JPH054592Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054592Y2 JPH054592Y2 JP1987107280U JP10728087U JPH054592Y2 JP H054592 Y2 JPH054592 Y2 JP H054592Y2 JP 1987107280 U JP1987107280 U JP 1987107280U JP 10728087 U JP10728087 U JP 10728087U JP H054592 Y2 JPH054592 Y2 JP H054592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- elastic body
- annular cover
- damper
- torsional damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pulleys (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、内燃機関のクランク軸先端部に取付
けて、クランク軸のねじり振動を緩和させるトー
シヨナルダンパーに関し、特にトーシヨナルプレ
ートとデイスクウエイトとの間に設ける弾性体の
耐熱性あるいは耐老化性を改良したものである。
けて、クランク軸のねじり振動を緩和させるトー
シヨナルダンパーに関し、特にトーシヨナルプレ
ートとデイスクウエイトとの間に設ける弾性体の
耐熱性あるいは耐老化性を改良したものである。
「従来の技術」
一般に、内燃機関に取付けられるトーシヨナル
ダンパーは、クランク軸に取付けられるプレート
に弾性体を介してデイスクウエイトを取付けて、
クランク軸のねじり振動を弾性体の内部発熱に変
換させることにより、ねじり振動を緩和させてい
る。トーシヨナルダンパーに用いられる弾性体の
露出部は、オゾンに対して弱く、しかも高温雰囲
気や輻射熱により熱劣化しやすい。そのため熱劣
化の防止を考慮したものとして、弾性体の外周部
に耐熱性のある保護ゴム薄層を被着したものが知
られている(実開昭61−45644号)。
ダンパーは、クランク軸に取付けられるプレート
に弾性体を介してデイスクウエイトを取付けて、
クランク軸のねじり振動を弾性体の内部発熱に変
換させることにより、ねじり振動を緩和させてい
る。トーシヨナルダンパーに用いられる弾性体の
露出部は、オゾンに対して弱く、しかも高温雰囲
気や輻射熱により熱劣化しやすい。そのため熱劣
化の防止を考慮したものとして、弾性体の外周部
に耐熱性のある保護ゴム薄層を被着したものが知
られている(実開昭61−45644号)。
「考案が解決しようとする問題点」
最近、自動車は出力向上あるいはエンジンルー
ムを小さく形成する傾向にあり、トーシヨナルダ
ンパーが取付けられる部所はより高温になり易く
なつている。従来のトーシヨナルダンパーに適用
される弾性体は、トーシヨナルプレートとデイス
クウエイトとに接合する面は外部に露出しない
が、弾性体の内、外周縁部が露出する。
ムを小さく形成する傾向にあり、トーシヨナルダ
ンパーが取付けられる部所はより高温になり易く
なつている。従来のトーシヨナルダンパーに適用
される弾性体は、トーシヨナルプレートとデイス
クウエイトとに接合する面は外部に露出しない
が、弾性体の内、外周縁部が露出する。
このため、高温雰囲気中のトーシヨナルダンパ
ーの弾性体は高温になるとともに外部に露出する
部分は輻射熱にさらされて熱劣化し、特にトーシ
ヨナルダンパー回転時に周速度が大きな弾性体の
外周縁部が高温になり、振動緩和特性がおかされ
るとともに熱劣化がすすむなどの問題があつた。
ーの弾性体は高温になるとともに外部に露出する
部分は輻射熱にさらされて熱劣化し、特にトーシ
ヨナルダンパー回転時に周速度が大きな弾性体の
外周縁部が高温になり、振動緩和特性がおかされ
るとともに熱劣化がすすむなどの問題があつた。
従来、弾性体の外周部に耐熱性の保護ゴム層を
被着したものがあるが、その場合、保護ゴム層は
薄いので、弾性体への熱伝達を十分に防止でき
ず、せつかく弾性体の外周部を保護ゴム層で覆つ
ても弾性体外周部の熱劣化を防止できなかつた。
被着したものがあるが、その場合、保護ゴム層は
薄いので、弾性体への熱伝達を十分に防止でき
ず、せつかく弾性体の外周部を保護ゴム層で覆つ
ても弾性体外周部の熱劣化を防止できなかつた。
そこで本考案は、トーシヨナルダンパーの弾性
体外周部にエンジン付近の高温が伝達しにくくす
るとともに、輻射熱が弾性体外周部に当たらない
ようにして弾性体の振動緩和を保持するととも
に、熱劣化を防止することを目的とする。
体外周部にエンジン付近の高温が伝達しにくくす
るとともに、輻射熱が弾性体外周部に当たらない
ようにして弾性体の振動緩和を保持するととも
に、熱劣化を防止することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本考案は、内燃機関のクランク軸に取付けられ
る円板状プレートの表面に、弾性体を介してデイ
スクウエイトを重ねて取付けたトーシヨナルダン
パーにおいて、上記目的を達成したものである。
そのため外周部が断面コ字形の環状カバーを耐熱
性のゴム又は合成樹脂で作成し、その環状カバー
の断面コ字形部でトーシヨナルダンパーの外周縁
部全体を覆い、環状カバーの断面コ字形部の両端
をデイスクウエイトあるいは円板状プレートに固
定した。
る円板状プレートの表面に、弾性体を介してデイ
スクウエイトを重ねて取付けたトーシヨナルダン
パーにおいて、上記目的を達成したものである。
そのため外周部が断面コ字形の環状カバーを耐熱
性のゴム又は合成樹脂で作成し、その環状カバー
の断面コ字形部でトーシヨナルダンパーの外周縁
部全体を覆い、環状カバーの断面コ字形部の両端
をデイスクウエイトあるいは円板状プレートに固
定した。
「作用」
上記手段のトーシヨナルダンパーは、内燃機関
のクランクシヤフトに取付けられ、内燃機関の駆
動にともないトーシヨナルダンパーもともに回転
するようになつている。この回転時、弾性体とデ
イスクウエイトとによりクランクシヤフトのねじ
れ振動が緩和される。またトーシヨナルダンパー
の外周縁部は、ゴム又は合成樹脂の環状カバーの
断面コ字形部で覆われるので、その部分に高温が
伝達されにくく、また輻射熱が遮断されるので、
弾性体の緩和特性がおかされることがなく、熱劣
化も防止される。
のクランクシヤフトに取付けられ、内燃機関の駆
動にともないトーシヨナルダンパーもともに回転
するようになつている。この回転時、弾性体とデ
イスクウエイトとによりクランクシヤフトのねじ
れ振動が緩和される。またトーシヨナルダンパー
の外周縁部は、ゴム又は合成樹脂の環状カバーの
断面コ字形部で覆われるので、その部分に高温が
伝達されにくく、また輻射熱が遮断されるので、
弾性体の緩和特性がおかされることがなく、熱劣
化も防止される。
さらにデイスクウエイトが2つ設けられる形式
のダンパーであつても、それら外周部を覆う環状
カバーが弾性変形可能であるので、両デイスクウ
エイトによる緩和特性が損なわれることがない。
のダンパーであつても、それら外周部を覆う環状
カバーが弾性変形可能であるので、両デイスクウ
エイトによる緩和特性が損なわれることがない。
「実施例」
本考案を2層式ダンパーに適用した実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
トーシヨナルダンパーの円盤状プレート1は、
その通孔1aにボルトを通して内燃機関のクラン
ク軸Kに取付けられるようになつており、プレー
ト1の両面にゴム、合成樹脂等で環状に形成した
弾性体2,2′を介して環状のデイスクウエイト
3,3′が取付けられる。そしてトーシヨナルダ
ンパーが回転したときに、クランク軸Kの振動エ
ネルギを弾性体2,2′が熱エネルギに変換して
緩和作用をするようになつている。
その通孔1aにボルトを通して内燃機関のクラン
ク軸Kに取付けられるようになつており、プレー
ト1の両面にゴム、合成樹脂等で環状に形成した
弾性体2,2′を介して環状のデイスクウエイト
3,3′が取付けられる。そしてトーシヨナルダ
ンパーが回転したときに、クランク軸Kの振動エ
ネルギを弾性体2,2′が熱エネルギに変換して
緩和作用をするようになつている。
本実施例の場合、弾性体2,2′は半径方向外
側に向かつて漸次厚肉に形成され、弾性体の歪率
が全範囲で均一になるようにしている。またデイ
スクウエイト3,3′の外面側は、クランク軸の
軸線方向に垂直にさせて、トーシヨナルダンパー
の回転スペースが大きくならないようにしてい
る。
側に向かつて漸次厚肉に形成され、弾性体の歪率
が全範囲で均一になるようにしている。またデイ
スクウエイト3,3′の外面側は、クランク軸の
軸線方向に垂直にさせて、トーシヨナルダンパー
の回転スペースが大きくならないようにしてい
る。
トーシヨナルダンパーの外周縁部全体を、耐熱
性のゴムあるいは合成樹脂で製造した環状カバー
4により覆い、輻射熱などが弾性体2,2′の外
周縁部に当たらないようにし、かつ第1図に示す
ように環状カバー内面と弾性体2,2′との間に
空気層を介在させる。環状カバー4の外周部は断
面コ字形であつてその両端部内壁に環状突条4a
が設けられ、この突条4aは各デイスクウエイト
3,3′の外面に設けた環状溝5に係合させて、
環状カバー4を固定させている。
性のゴムあるいは合成樹脂で製造した環状カバー
4により覆い、輻射熱などが弾性体2,2′の外
周縁部に当たらないようにし、かつ第1図に示す
ように環状カバー内面と弾性体2,2′との間に
空気層を介在させる。環状カバー4の外周部は断
面コ字形であつてその両端部内壁に環状突条4a
が設けられ、この突条4aは各デイスクウエイト
3,3′の外面に設けた環状溝5に係合させて、
環状カバー4を固定させている。
なお環状カバー4がデイスクウエイト3,3′
の外面を覆う部分は、できるだけトーシヨナルダ
ンパーの外周縁部に近い部分に限定する方が、弾
性2,2′の熱を放熱できて望ましい。また環状
カバー4の固定方法としては、環状突条4aの代
わりに複数個の突起を設けて、その突起を係合さ
せる穴をデイスクウエイト3,3′の外面に設け
てもよく、あるいは接着、ネジ止め等でもよい。
の外面を覆う部分は、できるだけトーシヨナルダ
ンパーの外周縁部に近い部分に限定する方が、弾
性2,2′の熱を放熱できて望ましい。また環状
カバー4の固定方法としては、環状突条4aの代
わりに複数個の突起を設けて、その突起を係合さ
せる穴をデイスクウエイト3,3′の外面に設け
てもよく、あるいは接着、ネジ止め等でもよい。
環状の弾性体2,2′の内周部は、外周部より
周速度が小さくかつ輻射熱が当りにくので、内周
側縁部は外周部より老化しにくい。そのため弾性
体2,2′の外周側縁部のみに環状カバー4を設
けるだけでも相当耐久性が増すが、弾性体2,
2′の内周側縁部を前記と同様にカバーで覆つて
もよい。その場合、耐熱性カバーで弾性体2,
2′の内周縁部を覆い、その両端部をデイスクウ
エイト3,3′とプレート1とに固定させて、輻
射熱等が内周側縁部に当たらないようにする。
周速度が小さくかつ輻射熱が当りにくので、内周
側縁部は外周部より老化しにくい。そのため弾性
体2,2′の外周側縁部のみに環状カバー4を設
けるだけでも相当耐久性が増すが、弾性体2,
2′の内周側縁部を前記と同様にカバーで覆つて
もよい。その場合、耐熱性カバーで弾性体2,
2′の内周縁部を覆い、その両端部をデイスクウ
エイト3,3′とプレート1とに固定させて、輻
射熱等が内周側縁部に当たらないようにする。
なお上記実施例では2層式ダンパーについて説
明したが、1層式ダンパーにも同様に耐熱性環状
カバー4を適用できる。その場合、環状カバー4
の断面コ字形部の両端は、デイスクウエイト3と
円板状プレート1に固定する。
明したが、1層式ダンパーにも同様に耐熱性環状
カバー4を適用できる。その場合、環状カバー4
の断面コ字形部の両端は、デイスクウエイト3と
円板状プレート1に固定する。
「考案の効果」
本考案は、トーシヨナルダンパーに使用する弾
性体の露出する部分が耐熱性のゴム等の環状カバ
ーで覆われるので、高温熱が弾性体の外周部に伝
達されにくく、また輻射熱が弾性体の外周部に当
たるのを防止できる。よつて、弾性体のねじり振
動の緩和特性が損なわれにくく、熱劣化もしにく
くなる。
性体の露出する部分が耐熱性のゴム等の環状カバ
ーで覆われるので、高温熱が弾性体の外周部に伝
達されにくく、また輻射熱が弾性体の外周部に当
たるのを防止できる。よつて、弾性体のねじり振
動の緩和特性が損なわれにくく、熱劣化もしにく
くなる。
第1図は本考案のトーシヨナルダンパーの断面
図、第2図はトーシヨナルダンパーの正面図であ
る。 1……プレート、2……弾性体、3……デイス
クウエイト、4……環状カバー。
図、第2図はトーシヨナルダンパーの正面図であ
る。 1……プレート、2……弾性体、3……デイス
クウエイト、4……環状カバー。
Claims (1)
- 内燃機関のクランク軸に取付けられる円板状プ
レートの表面に、弾性体を介してデイスクウエイ
トを重ねて取付けたトーシヨナルダンパーにおい
て、外周部が断面コ字形の環状カバーを耐熱性の
ゴム又は合成樹脂で作成し、その環状カバーの断
面コ字形部でトーシヨナルダンパーの外周縁部全
体を覆い、環状カバーの断面コ字形部の両端をデ
イスクウエイトあるいは円板状プレートに固定し
たことを特徴とするトーシヨナルダンパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987107280U JPH054592Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987107280U JPH054592Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6411452U JPS6411452U (ja) | 1989-01-20 |
| JPH054592Y2 true JPH054592Y2 (ja) | 1993-02-04 |
Family
ID=31341548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987107280U Expired - Lifetime JPH054592Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054592Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4319573B2 (ja) | 2004-04-07 | 2009-08-26 | 株式会社東芝 | 移動通信端末装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6145644U (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-26 | 三菱自動車工業株式会社 | ト−シヨナルダンパ |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP1987107280U patent/JPH054592Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6411452U (ja) | 1989-01-20 |
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