JPH0554849U - フライホイール - Google Patents

フライホイール

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Publication number
JPH0554849U
JPH0554849U JP10765791U JP10765791U JPH0554849U JP H0554849 U JPH0554849 U JP H0554849U JP 10765791 U JP10765791 U JP 10765791U JP 10765791 U JP10765791 U JP 10765791U JP H0554849 U JPH0554849 U JP H0554849U
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JP
Japan
Prior art keywords
inner peripheral
flywheel
output shaft
clutch disc
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP10765791U
Other languages
English (en)
Inventor
静昭 日高
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Publication date
Application filed by 株式会社ユニシアジェックス filed Critical 株式会社ユニシアジェックス
Priority to JP10765791U priority Critical patent/JPH0554849U/ja
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フライホイールの摩擦係合面にグリースの飛
沫やフェーシング摩耗粉が付着するのを防止する。 【構成】 フライホイールAは、その内周端取付部3,
6をクランクシャフト1の端部に固定し、その外周側の
摩擦係合面Cをクラッチディスク11のフェーシング1
1bに摩擦係合させ、クラッチディスク11を介して出
力軸10に動力を伝達する。前記内周端取付部6の外周
側には、出力軸10を囲繞してクラッチディスク11側
へ伸びるダスト受け部7を形成してある。ダスト受け部
7の内周側の内周端取付部6には、クラッチディスク側
の側面15からその反対側の側面16に貫通するダスト
ホール13を形成してある。これにより、遠心力で出力
軸10から半径方向外方に飛散するグリースの飛沫やフ
ェーシング摩耗粉をダスト受け部7で捕捉し、それらを
ダストホール13から外部(フライホイールAの背部側
の空間B)に排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンのクランクシャフト端部に取り付けられるフライホイール に関する。
【0002】
【従来の技術】
動力伝達系を構成するフライホイールは、エンジンの回転変動を吸収するため に、図3に示すように、クランクシャフト1の端部に取り付けられる。そして、 このフライホイールAの側面にはクラッチディスク11のフェーシング11bが 摩擦係合し、エンジンの回動力がそのクラッチディスク11を介して出力軸10 に円滑に伝達される(実開平1−67352号参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
フライホイールAに摩擦係合するクラッチディスク11は、出力軸10に係合 されるスプライン穴11aにグリースを塗布してあり、クラッチの断続操作に伴 って出力軸10上を円滑にスライドできるようにしてある。従って、動力伝達時 、出力軸10が高速回転すると共に、雰囲気温度が上昇してグリースの粘度が低 下すると、出力軸10に付着したグリースが遠心力で半径方向外方へ飛散したり 、出力軸10の表面に付着したフェーシング11bの摩耗粉や流動する空気中の 摩耗粉が遠心力で半径方向外方飛散する。そして、これら飛散したグリースや摩 耗粉は、フライホイールAの内周側表面に沿って外方へ移動して、フェーシング 11bとの摩擦係合面Cに付着し、摩擦係合面Cの摩擦係数を低下させるため、 クラッチの滑りを生じ、クラッチのトルク容量不足を招来する場合があった。
【0004】 本考案は斯かる従来技術の不具合を解消することを目的として案出されたもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 即ち、本考案は、クランクシャフトの端部に取り付けられるフライホイールの 内周端取付部の外周側に出力軸を囲繞してクラッチディスク側へ伸びるダスト受 け部を形成すると共に、このダスト受け部の内周側の内周端取付部にクラッチデ ィスク側の側面からその反対側の側面へ貫通するダストホールを形成したことを 特徴としている。
【0006】
【作用】
動力伝達時、遠心力で出力軸から半径方向外方へ飛散するグリースの飛沫やフ ェーシング摩耗粉をダスト受け部で捕捉し、そのグリースや摩耗粉をダストホー ルから外部(フライホイールの背部側の空間)へ排出する。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
【0008】 図1はフライホイールAの一実施例を示す断面図であり、この図において1は クランクシャフトである。このクランクシャフト1の軸端には、回転方向の剛性 が大きくかつ曲げ方向の剛性が小さい略円板形の弾性板2の内周端取付部3を補 強部材4を介してボルト5で固定してある。
【0009】 このうち、補強部材4は、クランクシャフト1に固定される内周端取付部6と 、この内周端取付部6の外周端に形成した略円筒状のダスト受け部7と、このダ スト受け部7の先端に形成したフランジ部8とから成っている。そして、この補 強部材4のダスト受け部7の内周面9は、先端に向かって縮径するテーパ状に形 成してあり、出力軸10を囲繞するようにクラッチディスク11側へ伸びている 。尚、ダスト受け部7の内周面9の先端を僅かに面取り12することにより、ダ スト受け部7の先端の強度を確保してある。
【0010】 13はダストホールである。このダストホール13は、補強部材4の内周端取 付部6のボルト穴14よりも外周側部位に複数穿設してあり、補強部材4の内周 端取付部6のクラッチディスク側側面15から弾性板2の内周端取付部3の背部 側側面16(クラッチディスク側側面15の反対側の側面)に貫通させてある。 尚、このダストホール13は、ダスト受け部7の内周面9の傾斜方向と略同様の 角度となるように穿設してある。
【0011】 一方、弾性板2の外周側側面には、略円環状の質量体17をボルト18により 固定してある。そして、質量体17は、その内周端部19の取付穴20を補強部 材4のダスト受け部7に軸方向移動可能に係合すると共に、その内周端部19を 補強部材4のフランジ部8と弾性板2との間に所定の隙間が生じるように係合し てある。
【0012】 21は弾性板2の外周端部を補強する補強部材であり、22は弾性板2と質量 体17とをセンタリングするダウエルピンである。又、23は弾性板2の外周端 に溶接したリングギヤである。このリングギヤ23は、図外のスタータモータの ピニオンギヤに噛合され、エンジンの始動時にスタータモータの回転をクランク シャフト1に伝達する。尚、弾性板2の質量体17との接触部端及び補強部材4 の弾性板2との接触部端にはそれぞれ滑らかな曲面部24,25,26を形成し てある。
【0013】 以上の実施例構造によれば、動力伝達時、出力軸10が高速回転すると共に、 雰囲気温度が上昇し、クラッチディスク11のスプライン穴11aと出力軸10 との係合部に塗布されたグリースの粘度が低下すると、クラッチディスク11の スプライン穴11aと出力軸10との係合部から流出したグリースや、出力軸1 0に付着したグリースが遠心力で半径方向外方へ飛散する。又、出力軸10の外 表面に付着したフェーシング11bの摩耗粉や流動する空気中の摩耗粉も遠心力 で半径方向外方へ飛散する。これら半径方向外方へ飛散したグリースの飛沫及び フェーシング摩耗粉は、ダスト受け部7で捕捉され、ダストホール13からフラ イホイールAの背部側の空間Bへ排出される。従って、フライホイールAの質量 体17とフェーシング11bとの摩擦係合面Cにグリースの飛沫やフェーシング 摩耗粉が付着することがなく、その摩擦係合面Cの摩擦係数が低下することがな い。その結果、本実施例のフライホイールAは、クラッチの滑りや、クラッチの トルク容量不足という不具合が生じることがなく、より一層確実なトルク伝達を 可能にする。
【0014】 図2は本考案の他の実施例を示すフライホイールAの断面図である。このフラ イホイールAは、略円板状を呈し、同一の材料で全体を形成してある。そして、 このフライホイールAは、内周端取付部30をクランクシャフト1の端部にボル ト31で固定するようになっており、内周端取付部30の外周側にダスト受け部 32を形成してある。このダスト受け部32は、前記実施例と同様に、出力軸1 0を囲繞するようにクラッチディスク11側へ伸びており、その内周面9を先端 に向けて縮径するテーパ状に形成してある。そして、このダスト受け部32の内 周側の内周端取付部30には、クラッチディスク側の側面15からその背部側の 側面16(クラッチディスク側側面15の反対側の側面)に貫通するダストホー ル33を複数形成してある。Cは摩擦係合面であり、34はフライホイールAの 外周端段部35に溶接したリングギヤである。尚、ダスト受け部32の先端には フラット部分36を僅かに残し、ダスト受け部32の先端の強度を確保してある 。本実施例によっても前記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案のフライホイールは、その内周端取付部 の外周側に出力軸を囲繞してクラッチディスク側へ伸びるダスト受け部を形成す ると共に、このダスト受け部の内周側の内周端取付部にクラッチディスク側の側 面からその反対側の側面に貫通するダストホールを形成してあるため、動力伝達 時、遠心力で出力軸から半径方向外方へ飛散するグリースの飛沫やフェーシング 摩耗粉をダスト受け部で捕捉し、それらをダストホールから外部(フライホイー ルの背部側の空間)へ排出することができ、フライホイールの摩擦係合面にグリ ースの飛沫やフェーシング摩耗粉が付着するのを防止できる。従って、本考案の フライホイールは、クラッチの滑りやクラッチのトルク容量不足という不具合を 招来することがなく、より一層確実な動力伝達を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すフライホイールの断面
図。
【図2】本考案の他の実施例を示すフライホイールの断
面図。
【図3】従来のフライホイールの断面図。
【符号の説明】
1…クランクシャフト、3,6,30…内周端取付部、
7,32…ダスト受け部、10…出力軸、11…クラッ
チディスク、11b…フェーシング、13,33…ダス
トホール、15,16…側面、A…フライホイール、C
…摩擦係合面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトの端部に内周端取付部
    が取り付けられ、外周側の摩擦係合面がクラッチディス
    クのフェーシングと摩擦係合し、クラッチディスクを介
    して出力軸に動力を伝達するフライホイールにおいて、
    前記内周端取付部の外周側に出力軸を囲繞してクラッチ
    ディスク側へ伸びるダスト受け部を形成すると共に、こ
    のダスト受け部の内周側の内周端取付部にクラッチディ
    スク側の側面からその反対側の側面に貫通するダストホ
    ールを形成したことを特徴とするフライホイール。
JP10765791U 1991-12-27 1991-12-27 フライホイール Pending JPH0554849U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10765791U JPH0554849U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 フライホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10765791U JPH0554849U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 フライホイール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0554849U true JPH0554849U (ja) 1993-07-23

Family

ID=14464730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10765791U Pending JPH0554849U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 フライホイール

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JP (1) JPH0554849U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023143430A (ja) * 2022-03-25 2023-10-06 株式会社アイシン ダンパ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023143430A (ja) * 2022-03-25 2023-10-06 株式会社アイシン ダンパ

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