JPH0546103U - フイルタ装置 - Google Patents

フイルタ装置

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JPH0546103U
JPH0546103U JP10292491U JP10292491U JPH0546103U JP H0546103 U JPH0546103 U JP H0546103U JP 10292491 U JP10292491 U JP 10292491U JP 10292491 U JP10292491 U JP 10292491U JP H0546103 U JPH0546103 U JP H0546103U
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一浩 喜多
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デイエツクスアンテナ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 何台製造しても同一性能のフィルタを簡単に
製造する。 【構成】 複数の同調棒34a 、36a 、40a を相互誘導結
合させ、かつ同調棒36aにトリマコンデンサ38a を結合
した複数の帯域通過フィルタ30a 、30b 、30c を、1つ
のプリント基板46上に形成し、帯域通過フィルタ30a 、
30b 、30c をそれぞれシールドケース42a 、42b 、42c
で囲み、各帯域通過フィルタ30a 、30b 、30c 間の接続
を、プリント基板46に形成したパターンによって行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フィルタ装置に関し、特に同調棒や同調用コンデンサによって構成 され、超高周波において使用するフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
同調棒や同調用コンデンサを使用したフィルタ装置には、例えばUHF帯のテ レビジョン放送信号をVHF帯のテレビジョン放送信号に周波数変換する周波数 変換器やUHF帯用のブースタにおいて、所望のUHF帯のテレビジョン放送信 号を選択するのに使用される比較的狭帯域の帯域通過フィルタがある。
【0003】 このような帯域通過フィルタの一例を図3に示す。この帯域通過フィルタ10 は、3段に縦続接続されたもので、初段の帯域通過フィルタ10aは、シールド ケース12a内に設けられている。この初段の帯域通過フィルタ10aは、同調 棒14aを有し、この同調棒14aの一端は、シールドケース12aの側壁に設 けられた入力用同軸接栓16に接続され、他端はシールドケース12aの側壁に 接続されることによって基準電位点に接続されている。
【0004】 この同調棒14aと相互誘導結合するように、同調棒18aが設けられており 、その一端はシールドケース12aの側壁に接続され、他端はシールドケース1 2aの側壁に設けられたトリマコンデンサ20aの一方の電極に空中において接 続されている。このトリマコンデンサ20aの他方の電極はシールドケース12 aの側壁に接続されている。同調棒18aと相互誘導結合するように、同調棒2 2aが設けられ、その一端はシールドケース10aの側壁に設けた貫通端子24 aを介して中段の帯域通過フィルタ10bに接続され、他端はシールドケース1 2aの側壁に接続されている。なお、貫通端子24aは、シールドケース10a と10bとの境のシールドケースの側壁に孔を穿ち、この孔に半田付けすること によって取り付けられている。
【0005】 中段及び終段の帯域通過フィルタ10b、10cも、初段の帯域通過フィルタ 10aと同様に構成されているので、対応する構成要素には同一符号の末尾の添 字をb、cに変更して示し、詳細な説明は省略する。なお、終段の帯域通過フィ ルタ10cの同調棒22cの一端は、シールドケース12cの側壁に設けた出力 用同軸接栓26に接続されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなフィルタ装置では、各同調棒14a、14b、14c、1 8a、18b、18c、22a、22b、22c、トリマコンデンサ20a、2 0b、20cのシールドケース10a、10b、10cの側壁への接続や、各同 調部18a、18b、18cとトリマコンデンサ20a、20b、20cの相互 接続は、空中で立体的に行われるので、このようなフィルタ装置10を製造する ごとに、相互誘導結合している各同調棒、例えば14a、18a、22a間の距 離や、各同調棒14a、14b、14c、18a、18b、18c、22a、2 2b、22cのインダクタンスとして機能する部分の長さが異なり、そのため、 製造されたフィルタ装置10ごとに、同調周波数、通過帯域幅等が異なり、これ らを合わせるための調整作業が面倒であるという問題点があった。
【0007】 さらに、このようなフィルタ装置10のように多段に縦続接続した場合、各段 を接続するためには、貫通端子24a、24bを用いなければならず、これら貫 通端子24a、24bの分だけ、部品が多く必要であり、しかもこれら貫通端子 24a、24bの取り付け作業が面倒であるという問題点もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の各問題点を解決するためのもので、そのため、複数の同調 棒をプリント基板上で三角形状に構成し、相互誘導結合させ、かつこれら同調棒 の1つに同調用コンデンサを結合したフィルタ手段を、プリント基板上に形成し 、上記フィルタ手段をシールドケースで囲んでいる。
【0009】 さらに、上記のようなフィルタ手段を、複数1つのプリント基板上に形成し、 各フィルタ手段をそれぞれシールドケースで囲み、各フィルタ手段間の接続を、 プリント基板に形成したパターンによって行うようにすることもできる。
【0010】
【作用】
本考案によれば、同調棒や同調コンデンサは、プリント基板上で各同調棒を三 角形状に構成し、短距離で結合配線してフィルタ手段を構成するように相互接続 されたり、基準電位点に接続されたりするので、何度製造しても、同調棒は同じ 有効長さを有するものになり、また同調棒の間隔も一定となる。
【0011】 また、1つのプリント基板上に上記のようなフィルタ手段を複数設けた上に、 各フィルタ手段の接続を、プリント基板のパターンによって行うと、貫通端子が 不要になる。
【0012】
【実施例】
この実施例のフィルタ装置は、例えばUHF帯からVHF帯にテレビジョン放 送信号を周波数変換する周波数変換器やUHF帯用のブースタにおいて、所望の UHF帯のテレビジョン放送信号を選択するのに使用する狭帯域の帯域通過フィ ルタに本考案を実施したものである。
【0013】 図2の回路図に示すように、この帯域通過フィルタ30は、回路的には図3に 示した従来のものと同様に、各帯域通過フィルタ30a、30b、30cを縦続 接続したもので、初段の帯域通過フィルタ30aは、入力用同軸接栓32に一端 が接続され、他端が基準電位点に接続された同調棒34aを有している。この同 調棒34aと相互誘導結合するように、同調棒36aが配置され、この同調棒3 6aの一端は、直接に基準電位点に接続され、他端はトリマコンデンサ38aを 介して基準電位点に接続されている。この同調棒36aと相互誘導結合するよう に、同調棒40aが配置され、その一端が基準電位点に接続されている。このよ うな構成の帯域通過フィルタ30aは、シールドケース40aによってシールド されている。なお、各同調棒34a、34b、34c、36a、36b、36c 及び40a、40b、40cは、所定の波長の約λ/4の長さを有するものであ る。
【0014】 帯域通過フィルタ30b、30cも、帯域通過フィルタ30aとほぼ同様に構 成されており、帯域通過フィルタ30b、30cの同調棒34b、34cが、帯 域通過フィルタ30a、30bの同調棒40a、40bに接続され、帯域通過フ ィルタ30cの同調棒40cが出力用同調接栓44に接続されている点が、帯域 通過フィルタ30aとは異なっている。
【0015】 図1は、この実施例の帯域通過フィルタ30の斜視図を示したもので、この図 からも明らかなように、この帯域通過フィルタ30は、プリント基板46上に形 成されている。
【0016】 即ち、プリント基板46上には、シールドケース42a、42b、42cが隣 接するように配置され、シールドケース42a内のプリント基板46上に、帯域 通過フィルタ30aの同調棒34a、36a、40a、トリマコンデンサ38a が、シールドケース42b内のプリント基板46上に、帯域通過フィルタ30b の同調棒34b、36b、40b、トリマコンデンサ38bが、シールドケース 42c内のプリント基板46上に、帯域通過フィルタ30cの同調棒34c、3 6c、40c、トリマコンデンサ38cが、それぞれ配置されている。それらの 各同調棒34a、36a、40a、34b、36b、40b、34c、36c、 40cは、各帯域フィルタの入出力端子側がプリント基板に近接し、接地側(基 準電位接続側)が、プリント基板から離れた三角形状となるよう構成している。
【0017】 そして、同調棒34aの一端は、入力用同軸接栓32に接続されているが、こ の接続は、プリント基板46の裏面に形成されたパターンを介して行われており 、入力端子と同調棒が短距離で結合配線している。同様に、同調棒36a、36 b、36cとトリマコンデンサ38a、38b、38cとの接続も、プリント基 板46の裏面に形成された接続パターンによって短距離での結合配線として行わ れている。
【0018】 さらに、同調棒40a、40bと同調棒34b、34cとの接続も、プリント 基板46上に設けた接続パターンによって行われている。また、同調棒40cと 出力用同軸接栓44との接続も、プリント基板46上に設けた接続パターンによ って短距離での結合配線として行われている。
【0019】 また、同調棒34a、36a、40a、34b、36b、40b、34c、3 4c、36c、40c及びトリマコンデンサ38a、38b、38cの基準電位 点への接続は、同様にプリント基板46の裏面に設けた基準電位パターンに、こ れらの素子の端部を接続することによって行われている。
【0020】 なお、この実施例では、同調棒同調棒34a、36a、40a、34b、36 b、40b、34c、36c、40cとして、錫メッキ線を用いている。また、 同調棒としては金属板を使用することもできる。
【0021】 上記の実施例では、帯域通過フィルタ30a、30b、30cを3段縦続接続 したものを示したが、最低限1段だけ設けてもよい。また、各帯域通過フィルタ の構成も、上記の実施例に示したものに限らず、公知の種々のものを使用するこ とができる。例えば、同調棒36aとトリマコンデンサ38aとは、上記の実施 例では接続パターンによって直接に結合したが、同調棒36aとトリマコンデン サ38aとを直接に接続せずに、接近して配置し、両者の間に発生する分布容量 によって両者を容量結合してもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、同調棒や同調用コンデンサの基準電位点への 接続等をシールドケースに接続することによって行うのではなく、プリント基板 上で三角形状に各同調棒を構成し、行っているので、各同調棒の有効長さを常に 一定にすることができる上に各同調棒間の間隔も一定にすることができる。従っ て、何台製造しても、何ら調整を行わなくても、同一性能のフィルタ装置を得る ことができる。また、フィルタを複数台縦続接続する場合、この縦続接続はプリ ント基板上に形成したパターンによって短距離の結合配線として行っているので 、貫通端子を設ける必要がなく、その分だけ部品数が減少する上に製造を容易に 行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるフィルタ装置の1実施例の斜視図
である。
【図2】同実施例の回路図である。
【図3】従来のフィルタ装置の斜視図である。
【符号の説明】
34a 34b 34c 同調棒 36a 36b 36c 同調棒 38a 38b 38c トリマコンデンサ(同調用コ
ンデンサ) 40a 40b 40c 同調棒 42a 42b 42c シールドケース 46 プリント基板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同調棒をプリント基板上で三角形
    状に構成し、相互誘導結合させ、かつこれら同調棒の1
    つに同調用コンデンサを結合したフィルタ手段を、プリ
    ント基板上に形成し、上記フィルタ手段をシールドケー
    スで囲んでなるフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 複数の同調棒をプリント基板上で三角形
    状に構成し、相互誘導結合させ、かつこれら同調棒の1
    つに同調用コンデンサを結合した複数のフィルタ手段
    を、1つのプリント基板上に形成し、上記各フィルタ手
    段をそれぞれシールドケースで囲み、上記各フィルタ手
    段間の接続を、上記プリント基板に形成したパターンに
    よって行ったフィルタ装置。
JP10292491U 1991-11-18 1991-11-18 フィルタ装置 Expired - Lifetime JPH089923Y2 (ja)

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JPH0546103U true JPH0546103U (ja) 1993-06-18
JPH089923Y2 JPH089923Y2 (ja) 1996-03-21

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