JPH0546065A - ホログラム形成シートの製造方法 - Google Patents

ホログラム形成シートの製造方法

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JPH0546065A
JPH0546065A JP20294891A JP20294891A JPH0546065A JP H0546065 A JPH0546065 A JP H0546065A JP 20294891 A JP20294891 A JP 20294891A JP 20294891 A JP20294891 A JP 20294891A JP H0546065 A JPH0546065 A JP H0546065A
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JP
Japan
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hologram
paper
substrate
sheet
thermoplastic resin
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Application number
JP20294891A
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English (en)
Inventor
Masahisa Yamaguchi
正久 山口
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2250/00Laminate comprising a hologram layer
    • G03H2250/12Special arrangement of layers

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基材として紙を使用してもカールの発生が防
止され、またホログラムパターン形成面上に金属反射層
を形成する場合であっても良好な金属反射層を形成する
ことのできるホログラム形成シートの製造方法を提供す
る 【構成】 基材として紙と、この紙の少なくともホログ
ラムパターン形成側とは反対側の面に設けられた水蒸気
バリアー層を有する基材を使用し、Tダイから溶融熱可
塑性樹脂を上記基材の片面に薄膜状に押し出し、ホログ
ラムレリーフ原版が周面に配設された冷却ロールによっ
て押圧・冷却して基材とラミネートしてシートを成形す
ると同時にホログラムパターンを一体的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホログラム形成シート
の製造方法、特に押出し成形によってシート成形とホロ
グラム形成とを同時に行うホログラム形成シートの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光の干渉縞を記録材料の表面の凹
凸パターンとして記録するいわゆるホログラムレリーフ
を用いたホログラムの複製が行われている。このホログ
ラムの複製は、ホログラムレリーフが形成されているス
タンパを用いて樹脂シートにエンボス加工を行い、樹脂
の凹凸パターン面に金属蒸着を施すものであった。
【0003】しかし、樹脂シートへのホログラムパター
ンの形成は、一度成形された熱可塑性樹脂シートを再度
加熱してエンボス加工を行うため、工程数が多く作業効
率が低いとともに、エネルギー的に損失が多く大量生産
に適していないという問題があった。このような問題を
解決するために、レリーフホログラム型のスタンパを有
する冷却ロールを用いてTダイから押し出された熱可塑
性樹脂融体と基材とをラミネートしながらホログラムを
形成する方法が開示されている(特開平1−28358
2号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基材と
して紙を使用した場合、紙は雰囲気中の水分の多少に応
じて伸縮するため、ホログラムパターンを有する熱可塑
性樹脂層が片面に形成されると著しいカールを生じてし
まうという問題があった。また、通常、紙は4〜9%の
水分を含むため、ホログラムパターン形成面上に金属反
射層としての金属蒸着膜を形成する場合、蒸着時に基材
の水分がガス化して真空度が低下してしまい、金属蒸着
膜が黒化してホログラム形成シートの外観を損ねるとい
う問題もあった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み創案され
たものであり、基材として紙を使用してもカールの発生
が防止され、またホログラムパターン形成面上に金属反
射層を形成する場合であっても良好な金属反射層を形成
することのできるホログラム形成シートの製造方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明はTダイから溶融して基材の片面に薄
膜状に押し出された熱可塑性樹脂を周面にホログラムレ
リーフ原版を備えた冷却ロールによって押圧・冷却する
ことによりシート成形と同時にホログラムパターンを形
成するホログラム形成シートの製造方法において、前記
基材は紙と、該紙の少なくともホログラムパターン形成
側とは反対側の面に設けられた水蒸気バリアー層とを有
する基材であるような構成とした。
【0007】
【作用】Tダイから溶融されて基材の片面に薄膜状に押
し出された熱可塑性樹脂は、ホログラムレリーフ原版が
周面に配設された冷却ロールによって押圧・冷却され基
材とラミネートされてシートが成形されると同時にホロ
グラムパターンが一体的に形成され、この際、上記基材
は紙の少なくともホログラムパターン形成側とは反対側
の面に水蒸気バリアー層が設けられている。これによ
り、基材として紙を使用していながら雰囲気中の水分に
影響されることはなくカールの発生が有効に防止され、
また真空環境下でも基材からの脱水が生じないため、良
好な金属反射層を形成することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明を説明するための押出しラミネー
タの概略図である。図1において、押出しラミネータ1
は、溶融された熱可塑性樹脂を薄膜状に押し出すための
Tダイ2と、Tダイ2から押し出された溶融薄膜状熱可
塑性樹脂3を押圧・冷却するための冷却ロール4および
ニップロール5と、成形されたホログラム形成シート3
0を巻き取るためのワインダー6と、基材10を冷却ロ
ール4およびニップロール5間に供給するためのアンワ
インダー9を有している。このため、ラミネータ1のT
ダイ2から薄膜状に押し出された溶融熱可塑性樹脂3
は、基材10とラミネートされ冷却ロール4およびニッ
プロール5とによって押圧・冷却されてシート30に成
形されるが、この際、冷却ロール4の周面に配設された
ホログラムレリーフ原版7によってホログラムパターン
が熱可塑性樹脂層31側に一体的に形成される。
【0009】図3は、このようにして成形されたホログ
ラム形成シート30の断面を示す図である。図3におい
て、ホログラム形成シート30は、紙11と水蒸気バリ
アー層12とからなる基材10の片面(冷却ロール4に
当接していた紙11面)に設けられた熱可塑性樹脂層3
1にホログラムパターンが一体的に形成されている。
【0010】基材10としては、紙と、この紙の少なく
ともホログラムパターン形成側とは反対側の面に水蒸気
バリアー層が設けられた基材である。図3に示される基
材10は、紙11のホログラムパターン形成側とは反対
側の面に水蒸気バリアー層12が設けられた基材であ
る。
【0011】紙11としてはホログラムパターン形成側
の面11aが表面平滑性に優れるものが好ましく、表面
平滑性がベック平滑度で200秒以上、好ましくは50
0秒以上のものを使用することができる。また、紙11
と熱可塑性樹脂層31との密着性を向上させるために、
紙11のホログラムパターン形成側の面11aにコロナ
処理やプライマーコートを施してもよい。また、予め紙
11のホログラムパターン形成側の面11aに熱可塑性
樹脂層31と同種の熱可塑性樹脂層をEC法やドライラ
ミネート法により形成しておいてもよい。
【0012】水蒸気バリアー層12は、透湿度が低いア
ルミ箔、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリビニリデン樹脂等により形成される
ことが好ましい。水蒸気バリアー層12の形成は、EC
法、溶液コーティング法、ドライラミネート法等により
行うことができ、水蒸気バリアー層12の厚さは3〜1
00μm程度が好ましい。図示例では、水蒸気バリアー
層12は紙11のホログラムパターン形成側とは反対側
の面に設けられているが、紙11の両面に設けられても
よい。
【0013】このような基材10の厚さは、通常30〜
300μm程度が好ましい。尚、基材の紙上への水蒸気
バリアー層形成は後述する金属反射層形成の前に行われ
ればよく、上述のように熱可塑性樹脂層31の形成前に
行ってもよく、また熱可塑性樹脂層31の形成と同一工
程で行ってもよく、さらに、熱可塑性樹脂層31を形成
した後、後加工してもよい。
【0014】Tダイ2は特に制限はなく、合成樹脂シー
ト成形用の通常のTダイを用いることができる。本発明
において用いる熱可塑性樹脂は、ポリエチレン樹脂、ポ
ロプロピレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂が好まし
い。この熱可塑性樹脂は後述する金属反射層形成工程に
おいてガス化するような添加剤を含有しないものが好ま
しい。
【0015】Tダイ2から薄膜状に押し出される熱可塑
性樹脂3の膜厚は5〜50μm程度が好ましく、特に2
5μm程度が好ましい。膜厚が5μm未満ではシート強
度が不十分であり、また後述する基材とのラミネ−トに
おける密着性が不十分となり、膜厚が50μmを越える
と透明性が低下しホログラムの識別性が低下するという
問題がある。
【0016】冷却ロール4は図2に示されるように、そ
の周面にホログラムレリーフ原版7を備えている。本発
明におけるホログラムレリーフ原版7としては、(1) フ
ォトレジストを感光材料としてレリーフ状干渉縞を記録
した2次ホログラム面に化学銀メッキを施し、その上に
ニッケル(Ni)メッキを施した後、Ni金属膜を剥離
して形成したレリーフ版(プレスマスタ版)、(2) 上記
(1) のプレスマスタ版のレリーフ面に剥離処理を行った
後に再びNiメッキを施し、このNi金属膜を剥離して
形成したレリーフ版、または(3) 熱可塑性樹脂のシート
あるいはフィルムを上記(2) のレリーフ版で熱プレスし
て形成したレリーフ版等を用いることができる。この中
では、押出し成形時のレリーフ版の耐久性の点から上記
(1),(2)のNiレリーフ版が好ましい。
【0017】ホログラムレリーフ原版7の冷却ロール4
の周面への配設方法は、接着剤による貼合、真空吸着に
よる固着、ボルトによる装着等いずれでもよく、押出し
成形時に脱落しないような配設方法であれば特に制限は
ない。また、冷却ロール4の周面へのホログラムレリー
フ原版7の配設数、配設パターン、配設間隔等は目的と
するホログラム形成シートに応じて適宜決定することが
できる。そして、冷却ロール4の周面に配設するホログ
ラムレリーフ原版7を適宜他のホログラムレリーフ原版
に変えることによって、例えば同一形状の熱可塑性樹脂
シートにおいて、その使用目的等に応じてホログラムパ
ターンを変えることができる。
【0018】冷却ロール4の温度は、Tダイ2から押し
出される熱可塑性樹脂3の膜厚、押出し量等から決定す
ることができ、通常15〜25℃程度が好ましい。上述
の押出しラミネータ1のTダイ2から基材10上に薄膜
状に押し出された溶融熱可塑性樹脂3は、冷却ロール4
およびニップロール5とによって押圧・冷却され基材1
0とラミネートされてシート30に成形されるが、この
際、冷却ロール4の周面に配設されたホログラムレリー
フ原版7によってホログラムパターンが一体的にシート
30に形成される。そして、基材10の紙11のホログ
ラムパターン形成側とは反対側の面に水蒸気バリアー層
12が設けられているため、基材10に熱可塑性樹脂層
31が形成されても雰囲気中の水分変化に影響されるこ
とはなくカールの発生が有効に防止される。
【0019】また、ホログラム形成シート30の熱可塑
性樹脂層31側のホログラムパターン形成面には金属反
射層8が設けられている。金属反射層8は、アルミニウ
ム等の金属、酸化亜鉛等の金属酸化物等を、真空蒸着、
スパッタリング、イオンプレーティング等によって設層
したものでよい。ここで、本発明では少なくとも紙11
のホログラムパターン形成側とは反対側の面に水蒸気バ
リアー層12が設けられている基材10を使用するた
め、真空環境下でも基材からの脱水が防止され、真空度
の低下や金属蒸着膜の黒化等が発生することはない。
【0020】尚、上記のような金属反射層の代わりに、
ホログラムパターンが形成された熱可塑性樹脂層31と
光の屈折率の差が好ましくは0.5以上ある化合物、樹
脂、例えば、ZnS(硫化亜鉛)Sb2 3 (三硫化ア
ンチモン)のような透明化合物の薄膜層を形成すれば、
シート自体は透明であるが、ホログラム像を再現するこ
とのできるホログラム形成シートが得られる。
【0021】つぎに、実験例を示して本発明を更に詳細
に説明する。 実験例 図1に示されるような押出しラミネータ1において、下
記の熱可塑性樹脂、基材を用いて、下記の押し出し条件
で押出しラミネートを行ってホログラム形成シートを製
造した(試料−1)。この場合、冷却ロールには、プレ
スマスタ版のレリーフ面に剥離処理を行った後に再びN
iメッキを施し、このNi金属膜を剥離して形成したホ
ログラムレリーフ版を接着剤を用いて貼合した。 ・熱可塑性樹脂 三井石油化学工業製低密度ポリエチレン樹脂(ミラソン
M−16P) ・基材 神崎製紙製ミラーコート60g/m2 の非コート面にE
C法により低密度ポリエチレン樹脂を15μmの厚さに
塗布して水蒸気バリアー層を形成したものを基材とし
た。 ・押し出し条件 スクリューL/D=24 シリンダー温度=160℃,180℃,240℃ アダプター温度=260℃ Tダイ温度=280℃ ラミネート厚み=15μm 冷却ロール温度=23℃ 尚、熱可塑性樹脂は基材の水蒸気バリアー層非形成側
(ミラーコートのコート面側)に押し出された。
【0022】また、基材として下記の基材を使用した他
は上記と同条件でホログラム形成シートを製造した(試
料−2)。 ・基材 神崎製紙製ミラーコート60g/m2 の非コート面にア
ルミニウム箔(厚さμm)をドライラミネート法により
貼り合わせて水蒸気バリアー層を形成し、またミラーコ
ートのコート面にEC法により低密度ポリエチレン樹脂
(三井石油化学工業製ミラソンM−16P)を15μm
の厚さに塗布して水蒸気バリアー層を形成したものを基
材とした。
【0023】比較として、基材に神崎製紙製ミラーコー
ト60g/m2 を使用した他は上記と同条件でホログラ
ム形成シートを製造した(比較試料)。上述のように製
造した試料−1、試料−2、比較試料について、基材を
構成する紙の含水量を測定したところ、約6%であっ
た。次に、日本真空技術(株)製巻取式真空蒸着装置
(EWP−165)を用いて各試料のホログラムパター
ン形成面に200m/分の巻取速度でアルミニウムを真
空蒸着した。その結果、試料−1、試料−2では真空度
5×10-4torrで安定して蒸着を行えたが、比較試料で
は真空度が9×10-3torrに低下し、形成されたアルミ
ニウム蒸着膜は光沢の劣ったものであった。さらに、試
料−1、試料−2は蒸着後においてカールの発生がみら
れなかったが、比較試料では著しいカールが発生した。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によればT
ダイから溶融されて基材の片面に薄膜状に押し出された
熱可塑性樹脂は、ホログラムレリーフ原版が周面に配設
された冷却ロールによって押圧・冷却され基材とラミネ
ートされてシートが成形されると同時にホログラムパタ
ーンが一体的に形成され、この際、上記基材は紙の少な
くともホログラムパターン形成側とは反対側の面に水蒸
気バリアー層が設けられていることにより、基材として
紙を使用していながら雰囲気中の水分に影響されること
はなくカールの発生が有効に防止され、また真空環境下
でも基材からの脱水が生じないため、良好な金属反射層
を形成することができるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための押出しラミネータの概
略図である。
【図2】本発明におけるホログラム形成の説明図であ
る。
【図3】本発明によって製造されたホログラム形成シー
トの断面図である。
【符号の説明】
1…押出しラミネータ 2…Tダイ 3…溶融薄膜状熱可塑性樹脂 4…冷却ロール 5…ニップロール 6…ワインダー 7…ホログラムレリーフ版 8…金属反射層 9…アンワインダー 10…基材 11…紙 12…水蒸気バリアー層 30…ホログラム形成シート 31…熱可塑性樹脂層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Tダイから溶融して基材の片面に薄膜状
    に押し出された熱可塑性樹脂を周面にホログラムレリー
    フ原版を備えた冷却ロールによって押圧・冷却すること
    によりシート成形と同時にホログラムパターンを形成す
    るホログラム形成シートの製造方法において、前記基材
    は紙と、該紙の少なくともホログラムパターン形成側と
    は反対側の面に設けられた水蒸気バリアー層とを有する
    基材であることを特徴とするホログラム形成シートの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 ホログラムパターン形成面に金属反射層
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のホログラム形
    成シートの製造方法。
JP20294891A 1991-08-13 1991-08-13 ホログラム形成シートの製造方法 Pending JPH0546065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6017657A (en) * 1997-11-26 2000-01-25 Bridgestone Graphic Technologies, Inc. Method for embossing holograms into aluminum and other hard substrates

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6017657A (en) * 1997-11-26 2000-01-25 Bridgestone Graphic Technologies, Inc. Method for embossing holograms into aluminum and other hard substrates

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