JPH0549620B2 - - Google Patents
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- JPH0549620B2 JPH0549620B2 JP61022927A JP2292786A JPH0549620B2 JP H0549620 B2 JPH0549620 B2 JP H0549620B2 JP 61022927 A JP61022927 A JP 61022927A JP 2292786 A JP2292786 A JP 2292786A JP H0549620 B2 JPH0549620 B2 JP H0549620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic inorganic
- strength
- melamine resin
- resin
- member according
- Prior art date
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
「発明の目的」
本発明は水硬性無機質部材の製造方法に係り、
ポルトランドセメントなどによる強度特性に優れ
た水硬性無機質部材を簡易且つ低コストに製造す
ることのできる方法を提供しようとするものであ
る。 産業上の利用分野 セメントや石膏などによる水硬性無機質部材の
製造技術。 従来の技術 ポルトランドセメントや石膏などを用いて無機
質部材を製造することは従来から普通一般に行わ
れており、又この場合において砂、砂利その他の
骨材を配合し造量せしめて土木ないし建築用の部
材とすることも周知である。 なお上記したポルトランドセメントなどに代え
て樹脂質を用いるレンジコンクリートも従来から
知られている。 更に特開昭52−53917号公報においては半水石
膏、減水剤、石綿などの繊維類、メラミン樹脂な
どの熱硬化性樹脂および水からなる可塑性混合
物、即ち半水石膏に対減水剤を用いて半水石膏の
分散を図つたものを加圧成形型内に鋳込み、半水
石膏の凝結開始直前に加圧し、余剰の水および空
気を抜いて緻密組織に成形し、硬化させてから更
に加熱することが提案されている。 発明が解決しようとする問題点 上記のような従来の普通一般のものいおいてセ
メント等の水硬生物質粉末を用いる場合には、そ
のセメント等の配合量如何が実質的に得られる製
品の強度特性を支配する。即ち強度を高くするに
はセメント等を多量に配合することが不可欠であ
つて高価となり、又限度がある。 レンジコンクリートにおいては多量の樹脂とす
ることから高価となり、しかもその高強度化に限
度のあることは上記同様である。また、有機物で
ある樹脂をバインダーとするため、耐火性がなく
て無機部材となり得ない。 前記した特開昭52−53917号公報のものにおい
ては減水剤の如何が重要であつて、減水剤の種別
が交つただけでも倍量の減水剤で抗折力が半減状
態となることは該公報に明かにされている通りで
あり、斯うした減水剤の採用は当然に高価となる
と共に、その製造操作が煩雑で多くの工数を必要
とし、この点においても高価とならざるを得な
い。しかもこの特開昭52−53917に記載されてい
るような単なるメラミン樹脂、あるいはスルフオ
ン化メラミン樹脂であつても分子量が8000未満あ
るいは200000を越えるものの場合においては好ま
しい曲げ強度や圧縮強度の向上を求め得ない。 「発明の構成」 問題点を解決するための手段 ポルトランドセメントその他の水硬性無機質粉
末又は該水硬性無機質粉末に骨材その他の配合材
を添加し混練するに当り、分子量が8000〜200000
のスルフオン化メラミン樹脂を添加混入せしめて
成形してから常温以上の加熱処理することを特徴
とする水硬性無機質部材の製造方法。 作 用 水硬性無機質粉末を用いた混練物に分子量8000
〜200000のスルフオン化メラミン樹脂を混合して
成形したものを加熱処理することによりアルカリ
系内においても高分子化されて充分な高強度化が
図られる。 適宜に触媒を用いることにより常温に近いよう
な温度条件下においても上記高分子化を得しめ
る。 実施例 上記したような本発明について更に説明する
と、本発明においては前述したようにポルトラン
ドセメントなどによる混練成形体を得るに当つて
該混練物にスルフオン化メラミン樹脂を配合して
混練し成形せしめ、次いで加熱処理するものであ
る。この加熱温度としては一般的に40〜180℃で
あるが、触媒としては例えばナフタレンスルフオ
ン酸、ドデシルベンゼンスルフオン酸、パラトル
エンスルフオン酸等の有機スルフオン酸およびそ
れらのアミン塩、リン酸のブタノールエステル、
テトラクロールフタル酸のブタノールエステルお
よび無機塩などの何れか1種または2種以上を加
えて反応促進を図ることができ、常温以上の加熱
処理により適切に高分子化を得しめる。 前記したスルフオン化メラミン樹脂の添加量に
ついては一般的に曲げ強度については0.8%程度
でも向上効果があり、特に1%以上で好ましい強
度上昇が得られ、又圧縮強度についても同然であ
るが、工業的に好ましい範囲としては3%以上で
ある。その上限については30%を超えて添加して
もその樹脂量増大に見合つた曲げないし圧縮強度
の上昇を期待し得ない。 又このようなスルフオン化メラミン樹脂の分子
量が8000〜200000、好ましくは10000〜150000で
あつて、この範囲の分子量を有するスルフオン化
メラミン樹脂はセメントその他の水硬性無機物に
対して分散効果を示す優れた機能を有し、さらに
その混練成形体においてはセメントなどの水硬性
無機物中におけるカルシウムの如き2価の陽イオ
ンと樹脂中スルフオン酸とのイオン結合により高
分子化し、成形体組織の緻密化が図られる。分子
量が8000未満では高強度化が適切に図り難く、ま
た200000を超えた場合にはセメントその他の水硬
性無機物との混和性が悪くなり、分散混練が困難
となる。なお本発明によるものはメチロールメラ
ミン、メチルエーテル化メラミンおよびその変化
物などの水溶性メラミン樹脂、200℃程度の温度
で変質することのない骨材、アニオン系界面活性
剤、アクリルエマルジヨンのような高分子レジン
およびまたはナフタレンスルフオン酸等の触媒を
併用してよい。 本発明によるものの具体的な製造例について説
明すると以下の如くである。 製造例 1 普通ポルトランドセメント100部に炭素繊維1.5
部およびポルアクリルアミドゲル5部を添加した
ものに分子量が20000スルフオン化メラミン樹脂
をセメント重量(C)の0〜35%の範囲で種々に変化
して添加混合し、水セメント比(W/C)を12
%、18%、22%として混合調整したものを成形
し、次いで150℃で180分間の高圧蒸気加熱処理を
行なつたものについてその曲げ強度の測定結果は
第1表の如くで、又圧縮強度の測定結果は次の第
2表の通りである。
ポルトランドセメントなどによる強度特性に優れ
た水硬性無機質部材を簡易且つ低コストに製造す
ることのできる方法を提供しようとするものであ
る。 産業上の利用分野 セメントや石膏などによる水硬性無機質部材の
製造技術。 従来の技術 ポルトランドセメントや石膏などを用いて無機
質部材を製造することは従来から普通一般に行わ
れており、又この場合において砂、砂利その他の
骨材を配合し造量せしめて土木ないし建築用の部
材とすることも周知である。 なお上記したポルトランドセメントなどに代え
て樹脂質を用いるレンジコンクリートも従来から
知られている。 更に特開昭52−53917号公報においては半水石
膏、減水剤、石綿などの繊維類、メラミン樹脂な
どの熱硬化性樹脂および水からなる可塑性混合
物、即ち半水石膏に対減水剤を用いて半水石膏の
分散を図つたものを加圧成形型内に鋳込み、半水
石膏の凝結開始直前に加圧し、余剰の水および空
気を抜いて緻密組織に成形し、硬化させてから更
に加熱することが提案されている。 発明が解決しようとする問題点 上記のような従来の普通一般のものいおいてセ
メント等の水硬生物質粉末を用いる場合には、そ
のセメント等の配合量如何が実質的に得られる製
品の強度特性を支配する。即ち強度を高くするに
はセメント等を多量に配合することが不可欠であ
つて高価となり、又限度がある。 レンジコンクリートにおいては多量の樹脂とす
ることから高価となり、しかもその高強度化に限
度のあることは上記同様である。また、有機物で
ある樹脂をバインダーとするため、耐火性がなく
て無機部材となり得ない。 前記した特開昭52−53917号公報のものにおい
ては減水剤の如何が重要であつて、減水剤の種別
が交つただけでも倍量の減水剤で抗折力が半減状
態となることは該公報に明かにされている通りで
あり、斯うした減水剤の採用は当然に高価となる
と共に、その製造操作が煩雑で多くの工数を必要
とし、この点においても高価とならざるを得な
い。しかもこの特開昭52−53917に記載されてい
るような単なるメラミン樹脂、あるいはスルフオ
ン化メラミン樹脂であつても分子量が8000未満あ
るいは200000を越えるものの場合においては好ま
しい曲げ強度や圧縮強度の向上を求め得ない。 「発明の構成」 問題点を解決するための手段 ポルトランドセメントその他の水硬性無機質粉
末又は該水硬性無機質粉末に骨材その他の配合材
を添加し混練するに当り、分子量が8000〜200000
のスルフオン化メラミン樹脂を添加混入せしめて
成形してから常温以上の加熱処理することを特徴
とする水硬性無機質部材の製造方法。 作 用 水硬性無機質粉末を用いた混練物に分子量8000
〜200000のスルフオン化メラミン樹脂を混合して
成形したものを加熱処理することによりアルカリ
系内においても高分子化されて充分な高強度化が
図られる。 適宜に触媒を用いることにより常温に近いよう
な温度条件下においても上記高分子化を得しめ
る。 実施例 上記したような本発明について更に説明する
と、本発明においては前述したようにポルトラン
ドセメントなどによる混練成形体を得るに当つて
該混練物にスルフオン化メラミン樹脂を配合して
混練し成形せしめ、次いで加熱処理するものであ
る。この加熱温度としては一般的に40〜180℃で
あるが、触媒としては例えばナフタレンスルフオ
ン酸、ドデシルベンゼンスルフオン酸、パラトル
エンスルフオン酸等の有機スルフオン酸およびそ
れらのアミン塩、リン酸のブタノールエステル、
テトラクロールフタル酸のブタノールエステルお
よび無機塩などの何れか1種または2種以上を加
えて反応促進を図ることができ、常温以上の加熱
処理により適切に高分子化を得しめる。 前記したスルフオン化メラミン樹脂の添加量に
ついては一般的に曲げ強度については0.8%程度
でも向上効果があり、特に1%以上で好ましい強
度上昇が得られ、又圧縮強度についても同然であ
るが、工業的に好ましい範囲としては3%以上で
ある。その上限については30%を超えて添加して
もその樹脂量増大に見合つた曲げないし圧縮強度
の上昇を期待し得ない。 又このようなスルフオン化メラミン樹脂の分子
量が8000〜200000、好ましくは10000〜150000で
あつて、この範囲の分子量を有するスルフオン化
メラミン樹脂はセメントその他の水硬性無機物に
対して分散効果を示す優れた機能を有し、さらに
その混練成形体においてはセメントなどの水硬性
無機物中におけるカルシウムの如き2価の陽イオ
ンと樹脂中スルフオン酸とのイオン結合により高
分子化し、成形体組織の緻密化が図られる。分子
量が8000未満では高強度化が適切に図り難く、ま
た200000を超えた場合にはセメントその他の水硬
性無機物との混和性が悪くなり、分散混練が困難
となる。なお本発明によるものはメチロールメラ
ミン、メチルエーテル化メラミンおよびその変化
物などの水溶性メラミン樹脂、200℃程度の温度
で変質することのない骨材、アニオン系界面活性
剤、アクリルエマルジヨンのような高分子レジン
およびまたはナフタレンスルフオン酸等の触媒を
併用してよい。 本発明によるものの具体的な製造例について説
明すると以下の如くである。 製造例 1 普通ポルトランドセメント100部に炭素繊維1.5
部およびポルアクリルアミドゲル5部を添加した
ものに分子量が20000スルフオン化メラミン樹脂
をセメント重量(C)の0〜35%の範囲で種々に変化
して添加混合し、水セメント比(W/C)を12
%、18%、22%として混合調整したものを成形
し、次いで150℃で180分間の高圧蒸気加熱処理を
行なつたものについてその曲げ強度の測定結果は
第1表の如くで、又圧縮強度の測定結果は次の第
2表の通りである。
【表】
【表】
製造例 2
ポルアクリルアミドゲル5.0部を配合しなかつ
たこと以外は製造例1のものと同じに混合調整さ
れたW/Cが22%のペーストによる成形体につい
ての曲げ強度および圧縮強度については次の第3
表の如くである。
たこと以外は製造例1のものと同じに混合調整さ
れたW/Cが22%のペーストによる成形体につい
ての曲げ強度および圧縮強度については次の第3
表の如くである。
【表】
【表】
製造例 3
普通ポルトランドセメント100部、川砂100部、
微細スラグ100部、アクリルエマルジヨン1.5部の
混合物に対し、分子量が40000のスルフオン化メ
ラミン樹脂を製造例1と同様にセメント重量に対
し0〜35.0%の範囲で種々に変化させて添加し、
又その水セメント比(W/C)を30%および35%
として混練調整したモルタルを夫々成形せしめた
ものについての曲げ強度の測定結果は次の4表の
通りであり、又その圧縮強度を夫々測定した結果
については次の第5表の如くであつて、曲げ強度
は0.8%で充分に向上するが20%を超えて添加し
ても殆ど向上が認められない。同様に圧縮強度も
0.5%が0.8%となることによつて大幅に向上して
いるが、30%を超えて添加してもそのスルフオン
化メラミン樹脂量増大に見合つた向上はない。
微細スラグ100部、アクリルエマルジヨン1.5部の
混合物に対し、分子量が40000のスルフオン化メ
ラミン樹脂を製造例1と同様にセメント重量に対
し0〜35.0%の範囲で種々に変化させて添加し、
又その水セメント比(W/C)を30%および35%
として混練調整したモルタルを夫々成形せしめた
ものについての曲げ強度の測定結果は次の4表の
通りであり、又その圧縮強度を夫々測定した結果
については次の第5表の如くであつて、曲げ強度
は0.8%で充分に向上するが20%を超えて添加し
ても殆ど向上が認められない。同様に圧縮強度も
0.5%が0.8%となることによつて大幅に向上して
いるが、30%を超えて添加してもそのスルフオン
化メラミン樹脂量増大に見合つた向上はない。
【表】
【表】
【表】
製造例 4
アクリルエマルジヨン1.5部を用いなかつた外
は製造例3におけると全く同じ配合で、水セメン
ト比(W/C)については30%、35%、40%およ
び50%とした各種の混練物を調整し、該混練調整
物を成形してから150℃に180分間高圧蒸気加熱処
理したものの曲げ強度は第6表の通りで、又その
圧縮強度については次の第7表の通りである。 即ち曲げ強度はスルフオン化メラミン樹脂が
0.5%から0.8%となることによつて大幅に向上し
ているが、20%を超えても余り向上しないことは
製造例3と同じであり、圧縮強度についても20%
以上に添加しても横這い状態に近いものと言え
る。
は製造例3におけると全く同じ配合で、水セメン
ト比(W/C)については30%、35%、40%およ
び50%とした各種の混練物を調整し、該混練調整
物を成形してから150℃に180分間高圧蒸気加熱処
理したものの曲げ強度は第6表の通りで、又その
圧縮強度については次の第7表の通りである。 即ち曲げ強度はスルフオン化メラミン樹脂が
0.5%から0.8%となることによつて大幅に向上し
ているが、20%を超えても余り向上しないことは
製造例3と同じであり、圧縮強度についても20%
以上に添加しても横這い状態に近いものと言え
る。
【表】
【表】
【表】
然してこのような製造例4のものに対して、そ
のスルフオン化メラミンを次の第8表に示した樹
脂(スルフオン化メラミンについては分子量の異
なつたもの)などに変更した以外はこの製造例4
のものと全く同じ配合で、水セメント(W/C)
については30%、40%、メチロール化メラミン樹
脂についてはW/Cを30%、35%、40%および50
%とした各種の混合物を比較例1〜4として調整
した。 また、製造例4のものに対して、加熱条件のみ
40℃5時間とした混合物を比較例5として調整整
した。
のスルフオン化メラミンを次の第8表に示した樹
脂(スルフオン化メラミンについては分子量の異
なつたもの)などに変更した以外はこの製造例4
のものと全く同じ配合で、水セメント(W/C)
については30%、40%、メチロール化メラミン樹
脂についてはW/Cを30%、35%、40%および50
%とした各種の混合物を比較例1〜4として調整
した。 また、製造例4のものに対して、加熱条件のみ
40℃5時間とした混合物を比較例5として調整整
した。
【表】
これら比較例1〜4の混練調整物を成形してか
ら150℃に180分間高圧蒸気加熱処理したものおよ
び製造例4の加熱条件のみ40℃300分の蒸気養生
とした比較例5の曲げ強度は次の第9表の如くで
あり、圧縮強度は第10表の如くであつて、前記し
た第6表や第7表の結果と比較すると、比較例1
〜4では、0.8%以上の添加によつて本発明によ
るスルフオン化メラミン樹脂を用いた効果が明白
に示され、7〜20%の添加で、曲げ強度は少なく
とも50Kg/cm2以上、圧縮強度は250Kg/cm2前後な
いしそれ以上も向上していることが確認され、卓
越した改善結果を得しめていることを知つた。 また、製造例4の加熱処理条件のみ40℃300分
とした比較例5では、高温加熱処理をした製造例
4ほどの改善効果は認められないが、比較例1〜
4に較べ、7〜20%の添加で、曲げ強度は少なく
とも20Kg/cm2以上、圧縮強度は150Kg/cm2前後な
いしそれ以上も向上していることが確認され、改
善効果を得しめていることを知つた。
ら150℃に180分間高圧蒸気加熱処理したものおよ
び製造例4の加熱条件のみ40℃300分の蒸気養生
とした比較例5の曲げ強度は次の第9表の如くで
あり、圧縮強度は第10表の如くであつて、前記し
た第6表や第7表の結果と比較すると、比較例1
〜4では、0.8%以上の添加によつて本発明によ
るスルフオン化メラミン樹脂を用いた効果が明白
に示され、7〜20%の添加で、曲げ強度は少なく
とも50Kg/cm2以上、圧縮強度は250Kg/cm2前後な
いしそれ以上も向上していることが確認され、卓
越した改善結果を得しめていることを知つた。 また、製造例4の加熱処理条件のみ40℃300分
とした比較例5では、高温加熱処理をした製造例
4ほどの改善効果は認められないが、比較例1〜
4に較べ、7〜20%の添加で、曲げ強度は少なく
とも20Kg/cm2以上、圧縮強度は150Kg/cm2前後な
いしそれ以上も向上していることが確認され、改
善効果を得しめていることを知つた。
【表】
【表】
製造例 5
次の第11表に示すように配合(Kg/m3)による
コンクリートに分子量が800000のスルフオン化メ
ラミン樹脂を0〜35%の範囲で混合した。
コンクリートに分子量が800000のスルフオン化メ
ラミン樹脂を0〜35%の範囲で混合した。
【表】
得られた各コンクリートによる成形体につい
て、その曲げ強度を測定した結果は第12表の如く
であり、又圧縮強度を測定した結果を同様に要約
して示しているのが次の第13表である。
て、その曲げ強度を測定した結果は第12表の如く
であり、又圧縮強度を測定した結果を同様に要約
して示しているのが次の第13表である。
【表】
【表】
製造例 6
普通ポルトランドセメント100部にポリアクリ
ルアミドゲル5部と、分子量60000のスルフオン
化メラミン樹脂とメチロールメラミン樹脂とを等
量に混合した樹脂分を0〜35%の範囲で種々に変
化して混入すると共にW/Cが22%のものにおい
てのみ炭素繊維を1.5部添加混合し、水セメント
比を12%、18%、22%として調整されたペースト
により成形し、次いで150℃×180分間の高圧蒸気
加熱処理を行つたものについての曲げ強度は第14
表の如くであり、又圧縮強度の測定結果は次の第
15表に示す如くである。即ち曲げ強度は0.5%を
超えることにより大幅に向上するが、20%を超え
特に30%を超えても向上が少なく、圧縮強度につ
いても同様の傾向が認められる。
ルアミドゲル5部と、分子量60000のスルフオン
化メラミン樹脂とメチロールメラミン樹脂とを等
量に混合した樹脂分を0〜35%の範囲で種々に変
化して混入すると共にW/Cが22%のものにおい
てのみ炭素繊維を1.5部添加混合し、水セメント
比を12%、18%、22%として調整されたペースト
により成形し、次いで150℃×180分間の高圧蒸気
加熱処理を行つたものについての曲げ強度は第14
表の如くであり、又圧縮強度の測定結果は次の第
15表に示す如くである。即ち曲げ強度は0.5%を
超えることにより大幅に向上するが、20%を超え
特に30%を超えても向上が少なく、圧縮強度につ
いても同様の傾向が認められる。
【表】
【表】
製造例 7
ポリアクリルアミドゲル5部を用いなかつた外
は製造例6におけると同じ配合で、W/Cを22%
としたペーストによる成形体の曲げ強度および圧
縮強度は次の第16表の如くである。
は製造例6におけると同じ配合で、W/Cを22%
としたペーストによる成形体の曲げ強度および圧
縮強度は次の第16表の如くである。
【表】
製造例 8
普通ポルトランドセメント100部、川砂100部、
高炉水砕スラグ100部、アクリルエマルジヨン1.5
部の混合物に対し、分子量100000のスルフオン化
メラミン樹脂とメチロールメラミン樹脂を等重量
比で混合した樹脂分を0〜35.0%の範囲で種々に
変化させて添加し、又その水セメント比(W/
C)を30%および35%として混練調整したモルタ
ルを夫々成形せしめたものについての曲げ強度の
測定結果は次の第17表の通りであり、又その圧縮
強度を夫々測定した結果については次の第18表の
如くであつて、曲げ強度はスルフオン化メラミン
樹脂の添加量が0.5%を超えると大幅に向上し、
1.0%以上で充分に向上するが30%を超えて添加
しても殆ど向上が認められない。同様に圧縮強度
も0.5%が1.0%となることによつて大幅に向上し
ているが、20%を超え、特に30%を超えて添加し
てもそのメラミン樹脂量増大に見合つた向上はな
い。
高炉水砕スラグ100部、アクリルエマルジヨン1.5
部の混合物に対し、分子量100000のスルフオン化
メラミン樹脂とメチロールメラミン樹脂を等重量
比で混合した樹脂分を0〜35.0%の範囲で種々に
変化させて添加し、又その水セメント比(W/
C)を30%および35%として混練調整したモルタ
ルを夫々成形せしめたものについての曲げ強度の
測定結果は次の第17表の通りであり、又その圧縮
強度を夫々測定した結果については次の第18表の
如くであつて、曲げ強度はスルフオン化メラミン
樹脂の添加量が0.5%を超えると大幅に向上し、
1.0%以上で充分に向上するが30%を超えて添加
しても殆ど向上が認められない。同様に圧縮強度
も0.5%が1.0%となることによつて大幅に向上し
ているが、20%を超え、特に30%を超えて添加し
てもそのメラミン樹脂量増大に見合つた向上はな
い。
【表】
【表】
製造例 9
アクリルエマルジヨン1.5部を用いなかつた外
は製造例8における全く同じ配合で、水セメント
比(W/C)については35%のものと、40%およ
び50%とした各種の混練物を調整し、該混練調整
物を成形してから150℃に180分間高圧蒸気加熱処
理したものの曲げ強度は第19表の通りで、又その
引張り強度については次の第20表の通りである。 即ち曲げ強度はメラミン樹脂が0.5%から1.0%
となることによつて大幅に向上しているが、20%
を超え特に30%を超えても余り向上しないことは
製造例8と同じであり、圧縮強度についても30%
以上に添加しても余り向上しない。
は製造例8における全く同じ配合で、水セメント
比(W/C)については35%のものと、40%およ
び50%とした各種の混練物を調整し、該混練調整
物を成形してから150℃に180分間高圧蒸気加熱処
理したものの曲げ強度は第19表の通りで、又その
引張り強度については次の第20表の通りである。 即ち曲げ強度はメラミン樹脂が0.5%から1.0%
となることによつて大幅に向上しているが、20%
を超え特に30%を超えても余り向上しないことは
製造例8と同じであり、圧縮強度についても30%
以上に添加しても余り向上しない。
【表】
【表】
製造例 10
製造例5における第8表のベースコンクリート
配合のものに対して分子量80000のスルフオン化
メラミン樹脂とメチロールメラミンを等重量に混
合した樹脂分を0〜35%の範囲内において混入し
て得られた各コンクリートによる成形体につい
て、前述同様に加熱処理し、その曲げ強度および
圧縮強度を測定した結果は次の第21表の通りであ
つて、0.5%を超えた添加によつて曲げおよび圧
縮の何れもが好ましい強度向上を得ていることが
明らかであり、一方20%以上となるとその向上が
乏しく、特に30%を超えた添加によつても強度向
上は殆どない。
配合のものに対して分子量80000のスルフオン化
メラミン樹脂とメチロールメラミンを等重量に混
合した樹脂分を0〜35%の範囲内において混入し
て得られた各コンクリートによる成形体につい
て、前述同様に加熱処理し、その曲げ強度および
圧縮強度を測定した結果は次の第21表の通りであ
つて、0.5%を超えた添加によつて曲げおよび圧
縮の何れもが好ましい強度向上を得ていることが
明らかであり、一方20%以上となるとその向上が
乏しく、特に30%を超えた添加によつても強度向
上は殆どない。
【表】
更に上記したような製造例によるものについて
の材令による変化についても検討した。即ち代表
的にスルフオン化メラミン樹脂、メチロールメラ
ミンおよびそれらの等重量混合による樹脂分を何
れも5%配合したものと、その比較例としてそれ
らの樹脂分を全く添加しないものおよび同じく樹
脂分を添加しても本発明方法による加熱処理を行
わないで、20℃の水中養生を行つたものについて
その曲げ強度および圧縮強度の材令による変化を
要約して示しているが添付図面第1図と第2図で
ある。 即ち第1図はペーストを用いた場合で、その配
合はセメント100部にカーボン繊維1.5部を混合
し、上記のように樹脂分を加え、または混入しな
いものであつて、W/Cは22%とされた場合であ
り、又第2図は製造例5において第8表に示した
ような配合によるコンクリートの場合である。本
発明方法によるものはその加熱処理を何れも150
℃×180minの高圧高温蒸気養生で行ない、その
後は温度60%、20℃の条件に保持したものであ
る。 然してこのような第1,2図によるときは、ペ
ーストによる第1図において本発明のものは材令
28日の場合に、曲げ強度で加熱を行わない比較材
(原料組成は本発明とは全く同じ)に対し、150〜
300Kg/cm2程度高いものとなり、圧縮強度では200
〜400Kg/cm2程度向上したものとなる。又コンク
リートの第2図の場合においても本発明のものは
水中養生による比較材(原料組成は本発明と全く
同じ)に対し曲げ強度で30Kg/cm2程度高く、又圧
縮強度では300Kg/cm2程度も高いものの得られる
ことは明らかである。 「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときはこの種
ポルトランドセメントなどの水硬性物質を用いた
部材を製造するに当つてスルフオン化メラミン樹
脂を添加混入し、しかも該混練物を成形してから
加熱処理することによつて適切な強度向上を図ら
しめ、比較的少ない樹脂分の添加で有効な品質の
向上をもたらしめるものであるから工業的にその
効果の大きい発明である。
の材令による変化についても検討した。即ち代表
的にスルフオン化メラミン樹脂、メチロールメラ
ミンおよびそれらの等重量混合による樹脂分を何
れも5%配合したものと、その比較例としてそれ
らの樹脂分を全く添加しないものおよび同じく樹
脂分を添加しても本発明方法による加熱処理を行
わないで、20℃の水中養生を行つたものについて
その曲げ強度および圧縮強度の材令による変化を
要約して示しているが添付図面第1図と第2図で
ある。 即ち第1図はペーストを用いた場合で、その配
合はセメント100部にカーボン繊維1.5部を混合
し、上記のように樹脂分を加え、または混入しな
いものであつて、W/Cは22%とされた場合であ
り、又第2図は製造例5において第8表に示した
ような配合によるコンクリートの場合である。本
発明方法によるものはその加熱処理を何れも150
℃×180minの高圧高温蒸気養生で行ない、その
後は温度60%、20℃の条件に保持したものであ
る。 然してこのような第1,2図によるときは、ペ
ーストによる第1図において本発明のものは材令
28日の場合に、曲げ強度で加熱を行わない比較材
(原料組成は本発明とは全く同じ)に対し、150〜
300Kg/cm2程度高いものとなり、圧縮強度では200
〜400Kg/cm2程度向上したものとなる。又コンク
リートの第2図の場合においても本発明のものは
水中養生による比較材(原料組成は本発明と全く
同じ)に対し曲げ強度で30Kg/cm2程度高く、又圧
縮強度では300Kg/cm2程度も高いものの得られる
ことは明らかである。 「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときはこの種
ポルトランドセメントなどの水硬性物質を用いた
部材を製造するに当つてスルフオン化メラミン樹
脂を添加混入し、しかも該混練物を成形してから
加熱処理することによつて適切な強度向上を図ら
しめ、比較的少ない樹脂分の添加で有効な品質の
向上をもたらしめるものであるから工業的にその
効果の大きい発明である。
図面は本発明の技術的内容を示すものであつ
て、第1図はペーストを用いた本発明によるもの
と、その比較材について材令による圧縮及び曲げ
の各強度変化を要約して示した図表、第2図はコ
ンクリートを用いた場合における本発明によるも
のと比較材について第1図と同様の関係を要約し
て示した図表である。
て、第1図はペーストを用いた本発明によるもの
と、その比較材について材令による圧縮及び曲げ
の各強度変化を要約して示した図表、第2図はコ
ンクリートを用いた場合における本発明によるも
のと比較材について第1図と同様の関係を要約し
て示した図表である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポルトランドセメントその他の水硬性無機質
粉末又は該水硬性無機質粉末に骨材その他の配合
材を添加し混練するに当り、分子量が8000〜
200000のスルフオン化メラミン樹脂を添加混入せ
しめて成形してから常温以上の加熱処理すること
を特徴とする水硬性無機質部材の製造方法。 2 川砂その他の細骨材と粗骨材或いは繊維材の
ような少なくとも200℃程度の温度で変質するこ
とのない材料を骨材として用いる特許請求の範囲
第1項に記載の水硬性無機質部材の製造方法。 3 混練時にアニオン系界面活性剤をも添加して
混合する特許請求の範囲第1項または第2項の何
れか1つに記載の水硬性無機質部材の製造方法。 4 アクリルエマルジヨンのような高分子レジン
をも添加して混合する特許請求の範囲第1項から
第3項の何れかに記載の水硬性無機質部材の製造
方法。 5 ナフタレンスルフオン酸、ドデシルベンゼン
スルフオン酸、パラトルエンスルフオン酸および
それらのアミン塩、リン酸のブタノールエステ
ル、テトラクロールフタル酸のブタノールエステ
ルおよび無機塩の何れか1種または2種以上を触
媒として用いる特許請求の範囲第1項から第4項
の何れか1つに記載の水硬性無機質部材の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2292786A JPS62182144A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 水硬性無機質部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2292786A JPS62182144A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 水硬性無機質部材の製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32232496A Division JPH09328348A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 水硬性無機質部材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62182144A JPS62182144A (ja) | 1987-08-10 |
| JPH0549620B2 true JPH0549620B2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=12096262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2292786A Granted JPS62182144A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 水硬性無機質部材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62182144A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02282539A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-20 | Taisei Corp | 無機質薄肉pc型枠を使用したrc躯体工法 |
| JP2515026Y2 (ja) * | 1989-07-05 | 1996-10-23 | 大成建設株式会社 | 最下階スラブの湧水処理構造 |
| JPH04363201A (ja) * | 1991-06-10 | 1992-12-16 | Nippon Funen Kk | 人工石の製造方法 |
| JPH04364901A (ja) * | 1991-06-11 | 1992-12-17 | Nippon Funen Kk | 模様のある人工石の製造方法 |
| JP2668672B2 (ja) * | 1991-06-19 | 1997-10-27 | 日本フネン株式会社 | ドア枠とその飾枠 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5253917A (en) * | 1975-10-28 | 1977-04-30 | Tanto Kk | Method of production of gypsum product |
| JPS5364228A (en) * | 1976-11-22 | 1978-06-08 | Mitsubishi Chem Ind | Manufacture of rock woollcontaining foamed gypsum molded plate |
| JPS59202810A (ja) * | 1983-05-06 | 1984-11-16 | 電気化学工業株式会社 | 超高強度コンクリ−ト杭の製法 |
| JPS6016848A (ja) * | 1983-07-04 | 1985-01-28 | 花王株式会社 | セメント混和剤 |
| JPS6021839A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-04 | 梅沢 徳弘 | セメント成型体の製造方法 |
| JPS61146747A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-07-04 | 花王株式会社 | セメント分散剤 |
-
1986
- 1986-02-06 JP JP2292786A patent/JPS62182144A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62182144A (ja) | 1987-08-10 |
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