4図は第3図の構成の動作波形を示し、aは
入力信号であるパルス回路36からの点火パル
ス、bは出力信号である帰還信号を示す。パルス
回路36からの点火パルスはHのときパワートラ
ンジスタ3のオン、Lのときパワートランジスタ
3のオフに各々対応し、時点t30,t32は点火コイ
ル4の通電始め、時点t31,t33は点火コイル4の
通電終りに対応する。この点火パルスによりコン
デンサ44は抵抗43を介して充放電されるの
で、帰還信号は微分波形になる。この帰還信号が
ダイオード42を介して電子回路2の点火信号入
力端子に入力されるので、この端子の電圧は第2
図dのように時点t40で負電圧にクリツプされる。
これは電子回路2のダイオード24に第4図bの
帰還信号による順方向電流が流れ、順電圧VFに
クリツプされるためである。そして、帰還信号の
微分特性に基づき時点t40→t41→t42と時間の流れ
に従いダイオード24の順方向電流が減衰して行
き、順電圧も減衰して行く。点火ノイズが発生す
る時点t41おいても十分にダイオード24に順方
向電流が流れているので、ダイオード24のアノ
ード電圧は時点t40と差のない電圧にある(コン
デンサ44の容量を選択すれば時点t41において
も完全なクリツプ状態にできる。即ち、時点t40
と同じ電位にできる。)。この結果、時点t41で電
圧比較器21に入力される点火信号は誤検出が生
じない十分に低い電位に維持され、点火ノイズに
よる誤動作は起きない。一方、帰還回路41にダ
イオード42を設けているので、帰還信号が正波
である時にはダイオード42に逆電圧が加わり、
帰還回路41と電子回路2は分離されてしまう。
即ち、帰還信号の正波は無効となる。このため、
第11図で示した従来装置で問題であつた点火コ
イル4の通電特性が増大する弊害は完全に解消さ
れる。
入力信号であるパルス回路36からの点火パル
ス、bは出力信号である帰還信号を示す。パルス
回路36からの点火パルスはHのときパワートラ
ンジスタ3のオン、Lのときパワートランジスタ
3のオフに各々対応し、時点t30,t32は点火コイ
ル4の通電始め、時点t31,t33は点火コイル4の
通電終りに対応する。この点火パルスによりコン
デンサ44は抵抗43を介して充放電されるの
で、帰還信号は微分波形になる。この帰還信号が
ダイオード42を介して電子回路2の点火信号入
力端子に入力されるので、この端子の電圧は第2
図dのように時点t40で負電圧にクリツプされる。
これは電子回路2のダイオード24に第4図bの
帰還信号による順方向電流が流れ、順電圧VFに
クリツプされるためである。そして、帰還信号の
微分特性に基づき時点t40→t41→t42と時間の流れ
に従いダイオード24の順方向電流が減衰して行
き、順電圧も減衰して行く。点火ノイズが発生す
る時点t41おいても十分にダイオード24に順方
向電流が流れているので、ダイオード24のアノ
ード電圧は時点t40と差のない電圧にある(コン
デンサ44の容量を選択すれば時点t41において
も完全なクリツプ状態にできる。即ち、時点t40
と同じ電位にできる。)。この結果、時点t41で電
圧比較器21に入力される点火信号は誤検出が生
じない十分に低い電位に維持され、点火ノイズに
よる誤動作は起きない。一方、帰還回路41にダ
イオード42を設けているので、帰還信号が正波
である時にはダイオード42に逆電圧が加わり、
帰還回路41と電子回路2は分離されてしまう。
即ち、帰還信号の正波は無効となる。このため、
第11図で示した従来装置で問題であつた点火コ
イル4の通電特性が増大する弊害は完全に解消さ
れる。
ところで、上記のように帰還回路41はコンデ
ンサ44を中心とした微分信号を帰還信号として
いるため、電子回路2に対しては交流的に作用す
ることにより、点火ノイズの害を解消している。
ンサ44を中心とした微分信号を帰還信号として
いるため、電子回路2に対しては交流的に作用す
ることにより、点火ノイズの害を解消している。
次に、帰還回路41の電子回路2に対する直流
的作用について説明する。第5図は第1図の構成
の一部を示し、帰還回路41のうち電子回路2に
対し直流的に作用するダイオード42、抵抗43
のみを示している。基準電源23が出力する基準
電圧は、ハーネス17、点火信号発生器1および
ハーネス16を通り、電圧比較器21に入力され
る。今、ダイオード42と抵抗43の直列回路が
電圧比較器21の入力とアース間に接続されてい
るので、基準電源23からの基準電圧はハーネス
17と点火信号発生器1とハーネス16の各内部
抵抗の和と、ダイオード42と抵抗43の内部抵
抗の和により分割される。このため、ダイオード
42と抵抗43がない場合よりも電圧比較器21
に入力される電圧が小さくなる。又、前述のよう
に、電圧比較器21は基準電源22,23の各々
の基準電圧の差を基本の作動電圧Vrとして作動
するものであるので、ダイオード42、抵抗43
により基準電源23からの基準電圧が分割されて
小さくなつた分だけ電圧比較器21の入力の電位
差は大きくなり、検出電圧Vrは大きくなる。こ
のことは、電圧比較器21を作動させるのに従来
はVr以上必要であつたものが、ここではダイオ
ード42および抵抗43の分だけVrに加えた大
きな電圧を必要とすることを意味し、点火信号発
生器1により大きな出力を求めることになる。点
火信号発生器1が大きな電圧を発生するにはその
原理からして回転数を上げる必要があり、これは
機関の回転数を高くすることであつて点火装置に
おいて重要な低回転域の特性に影響する問題であ
る。しかしながら、抵抗43はメグオーム以上に
設定できるので微小な影響でしかなく、実使用上
においては機関の回転数として有意差の現われる
レベルにならず、その影響を無視できる微小なも
のである。なお、上記実施例ではパルス回路36
からの点火パルスを帰還回路41で微分し、微分
信号を電子回路2の点火信号入力端子に帰還して
いるが、これに限らず、パルス回路36からの点
火パルスに基づきマスクパルスを発生し、これに
より電子回路2の点火信号入力端子をクランプし
ても点火ノイズに対するマスク作用が同等に得ら
れる。ただし、この場合一般的には帰還回路41
と比べてコスト、回路規模の点で不利である。
的作用について説明する。第5図は第1図の構成
の一部を示し、帰還回路41のうち電子回路2に
対し直流的に作用するダイオード42、抵抗43
のみを示している。基準電源23が出力する基準
電圧は、ハーネス17、点火信号発生器1および
ハーネス16を通り、電圧比較器21に入力され
る。今、ダイオード42と抵抗43の直列回路が
電圧比較器21の入力とアース間に接続されてい
るので、基準電源23からの基準電圧はハーネス
17と点火信号発生器1とハーネス16の各内部
抵抗の和と、ダイオード42と抵抗43の内部抵
抗の和により分割される。このため、ダイオード
42と抵抗43がない場合よりも電圧比較器21
に入力される電圧が小さくなる。又、前述のよう
に、電圧比較器21は基準電源22,23の各々
の基準電圧の差を基本の作動電圧Vrとして作動
するものであるので、ダイオード42、抵抗43
により基準電源23からの基準電圧が分割されて
小さくなつた分だけ電圧比較器21の入力の電位
差は大きくなり、検出電圧Vrは大きくなる。こ
のことは、電圧比較器21を作動させるのに従来
はVr以上必要であつたものが、ここではダイオ
ード42および抵抗43の分だけVrに加えた大
きな電圧を必要とすることを意味し、点火信号発
生器1により大きな出力を求めることになる。点
火信号発生器1が大きな電圧を発生するにはその
原理からして回転数を上げる必要があり、これは
機関の回転数を高くすることであつて点火装置に
おいて重要な低回転域の特性に影響する問題であ
る。しかしながら、抵抗43はメグオーム以上に
設定できるので微小な影響でしかなく、実使用上
においては機関の回転数として有意差の現われる
レベルにならず、その影響を無視できる微小なも
のである。なお、上記実施例ではパルス回路36
からの点火パルスを帰還回路41で微分し、微分
信号を電子回路2の点火信号入力端子に帰還して
いるが、これに限らず、パルス回路36からの点
火パルスに基づきマスクパルスを発生し、これに
より電子回路2の点火信号入力端子をクランプし
ても点火ノイズに対するマスク作用が同等に得ら
れる。ただし、この場合一般的には帰還回路41
と比べてコスト、回路規模の点で不利である。
以上のようにこの発明によれば、点火電圧発生
時に電子回路の点火信号入力端子もしくは基準端
子に帰還信号を印加しており、点火電圧発生時に
点火信号に重畳する点火ノイズの影響を帰還信号
により打消すことができ、誤動作を防止すること
ができる。又、帰還信号の印加は点火電圧発生時
のみであるので、点火コイルの通電を基本特性通
りに行うことができる。さらに、入出力信号のハ
ーネスのシールド処理のない部分に対する許容長
を長くすることができる。
時に電子回路の点火信号入力端子もしくは基準端
子に帰還信号を印加しており、点火電圧発生時に
点火信号に重畳する点火ノイズの影響を帰還信号
により打消すことができ、誤動作を防止すること
ができる。又、帰還信号の印加は点火電圧発生時
のみであるので、点火コイルの通電を基本特性通
りに行うことができる。さらに、入出力信号のハ
ーネスのシールド処理のない部分に対する許容長
を長くすることができる。
第1図および第2図はそれぞれこの発明による
点火装置の構成図および動作波形図、第3図およ
び第4図はそれぞれこの発明による帰還回路の一
部省略回路図およびその動作波形図、第5図はこ
の発明による点火装置の部分構成図、第6図およ
び第7図はそれぞれ従来装置の構成図および動作
波形図、第8図は第6図を書き直した図、第9図
および第10図はそれぞれ従来装置の詳細構成図
およびその動作波形図、第11図および第12図
はそれぞれ他の従来装置の構成図および動作波形
図、第13図は従来の点火コイルの閉路率特性図
である。 1…点火信号発生器、2…電子回路、3…パワ
ートランジスタ、4…点火コイル、10…イグナ
イタ回路、15〜17…ハーネス、41…帰還回
路。尚、図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
点火装置の構成図および動作波形図、第3図およ
び第4図はそれぞれこの発明による帰還回路の一
部省略回路図およびその動作波形図、第5図はこ
の発明による点火装置の部分構成図、第6図およ
び第7図はそれぞれ従来装置の構成図および動作
波形図、第8図は第6図を書き直した図、第9図
および第10図はそれぞれ従来装置の詳細構成図
およびその動作波形図、第11図および第12図
はそれぞれ他の従来装置の構成図および動作波形
図、第13図は従来の点火コイルの閉路率特性図
である。 1…点火信号発生器、2…電子回路、3…パワ
ートランジスタ、4…点火コイル、10…イグナ
イタ回路、15〜17…ハーネス、41…帰還回
路。尚、図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
Claims (1)
- 1 内燃機関の回転に対応して点火信号を発生す
る点火信号発生器、点火コイル一次電流の通電・
遮断を行うスイツチング手段、上記点火信号を基
準端子と点火信号入力端子の間に受け上記スイツ
チング手段の制御信号を出力する電子回路を備え
た内燃機関の点火装置において、点火コイルの一
次電流遮断時に生じる自己誘導電圧成分による点
火ノイズの影響を打消すための帰還信号として、
点火コイルの一次電流遮断時のみ上記電子回路の
点火信号入力端子もしくは基準端子に上記電子回
路の出力を印加する手段を備えたことを特徴とす
る内燃機関の点火装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61226985A JPS6380077A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 内燃機関の点火装置 |
| KR1019870009704A KR900003865B1 (ko) | 1986-09-24 | 1987-09-02 | 내연기관의 점화장치 |
| US07/100,342 US4862863A (en) | 1986-09-24 | 1987-09-23 | Electronic ignition apparatus including ignition-noise making signal generator |
| DE3732253A DE3732253C2 (de) | 1986-09-24 | 1987-09-24 | Elektronische Zündvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61226985A JPS6380077A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 内燃機関の点火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6380077A JPS6380077A (ja) | 1988-04-11 |
| JPH0545794B2 true JPH0545794B2 (ja) | 1993-07-12 |
Family
ID=16853697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61226985A Granted JPS6380077A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 内燃機関の点火装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4862863A (ja) |
| JP (1) | JPS6380077A (ja) |
| KR (1) | KR900003865B1 (ja) |
| DE (1) | DE3732253C2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1528679B1 (de) * | 2003-09-26 | 2014-01-15 | Krohne Messtechnik Gmbh & Co. Kg | Elektrischer Impulsgenerator und Verfahren zum Erzeugen von kurzen elektrischen Impulsen |
| DE10359441B4 (de) * | 2003-09-26 | 2006-11-23 | Krohne Meßtechnik GmbH & Co KG | Elektrischer Impulsgenerator und Verfahren zum Erzeugen von kurzen elektrischen Impulsen |
| US8223985B2 (en) * | 2009-04-22 | 2012-07-17 | General Electric Company | Masking of pure tones within sound from a noise generating source |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3605713A (en) * | 1970-05-18 | 1971-09-20 | Gen Motors Corp | Internal combustion engine ignition system |
| DE2137204C3 (de) * | 1971-07-24 | 1978-05-03 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Zündeinrichtung für Brennkraftmaschinen |
| JPS543626A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-11 | Hitachi Ltd | Ignition system without contact point |
| JPS54158536A (en) * | 1978-06-02 | 1979-12-14 | Hitachi Ltd | Current control circuit for ignition device |
| DD143144A1 (de) * | 1979-06-07 | 1980-08-06 | Exner Karl Christoph | Anordnung zjm schweissen mit hydraulischen pressstumpfschweissmaschinen |
| US4347827A (en) * | 1981-06-01 | 1982-09-07 | Motorola, Inc. | Noise blanker circuit for use with electronic ignition systems or the like |
| JPS5918270A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無接点点火装置 |
| JPS608444A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | Toyota Motor Corp | クランク角信号の波形整形方法 |
| GB8431630D0 (en) * | 1984-12-14 | 1985-01-30 | Lucas Ind Plc | I c engine ignition systems |
| EP0158458A3 (en) * | 1984-03-28 | 1986-12-17 | Lucas Electrical Electronics & Systems Limited | Electronic ignition system for an internal combustion engine |
| GB8408029D0 (en) * | 1984-03-28 | 1984-05-10 | Lucas Ind Plc | Electronic ignition system for ic engine |
-
1986
- 1986-09-24 JP JP61226985A patent/JPS6380077A/ja active Granted
-
1987
- 1987-09-02 KR KR1019870009704A patent/KR900003865B1/ko not_active Expired
- 1987-09-23 US US07/100,342 patent/US4862863A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-09-24 DE DE3732253A patent/DE3732253C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3732253C2 (de) | 1994-06-09 |
| JPS6380077A (ja) | 1988-04-11 |
| US4862863A (en) | 1989-09-05 |
| DE3732253A1 (de) | 1988-04-07 |
| KR880004220A (ko) | 1988-06-02 |
| KR900003865B1 (ko) | 1990-06-02 |
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