JPH05507111A - 色の安定したカロチノイド顔料組成物およびこれによって着色された食物 - Google Patents

色の安定したカロチノイド顔料組成物およびこれによって着色された食物

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JPH05507111A JP91510202A JP51020291A JPH05507111A JP H05507111 A JPH05507111 A JP H05507111A JP 91510202 A JP91510202 A JP 91510202A JP 51020291 A JP51020291 A JP 51020291A JP H05507111 A JPH05507111 A JP H05507111A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酸化および熱応力を受けた際の、アナットー、トマト、ニンジン、マリーゴール ドおよび合成のカロチノイド顔料の安定性は、ある種の乳化剤と混合することに よって顕著に増加するが、これらの乳化剤は抗酸化剤ではなく、むしろある他の 未知の方法で顔料の安定性に影響を与えている。
まんねんろうや茶巾で発見されたもの、およびトコフェロール等の、天然の抗酸 化剤、さらにアスコルビルパルミテ−ト(ascorb71 pilmitaj e)またはアスコルビルステアレー) (tscorbyl s+earate )等のアスコルビン酸の脂肪可溶性の誘導体と結合すると、顕著な相乗効果が得 られる。このようにして得られた安定した顔料は不安定な顔料やそれらの含油樹 脂に比べて数倍安定であり、上記の天然の顔料をカロチノイド顔料が安定でない 食物中で用いられている合成色素の代わりに用いることができる。
しそ科の植物の抽出物はそれ自身、上記の抗酸化剤の特性のみが示すより上記の カロチノイドを保存することができることが知られている。
合成の、いわゆる「コールタール」色素は有毒であると考えられているが、前記 したように、カロチノイド顔料はプロビタミンA活性を有し、重要な抗発癌剤に なりうるため、既知の栄養に対するもともとの利益は非常なものである。
図面簡単な説明 50%Cでの4重量%のビキシン分散液の退色率の比較を示すグラフであり、こ の際、縦軸は試料によって維持される460nmでのもともとの色素の割合(% )を示し、横軸は色彩が1/3ほど退色するのに必要な時間(時間)を示してお り、これによって標準の「2/3の寿命」が得られ、コントロール(ビキシン) および3つの色の安定した組成物を試験に用い、ビキシン−STO,ビキシン− RM、およびビキシンにSTOとRMを加えたもののカーブは本発明の組成物の 効果を示しており、退色に対するビキシンの安定化において優れていることは図 1より容易に明らか本発明の目的は、ある種の界面活性剤、特に酸化応力に晒さ れる食物の退色に対してさらに耐性を有するような組成物、を具体的に表わして おり、力ロチノイドの顔料もしくは着色剤の食用の固体の基質もまた存在するよ うな、色素安定性に優れたアナットー、トマト、ニンジン、マリーゴールド、お よび合成のカロチノイド組成物を提供することである。他の目的は、酸化による 変色に対する上記の力ロチノイドの顔料の安定化方法を提供することである。さ らなる目的は、酸化応力を克服し、本発明の色素安定性に優れたカロチノイド組 成物で着色した食糧を提供することである。さらなる目的は、本発明の色の安定 した力ロチノイド組成物を用いることによる酸化応力を受ける食糧の着色方法を 提供することである。また、さらなる目的は、天然の抗酸化剤を用いることによ る本組成物における上記の色の安定特性および本発明の方法の上記色の安定効果 を促進することであり、さらに、さらなる目的は、食用の油溶性のアスコルビン 酸エステルをさらに用いることによる本組成物の色の安定特性および本発明の方 法の上記色の安定化効果をさらに促進することである。他の目的は、まんねんろ う、サルビア、またはタイム等の天然のしそ科の植物の抗酸化剤、またはトコフ ェロール、または茶の抽出物のみを、驚くほど効果的な色素安定剤として、具体 的に表わすおよび/または用いた、上記した好ましい色の安定したアナットー、 トマト、ニンジン、マリーゴールド、または合成のカロチノイド組成物、食糧、 および方法を提供することである。さらに:トマト、アナットー、ニンジン、マ リーゴールド中に存在する力ロチノイド、および他の天然の力ロチノイド、さら には合成の力ロチノイドの増加した安定性を提供することであり;高温の油にお いて使用できる上記カロチノイドの安定化システムを提供することであり:まん ねんろう、サルビア、タイム、または他のしそ科の植物の抽出物を含む上記カロ チノイドのシステムを提供することであり;さらに、合成の抗酸化剤を使用しな い動物の飼料およびヒトの食物におけるカロチノイドの安定化のメカニズムを提 供することである。さらに、さらなる目的は、以下で明らかになり、また、さら なる他の目的は当業者には明らかである。
発明の概要 さらに、本発明は以下を、単独でまたは組み合わせることによりなるものである : 実質的に以下より構成される、酸化応力にさらされた食物において退色に対しさ らに耐性を有する色の安定したアナットー、トマト、ニンジン、マリーゴールド 、または合成の力ロチノイド組成物 (A)以下よりなるクラスより選ばれる非イオン界面活性剤: a.脂肪酸のモノおよびジグリセリド、b.脂肪酸のポリグリセリドエステル、 C.クエン酸および乳酸よりなるクラスより選ばれた二塩基有機酸でさらにエス テル化されたモノおよびジグリセリドエステル、 d.クエン酸および乳酸よりなるクラスより選ばれた二塩基有機酸でさらにエス テル化されたアセチル化モノおよびジグリセリドエステル、 e.脂肪酸のソルビタンエステル、およびf.脂肪酸のプロピレングリコールエ ステル、(B)アナソトー、トマト、ニンジン、マリーゴールド、または合成の 力ロチノイドであり、 (B)に対する(A)の割合は少なくとも10重量%であり、必要であれば力ロ チノイド顔料または着色剤の食用の固体の粒状の基質を有していてもよく;(B )に対する(A)の割合(重量比)が約0.1:1から1.2:1の間である組 成物であり:以下よりなるクラスより選ばれた天然の抗酸化剤をも有している組 成物であり: a、しそ科の植物の抽出物、 b、トコフェロール、および C9茶の抽出物; 食用の油溶性のアスコルビン酸エステルをも有する組成物であり; 抗酸化剤、a、 、b、 、およびC9のうち少なくとも2つを含む組成物であ り; 前記のいずれかにおけるa、からg、で記載されたものより選ばれた界面活性剤 と上記の顔料を混合する段階からなる、酸化による変色に対してアナットー、ト マト、ニンジン、マリーゴールド、または合成のカロチノイド顔料を安定化する 方法であり; 上記カロチノイド顔料をしそ科の植物の抽出物、トコフェロール、および茶の抽 出物から選ばれた天然の抗酸化剤と混合する段階からをもなる方法であり;さら に酸化応力を克服し、前記のいずれかにおいて記載された調味料組成物で着色さ れた食糧であり;また、前記のいずれかにおいて記載された色の安定したカロチ ノイド組成物を一緒に混合する段階からなる酸化応力を受ける食糧の着色方法で あり;さらに、 カロチノイド顔料を食用の油溶性のアスコルビン酸エステルと混合する段階から をもなる方法であり;上記アスコルビン酸エステルがアスコルビルパルミテー)  (aseorbyl palmijate)またはアスコルビルステアレート (ascorbyl gjearaje)から選ばれるものである方法である。
さらに、 上記界面活性剤がソルビンタンポリ脂肪酸エステル(sorbijan po1 71arl) acid esHr)または脂肪酸のモノグリセリドである色の 安定したカロチノイド組成物である。さらに、 上記界面活性剤がソルビンタントリオレエート(sorbNxn triole aje)であるまたは抗酸化剤としてまんねんろうの抽出物をも含む組成物であ り; 上記界面活性剤がソルビンタントリオレエート(sorbijan jriol eate)であるまたは抗酸化剤としてしそ科の植物の抽出物をも含む方法であ り; 上記界面活性剤がソルビンタントリオレエート(sorbiian jriol eate)であるまたは抗酸化剤としてまんねんろうまたはサルビアの抽出物を も含む方法であり;上記界面活性剤がソルビンタンポリ脂肪酸エステル(sor bitan polytatt7 acid ever)または脂肪酸のモノグ リセリドである食糧であり: しそ科の植物の抽出物、またはトコフェロール、または茶の抽出物、特に、まん ねんろうまたはサルビアの抽出物である抗酸化剤をも含む食糧であり; 上記界面活性剤がソルビンタントリオレエート(sorbiian triol eate)であり、抗酸化剤としてまんねんろうの抽出物をも含む組成物である 。さらに、食用の油溶性のアスコルビン酸エステルである抗酸化剤をも含む、特 に、アスコルビルパルミテーh (ascorbyl palmijate)ま たはアスコルビルステアレート(ascorbyl 5tearajel であ る抗酸化剤をも含む食糧である。さらに、上記方法が顔料の食用の固体の粒状の 基質の存在下で行われる方法であり;さらに、上記界面活性剤がソルビンタント リオレエート(sorbitan Hioleate)であり、上記抗酸化剤か まんねんろうまたはサルビアの抽出物であり、さらに必要であれば、アスコルビ ルパルミテート(ascorb71 palmijate)またはアスコルビル ステアレート(ascorbyl 5ieara+e)を上記カロチノイド顔料 と混合する方法である。最終的には、上記カロチノイドが4重量%の濃度でフラ ワーサルト(flour 5ad)上に分散された際に、50℃の温度で220 時間以上の2/3の寿命を有するアナットー、トマト、ニンジン、マリーゴール ド、または合成カロチノイド組成物であり;上記カロチノイドがビキシン、ベー ターアポ−8−カロテナル、またはベーターカロチンである組成物であり;さら に、 界面活性剤および必要であれば天然の抗酸化剤を有し、上記カロチノイド顔料が 4重量%の濃度でフラワーサルト(flour 5alt)上に分散された際に 、カロチノイドのみのものの2倍以上の2/3の寿命を有するアナットー、トマ ト、ニンジン、マリーゴールド、または合成カロチノイド組成物であり;さらに 、 実質的に以下より構成される、酸化応力にさらされた食物において退色に対しさ らに耐性を有する色の安定したカロチノイド組成物 (A)以下よりなるクラスより選ばれる天然の抗酸化剤:a、しそ科の植物の抽 出物、 b、トコフェロール、および C0茶の抽出物、 および (B)カロチノイドであり、 (B)に対する(A)の割合は少なくとも2重量%であり、さらに (C)カロチノイド顔料または着色剤の食用の固体の粉末状のあるいは粒状の基 質をも有する、a、からg、より選ばれる界面活性剤; (B)に対する(A)の割合が約5重量%から20重量%の間である組成物であ り; 少なくとも2%濃度のしそ科の植物の抽出物を含む組成物であり;さらに、 まんねんろう、サルビア、またはタイムの抽出物を含む組成物である。
材料および方法 可能であれば、市販の材料を使用した。また、既知の方法、または最も効果的な 特殊な配合物において実験者によって使用されている工具として認められている 方法を記載する。
しそ科の植物、例えば、まんねんろうおよびサルビア、の抽出物を、トッド、米 国特許、4,778,691号に従って調製し、さらに、この抽出物は上記の特 許中に記載さているように、標準的なランシマット(商標) (Rancima  tT M)の方法論で規格化されており、カルセフ、インク(Xalsec  Inc、) 、カラマズー、ミシガン州、米国より市販されている標準アイテム であるヘルバロックス(商標) (HerbaloxTMl sタイプ0の活性 と同等の抗酸化剤活性を得た。
乳化剤を製造会社より得たが、これらは商標というより技術名で記載されている 。また、これらの乳化剤には抗酸化剤は含まれていない。
茶の抽出物は、緑茶の葉山来であり、ヘルバロックス(商標) (Herbal ox”)の抗酸化剤活性の16%まで規格化された。
トコフェロールはおよびパルミテート等のアスコルビルエステルは、食品グレー ドであり、製造会社より得た。
フラワーサルト(flour−5alt)は、食品グレードであり、分散液を作 製する際に使用する調味料の会社に供給している製造会社より得た。
方法:特に記載しない限り、乳化剤、まんねんろう、他の抗酸化剤、および相乗 的な組み合わせの効果は、フラワーサルト(flour 5altLhの大豆油 中におけるカロチノイドの分散液を摂氏50または65度のいずれかに維持され たオーブンの中で空気にさらすことによって測定した。色彩は時間中測定され、 分散液が色彩の1.2/3を退色するのに必要な時間を、分散液の2/3の寿命 と呼ぶ。経験と(、、では、50度での2/3の寿命の半分(時間)が日単位の 安定性である。同様にして、65度で2/3の寿命に到達する時間は日単位の安 定性とほぼ同じである。この技術は、当該分野の実験者にとっては非常に貴重で あり、潜在的に好ましい組み合わせの数は膨大である。
分散液の基質のうち、塩が最も不安定性であることはよく知られていることであ る。ブドウ糖上のまたは飼料における分散液はより大きい値の安定性を有してお り、このことが分散液がスクリーニングの研究に使用されない理由、さらには本 発明によって塩より不安定でない基質と結合させた際にこのような長所が得られ る理由である。
言葉の用語集 本用語集は、本明細書において用いられている略称および参考となる他の技術用 語および装置を記載している。
略 称 技術用語 BHA ブチル化ヒドロキシアニソール(butylajed [+ydrox y anisolelBIT ブチル化ヒドロキシトルエン (butylajed hydroB toluene)GMOグリセロールモ ノオレエート (glycerol monooleatelPG ポリエチレングリコール SBO大豆油 STOソルビタントリオレエート (sorbijan friolea+e)SMS ソルビタンモノステアレー ト (sorbitan monos+earate)8−1−0 オクタグリセロ ールモノオレエート(ocjaglycerol monooleaje)10 −1−CCデカグリセロールモノ−カプリツク−カブリレート (decaglycerol mono−capric−caprylate) RM まんねんろうの抽出物、特にカルセフ、インク(Kalsec Inc、 ) 、カラマズー、ミシガン州のへルバロックスー〇(商標)(Herbalo x−OTM)製品 過酸化物価:この値もまた油が酸化されるまでの値を評価する標準試験である。
しそ科の植物の抽出物:しそ科の植物、好ましくはまんねんろう、サルビア、ま たはタイム、特にまんねんろうの溶媒抽出物。好ましい形態は、トッド、米国特 許4,877.635号において記載されており、標準のランシマット(商標)  (RancimatTM)の条件下で、大豆油中のBHTの約2倍の抗酸化剤 強さにまで規格化されている。これは、ヘルバロックス(商標) (Herba lox”シの形態で市販されている。
20度、1時間当たり18リツトルの空気で、オレオゲチス(oleogeno us)な基質の導入時間を測定する装置。これは、抗酸化剤の調製物の相対的な 強さを測定するのに用いられる方法論である。この効果は、コンロトールの導入 時間で割られた試料の導入時間をパーセントとして表現されている。
2/3の寿命:これは、カロチノイドまたは分散したカロチノイドの含油樹脂の 試料の1/3の色素が実験条件下で退色する時間をいう。これは、非常に再現性 のある測定値であり、乳化剤やこれの相乗的な組み合わせの相対的な効果を評価 するのに十分なほど正確である。この技術は、特殊な使用の配合物を最大限に活 用するのに当該分野の実験者を助けるであろう。
相乗作用:マクグロー−ヒル(MacGraw−11i11)の二ニス之ヨナリ ー オブ サイエンティフィック アンド テクニカル タームズ(Dicti onary ol 5cientific and jechnical Te tms)に記載されている通りである: 「2つの活性成分の効果の合計が個々 の効果の合計より大きい作用。」例えば、1つの添加剤が10時間まで2/3の 寿命を増加し、2つ目が20時間であり、これら2つの組み合わせが50時間で ある際には、相乗効果が20時間加わる(プラスされる)。
界面活性剤:本明細富においては、以下より構成されるクラスより選ばれる非イ オン界面活性剤を表わすものとする: a、脂肪酸のモノおよびジグリセリド、b6脂肪酸のポリグリセリドエステル、 C,クエン酸および乳酸よりなるクラスより選ばれた二塩基有機酸でさらにエス テル化されたモノおよびジグリセリドエステル、 d、クエン酸および乳酸よりなるクラスより選ばれた二塩基有機酸でさらにエス テル化されたアセチル化モノおよびジグリセリドエステル、 e、脂肪酸のソルビタンエステル、およびf、脂肪酸のプロピIノングリコール エステル、および g、レシチン、およびこれと同等のもの。
RM(まんねんろうの抽出物):使用されている抽出物は、カルセフ、インク( Ialsec Inc、)より市販されている製品である、ヘルバロックス(商 標) (Herbalox”)であり、抗酸化剤活性、および約20%の活性抗 酸化剤化合物にまでとして規格化されている。これに関しては、抽出物中の活性 抗酸化剤の正確な濃度を決定することは現在の技術では不可能であり、20%は 脱臭されたまんねんろうの抽出物を大豆油で希釈した値を基本にした大体の値で あることに留意しなければならない。
発明の詳細な説明 以下の実施例によって、説明するが、これに限定されるものではない。
実施例1. 乳化剤、まんねんろうの安定化効果、およびビキシン及びベーター アポ−8−カロテナル(befa−ipo−8−carotenal)に関する これらの組み合わせの相乗効果。
微結晶のベーターアポ−8−カロテナル(be目−apo−8−carojen al)を4%の濃度まで大豆油で希釈した。アナットーの抽出物を同様にして微 結晶のビキシン濃度が5%になるまで希釈した。これらの調製物を以下のように して希釈した: (1)コントロール二同部のSBO; (2)0.5部の顔料溶液、0.48部 のSBO,0,02部のRM; (3)0.5部の顔料溶液、0.48部の5T O20,02部のSBO,および(4)0.5部の顔料溶液、0.48部の5T O10,02部のRMoこれらの混合物を、試験管中に計った同量のフラワーサ ルト(flour 5ad)上に4%で分散し、さらに、摂氏50度のオーブン 中に放置した。試料を定期的に取り出し、アセトンで抽出することによって色彩 を測定した。図1のように、色の濃さをプロットし、さらに、1/3の色が退色 するのに必要な時間を測定した。
これを、表1において2/3の寿命として記載する。
表1−1 カロチノイド溶液 摂氏50度での2/3の寿命(時間)実際 増加 相乗作用 時間 コツトa−ルとの1合(九) fbe+i−gpo−8−[212%RM 300 249(41ffiM+5 TO56347991110811RおよびSTOの個々の2/3の寿命の増加 (時間)を合計し、さらに、この合計および上記の組み合わせの実際の2/3の 寿命の差を相乗効果(時間)とする。また、これをコントロールとの割合(%) として表わしたところ、ビキシンの場合では、コントロールの2/3の寿命の1 08%である。言い換えれば、この場合、相乗効果が顔料自身の安定度より大き いことを意味し、組み合わせによる能力を示している。
図1は、ビキシンの試験の2/3の寿命のカーブを表わしている。ビキシン自身 は即座に退色してしまうが、添加したものはそれぞれ前記の試料の大体2倍の安 定性を有する。STOが顔料を安定化することのみならず、RMおよび特にST O−RMの組み合わせが非常に効果的であることは予期しないことである。微結 晶のビキシンは大豆油に懸濁するので、大豆油自身が安定であることも明らかで ある。他のカロチノイド、および特にベータカロチン、カンタキサンチン、およ びアスタキサンチンの曲線も安定化の前後で同様の形状である。この実施例は、 好ましい乳化剤、ソルビタントリオレエートが安定度を増すというまったく予期 しない説明のできない効果を示すだけでなく、相乗効果をも示すものである。同 様の相乗効果は、実施例2の好ましいクラスの界面活性剤でも認められる。また 、これらの組み合わせの独特な性質の一つをも指摘している:まんねんろうは1 つのカロチノイドに関しては乳化剤より太きい効果を有しているが、他のカロチ ノイドではより小さい効果である。このため、実験者は今までのものと異なるも のとして申請している配合物をパン、肥料、飼料、及び揚げ用の油として最大限 に活用するために上記の技術を使用しなければいけない。
実施例2.安定化および相乗効果に関する非イオン乳化剤(界面活性剤)の分類 乳化剤と抗酸化剤の多くの組み合わせが作れるということは、上記の実施例より 明らかである。利用できる食品グレードの乳化剤はあまりにもたくさんあるので 、これらの前記の実施例において示された技術を用いて目的とする組み合わせを 評価することは、当該分野において実験をしているものにとっては有用である。
乳化剤の以下の分類もまた、選択する上で補助となるものである。
本明細書の目的のために、乳化剤を以下の3つのクラスに分ける: (1)強力 な安定特性および相乗特性を発揮するもの; (2)安定特性は示すが、相乗特 性はやや劣るもの; (3)不安定であるおよび/または相乗作用となるもの。
まんねんろう、トコフェロール等の安定化効果、さらには天然の抗酸化剤を加え なければ含油樹脂の分散液の安定性を損なうため、後者のクラスは特に本発明よ り除外する。
表から分かるように、この分類は乳化剤の親水性および疎水性のバランスとは無 関係であることは実験者には既知のことである。したがって、本発明によって、 実験者は着色に用いられる特殊な食物の物理的な必要性に最も適したカロチノイ ド顔料の安定化システムを設計することができる。
(1)天然の抗酸化剤を用いた強力な安定性および相乗特性を有する界面活性剤 または乳化剤:モノ及びトリオレエート及びステアレート等のソルビタンエステ ル、モノ及びジグリセリドの乳酸エステル(2)強力な安定性およびやや劣る相 乗特性を有する界面活性剤または乳化剤: オクタグリセロールモノオレエート、デカグリセロールカプリツタ−カブリレー ト(decag17cerol capric−caprylaH) 、及びデ カグリセロールテトラオレエート等の、脂肪酸のポリグリセロールエステル グリセロールモノオレエート等の脂肪酸のモノジグリセリド アセチル化モノグリセリド モノ−ジグリセリドのクエン酸エステルレシチン(やや茶色に変色するおよび不 快なにおいの原因となる) 脂肪酸のプロピレングリコールエステル(3)不安定であるおよび/または相乗 作用のない乳化剤。(相乗効果のない割合(%)をまんねんろうと組み合わせて 示す) 相乗作用(%) モノジグリセリドの酒石酸エステルII 、 −97%グリセリンの三酢酸(j riacelic acid)エステル −18%ポリソルビタンモノオレエー ト及びステアレート等の、ポリオ −76%牛ジエチレン誘導体。(N外的に、 不安定で相乗作用がない)プロピレングリコール −64% 第一のクラスの乳化剤が本発明の好ましい実施態様であり、第二のクラスのもの が上記比べると好ましくなく、さらに、第三のクラスのものは非常に好ましくな い。ポリキシエチレン誘導体を除くと、乳化剤と乳化剤の入るクラスとの間に構 造的な関係がないことは注目すべきことである。
初めの2つのクラスに入る乳化剤は本発明の概念に含まれ、優れた乳化特性を有 していることから、第三のクラスの乳化剤を組成物中に含めることが望ましいよ うに思われても、乳化剤を安定にし、相乗効果を生むことにはならず、付随的な ことを含めることを防ぐ努力をしなければならないことを実験者は認識していな ければならない。
実施例3.まんねんろうの抽出物および非イオン界面活性剤の加熱による顔料の 退色の防止効果。
まんねんろうの抽出物の存在下、およびさらには非イオン界面活性剤の存在下で は、以下に示すように、ビキシンおよびベーターアポ−8−カロテナルの安定性 が驚くべきほど改善された: 51部の5%ビキシンの微結晶分散液を49部の大豆油に希釈した。また、51 部のビキシン分散液を2部のまんねんろうの抽出物及び47部の大豆油と混合し た。51部のビキシン分散液、2部のまんねんろう、および47部のソルビタン トリオニレートから構成される第三の混合物を作製した。
上記の混合物を0.2%の量で大豆油と混合し、このようにして得られた赤色の 油を摂氏130度のヒートブロック内のチューブ中に放置した。1時間後、48 7nmで退色率(%)を測定した。コントロールは半分退色したものとしたとこ ろ、まんねんろうの試料は26%しか退色[7ておらず、まんねんろうおよびソ ルビタントリオニ1)−トの両方を含んでいる試料は7%のみであった。このこ とから、まんねんろう自身が加熱安定性を改善し、さらにソルビタン脂肪酸エス テルによって顕著に改善されることが示される。
ビキシンより安定であるベーターアポ−8−カロテナルを用いて、同様の操作を 行った。1時間後、コントロールは24%退色していたが、まんねんろうを含む 試料は10%はどであり、さらに、まんねんろうおよびソルビタントリオニレー トの両方を含んでいる試料は9%のみであった。
この際、ソルビタンエステル自身は、恐らくまんねんろうの高い安定化効果によ って、顕著に安定性を向1−させなかった。
んねんろうの抽出物、ソルビタントリオレエート、およびこれらの組み合わせの 安定化効果。
本実施例によって、前記の実施例において他のカロチノイドで示されたように、 合成のベーターカロチンでも同タイプの安定化効果が得られることが分かる。
植物油における30%の微結晶ベーターカロチンの分散液を同部の大豆油と混合 した(溶液1)。この溶液を同部の大豆油と混合で希釈することによって、コン トロール溶液(A)を作製した。溶液(1)を同部のソルビタントリオレエート と混合することによって(溶液(B))、50部の溶液(1)を4部のまんねん ろうの抽出物および46部の大豆油と混合することによって(溶液(C));さ らに、50部の溶液(1)を4部のまんねんろうの抽出物および46部のソルビ タントリオレエートと混合することによって(溶液(D)) 1.3種の試験溶 液を作製した。
上記混合物(A)から(D)の4%分散液をフラワーサルト(flol、lr  5ad)上に作製し、摂氏50度に保たれたオーブン内に放置した。本実験にお いて、1/2の色が退色するのに必要な時間を測定したところ、以下の結果であ った=(A) 43時間 (B) 62時間 (C) 64時間 (D) >85時間(試験をこれ以り続けなかった)ソルビタンエステルおよび まんねんろうの両方ともがそれぞれ、強力な予期できないほどの安定力を有して おり、さらに、この組み合わせは非常に強力であることは、明らかである。BH TやBHA等の合成の抗酸化剤は本出願においては顕著な効果は示さないため、 界面活性剤、まんねんろう(または他のしそ科の植物の抽出物)、およびこれら の組み合わせの独特な性質が指摘されたことは驚くべきことである。
天然のベータカロチンを含む、ニンジンの抽出物もまた、5%のまんねんろうの 抽出物を用いることによって安定化され、その安定度はまんねんろうを添加しな いコントロールの値の330%であった。これによって、本発明は天然の形態の 顔料でも合成の形態の顔料と同等に効果的であることが分かる。約2重量%まで のさらに低い濃度では、効果はやや減少するものの使用でき、さらに、環境を考 慮することによって使用できる最大の濃度が決定される。カロチノイドに対する 天然の抗酸化剤の重量比は環境を考慮することによってのみ制限されるが、通常 、20%を超える必要はなく、また、最小限度は2%が好ましく、さらに、5% が大体最適である。
本明細書に記載したすべての他のカロチノイド、さらにはパプリカ、特にビキシ ンを用いた場合にも、さらには、まんねんろうの抽出物の代わりに、サルビアま たはタイムの抽出物等の他のしそ科の植物の抽出物を用いても、または、コント ロールまたは茶の抽出物を代わりに若しくは添加して用いても、同様の効果が得 られる。
実施例5.天然の抗酸化剤および非イオン界面活性剤の組み合わせの効果。
実施例1によって、非イオン界面活性剤のクラスの好ましい代表例として、まん ねんろうとソルビタントリオレエートとの間に見られる高い相乗作用が示される 。本実施例では、トコフェロールがこれらの安定剤と密に相互に関係しており、 カロチノイド顔料の安定度をさらに向上することを示す。
大豆油における20%ベーターアポ−8−カロテチルの溶液(1)を調製した。
以下の混合物を、フラワーサルト(flour 5ad)上に2%の量で分散し 、摂氏65度のオーブン内に放置し、2/3の寿命を測定した:混合物の割合( %) 2/3の寿命 溶11tll SBORM +コフェ叶4 GMO時II fh 11 コント ロールとの筒金fN]19 g+ 21 19 79 2 91 433% 19 79 2 34 16部% 19 64 2 2 13 116 552%同様にして、51部の7.4%の 微結晶ビキシン分散液、2部のまんねんろう、2部のトコフェロール、13部の グリセロールモノオレエート、および32部のソルビタンモノステアレートの組 み合わせを、2%でフラワーサルト(ftour 5alt)上に分散した。5 1部のビキシンおよび49部の大豆油を含むコントロールを、同様にして2%で 分散した。摂氏65度での2/3の寿命は、安定剤を含まないコントロールの4 00%であった。本実施例によって、種々の天然の抗酸化剤の高い安定化の性質 を非イオン界面活性剤と結合させることによって、顔料の全く予期できないほど の安定性が得られることが示される。
サルビアおよびタイムの抽出物もまんねんろうと全く同様の効果を有するが、茶 の抽出物は、固体であり、直接溶解しにくため、抽出溶媒を除去する前に、非イ オン界面活性剤(および特にポリグリセロール)と直接最も結合する。
茶の抽出物は、本明細書に記載された顔料の安定性において同様の効果を有する 。
実施例63本発明の安定化カロチノイドの適用当該分野に関して、安定した顔料 の利用性は即座に明らかでなる。例えば、塩、ブドウ糖等上の顔料の分散液は、 それ自身、または他の調味料と組み合わさって、ふりかけられるスナック、クラ ッカー、またはパンの保存期間を非常に長くできる。
鳥等の食物を揚げるために用いられる油の中に入れても、その色を維持し、食物 の外観がよくなる。また、ポツプコーン用の油に加えても、ポツプコーンを作っ ている間も、また、ポツプコーンを容器に保存している際にも、色の変わらない 期間がさらに延びる。
バター若しくはブリーディングミックス(breading m1x)の一部と してパンに、またはケーキミックスに加えても、色の維持期間が延長し、最終的 な食物も外観もよくなる。
パン、バター、およびケーキミックスの保存期間は、本明細書中で選ばれた非イ オン界面活性剤、さらには、本明細書中に使用されるまんねんろう、サルビア、 茶、およびトコフェロールによっては、2倍、3倍、または4倍になる。
安定した顔料が動物若しくは魚の飼料において使用される場合には、飼料の製造 中の分解を防止し、さらには飼料の貯蔵中も顔料は安定しているため、同様の利 用性がある。
人工の抗酸化剤は必要でなく、したがって、食物連鎖から排除できる。
本発明の特に好ましい使用は、鳥の飼料に使用されるマリーゴールドの安定化で ある。キサントフィルは、卵黄を着色するために鳥に使用されるため、試料の価 値は、鳥に与える際のキサントフィルの含量で決定される。このような飼料は、 通常、消費される前の数週間、貯蔵されるため、この間に顔料の退色が起こる。
実施例1のビキシンで使用された割合で、マリーゴールドの抽出物をまんねんろ うおよびソルビタントリオレエートと混合することによって、同様な安定性の増 加が得られる。マリーゴールドの抽出物は、本実施例において他のカロチノイド 顔料で開示された通り、非イオン界面活性剤の存在下で、他の天然のしそ科の植 物の抗酸化剤、およびトコフェロールの存在によっても同様に好ましく使用でき る。
トマトまたはリコビンを含む他の製品と混合した際には、これらの安定した調製 物は、顔料の酸化および光によって促進された分解を阻害する。したがって、こ れらは、トマトジュースまたはペーストに直接混合することにより安定である。
また、これらは、ピザ上等のソースに使用しても、特に、焼いたり、マイクロ波 で調理しても、色の維持期間を延長し、さらに、このようなペーストの光沢を向 上することができる。
本発明の安定した顔料の上記の使用に制限されることはなく、本明細書に記載さ れた新規な分野の説明をしたのみである。また、本実施例によって、いかに多く の開示された組み合わせが本比願中で最大限に好ましく適用されているかが示さ れている。
実施例7.トマト顔料の安定化 リコビンは、トマト内に多く含まれている顔料であり、ベータカロチンの約2倍 の一重項酸素失活能を有していることが報告された。ベータカロチンの抗発癌特 性はこの能力に関連があると考えられているので、トマトの加工においてリコビ ンを保存することは人々の健康、さらにはトマトジュース若しくはペーストの魅 力にとって重要である。
本実験は、リコピンの保存において本発明の利用性について記載する。
熟れたトマトを市場で買ってきて、ジュースを抽出した。
このジュースに、以下のものを添加した:1、コンドロールー−無添加。
2、 0. 04%濃度のまんねんろうの抽出物。
3、まんねんろうの抽出物の濃度が0.04%になり、さらに、非イオン界面活 性剤の濃度が0.16%になるように、(1部のまんねんろうの抽出物+4部の ソルビタントリオレエート)。
4.0.16%濃度のソルビタントリオレエート。
この混合物をワリングブレンダー(Waring blender)内で攪拌し 、安定剤を導入した。さらに、このジュースを2つに分けた。部分Aは、そのま まの状態にした。部分Bは、23”真空にし、ロータリーエバポレーターで3倍 に濃縮し、ペースト状にした。これらのジュースおよび濃縮液の色を比較した。
結果を以下に示す; ジュース 濃縮液 1、 コントロール 茶の色合い ジュースより茶2、 まんねんろう 非常に わずかな茶 わずかに斎3、 まんねんろむSTO明るい赤 明るい赤4、ST Oより鈍い赤 より鈍い赤 上記より、まんねんろうおよびここではソルビタントリオレエートとして記載し ているが、非イオン界面活性剤の混合物を加えることによって、まんねんろうま たは乳化剤のみに比べてトマトジュースの明るい赤色をより維持できることは明 らかである。
にもかかわらず、まんねんろうおよび乳化剤は、それ自身でも、元の状態のジュ ースおよび濃縮液の外観を顕著によくする。調製物2から4の改善された外観は 、リコビンの安定化によって改善された栄養特性と一致する。
実施例2に記載されている他の界面活性剤も同様の好ましい効果を有する。しそ 科の植物の代表であるサルビアやタイム、茶、およびトコフェロール等の、他の 天然の抗酸化剤もまた、界面活性剤とおよびそれぞれ好ましく結合し、外観や加 工されたジュースの栄養価を向上することができる。
実施例8.界面活性剤、まんねんろう、サルビア、およびタイムに代表されるし そ科の植物の抽出物、茶の抽出物、およびそれらの組み合わせと一般的な合成抗 酸化剤との安定化のさらなる比較。
上記したように、一般的な合成の抗酸化剤であるBHAおよびBHTは、ベータ ーカロチン、ビキシン、ベーターアポ−8−カロテナル、および使用できる量が 0.02%で生鮮魚を着色するのに通常用いられるカロチノイドの酸化による若 しくは熱による分解を防止することはほとんどまたは全くできない。2〜5%の 高い量でさえ、安定性は最小限しか増加しない。
一方、界面活性剤、および特に実施例2に記載した好ましい物質を、カロチノイ ドの調製物の10%以上で混合することによって、当該分野の実験者はコントロ ールに比べて数倍の期間安定しているカロチノイドの分散液を調製できる。
本発明の最も好ましい形態は、界面活性剤かまんねんろうの抽出物と結合し、調 製物の10%まで若しくはそれ以上の量で存在する形態である。カロチノイドが 合成されている際には、混合物にトコフェロールを加えることによってさらに好 ましくなるが、マリーゴールド由来のもの等の、天然のカロチノイドは必ずしも トコフェロールを加えなければならないというわけではない。
2/3の寿命の概念を用いることによって、実験者は得られるカロチノイド調製 物に最適な結果となる安定化システムを配置し、本発明において使用することが できる。例えば、カロチノイドがゼラチンに包封される際には、ゼラチンに対し て可塑剤として、およびカロチノイドに対しては安定剤として作用するため、ポ リグリセロールエステルが好ましい。壇上の分散液を調製しようとする際には、 ステアレートは飽和脂肪酸であるため、ソルビタントリオレエートよりソルビタ ンモノステアレートの方が好ましい。
本実施例に制限されることはなく、当業者にとって明らかである本発明の様々な 応用を記載しているにすぎない。
実施例9.まんねんろうの抽出物と乳化剤 安定剤の単一および複数の相乗効果 。
安定剤の予期できない効果は、相乗的にしそ科の植物由来のもの、特にまんねん ろうおよびサルビア由来のもの等の、天然の抗酸化剤の性質を促進できることで ある。第二の長所は、乳化剤−まんねんろうの混合物をさらに1つの抗酸化剤ま たは複数の抗酸化剤と結合することによる2倍の相乗作用の発揮である。本実施 例では、標準的なまんねんろうの抽出物、ヘルバロックス(商標) (Berb alol”)を用い、相乗効果を示す。
表9−1は、好ましい乳化剤とまんねんろうとの組み合わせ、およびアスコルビ ン酸の脂肪に可溶性のエステルである、アスコルビルパルミテート(ascor byl palmitaje)を用いた際の多数の相乗作用を示したものである 。また、この表は、ポリソルベート80が相乗作用を発現せず、さらに不安定な 効果を示すことをも示している。また、この表によって、非イオン界面活性剤と 乳化剤の相互作用の特異性が分かるが、これには説明が不要である。
2/3の寿命を50度で時間で記載する。カラム1は2/3の寿命を表わしてい る。カラム2はコントロールと比べた際の増加を表わしている。カラム3は組み 合わせが相乗的であるかを判断する2/3の寿命を表わしており、さらに、カラ ム4はカラム4及びカラム3との差である相乗的な増加を表わしている。カラム 5はコントロールの2/3の寿命の割合(%)として相乗的な増加を表わしてい る。
試料の組成は以下の通りである:5%の微結晶ビキシンを0゜5部含むアナット ーの抽出物;もし存在すれば0゜35部の乳化剤;もし存在すれば0.04部の まんねんろう;もし存在すれば0.006部のアスコルビルパルミテート(as corbyl palmNaje) ;全組成を1.00部にするための大豆油 。
この表は、まんねんろうおよび示されている2つの好ましい乳化剤の組み合わせ の非常に顕著な相乗効果を明らかに示している。ポリソルベート80.プロピレ ングリコールに添加すると、配合物における一般的な希釈剤は、劣化することが 示されるので、防止しなければならない(プロピレングリコールが必ずしも乳化 剤であると考えられるわけではない)。これらの正および負の効果は、より低い 量でも観察される。
表9〜1 乳化剤およびまんねんろうの抽出物を安定(tする相乗効果乳 化 剤 2/3 0層命 コントロールとIt[した履の1m1111 X 際予想1!fil  m最111)I”f%1相乗作用 コントロール 82 0 +まんねんろラ 220 I38 ンルとタントダオレエート 342 260+まんねんろう 584 502  39g 104 126%プルビタンステアレート 360 278+まんねん ろう 60フ 525 416 109 132%ポリソヅベート 25 −5 7 −69%+まんねんろう 90 8 g! −73−119%ブαピレング リコール 79 −3 ÷まんねんろう 194 +12 135 −23 −28%2倍の相乗作用 コントD−k 82 D アスコルビルバルミテ−+ 190 108+まんねんろう 584 502 十まんねんろi 730 648 610 38 46%ポリソルベート及びプ ロピレングリコール以外の乳化剤は負の相乗作用を示すことに留意する。これら のうち、上記はモノグリセリドのアセチル化酒石酸エステル、およびグリセリン の三酢酸エステル(Hiace!ic acid ester)である。
ある乳化剤は正の相乗効果を示し、他は負の相乗効果を示す理由は不明である。
安定性は安定剤の量が減少するにつれて減少するが、相乗効果は増加することに 留意する。したがって、相乗作用は、量が少なくなるにつれて顕著である。
本発明の本質的な概念は、まんねんろう、サルビア、他のしそ科の植物による、 または、トコフェロールおよび茶の抽出物等の、他の天然の抗酸化剤による1つ のまたは2つのまたは複数の相乗効果を有する乳化剤−安定剤の使用である。
アスコルビルパルミテートおよびステアレートに添加すると、アスコルビルオレ エート(ascorbyl oleate)および米国特許2,454.747 号、2,454,748号、及び2,454,749号に開示されている様々な 油溶性のアスコルビン酸エステルがワイスブラット(Weisblat)及びワ イズ(Wise)に対してそうであるのと同様にして、他の食用の油溶性のエス テルもまた相乗的な色素安定効果を示している。
このようにして、本発明は、酸化応力にさらされた食物において退色に対して耐 性をさらに有するある種の界面活性剤を具体化した色の安定したカロチノイド組 成物、および酸化による退色に対して上記の顔料を安定化する方法、本発明の組 成物で着色された酸化応力を克服する食糧、および本発明の上記色の安定したカ ロチノイド組成物で食糧を着色する方法を提供するものであることが分かる。カ ロチノイド顔料を安定化する方法は、カロチノイド顔料の食用の固体の基質の存 在下で好ましく行われる。相乗効果は、天然の抗酸化剤を上記の組成物および方 法に導入することによって得られ、さらに、上記組成物の色素安定性および方法 の効果は、しそ科の植物の抗酸化剤若しくはトコフェロール若しくは茶の抽出物 等の、天然の抗酸化剤のみを用いることによって非常に効果的な色素安定化の結 果が得られるにもかかわらず、食用の油溶性のアスコルビン酸エステルを含ませ ることによってさらに促進される。前記したすべての事柄によって、従来存在し ていた色素の不安定性および従来技術では解決できなかった退色の問題に対する 長い間待望していた解決方法が得られる。
明白な修飾および同等なことは当業者に明らかであるように、本発明は、詳細な 操作、または詳細な組成、方法、過程、または示され記載された実施態様に制限 されるものではなく、したがって、本発明は、請求の範囲に合法的に従っている 全概念にのみ制限されるものであることを理解しておくべきである。
元の色の割合(%) 丈 カロチンイド顔料若しくは着色剤の食用の固体の基質もまた存在する、特に酸化 応力にさらされた食物において退色に対しさらに耐性を有する組成物である、あ る種の界面活性剤を有する、色素安定性に優れたアナ・ノド−、トマト、ニンジ ン、マリーゴールド、または合成のカロチノイド組成物を開示している、さらに :酸化による変色に対してカロチノイド顔料を安定化する方法;酸化応力を克服 し、本発明の色の安定したカロチノイド組成物を用いて着色された食糧;発明の 色の安定したカロチノイド組成物を用いることによる酸化応力を受ける食糧の着 色方法;天然の抗酸化剤を用いることによる本組成物における色素安定特性およ び本発明の方法の色素安定化効果の促進;さらに、食用の油溶性のアスコルビン 酸エステルをさらに用いることによる本組成物の色素安定特性および本発明の方 法の色素安定化効果のさらなる促進。さらに、上記カロチノイド組成物、食糧、 および方法における非常に効果的な色素安定性を得るための、しそ科の植物若し くは茶の抽圧物またはトコフェロール等の、天然の抗酸化剤の使用をも開示して いる。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成 4年11月 98iイ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.実質的に以下より構成される、酸化応力にさらされた食物において退色に対 しさらに耐性を有する色の安定したアナットー、トマト、ニンジン、マリーゴー ルド、または合成のカロチノイド組成物 (A)以下よりなるクラスより選ばれる非イオン界面活性剤: a.脂肪酸のモノおよびジグリセリド、b.脂肪酸のポリグリセリドエステル、 c.クエン酸および乳酸よりなるクラスより選ばれた二塩基有機酸でさらにエス テル化されたモノおよびジグリセリドエステル、 d.クエン酸および乳酸よりなるクラスより選ばれた二塩基有機酸でさらにエス テル化されたアセチル化モノおよびジグリセリドエステル、 e.脂肪酸のソルビタンエステル、およびf.脂肪酸のプロピレングリコールエ ステル、g.レシチン、 および (B)アナットー、トマト、ニンジン、マリーゴールド、または合成のカロチノ イドであり、 (B)に対する(A)の割合は少なくとも10重量%であり、好ましくは重量比 で約0.1:1から1.2:1であり、必要であればカロチノイド顔料または着 色剤の食用の固体の粒状の基質を有していてもよい。
  2. 2.以下よりなるクラスより選ばれた天然の抗酸化剤をも有している請求の範囲 1に記載の組成物:a.しそ科の植物の抽出物、 b.トコフェロール、および c.茶の抽出物であり、好ましくは抗酸化剤、a.、b.、およびc.のうち少 なくとも2つを有しており、さらに必要であれば食用の油溶性のアスコルビン酸 エステルをも含んでいる。
  3. 3.該界面活性剤がソルビンタンポリ脂肪酸エステル(sorbitan po ly fatty acid ester)または脂肪酸のモノグリセリドであ り、好ましくはソルビンタントリオレエート(sorbitan triole ate)である請求の範囲1または2に記載の色の安定したカロチノイド組成物 。
  4. 4.まんねんろう、サルビア、またはタイムの抽出物、好ましくはまんねんろう の抽出物である抗酸化剤をも含む請求の範囲1、2または3のいずれかに記載の 組成物。
  5. 5.該カロチノイドが4重量%の濃度でフラワーサルト(flour salt )上に分散された際に、50℃の温度で220時間以上の2/3の寿命を有し、 好ましくは該カロチノイドがビキシン、ベーターアポ−8−カロテナル(bet a−apo−8−caroenal)、またはベーターカロチンであるアナット ー、トマト、ニンジン、マリーゴールド、または合成カロチノイド組成物。
  6. 6.該カロチノイド顔料が4重量%の濃度でフラワーサルト(flour sa lt)上に分散された際に、カロチノイドのみのものの2倍以上の2/3の寿命 を有し、好ましくは該カロチノイドがビキシン、ベーターアポ−8−カロテナル (beta−apo−8−carotenal)、またはベーターカロチンであ る、実質的に請求の範囲1に記載のa.からg.より選ばれた界面活性剤、およ び必要であれば天然の抗酸化剤から構成されるアナットー、トマト、ニンジン、 マリーゴールド、または合成カロチノイド組成物。
  7. 7.実質的に以下より構成される、酸化応力にさらされた食物において退色に対 しさらに耐性を有する色の安定したカロチノイド組成物 (A)以下よりなるクラスより選ばれる天然の抗酸化剤:a.しそ科の植物の抽 出物、 b.トコフェロール、および c.茶の抽出物、 および (B)カロチノイドであり、 (B)に対する(A)の割合は少なくとも2重量%であり、さらに (C)請求の範囲1に記載のa.からg.より選ばれる界面活性剤であり、必要 であればカロチノイド顔料または着色剤の食用の固体の粒状の基質をも有し、好 ましくは(B)に対する(A)の割合が約5重量%から20重量%の間であり、 好ましくは少なくとも2%濃度のしそ科の植物の抽出物を含み、さらに好ましく はまんねんろう、サルビア、またはタイムの抽出物を含んでいる。
  8. 8.好ましくは該方法がカロチノイド顔料の食用の固体の粒状の基質の存在下で 行われる、請求の範囲1に記載のa.からg.で記載されたものより選ばれた界 面活性剤、好ましくはソルビンタンポリ脂肪酸エステル(sorbitan p oly fatty acid ester)または脂肪酸のモノグリセリド、 特にソルビタントリオレエート(sorbitan trioleate)と該 顔料を混合する段階からなる酸化による変色に対してアナットー、トマト、ニン ジン、マリーゴールド、または合成のカロチノイド顔料を安定化する方法。
  9. 9.しそ科の植物の抽出物、トコフェロール、および茶の抽出物より選ばれた天 然の抗酸化剤、好ましくはまんねんろう、サルビア、またはタイムの抽出物、お よび必要であれば食用の油溶性のアスコルビン酸エステル、特にアスコルビルパ ルミテート(ascorbl palmitate)またはアスコルビルステア レート(ascorbyl stearate)をカロチノイド顔料と混合する 請求の範囲8に記載の方法。
  10. 10.酸化応力を克服し、請求の範囲1から7のいずれかに記載の調味料組成物 で着色された、食糧。
  11. 11.請求の範囲1から7のいずれかに記載の色の安定したカロチノイド組成物 を共に混合する段階からなる酸化応力にさらされた食糧の着色方法。
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