JPH0549244B2 - - Google Patents
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- JPH0549244B2 JPH0549244B2 JP59146476A JP14647684A JPH0549244B2 JP H0549244 B2 JPH0549244 B2 JP H0549244B2 JP 59146476 A JP59146476 A JP 59146476A JP 14647684 A JP14647684 A JP 14647684A JP H0549244 B2 JPH0549244 B2 JP H0549244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- seedling planting
- planting device
- traveling body
- planting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transplanting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は走行機体に対して植付部を昇降可能に
取付けた田植機に関する。
取付けた田植機に関する。
田植機は苗株を所定間隔をおいて列条に植付け
るものであるが、最近の田植機では圃場面の凹凸
に拘わらず一定の植付深さとなるようにされてい
る。第8図はこのような田植機の要部を模式的に
示したものである。通常田植機では、走行機体に
対して植付部を、昇降装置により昇降可能に取付
け、また植付部におけるフロート21を、苗植装
置37等に対して上下方向への回動自在に取付
け、圃面の凹凸によつてフロート21が苗植装置
37に対して上下方向へ回動することを利用し
て、その回動に基づいて植付部を昇降させるよう
になつている。
るものであるが、最近の田植機では圃場面の凹凸
に拘わらず一定の植付深さとなるようにされてい
る。第8図はこのような田植機の要部を模式的に
示したものである。通常田植機では、走行機体に
対して植付部を、昇降装置により昇降可能に取付
け、また植付部におけるフロート21を、苗植装
置37等に対して上下方向への回動自在に取付
け、圃面の凹凸によつてフロート21が苗植装置
37に対して上下方向へ回動することを利用し
て、その回動に基づいて植付部を昇降させるよう
になつている。
即ち、苗植装置37には左右方向に延びる回動
杆23が取付けられ、該回動杆23には後下方に
延設された連結杆24の基端部が固着されてお
り、その先端部はフロート21の後部にピン24
aにて枢支されている。また回動杆23には前方
に延設された第1のリンクアーム25の基端部が
固着されており、その先端部には上下方向に延び
る第2のリンクアーム26の下端部が枢支され、
さらに該第2のリンクアーム26の上端部は前後
方向に延びる第3のリンクアーム27の後端部に
枢支されている。第3のリンクアーム27の前端
部は苗植装置37に連結された支軸28に回動自
在に取付けられており、また第3のリンクアーム
27の前端部は前後方向に延びるリンクエレメン
ト29後端部が一体的に取付けられており、該リ
ンクエレメント29前端部は、フロート21先端
にその下端を枢支された連結具30の中程に形成
されている長孔30aに連結軸31にて摺動自在
に係止されている。そして該リンクエレメント2
9前端部には、ワイヤ32の一端が取付けられて
いる。またフロート21の先端部に枢支された連
結具30の上端には、ワイヤ32に外嵌されたス
リーブ33の一端が固着されている。スリーブ3
3の他端は走行機体の適処に取付けられており、
スリーブ33に内嵌されたワイヤ32の他端は、
スリーブ33の他端より延出されて、植付部昇降
用の油圧シリンダに対する圧油の給排を制御する
油圧バルブ40の制御杆34に係止されている。
杆23が取付けられ、該回動杆23には後下方に
延設された連結杆24の基端部が固着されてお
り、その先端部はフロート21の後部にピン24
aにて枢支されている。また回動杆23には前方
に延設された第1のリンクアーム25の基端部が
固着されており、その先端部には上下方向に延び
る第2のリンクアーム26の下端部が枢支され、
さらに該第2のリンクアーム26の上端部は前後
方向に延びる第3のリンクアーム27の後端部に
枢支されている。第3のリンクアーム27の前端
部は苗植装置37に連結された支軸28に回動自
在に取付けられており、また第3のリンクアーム
27の前端部は前後方向に延びるリンクエレメン
ト29後端部が一体的に取付けられており、該リ
ンクエレメント29前端部は、フロート21先端
にその下端を枢支された連結具30の中程に形成
されている長孔30aに連結軸31にて摺動自在
に係止されている。そして該リンクエレメント2
9前端部には、ワイヤ32の一端が取付けられて
いる。またフロート21の先端部に枢支された連
結具30の上端には、ワイヤ32に外嵌されたス
リーブ33の一端が固着されている。スリーブ3
3の他端は走行機体の適処に取付けられており、
スリーブ33に内嵌されたワイヤ32の他端は、
スリーブ33の他端より延出されて、植付部昇降
用の油圧シリンダに対する圧油の給排を制御する
油圧バルブ40の制御杆34に係止されている。
このような構成により、フロート21はピン2
4aを中心に回動することができフロート21先
端が上方(又は下方)へ回動されると、スリーブ
33が上方(又は下方)へ押圧(又は牽引)され
ることになり、フロート21の回動に対してその
位置を変更しない苗植装置37に取付けられたワ
イヤ32が相対的に下方(又は上方)へ牽引(又
は押圧)され、操作杆34は後方(又は前方)へ
回動されて油圧バルブ40は動作し、植付部全体
が上昇(又は下降)して、フロート21が田面か
らの圧力により略水平状態となるように制御され
る。
4aを中心に回動することができフロート21先
端が上方(又は下方)へ回動されると、スリーブ
33が上方(又は下方)へ押圧(又は牽引)され
ることになり、フロート21の回動に対してその
位置を変更しない苗植装置37に取付けられたワ
イヤ32が相対的に下方(又は上方)へ牽引(又
は押圧)され、操作杆34は後方(又は前方)へ
回動されて油圧バルブ40は動作し、植付部全体
が上昇(又は下降)して、フロート21が田面か
らの圧力により略水平状態となるように制御され
る。
このような構成の従来の田植機においては、走
行機体自体が前上り(又は前下り)の状態になる
と、植付部も走行機体に追従して前上り(又は前
下り)の状態になる。しかしながらフロート21
は圃面に追従して略水平状態とされるため、フロ
ート21は水平状態であるにも拘わらず、苗植装
置37は前上り(又は前下り)の状態となり、フ
ロート21が下降(又は上昇)した場合と同様の
状態となつてワイヤ32が押圧(又は牽引)され
て植付部が下降(又は上昇)され、従つてフロー
ト21は下降(又は上昇)される。
行機体自体が前上り(又は前下り)の状態になる
と、植付部も走行機体に追従して前上り(又は前
下り)の状態になる。しかしながらフロート21
は圃面に追従して略水平状態とされるため、フロ
ート21は水平状態であるにも拘わらず、苗植装
置37は前上り(又は前下り)の状態となり、フ
ロート21が下降(又は上昇)した場合と同様の
状態となつてワイヤ32が押圧(又は牽引)され
て植付部が下降(又は上昇)され、従つてフロー
ト21は下降(又は上昇)される。
この場合の現象を更に詳述する。今、走行機体
が前上りになつた場合における水平に対する走行
機体の角度を正、前下りになつた場合における水
平に対する走行機体の角度を負として横軸に取
り、また苗植装置37に対してフロート21が前
上りになつた場合における苗植装置37とフロー
ト21との角度を正、前下りになつた場合におけ
る苗植装置37とフロート21との角度を負とし
て縦軸にとり、夫々の角度に対して油圧バルブ4
0が動作する位置を第9図に示す。
が前上りになつた場合における水平に対する走行
機体の角度を正、前下りになつた場合における水
平に対する走行機体の角度を負として横軸に取
り、また苗植装置37に対してフロート21が前
上りになつた場合における苗植装置37とフロー
ト21との角度を正、前下りになつた場合におけ
る苗植装置37とフロート21との角度を負とし
て縦軸にとり、夫々の角度に対して油圧バルブ4
0が動作する位置を第9図に示す。
上述の如く、油圧バルブ40が動作するのは走
行機体の前後方向の傾倒に関係なく、苗植装置3
7に対しフロート21が不感帯(0.5°〜1°)外と
なつた場合であるので、走行機体が前上り(例え
ば3°)になることにより苗植装置37も前上り状
態になると、フロート21は略水平状態を維持す
るために、苗植装置37とフロート21の相対角
度は走行機体の傾倒と同様(−3°)となる(第9
図二重丸参照)。このため油圧バルブ40は植付
部を下降させるべく動作し、植付部は下降する
が、この場合走行機体の前上りの傾倒は後輪の接
地点を中心として回動することであるので、走行
機体の前上りの傾倒によりフロート21は田面に
押圧されることになり、植付部の下降によりフロ
ート21は更に押圧されて沈下し、苗の植付深さ
が深くなる埋没苗を招来する。
行機体の前後方向の傾倒に関係なく、苗植装置3
7に対しフロート21が不感帯(0.5°〜1°)外と
なつた場合であるので、走行機体が前上り(例え
ば3°)になることにより苗植装置37も前上り状
態になると、フロート21は略水平状態を維持す
るために、苗植装置37とフロート21の相対角
度は走行機体の傾倒と同様(−3°)となる(第9
図二重丸参照)。このため油圧バルブ40は植付
部を下降させるべく動作し、植付部は下降する
が、この場合走行機体の前上りの傾倒は後輪の接
地点を中心として回動することであるので、走行
機体の前上りの傾倒によりフロート21は田面に
押圧されることになり、植付部の下降によりフロ
ート21は更に押圧されて沈下し、苗の植付深さ
が深くなる埋没苗を招来する。
反対に走行機体が前下りに傾倒した場合には、
上述の説明とは反対の現象が起こり、フロートは
田面より離隔して苗が確実に田面に植付けられな
い浮苗となる。
上述の説明とは反対の現象が起こり、フロートは
田面より離隔して苗が確実に田面に植付けられな
い浮苗となる。
特に多条植えの田植機においては植付部の重量
が増加しているため、前述の前上りの状態を招来
しやすく、また植付部に制御のための部材を設け
ることは、更に植付部の重量を増加させることに
なると共に、走行機体と植付部との着脱が煩わし
いという不都合がある。
が増加しているため、前述の前上りの状態を招来
しやすく、また植付部に制御のための部材を設け
ることは、更に植付部の重量を増加させることに
なると共に、走行機体と植付部との着脱が煩わし
いという不都合がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、走行機体が前後方
向に傾倒しても、つまりピツチングを起こして
も、また横方向へ揺れても、つまりローリングを
起こしても埋没苗、浮苗等を招来する虞がなく、
また植付部には無用の重量が増加されず重量バラ
ンスを安定させた田植機の提供にある。
り、その目的とするところは、走行機体が前後方
向に傾倒しても、つまりピツチングを起こして
も、また横方向へ揺れても、つまりローリングを
起こしても埋没苗、浮苗等を招来する虞がなく、
また植付部には無用の重量が増加されず重量バラ
ンスを安定させた田植機の提供にある。
本発明は、走行機体に対して植付部を昇降可能
に取付た田植機において、走行機体における前後
方向の傾倒角度を電気的に検出する検出器を走行
機体に配設し、植付部における苗植付装置と該苗
植付装置に枢支された中央フロートとの相対的回
動位置に基づいて植付部を昇降制御すると共に、
前記検出器の検出結果に基づいて植付部の昇降制
御における前記苗植付装置と中央フロートとの相
対的回動の基準となる中央フロートの位置を変更
し、植付部の昇降制御の不感帯を走行機体の前後
方向の傾倒角度に対応して変更する駆動機構を設
けたことを特徴とする。
に取付た田植機において、走行機体における前後
方向の傾倒角度を電気的に検出する検出器を走行
機体に配設し、植付部における苗植付装置と該苗
植付装置に枢支された中央フロートとの相対的回
動位置に基づいて植付部を昇降制御すると共に、
前記検出器の検出結果に基づいて植付部の昇降制
御における前記苗植付装置と中央フロートとの相
対的回動の基準となる中央フロートの位置を変更
し、植付部の昇降制御の不感帯を走行機体の前後
方向の傾倒角度に対応して変更する駆動機構を設
けたことを特徴とする。
以下本発明を、その実施例を示す図面に基づい
て詳述する。第1図は本発明に係る乗用田植機の
一部破断左側面図である。図においてAは前輪1
4、後輪15にて支持された走行機体、Bは走行
機体Aの後部の3点リンク機構11に取付けられ
た植付部であり、3点リンク機構11の昇降によ
り植付部B全体が昇降される。
て詳述する。第1図は本発明に係る乗用田植機の
一部破断左側面図である。図においてAは前輪1
4、後輪15にて支持された走行機体、Bは走行
機体Aの後部の3点リンク機構11に取付けられ
た植付部であり、3点リンク機構11の昇降によ
り植付部B全体が昇降される。
植付部Bは、走行機体Aの後部における3点リ
ンク機構11に取付けられている苗植装置37の
上側に取付けられた苗載台22、及び苗植装置3
7の下側に、上下方向への揺動自在に取付けられ
た3つのフロート21からなる。
ンク機構11に取付けられている苗植装置37の
上側に取付けられた苗載台22、及び苗植装置3
7の下側に、上下方向への揺動自在に取付けられ
た3つのフロート21からなる。
第2図は中央及び左側のフロート21の平面
図、第3図は中央のフロート21の略示正面図、
第4図はその側面図と共に示す本発明機の要部模
式図である。各フロート21は苗植装置37の下
部に枢支された左右方向に延びる1本の回動杆2
3に取付けられている。即ち、回動杆23の中央
及び左、右の各側部には後下方に延びる左右一対
の連結杆24の基端部が固着されており、その先
端部は各フロート21上面にピン24aにて回動
自在に取付けられている。従つて回動杆23の回
動により各フロート21は苗植装置37に対して
昇降されて、苗の植付深さが変更調節される。中
央のフロート21と左側のフロート21との間に
相当する回動杆23の部分には、前上方に延びる
調節レバ38の基端部が固着されており、その回
動操作により回動杆23が回動され苗植装置37
に対して全フロート21が昇降される。
図、第3図は中央のフロート21の略示正面図、
第4図はその側面図と共に示す本発明機の要部模
式図である。各フロート21は苗植装置37の下
部に枢支された左右方向に延びる1本の回動杆2
3に取付けられている。即ち、回動杆23の中央
及び左、右の各側部には後下方に延びる左右一対
の連結杆24の基端部が固着されており、その先
端部は各フロート21上面にピン24aにて回動
自在に取付けられている。従つて回動杆23の回
動により各フロート21は苗植装置37に対して
昇降されて、苗の植付深さが変更調節される。中
央のフロート21と左側のフロート21との間に
相当する回動杆23の部分には、前上方に延びる
調節レバ38の基端部が固着されており、その回
動操作により回動杆23が回動され苗植装置37
に対して全フロート21が昇降される。
回動杆23の中央部の左側部分には、前方に延
設された第1のリンクアーム25の基端部が固着
されており、その先端部には上下方向に延びる第
2のリンクアーム26の下端部が枢支され、さら
に該第2のリンクアーム26の上端部は前後方向
に延びる第3のリンクアーム27の後端部に枢支
されている。
設された第1のリンクアーム25の基端部が固着
されており、その先端部には上下方向に延びる第
2のリンクアーム26の下端部が枢支され、さら
に該第2のリンクアーム26の上端部は前後方向
に延びる第3のリンクアーム27の後端部に枢支
されている。
第3のリンクアーム27の前端部には、左右方
向に延び、苗植装置37とは一体的に取付けられ
た支軸28の左側端部が回動自在に取付けられて
おり、またこの支軸28には前後方向に延びる第
3のリンクアーム27とは一体となつている左右
一対のリンクエレメント29の後端部が回動自在
に取付けられている。そして各リンクエレメント
29の前端部は、左右方向に延びる1本の連結軸
31の左右各端部に枢支されており、該連結軸3
1は、正面視で下向きコの字状をして左右の各下
端部をフロート21の前部上面に枢支された連結
具30の左右各側部に形成されている上下方向に
延びる長孔30aに摺動自在に係合している。ま
た該連結軸31の左右方向中央部にはワイヤ32
の一端が係止されており、該ワイヤ32は連結具
30の上部を貫通し、該連結具30の上部に一端
を固着されたスリーブ33内を通つて走行機体A
にまで延設されている。
向に延び、苗植装置37とは一体的に取付けられ
た支軸28の左側端部が回動自在に取付けられて
おり、またこの支軸28には前後方向に延びる第
3のリンクアーム27とは一体となつている左右
一対のリンクエレメント29の後端部が回動自在
に取付けられている。そして各リンクエレメント
29の前端部は、左右方向に延びる1本の連結軸
31の左右各端部に枢支されており、該連結軸3
1は、正面視で下向きコの字状をして左右の各下
端部をフロート21の前部上面に枢支された連結
具30の左右各側部に形成されている上下方向に
延びる長孔30aに摺動自在に係合している。ま
た該連結軸31の左右方向中央部にはワイヤ32
の一端が係止されており、該ワイヤ32は連結具
30の上部を貫通し、該連結具30の上部に一端
を固着されたスリーブ33内を通つて走行機体A
にまで延設されている。
斯かる構成により、フロート21は苗植装置3
7に対してその後部のピン24aを中心に上下方
向に回動可能となつており、 その前部が上方又は下方に回動すると、連結具
30に固着されたスリーブ33が押圧又は牽引さ
れるが、連結具30の長孔30aに係合した連結
軸31は苗植装置37に連係されているため、そ
の位置が変更されず、従つてスリーブ33に内嵌
されたワイヤ32が相対的に下方又は上方へ牽引
又は押圧される。
7に対してその後部のピン24aを中心に上下方
向に回動可能となつており、 その前部が上方又は下方に回動すると、連結具
30に固着されたスリーブ33が押圧又は牽引さ
れるが、連結具30の長孔30aに係合した連結
軸31は苗植装置37に連係されているため、そ
の位置が変更されず、従つてスリーブ33に内嵌
されたワイヤ32が相対的に下方又は上方へ牽引
又は押圧される。
ワイヤ32の他端は、連結具30の上部中央を
貫通し、スリーブ33に内嵌されて、走行機体A
の適処にまで引き回され、走行機体Aの後部の3
点リンク機構11を昇降させる油圧シリンダに対
しての圧油の給排を制御する油圧バルブ40の制
御杆34の上端部に係止されている。制御杆34
は油圧バルブ40のスプール41に、中程の凸部
34aが当接するように配設され、該凸部34a
より若干下側部分をピン35にて回動自在に支持
している。油圧バルブ40のスプール41は、該
スプール41が進出する方向(3点リンク機構1
1を下降させる場合に動作される方向)へスプリ
ング42にて付勢されており、また制御杆34の
下端部には引張ばね36が取付けられていて、制
御杆34がワイヤ32の引張力にて回動させられ
る方向とは反対方向に制御杵34の下端部を付勢
している。油圧バルブ40はそのスプール41が
進出すれば3点リンク機構11が下降し、退入す
れば上昇するようになつている。
貫通し、スリーブ33に内嵌されて、走行機体A
の適処にまで引き回され、走行機体Aの後部の3
点リンク機構11を昇降させる油圧シリンダに対
しての圧油の給排を制御する油圧バルブ40の制
御杆34の上端部に係止されている。制御杆34
は油圧バルブ40のスプール41に、中程の凸部
34aが当接するように配設され、該凸部34a
より若干下側部分をピン35にて回動自在に支持
している。油圧バルブ40のスプール41は、該
スプール41が進出する方向(3点リンク機構1
1を下降させる場合に動作される方向)へスプリ
ング42にて付勢されており、また制御杆34の
下端部には引張ばね36が取付けられていて、制
御杆34がワイヤ32の引張力にて回動させられ
る方向とは反対方向に制御杵34の下端部を付勢
している。油圧バルブ40はそのスプール41が
進出すれば3点リンク機構11が下降し、退入す
れば上昇するようになつている。
一方、走行機体Aにおける適処には、ワイヤ3
2に対するスリーブ33の相対位置を変更するス
リーブ位置変更機構50が設けられている。この
スリーブ位置変更機構50は、外周にネジ溝を形
成し、その軸方向をプツシユプルワイヤ32の移
動方向と一致させた螺杆51と、該螺杆51の外
周のネジ溝に螺合した受座52とを有し、該受座
52にスリーブ33の一端を取付けている。螺杆
51の一端にはギヤ53が取付けられており、該
ギヤ53にはギヤ54が噛合していて、該ギヤ5
4はモータ55の出力軸に取付けられている。従
つてモータ55の正逆回転はギヤ54,53を介
して螺杆51に伝達され、該螺杆51の回転によ
り受座52が螺杆51の軸方向に移動し、ワイヤ
32に対するスリーブ33の相対位置が変更され
る。即ち、モータ55が正転(又は逆転)される
と螺杆51に嵌合された受座52が第3図実線
(又は破線)白抜矢符で示す前方(又は後方)に
移動し、スリーブ33が牽引(又は押圧)され、
スリーブ33の下端が固着されたフロート21は
苗植装置37に対して上方(又は下方)へ回動さ
れる。
2に対するスリーブ33の相対位置を変更するス
リーブ位置変更機構50が設けられている。この
スリーブ位置変更機構50は、外周にネジ溝を形
成し、その軸方向をプツシユプルワイヤ32の移
動方向と一致させた螺杆51と、該螺杆51の外
周のネジ溝に螺合した受座52とを有し、該受座
52にスリーブ33の一端を取付けている。螺杆
51の一端にはギヤ53が取付けられており、該
ギヤ53にはギヤ54が噛合していて、該ギヤ5
4はモータ55の出力軸に取付けられている。従
つてモータ55の正逆回転はギヤ54,53を介
して螺杆51に伝達され、該螺杆51の回転によ
り受座52が螺杆51の軸方向に移動し、ワイヤ
32に対するスリーブ33の相対位置が変更され
る。即ち、モータ55が正転(又は逆転)される
と螺杆51に嵌合された受座52が第3図実線
(又は破線)白抜矢符で示す前方(又は後方)に
移動し、スリーブ33が牽引(又は押圧)され、
スリーブ33の下端が固着されたフロート21は
苗植装置37に対して上方(又は下方)へ回動さ
れる。
ブロツク52の移動域には、螺杆51に対する受
座52の位置を検出するためのポテンシヨメータ
56が設けられており、受座52が前方へ移動す
るとポテンシヨメータ56の出力電位は小さくな
る。
座52の位置を検出するためのポテンシヨメータ
56が設けられており、受座52が前方へ移動す
るとポテンシヨメータ56の出力電位は小さくな
る。
一方、走行機体Aの運転席12の下側には、走
行機体Aの前後方向傾倒角度を検出する水平セン
サ13が設けられている(第1図参照)。第5図
は水平センサ13の内部の略示図である。該水平
センサ13は、走行機体Aにおける前輪14及び
後輪15が水平面上に設置された場合に水平状態
となる運転席12の後下側部に取付けられてお
り、そのケーシング内の上部に、軸方向を左右方
向とした支持軸13aを架設し、該支持軸13a
の中央に扇形状をした重り13bを回動自在に取
付け、また支持軸13aには、重り13bと連結
されたポテンシヨメータ13cが回動自在に取付
けられており、該ポテンシヨメータ13cは支持
軸13aに対する重り13bの回動位置(鉛直軸
に対する重り13bの回動位置)に対応した電位
を出力し、走行機体Aが前上りになればポテンシ
ヨメータ13cの出力電位は大きくなり、反対に
前下りになればポテンシヨメータ13cの出力電
位は小さくなる。
行機体Aの前後方向傾倒角度を検出する水平セン
サ13が設けられている(第1図参照)。第5図
は水平センサ13の内部の略示図である。該水平
センサ13は、走行機体Aにおける前輪14及び
後輪15が水平面上に設置された場合に水平状態
となる運転席12の後下側部に取付けられてお
り、そのケーシング内の上部に、軸方向を左右方
向とした支持軸13aを架設し、該支持軸13a
の中央に扇形状をした重り13bを回動自在に取
付け、また支持軸13aには、重り13bと連結
されたポテンシヨメータ13cが回動自在に取付
けられており、該ポテンシヨメータ13cは支持
軸13aに対する重り13bの回動位置(鉛直軸
に対する重り13bの回動位置)に対応した電位
を出力し、走行機体Aが前上りになればポテンシ
ヨメータ13cの出力電位は大きくなり、反対に
前下りになればポテンシヨメータ13cの出力電
位は小さくなる。
第6図は本発明機の要部電気回路図である。図
において56はスリーブ位置変更機構50に設け
られたポテンシヨメータ、13cは水平センサ1
3内に設けられたポテンシヨメータであつて、ポ
テンシヨメータ56の出力は比較器61の+入力
端子に与えられると共に、比較器62の−入力端
子に与えられており、またポテンシヨメータ13
cの出力は比較器61の−入力端子に与えられる
と共に、比較器62の+入力端子に与えられてい
る。比較器61の出力はスイツチトランジスタ6
3を介して電磁リレ65の励磁コイル65Cに与
えられており、比較器61のハイレベル出力によ
りスイツチトランジスタ63がオンして電磁リレ
65の励磁コイル65Cが励磁される。一方比較
器62の出力はスイツチトランジスタ64を介し
て電磁リレ66の励磁コイル66Cに与えられて
おり、比較器62のハイレベル出力によりスイツ
チトランジスタ64がオンして電磁リレ66の励
磁コイル66Cが励磁される。
において56はスリーブ位置変更機構50に設け
られたポテンシヨメータ、13cは水平センサ1
3内に設けられたポテンシヨメータであつて、ポ
テンシヨメータ56の出力は比較器61の+入力
端子に与えられると共に、比較器62の−入力端
子に与えられており、またポテンシヨメータ13
cの出力は比較器61の−入力端子に与えられる
と共に、比較器62の+入力端子に与えられてい
る。比較器61の出力はスイツチトランジスタ6
3を介して電磁リレ65の励磁コイル65Cに与
えられており、比較器61のハイレベル出力によ
りスイツチトランジスタ63がオンして電磁リレ
65の励磁コイル65Cが励磁される。一方比較
器62の出力はスイツチトランジスタ64を介し
て電磁リレ66の励磁コイル66Cに与えられて
おり、比較器62のハイレベル出力によりスイツ
チトランジスタ64がオンして電磁リレ66の励
磁コイル66Cが励磁される。
電磁リレ65の常開接点65aは、前述のスリ
ーブ33の位置変更機構50に設けられたモータ
55の一方の端子と給電ラインとの間に介装され
ており、また電磁リレ65の常閉接点65bは、
該モータ55の同端子とボデイアースとの間に介
装されている。他方の電磁リレ66の常開接点6
6aはモータ55の他方の端子と給電ラインとの
間に介装されており、また電磁リレ66の常閉接
点66bはモータ55の同端子とボデイアースと
の間に介装されている。従つて電磁リレ65の励
磁コイル65Cが励磁されると、その常開接点6
5aが閉路、常閉接点65bが開路してモータ5
5は正転され、受座52は第3図に実線白抜矢符
で示す前方へ移動し、反対に電磁リレ66の励磁
コイル66Cが励磁されると常開接点66aが閉
路、常閉接点66bが開路してモータ55は逆転
され、受座52は第3図に破線白抜矢符で示す後
方へ移動する。
ーブ33の位置変更機構50に設けられたモータ
55の一方の端子と給電ラインとの間に介装され
ており、また電磁リレ65の常閉接点65bは、
該モータ55の同端子とボデイアースとの間に介
装されている。他方の電磁リレ66の常開接点6
6aはモータ55の他方の端子と給電ラインとの
間に介装されており、また電磁リレ66の常閉接
点66bはモータ55の同端子とボデイアースと
の間に介装されている。従つて電磁リレ65の励
磁コイル65Cが励磁されると、その常開接点6
5aが閉路、常閉接点65bが開路してモータ5
5は正転され、受座52は第3図に実線白抜矢符
で示す前方へ移動し、反対に電磁リレ66の励磁
コイル66Cが励磁されると常開接点66aが閉
路、常閉接点66bが開路してモータ55は逆転
され、受座52は第3図に破線白抜矢符で示す後
方へ移動する。
斯かる構成の本発明機において、植付部の昇降
制御は次のとおりである。植付部Bを、そのフロ
ート21が田面に接地するように下降させて、走
行機体Aを前進走行させると共に、植付部Bの苗
植装置37を駆動させると、走行機体Aは耕盤上
を走行し、またフロート21は田面上を滑走しつ
つ苗株が田面上に植付けられる。
制御は次のとおりである。植付部Bを、そのフロ
ート21が田面に接地するように下降させて、走
行機体Aを前進走行させると共に、植付部Bの苗
植装置37を駆動させると、走行機体Aは耕盤上
を走行し、またフロート21は田面上を滑走しつ
つ苗株が田面上に植付けられる。
さて、走行機体Aが略水平状態である場合に、
フロート21が田面上の凹凸に追従して、その前
部が上方(又は下方)へ移動すると、フロート2
1の連結具30に取付けられたスリーブ33は上
方(又は下方)へ押圧(又は牽引)され、相対的
にスリーブ33に内嵌されたワイヤ32が下方
(又は上方)へ牽引(又は押圧)される。これに
より制御杆34が後方(又は前方)へ回動されて
油圧バルブ40のスプール41が退入(又は進
出)し、3点リンク機構11は上昇(又は下降)
されて、植付部B全体が上昇(又は下降)し、田
面に接地したフロート21も上昇(又は下降)し
てフロート21は田面からの力により苗植装置3
7に対してその前部が下方(又は上方)へ回動さ
れフロート21は略水平状態に戻される。フロー
ト21の前部の下方(又は上方)への回動に伴つ
てスリーブ33は下方(又は上方)へ牽引され
(又は押圧)され、相対的にワイヤ32が上方
(又は下方)へ押圧(又は牽引)されて油圧バル
ブ40のスプール41は進出(又は退入)し、フ
ロート21が略水平状態になると、油圧バルブ4
0は中立状態となつて植付部Bの昇降は停止され
る。
フロート21が田面上の凹凸に追従して、その前
部が上方(又は下方)へ移動すると、フロート2
1の連結具30に取付けられたスリーブ33は上
方(又は下方)へ押圧(又は牽引)され、相対的
にスリーブ33に内嵌されたワイヤ32が下方
(又は上方)へ牽引(又は押圧)される。これに
より制御杆34が後方(又は前方)へ回動されて
油圧バルブ40のスプール41が退入(又は進
出)し、3点リンク機構11は上昇(又は下降)
されて、植付部B全体が上昇(又は下降)し、田
面に接地したフロート21も上昇(又は下降)し
てフロート21は田面からの力により苗植装置3
7に対してその前部が下方(又は上方)へ回動さ
れフロート21は略水平状態に戻される。フロー
ト21の前部の下方(又は上方)への回動に伴つ
てスリーブ33は下方(又は上方)へ牽引され
(又は押圧)され、相対的にワイヤ32が上方
(又は下方)へ押圧(又は牽引)されて油圧バル
ブ40のスプール41は進出(又は退入)し、フ
ロート21が略水平状態になると、油圧バルブ4
0は中立状態となつて植付部Bの昇降は停止され
る。
而して、耕盤の凹凸等により走行機体Aが前上
り(又は前下り)の状態に傾倒すると、水平セン
サ13のポテンシヨメータ13cの出力電位は大
きく(又は小さく)なり、比較器62(又は6
1)の出力はハイレベルになつてモータ55が逆
転(又は正転)駆動されて螺杆51が回転され、
受座52が第3図破線(又は実線)白抜矢符で示
す後方(又は前方)へ移動し、スリーブ33は後
方(又は前方)へ移動する。
り(又は前下り)の状態に傾倒すると、水平セン
サ13のポテンシヨメータ13cの出力電位は大
きく(又は小さく)なり、比較器62(又は6
1)の出力はハイレベルになつてモータ55が逆
転(又は正転)駆動されて螺杆51が回転され、
受座52が第3図破線(又は実線)白抜矢符で示
す後方(又は前方)へ移動し、スリーブ33は後
方(又は前方)へ移動する。
一方、走行機体Aが前上り(又は前下り)の状
態に傾倒すると、植付部Bにおける苗植装置37
も同様に前上り(又は前下り)の状態に傾倒する
が、フロート21は田面に接地しているため略水
平状態を維持し、フロート21の前部と苗植装置
37に取付けられたリンクエレメント29先端の
連結軸31(従つてワイヤ32下端と)とが離隔
(又は接近)するように力が働く。しかしながら
前述の如く、走行機体Aの傾倒に伴つてスリーブ
33は後方(又は前方)へ移動するため、植付部
Bにおける苗植装置37のフロート21に対する
傾倒に伴つてスリーブ33が後方へ移動すること
になり、スリーブ33に内嵌されたワイヤ32に
は押圧(又は牽引)する力が加わらず、したがつ
て油圧バルブ40は作動されず、植付部Bは昇降
されない。即ち、走行機体Aの傾倒に伴つてフロ
ート21の前部は苗植装置37に対して下方(又
は上方)へ移動され、スリーブ33下端からのワ
イヤ32下端部の進出長が小さく(又は大きく)
なるがワイヤ30には力が加わらず、制御杆35
は動作されない。従つて、走行機体Aが前上り
(又は前下り)に傾倒した状態である間は、植付
部Bにおけるフロート21の前部は苗植装置37
に対して若干下方(又は上方)に位置された状態
とされて植付作業が行われる。斯かる作業時にお
いて、即ちフロート21の前部が苗植装置37に
対して若干下方又は上方へ位置された状態におい
てフロート21が水平状態とならず田面から作用
力が働くと、フロート21を水平状態とすべく、
前述のようにフロート21の上、下方向への揺動
によるワイヤ32の押圧、牽引に基づいて植付部
B全体が下降、上昇されることになる。
態に傾倒すると、植付部Bにおける苗植装置37
も同様に前上り(又は前下り)の状態に傾倒する
が、フロート21は田面に接地しているため略水
平状態を維持し、フロート21の前部と苗植装置
37に取付けられたリンクエレメント29先端の
連結軸31(従つてワイヤ32下端と)とが離隔
(又は接近)するように力が働く。しかしながら
前述の如く、走行機体Aの傾倒に伴つてスリーブ
33は後方(又は前方)へ移動するため、植付部
Bにおける苗植装置37のフロート21に対する
傾倒に伴つてスリーブ33が後方へ移動すること
になり、スリーブ33に内嵌されたワイヤ32に
は押圧(又は牽引)する力が加わらず、したがつ
て油圧バルブ40は作動されず、植付部Bは昇降
されない。即ち、走行機体Aの傾倒に伴つてフロ
ート21の前部は苗植装置37に対して下方(又
は上方)へ移動され、スリーブ33下端からのワ
イヤ32下端部の進出長が小さく(又は大きく)
なるがワイヤ30には力が加わらず、制御杆35
は動作されない。従つて、走行機体Aが前上り
(又は前下り)に傾倒した状態である間は、植付
部Bにおけるフロート21の前部は苗植装置37
に対して若干下方(又は上方)に位置された状態
とされて植付作業が行われる。斯かる作業時にお
いて、即ちフロート21の前部が苗植装置37に
対して若干下方又は上方へ位置された状態におい
てフロート21が水平状態とならず田面から作用
力が働くと、フロート21を水平状態とすべく、
前述のようにフロート21の上、下方向への揺動
によるワイヤ32の押圧、牽引に基づいて植付部
B全体が下降、上昇されることになる。
第7図に、走行機体Aの水平に対する前後方向
傾倒角度及び苗植装置37に対するフロート21
の回動角度と油圧バルブ40の動作状態との関係
を示す。図において、走行機体Aが前上りに傾倒
した場合を正、前下りに傾倒した場合を負とし、
また苗植装置37に対してフロート21が前上り
に回動した場合を正、前下りに回動した場合を負
としており、油圧バルブ40が動作する苗植装置
37に対するフロート21の回動角度の範囲は走
行機体Aの傾倒角度に対応して変化する。この図
より明らかなように、走行機体Aが水平状態であ
る場合には、苗植装置37に対してフロート21
が不感帯(0.5°〜−1°)外に回動すると、油圧バ
ルブ40が動作するが、走行機体Aが前上りに3°
傾倒することにより、スリーブ位置変更機構50
が駆動され、植付部Bにおける苗植装置37に対
してフロート21は−3°前下りに回動させられ
る。このような状態では、フロート21が苗植装
置37に対して0.5°〜−1°以上の回動、即ち苗植
装置37に対するフロート21の回動角度が−
2.5°〜−4°以上にならなければ油圧バルブ40は
動作せず(第7図二重丸参照)、従つて植付部B
は下降せず、フロート21が苗植装置37に対し
て−3°回動した状態(図面に対しては略水平状
態)で植付作業が行われることになり、フロート
21の沈下を招来することがない。換言すれば、
油圧バルブ40の制御の不感帯となる苗植装置3
7とフロート21との相対角度は走行機体の前後
方向の傾倒角度に伴つて変化することになり、植
付部の昇降制御の不感帯は走行機体の傾倒に対応
して変更される。
傾倒角度及び苗植装置37に対するフロート21
の回動角度と油圧バルブ40の動作状態との関係
を示す。図において、走行機体Aが前上りに傾倒
した場合を正、前下りに傾倒した場合を負とし、
また苗植装置37に対してフロート21が前上り
に回動した場合を正、前下りに回動した場合を負
としており、油圧バルブ40が動作する苗植装置
37に対するフロート21の回動角度の範囲は走
行機体Aの傾倒角度に対応して変化する。この図
より明らかなように、走行機体Aが水平状態であ
る場合には、苗植装置37に対してフロート21
が不感帯(0.5°〜−1°)外に回動すると、油圧バ
ルブ40が動作するが、走行機体Aが前上りに3°
傾倒することにより、スリーブ位置変更機構50
が駆動され、植付部Bにおける苗植装置37に対
してフロート21は−3°前下りに回動させられ
る。このような状態では、フロート21が苗植装
置37に対して0.5°〜−1°以上の回動、即ち苗植
装置37に対するフロート21の回動角度が−
2.5°〜−4°以上にならなければ油圧バルブ40は
動作せず(第7図二重丸参照)、従つて植付部B
は下降せず、フロート21が苗植装置37に対し
て−3°回動した状態(図面に対しては略水平状
態)で植付作業が行われることになり、フロート
21の沈下を招来することがない。換言すれば、
油圧バルブ40の制御の不感帯となる苗植装置3
7とフロート21との相対角度は走行機体の前後
方向の傾倒角度に伴つて変化することになり、植
付部の昇降制御の不感帯は走行機体の傾倒に対応
して変更される。
本発明によれば植付深さを一定にすべくフロー
トの前後方向への揺動に基づいて植付部を昇降す
るようになつており、また走行機体が前後方向に
傾倒した場合には、植付部におけるフロートの苗
植装置に対する回動位置を変更してフロートの田
面内への沈下、田面からの浮上り等を防止するよ
うになつているため、埋没苗、浮苗等を招来する
虞がなく、更には走行機体の前後方向傾倒角度の
検出器、フロートと苗植装置との相対回動位置の
変更機構が走行機体に取付けられているため、植
付部の重量は増加されず、植付部の振動等による
検出器の誤検出を防止でき、またその耐久性が向
上する。またこのような作用を中央フロートの動
きによつて行う構成としているのでローリングが
起こつてもそれによる影響は極めて小さく、ピツ
チングの補償を正確にできる。また植付部の昇降
制御の不感帯が走行機体の前後方向の傾倒角度に
伴つて変化するので傾倒角度が大きい場合は植付
部は過度の昇降を行わず、極端なフロート沈下が
避けられる。更に走行機体の前後方向の傾倒角度
を電気的に検出するので植付部、フロートの動き
と無関係に走行機体の姿勢を検出でき制御系を簡
単に構成することができる等の優れた効果を奏す
る。
トの前後方向への揺動に基づいて植付部を昇降す
るようになつており、また走行機体が前後方向に
傾倒した場合には、植付部におけるフロートの苗
植装置に対する回動位置を変更してフロートの田
面内への沈下、田面からの浮上り等を防止するよ
うになつているため、埋没苗、浮苗等を招来する
虞がなく、更には走行機体の前後方向傾倒角度の
検出器、フロートと苗植装置との相対回動位置の
変更機構が走行機体に取付けられているため、植
付部の重量は増加されず、植付部の振動等による
検出器の誤検出を防止でき、またその耐久性が向
上する。またこのような作用を中央フロートの動
きによつて行う構成としているのでローリングが
起こつてもそれによる影響は極めて小さく、ピツ
チングの補償を正確にできる。また植付部の昇降
制御の不感帯が走行機体の前後方向の傾倒角度に
伴つて変化するので傾倒角度が大きい場合は植付
部は過度の昇降を行わず、極端なフロート沈下が
避けられる。更に走行機体の前後方向の傾倒角度
を電気的に検出するので植付部、フロートの動き
と無関係に走行機体の姿勢を検出でき制御系を簡
単に構成することができる等の優れた効果を奏す
る。
第1図は本発明機の一部破断左側面図、第2図
は植付部におけるフロートの平面図、第3図はそ
の要部の正面図、第4図はフロートの側面と共に
示す本発明機の要部の模式図、第5図は水平セン
サの内部の略示図、第6図は本発明機の要部電気
回路図、第7図は走行機体の水平に対する前後方
向傾倒角度及び苗植装置に対するフロートの傾倒
角度と油圧バルブの動作との関係を示すグラフ、
第8図は従来の田植機の要部の模式図、第9図は
従来の田植機の動作説明のためのグラフである。 A……走行機体、B……植付部、11……3点
リンク機構、13……水平センサ、13c……ポ
テンシヨメータ、21……フロート、32……ワ
イヤ、33……スリーブ、34……制御杆、37
……苗植装置、40……油圧バルブ、50……ス
リーブ位置変更機構、51……螺杆、52……受
座、55……モータ、56……ポテンシヨメー
タ。
は植付部におけるフロートの平面図、第3図はそ
の要部の正面図、第4図はフロートの側面と共に
示す本発明機の要部の模式図、第5図は水平セン
サの内部の略示図、第6図は本発明機の要部電気
回路図、第7図は走行機体の水平に対する前後方
向傾倒角度及び苗植装置に対するフロートの傾倒
角度と油圧バルブの動作との関係を示すグラフ、
第8図は従来の田植機の要部の模式図、第9図は
従来の田植機の動作説明のためのグラフである。 A……走行機体、B……植付部、11……3点
リンク機構、13……水平センサ、13c……ポ
テンシヨメータ、21……フロート、32……ワ
イヤ、33……スリーブ、34……制御杆、37
……苗植装置、40……油圧バルブ、50……ス
リーブ位置変更機構、51……螺杆、52……受
座、55……モータ、56……ポテンシヨメー
タ。
Claims (1)
- 1 走行機体に対して植付部を昇降可能に取付た
田植機において、走行機体における前後方向の傾
倒角度を電気的に検出する検出器を走行機体に配
設し、植付部における苗植付装置と該苗植付装置
に枢支された中央フロートとの相対的回動位置に
基づいて植付部を昇降制御すると共に、前記検出
器の検出結果に基づいて植付部の昇降制御におけ
る前記苗植付装置と中央フロートとの相対的回動
の基準となる中央フロートの位置を変更し、植付
部の昇降制御の不感帯を走行機体の前後方向の傾
倒角度に対応して変更する駆動機構を設けたこと
を特徴とする田植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647684A JPS6125409A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647684A JPS6125409A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 田植機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6125409A JPS6125409A (ja) | 1986-02-04 |
| JPH0549244B2 true JPH0549244B2 (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=15408500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14647684A Granted JPS6125409A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6125409A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2531021B2 (ja) * | 1989-04-06 | 1996-09-04 | 株式会社村田製作所 | 振動子 |
| JP2518943Y2 (ja) * | 1990-02-14 | 1996-12-04 | ヤンマー農機株式会社 | 乗用田植機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5912242A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | Nippon Kentetsu Co Ltd | 熱回収型換気装置 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP14647684A patent/JPS6125409A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6125409A (ja) | 1986-02-04 |
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