JPH0550254B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0550254B2 JPH0550254B2 JP61032390A JP3239086A JPH0550254B2 JP H0550254 B2 JPH0550254 B2 JP H0550254B2 JP 61032390 A JP61032390 A JP 61032390A JP 3239086 A JP3239086 A JP 3239086A JP H0550254 B2 JPH0550254 B2 JP H0550254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- flavor
- candy
- gypsophila
- terpenes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Confectionery (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、イチヨウ葉抽出物を含有してなるイ
チヨウ抽出物入りキヤンデーに関する。 (従来技術並びに問題点) イチヨウは古くから去痰、鎮咳、解毒、治淋、
瀬尿抑制、滋養の効があるとされ、民間薬として
用いられており、ガン、肺結核、タコ、ウオノ目
等の治療にも利用されている。一方イチヨウ葉よ
り抽出したエキスには血管拡張、血流増大、血管
系の老化防止、特に脳及び皮膚の末梢血流の改
善、精神的症候の改善等の効果があり、脳動脈硬
化、老人ボケ、糖尿病性血管障害、皮膚血行障
害、精神障害等の治療を目的とした現代療法にも
用いられている。 しかしながら、上記のように脳卒中や老人ボケ
の予防並びに治療に効果があるイチヨウ葉抽出エ
キスは、現在、ヨーロツパにおいて医薬品として
用いられているにすぎず、日本国内での利用はほ
とんど検討されていない。 一部にこれを健康維持食品の中に含むと称し販
売するようなことが行なわれているが、その香
味、風味は決して良いものではなく、食品という
りはむしろ薬品に近いものばかりか、有効成分と
されるフラボン配糖体やテルペン類の有無も明確
ではない。 したがつて脳卒中や老人ボケの予防並びに治療
のため優れた効果を有するイチヨウ抽出物を含
み、香味、風味が良く何人も食することが出来、
且つ有効成分とされるフラボン配糖体やテルペン
類を含有し、医療効果の特性を充分に発揮し得る
食品の開発が求められていた。 (発明の目的) 本発明は、脳卒中や老人ボケの予防並びに治療
のため優れた効果を有するイチヨウ抽出物を含
み、香味、風味が良く、何人も食することが出
来、且つ有効成分とされるフラボン配糖体やテル
ペン類を含有し医療効果の特性を充分に発揮し得
る食品の開発を目的とする。 (発明の構成) 本発明のイチヨウ抽出物入りキヤンデーは、イ
チヨウ葉抽出物を0.01〜2重量%含有するキヤン
デーである。 ここで述べるイチヨウ抽出物は、ギンコイツク
アシツド、ビロボール等の低極性フエノールを含
有せず、ギンコライド、ビロバライド等のテルペ
ン類あるいはケルセチン配糖体、ケンフエロール
配糖体等のフラボン配糖体のいずれかまたは両者
を含むものであり、例えば乾燥イチヨウ葉を含水
低級アルコールで抽出した後、得られた抽出物よ
り脂溶性有機溶剤を用いて低極性化合物を除くか
あるいはさらに水と混和しない有機溶剤により抽
出するといつた公知の方法により製造したもので
ある。 抽出物中のフラボン配糖体やテルペン類の定性
確認並びに定量は、薄層クロマトグラフイーや高
速クロマトグラフイーによつて容易に行なうこと
が出来る。 また、ここで述べるキヤンデーとはドロツプ、
あめ玉等のハードキヤンデー、キヤラメル、掛
物、錠菓、ヌガー、タフイ、ブリツトル、フアツ
ジ、フオンダンである。 イチヨウ抽出物は強い苦味を有するが、これ
は、イチヨウ葉中の有効成分とされるケルセチン
配糖体、ケンフエロール配糖体等のフラボン配糖
体及びギンユライド、ビロバライド等のテルペン
類、そのものの苦味に起因する。本発明者等は、
イチヨウ抽出物入りキヤンデーを開発するに当
り、この苦味物質による医療効果の特性を維持す
るとともに、苦味を適度におさえ、そのほのかな
苦味を特徴とする風味を生かすよう種々検討し本
発明を完成した。 例えばドロツプ、あめ玉のようなハードキヤン
デーに含有せしめる場合は、砂糖を蒸発釜に入
れ、少量の水で完全に溶解し所定量の水あめを加
え常圧または真空煮詰機で水分1〜2%に煮詰
め、イチヨウ抽出物を添加し撹拌混合後成型・冷
却固化させる。必要に応じて色素、香料、有機酸
を混合してもよい。苦み剤、例えばコーヒーなど
を添加混合してもよい。 キヤラメルの場合は、砂糖、水あめ、練乳、油
脂、乳化剤、香料等にイチヨウ抽出物を加え混合
溶解したものを水分8〜10%に煮詰め冷却、成型
する。 また、イチユウ抽出物中のフラボン配糖体やテ
ルペン類は溶解性がよいのでキヤンデー中で分離
することはなく、さらにこれらの工程の間に変質
することもほとんどない。 (発明の効果) このようにして製造されたイチヨウ抽出物入り
キヤンデーには、フラボン配糠体やテルペン類の
苦味成分が含まれていて、脳卒中や老人ボケの予
防や治療の効果が期待出来る。しかもイチヨウ抽
出物の添加は、ほのかな苦味を特徴とする風味を
かもし出し、よつて得られる製品は、従来にない
効果と風味を兼ね備えた全く新しいキヤンデーで
あるということが言える。 (実施例) つぎにイチヨウ抽出物入りキヤンデーの製造方
法とその製品の官能検査による風味試験につい
て、実施例並びに比較例により説明する。 実施例1〜4、比較例1 砂糖と水あめを第1表に示したような比率で混
合し、砂糖を溶解するための最少量の水を添加し
て、混合、撹拌、溶解し、これを150℃まで煮詰
め、130℃まで冷却した後、第1表に示した各比
率のイチヨウ抽出物を加え撹拌、混合した後、冷
却盤上に流し冷却、成型した。 以上の実施例及び比較例で得られたキヤンデー
に関する官能検査による風味試験の結果を第2表
に示した。 官能試験は18名のパネラーにイチヨウ抽出物入
りキヤンデーの風味を判定させ、最も良い風味と
感じるものについて〇印で評価させた。 第2表より明らかなように実施例1〜4はイチ
ヨウ抽出物を含まない比較例に比べ風味が優れて
いることがわかる。 また、パネラーのほとんどがほのかな苦味を感
じており、それが無添加のものと比較して独特の
風味をかもし出しているという意見が多かつた。
チヨウ抽出物入りキヤンデーに関する。 (従来技術並びに問題点) イチヨウは古くから去痰、鎮咳、解毒、治淋、
瀬尿抑制、滋養の効があるとされ、民間薬として
用いられており、ガン、肺結核、タコ、ウオノ目
等の治療にも利用されている。一方イチヨウ葉よ
り抽出したエキスには血管拡張、血流増大、血管
系の老化防止、特に脳及び皮膚の末梢血流の改
善、精神的症候の改善等の効果があり、脳動脈硬
化、老人ボケ、糖尿病性血管障害、皮膚血行障
害、精神障害等の治療を目的とした現代療法にも
用いられている。 しかしながら、上記のように脳卒中や老人ボケ
の予防並びに治療に効果があるイチヨウ葉抽出エ
キスは、現在、ヨーロツパにおいて医薬品として
用いられているにすぎず、日本国内での利用はほ
とんど検討されていない。 一部にこれを健康維持食品の中に含むと称し販
売するようなことが行なわれているが、その香
味、風味は決して良いものではなく、食品という
りはむしろ薬品に近いものばかりか、有効成分と
されるフラボン配糖体やテルペン類の有無も明確
ではない。 したがつて脳卒中や老人ボケの予防並びに治療
のため優れた効果を有するイチヨウ抽出物を含
み、香味、風味が良く何人も食することが出来、
且つ有効成分とされるフラボン配糖体やテルペン
類を含有し、医療効果の特性を充分に発揮し得る
食品の開発が求められていた。 (発明の目的) 本発明は、脳卒中や老人ボケの予防並びに治療
のため優れた効果を有するイチヨウ抽出物を含
み、香味、風味が良く、何人も食することが出
来、且つ有効成分とされるフラボン配糖体やテル
ペン類を含有し医療効果の特性を充分に発揮し得
る食品の開発を目的とする。 (発明の構成) 本発明のイチヨウ抽出物入りキヤンデーは、イ
チヨウ葉抽出物を0.01〜2重量%含有するキヤン
デーである。 ここで述べるイチヨウ抽出物は、ギンコイツク
アシツド、ビロボール等の低極性フエノールを含
有せず、ギンコライド、ビロバライド等のテルペ
ン類あるいはケルセチン配糖体、ケンフエロール
配糖体等のフラボン配糖体のいずれかまたは両者
を含むものであり、例えば乾燥イチヨウ葉を含水
低級アルコールで抽出した後、得られた抽出物よ
り脂溶性有機溶剤を用いて低極性化合物を除くか
あるいはさらに水と混和しない有機溶剤により抽
出するといつた公知の方法により製造したもので
ある。 抽出物中のフラボン配糖体やテルペン類の定性
確認並びに定量は、薄層クロマトグラフイーや高
速クロマトグラフイーによつて容易に行なうこと
が出来る。 また、ここで述べるキヤンデーとはドロツプ、
あめ玉等のハードキヤンデー、キヤラメル、掛
物、錠菓、ヌガー、タフイ、ブリツトル、フアツ
ジ、フオンダンである。 イチヨウ抽出物は強い苦味を有するが、これ
は、イチヨウ葉中の有効成分とされるケルセチン
配糖体、ケンフエロール配糖体等のフラボン配糖
体及びギンユライド、ビロバライド等のテルペン
類、そのものの苦味に起因する。本発明者等は、
イチヨウ抽出物入りキヤンデーを開発するに当
り、この苦味物質による医療効果の特性を維持す
るとともに、苦味を適度におさえ、そのほのかな
苦味を特徴とする風味を生かすよう種々検討し本
発明を完成した。 例えばドロツプ、あめ玉のようなハードキヤン
デーに含有せしめる場合は、砂糖を蒸発釜に入
れ、少量の水で完全に溶解し所定量の水あめを加
え常圧または真空煮詰機で水分1〜2%に煮詰
め、イチヨウ抽出物を添加し撹拌混合後成型・冷
却固化させる。必要に応じて色素、香料、有機酸
を混合してもよい。苦み剤、例えばコーヒーなど
を添加混合してもよい。 キヤラメルの場合は、砂糖、水あめ、練乳、油
脂、乳化剤、香料等にイチヨウ抽出物を加え混合
溶解したものを水分8〜10%に煮詰め冷却、成型
する。 また、イチユウ抽出物中のフラボン配糖体やテ
ルペン類は溶解性がよいのでキヤンデー中で分離
することはなく、さらにこれらの工程の間に変質
することもほとんどない。 (発明の効果) このようにして製造されたイチヨウ抽出物入り
キヤンデーには、フラボン配糠体やテルペン類の
苦味成分が含まれていて、脳卒中や老人ボケの予
防や治療の効果が期待出来る。しかもイチヨウ抽
出物の添加は、ほのかな苦味を特徴とする風味を
かもし出し、よつて得られる製品は、従来にない
効果と風味を兼ね備えた全く新しいキヤンデーで
あるということが言える。 (実施例) つぎにイチヨウ抽出物入りキヤンデーの製造方
法とその製品の官能検査による風味試験につい
て、実施例並びに比較例により説明する。 実施例1〜4、比較例1 砂糖と水あめを第1表に示したような比率で混
合し、砂糖を溶解するための最少量の水を添加し
て、混合、撹拌、溶解し、これを150℃まで煮詰
め、130℃まで冷却した後、第1表に示した各比
率のイチヨウ抽出物を加え撹拌、混合した後、冷
却盤上に流し冷却、成型した。 以上の実施例及び比較例で得られたキヤンデー
に関する官能検査による風味試験の結果を第2表
に示した。 官能試験は18名のパネラーにイチヨウ抽出物入
りキヤンデーの風味を判定させ、最も良い風味と
感じるものについて〇印で評価させた。 第2表より明らかなように実施例1〜4はイチ
ヨウ抽出物を含まない比較例に比べ風味が優れて
いることがわかる。 また、パネラーのほとんどがほのかな苦味を感
じており、それが無添加のものと比較して独特の
風味をかもし出しているという意見が多かつた。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イチヨウ葉抽出物を0.01〜2重量%含有する
イチヨウ抽出物入りキヤンデー。 2 イチヨウ抽出物が、ギンコイツクアシツド、
ビロボール等の低極性フエノールを含有せず、ギ
ンコライド、ビロバライド等のテルペン類あるい
はケルセチン配糠体、ケンフエロール配糖体等の
フラボン配糖体のいずれかまたは両者を主成分と
して含有する特許請求の範囲第1項記載のイチヨ
ウ抽出物入りキヤンデー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61032390A JPS62190046A (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | イチヨウ抽出物入りキヤンデ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61032390A JPS62190046A (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | イチヨウ抽出物入りキヤンデ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62190046A JPS62190046A (ja) | 1987-08-20 |
| JPH0550254B2 true JPH0550254B2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=12357625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61032390A Granted JPS62190046A (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | イチヨウ抽出物入りキヤンデ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62190046A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0231648A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-02-01 | Daicel Chem Ind Ltd | イチョウ抽出物入りチューインガム |
| JPH0231646A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-02-01 | Daicel Chem Ind Ltd | イチョウ抽出物入りチョコレート |
| JPH0234187U (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-05 | ||
| CN105558732B (zh) * | 2016-01-20 | 2019-01-18 | 武汉理工大学 | 一种天然保健银杏外种皮饮料及其制备方法 |
| CN109673805A (zh) * | 2019-02-11 | 2019-04-26 | 山东省农业科学院农产品研究所 | 一种风味银杏叶糖及其制作方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4927323A (ja) * | 1972-07-04 | 1974-03-11 | ||
| JPS5739753A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-05 | Wataru Sakai | Healthful food containing bamboo extract |
| JPS5942849A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | Mitsuo Ishihara | 健康食品その製造法及びその製造装置 |
-
1986
- 1986-02-17 JP JP61032390A patent/JPS62190046A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62190046A (ja) | 1987-08-20 |
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