JPH0548101A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH0548101A JPH0548101A JP23111091A JP23111091A JPH0548101A JP H0548101 A JPH0548101 A JP H0548101A JP 23111091 A JP23111091 A JP 23111091A JP 23111091 A JP23111091 A JP 23111091A JP H0548101 A JPH0548101 A JP H0548101A
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- film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ゲート絶縁膜を均一な厚さに堆積させ、ゲート
電極の側縁付近におけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧も十分
に確保して、ゲート電極とソース,ドレイン電極との間
の短絡発生を確実に防ぐ。 【構成】基板1上にゲート電極形成領域Aを除いて下地
絶縁膜2を形成しておき、金属膜3の成膜およびそのエ
ッチングにより前記ゲート電極形成領域A内にゲート電
極3aを形成した後、このゲート電極3aの側面および
上面を順次陽極酸化して酸化絶縁層3b1,3b2を生成さ
せることにより、ゲート電極3aの側面と下地絶縁膜2
の側面との間の隙間をなくすとともに、ゲート電極3a
の表面(酸化絶縁層3b2の表面)を下地絶縁膜2の表面
と面一にして、その上にゲート絶縁膜4を成膜する。
電極の側縁付近におけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧も十分
に確保して、ゲート電極とソース,ドレイン電極との間
の短絡発生を確実に防ぐ。 【構成】基板1上にゲート電極形成領域Aを除いて下地
絶縁膜2を形成しておき、金属膜3の成膜およびそのエ
ッチングにより前記ゲート電極形成領域A内にゲート電
極3aを形成した後、このゲート電極3aの側面および
上面を順次陽極酸化して酸化絶縁層3b1,3b2を生成さ
せることにより、ゲート電極3aの側面と下地絶縁膜2
の側面との間の隙間をなくすとともに、ゲート電極3a
の表面(酸化絶縁層3b2の表面)を下地絶縁膜2の表面
と面一にして、その上にゲート絶縁膜4を成膜する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜トランジスタの製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタは、例えばアクティブ
マトリックス液晶表示素子の能動素子等に用いられてい
る。
マトリックス液晶表示素子の能動素子等に用いられてい
る。
【0003】この薄膜トランジスタは、ガラス等からな
る絶縁性基板の上にゲート電極を形成し、その上にゲー
ト絶縁膜を形成するとともに、このゲート絶縁膜の上に
半導体層およびソース,ドレイン電極を形成する方法で
製造されている。
る絶縁性基板の上にゲート電極を形成し、その上にゲー
ト絶縁膜を形成するとともに、このゲート絶縁膜の上に
半導体層およびソース,ドレイン電極を形成する方法で
製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記薄膜ト
ランジスタのゲート絶縁膜は、一般にプラズマCVD法
によって成膜されているが、この場合、基板上にはゲー
ト電極が形成されているため、基板上へのゲート絶縁膜
の成膜に際して、その堆積厚さが基板とゲート電極との
間の段差部において極端に薄くなり、そのため、ゲート
電極の側縁付近におけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧が悪く
なって、ゲート電極とソース,ドレイン電極との間に短
絡を発生するおそれがある。
ランジスタのゲート絶縁膜は、一般にプラズマCVD法
によって成膜されているが、この場合、基板上にはゲー
ト電極が形成されているため、基板上へのゲート絶縁膜
の成膜に際して、その堆積厚さが基板とゲート電極との
間の段差部において極端に薄くなり、そのため、ゲート
電極の側縁付近におけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧が悪く
なって、ゲート電極とソース,ドレイン電極との間に短
絡を発生するおそれがある。
【0005】本発明の目的は、基板上にゲート電極を形
成した後のゲート絶縁膜の成膜に際してこのゲート絶縁
膜を均一な厚さに堆積させ、ゲート電極の側縁付近にお
けるゲート絶縁膜の絶縁耐圧も十分に確保して、ゲート
電極とソース,ドレイン電極との間の短絡発生を確実に
防ぐことができる薄膜トランジスタの製造方法を提供す
ることにある。
成した後のゲート絶縁膜の成膜に際してこのゲート絶縁
膜を均一な厚さに堆積させ、ゲート電極の側縁付近にお
けるゲート絶縁膜の絶縁耐圧も十分に確保して、ゲート
電極とソース,ドレイン電極との間の短絡発生を確実に
防ぐことができる薄膜トランジスタの製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜トランジス
タの製造方法は、絶縁性基板上にゲート電極形成領域を
除いて下地絶縁膜を形成する工程と、この下地絶縁膜お
よび前記基板のゲート電極形成領域の上に前記下地絶縁
膜の膜厚より薄い厚さに金属膜を成膜する工程と、前記
金属膜の上にレジストマスクを形成してこの金属膜をエ
ッチングし、前記ゲート電極形成領域内に前記金属膜か
らなるゲート電極を形成する工程と、前記レジストマス
クを残したまま前記ゲート電極の側面を陽極酸化し、こ
のゲート電極の側面に、前記下地絶縁膜の側面に接する
厚さに酸化絶縁層を生成させる工程と、前記レジストマ
スクを除去し、この後、前記ゲート電極の上面を陽極酸
化して、このゲート電極の上に、表面が前記下地絶縁膜
の表面と面一になる厚さに酸化絶縁層を生成させる工程
と、前記ゲート電極の上の酸化絶縁層および前記下地絶
縁膜の上にゲート絶縁膜を成膜し、その上に半導体層お
よびソース,ドレイン電極を形成する工程とからなるこ
とを特徴とするものである。
タの製造方法は、絶縁性基板上にゲート電極形成領域を
除いて下地絶縁膜を形成する工程と、この下地絶縁膜お
よび前記基板のゲート電極形成領域の上に前記下地絶縁
膜の膜厚より薄い厚さに金属膜を成膜する工程と、前記
金属膜の上にレジストマスクを形成してこの金属膜をエ
ッチングし、前記ゲート電極形成領域内に前記金属膜か
らなるゲート電極を形成する工程と、前記レジストマス
クを残したまま前記ゲート電極の側面を陽極酸化し、こ
のゲート電極の側面に、前記下地絶縁膜の側面に接する
厚さに酸化絶縁層を生成させる工程と、前記レジストマ
スクを除去し、この後、前記ゲート電極の上面を陽極酸
化して、このゲート電極の上に、表面が前記下地絶縁膜
の表面と面一になる厚さに酸化絶縁層を生成させる工程
と、前記ゲート電極の上の酸化絶縁層および前記下地絶
縁膜の上にゲート絶縁膜を成膜し、その上に半導体層お
よびソース,ドレイン電極を形成する工程とからなるこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】すなわち、本発明は、基板上にゲート電極形成
領域を除いて下地絶縁膜を形成しておき、金属膜の成膜
およびそのエッチングにより前記ゲート電極形成領域内
にゲート電極を形成した後、このゲート電極の側面およ
び上面を順次陽極酸化して酸化絶縁層を生成させること
により、ゲート電極の側面と下地絶縁膜の側面との間の
隙間をなくすとともに、ゲート電極の表面(酸化絶縁層
の表面)を前記下地絶縁膜の表面と面一にして、ゲート
絶縁膜の成膜面を段差のない平坦面とし、その上にゲー
ト絶縁膜を成膜するものである。
領域を除いて下地絶縁膜を形成しておき、金属膜の成膜
およびそのエッチングにより前記ゲート電極形成領域内
にゲート電極を形成した後、このゲート電極の側面およ
び上面を順次陽極酸化して酸化絶縁層を生成させること
により、ゲート電極の側面と下地絶縁膜の側面との間の
隙間をなくすとともに、ゲート電極の表面(酸化絶縁層
の表面)を前記下地絶縁膜の表面と面一にして、ゲート
絶縁膜の成膜面を段差のない平坦面とし、その上にゲー
ト絶縁膜を成膜するものである。
【0008】このようにゲート絶縁膜の成膜面を段差の
ない平坦面にできるのは、金属を酸化させるとその体積
が増大するためであり、前記ゲート電極の側面を陽極酸
化すると、この電極側面に生成した酸化絶縁層を含むゲ
ート電極幅が広がり、ゲート電極の側面と下地絶縁膜の
側面との間の隙間がなくなる。また、前記ゲート電極の
上面を酸化させると、このゲート電極の上に生成した酸
化絶縁層を含むゲート電極の膜厚が厚くなるため、下地
絶縁膜の膜厚より薄い厚さにゲート電極を形成しておい
てその上面を、生成する酸化絶縁層の表面が下地絶縁膜
の表面と面一になるまで陽極酸化してやれば、この後に
成膜するゲート絶縁膜の成膜面が段差のない平坦面にな
る。
ない平坦面にできるのは、金属を酸化させるとその体積
が増大するためであり、前記ゲート電極の側面を陽極酸
化すると、この電極側面に生成した酸化絶縁層を含むゲ
ート電極幅が広がり、ゲート電極の側面と下地絶縁膜の
側面との間の隙間がなくなる。また、前記ゲート電極の
上面を酸化させると、このゲート電極の上に生成した酸
化絶縁層を含むゲート電極の膜厚が厚くなるため、下地
絶縁膜の膜厚より薄い厚さにゲート電極を形成しておい
てその上面を、生成する酸化絶縁層の表面が下地絶縁膜
の表面と面一になるまで陽極酸化してやれば、この後に
成膜するゲート絶縁膜の成膜面が段差のない平坦面にな
る。
【0009】そして、このようにゲート絶縁膜の成膜面
が段差のない平坦面であれば、ゲート絶縁膜の成膜に際
して、このゲート絶縁膜が均一な厚さに堆積するため、
ゲート電極の側縁付近におけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧
も十分である。
が段差のない平坦面であれば、ゲート絶縁膜の成膜に際
して、このゲート絶縁膜が均一な厚さに堆積するため、
ゲート電極の側縁付近におけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧
も十分である。
【0010】しかも、本発明によれば、ゲート電極の上
の絶縁層が、ゲート電極の上に生成させた酸化絶縁層
と、その上に成膜したゲート絶縁膜との二層膜になるた
め、ゲート電極とソース,ドレイン電極との間の絶縁耐
圧はさらに高くなる。
の絶縁層が、ゲート電極の上に生成させた酸化絶縁層
と、その上に成膜したゲート絶縁膜との二層膜になるた
め、ゲート電極とソース,ドレイン電極との間の絶縁耐
圧はさらに高くなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、アクティブマト
リックス液晶表示素子の能動素子である薄膜トランジス
タの製造を例にとって説明する。
リックス液晶表示素子の能動素子である薄膜トランジス
タの製造を例にとって説明する。
【0012】図1は薄膜トランジスタの製造工程図であ
り、ここでは逆スタガー型と呼ばれる薄膜トランジスタ
の製造工程を示している。この薄膜トランジスタは次の
ようにして製造する。
り、ここでは逆スタガー型と呼ばれる薄膜トランジスタ
の製造工程を示している。この薄膜トランジスタは次の
ようにして製造する。
【0013】[工程1]まず、図1(a)に示すよう
に、ガラス等からなる透明な絶縁性基板1の上に、ゲー
ト電極形成領域(ゲート電極およびその配線部の形成領
域)Aを除いて下地絶縁膜2を形成する。
に、ガラス等からなる透明な絶縁性基板1の上に、ゲー
ト電極形成領域(ゲート電極およびその配線部の形成領
域)Aを除いて下地絶縁膜2を形成する。
【0014】この下地絶縁膜2は、プラズマCVD法に
よって基板1上のほぼ全面にSi N(窒化シリコン)膜
を成膜し、このSi N膜のゲート電極形成領域Aに対応
する部分をエッチング除去して形成する。この下地絶縁
膜2は、基板1上に形成するゲート電極の厚さより十分
厚い膜厚(例えば約500nm)に形成する。
よって基板1上のほぼ全面にSi N(窒化シリコン)膜
を成膜し、このSi N膜のゲート電極形成領域Aに対応
する部分をエッチング除去して形成する。この下地絶縁
膜2は、基板1上に形成するゲート電極の厚さより十分
厚い膜厚(例えば約500nm)に形成する。
【0015】[工程2]次に、図1(b)に示すよう
に、上記下地絶縁膜2および基板1のゲート電極形成領
域Aの上に、スパッタリング法によって、下地絶縁膜2
の膜厚(約500nm)より若干薄い厚さ(約400n
m)に金属膜3を成膜する。なお、この金属膜3には、
Cr ,Ta ,Ta −Mo 合金,Al またはAl に微量の
Ti を含有させたTi 含有Al 等の金属を用いる。
に、上記下地絶縁膜2および基板1のゲート電極形成領
域Aの上に、スパッタリング法によって、下地絶縁膜2
の膜厚(約500nm)より若干薄い厚さ(約400n
m)に金属膜3を成膜する。なお、この金属膜3には、
Cr ,Ta ,Ta −Mo 合金,Al またはAl に微量の
Ti を含有させたTi 含有Al 等の金属を用いる。
【0016】[工程3]次に、図1(b)に示したよう
に、上記金属膜3の上に、基板1のゲート電極形成領域
Aの上に形成するゲート電極およびその配線部の形状に
応じたパターンのレジストマスクMを形成してこの金属
膜3をエッチングし、図1(c)に示すように、基板1
上のゲート電極形成領域A内に前記金属膜3からなるゲ
ート電極3aおよびその配線部(図示せず)を形成す
る。
に、上記金属膜3の上に、基板1のゲート電極形成領域
Aの上に形成するゲート電極およびその配線部の形状に
応じたパターンのレジストマスクMを形成してこの金属
膜3をエッチングし、図1(c)に示すように、基板1
上のゲート電極形成領域A内に前記金属膜3からなるゲ
ート電極3aおよびその配線部(図示せず)を形成す
る。
【0017】この場合、上記レジストマスクMは、その
形成誤差を見込んで、ゲート電極形成領域Aの幅より若
干小さい幅に形成する。このような幅にレジストマスク
Mを形成すれば、レジストマスクMの形成位置がずれた
場合でも、ゲート電極3aおよびその配線部(以下、配
線部を含んでゲート電極という)をゲート電極形成領域
A内のみに形成できるから、このゲート電極3aの側縁
部が下地絶縁膜2の上に重なって、下地絶縁膜2上に突
出してしまうことはない。
形成誤差を見込んで、ゲート電極形成領域Aの幅より若
干小さい幅に形成する。このような幅にレジストマスク
Mを形成すれば、レジストマスクMの形成位置がずれた
場合でも、ゲート電極3aおよびその配線部(以下、配
線部を含んでゲート電極という)をゲート電極形成領域
A内のみに形成できるから、このゲート電極3aの側縁
部が下地絶縁膜2の上に重なって、下地絶縁膜2上に突
出してしまうことはない。
【0018】[工程4]図1(d)に示すように、ゲー
ト電極3aの上のレジストマスクMを残したままゲート
電極3aの側面を陽極酸化し、このゲート電極3aの側
面に、下地絶縁膜2の側面に接する厚さに酸化絶縁層3
b1を生成させる。
ト電極3aの上のレジストマスクMを残したままゲート
電極3aの側面を陽極酸化し、このゲート電極3aの側
面に、下地絶縁膜2の側面に接する厚さに酸化絶縁層3
b1を生成させる。
【0019】このゲート電極3aの陽極酸化は、その配
線部の端部の上のレジストマスクMだけを部分的に除去
して、この配線部の端部をクリップ型コネクタ等により
直流電源の陽極に接続し、基板1を電解液(例えばゲー
ト電極3aがAl 膜またはTi 含有Al 膜である場合は
ホウ酸アンモニウム溶液)中に浸漬してゲート電極3a
を電解液中に配置した対向電極(陰極)と対向させ、ゲ
ート電極3aと対向電極との間に電圧を印加して行な
う。
線部の端部の上のレジストマスクMだけを部分的に除去
して、この配線部の端部をクリップ型コネクタ等により
直流電源の陽極に接続し、基板1を電解液(例えばゲー
ト電極3aがAl 膜またはTi 含有Al 膜である場合は
ホウ酸アンモニウム溶液)中に浸漬してゲート電極3a
を電解液中に配置した対向電極(陰極)と対向させ、ゲ
ート電極3aと対向電極との間に電圧を印加して行な
う。
【0020】このように電解液中においてゲート電極3
aと対向電極との間に電圧を印加すると、陽極であるゲ
ート電極3aの電解液に接している側面が化成反応を起
して陽極酸化されて行く。そして、金属を酸化させる
と、その体積が増大するため、上記のようにゲート電極
3aの側面を陽極酸化すると、この電極側面に生成した
酸化絶縁層3b1を含むゲート電極幅が広がり、ゲート電
極3aの側面と下地絶縁膜2の側面との間の隙間がなく
なる。
aと対向電極との間に電圧を印加すると、陽極であるゲ
ート電極3aの電解液に接している側面が化成反応を起
して陽極酸化されて行く。そして、金属を酸化させる
と、その体積が増大するため、上記のようにゲート電極
3aの側面を陽極酸化すると、この電極側面に生成した
酸化絶縁層3b1を含むゲート電極幅が広がり、ゲート電
極3aの側面と下地絶縁膜2の側面との間の隙間がなく
なる。
【0021】なお、酸化絶縁層3b1の生成厚さは基本的
には印加電圧によって決まるが、酸化絶縁層3b1が成長
して下地絶縁膜2の側面との間の隙間がなくなると、ゲ
ート電極3aの非酸化面が電解液に触れなくなるため、
この時点で印加電圧に関係なく酸化の進行が停止する。
には印加電圧によって決まるが、酸化絶縁層3b1が成長
して下地絶縁膜2の側面との間の隙間がなくなると、ゲ
ート電極3aの非酸化面が電解液に触れなくなるため、
この時点で印加電圧に関係なく酸化の進行が停止する。
【0022】また、上記ゲート電極3aの側面と下地絶
縁膜2の側面との間の隙間は、上記レジストマスクMの
形成誤差によるゲート電極3aの位置ずれや、ゲート電
極3aの側面のエッチング状態等によって異なるため、
ゲート電極3aの各側面に生成する酸化絶縁層3b1が同
時に下地絶縁膜2の側面に接するとは限らないが、酸化
絶縁層3aが下地絶縁膜2の側面に接するまで成長して
いない部分には電解液が接しているため、ある程度の時
間電圧を印加し続ければ、この部分の酸化絶縁層3b1も
下地絶縁膜2の側面に接するまで成長するから、最終的
には、ゲート電極3aの各側面の全ての箇所と下地絶縁
膜2の側面との間の隙間が完全になくなる。
縁膜2の側面との間の隙間は、上記レジストマスクMの
形成誤差によるゲート電極3aの位置ずれや、ゲート電
極3aの側面のエッチング状態等によって異なるため、
ゲート電極3aの各側面に生成する酸化絶縁層3b1が同
時に下地絶縁膜2の側面に接するとは限らないが、酸化
絶縁層3aが下地絶縁膜2の側面に接するまで成長して
いない部分には電解液が接しているため、ある程度の時
間電圧を印加し続ければ、この部分の酸化絶縁層3b1も
下地絶縁膜2の側面に接するまで成長するから、最終的
には、ゲート電極3aの各側面の全ての箇所と下地絶縁
膜2の側面との間の隙間が完全になくなる。
【0023】[工程5]次に、図1(e)に示すよう
に、ゲート電極3aの上のレジストマスクMを全て除去
し、この後、上記電極側面の陽極酸化と同様にしてゲー
ト電極3aの上面を陽極酸化し、このゲート電極3aの
上にも、酸化絶縁層3b2を生成させる。
に、ゲート電極3aの上のレジストマスクMを全て除去
し、この後、上記電極側面の陽極酸化と同様にしてゲー
ト電極3aの上面を陽極酸化し、このゲート電極3aの
上にも、酸化絶縁層3b2を生成させる。
【0024】このようにゲート電極3aの上面を陽極酸
化すると、ゲート電極3aの上面の酸化領域の堆積が増
大して、酸化絶縁層3b2を含むゲート電極3aの膜厚が
厚くなって行く。
化すると、ゲート電極3aの上面の酸化領域の堆積が増
大して、酸化絶縁層3b2を含むゲート電極3aの膜厚が
厚くなって行く。
【0025】このゲート電極3aの上面の陽極酸化は、
電極上に生成する酸化絶縁層3b2の表面が下地絶縁膜2
の表面と面一になるまで行なう。なお、この酸化絶縁層
3b2の生成厚さは前述したように印加電圧によって決ま
るため、あらかじめ酸化試験を行なって適正な印加電圧
値を求めておき、この値に印加電圧を制御すれば、ゲー
ト電極3a上に、表面が下地絶縁膜2の表面と面一にな
る厚さに酸化絶縁層3b2を生成させることができる。
電極上に生成する酸化絶縁層3b2の表面が下地絶縁膜2
の表面と面一になるまで行なう。なお、この酸化絶縁層
3b2の生成厚さは前述したように印加電圧によって決ま
るため、あらかじめ酸化試験を行なって適正な印加電圧
値を求めておき、この値に印加電圧を制御すれば、ゲー
ト電極3a上に、表面が下地絶縁膜2の表面と面一にな
る厚さに酸化絶縁層3b2を生成させることができる。
【0026】このように上記ゲート電極3aの上面を陽
極酸化してやれば、このゲート電極3aの上の酸化絶縁
層3b2の表面と下地絶縁膜2の表面とが段差のない平坦
面になる。
極酸化してやれば、このゲート電極3aの上の酸化絶縁
層3b2の表面と下地絶縁膜2の表面とが段差のない平坦
面になる。
【0027】[工程6]次に、図1(f)に示すよう
に、上記ゲート電極3aの上に生成させた酸化絶縁層3
b2および下地絶縁膜2の上に、Si Nからなるゲート絶
縁膜4を成膜し、その上にa−Si (アモルファスシリ
コン)からなるi型半導体層5を形成するとともに、こ
のi型半導体層5のチャンネル領域の上にSi Nからな
るブロッキング絶縁膜6を形成し、さらに前記i型半導
体層5の両側部の上に、不純物をドープしたa−Si か
らなるn型半導体層7を介してソース電極8とドレイン
電極9およびその配線部を形成して、薄膜トランジスタ
を完成する。
に、上記ゲート電極3aの上に生成させた酸化絶縁層3
b2および下地絶縁膜2の上に、Si Nからなるゲート絶
縁膜4を成膜し、その上にa−Si (アモルファスシリ
コン)からなるi型半導体層5を形成するとともに、こ
のi型半導体層5のチャンネル領域の上にSi Nからな
るブロッキング絶縁膜6を形成し、さらに前記i型半導
体層5の両側部の上に、不純物をドープしたa−Si か
らなるn型半導体層7を介してソース電極8とドレイン
電極9およびその配線部を形成して、薄膜トランジスタ
を完成する。
【0028】なお、これらは、ゲート絶縁膜4とi型半
導体層5とブロッキング絶縁膜6とをプラズマCVD法
により連続して成膜し、ブロッキング絶縁膜6とi型半
導体層5とを順次パターニングした後、n型半導体層7
をプラズマCVD法により成膜するとともに、その上に
金属膜(例えばCr 膜等)をスパッタリング法により成
膜し、この金属膜とその下のn型半導体層7とをソー
ス,ドレイン電極8,9の形状にパターニングする方法
で形成する。
導体層5とブロッキング絶縁膜6とをプラズマCVD法
により連続して成膜し、ブロッキング絶縁膜6とi型半
導体層5とを順次パターニングした後、n型半導体層7
をプラズマCVD法により成膜するとともに、その上に
金属膜(例えばCr 膜等)をスパッタリング法により成
膜し、この金属膜とその下のn型半導体層7とをソー
ス,ドレイン電極8,9の形状にパターニングする方法
で形成する。
【0029】また、図1(f)において、10は上記ゲ
ート絶縁膜4の上に形成した画素電極であり、この画素
電極10は上記薄膜トランジスタのソース電極8に接続
されている。なお、この画素電極10は、ITO等の透
明導電膜を成膜し、この透明導電膜をパターニングして
形成する。
ート絶縁膜4の上に形成した画素電極であり、この画素
電極10は上記薄膜トランジスタのソース電極8に接続
されている。なお、この画素電極10は、ITO等の透
明導電膜を成膜し、この透明導電膜をパターニングして
形成する。
【0030】上記薄膜トランジスタの製造方法によれ
ば、基板1上にゲート電極3を形成した後のゲート絶縁
膜4の成膜に際して、このゲート絶縁膜4を均一な厚さ
に堆積させることができる。
ば、基板1上にゲート電極3を形成した後のゲート絶縁
膜4の成膜に際して、このゲート絶縁膜4を均一な厚さ
に堆積させることができる。
【0031】すなわち、上記製造方法は、基板1上にゲ
ート電極形成領域Aを除いて下地絶縁膜2を形成してお
き、金属膜3の成膜およびそのエッチングにより前記ゲ
ート電極形成領域A内にゲート電極3aを形成した後、
このゲート電極3aの側面および上面を順次陽極酸化し
て酸化絶縁層3b1,3b2を生成させることにより、ゲー
ト電極3aの側面と下地絶縁膜2の側面との間の隙間を
なくすとともに、ゲート電極3aの表面(酸化絶縁層3
b2の表面)を下地絶縁膜2の表面と面一にして、ゲート
絶縁膜4の成膜面を段差のない平坦面とするものであ
る。
ート電極形成領域Aを除いて下地絶縁膜2を形成してお
き、金属膜3の成膜およびそのエッチングにより前記ゲ
ート電極形成領域A内にゲート電極3aを形成した後、
このゲート電極3aの側面および上面を順次陽極酸化し
て酸化絶縁層3b1,3b2を生成させることにより、ゲー
ト電極3aの側面と下地絶縁膜2の側面との間の隙間を
なくすとともに、ゲート電極3aの表面(酸化絶縁層3
b2の表面)を下地絶縁膜2の表面と面一にして、ゲート
絶縁膜4の成膜面を段差のない平坦面とするものであ
る。
【0032】そして、このようにゲート絶縁膜4の成膜
面が段差のない平坦面であれば、ゲート絶縁膜4の成膜
に際して、このゲート絶縁膜4が均一な厚さに堆積する
ため、ゲート電極3aの側縁付近におけるゲート絶縁膜
4の絶縁耐圧も十分になる。
面が段差のない平坦面であれば、ゲート絶縁膜4の成膜
に際して、このゲート絶縁膜4が均一な厚さに堆積する
ため、ゲート電極3aの側縁付近におけるゲート絶縁膜
4の絶縁耐圧も十分になる。
【0033】しかも、上記製造方法で薄膜トランジスタ
を製造すると、ゲート電極3aの上の絶縁層が、ゲート
電極3aの上に生成させた酸化絶縁層3b2と、その上に
成膜したゲート絶縁膜4との二層膜になるため、ゲート
電極3aとソース,ドレイン電極8,9との間の絶縁耐
圧はさらに高くなる。
を製造すると、ゲート電極3aの上の絶縁層が、ゲート
電極3aの上に生成させた酸化絶縁層3b2と、その上に
成膜したゲート絶縁膜4との二層膜になるため、ゲート
電極3aとソース,ドレイン電極8,9との間の絶縁耐
圧はさらに高くなる。
【0034】したがって、上記製造方法によれば、ゲー
ト電極3aの側縁付近におけるゲート絶縁膜4の絶縁耐
圧も十分に確保して、ゲート電極3aとソース,ドレイ
ン電極8,9との間の短絡発生を確実に防ぎ、信頼性の
高い薄膜トランジスタを製造することができる。
ト電極3aの側縁付近におけるゲート絶縁膜4の絶縁耐
圧も十分に確保して、ゲート電極3aとソース,ドレイ
ン電極8,9との間の短絡発生を確実に防ぎ、信頼性の
高い薄膜トランジスタを製造することができる。
【0035】なお、上記実施例では、逆スタガー型薄膜
トランジスタの製造について説明したが、本発明は、ソ
ース,ドレイン電極をゲート絶縁膜とi型半導体層との
間に形成した逆コプラナー型薄膜トランジスタの製造に
も適用することができる。
トランジスタの製造について説明したが、本発明は、ソ
ース,ドレイン電極をゲート絶縁膜とi型半導体層との
間に形成した逆コプラナー型薄膜トランジスタの製造に
も適用することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、基板上にゲート電極を
形成した後のゲート絶縁膜の成膜に際してこのゲート絶
縁膜を均一な厚さに堆積させ、ゲート電極の側縁付近に
おけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧も十分に確保して、ゲー
ト電極とソース,ドレイン電極との間の短絡発生を確実
に防ぐことができる。
形成した後のゲート絶縁膜の成膜に際してこのゲート絶
縁膜を均一な厚さに堆積させ、ゲート電極の側縁付近に
おけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧も十分に確保して、ゲー
ト電極とソース,ドレイン電極との間の短絡発生を確実
に防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す薄膜トランジスタの製
造工程図。
造工程図。
1…基板、A…ゲート電極形成領域、2…下地絶縁膜、
3…金属膜、3a…ゲート電極、3b1,3b2…酸化絶縁
層、4…ゲート絶縁膜、5…i型半導体層、6…ブロッ
キング絶縁膜、7…n型半導体層、8…ソース電極、9
…ドレイン電極、10…画素電極、M…レジストマス
ク。
3…金属膜、3a…ゲート電極、3b1,3b2…酸化絶縁
層、4…ゲート絶縁膜、5…i型半導体層、6…ブロッ
キング絶縁膜、7…n型半導体層、8…ソース電極、9
…ドレイン電極、10…画素電極、M…レジストマス
ク。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁性基板上にゲート電極形成領域を除い
て下地絶縁膜を形成する工程と、 この下地絶縁膜および前記基板のゲート電極形成領域の
上に前記下地絶縁膜の膜厚より薄い厚さに金属膜を成膜
する工程と、 前記金属膜の上にレジストマスクを形成してこの金属膜
をエッチングし、前記ゲート電極形成領域内に前記金属
膜からなるゲート電極を形成する工程と、 前記レジストマスクを残したまま前記ゲート電極の側面
を陽極酸化し、このゲート電極の側面に、前記下地絶縁
膜の側面に接する厚さに酸化絶縁層を生成させる工程
と、 前記レジストマスクを除去し、この後、前記ゲート電極
の上面を陽極酸化して、このゲート電極の上に、表面が
前記下地絶縁膜の表面と面一になる厚さに酸化絶縁層を
生成させる工程と、 前記ゲート電極の上の酸化絶縁層および前記下地絶縁膜
の上にゲート絶縁膜を成膜し、その上に半導体層および
ソース,ドレイン電極を形成する工程と、 からなることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23111091A JPH0548101A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23111091A JPH0548101A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548101A true JPH0548101A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16918460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23111091A Pending JPH0548101A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0548101A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000015170A (ko) * | 1998-08-27 | 2000-03-15 | 김영환 | 박막트랜지스터의 제조방법 |
| US6503459B1 (en) | 1999-06-17 | 2003-01-07 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Heated volatile dispenser |
| US8054147B2 (en) | 2009-04-01 | 2011-11-08 | General Electric Company | High voltage switch and method of making |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP23111091A patent/JPH0548101A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000015170A (ko) * | 1998-08-27 | 2000-03-15 | 김영환 | 박막트랜지스터의 제조방법 |
| US6503459B1 (en) | 1999-06-17 | 2003-01-07 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Heated volatile dispenser |
| US6663838B1 (en) | 1999-06-17 | 2003-12-16 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Heated volatile dispenser |
| US8054147B2 (en) | 2009-04-01 | 2011-11-08 | General Electric Company | High voltage switch and method of making |
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