JPH0553183B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0553183B2 JPH0553183B2 JP4004888A JP4004888A JPH0553183B2 JP H0553183 B2 JPH0553183 B2 JP H0553183B2 JP 4004888 A JP4004888 A JP 4004888A JP 4004888 A JP4004888 A JP 4004888A JP H0553183 B2 JPH0553183 B2 JP H0553183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- units
- parts
- weight
- polysiloxane
- sio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は剥離紙用オルガノポリシロキサン組成
物、特には経時変化による剥離力変化が少なく、
密着力もすぐれており、さらにはこの剥離力を任
意に変化させる事ができる剥離紙用オルガノポリ
シロキサン組成物に関するものである。 (従来の技術) 剥離紙用オルガノポリシロキサンについてはア
ルケニル基含有オルガノポルシロキサン、オルガ
ノハイドロジエンポリシロキサンおよび白金系触
媒とからなる、いわゆる付加反応型のオルガノポ
リシロキサンが汎用されており、これらは接着ラ
ベル、テープ、壁紙、移し絵などのように剥離力
の比較的小さいものには好適とされるが、工程紙
やアスフアルト包装紙などのように大きな剥離力
を要する分野ではその使用に著しい制約を受け、
実用性に困難がある。 そのため、この種の用途にはけい素原子に結合
する有機基の種類や各成分の配合比を種々変化さ
せた縮合反応タイプのオルガノポリシロキサンを
主剤とするものも提案されているが、これらは硬
化性に劣つているほか、これから得られる硬化皮
膜が残留接着性および耐ブロツキング性に劣ると
いう不利があるので、これにウレタン樹脂、アル
キツド樹脂、メラミン樹脂などの合成樹脂を混合
したり、ポリビニルアルコール、エチルセルロー
ス、シリカなどの充填剤を配合して剥離性を改良
することも試みられているが、これらは塗工液の
不均一性や粘度上昇が発生し易く、塗工性も低い
ということで実用的ではない。 また、前記した付加反応型のオルガノポリシロ
キサン組成物には上記した縮合反応タイプのもの
のようにシロキンサ以外の樹脂や充填剤などを配
合することが難しく、また組成物を構成する各成
分の配合比や主成分としてのオルガノシロキサン
のラジカル種を変化させたものも剥離力の経時変
化が極めて大きく、その使用に不便が生じるの
で、これについては式R3SiO0.5(Rは1価炭化水
素基を示す)およびSiO2で示されるシロキサン
単位とからなるトルエン可溶性共重合体を添加す
る方法も提案されている(特開昭52−86985号参
照)が、この共重合体はその大部分が硬化しない
ので感圧性接着剤の接着力やタツクを大巾に低下
させるという不利があり、この共重合体のR基を
水素原子やビニル基、アリル基などのような硬化
反応に付与する原子または基とするということも
試みられており、これによれば粘着性との貼り合
わせによる剥離力の経時変化はかなり小さくする
ことができるものの、このオルガノポリシロキサ
ンで処理した基材自身の経時による剥離力は極め
て大きく、初期の剥離力ないしそれ以外の剥離力
を維持することが難しいという欠点がある。 (発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した剥離紙用オ
ルガノポリシロキサン組成物に関するものであ
り、これは(1)1分子中にけい素原子に直接結合し
たアルケニル基含有オルガノポリシロキサン100
重量部、(2)1分子中にけい素原子に直接結合した
水素原子(≡SiH結合)を少なくとも2個含有す
る液状のオルガノハイドロジエンポリシロキサン
0.1〜20重量部、(3)式(CH3)3SiO0.5とSiO2で示さ
れるシロキサン単位からなる溶剤可溶性ポリシロ
キサン25〜75重量%と式(CH3)3SiO0.5、(CH3)2
(CH2=CH)SiO0.5およびSiO5で示されるシロキ
サン単位からなる溶剤可溶性ポリシロキサン75〜
25重量%との混合物5〜100重量部、(4)上記(1)〜
(3)成分の合計量に対し5〜1000ppmの付加反応用
触媒、とからなることを特徴とするものである。 すなわち、本発明者らは経時変化による剥離力
変化が少なく、密着力もすぐれており、さらには
この剥離力を任意に変化させることのできる剥離
紙用オルガノシロキサン組成物を開発すべく種々
検討の結果、従来公知の付加反応型のオルガノポ
リシロキサン組成物に式(CH3)3SiO0.5で示され
るシロキサン単位と式SiO2で示されるシロキサ
ン単位とからなるオルガノシロキサンと、この式
(CH3)3SiO0.5とSiO2で示されるシロキサン単位
と式(CH3)2(CH2=CH)SiO0.5で示されるシロ
キサン単位で示されるシロキサン単位とからなる
オルガノシロキサンとの混合物を添加すると経時
変化による剥離力変化が小さく、しかも密着性、
残留接着率も良好な剥離紙用オルガノポリシロキ
サンが得られることを見出すと共に、このオルガ
ノシロキサン混合物における2種のオルガノシロ
キサンの混合比を変化させればこのものの剥離力
を自由に調節することができることを確認し、
こゝに使用する各成分の種類、配合量についての
研究を進めて本発明を完成させた。 以下、本発明の剥離紙用オルガノポリシロキサ
ンを構成する各成分、およびこれらの配合量につ
いて詳述する。 本発明の組成物を構成する第1成分としてのオ
ルガノポリシロキサンはけい素原子に結合したア
ルケニル基を含有するものとされるが、このアル
ケニル基は硬化性の面から1分子中に少なくとも
2個含有するものとする必要がある。また、この
オルガノポリシロキサンは実質的に直線状のもの
とされるので、例えば次式 で示され、Rはメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基などのアルキル基、フエニル基、ト
リル基などのアリール基、シクロヘキシル基など
のシクロアルキル基、あるいはこれらの基の炭素
原子に結合している水素原子の一部または全部を
ハロゲン原子、シアノ基などで置換した同一また
は異種の非置換または置換1価炭化水素基、m、
nは1以上の正数であるものとされるが、実用上
からこのRはその60モル%をメチル基とすること
がよく、このものはまた25℃における粘度が
50cS以上のものとすることがよいが、この分子
鎖末端はメチル基、ビニル基、フエニル基、水酸
基、アルコキシ基などで封鎖されたものであつて
もよい。 つぎに本発明のシリコーン組成物を構成する第
2成分としてのオルガノハイドロジエンポリシロ
キサンはこの種の付加反応型シリコーン組成物に
使用される公知のものでよく、これは1分子中に
少なくとも2個のけい素原子に結合した水素原子
(≡SiH基)を有するものとすることが必要とさ
れるが、この他の有機基はその90モル%以上がメ
チル基のものとすることがよい。この種のポリシ
ロキサンとしては従来から知られている種々のも
のをあげることができ、これらは直鎖状、分岐鎖
状、環状のいずれであつても、これには次式 平均組成式が 〔CH3SiO1.5〕i〔H3HSiO〕j〔(CH3)3SiO0.5〕k で示される共加水分解縮合物 (こゝにa、gは2以上の整数、b、e、f、h
は0または正の整数、c、d、i、j、kは正の
整数、g+h=3〜8で示されるものが例示され
るが、これらの粘度は25℃における粘度が数cS
から数十万cSの広い範囲のものであつてよい。
なお、このものの使用量は本発明の組成物の目
的、用途によつて若干異なるが、一般的には上記
した第1成分としてのオルガノポリシロキサン
100重量部に対して0.1〜20重量部の範囲とすれば
よい。 また、本発明の組成物を構成する第3成分とし
てのポリシロキサン混合物は式(CH3)3SiO0.5で
示されるシロキサン単位(以下M単位と略記す
る)と式SiO2で示されるシロキサン単位(以下
Q単位という)とからなる溶剤可溶性のポリシロ
キサンAとこのM単位とQ単位および式(CH3)2
(CH2=CH)SiO0.5で示されるシロキサン単位
(以下ジメチルビニル単位と略記する)とからな
る溶剤可溶性のポリシロキサンBとの混合物とさ
れるが、このポリシロキサンAはM単位とQ単位
とのモル比がM単位1Q単位=0.65〜1.3の範囲に
あり、けい素原子に結合した水酸基の含有量が6
重量%以下のものとすることがよく、このポリシ
ロキサンBはM単位とジメチルビニル単位とQ単
位とのモル比がポリシロキサンAにおけるM/Q
と同じようにM単位+ジメチルビニル単位/Q単
位=0.65〜1.3の範囲のもので、けい素原子に結
合した水酸基の量もポリシロキサンAと同じよう
に6重量%以下のものとすることがよいが、この
ものはそのビニル基含有量が0.05〜0.15モル/
100gのものとすることがよい。また、この混合
物を構成するポリシロキサンAとポリシロキサン
Bとの混合比はポリシロキサンAの配合量が25重
量%以下ではこの組成物から得られる皮膜の剥離
力の経時安定性がわるくなり、75重量%以上とす
るとこの硬化皮膜の密着性がわるくなるのでポリ
シロキサンA25〜75重量%、ポリシロキサンB75
〜25重量%の範囲とすることが必要とされる。な
お、ポリシロキサンAとポリシロキサンBとの混
合物の使用量はこれを前記した第1成分としての
オルガノポリシロキサン100重量部に対して5重
量部以下とするとこの組成物における剥離力の制
御効果が見られず、100重量部以上とするこの組
成物から作られる硬化性が損なわれるようになる
ので5〜100重量部の範囲とする必要があるが、
この好ましい範囲は10〜50重量部とされる。 本発明の組成物を構成する第4成分としての付
加反応用触媒は公知のものでよく、したがつてこ
れには白金黒、塩化白金酸、塩化白金酸と各種オ
レフイン、ビニルシロキサンとの錯塩、塩化白金
酸−アルコール配位化合物、ロジウム、ロジウム
−オレフイン錯塩などが例示されるが、これらの
添加量は前記した第1〜第3成分の合計量に対し
て白金またはロジウムで概ね5〜1000ppm(重量
比)の範囲とすればよく、これは第1〜第3成分
の反応性および所望の硬化速度に応じてこの範囲
で適宜増減すればよい。 本発明の組成物は前記した第1〜第4成分の所
定量を均一に混合することによつて得ることがで
きるが、これに第4成分としての付加反応用触媒
の活性を抑制する目的で各種有機窒素化合物、有
機りん化合物、アセチレン系化合物、オキシム化
合物、有機クロム化合物などの活性抑制剤を必要
に応じ添加することは任意とされるし、またシリ
カなどの無機質充填剤や顔料などを添加すること
も任意とされる。 このようにして得られた本発明の組成物の使用
はこの組成物をそのまゝ、あるいはこれをトルエ
ン、キシレン、ヘキサン、メチルエチルケトンな
どのような適宜の有機溶剤で希釈したのち、ロー
ルコーター、リバースコーター、グラビヤコータ
ーなどを用いて基材に塗布し、100〜180℃で5〜
60秒間加熱すればよく、これによれば基材表面に
所望の剥離力、残留接着力などを有する硬化皮膜
を与えることができるが、この塗布量はシロキサ
ン換算で概ね0.2〜2.0g/m2の範囲とすればよ
い。 (効果) 本発明の組成物は剥離紙製造用に有用とされる
が、このものは剥離紙製造用基材としての紙、プ
ラスチツク紙などの表面にこれを塗布し、加熱硬
化させて基材表面に硬化皮膜を形成させると、こ
の硬化皮膜がすぐれた剥離性を示すが、この剥離
性はその剥離力が経時変化によつて変化しない
し、密着力、残留接着力もすぐれており、特には
第3成分におけるポリシロキサンAとポリシロキ
サンBとの混合比を変化させればその剥離力を自
由に調節することができるので、所望の剥離力を
もつ剥離紙を容易に得ることができるという有利
性をもつものであり、しかるが故にこのものは従
来品ではその処理が困難であつた工程紙、アスフ
アルト包装紙などに剥離性を与えるものとして有
用とされる。 (実施例) つぎに本発明の実施例をあげるが、例中の部は
重量部、また粘度は25℃での測定値を示したもの
であり、例中における処理皮膜の剥離抵抗、残留
接着率、密着性は下記の方法による測定結果を示
したものである。 () 剥離抵抗 ‐1 初期剥離力 組成物の所定量を薄膜状フイルムまたはシ
ート状の基材表面に塗布し、所定温度に保持
されている熱風循環式乾燥器内で所定時間加
熱して硬化皮膜を形成させ、これを25℃の室
内に24時間放置したのち、その硬化皮膜面に
アクリル系溶剤型粘着剤・オリバインBPS
−5127〔東洋インキ製造業(株)製商品名〕をア
プリケーターを使用してウエツト厚で130μ
mになるように均一に塗布し、100℃で3分
間加熱処理をし、つぎにこの処理面に秤量64
g/m2の上質質紙を貼り合わせ、25℃の室内
に放置したのち、引張り試験機を用いて180゜
の角度で剥離速度0.3のm/分で貼り合わせ
紙を引張り、剥離に要する力(g)を測定し
てこれを初期剥離力とした。 ‐2 シリコーン剥離紙エージング剥離抵抗硬化
皮膜を形成させた基材を室温あるいは50℃の
恒温槽内に所定時間放置してエージングさせ
たのち、この皮膜面に上記−1と同じ粘着
剤を塗布し、ついで前記−1と同じ処理を
行なつて剥離に要する力を測定してシリコー
ン剥離紙エーンジング剥離抵抗とした。 () 残留接着性 硬化皮膜を形成させた基材を25℃の室温に24
時間放置したのち、この皮膜面にニツトーポリ
エステルテープNo.31B〔日東電気工業(株)製商品
名〕を貼着し、70℃の雰囲気中でこのテープに
20g/cm2の荷重をかけて20時間エージングして
からテープを剥離してこれをステンレス板に貼
り、こゝに重さ2Kgのテープローラーを1往復
させ、25℃の室内に30分間放置したのち、これ
については上記−1の方法と同じ方法でその
剥離力を測定した。 また、テフロン板に上記と同じニツト−ポリ
エステルテープNo.31Bを粘着し、これを上記と
同様に処理してこのものの剥離力を制定し、こ
れをブランク値としてこれに対するステンレス
板の剥離に要した力の割合を百分率をもつて表
わし、これを残留接着力とした。 () 密着性 各実施例で調製した組成物の所定量をポリエ
チレンラミネート紙に塗布したのち、100℃で
所定時間(秒)加熱処理して硬化皮膜を形成さ
せ、ついでこの皮膜を指でこすつてシリコーン
皮膜の状態を観察し、つぎの基準で密着性を判
定した。 〇…脱落もくもりも発生しない、 △…脱落はないがくもりが発生した、 ×…脱落する。 実施例1〜3、比較例1〜7 ビニル基含有量が1.5モル%である、粘度が
10000000cSのメチルビニルポリシロキサン30部
に、粘度が20cSであるメチルハイドロジエンポ
リシロキサン0.5部と4−メチル−1−ブチン−
3−オール0.5部を添加したものをトルエン69部
に均一に溶解して組成物Aを作り、この組成物
A10部をトルエン50部に均一に溶解して試料1を
作成した。 また、M単位/Q単位(モル比)=0.7であるM
単位とQ単位とからなるトルエン溶解性ポリシロ
キサンとM単位+ジメチルビニル単位/Q単位
(モル比)=1.2でビニル基含有量が0.1モル/100
gであるM単位、ジメチルビニル単位およびQ単
位とからなるトルエン溶解性ポリシロキサンとを
重量比1:1で混合した30%トルエン溶液を作
り、つれを上記した組成物A10部に対して1部、
1.5部、2部添加し、トルエン49部、48.5部、48
部に均一に溶解して試料2、3、4を作成した。 ついで、これらの試料1〜4に塩化白金酸−オ
レフイン錯塩を白金量で20ppm添加し、均一にな
るまで撹拌、混合して処理液1〜4を作つた。 つぎにこの処理液1〜4をポリエチレンラミネ
ート加工をした上質紙に0.8g/m2(固形分)と
なるように塗工し、100℃で30秒間加熱処理して
硬化皮膜を形成させ、この皮膜について前記した
方法でその物性をしらべたところ、第1表に示し
たとおりの結果が得られた。 これに対し、比較のために上記で使用したポリ
シロキサン混合液をM単位/Q単位(モル比)=
0.7であるM単位とQ単位とからなるトルエン溶
解性ポリシロキサンとし、これを上記で得た組成
物A10部に対し1部、1.5部、2部添加し、トル
エン49部、48.5部、48部に均一に溶解して試料
5、6、7を作り、これに塩化白金酸−オレフイ
ン錯塩を白金量で20ppm添加し均一になるまで撹
拌混合して処理液5〜7を作り、これを上記と同
様に処理し得られた硬化皮膜の物性をしらべたと
ころ、第1表に併記したとおりの結果が得られ
た。 また、同じく比較のために上記で使用したポリ
シロキサン混合液を、M単位+ジメチルビニル単
位/Q単位(モル比)=1.2であるM単位とジメチ
ルビニル単位およびQ単位のシロキサンからなる
トルエン溶解性ポリシロキサンとし、他は上記比
較例と同様に処理して試料8〜11、処理液8〜11
を作り、これを用いて得た皮膜について物性をし
らべたところ、第1表に併記したとおりの結果が
得られた。
物、特には経時変化による剥離力変化が少なく、
密着力もすぐれており、さらにはこの剥離力を任
意に変化させる事ができる剥離紙用オルガノポリ
シロキサン組成物に関するものである。 (従来の技術) 剥離紙用オルガノポリシロキサンについてはア
ルケニル基含有オルガノポルシロキサン、オルガ
ノハイドロジエンポリシロキサンおよび白金系触
媒とからなる、いわゆる付加反応型のオルガノポ
リシロキサンが汎用されており、これらは接着ラ
ベル、テープ、壁紙、移し絵などのように剥離力
の比較的小さいものには好適とされるが、工程紙
やアスフアルト包装紙などのように大きな剥離力
を要する分野ではその使用に著しい制約を受け、
実用性に困難がある。 そのため、この種の用途にはけい素原子に結合
する有機基の種類や各成分の配合比を種々変化さ
せた縮合反応タイプのオルガノポリシロキサンを
主剤とするものも提案されているが、これらは硬
化性に劣つているほか、これから得られる硬化皮
膜が残留接着性および耐ブロツキング性に劣ると
いう不利があるので、これにウレタン樹脂、アル
キツド樹脂、メラミン樹脂などの合成樹脂を混合
したり、ポリビニルアルコール、エチルセルロー
ス、シリカなどの充填剤を配合して剥離性を改良
することも試みられているが、これらは塗工液の
不均一性や粘度上昇が発生し易く、塗工性も低い
ということで実用的ではない。 また、前記した付加反応型のオルガノポリシロ
キサン組成物には上記した縮合反応タイプのもの
のようにシロキンサ以外の樹脂や充填剤などを配
合することが難しく、また組成物を構成する各成
分の配合比や主成分としてのオルガノシロキサン
のラジカル種を変化させたものも剥離力の経時変
化が極めて大きく、その使用に不便が生じるの
で、これについては式R3SiO0.5(Rは1価炭化水
素基を示す)およびSiO2で示されるシロキサン
単位とからなるトルエン可溶性共重合体を添加す
る方法も提案されている(特開昭52−86985号参
照)が、この共重合体はその大部分が硬化しない
ので感圧性接着剤の接着力やタツクを大巾に低下
させるという不利があり、この共重合体のR基を
水素原子やビニル基、アリル基などのような硬化
反応に付与する原子または基とするということも
試みられており、これによれば粘着性との貼り合
わせによる剥離力の経時変化はかなり小さくする
ことができるものの、このオルガノポリシロキサ
ンで処理した基材自身の経時による剥離力は極め
て大きく、初期の剥離力ないしそれ以外の剥離力
を維持することが難しいという欠点がある。 (発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した剥離紙用オ
ルガノポリシロキサン組成物に関するものであ
り、これは(1)1分子中にけい素原子に直接結合し
たアルケニル基含有オルガノポリシロキサン100
重量部、(2)1分子中にけい素原子に直接結合した
水素原子(≡SiH結合)を少なくとも2個含有す
る液状のオルガノハイドロジエンポリシロキサン
0.1〜20重量部、(3)式(CH3)3SiO0.5とSiO2で示さ
れるシロキサン単位からなる溶剤可溶性ポリシロ
キサン25〜75重量%と式(CH3)3SiO0.5、(CH3)2
(CH2=CH)SiO0.5およびSiO5で示されるシロキ
サン単位からなる溶剤可溶性ポリシロキサン75〜
25重量%との混合物5〜100重量部、(4)上記(1)〜
(3)成分の合計量に対し5〜1000ppmの付加反応用
触媒、とからなることを特徴とするものである。 すなわち、本発明者らは経時変化による剥離力
変化が少なく、密着力もすぐれており、さらには
この剥離力を任意に変化させることのできる剥離
紙用オルガノシロキサン組成物を開発すべく種々
検討の結果、従来公知の付加反応型のオルガノポ
リシロキサン組成物に式(CH3)3SiO0.5で示され
るシロキサン単位と式SiO2で示されるシロキサ
ン単位とからなるオルガノシロキサンと、この式
(CH3)3SiO0.5とSiO2で示されるシロキサン単位
と式(CH3)2(CH2=CH)SiO0.5で示されるシロ
キサン単位で示されるシロキサン単位とからなる
オルガノシロキサンとの混合物を添加すると経時
変化による剥離力変化が小さく、しかも密着性、
残留接着率も良好な剥離紙用オルガノポリシロキ
サンが得られることを見出すと共に、このオルガ
ノシロキサン混合物における2種のオルガノシロ
キサンの混合比を変化させればこのものの剥離力
を自由に調節することができることを確認し、
こゝに使用する各成分の種類、配合量についての
研究を進めて本発明を完成させた。 以下、本発明の剥離紙用オルガノポリシロキサ
ンを構成する各成分、およびこれらの配合量につ
いて詳述する。 本発明の組成物を構成する第1成分としてのオ
ルガノポリシロキサンはけい素原子に結合したア
ルケニル基を含有するものとされるが、このアル
ケニル基は硬化性の面から1分子中に少なくとも
2個含有するものとする必要がある。また、この
オルガノポリシロキサンは実質的に直線状のもの
とされるので、例えば次式 で示され、Rはメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基などのアルキル基、フエニル基、ト
リル基などのアリール基、シクロヘキシル基など
のシクロアルキル基、あるいはこれらの基の炭素
原子に結合している水素原子の一部または全部を
ハロゲン原子、シアノ基などで置換した同一また
は異種の非置換または置換1価炭化水素基、m、
nは1以上の正数であるものとされるが、実用上
からこのRはその60モル%をメチル基とすること
がよく、このものはまた25℃における粘度が
50cS以上のものとすることがよいが、この分子
鎖末端はメチル基、ビニル基、フエニル基、水酸
基、アルコキシ基などで封鎖されたものであつて
もよい。 つぎに本発明のシリコーン組成物を構成する第
2成分としてのオルガノハイドロジエンポリシロ
キサンはこの種の付加反応型シリコーン組成物に
使用される公知のものでよく、これは1分子中に
少なくとも2個のけい素原子に結合した水素原子
(≡SiH基)を有するものとすることが必要とさ
れるが、この他の有機基はその90モル%以上がメ
チル基のものとすることがよい。この種のポリシ
ロキサンとしては従来から知られている種々のも
のをあげることができ、これらは直鎖状、分岐鎖
状、環状のいずれであつても、これには次式 平均組成式が 〔CH3SiO1.5〕i〔H3HSiO〕j〔(CH3)3SiO0.5〕k で示される共加水分解縮合物 (こゝにa、gは2以上の整数、b、e、f、h
は0または正の整数、c、d、i、j、kは正の
整数、g+h=3〜8で示されるものが例示され
るが、これらの粘度は25℃における粘度が数cS
から数十万cSの広い範囲のものであつてよい。
なお、このものの使用量は本発明の組成物の目
的、用途によつて若干異なるが、一般的には上記
した第1成分としてのオルガノポリシロキサン
100重量部に対して0.1〜20重量部の範囲とすれば
よい。 また、本発明の組成物を構成する第3成分とし
てのポリシロキサン混合物は式(CH3)3SiO0.5で
示されるシロキサン単位(以下M単位と略記す
る)と式SiO2で示されるシロキサン単位(以下
Q単位という)とからなる溶剤可溶性のポリシロ
キサンAとこのM単位とQ単位および式(CH3)2
(CH2=CH)SiO0.5で示されるシロキサン単位
(以下ジメチルビニル単位と略記する)とからな
る溶剤可溶性のポリシロキサンBとの混合物とさ
れるが、このポリシロキサンAはM単位とQ単位
とのモル比がM単位1Q単位=0.65〜1.3の範囲に
あり、けい素原子に結合した水酸基の含有量が6
重量%以下のものとすることがよく、このポリシ
ロキサンBはM単位とジメチルビニル単位とQ単
位とのモル比がポリシロキサンAにおけるM/Q
と同じようにM単位+ジメチルビニル単位/Q単
位=0.65〜1.3の範囲のもので、けい素原子に結
合した水酸基の量もポリシロキサンAと同じよう
に6重量%以下のものとすることがよいが、この
ものはそのビニル基含有量が0.05〜0.15モル/
100gのものとすることがよい。また、この混合
物を構成するポリシロキサンAとポリシロキサン
Bとの混合比はポリシロキサンAの配合量が25重
量%以下ではこの組成物から得られる皮膜の剥離
力の経時安定性がわるくなり、75重量%以上とす
るとこの硬化皮膜の密着性がわるくなるのでポリ
シロキサンA25〜75重量%、ポリシロキサンB75
〜25重量%の範囲とすることが必要とされる。な
お、ポリシロキサンAとポリシロキサンBとの混
合物の使用量はこれを前記した第1成分としての
オルガノポリシロキサン100重量部に対して5重
量部以下とするとこの組成物における剥離力の制
御効果が見られず、100重量部以上とするこの組
成物から作られる硬化性が損なわれるようになる
ので5〜100重量部の範囲とする必要があるが、
この好ましい範囲は10〜50重量部とされる。 本発明の組成物を構成する第4成分としての付
加反応用触媒は公知のものでよく、したがつてこ
れには白金黒、塩化白金酸、塩化白金酸と各種オ
レフイン、ビニルシロキサンとの錯塩、塩化白金
酸−アルコール配位化合物、ロジウム、ロジウム
−オレフイン錯塩などが例示されるが、これらの
添加量は前記した第1〜第3成分の合計量に対し
て白金またはロジウムで概ね5〜1000ppm(重量
比)の範囲とすればよく、これは第1〜第3成分
の反応性および所望の硬化速度に応じてこの範囲
で適宜増減すればよい。 本発明の組成物は前記した第1〜第4成分の所
定量を均一に混合することによつて得ることがで
きるが、これに第4成分としての付加反応用触媒
の活性を抑制する目的で各種有機窒素化合物、有
機りん化合物、アセチレン系化合物、オキシム化
合物、有機クロム化合物などの活性抑制剤を必要
に応じ添加することは任意とされるし、またシリ
カなどの無機質充填剤や顔料などを添加すること
も任意とされる。 このようにして得られた本発明の組成物の使用
はこの組成物をそのまゝ、あるいはこれをトルエ
ン、キシレン、ヘキサン、メチルエチルケトンな
どのような適宜の有機溶剤で希釈したのち、ロー
ルコーター、リバースコーター、グラビヤコータ
ーなどを用いて基材に塗布し、100〜180℃で5〜
60秒間加熱すればよく、これによれば基材表面に
所望の剥離力、残留接着力などを有する硬化皮膜
を与えることができるが、この塗布量はシロキサ
ン換算で概ね0.2〜2.0g/m2の範囲とすればよ
い。 (効果) 本発明の組成物は剥離紙製造用に有用とされる
が、このものは剥離紙製造用基材としての紙、プ
ラスチツク紙などの表面にこれを塗布し、加熱硬
化させて基材表面に硬化皮膜を形成させると、こ
の硬化皮膜がすぐれた剥離性を示すが、この剥離
性はその剥離力が経時変化によつて変化しない
し、密着力、残留接着力もすぐれており、特には
第3成分におけるポリシロキサンAとポリシロキ
サンBとの混合比を変化させればその剥離力を自
由に調節することができるので、所望の剥離力を
もつ剥離紙を容易に得ることができるという有利
性をもつものであり、しかるが故にこのものは従
来品ではその処理が困難であつた工程紙、アスフ
アルト包装紙などに剥離性を与えるものとして有
用とされる。 (実施例) つぎに本発明の実施例をあげるが、例中の部は
重量部、また粘度は25℃での測定値を示したもの
であり、例中における処理皮膜の剥離抵抗、残留
接着率、密着性は下記の方法による測定結果を示
したものである。 () 剥離抵抗 ‐1 初期剥離力 組成物の所定量を薄膜状フイルムまたはシ
ート状の基材表面に塗布し、所定温度に保持
されている熱風循環式乾燥器内で所定時間加
熱して硬化皮膜を形成させ、これを25℃の室
内に24時間放置したのち、その硬化皮膜面に
アクリル系溶剤型粘着剤・オリバインBPS
−5127〔東洋インキ製造業(株)製商品名〕をア
プリケーターを使用してウエツト厚で130μ
mになるように均一に塗布し、100℃で3分
間加熱処理をし、つぎにこの処理面に秤量64
g/m2の上質質紙を貼り合わせ、25℃の室内
に放置したのち、引張り試験機を用いて180゜
の角度で剥離速度0.3のm/分で貼り合わせ
紙を引張り、剥離に要する力(g)を測定し
てこれを初期剥離力とした。 ‐2 シリコーン剥離紙エージング剥離抵抗硬化
皮膜を形成させた基材を室温あるいは50℃の
恒温槽内に所定時間放置してエージングさせ
たのち、この皮膜面に上記−1と同じ粘着
剤を塗布し、ついで前記−1と同じ処理を
行なつて剥離に要する力を測定してシリコー
ン剥離紙エーンジング剥離抵抗とした。 () 残留接着性 硬化皮膜を形成させた基材を25℃の室温に24
時間放置したのち、この皮膜面にニツトーポリ
エステルテープNo.31B〔日東電気工業(株)製商品
名〕を貼着し、70℃の雰囲気中でこのテープに
20g/cm2の荷重をかけて20時間エージングして
からテープを剥離してこれをステンレス板に貼
り、こゝに重さ2Kgのテープローラーを1往復
させ、25℃の室内に30分間放置したのち、これ
については上記−1の方法と同じ方法でその
剥離力を測定した。 また、テフロン板に上記と同じニツト−ポリ
エステルテープNo.31Bを粘着し、これを上記と
同様に処理してこのものの剥離力を制定し、こ
れをブランク値としてこれに対するステンレス
板の剥離に要した力の割合を百分率をもつて表
わし、これを残留接着力とした。 () 密着性 各実施例で調製した組成物の所定量をポリエ
チレンラミネート紙に塗布したのち、100℃で
所定時間(秒)加熱処理して硬化皮膜を形成さ
せ、ついでこの皮膜を指でこすつてシリコーン
皮膜の状態を観察し、つぎの基準で密着性を判
定した。 〇…脱落もくもりも発生しない、 △…脱落はないがくもりが発生した、 ×…脱落する。 実施例1〜3、比較例1〜7 ビニル基含有量が1.5モル%である、粘度が
10000000cSのメチルビニルポリシロキサン30部
に、粘度が20cSであるメチルハイドロジエンポ
リシロキサン0.5部と4−メチル−1−ブチン−
3−オール0.5部を添加したものをトルエン69部
に均一に溶解して組成物Aを作り、この組成物
A10部をトルエン50部に均一に溶解して試料1を
作成した。 また、M単位/Q単位(モル比)=0.7であるM
単位とQ単位とからなるトルエン溶解性ポリシロ
キサンとM単位+ジメチルビニル単位/Q単位
(モル比)=1.2でビニル基含有量が0.1モル/100
gであるM単位、ジメチルビニル単位およびQ単
位とからなるトルエン溶解性ポリシロキサンとを
重量比1:1で混合した30%トルエン溶液を作
り、つれを上記した組成物A10部に対して1部、
1.5部、2部添加し、トルエン49部、48.5部、48
部に均一に溶解して試料2、3、4を作成した。 ついで、これらの試料1〜4に塩化白金酸−オ
レフイン錯塩を白金量で20ppm添加し、均一にな
るまで撹拌、混合して処理液1〜4を作つた。 つぎにこの処理液1〜4をポリエチレンラミネ
ート加工をした上質紙に0.8g/m2(固形分)と
なるように塗工し、100℃で30秒間加熱処理して
硬化皮膜を形成させ、この皮膜について前記した
方法でその物性をしらべたところ、第1表に示し
たとおりの結果が得られた。 これに対し、比較のために上記で使用したポリ
シロキサン混合液をM単位/Q単位(モル比)=
0.7であるM単位とQ単位とからなるトルエン溶
解性ポリシロキサンとし、これを上記で得た組成
物A10部に対し1部、1.5部、2部添加し、トル
エン49部、48.5部、48部に均一に溶解して試料
5、6、7を作り、これに塩化白金酸−オレフイ
ン錯塩を白金量で20ppm添加し均一になるまで撹
拌混合して処理液5〜7を作り、これを上記と同
様に処理し得られた硬化皮膜の物性をしらべたと
ころ、第1表に併記したとおりの結果が得られ
た。 また、同じく比較のために上記で使用したポリ
シロキサン混合液を、M単位+ジメチルビニル単
位/Q単位(モル比)=1.2であるM単位とジメチ
ルビニル単位およびQ単位のシロキサンからなる
トルエン溶解性ポリシロキサンとし、他は上記比
較例と同様に処理して試料8〜11、処理液8〜11
を作り、これを用いて得た皮膜について物性をし
らべたところ、第1表に併記したとおりの結果が
得られた。
【表】
実施例4〜6、比較例8〜9
分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖
された、粘度100cSのメチルビニルポリシロキサ
ン60部にM単位/Q単位(モル比)=0.7であるM
単位とQ単位とからなるポリシロキサンの50%ト
ルエン溶液80部を混合したのち、トルエンを減圧
下に留去し、これに粘度20cSのメチルハイドロ
ジエンポリシロキサン7部と3−メチル−1−ブ
チン−3−オール1部を均一に混合して組成物B
を作つた。 また、上記したメチルビニルポリシロキサン60
部に、M単位+ジメチルビニル単位/Q単位(モ
ル比)=1.2でビニル基含有量が0.10モル/100g
である、M単位とジメチルビニル単位およびQ単
位とからなるポリシロキサンの50%トルエン溶液
を混合したのち、トルエンを減圧下に留去し、こ
れに粘度20cSのメチルハイドロジエンポリシロ
キサン7部と3−メチル−1−ブチン−3−オー
ル1部を均一に混合して組成物Cを作つた。 ついで、この組成物Bと組成物Cとを100/0、
75/25、50/50、10/90、0/100の重量比で混
合したもの10部に、塩化白金酸−オレフイン錯塩
を白金量で20ppm添加して均一になるまで撹拌混
合して試料11、12、13、14、15を作つた。 つぎにこれらの試料をグラシン紙に1.5g/m2
(固形分)となるように塗工し、110℃または170
℃で1分間加熱処理して硬化皮膜を形成させ、前
記した方法によつてその物性をしらべたところ、
第2表に示したとおりの結果が得られた。
された、粘度100cSのメチルビニルポリシロキサ
ン60部にM単位/Q単位(モル比)=0.7であるM
単位とQ単位とからなるポリシロキサンの50%ト
ルエン溶液80部を混合したのち、トルエンを減圧
下に留去し、これに粘度20cSのメチルハイドロ
ジエンポリシロキサン7部と3−メチル−1−ブ
チン−3−オール1部を均一に混合して組成物B
を作つた。 また、上記したメチルビニルポリシロキサン60
部に、M単位+ジメチルビニル単位/Q単位(モ
ル比)=1.2でビニル基含有量が0.10モル/100g
である、M単位とジメチルビニル単位およびQ単
位とからなるポリシロキサンの50%トルエン溶液
を混合したのち、トルエンを減圧下に留去し、こ
れに粘度20cSのメチルハイドロジエンポリシロ
キサン7部と3−メチル−1−ブチン−3−オー
ル1部を均一に混合して組成物Cを作つた。 ついで、この組成物Bと組成物Cとを100/0、
75/25、50/50、10/90、0/100の重量比で混
合したもの10部に、塩化白金酸−オレフイン錯塩
を白金量で20ppm添加して均一になるまで撹拌混
合して試料11、12、13、14、15を作つた。 つぎにこれらの試料をグラシン紙に1.5g/m2
(固形分)となるように塗工し、110℃または170
℃で1分間加熱処理して硬化皮膜を形成させ、前
記した方法によつてその物性をしらべたところ、
第2表に示したとおりの結果が得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (1) 1分子中にけい素原子に直接結合したア
ルケニル基を少なくとも2個有するアルケニル
基含有ジオルガノポリシロサン 100重量部、 (2) 1分子中にけい素原子に直接結合した水素原
子(≡SiH結合)を少なくとも2個含有する液
状オルガノハイドロジエンポリシロキサン
0.1〜20重量部、 (3) 式(CH3)3SiO0.5、とSiO2で示されるシロキ
サン単位からなる溶剤可溶性ポリシロサン25〜
75重量%と、式(CH3)3SiO0.5、(CH3)2(CH2
=CH)SiO0.5およびSiO2で示されるシロキサ
ン単位からなる溶剤可溶性ポリシロキサン75〜
25重量%との混合物 5〜100重量部、 (4) 上記(1)〜(3)成分の合計量に対し5〜1000ppm
の付加反応用触媒 とからなることを特徴とする剥離紙用オルガノポ
リシロキサン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4004888A JPH01215857A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 剥離紙用オルガノポリシロキサン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4004888A JPH01215857A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 剥離紙用オルガノポリシロキサン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01215857A JPH01215857A (ja) | 1989-08-29 |
| JPH0553183B2 true JPH0553183B2 (ja) | 1993-08-09 |
Family
ID=12570030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4004888A Granted JPH01215857A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 剥離紙用オルガノポリシロキサン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01215857A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8039570B2 (en) | 2005-10-14 | 2011-10-18 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Solvent-free silicone composition for release paper |
| WO2013176044A1 (ja) | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 信越化学工業株式会社 | 剥離シート用重剥離添加剤及び剥離シート用ポリオルガノシロキサン組成物並びに剥離シート |
| WO2013176043A1 (ja) | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 信越化学工業株式会社 | 剥離シート用エマルション重剥離添加剤、剥離シート用エマルション組成物、及び離型シート |
| US10570234B2 (en) | 2014-10-17 | 2020-02-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Heavy release additive for release sheet, organopolysiloxane composition for release sheet, and release sheet |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4882398A (en) * | 1988-08-26 | 1989-11-21 | Dow Corning Corporation | Optically clear reinforced organosiloxane compositions |
| JP5171332B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2013-03-27 | リンテック株式会社 | 剥離シート、剥離シート付き偏光板、及び基材レス両面粘着シート |
| KR101648024B1 (ko) | 2008-07-11 | 2016-08-12 | 다우 코닝 도레이 캄파니 리미티드 | 박리 조절제 및 박리성 피막 오가노폴리실록산 조성물 |
| US20150225574A1 (en) * | 2012-09-13 | 2015-08-13 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Antistatic release agent and antistatic release film |
| JP6458353B2 (ja) * | 2014-04-28 | 2019-01-30 | 三菱ケミカル株式会社 | 離型ポリエステルフィルム |
| JP6418326B2 (ja) * | 2015-06-08 | 2018-11-07 | 信越化学工業株式会社 | 剥離紙又は剥離フィルム用シリコーン組成物、剥離紙及び剥離フィルム |
| WO2022102688A1 (ja) | 2020-11-11 | 2022-05-19 | ダウ・東レ株式会社 | 剥離コントロール剤、剥離性皮膜形成用シリコーン組成物、および剥離ライナー |
-
1988
- 1988-02-23 JP JP4004888A patent/JPH01215857A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8039570B2 (en) | 2005-10-14 | 2011-10-18 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Solvent-free silicone composition for release paper |
| WO2013176044A1 (ja) | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 信越化学工業株式会社 | 剥離シート用重剥離添加剤及び剥離シート用ポリオルガノシロキサン組成物並びに剥離シート |
| WO2013176043A1 (ja) | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 信越化学工業株式会社 | 剥離シート用エマルション重剥離添加剤、剥離シート用エマルション組成物、及び離型シート |
| US9403968B2 (en) | 2012-05-25 | 2016-08-02 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Heavy release additive for release sheet, polyorganosiloxane composition for release sheet, and release sheet |
| US9758675B2 (en) | 2012-05-25 | 2017-09-12 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Emulsion-based high release additive for release sheet, emulsion composition for release sheet, and mold release sheet |
| US10570234B2 (en) | 2014-10-17 | 2020-02-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Heavy release additive for release sheet, organopolysiloxane composition for release sheet, and release sheet |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01215857A (ja) | 1989-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3198926B2 (ja) | 硬化性シリコーン剥離剤組成物及び剥離紙 | |
| JP3781105B2 (ja) | シリコーン組成物及びこれを用いた剥離フィルム | |
| JPH0319267B2 (ja) | ||
| JPS6346784B2 (ja) | ||
| JPH02166163A (ja) | 離型紙用組成物 | |
| JP3607441B2 (ja) | 剥離性硬化皮膜形成性オルガノポリシロキサン組成物 | |
| JPH0478653B2 (ja) | ||
| JP2004307691A (ja) | 硬化性シリコ−ン剥離剤組成物 | |
| JPS6320871B2 (ja) | ||
| JPH0693183A (ja) | 剥離性皮膜形成用シリコーン組成物及び剥離性皮膜 | |
| JPH01215857A (ja) | 剥離紙用オルガノポリシロキサン組成物 | |
| JPH05186695A (ja) | 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
| JPH0112786B2 (ja) | ||
| JP2934118B2 (ja) | 耐暴露性剥離剤 | |
| JP2965231B2 (ja) | 剥離紙用シリコーン組成物 | |
| JP4996797B2 (ja) | オルガノハイドロジェンポリシロキサン混合物および剥離性硬化皮膜形成性シリコーン組成物 | |
| JPH01217068A (ja) | 離型性組成物 | |
| JPS6350371B2 (ja) | ||
| JPH0319268B2 (ja) | ||
| JPH08217980A (ja) | 剥離用組成物 | |
| JPH0523305B2 (ja) | ||
| JP2742835B2 (ja) | 剥離用シリコーン組成物 | |
| JP2002161208A (ja) | シリコーン剥離剤組成物及び剥離紙 | |
| JP4093542B2 (ja) | 硬化性シリコーン剥離剤組成物及びそれを使用してなる剥離紙 | |
| JPH03115463A (ja) | 剥離紙用シリコーン組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |